JP2003201499A - 混合溶剤組成物 - Google Patents

混合溶剤組成物

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JP2003201499A
JP2003201499A JP2002276847A JP2002276847A JP2003201499A JP 2003201499 A JP2003201499 A JP 2003201499A JP 2002276847 A JP2002276847 A JP 2002276847A JP 2002276847 A JP2002276847 A JP 2002276847A JP 2003201499 A JP2003201499 A JP 2003201499A
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mixed solvent
weight
composition
methanol
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JP2002276847A
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Tateo Kitamura
健郎 北村
Michino Ikehata
通乃 池畑
Masaaki Tsuzaki
真彰 津崎
Kazuya Oharu
一也 大春
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】メタノールおよびエタノールから選ばれる少な
くとも1種、1H−ペルフルオロヘキサンおよび炭素数
5以上の炭化水素類を、(メタノールおよびエタノール
から選ばれる少なくとも1種)/(1H−ペルフルオロ
ヘキサン)/(炭素数5以上の炭化水素類)=1〜25
/50〜98/1〜25重量%の割合で含む混合溶剤組
成物。 【効果】従来の1,1,2−トリクロロ−1,2,2−
トリフルオロエタンが有する優れた特性を保持しながら
成層圏オゾン層へ影響を与えない代替混合溶剤組成物を
提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線基板、I
C等の電子部品、精密機械部品、ガラス基板等の物品に
付着するフラックス、油類などの汚れまたは水分を除去
するために用いられる混合溶剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】フラックス類、各種油類等の除去または
付着水の除去には、不燃性、低毒性、安定性に優れる
1,1,2−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエ
タン( 以下、R113という。) またはこのR113と
これに可溶な溶剤との混合溶剤組成物が広く使用されて
いる。R113は、金属、プラスチック、エラストマー
などの基材を侵さず、各種の汚れを選択的に溶解するな
どの特徴を有するため、各種精密機械部品や金属、プラ
スチック、エラストマーなどからなる各種電子部品、ま
たこれらの電子部品を実装したプリント配線基板、精密
機械部品、光学部品などの洗浄には最適であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来使用されていたR
113は、種々の利点を有するにもかかわらず、化学的
にきわめて安定なため、対流圏内での寿命が長く、拡散
して成層圏に達し、ここで紫外線により分解して塩素ラ
ジカルを発生し、この塩素ラジカルが成層圏オゾンと連
鎖反応を起こし、オゾン層を破壊することから、その生
産・消費規制が実施されている。
【0004】このため、従来のR113に替わり、オゾ
ン層を破壊しにくい代替溶剤の探索が活発に行われてい
る。この代替溶剤としては、2,2−ジクロロ−1,
1,1−トリフルオロエタン、1,1−ジクロロ−1−
フルオロエタン、1,1−ジクロロ−2,2,3,3,
3−ペンタフルオロプロパン、1,3−ジクロロ−1,
1,2,2,3−ペンタフルオロプロパンなどが開発さ
れている。
【0005】これらの代替溶剤は、R113と同様に優
れた洗浄特性を有しており、さらにオゾン層への影響も
きわめて小さい。しかし、これらの代替溶剤は、塩素原
子を含むためごくわずかではあるがオゾン層へ若干の影
響を与える。そこで、オゾン層へ全く影響を与えないさ
らに優れた代替溶剤の開発が望まれている。
