JP3043594U - 消臭具 - Google Patents

消臭具

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JP3043594U
JP3043594U JP1997000624U JP62497U JP3043594U JP 3043594 U JP3043594 U JP 3043594U JP 1997000624 U JP1997000624 U JP 1997000624U JP 62497 U JP62497 U JP 62497U JP 3043594 U JP3043594 U JP 3043594U
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JP1997000624U
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Inventor
谷 京 子 入
Original Assignee
株式会社ベルビック
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用ドリンクホルダーを利用して車内の
消臭をする。 【解決手段】 自動車用ドリンクホルダー20にサイズ
を合わせた円筒形の容器2内に消臭剤を収容し、自動車
の冷暖房空気吹き出し口30に面した円筒面下部に空気
取入口を、上面に空気流出口9を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車の冷暖房空気吹き出し口に取り付けたドリンクホルダー上に 置いて車内の空気を消臭するドリンクホルダーに入れて用いる消臭具に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車室内を快適な環境にするため、車載用冷暖房装置が普及している。そし て、更に、ドライブ中に、冷たい缶コーヒー等の清涼飲料を、また、冬季には暖 かい缶コーヒー等の清涼飲料をすぐ飲めるように、冷暖房装置の空気吹き出し口 にドリンクホルダーを取り付け、その中に缶コーヒー等を置いて冷やしたり、暖 めたりすることが多くなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、車内のドライブ環境は良くなってはいるが、冷暖房の為に、また 、汚れた外気の侵入を防ぐ為に、窓を閉め切ることが多く、車室内に臭気がこも りやすくなっている。また、冷暖房装置からも埃臭等の臭いが出がちである。 本考案は、自動車用ドリンクホルダー上に置くだけで車室内の空気を消臭をする 消臭具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の消臭具は、容器に設けた空気の取入口と、 空気の流出口と、前記取入口と流出口との間に設けた消臭用部材とで構成したこ とを特徴とする。 又、前記空気の取入口は前記容器の側面に設けられていることを特徴とする。
【0005】 又、前記空気の流出口は前記容器の端面に設けられていることを特徴とする。 又、前記端面は消臭用部材で覆われていることを特徴とする。
【0006】 又、前記空気の取入口は前記容器の一方の端面側の側面に設けられ、前記流出 口は前記容器の他方のの端面に設けたことを特徴とする。 又、前記空気の取入口は前記容器の一方の端面側の側面に設けられ、前記流出 口は前記容器の他方の端面側の側面に設けられていることを特徴とする。
【0007】 又、前記消臭用部材を前記容器内に係止させるための係止部材が設けられてい ることを特徴とする。 又、前記消臭用部材は、多孔質部材であるか、又は、スポンジ状に形成したも のであることを特徴とする。 又、前記消臭用部材は、多孔質部材であるか、又は、スポンジ状に形成した部 材に消臭剤を担持せしめたものであることを特徴とする。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して、本考案の実施の形態を詳細に説明する。 図1は、本考案の一実施の形態になるドリンクホルダーに入れて用いる消臭具を 自動車のドリンクホルダーに置いた状態を示す一部分切欠断面図である。 図1において、運転席パネル40に開口した冷暖房装置(図示省略)の空気吹 き出し口30に、ドリンクホルダー20をクリップ21を使って取り付けておく 。ドリンクホルダー20には、缶コーヒー等を置く凹所22が設けてあり、この 凹所22の空気吹き出し口30側壁面は格子状の空気通路となっていて、冷暖房 装置からの風が缶コーヒー等に当たって冷やしたり、暖めたりするようになって いる。
