JP2003200428A - タイヤ加硫方法および装置 - Google Patents

タイヤ加硫方法および装置

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JP2003200428A JP2001401325A JP2001401325A JP2003200428A JP 2003200428 A JP2003200428 A JP 2003200428A JP 2001401325 A JP2001401325 A JP 2001401325A JP 2001401325 A JP2001401325 A JP 2001401325A JP 2003200428 A JP2003200428 A JP 2003200428A
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    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0606Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses
    • B29D30/0629Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses with radially movable sectors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/44Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with means for, or specially constructed to facilitate, the removal of articles, e.g. of undercut articles

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  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤ加硫方法・装置を小型でかつ安価
とする。 【解決手段】 セクターモールド26の内周の上、下端部
は、クラウンアールの影響を受けて、中央部より半径方
向内側に突出しているが、タイヤの搬入出時にセクター
モールド26をその下端部を中心として上端が半径方向外
側に向かうよう揺動させ、上方に向かって開くよう傾斜
させてやれば、セクターモールド26の半径方向外側への
移動距離を小さくしても、タイヤをセクターモールド26
の突出した内周上端部との接触を回避しながら容易に搬
入出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気入りタイヤ
を加硫するタイヤ加硫方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタイヤ加硫方法・装置としては、
例えば特開2000−326332号公報に記載されて
いるようなものが知られている。このものは、周方向に
複数個並べられた弧状のセクターモールドが半径方向外
側限に位置しているとき、未加硫タイヤを下モールド上
に搬入して載置した後、上モールドを下モールドに接近
させるとともに、セクターモールドを移動手段により半
径方向内側に同期移動させることで、未加硫タイヤを
上、下モールドおよびセクターモールド内に密閉収納す
る。
【0003】次に、前記上、下モールドおよびセクター
モールドにより未加硫タイヤを加硫して加硫済タイヤと
した後、セクターモールドを移動手段により半径方向外
側に同期移動させるとともに、上モールドを下モールド
から離隔させ、その後、加硫済タイヤを搬出するように
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のタイヤ加硫方法・装置にあっては、空気入り
タイヤのトレッド部がタイヤ赤道に接近するに従い大径
となっている(クラウンアールが設けられている)関係
上、セクターモールドの内周は中央部より上、下端部が
半径方向内側に突出しており、この結果、未加硫タイヤ
の搬入時および加硫済タイヤの搬出時に該未加硫タイ
ヤ、加硫済タイヤとセクターモールドの突出した内周上
端部とが接触しないよう、セクターモールドを大きく半
径方向外側に移動させる必要があった。これにより、装
置全体が大型化するとともに、高価となってしまうとい
う問題点があった。
【0005】この発明は、小型でかつ安価なタイヤ加硫
方法および装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、第1
に、周方向に複数個並べられた弧状のセクターモールド
が半径方向外側限に位置するとともに、その下端部を中
心に上端が半径方向外側に向かうよう傾斜していると
き、未加硫タイヤを下モールド上に搬入して載置する工
