JPS63137733A - ガス分解脱臭装置 - Google Patents

ガス分解脱臭装置

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Publication number
JPS63137733A
JPS63137733A JP61284716A JP28471686A JPS63137733A JP S63137733 A JPS63137733 A JP S63137733A JP 61284716 A JP61284716 A JP 61284716A JP 28471686 A JP28471686 A JP 28471686A JP S63137733 A JPS63137733 A JP S63137733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
component
cracking
decomposition
adsorbing
Prior art date
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Pending
Application number
JP61284716A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Kondo
繁雄 近藤
Koji Yamamura
康治 山村
Koichi Tachibana
立花 弘一
Yukinobu Hoshida
幸信 星田
Kojiro Takeyama
幸次郎 武山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP61284716A priority Critical patent/JPS63137733A/ja
Publication of JPS63137733A publication Critical patent/JPS63137733A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、有害ガスまたは悪臭ガスを除去するガス浄化
装置に関するものである。
従来の技術 従来、ガス浄化器または浄化装置として、次のようなも
のが知られている。(1)有害ガスまたは悪臭ガスを活
性炭、ゼオライト、アルミナ等の吸着材に吸着させ除去
する方法、(2)白金、パラジウム。
ペロプスカイト型酸化物等のガス分解触媒を加熱し、そ
の表面に有害ガスまたは悪臭ガスを接触させることによ
り、ガスを分解させる方法、(3)白金−酸化チタン、
白金・酸化タングステン、白金−酸化モリブデン等の光
触媒に紫外光を照射することにより光触媒を活性化させ
、活性化した触媒表面に有害ガスまたは悪臭ガスを接触
させることにより、これらガスを分解させる方法。
発明が解決しようとする問題点 しかし、(1)の吸着除去法は、吸着材に有害ガス。
悪臭ガスが飽和吸着すると、その効果は無くなり、吸着
材の交換を必要としていた。(2)の熱分解法では絶へ
ず触媒を数100度に加熱しなければならなく、特に夏
期における室内での使用には問題を有していた。又(3
)の光触媒による分解法は、触媒が劣化しない限り、室
温のもとて使用出来、理想的なものと云える。しかし、
光触媒により分解されるガスの種類が限定され、光触媒
となる種類も少なく、多種類のガスを分解する事が出来
ない。
さらに光触媒の活性化が光の照射部分のみに生ずるもの
であるため、反応面積が少なく、ガス分解量が少ない、
など種々の問題を有していた。
本発明は、吸着材の交換を無くし、分解触媒の加熱時間
を少なくして熱的問題を最少限にすると共に、多種類の
ガスを分解除去しうる装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本発明では有害ガス、悪臭ガスを室温で吸着する吸着部
材と高温で有害悪臭ガスを分解させる分解部材とを使用
するものであり、これら部材を定期的あるいは不定期的
に加熱するものである。
作用 気体中に含まれる有害・悪臭ガスは吸着部材を通過する
事により、室温で吸着・除去される。有害・悪臭ガスを
吸着した吸着部材およびガス分解部材を定期的または非
定期的に加熱する事により、吸着部材からは有害・悪臭
ガスが脱離する。その際、脱離したガスはガス分解部材
により熱分解され、ガスの浄化が行なえる。
実施例 ゛以下、実施例をもとに本発明を説明する。
実施例1 図は本発明によるガス分解脱臭装置の概略基本構成を示
したものである。図中1は吸着部材で、こ\では活性炭
に塩化第一銅を吸着させた一酸化炭素(CO)用吸着材
1509を使用した。2はガス分解部材で、こ\では5
rxLa、、 Co、−7F ay o、なるペロブス
カイト型酸化物を多孔性コージェライトに担持させたも
のを(100F(触媒担持量5y))使用した。3はガ
ス分解部材および吸着部材を加熱するためのヒーター(
熱源)である。4は気体を吸着部材1分解部材2内を通
過させるだめのモーターファンである。Sは定期的に分
解部材2および吸着部材を加熱させるため、ヒーターに
電流を定期的に通電するためのタイマーであり、6はそ
のリセットスイッチで、必要に応じタイマーを作動させ
、ヒーターに通電させうるものである。7は電源スィッ
チであり、8は耐熱性容器である。
本装置の効果を確認するため、ガス分解部材を設置しな
い装置を用意し、比較実験を行なった。
先ず、これらの装置に一酸化炭素(Go):窒素(N2
 )が9:1の混合ガス約10分間導入し、室温(26
℃)で、約21に相当するcoを吸着部材に吸着させた
。しかる後、ヒーター3を約2oo’cに16分間加熱
したところ、ガス分解部材を設置しない装置ではCOが
、そのま\脱離しその量として約1.94のガスが放出
された。一方、ガス分解部材を設置した本発明による装
置では、COはほとんど検出されず、COはC02に熱
酸化される事が装置のB部でのガスをガスクロマトグラ
フを用い分析した結果より判明した。
実施例2 実施例1における吸着部材1として、ヤシから活性炭を
ゼオライトに担持して使用した以外は実施例1と同様の
構成装置を作成した。
本装置および分解部材2を具備しない装置を用い、予め
、吸着部材1に強いホル々リン臭を発するプロピオンア
ルデヒドを吸着させた後、ヒーター3を約350℃に約
10分間加熱したところ、分解部材2を具備しない装置
では、活性炭に吸着したプロピオンアルデヒドがそのま
\脱離し、強い刺激臭が装置Bより放出された。一方ガ
ス分解部材を具備した装置では、刺激臭がほとんどせず
、B部でのガス分析結果、C02濃度とH2020濃ム