【0006】本発明は、従来のR113が有している優
れた特性を満足しながらオゾン層へ全く影響を与えない
代替溶剤として使用できる新規な共沸または擬共沸組成
物およびその用途を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の目的を達
成すべくなされたものであり、以下の(1)、(2)、
(3)および(4)から選ばれる1H−ペルフルオロヘ
キサン(H(CF2 6 F、1,1,1,2,2,3,
3,4,4,5,5,6,6−トリデカフルオロヘキサ
ンともいう、以下、R52−13pという。) を主成分
とする混合溶剤組成物およびこれらの混合溶剤組成物を
用いて物品に付着する汚れまたは水分を除去する方法で
ある。
【0008】(1)R52−13p89.2重量%とメ
タノール10.8重量%とからなる共沸混合溶剤組成
物。
【0009】(2)R52−13p91.1重量%とエ
タノール8.9重量%とからなる共沸混合溶剤組成物。
【0010】(3)R52−13p80〜99重量%と
エタノール1〜20重量%とからなる擬共沸混合溶剤組
成物。
【0011】(4)メタノールおよびエタノールから選
ばれる少なくとも1種、R52−13pおよび炭素数5
以上の炭化水素類を、(メタノールおよびエタノールか
ら選ばれる少なくとも1種)/(R52−13p)/
(炭素数5以上の炭化水素類)=1〜25/50〜98
/1〜25重量%の割合で含む混合溶剤組成物。
【0012】R52−13pとメタノールとからなる共
沸組成物の混合組成比はR52−13p/メタノール=
89.2重量%/10.8重量%であり、この共沸組成
物の沸点は、1010hPaにおいて52.4℃であ
る。
【0013】R52−13pとエタノールとからなる共
沸組成物の混合組成比はR52−13p/エタノール=
91.1重量%/8.9重量%であり、この共沸組成物
の沸点は、1004hPaにおいて60.0℃である。
【0014】特開平5−194992号公報には、R5
2−13p/メタノール=91〜95/5〜9重量%を
含む共沸様組成物が記載されているが、本発明は、この
共沸様組成物の組成範囲外に共沸組成が存在することを
見出したものである。本発明のR52−13pとメタノ
ールとからなる共沸組成物は、従来のR52−13pと
メタノールとからなる共沸様組成物に比べ、組成物を繰
り返し使用しても組成物の組成変化がなく、きわめて安
定した性能を維持できる利点がある。
【0015】特開平5−186796号公報には、R5
2−13p/2−プロパノール=88〜92/8〜12
重量%を含む共沸様組成物が記載されている。また、特
開平3−252500号公報には、R52−13p/2
−プロパノール=80/20重量%からなるフラックス
洗浄剤が記載されている。しかし、これらの組成物はい
ずれも共沸組成ではないために、組成物を繰り返し使用
した場合組成物の組成変化があり、安定した性能を維持
できない欠点がある。
【0016】R52−13pとエタノールはR52−1
3p/エタノール=80〜99重量%/1〜20重量%
の範囲で擬共沸組成物を作る。
【0017】本発明に用いられる炭素数5以上の炭化水
素類としては、炭素数5〜9の脂肪族炭化水素類、炭素
数5〜9の脂環族炭化水素類および炭素数6〜12の芳
香族炭化水素類から選ばれる少なくとも1種が好まし
い。特に好ましい炭素数5以上の炭化水素類は、炭素数
5〜9の脂肪族飽和炭化水素類、炭素数5〜9の脂環族
飽和炭化水素類である。さらに好ましい炭素数5以上の
炭化水素類としては以下のものが挙げられる。
【0018】n−ペンタン、2−メチルブタン、2,2
−ジメチルプロパン、n−ヘキサン、2−メチルペンタ
ン、3−メチルペンタン、2,2−ジメチルブタン、
2,3−ジメチルブタン、n−ヘプタン、2−メチルヘ
キサン、3−メチルヘキサン、2,3−ジメチルペンタ
ン、2,4−ジメチルペンタン、n−オクタン、2,
2,3−トリメチルペンタン、2,2,4−トリメチル
ペンタンなどの炭素数5〜8の脂肪族炭化水素類および
シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサ
ン、エチルシクロヘキサンなどの炭素数5〜8の脂環式
炭化水素類から選ばれる少なくとも1種。
【0019】R52−13p、メタノールおよび炭素数
5以上の炭化水素類を含む混合溶剤組成物中の混合割合
はR52−13p/メタノール/炭素数5以上の炭化水
素類=50〜98/1〜25/1〜25重量%、特にR
52−13p/メタノール/炭素数5以上の炭化水素類
