JP3016566U - 送風機の除臭器 - Google Patents

送風機の除臭器

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JP3016566U
JP3016566U JP1994015409U JP1540994U JP3016566U JP 3016566 U JP3016566 U JP 3016566U JP 1994015409 U JP1994015409 U JP 1994015409U JP 1540994 U JP1540994 U JP 1540994U JP 3016566 U JP3016566 U JP 3016566U
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JP
Japan
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deodorizer
case
fan
deodorant
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JP1994015409U
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English (en)
Inventor
サト 近藤
弘 近藤
Original Assignee
サト 近藤
弘 近藤
田中 邦好
田中 圭子
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 扇風機や空気調和機に除臭機能を付加すると
共に、除臭効果のおよぶ範囲を拡大することを目的とす
る。 【構成】 扇風機1の羽根保護籠3の前面又は空気調和
機12の風道に除臭器4を取付け、この除臭器4のケー
スに連通孔6を設けて送風機の除臭器とする。 【効果】 扇風機1や空気調和機12から送風される空
気は、除臭器の近傍を通過し、又は除臭器のケース内を
通過する。そのために室内へ送られる空気中に除臭剤の
成分が含まれ、室内の広範囲にわたり除臭剤成分が拡散
し、広範囲で除臭効果が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、扇風機や空気調和機などの送風機に取付けて使用する除臭器及び 除臭器が取付けられた送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術・課題】
従来の扇風機は、単に送風機能を持つのみであった。そのため、室内の空気を 攪乱するのみで、清涼感に乏しいものであった。 また、空気調和機においてはイオンなどを利用した空気浄化機能を持たせたも のも開発されているが、既存の装置に空気浄化機能を付加することはできない。 一方、ケース内に消臭剤や芳香剤を収納した除臭器は各種の製品が提供されて いるが、いずれも室内に据え置く形のものであるために、室内全域にその効果を 及ぼすことが難しい。
【0003】
【課題を解決するための手段】
この考案は、除臭器と扇風機や空気調和機などの送風機とを有機的に結合させ ることにより、扇風機や既存の空気調和機に除臭機能を付加すると共に、従来の 除臭器の問題点であった除臭効果のおよぶ範囲を拡大することを可能とし、上記 課題を解決するものである。
【0004】 すなわち、請求項1の考案は、扇風機の羽根保護籠前面に消臭剤又は芳香剤が 収納された除臭器を取付け、前記除臭器のケースには連通孔を設けたものである 。前記消臭器の取付け位置に限定はなく、また除臭剤のケースを羽根保護籠と一 体化しても(請求項2)、着脱自在な別体としてもよい。一体化する場合には、 連通孔を除臭器のケースの背面壁及び前面壁に設けることが好ましいが、側面壁 に設けることもできる(請求項3)。 また、請求項4ないし6の考案のように羽根保護籠と除臭器とは別体として着 脱自在とすることもできる。この場合、請求項4のように除臭器のケースの背面 に羽根保護籠の中央盤の周縁に弾性的に係止する係止凸部を複数円周的に配置さ せても、請求項6のように羽根保護籠のワイヤに取付けるべくワイヤへの固定装 置を設けてもよい。 羽根保護籠前面の中央盤に取付ける場合は、除臭器のケースの周縁部が前記中 央盤の周縁部から外側へ突出する大きさとし、ケースの背面壁周縁部及び前面壁 に連通孔を設けることが好ましい。 請求項7の考案は、空気調和機の風道、例えば整風羽根又はケーシングの風吹 き出し口に消臭剤又は芳香剤が収納された除臭器を取付け、前記除臭器のケース に連通孔を設けて空気調和機としたものである。 整風羽根への取付け構造としては、粘着テープによる接着や係止凸部による係止 が考えられる。 前記除臭器のケースの連通孔にはこれを開閉するシャッターを付設することが 好ましく(請求項8)、前記シャッターはモータで作動するものとして、このモ ータはタイマーに接続することが好ましい(請求項9)。
【0005】
【作用】
