JPH0520745U - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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JPH0520745U
JPH0520745U JP077571U JP7757191U JPH0520745U JP H0520745 U JPH0520745 U JP H0520745U JP 077571 U JP077571 U JP 077571U JP 7757191 U JP7757191 U JP 7757191U JP H0520745 U JPH0520745 U JP H0520745U
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JP
Japan
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casing
opening
container
mounting frame
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP077571U
Other languages
English (en)
Inventor
茂樹 岸
Original Assignee
フジツクス株式会社
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 既設の空調機・送風機等の吹出口に容易に装
着でき、しかもシンプルな構造でメンテナンスが容易に
行える、空気清浄器を提供すること。 【構成】 中空円筒状の多孔質セラミックからなる容器
2を、中空円筒状で側壁に開口部3を設けた透明プラス
チック製のケーシング4で被包し、さらに同ケーシング
4を断面C字状の取付フレーム5で回動自在に掴持した
構造となっており、取付フレーム5に突設された取付ス
プリング6で吹出口のブレード7を挟持させ、取付けて
ある。容器2内部の清浄液9は、容器2の壁面を浸透
し、その表面から揮発する。そして、ケーシング4の開
口部3及び取付フレーム5の開口部11を通って室内へ
出て行く。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、室内・車内に配された空調機や送風機の吹出口、又は扇風機等に装 着して使用する空気清浄器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、室内或いは車内の脱臭・芳香剤として、脱臭液等を容器内に充填し 、それを徐々に気化させる方法が知られており、広く普及している。 しかしながら、それらの脱臭・芳香剤は、室内・車内の所望位置に配置して使 用するものであって、その配置した場所の周囲だけにしか作用が及ばないため、 車内やトイレ等の狭い空間でなければ効果が薄かった。その上、従来の方法では 容器が使い捨てとなるため、どうしても割高になっていた。
【0003】 又、空調機は室内の空気を吸入し、それを冷気或いは暖気として吹出すよう構 成されているものがほとんどであり、室内の空気を循環させる構成であるため、 空調機のフィルターに付着した埃り等による臭いが自然発生的に発生し、空調機 特有の臭気を出していた。
【0004】 又、空気中のマイナスイオンの欠乏が人体へ悪影響を及ぼすことが知られてい るが、室内においては空調機等の送風時の摩擦或いはコンピュータ・テレビ等の 種々の電気・電子機器により、プラスイオンが多量に発生した状態となっていた 。そのため、精神的・肉体的な面で健康障害を引き起こす原因となっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、かかる従来の問題点を解消するため、既設の空調機・送風機 等の吹出口に容易に装着でき、しかもシンプルな構造でメンテナンスが容易に行 える、空気清浄器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の要旨は、 1) 浸透性を有する素材からなる容器内部に脱臭液・芳香液・マイナスイオン 発生液・オゾン発生液等の清浄液を充填し、同容器を所定形状の開口部を有する ケーシングで被包し、さらに同ケーシングを取付フレームで支持し、同取付フレ ームには空調機・送風機等の吹出口へ着脱自在な取付部を設けたことを特徴とす る空気清浄器 2) 取付フレームが、ケーシングの開口部と連通する開口部を有するとともに 、同ケーシングを回動自在に掴持することを特徴とする請求項1記載の空気清浄 器 にある。
【0007】
【作用】
本考案の空気清浄器は、浸透性を有する素材からなる容器内部に脱臭液・芳香 液・マイナスイオン発生液・オゾン発生液等の清浄液を充填し、同容器を所定形 状の開口部を有するケーシングで被包し、さらに同ケーシングを取付フレームで 支持し、同取付フレームには空調機・送風機等の吹出口へ着脱自在な取付部を設 けたものであって、容器内部に充填された脱臭液又は芳香液は、容器壁面に浸透 してその外表面より揮発する。
【0008】 従って、本考案の空気清浄器をその取付フレームの取付部でもって空調機或い は送風機の吹出口等に取付けておけば、その吹出される風によって揮発が促進さ れ、さらに揮発した脱臭・芳香の有効成分或いはマイナスイオンが送風にのって 室内に行き亘り、効果を発揮する。
【0009】
【実施例】