=60〜98/1〜20/1〜20重量%が好ましい。
【0020】R52−13p、エタノールおよび炭素数
5以上の炭化水素類を含む混合溶剤組成物中の混合割合
はR52−13p/エタノール/炭素数5以上の炭化水
素類=50〜98/1〜25/1〜25重量%、特にR
52−13p/エタノール/炭素数5以上の炭化水素類
=60〜98/1〜20/1〜20重量%が好ましい。
【0021】これらの炭化水素類を含む混合溶剤組成物
中のメタノールとエタノールは併用してもよい。メタノ
ールとエタノールの合計量は炭化水素類を含む混合溶剤
組成物中1〜25重量%の範囲、特に1〜20重量%の
範囲で含まれることが好ましい。併用するメタノールと
エタノールの合計量中のメタノールとエタノールの割合
は、メタノール/エタノール=1〜99/99〜1重量
%の広い範囲から選択できる。
【0022】これらの炭化水素類を含む混合溶剤組成物
は、炭化水素類を含まないものに比べ各種の汚れに対す
る溶解性が向上する。この点に関し、炭化水素類はエス
テル類等に比べ優れる。しかも炭化水素類は、プラスチ
ック、エラストマーなどの基材を侵しにくいため好まし
く、この点に関し、炭化水素類はケトン類などに比べ優
れる。
【0023】主としてさらに溶解性を高めるために、例
えば以下に挙げる化合物から選ばれる少なくとも1種
が、好ましくは0.01〜50重量%、より好ましくは
0.01〜30重量%、さらに好ましくは0.1〜20
重量%の範囲で本発明の炭化水素類を含む混合溶剤組成
物中に含まれていてもよい。
【0024】ジクロロメタン、cis−1,2−ジクロ
ロエチレン、trans−1,2−ジクロロエチレン、
トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンなどの塩素
化炭化水素類、1−プロパノール、2−プロパノール、
1−ブタノール、2−ブタノール、イソブタノール、t
−ブタノールなどのアルコール類。
【0025】アセトン、メチルエチルケトン、メチルブ
チルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、
ジエチルエーテル、メチルセロソルブ、テトラヒドロフ
ラン、1,4−ジオキサンなどのエーテル類。
【0026】2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフル
オロエタン、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン、
3,3−ジクロロ−1,1,1,2,2−ペンタフルオ
ロプロパン、1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−
ペンタフルオロプロパンなどの塩素化フッ素化炭化水素
類、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチルなどのエス
テル類。
【0027】アルキルポリオキシエチレンエーテル、ア
ルキルアリールポリオキシエチレンエーテル、アルキル
アリールホルムアルデヒド縮合ポリオキシエチレンエー
テル、ポリオキシプロピレンを親油基とするポリオキシ
エチレンとポリオキシプロピレンとのブロックポリマ
ー、アルキルチオポリオキシエチレンエーテルなどのエ
ーテル型界面活性剤、プロピレングリコールエステルの
ポリオキシエチレンエーテル、グリセリンエステルのポ
リオキシエチレンエーテル、ソルビタンエステルのポリ
オキシエチレンエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステルなどのエーテルエステル型界面活性剤、グリセリ
ンエステル、ソルビタンエステルなどのエステル型界面
活性剤または脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエ
チレン脂肪酸アミドなどの含窒素型界面活性剤などの非
イオン系界面活性剤。
【0028】主として安定性を高めるために、例えば以
下に挙げる化合物から選ばれる少なくとも1種の安定剤
が0.001〜10重量%、好ましくは0.01〜5重
量%の範囲で本発明の炭化水素類を含む混合溶剤組成物
中に含まれていてもよい。
【0029】ニトロメタン、ニトロエタン、ニトロプロ
パン、ニトロベンゼンなどのニトロ化合物類、ジエチル
アミン、トリエチルアミン、i−プロピルアミン、ブチ
ルアミン、i−ブチルアミンなどのアミン類。
【0030】フェノール、o−クレゾール、m−クレゾ