部よシ大量に増加しており、吸着したアルデヒドが分解
酸化され、無臭に近い状態となっている事が判明した。
実施例3 実施例2における分解部材2として白金・酸化チタンを
ケイそう土よりなる担持体に担持した以外は、実施例2
と同様に装置を構成した。
本装置の効果を確認するだめ、実施例2同様な試験を行
なった。但し室温で吸着部材1に吸着させるガスとして
アンモニアを使用した。その結果分解部材2を具備しな
い装置では、明らかにアンモニア臭が吸着部材1を加熱
する事により発生したが、本発明の装置では、アンモニ
ア臭はほとんど発生しなく、加熱された分解部材2中を
吸着材1から脱離したアンモニアが通過する事により分
解されたものと判断された。
実施例4 実施例2における分解部材2として、アルミナに実施例
1で使用しだペロブスカイト酸化物を担持させた以外は
、実施例2と同様に装置を構成した。
本装置の効果の確認のだめ、実施例2同様の試験を行な
った。但し、室温で吸着部材1に吸着させるガスとして
、腐敗魚臭全数つジエチルアミンを使用した。結果は分
解部材2を具備しない装置では明らかに、腐敗魚臭が吸
着部材1を加熱することにより発生したが、本発明の装
置では、腐敗魚臭はほとんど発生しなく、吸着部材1か
ら脱着したガスは加熱された分解部材2で分解される事
が判明した。
実施例5 実施例1における吸着部材1として、ゼオライト、活性
炭、塩化第一銅・活性炭、活性アルミナ等の吸着材にフ
ッ素樹脂粉末をバインダーとして等重量混合し粒状の吸
着材を作成し使用した。又ガス分解部材2としては、酸
化チタン、実施例1で使用したペロプスカイト酸化物、
アルミナ、二酸化マンガン、酸化ニッケルの分解材にフ
ッ素樹脂粒末をバインダーとして等重量混合し粒状の分
解材を作成し使用した。その他の構成は実施例1と同様
の装置を作成した。
本装置の効果を確認するため実施例2と同様の実1験を
行なった。但し、室温で吸着部材1に吸着させるガスと
してCO,アンモニア、ジエチルアミン、ホルマリン等
の混合ガスを使用した。混合ガス組成は各々、5,20
,20.15pplnでN2をキャリアーガスとして使
用し、約1時間、実験装置内に導入し、各種ガスを吸着
部材1に吸着させた。次いで、吸着部材1を加熱するこ
とによシ、種々の臭気の発生が認められだが、本発明の
装置では、はとんど臭気を感じる事がなかった。即ち、
有害ガス、悪臭を放つガスは、効果的に分解される事が
判明した。
実施例6 ガス分解部材2をヒーター3に直接担持させた以外は実
施例1と全く同様の構成装置を作成した。
本装置と実施例1の装置では、全く同様の効果を示した
が、吸着部材1の加熱に際し、ガス分解部材2の加熱状
態が、本発明の装置において優れており、即ら初期から
COの分解可能温度に達しており、吸着部材1から脱着
するCOを、最初から、はとんど100%の割合でCO
2に変換する事が判明した。
実施例7 実施例5の吸着部材1と分解部材2を混合し粒状のもの
を作成した。作成した粒子全実施例6同様ヒーター3に
直接担持させガス分解脱臭装置を作成した。結果は実施
例5と全く同様の結果を得る事が出来た。
以上、本実施例において使用した吸着部材1、および分
解部材2は特にこの材料にのみ限定されるものでは無く
他の材料も同様使用できる事は周知の通りである。
発明の効果 本発明は、吸着部材の再生を定期的に行なうと同時に吸
着部材に吸着したガスを再生時に分解除去すると云う、
従来に存在しなかったガス分解脱臭装置を提供するもの
であり、特に装置の加熱を常時性なうものではないため
、夏期においても使用することが出来、商品性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例のガス分解脱臭装置の概略構成を
示したものである。 1・・・・・・吸着部材、2・・・・・・ガス分解部材
、3・・・・・・加熱ヒーター。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガス吸着部材とガス分解部材と、これら吸着部材
    および分解部材を定期的もしくは非定期的に加熱する熱
    源を備えた事を特徴とするガス分解脱臭装置。
  2. (2)ガス吸着部材が少なくとも一種以上の吸着材より
    なる事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のガス分
    解脱臭装置。
  3. (3)ガス分解部材が少なくとも一種以上のガス分解触
    媒よりなる事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    ガス分解脱臭装置。
  4. (4)ガス吸着部材とガス分解部材とが混合一体化され
    ている事を特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項お
    よび第3項のいずれかに記載のガス分解脱臭装置。
JP61284716A 1986-11-28 1986-11-28 ガス分解脱臭装置 Pending JPS63137733A (ja)

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JP61284716A JPS63137733A (ja) 1986-11-28 1986-11-28 ガス分解脱臭装置

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ID=17682055

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JP (1) JPS63137733A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04114720A (ja) * 1990-09-03 1992-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 脱臭装置
JPH04126723U (ja) * 1991-05-09 1992-11-18 親郎 黒田 脱臭器
JP2008238012A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Tokyo Gas Co Ltd タール分解触媒

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH04126723U (ja) * 1991-05-09 1992-11-18 親郎 黒田 脱臭器
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