この考案において、扇風機又は空気調和機から送り出された空気は除臭器の中 又は近傍を通過して室内へ流れる。したがって、室内へ流れる空気に消臭剤又は 芳香剤の成分が混じるので、室内の空気を消臭・除臭することができる。また、 請求項4ないし7の考案によれば、既存の扇風機又は空気調和器に除臭器を取付 けることができ、更に請求項8、9の考案においてはシャッターを設けたので消 臭剤又は芳香剤の成分が不使用時に昇華してしまうこともない。
【0006】
【実施例1】 図1の実施例は、扇風機1の羽根2を覆う羽根保護籠3の前面中央に、羽根保 護籠3と一体化させて除臭器4を取付けたものである。ここで、前記羽根保護籠 3を構成するワイヤ3aの一端は除臭器4のケース5の周壁に固着されている。 前記ケース5内には除臭剤として消臭剤又は芳香剤20が収納されており、ケ ース5の前側は着脱自在なキャップ5aとして、消臭剤又は芳香剤20を詰替え できるようにしてある。 前記ケース5の背面壁(羽根側壁)及び前面壁には連通孔6が設けてある。そ して、前記背面壁及び前面壁の内側には夫々シャッター7が配設してある。この シャッター7はモータ(図示しない)によって作動するようにしてある。また、 前記モータにはタイマーを接続しておくことが好ましい。 前記シャッター7の構造としては、図3に示すように複数の扇形シート7aを 組合せてケース5の背面又は前面を覆うようにしておき、扇形シート7aをモー タによって回動させて連通孔6を開閉する構造や、図4に示すように連通孔6を ケース5の背面壁及び前面壁の中央部にのみ設け、連通孔6を覆う大きさのシャ ッター7を前後方向に移動させるようにして連通孔を開閉させる構造などが考え られる。
【0007】 この実施例によれば、羽根2で発生された風の一部は連通孔6を経て除臭器4 内を通過し、消臭剤又は芳香剤の成分を含んで室内へ送付される。そして、前記 連通孔6はシャッター7で開閉するので、不使用時にはケース5が密閉され、消 臭剤又は芳香剤の成分はケース5内に止まり、無駄になることがない。 更に、前記シャッター7をタイマーで制御するようにすれば、所望の時間のみ 除臭機能を働かせることができ、一層無駄を省くことができる。 なお、連通孔6はケース5の周壁に設けることもできる。この場合には昇華し た除臭剤の成分が連通孔6からケース外へ流出し、この流出した除臭剤成分が扇 風機の送風に混合して室内へ送られる。また、この構造においては、ケース内に シャッターを設けなくともケース5に側壁の連通孔を覆うキャップ(図示しない )を被せることによっても不使用時における消臭剤や芳香剤の昇華、流出を防止 することができる。
【0008】
【実施例2】 図5、図6は請求項5の考案の実施例であって、羽根保護籠3と除臭器4とを 別体としたものである。 羽根保護籠3の中央部にワイヤ3aの先端を保持する中央盤8が設けられてお り、この中央盤8に除臭器4が着脱自在に取付けてある。
【0009】 前記除臭器4はケース5内に消臭剤又は芳香剤が収納されたものであって、ケ ース5の大きさは、ケース5の周縁部が前記中央盤8の外側へ突出するものとし てある。 ケース5の背面壁は、前記中央盤8の外側へ突出した部分に連通孔6が形成し てある。そして、前記背面壁には中央盤8の周縁部に対応した係止凸部9が複数 円周的に配置してあり、この係止凸部9が中央盤8の周縁部に弾性的に係止して 除臭剤4が扇風機に固定されるようにしてある。前記ケース4及び係止凸部9は 合成樹脂製とし、係止凸部9は弾性変形し得るものとしてある。
【0010】 この実施例において、羽根2で引起こされた風の一部はケース5内を通過する ので、上記第一の実施例と同様に消臭剤又は芳香剤の成分が風に乗って室内に拡 散される。また、除臭剤4は扇風機に着脱自在であるから既存の扇風機に除臭機 能を持たせることができる。
【0011】 上記実施例においては、除臭器4のケース5を中央盤よりもはみでる大きさと したので、扇風機の風をケース5内を通過させることができるが、ケース5の大 きさは中央盤8より大きくなくともよい。ケース5の周壁に連通孔を設ければケ ース5内の消臭剤などが昇華して連通孔6から外へ流出するので、必ずしも風が ケース5内を通過しなくとも消臭剤などを風に混合することができる。
【0012】
【実施例3】 図7ないし図9は請求項6の実施例であって、羽根保護籠3のワイヤ3aに除 臭器4を取付けたものである。 図8の取付け構造は、除臭器4のケース5の背面には複数の押え板10がビス 11によってケース5に取付けてあり、押え板10とケース5の背面壁とでワイ ヤ3aを挟み込み、ビス11を締め付けることにより、除臭器4が羽根保護籠3 に固定してある。 図9の取付け構造は、除臭器4のケース5の背面に羽根保護籠のワイヤ3aに 係止する押え板10が一側を開いて取付けてあり、ワイヤ3aの間隔が広い上部 で押え板10を羽根保護籠3に当てがい、下方へ落とし込むことによりワイヤ間 隔の狭い下部で押え板10がワイヤ3aに係止固定されるようにしてある。 前記除臭器4をワイヤ3aに取付ける固定装置としては、押え板10の他、ケ ース5の背面壁に弾性変形する係止凸部を突設し、この係止凸部をワイヤ3aに 係止させる構造も考えられる。
【0013】