ール、p−クレゾール、チモール、p−t−ブチルフェ
ノール、t−ブチルカテコール、カテコール、イソオイ
ゲノール、o−メトキシフェノール、4,4’−ジヒド
ロキシジフェニル−2,2−プロパン、サリチル酸イソ
アミル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸メチル、2,
6−ジ−t−ブチル−p−クレゾールなどのフェノール
類。
【0031】2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチル−
フェニル) ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−
クロロベンゾトリアゾール、1,2,3−ベンゾトリア
ゾール、1−[(N,N−ビス−2−エチルヘキシル)
アミノメチル]ベンゾトリアゾールなどのトリアゾール
類。
【0032】本発明の混合溶剤組成物は、従来のR11
3系組成物と同様な各種用途に好適に使用できる。かか
る具体的な用途としては、汚れや水分が付着した物品か
ら汚れや水分を除去するための洗浄剤、塗料用溶剤また
は抽出剤などの用途がある。特に、付着した汚れや水分
により物品性能が低下するおそれのある物品の洗浄に用
いられる。
【0033】上記洗浄される物品の材質としては、ガラ
ス、セラミックス、プラスチック、エラストマー、ゴム
または金属などが挙げられる。物品の具体例としては、
電子・電気機器、精密機械・器具、光学物品等、および
それらの部品であるプリント配線基板、IC、マイクロ
モーター、リレー、光学レンズ、ガラス基板などが挙げ
られる。
【0034】物品に付着する汚れとしては、物品または
物品を構成する部品を製造する際に使用され、最終的に
除去されなければならない汚れまたは物品の使用時に付
着する汚れが挙げられる。汚れを形成する物質として
は、グリース類、鉱油類、油脂類、ワックス類、油性イ
ンキ類等の油類またはフラックス類などが挙げられる。
水分としては、水または水系洗浄剤による物品の洗浄
後、物品に残留する水分などが挙げられる。
【0035】本発明の共沸または擬共沸組成物は、物品
に付着するフラックス類または水分を除去する方法に用
いた場合に特に有効である。また、本発明の炭化水素類
を含む混合溶剤組成物は、油類またはフラックス類を除
去する方法に用いた場合に特に有効である。
【0036】上記汚れや水分を除去する具体的手段とし
ては、例えば、手拭き、浸漬、スプレー、揺動、超音波
洗浄、蒸気洗浄またはこれらを組み合わせた手段などが
採用できる。
【0037】
【実施例】[例1]R52−13p(沸点70.8℃)
90重量%、メタノール(沸点64.5℃)10重量%
からなる組成物1000gを蒸留フラスコに入れ、理論
段数5段の精留塔に取り付けた。次にその組成物を加熱
して2時間全還流し、平衡状態に達した後、経時的に留
分を採取しガスクロマトグラフで分析した。その結果を
表1(上段)に示す。
【0038】[例2]R52−13p90重量%、エタ
ノール(沸点78.3℃)10重量%からなる混合溶剤
組成物についても例1と同様にして分析した。その結果
を表1(下段)に示す。
【0039】[例3]R52−13p99重量%とエタ
ノール1重量%からなる混合溶剤組成物20kgを小型
単槽式の開放型洗浄機に入れ、1日あたり6時間で3日
間運転した。運転条件は、洗浄槽へ混合溶剤組成物のみ
を仕込み、その組成物が加熱、蒸発、凝縮された後、水
分離器に導かれ、洗浄槽へもどるまでの1時間当たりの
循環量が仕込んだ組成物の量となるような運転条件とし
た。経時的に洗浄槽・水分離器各々からサンプリング
し、ガスクロマトグラフで分析した結果を表2(上段)
に示す。
【0040】[例4]R52−13p80重量%とエタ
ノール20重量%からなる混合溶剤組成物についても例
3と同様にして運転した。経時的に洗浄槽・水分離器各
々からサンプリングし、ガスクロマトグラフで分析した
結果を表2(下段)に示す。
【0041】[例5〜12]表3に示す混合溶剤組成物
を用いてフラックスの洗浄試験を行った。すなわち、ガ
ラス布基材エポキシ樹脂製のプリント基板(50mm×
100mm×1.6mm)全面にフラックス(スピーデ
ィフラックスAGF−J−I:アサヒ化学研究所製)を
塗布し、260℃の半田温度でウエーブソルダー機を用
いて半田付け後、表3に示す組成物に5分間浸漬し洗浄
を行った。フラックスの除去度合を判定し、その結果を
除去度(A)として表3に示す。◎: 良好に除去可、