程と、上モールドを下モールドに接近させるとともに、
セクターモールドをその下端部を中心として揺動させる
ことで直立させた後、半径方向内側に同期移動させるこ
とで、未加硫タイヤを上、下モールドおよびセクターモ
ールド内に密閉収納する工程と、前記上、下モールドお
よびセクターモールドにより未加硫タイヤを加硫して加
硫済タイヤとする工程と、セクターモールドを半径方向
外側に同期移動させた後、その下端部を中心として上端
が半径方向外側に向かうよう揺動させるとともに、上モ
ールドを下モールドから離隔させる工程と、加硫済タイ
ヤを搬出する工程とを備えたタイヤ加硫方法により達成
することができる。
【0007】第2に、搬入された未加硫タイヤが載置さ
れる下モールドと、下モールドに対して接近離隔可能な
上モールドと、周方向に複数個並べられ、その下端部を
中心に半径方向に揺動可能な弧状のセクターモールド
と、これらセクターモールドを半径方向に同期移動させ
る移動手段と、これらセクターモールドが半径方向外側
限に位置しているとき、その下端部を中心として揺動さ
せる揺動手段とを備え、上モールドを下モールドに接近
させるとともに、直立状態のセクターモールドを移動手
段により半径方向内側に同期移動させることで、未加硫
タイヤをこれらモールド内に密閉収納した後、該未加硫
タイヤを加硫して加硫済タイヤとし、次に、セクターモ
ールドを移動手段により半径方向外側に同期移動させた
後、揺動手段によりセクターモールドをその下端部を中
心として上端が半径方向外側に向かうよう揺動させると
ともに、上モールドを下モールドから離隔させ、その
後、加硫済タイヤを搬出するようにしたタイヤ加硫装置
により達成することができる。
【0008】前述のようにセクターモールド内周の上、
下端部は中央部より半径方向内側に突出しているが、こ
の発明のように未加硫タイヤの搬入時および加硫済タイ
ヤの搬出時、セクターモールドをその下端部を中心とし
て上端が半径方向外側に向かうよう揺動させ、上方に向
かって開くよう傾斜させてやれば、移動手段によるセク
ターモールドの半径方向外側への移動距離を小さくして
も、未加硫タイヤ、加硫済タイヤをセクターモールドの
突出した内周上端部との接触を回避しながら容易に搬入
出することができる。これにより、装置全体を小型で安
価とすることができる。
【0009】また、請求項3に記載のように構成すれ
ば、加硫時におけるセクターモールドの半径方向外側へ
の移動が強力に阻止され、これにより、セクターモール
ド間へのゴムのはみ出し等を強力に抑制することができ
る。さらに、請求項4に記載のように構成すれば、加硫
時におけるセクターモールドの半径方向外側への移動を
簡単かつ確実に阻止することができる。
【0010】また、請求項5に記載のように構成すれ
ば、通常はアウターリングがセクターモールドから取り
外されていることになるため、タイヤ種類の変更に基づ
くセクターモールドの交換作業を容易とすることができ
る。さらに、請求項6に記載のように構成すれば、簡単
な構造でありながらセクターモールドを確実かつ容易に
揺動させることができる。また、請求項7に記載のよう
に構成すれば、加硫時において上、下モールドが開く事
態を効果的に阻止することができ、これにより、これら
の間にゴムがはみ出す事態を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1、2において、11は床面12
上に設置された平板状のベースであり、このベース11の
中央部上面には上下方向に延びる昇降機構としてのシリ
ンダ13が取付けられ、このシリンダ13のピストンロッド
14の先端(上端)には水平な平板状の下プラテン15が固
定されている。この下プラテン15内には媒体室16が形成
され、この媒体室16には、建設車両用の大型未加硫タイ
ヤMの加硫時に高温、高圧の加硫媒体が供給される。ま
た、前記下プラテン15の上面には、前記未加硫タイヤM
が搬入されたとき、該未加硫タイヤMが載置される下モ
ールド18が固定され、この下モールド18は未加硫タイヤ
Mの下側サイドウォール部を加硫時に主に型付けする。
そして、前記下プラテン15および下モールド18はシリン
ダ13が作動してピストンロッド14が突出したり引っ込ん
だりすることにより一体的に昇降する。
【0012】21は周方向に並べられた複数個の弧状をし
たセクターセグメントであり、これらのセクターセグメ
ント21は下面に固定されたスライドプレート22を介して
前記下モールド18より半径方向外側の下プラテン15の上
面に摺動可能に係合するとともに、半径方向に移動可能
に支持されている。ここで、下プラテン15の半径方向外
端はスライドプレート22の半径方向中央部に係合してい
る。また、前記セクターセグメント21の外周21aは上方
に向かうに従い半径方向内側に傾斜した傾斜面となって
いる。
【0013】各セクターセグメント21の半径方向外側面
でその下端部には半径方向外側に向かって延びる突出体
23が固定され、これら突出体23には該突出体23の長手方
