JP2520820Y2 - 脱臭器 - Google Patents

脱臭器

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JP2520820Y2
JP2520820Y2 JP1991042501U JP4250191U JP2520820Y2 JP 2520820 Y2 JP2520820 Y2 JP 2520820Y2 JP 1991042501 U JP1991042501 U JP 1991042501U JP 4250191 U JP4250191 U JP 4250191U JP 2520820 Y2 JP2520820 Y2 JP 2520820Y2
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親郎 黒田
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  • Treating Waste Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トイレなどの室内にお
いて、空気中の異臭を除去する脱臭器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来からトイレなどの室内において、異
臭を除くためには、各種の芳香剤が使用されている。
【0003】しかしながらこれらの芳香剤は、それが発
する芳香によって異臭を隠蔽するものであり、その芳香
は異臭に打勝つだけの強烈なものであって、必ずしも万
人に好まれるものとは言えない。
【0004】またこのような芳香により異臭を隠蔽する
ものに代って、異臭を活性炭などの脱臭剤に吸着し、除
去することも試られている。
【0005】例えば筒状の本体内に通気性を有する容器
に入れた脱臭剤を収容し、ファンなどで空気をその脱臭
剤に通し、脱臭する脱臭器が知られている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらこの種の
脱臭器は、一般に卓上などに置いて使用する小型のもの
である。
【0007】従ってトイレなどの異臭の強い場所におい
ては効果が不十分であり、特に病院などの公共機関にお
けるトイレなどは室内の容積が大きく、このような小型
のものでは到底間に合わない。
【0008】脱臭器を大型にすることにより効果を高め
ることが考えられるが、小型のものを単純に大型にして
も、十分な効果が得られない。
【0009】すなわち、脱臭器を大型にすると、それに
応じて大量の脱臭剤を収容することになるが、そうする
と脱臭剤の厚みが大きくなって、その中を空気が通ると
きの通気抵抗が大きくなる。その反面脱臭剤の周囲と本
体との間に大きな間隙が生じ、そこを空気が通り易くな
る。
【0010】そのため空気は通気抵抗の大きい脱臭剤の
中央部を回避して、抵抗の小さい間隙部を通ることにな
り、空気が脱臭剤に触れる機会が少く、十分な脱臭効果
が期待できないのである。
【0011】また強いて間隙を無くし、空気が脱臭剤の
内部を通るようにすることもできるが、脱臭剤の通気抵
抗が大きく、そこに空気を通すためには強力なファンが
必要となる。
【0012】本考案はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、広い室内においても強力に且つ効果的に空気を
脱臭することのできる、大型の脱臭器を提供することを
目的とするものである。
【0013】
【課題を解決する手段】而して本考案は、筒状の本体内
に着脱自在に収容されたケースに複数のハニカム棚を設
け、該ハニカム棚上にそれぞれ通気性を有する容器に脱
臭剤を収容した脱臭体を載置し、前記本体上にモーター
により駆動されるファンを取付け、該ファンの上部を通
気性の蓋で覆ったことを特徴とするものである。
【0014】図1は本考案の脱臭器を示すものである。
1は筒状の本体であって、上部は開放されている。本体
1の下部には脚2が形成され、本体1と床との間に充分
に大きい通気路3が形成されている。また本体1の下部
内面にはストッパー4が突設されている。
【0015】5は本体1内に収容されたケースであっ
て、本体1に対して着脱自在に収容され、ストッパー4
に支持されている。
【0016】そしてそのケース5には、4段のハニカム
棚6が設けられている。ハニカム棚6は後述する脱臭体
を載置することができる棚としての機能を有し、且つ当
該ハニカム棚6を通してほとんど抵抗なく空気が流通し
得るものが使用される。そしてそのハニカム棚6は、2
段以上の段数が必要であるが、3段乃至6段程度が適当
である。図面には4段のものが示されている。
【0017】而して各ハニカム棚6上に脱臭体7が載置