実施例について、以下の図面に基づき説明する。図1は第1実施例を示す平面 図、図2は図1のA−A断面図、図3は揮発面積の調節例を示す説明図、図4は 第2実施例を示す平面図、図5は図4のA−A断面図、図6は取付例を示す説明 図である。
【0010】 第1実施例(図1〜図3参照) 本実施例の空気清浄器1は、中空円筒状の多孔質セラミックからなる容器2を 、中空円筒状で側壁に開口部3を設けた透明プラスチック製のケーシング4で被 包し、さらに同ケーシング4を断面C字状の取付フレーム5で回動自在に掴持し た構造となっており、取付フレーム5に突設された取付スプリング6で吹出口の ブレード7を挟持させ、取付けてある。 容器2内部の清浄液9は、容器2の壁面を浸透し、その表面から揮発する。そ して、ケーシング4の開口部3及び取付フレーム5の開口部11を通って室内へ 出て行く。
【0011】 容器2は、多孔質セラミック製で一端を開口してあり、該開口部は嵌合する蓋 8でもって密閉可能である。従って、同容器2内への清浄液9等の注入・充填も 容易であり、壁面への液の浸透並びに外表面からの揮発の点でも優れたものとな っている。
【0012】 ケーシング4は、容器2の状態を容易に確認できるよう透明プラスチック製で あり、その側壁の開口部3だけを通じて清浄液9等が揮発していくよう構成され ている。 又、容器2からの液の漏出を防止するため、ケーシング4は容器2に密接する 程度の内径を有するよう構成してある。さらに、内包する容器2の交換或いは洗 浄等の際の利便性を考え、一方の端部は開口して蓋10を螺着してある。
【0013】 取付フレーム5は断面C字状のプラスチック筒で、その内部に前記ケーシング 4を回動自在に掴持している。従って、ケーシング4を回動させることにより、 ケーシング4の開口部3と取付フレーム5の開口部11を完全に連通させた状態 (図3(a))から、ケーシング4の開口部3が取付フレーム5により完全に遮 閉された状態(図3(b))まで、揮発口となる開口面積を調節できる。即ち、 ケーシング4を回動させるだけで容器2の表面の揮発量を調節することができる 。
【0014】 又、取付フレーム5には、スプリング力でもって空調機の吹出口のブレード7 を把持する取付スプリング6が回動自在に設けられている。従って、空調機吹出 口のフレームやブレード等の配置・形状を問わず、容易に取付け・取外しができ る。
【0015】 第2実施例(図4,図5参照) 本実施例では、ケーシング4の開口部3の上方にシャッター12を配し、開口 部3の端部に突設されたシャッターガイド13でもって同シャッター12をスラ イド自在に保持している。従って、同シャッター12をスライド操作することに より、ケーシング4の開口面積、即ち清浄液9の揮発量を自在に調節できる。
【0016】 本考案の空気清浄器1は、空調機や送風機等の吹出口14に、図6に示す如く 所望の位置に取付けて使用するものであって、室内・車内を問わず使用できる。 又、吹出口に限らず扇風機や冷風機等への取付けも、もちろん容易に行える。
【0017】 本考案は、上記した実施例に限定されるものではない。例えば、ケーシング及 び取付フレームを円筒状ではなく、多角形筒状にしておくこともできる。その場 合、揮発面積の調節が段階的に行えることになり便利である。 又、取付部の構造もブレード等を挟持する構成でなくともブレードやフレーム の隙間に挿入する構成でもよいし、磁石を用いてもよい。さらに、各構成要素の 材質も上記実施例に限らず適当に選べる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように構成されているので、シンプルな構造でメンテナ ンスも容易であり、既設の空調機・送風機の吹出口等への取付け・取外しも容易 である。又、脱臭液・芳香液・マイナスイオン発生液・オゾン発生液等の清浄液 の充足や交換も簡単に行えるので便利であり、経済的でもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】揮発面積の調節例を示す説明図である。
【図4】第2実施例を示す平面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】取付例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 空気清浄器 2 容器 3 開口部 4 ケーシング 5 取付フレーム 6 取付スプリング 7 吹出口のブレード 8 蓋 9 清浄液 10 蓋 11 開口部 12 シャッター 13 シャッターガイド 14 吹出口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浸透性を有する素材からなる容器内部に
    脱臭液・芳香液・マイナスイオン発生液・オゾン発生液
    等の清浄液を充填し、同容器を所定形状の開口部を有す
    るケーシングで被包し、さらに同ケーシングを取付フレ
    ームで支持し、同取付フレームには空調機・送風機等の
    吹出口へ着脱自在な取付部を設けたことを特徴とする空
    気清浄器。
  2. 【請求項2】 取付フレームが、ケーシングの開口部と
    連通する開口部を有するとともに、同ケーシングを回動
    自在に掴持することを特徴とする請求項1記載の空気清
    浄器。
JP077571U 1991-08-30 1991-08-30 空気清浄器 Pending JPH0520745U (ja)

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