【0009】 本考案のドリンクホルダーに入れて用いる消臭具1は、ドリンクホルダー20 の凹所22内に、紙製の円筒形容器2の円筒側面一側下部に形成した空気取入口 7(図2参照)を空気吹き出し口30側に向けて置いて使用する。冷暖房装置の 空気吹き出し口30から吹き出す冷暖房空気は、円筒形容器2の空気取入口7を 通過して消臭剤4の隙間を通って、孔8,8のある空気流出口9から車室内に拡 散されるから、車室内の空気は消臭される。
【0010】 消臭具1の内部の詳細を、図2(a),(b)に示す。 円筒形容器2の円筒側面一側下部に形成した空気取入口7には、平行した複数の スリット6が形成され、このスリット6を通して冷暖房空気が円筒形容器2内に 入るようになっている。この空気取入口7は、円筒形容器の平面から見た円筒断 面の内、図2(b)に示すようにθ=90°〜170°の角度範囲にわたって形 成してある。この角度範囲にすると、脱臭具1をドリンクホルダー20に載せる とき、空気取入口7の向きが空気吹き出し口30から多少ずれても支障なく空気 が消臭具1内に取り込まれる。角度範囲を更に大きくすると、取り込まれた空気 が反対側の空気取入口から通過して、消臭剤を通過する空気の割合が減って、消 臭効率が悪くなる。
【0011】 円筒形容器2内の上記空気取入口7より上側には、上記空気流出口9と空気取 入口7との間に形成した隔壁3が設けられ、この隔壁3上には消臭剤4が納めら れている。更にその上の空気流出口9と消臭剤4との間には、上部隔壁5を設け てある。 消臭剤4は粒状であって、隔壁3と上部隔壁5とは、それぞれ消臭剤4の粒よ りも細かい網目にしてあり、隔壁3と上部隔壁5とで消臭剤4が挟み込まれてい る。上記隔壁3の下側には空気受入室10が形成されている。
【0012】 ここに用いた消臭剤4は、金属フタロシアニン化合物、金属塩、植物抽出成分 からなる群から選択した物質を、シリカゲル、パルプ粒子、吸水ポリマー、イオ ン交換樹脂、ゼオライトからなる群から選択した物質と混合し、成形した粒状の 消臭剤であって、使用中消臭剤の成分が蒸発、拡散することがなく、また、使用 後に焼却しても有害ガス等を発生せず、一切大気を汚染しないものである。 しかし、消臭作用を有するものであればどのようなものでもよい。
【0013】 空気取入口7を経て侵入する冷暖房の空気は、空気受入室10に導かれ、隔壁 3を通して消臭剤4側に吹き上げられ、消臭剤4によって冷暖房の空気は消臭さ れながら上部隔壁5、空気流出口9を通過して車室内へ拡散される。拡散される 空気は、臭いがなく、消臭剤の成分の蒸発、拡散もないから、車室内の空気は清 浄感のあるさわやかなものになる。
【0014】 本考案は、上述の実施の形態の他、種々変形が可能であり、例えば、次のよう な実施の形態がある。 (1)上部隔壁5を無くし、空気流出口9の網目を消臭剤の粒よりも細かくし て、隔壁3と空気流出口9との間に消臭剤4を納める。 (2)通気性のある、消臭剤の粒よりも目の細かい袋等の容器に消臭剤4を詰 め、隔壁3と空気流出口9の間に挟み込む。この場合、隔壁3と空気流出口9の 網目は粗いものがよい。 (3)円筒形容器の材質としては、紙質の他、合成樹脂等、他の材料を用いる こともできる。
【0015】 図3は図1の消臭剤4を液化し、液化した消臭剤をスポンジ等の通気性部材4 A(以下、スポンジという)に担持させ、円板状のスポンジ4Aを空気が通過す ることで、スポンジ4Aに含まれる消臭剤が空気を消臭するようにした本考案の 第2の実施の形態を示す図である。
【0016】 図4は本考案の他の実施の形態である。 図1〜図3に示したものと同様に円筒形容器31の一方の端面32側の近傍の 下部側面33に空気取入口34が設けられ、空気流出口35は容器31の他方の 端面36に設けられている。 この例では、端面36はスポンジ状の部材40で覆われており、この部材に、 消臭剤を担持させている。
【0017】 更に、消臭効果を増すため、スポンジ状の消臭用部材41を図4(C)のよう に巻回しこの消臭用部材41を容器31の空気流出口35近傍に配設する。 なお、消臭用部材41を空気流出口35近傍に保持させるための係止部材42 を容器31内に設けて、消臭用部材41を固定している。従って、この例の場合 も、空気取入口34へ取り込まれた空気は消臭用部材40,41を介して空気流 出口35へ導かれるから前記したものと同様に消臭される。 なお、空気流出口は容器31の側面に形成してもよいことは勿論である。