【実施例4】 図10は請求項7の考案の実施例であって、空気調和機12の送風口に配設さ れた整風板13に除臭器4を取付けたものである。 前記除臭器4は、粘着テープ14によって整風板13に固着してあり、ケース 5の前後両壁には連通孔6が設けてある。 なお、除臭器4の整風板への固定構造としては、粘着テープに代えて係止凸部 による係止構造とすることもできる。 また、除臭器4はケーシング内の風道、例えば吹き出し口近傍に取付けること もできる。図10においては、ケーシングの底部に撥ね上げ式の開閉部15を形 成し、消臭器4を下方から開閉部15を撥ね上げつつケーシング内へ挿入し、十 分に挿入して原位置に復帰した開閉部15の上に消臭器4を保持するようにして ある。
【0014】
【考案の効果】
この考案によれば、除臭器を扇風機又は空気調和機などの送風機に取付けるの で、送風機が室内へ送る風に消臭剤又は芳香剤の成分を混合させることができる 。したがって、送風機に除臭機能を持たせることができ、また除臭器の効果を部 屋全体にくまなく及ぼすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案実施例1の側面図である。
【図2】 同じく除臭器の拡大断面図である。
【図3】 同じく除臭器のシャッターの拡大正面図であ
る。
【図4】 同じく除臭器のシャッターの別の例を示す拡
大断面図である。
【図5】 この考案実施例2の側面図である。
【図6】 同じく除臭器の正面図である。
【図7】 この考案実施例3の正面図である。
【図8】 同じく除臭器の取付け構造を示す背面斜視図
である。
【図9】 同じく除臭器の取付け構造の別の例を示す背
面斜視図である。
【図10】 この考案実施例4の断面図である。
【符号の説明】
1 扇風機 3 羽根保護籠 4 除臭器 5 ケース 6 連通孔 7 シャッター 10 押え板 12 空気調和機 13 整風板 20 芳香剤
フロントページの続き (72)考案者 近藤 サト 埼玉県所沢市元町3番19号 (72)考案者 近藤 弘 埼玉県所沢市元町3番19号

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扇風機の羽根保護籠前面に消臭剤又は芳
    香剤が収納された除臭器が取付けられ、前記除臭器のケ
    ースには連通孔が設けられた、扇風機
  2. 【請求項2】 除臭器は羽根保護籠を構成するワイヤに
    固着されて羽根保護籠の前面中央に配設され、前記除臭
    器のケースの背面壁及び前面壁に連通孔が設けられた、
    請求項1記載の扇風機
  3. 【請求項3】 除臭器は羽根保護籠を構成するワイヤに
    固着されて羽根保護籠の前面中央に配設され、前記除臭
    器の側面壁に連通孔が設けられた、請求項1記載の扇風
  4. 【請求項4】 扇風機の羽根保護籠前面の中央盤に取付
    けられ、消臭剤又は芳香剤が収納された除臭器であっ
    て、この除臭器のケースの背面には前記中央盤の周縁に
    弾性的に係止する係止凸部が複数円周的に配置されると
    共に、ケースの側壁面に連通孔が設けられた、扇風機の
    除臭器
  5. 【請求項5】 扇風機の羽根保護籠前面の中央盤に取付
    けられ、消臭剤又は芳香剤が収納された除臭器であっ
    て、この除臭器のケースは周縁部が前記中央盤の周縁部
    から外側へ突出する大きさとされ、前記ケースの背面に
    は前記中央盤の周縁に弾性的に係止する係止凸部が複数
    円周的に配置されると共に、ケースの背面壁周縁部及び
    前面壁に連通孔が設けられた、扇風機の除臭器
  6. 【請求項6】 扇風機の羽根保護籠のワイヤに取付けら
    れ、消臭剤又は芳香剤が収納された除臭器であって、こ
    の除臭器のケースの背面には前記ワイヤへの固定装置が
    設けられ、ケースの背面壁及び前面壁に連通孔が設けら
    れた、扇風機の除臭器
  7. 【請求項7】 空気調和機の風道に消臭剤又は芳香剤が
    収納された除臭器が取付けられ、前記除臭器のケースに
    は連通孔が設けられた、空気調和機
  8. 【請求項8】 除臭器のケースの連通孔にはこれを開閉
    するシャッターが付設された、請求項1ないし7の何れ
    かに記載の除臭器
  9. 【請求項9】 連通孔を開閉するシャッターはこれを作
    動させるモータに接続され、このモータはタイマーに接
    続された、請求項8記載の除臭器
JP1994015409U 1994-11-17 1994-11-17 送風機の除臭器 Expired - Lifetime JP3016566U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0451932U (ja) * 1990-09-11 1992-05-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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