△: 微量残存、×: かなり残存。
【0042】[例13〜16]表4に示す混合溶剤組成
物を用いて機械油の洗浄試験を行った。すなわち、SU
S−304のテストピース(25mm×30mm×2m
m)を機械油(日本石油製CQ−30)中に浸漬した
後、表4に示す組成物中に5分浸漬した。機械油の除去
度合を判定し、その結果を除去度(B)として表4に示
す。◎: 良好に除去可、△: 微量残存、×: かなり残
存。
【0043】[例17〜23]表5に示す混合溶剤組成
物を用いて付着水の除去試験を行った。すなわち、30
mm×18mm×5mmのガラス板を純水に浸漬後、表
5に示す組成物中に20秒浸漬して水切りを行い、取り
出したガラス板を無水メタノール中に浸漬してその水分
増加量から付着水の除去状況を判定した。付着水の除去
度合を除去度(C)として表5に示す。◎: 良好に除去
可、△: 微量残存、×: かなり残存。
【0044】なお、表において、MeOHはメタノー
ル、EtOHはエタノール、2−PrOHは2−プロパ
ノール、n−C614はn−ヘキサン、cyclo−C
612はシクロヘキサン、を示す。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】
【表3】
【0048】
【表4】
【0049】
【表5】
【0050】
【発明の効果】本発明の組成物は、従来のR113が有
している優れた特性を満足し、成層圏オゾン層へ影響を
与えない等の利点がある。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月16日(2002.10.
16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】明細書
【発明の名称】混合溶剤組成物
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線基板、I
C等の電子部品、精密機械部品、ガラス基板等の物品に
付着するフラックス、油類などの汚れまたは水分を除去
するために用いられる混合溶剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】フラックス類、各種油類等の除去または
付着水の除去には、不燃性、低毒性、安定性に優れる
1,1,2−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエ
タン( 以下、R113という。) またはこのR113と
これに可溶な溶剤との混合溶剤組成物が広く使用されて
いる。R113は、金属、プラスチック、エラストマー
などの基材を侵さず、各種の汚れを選択的に溶解するな
どの特徴を有するため、各種精密機械部品や金属、プラ
スチック、エラストマーなどからなる各種電子部品、ま
たこれらの電子部品を実装したプリント配線基板、精密
機械部品、光学部品などの洗浄には最適であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来使用されていたR
113は、種々の利点を有するにもかかわらず、化学的
にきわめて安定なため、対流圏内での寿命が長く、拡散
して成層圏に達し、ここで紫外線により分解して塩素ラ
ジカルを発生し、この塩素ラジカルが成層圏オゾンと連
鎖反応を起こし、オゾン層を破壊することから、その生
産・消費規制が実施されている。
【0004】このため、従来のR113に替わり、オゾ
ン層を破壊しにくい代替溶剤の探索が活発に行われてい
る。この代替溶剤としては、2,2−ジクロロ−1,
1,1−トリフルオロエタン、1,1−ジクロロ−1−
フルオロエタン、1,1−ジクロロ−2,2,3,3,
3−ペンタフルオロプロパン、1,3−ジクロロ−1,
1,2,2,3−ペンタフルオロプロパンなどが開発さ
れている。
【0005】これらの代替溶剤は、R113と同様に優
れた洗浄特性を有しており、さらにオゾン層への影響も
きわめて小さい。しかし、これらの代替溶剤は、塩素原
子を含むためごくわずかではあるがオゾン層へ若干の影
響を与える。そこで、オゾン層へ全く影響を与えないさ
らに優れた代替溶剤の開発が望まれている。
【0006】本発明は、従来のR113が有している優
れた特性を満足しながらオゾン層へ全く影響を与えない
代替溶剤として使用できる新規な共沸または擬共沸組成
物およびその用途を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の目的を達