されている。該脱臭体7は通気性を有する袋8などの容
器に脱臭剤9を収容したものであって、この脱臭体7が
本体1内に幅及び奥行がほぼ一杯になり、且つ各脱臭体
7とその上の段のハニカム棚6との間に間隔が形成され
るように載置されている。
【0018】脱臭剤9を収容する容器は、図1に示され
るような袋8に限らず、上下両面をメッシュで覆った板
状のケースとし、これに脱臭剤9を収容して脱臭体7と
することもできる。
【0019】脱臭剤9としては、活性炭、シリカゲルな
どを使用することができる。複数のハニカム棚6に載置
する脱臭体7として、同じ脱臭剤9を収容したものを使
用してもよいが、用途や設置場所に応じて、異る脱臭剤
9を収容したものを組合わせて使用することもできる。
【0020】本体1の上部には送風部材10が取付けら
れている。該送風部材10は筒状の支持部材11にファ
ン12を取付けたモーター13が支持されており、モー
ター13でファン12を回転駆動して、本体1内の空気
を上方に吸上げるようになっている。
【0021】そして送風部材10の上部は蓋14で閉塞
されている。蓋14は透孔15が穿設され、該透孔15
は金網16で閉塞され、その透孔15を通して前記ファ
ン12で吸上げた空気を上方に吹出すようになってい
る。
【0022】
【作用】本考案においてモーター13でファン12を回
転させると、通気路3から吸込まれた空気は本体1内を
上昇して、脱臭体7内を通って脱臭剤9で脱臭され、蓋
14の透孔15から上方に放出する。
【0023】一般に異臭の原因となる化学物質は空気よ
り重く、床近くに漂っているので、下部から吸入して脱
臭した空気を上部に放出することにより、効果的に脱臭
することができる。
【0024】また本考案においては複数段のハニカム棚
6が設けられ、各ハニカム棚6に脱臭体7が載置されて
いるので、個々の脱臭体7は厚みが薄く、通気抵抗が小
さくなり、脱臭体7の外周部を通って逃げる空気の比率
が小さい。
【0025】しかも一部の空気が外周部を通って逃げて
も、次の脱臭体7に至るまでに間隔が設けられているの
で、ここで脱臭された空気と混合され、次の脱臭体7に
おいては大部分の空気は脱臭体7内を通り、脱臭され
る。
【0026】
【考案の効果】従って本考案によれば、脱臭体7の通気
抵抗が小さいのでモーター13を必要以上に大きいもの
とする必要がない。
【0027】また個々の脱臭体7の通気抵抗が小さいの
でその外周部を通って逃げる空気が少いと共に、特定の
脱臭体7において外周部を通って逃げた空気も、他の脱
臭体7においてはその内部を通って脱臭されるので、本
考案の脱臭器内を通った空気は有効に脱臭され、清浄な
空気として上方に放出される。
【0028】従って従来の技術ではなし得なかったよう
な大型の脱臭器とすることができ、病院などの公共施設
におけるトイレなどの脱臭器として、極めて広範な用途
に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の脱臭器の中央縦断面図
【符号の説明】 1 本体 5 ケース 6 ハニカム棚 7 脱臭体 8 袋(容器) 9 脱臭剤 12 ファン 13 モーター 14 蓋

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の本体(1)内に着脱自在に収容さ
    れたケース(5)に複数のハニカム棚(6)を設け、該
    ハニカム棚(6)上にそれぞれ通気性を有する容器
    (8)に脱臭剤(9)を収容した脱臭体(7)を載置
    し、前記本体(1)上にモーター(13)により駆動さ
    れるファン(12)を取付け、該ファン(12)の上部
    を通気性の蓋(14)で覆ったことを特徴とする、脱臭
JP1991042501U 1991-05-09 1991-05-09 脱臭器 Expired - Fee Related JP2520820Y2 (ja)

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JPH04126723U JPH04126723U (ja) 1992-11-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63137733A (ja) * 1986-11-28 1988-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス分解脱臭装置

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JPH04126723U (ja) 1992-11-18

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