向に延びる(半径方向に延びる)長孔状の貫通スロット
24が形成されている。前記セクターセグメント21の半径
方向内側には、加硫時に未加硫タイヤMのトレッド部を
主に型付けする弧状のモールド本体25がそれぞれ固定さ
れている。前述したセクターセグメント21、モールド本
体25は全体として、周方向に複数個並べられて配置され
たセクターモールド26を構成する。ここで、これらセク
ターモールド26の内周は、前述のようにトレッド部のク
ラウンアールの影響を受けて、中央部より上、下端部が
半径方向内側に向かって突出している。
【0014】27は前記ベース11の上面に設置された環状
の支持体であり、この支持体27はシリンダ13と同軸でこ
れを半径方向外側から囲むよう配置されている。この支
持体27の上面にはブラケット28を介して接線方向に延び
る水平な複数(セクターセグメント21と同数)の支点軸
29が支持され、これらの支点軸29は前記突出体23の貫通
スロット24にそれぞれ挿入されている。
【0015】そして、セクターモールド26が半径方向外
側限に位置しているとき、前記シリンダ13の作動により
下プラテン15が上昇すると、各セクターモールド26は支
点軸29(セクターモールド26の揺動中心)より半径方向
内側において係合している下プラテン15から上方に向か
う押し上げ力を受け、その下端部、即ち支点軸29を中心
として加硫時の姿勢である直立状態から、上端が半径方
向外側に向かうよう傾斜した傾斜状態まで半径方向に揺
動する。一方、前記シリンダ13の作動により下プラテン
15が下降すると、セクターモールド26は自重により下端
部(支点軸29)を中心として傾斜状態から直立状態まで
半径方向に揺動する。
【0016】前述したシリンダ13、下プラテン15、突出
体23、支点軸29は全体として、セクターモールド26が半
径方向外側限に位置しているとき、その下端部を中心と
して揺動させる揺動手段30を構成する。このように揺動
手段30を前述のようなシリンダ13、下プラテン15、突出
体23、支点軸29から構成すれば、簡単な構造でありなが
らセクターモールド26を確実かつ容易に揺動させること
ができる。
【0017】32は下モールド18の直上の天井33に取付け
られた離脱手段としてのクレーンであり、このクレーン
32のフック35にはワイヤロープ36を介して水平なアウタ
ーリング37が吊り下げられている。そして、このクレー
ン32は、セクターモールド26の半径方向への移動時およ
び加硫時以外は、セクターモールド26から取り外されて
離脱されたアウターリング37を吊り下げ保持している。
このようにセクターモールド26の半径方向への移動時お
よび加硫時以外はアウターリング37をクレーン32によっ
てセクターモールド26から取り外すようにすれば、通常
はアウターリング37がセクターモールド26から取り外さ
れていることになるため、タイヤ種類の変更に基づくセ
クターモールド26の交換作業を容易とすることができ
る。
【0018】このアウターリング37の内部には加硫媒体
が供給される媒体室38が形成されるとともに、その内周
37aは前記外周21aに摺接可能な傾斜面となっている。
また、前記外周21aまたは内周37aのいずれか一方に、
例えば図示していない断面T字形をしたありが、残り他
方に前記ありと補完関係にあるあり溝が設けられてお
り、アウターリング37が直立状態にあるセクターセグメ
ント21の外側に嵌合されたとき、前記あり溝にありが挿
入されてセクターセグメント21とアウターリング37とが
あり結合される。この状態でアウターリング37が下降す
ると、複数のセクターモールド26は傾斜面の楔作用によ
り半径方向内側に向かって同期移動する。
【0019】40は前記支持体27に取付けられた上下方向
に延びる移動機構としてのシリンダであり、このシリン
ダ40のピストンロッド41の先端には係止片42が固定され
ている。一方、前記アウターリング37の下面には前記係
止片42に係脱可能な係止片43が固定されている。そし
て、前記係止片42を係止片43に係止させた状態で、シリ
ンダ40を作動しそのピストンロッド41を突出させると、
アウターリング37は上昇するが、このとき、該アウター
リング37とセクターモールド26とがあり結合されている
と、複数のセクターモールド26は同期して半径方向外側
に移動する。前述したアウターリング37、シリンダ40、
係止片42、43は全体として、複数のセクターモールド26
を半径方向に同期移動させる移動手段44を構成する。
【0020】51は前記下プラテン15と同様の平板状をし
た上プラテンであり、この上プラテン51内には未加硫タ
イヤMの加硫時に高温、高圧の加硫媒体が供給される媒
体室52が形成されている。また、前記上プラテン51の下
面には下モールド18と対をなす上モールド53が固定さ
れ、この上モールド53はクレーン32の作動により下モー
ルド18に接近離隔するとともに、未加硫タイヤMの上側