成すべくなされたものであり、以下の(1)から選ばれ
る1H−ペルフルオロヘキサン(H(CF26 F、
1,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6
−トリデカフルオロヘキサンともいう、以下、R52−
13pという。) を主成分とする混合溶剤組成物および
これらの混合溶剤組成物を用いて物品に付着する汚れま
たは水分を除去する方法である。
【0008
【0009
【0010
【0011】()メタノールおよびエタノールから選
ばれる少なくとも1種、R52−13pおよび炭素数5
以上の炭化水素類を、(メタノールおよびエタノールか
ら選ばれる少なくとも1種)/(R52−13p)/
(炭素数5以上の炭化水素類)=1〜25/50〜98
/1〜25重量%の割合で含む混合溶剤組成物。
【0012
【0013
【0014】特開平5−194992号公報には、R5
2−13p/メタノール=91〜95/5〜9重量%を
含む共沸様組成物が記載されているが、本発明は、この
共沸様組成物の組成範囲外に共沸組成が存在することを
見出したものである。本発明のR52−13pとメタノ
ールとからなる共沸組成物は、従来のR52−13pと
メタノールとからなる共沸様組成物に比べ、組成物を繰
り返し使用しても組成物の組成変化がなく、きわめて安
定した性能を維持できる利点がある。
【0015】特開平5−186796号公報には、R5
2−13p/2−プロパノール=88〜92/8〜12
重量%を含む共沸様組成物が記載されている。また、特
開平3−252500号公報には、R52−13p/2
−プロパノール=80/20重量%からなるフラックス
洗浄剤が記載されている。しかし、これらの組成物はい
ずれも共沸組成ではないために、組成物を繰り返し使用
した場合組成物の組成変化があり、安定した性能を維持
できない欠点がある。
【0016
【0017】本発明に用いられる炭素数5以上の炭化水
素類としては、炭素数5〜9の脂肪族炭化水素類、炭素
数5〜9の脂環族炭化水素類および炭素数6〜12の芳
香族炭化水素類から選ばれる少なくとも1種が好まし
い。特に好ましい炭素数5以上の炭化水素類は、炭素数
5〜9の脂肪族飽和炭化水素類、炭素数5〜9の脂環族
飽和炭化水素類である。さらに好ましい炭素数5以上の
炭化水素類としては以下のものが挙げられる。
【0018】n−ペンタン、2−メチルブタン、2,2
−ジメチルプロパン、n−ヘキサン、2−メチルペンタ
ン、3−メチルペンタン、2,2−ジメチルブタン、
2,3−ジメチルブタン、n−ヘプタン、2−メチルヘ
キサン、3−メチルヘキサン、2,3−ジメチルペンタ
ン、2,4−ジメチルペンタン、n−オクタン、2,
2,3−トリメチルペンタン、2,2,4−トリメチル
ペンタンなどの炭素数5〜8の脂肪族炭化水素類および
シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサ
ン、エチルシクロヘキサンなどの炭素数5〜8の脂環式
炭化水素類から選ばれる少なくとも1種。
【0019】R52−13p、メタノールおよび炭素数
5以上の炭化水素類を含む混合溶剤組成物中の混合割合
はR52−13p/メタノール/炭素数5以上の炭化水
素類=50〜98/1〜25/1〜25重量%、特にR
52−13p/メタノール/炭素数5以上の炭化水素類
=60〜98/1〜20/1〜20重量%が好ましい。
【0020】R52−13p、エタノールおよび炭素数
5以上の炭化水素類を含む混合溶剤組成物中の混合割合
はR52−13p/エタノール/炭素数5以上の炭化水
素類=50〜98/1〜25/1〜25重量%、特にR
52−13p/エタノール/炭素数5以上の炭化水素類
=60〜98/1〜20/1〜20重量%が好ましい。
【0021】これらの炭化水素類を含む混合溶剤組成物
中のメタノールとエタノールは併用してもよい。メタノ
ールとエタノールの合計量は炭化水素類を含む混合溶剤
組成物中1〜25重量%の範囲、特に1〜20重量%の
範囲で含まれることが好ましい。併用するメタノールと
エタノールの合計量中のメタノールとエタノールの割合
は、メタノール/エタノール=1〜99/99〜1重量
%の広い範囲から選択できる。
【0022】これらの炭化水素類を含む混合溶剤組成物
は、炭化水素類を含まないものに比べ各種の汚れに対す
る溶解性が向上する。この点に関し、炭化水素類はエス
テル類等に比べ優れる。しかも炭化水素類は、プラスチ
ック、エラストマーなどの基材を侵しにくいため好まし
く、この点に関し、炭化水素類はケトン類などに比べ優