【0018】 なお、スポンジの形状としては、空気に接する面積が出来るだけ大であるもの が望ましい。従って、スポンジ状の他多孔質部材でもよい。 なお、空気取入口12は、円筒形容器11の円筒側面一側下部に開口した孔に なっている。この空気取入口12は、空気抵抗が少なく、形状が簡単なので安価 になる。勿論、大きな孔でなく、小孔を多数形成してもよい。
【0019】
【考案の効果】
本考案のドリンクホルダーに入れて用いる消臭具は、自動車の冷暖房空気吹き 出し口に取り付けられたドリンクホルダーの凹所に、その空気取入口を冷暖房空 気吹き出し口に向けて載せるだけで、空気受入室に冷暖房装置から吹き出す空気 が入り込み、消臭剤により消臭された空気が空気流出口から車室内に放出される から、車室内の臭い、冷暖房装置が生ずる臭いが消臭され、快適な車内環境を生 み出す。
【0020】 又、本考案の消臭剤は、使い終った消臭具を一般のごみと共に焼却処理しても 、有害なガスの発生はないから環境を汚染することがなく、衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態になるドリンクホルダー
に入れて用いる消臭具を自動車のドリンクホルダーに置
いた状態を示す一部分解斜視図である。
【図2】(a)は図1のドリンクホルダーに入れて用い
る消臭具の部分断面側面図、(b)はA−A断面図であ
る。
【図3】本考案の他の実施の形態を示す部分断面側面図
である。
【図4】ドリンクホルダーに入れて用いる消臭具の他の
実施の形態を示し、(a),(c)は斜視図、(b)は
断面図である。
【符号の説明】
1 ドリンクホルダーに入れて用いる消臭具 2,11 円筒形容器 3 隔壁 4 消臭剤 4A,4B スポンジ 7,12 空気取入口 9 空気流出口 10 空気受入室 20 ドリンクホルダー

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器に設けた空気の取入口と、空気の流
    出口と、前記取入口と流出口との間に設けた消臭用部材
    とで構成したことを特徴とする消臭具。
  2. 【請求項2】 前記空気の取入口は前記容器の側面に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の消臭具。
  3. 【請求項3】 前記空気の流出口は前記容器の端面に設
    けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の消
    臭具。
  4. 【請求項4】 前記端面は消臭用部材で覆われているこ
    とを特徴とする請求項1,2又は3記載の消臭具。
  5. 【請求項5】 前記空気の取入口は前記容器の一方の端
    面側の側面に設けられ、前記流出口は前記容器の他方の
    端面に設けたことを特徴とする請求項1又は4記載の消
    臭具。
  6. 【請求項6】 前記空気の取入口は前記容器の一方の端
    面側の側面に設けられ、前記流出口は前記容器の他方の
    端面側の側面に設けられていることを特徴とする請求項
    1又は4記載の消臭具。
  7. 【請求項7】 前記消臭用部材を前記容器内に係止させ
    るための係止部材が設けられていることを特徴とする請
    求項1,2,3,4,5又は6記載の消臭具。
  8. 【請求項8】 前記消臭用部材はスポンジ状に形成した
    ことを特徴とする1,2,3,4,5,6又は7記載の
    消臭具。
  9. 【請求項9】 前記消臭用部材は多孔質部材であること
    を特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7記載
    の消臭具。
  10. 【請求項10】前記消臭用部材はスポンジ状に形成した
    部材に消臭剤を担持せしめたものであることを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,5,6,7又は8記載の消臭
    具。
  11. 【請求項11】前記消臭用部材は多孔質部材に消臭剤を
    担持せしめたものであることを特徴とする請求項1,
    2,3,4,5,6,7又は8記載の消臭具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019118889A (ja) * 2018-01-09 2019-07-22 アルパイン株式会社 噴霧器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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