れる。
【0023】主としてさらに溶解性を高めるために、例
えば以下に挙げる化合物から選ばれる少なくとも1種
が、好ましくは0.01〜50重量%、より好ましくは
0.01〜30重量%、さらに好ましくは0.1〜20
重量%の範囲で本発明の炭化水素類を含む混合溶剤組成
物中に含まれていてもよい。
【0024】ジクロロメタン、cis−1,2−ジクロ
ロエチレン、trans−1,2−ジクロロエチレン、
トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンなどの塩素
化炭化水素類、1−プロパノール、2−プロパノール、
1−ブタノール、2−ブタノール、イソブタノール、t
−ブタノールなどのアルコール類。
【0025】アセトン、メチルエチルケトン、メチルブ
チルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、
ジエチルエーテル、メチルセロソルブ、テトラヒドロフ
ラン、1,4−ジオキサンなどのエーテル類。
【0026】2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフル
オロエタン、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン、
3,3−ジクロロ−1,1,1,2,2−ペンタフルオ
ロプロパン、1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−
ペンタフルオロプロパンなどの塩素化フッ素化炭化水素
類、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチルなどのエス
テル類。
【0027】アルキルポリオキシエチレンエーテル、ア
ルキルアリールポリオキシエチレンエーテル、アルキル
アリールホルムアルデヒド縮合ポリオキシエチレンエー
テル、ポリオキシプロピレンを親油基とするポリオキシ
エチレンとポリオキシプロピレンとのブロックポリマ
ー、アルキルチオポリオキシエチレンエーテルなどのエ
ーテル型界面活性剤、プロピレングリコールエステルの
ポリオキシエチレンエーテル、グリセリンエステルのポ
リオキシエチレンエーテル、ソルビタンエステルのポリ
オキシエチレンエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステルなどのエーテルエステル型界面活性剤、グリセリ
ンエステル、ソルビタンエステルなどのエステル型界面
活性剤または脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエ
チレン脂肪酸アミドなどの含窒素型界面活性剤などの非
イオン系界面活性剤。
【0028】主として安定性を高めるために、例えば以
下に挙げる化合物から選ばれる少なくとも1種の安定剤
が0.001〜10重量%、好ましくは0.01〜5重
量%の範囲で本発明の炭化水素類を含む混合溶剤組成物
中に含まれていてもよい。
【0029】ニトロメタン、ニトロエタン、ニトロプロ
パン、ニトロベンゼンなどのニトロ化合物類、ジエチル
アミン、トリエチルアミン、i−プロピルアミン、ブチ
ルアミン、i−ブチルアミンなどのアミン類。
【0030】フェノール、o−クレゾール、m−クレゾ
ール、p−クレゾール、チモール、p−t−ブチルフェ
ノール、t−ブチルカテコール、カテコール、イソオイ
ゲノール、o−メトキシフェノール、4,4’−ジヒド
ロキシジフェニル−2,2−プロパン、サリチル酸イソ
アミル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸メチル、2,
6−ジ−t−ブチル−p−クレゾールなどのフェノール
類。
【0031】2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチル−
フェニル) ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−
クロロベンゾトリアゾール、1,2,3−ベンゾトリア
ゾール、1−[(N,N−ビス−2−エチルヘキシル)
アミノメチル]ベンゾトリアゾールなどのトリアゾール
類。
【0032】本発明の混合溶剤組成物は、従来のR11
3系組成物と同様な各種用途に好適に使用できる。かか
る具体的な用途としては、汚れや水分が付着した物品か
ら汚れや水分を除去するための洗浄剤、塗料用溶剤また
は抽出剤などの用途がある。特に、付着した汚れや水分
により物品性能が低下するおそれのある物品の洗浄に用
いられる。
【0033】上記洗浄される物品の材質としては、ガラ
ス、セラミックス、プラスチック、エラストマー、ゴム
または金属などが挙げられる。物品の具体例としては、
電子・電気機器、精密機械・器具、光学物品等、および
それらの部品であるプリント配線基板、IC、マイクロ
モーター、リレー、光学レンズ、ガラス基板などが挙げ
られる。
【0034】物品に付着する汚れとしては、物品または
物品を構成する部品を製造する際に使用され、最終的に
除去されなければならない汚れまたは物品の使用時に付
着する汚れが挙げられる。汚れを形成する物質として
は、グリース類、鉱油類、油脂類、ワックス類、油性イ
ンキ類等の油類またはフラックス類などが挙げられる。
水分としては、水または水系洗浄剤による物品の洗浄
後、物品に残留する水分などが挙げられる。
【0035】発明の炭化水素類を含む混合溶剤組成物
は、油類またはフラックス類を除去する方法に用いた場
合に特に有効である。
【0036】上記汚れや水分を除去する具体的手段とし
ては、例えば、手拭き、浸漬、スプレー、揺動、超音波
洗浄、蒸気洗浄またはこれらを組み合わせた手段などが
採用できる。
【0037】
【実施例
【0038
【0039
【0040
【0041】[例]表に示す混合溶剤組成物を
用いてフラックスの洗浄試験を行った。すなわち、ガラ
ス布基材エポキシ樹脂製のプリント基板(50mm×1
00mm×1.6mm)全面にフラックス(スピーディ
フラックスAGF−J−I:アサヒ化学研究所製)を塗
布し、260℃の半田温度でウエーブソルダー機を用い
て半田付け後、表に示す組成物に5分間浸漬し洗浄を
行った。フラックスの除去度合を判定し、その結果を除
去度(A)として表に示す。◎: 良好に除去可、△:
微量残存、×: かなり残存。
【0042】[例]表に示す混合溶剤組成物を
用いて機械油の洗浄試験を行った。すなわち、SUS−
304のテストピース(25mm×30mm×2mm)
を機械油(日本石油製CQ−30)中に浸漬した後、表
に示す組成物中に5分浸漬した。機械油の除去度合を
判定し、その結果を除去度(B)として表に示す。
◎: 良好に除去可、△: 微量残存、×: かなり残存。
【0043】[例]表に示す混合溶剤組成物を
用いて付着水の除去試験を行った。すなわち、30mm
×18mm×5mmのガラス板を純水に浸漬後、表
示す組成物中に20秒浸漬して水切りを行い、取り出し
たガラス板を無水メタノール中に浸漬してその水分増加
量から付着水の除去状況を判定した。付着水の除去度合
を除去度(C)として表に示す。◎: 良好に除去可、
△: 微量残存、×: かなり残存。
【0044】なお、表において、MeOHはメタノー
ル、EtOHはエタノール、2−PrOHは2−プロパ
ノール、n−C614はn−ヘキサン、cyclo−C
612はシクロヘキサン、を示す。
【0045
【0046
【0047】
表1
【0048】
表2
【0049】
表3
【0050】
【発明の効果】本発明の組成物は、従来のR113が有
している優れた特性を満足し、成層圏オゾン層へ影響を
与えない等の利点がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大春 一也 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社中央研究所内 Fターム(参考) 3B201 AA46 BB01 BB21 BB83 BB95 4D056 EA03 EA08 4H003 DA14 DA15 DA16 DB02 DC03 ED26 ED28 FA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メタノールおよびエタノールから選ばれる
    少なくとも1種、1H−ペルフルオロヘキサンおよび炭
    素数5以上の炭化水素類を、(メタノールおよびエタノ
    ールから選ばれる少なくとも1種)/(1H−ペルフル
    オロヘキサン)/(炭素数5以上の炭化水素類)=1〜
    25/50〜98/1〜25重量%の割合で含む混合溶
    剤組成物。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の組成物を用いて物品に付
    着した汚れまたは水分を物品から除去する洗浄方法。
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