サイドウォール部を加硫時に主に型付けする。
【0021】そして、この上プラテン51が直立状態のセ
クターモールド26の上面に当接するまで下降されると、
上モールド53は下モールド18上に載置されている未加硫
タイヤMに接触するが、その後、アウターリング37が下
降してセクターモールド26が半径方向内側限まで同期移
動すると、これら下モールド18、セクターモールド26、
上モールド53は互いに密着して内部に未加硫タイヤMを
密閉収納する加硫空間を形成する。
【0022】ここで、各セクターモールド26、詳しくは
セクターセグメント21の内周でその上、下端部にはそれ
ぞれ半径方向内側に向かって突出する弧状突起55、56が
形成され、一方、上モールド53の上端部外周および下モ
ールド18の下端部外周には前記弧状突起55、56と補完関
係にある環状凹み57、58がそれぞれ形成されている。そ
して、前述のようにセクターモールド26が半径方向内側
限まで同期移動すると、弧状突起55、56は環状凹み57、
58にそれぞれ挿入され、これにより、これら弧状突起5
5、56は加硫時における内圧反力を受け止め、下、上モ
ールド18、53が加硫時に互いに離隔して開くのを阻止す
る。
【0023】なお、前述したセクターセグメント21の内
周に弧状凹みを、下、上モールド18、53の外周に環状突
起を形成するようにしてもよい。このようにセクターモ
ールド26の内周でその上、下端部にそれぞれ突起または
凹みを形成するとともに、上、下モールド53、18の外周
に前記突起または凹みと補完関係にある凹みまたは突起
を形成し、セクターモールド26を半径方向内側限まで移
動させることで凹みに突起を挿入するようにすれば、加
硫時において上、下モールド53、18が開く事態を効果的
に阻止することができ、これにより、これらの間にゴム
がはみ出す事態を防止することができる。
【0024】前記上プラテン51の半径方向外端部でその
上面には半径方向に延びる複数のシリンダ61が周方向に
等角度離れて固定され、一方、前記アウターリング37の
上面には複数(シリンダ61と同数)の結合ブロック62が
周方向に等角度離れて固定されている。そして、前記シ
リンダ61のピストンロッド63が突出して結合ブロック62
に形成された挿入穴64に挿入されると、上プラテン51は
上面がアウターリング37の上面と同一平面上に位置しな
がらアウターリング37内に収納された状態で該アウター
リング37に結合される。前述したシリンダ61、結合ブロ
ック62は全体として上プラテン51をアウターリング37内
に収納した状態で該アウターリング37に結合する結合手
段65を構成する。
【0025】前記アウターリング37の下端部外周にはバ
ヨネットリング66が固定され、このバヨネットリング66
の外周には周方向に等距離離れた複数の弧状爪67が形成
されている。68は下端がベース11に固定され支持体27を
半径方向外側から囲む円筒状の支持フレームであり、こ
の支持フレーム68の上端部内周に形成された環状溝69に
はバヨネットリング70の半径方向外側部が挿入されてい
る。また、このバヨネットリング70の内周には周方向に
等距離離れた複数(前記弧状爪67と同数)の弧状爪71が
形成されている。
【0026】そして、前記アウターリング37をバヨネッ
トリング66の弧状爪67がバヨネットリング70の弧状爪71
間を通過して下側に抜け出る下降させた後、バヨネット
リング70を図示していない回転機構、例えばシリンダに
より弧状爪71と弧状爪67とが上下に重なり合う位置まで
回転させると、アウターリング37は支持フレーム68に締
結される。前述したバヨネットリング66、70、シリンダ
は全体として、下降限まで下降したアウターリング37を
ベース11、支持フレーム68、即ちタイヤ加硫装置の固定
部に締結する締結手段72を構成し、この締結手段72とし
て、この実施形態では、前述のようにバヨネットを用い
ている。
【0027】このような締結手段72を設ければ、加硫時
におけるセクターモールド26の半径方向外側への移動が
強力に阻止され、これにより、セクターモールド26間へ
のゴムのはみ出し等を強力に抑制することができる。ま
た、この締結手段72としてバヨネットを用いれば、加硫
時におけるセクターモールド26の半径方向外側への移動
を簡単かつ確実に阻止することができる。
【0028】75はベース11の両側方の床面12上に敷設さ
れた前後方向に延びる一対のガイドレールであり、これ
らガイドレール75には門型をした走行フレーム76の下端
に回転可能に支持されたローラ77が転がり接触してい
る。前記走行フレーム76の上端中央部にはクレーン78が
取付けられ、このクレーン78のフック79にはワイヤロー
プ80を介して未加硫タイヤMの両ビード部を半径方向内
側から支持する加硫リム81が吊り下げられている。
【0029】この加硫リム81には、内部に加硫媒体が供
給されたとき、未加硫タイヤM内でドーナツ状に膨張す
るブラダ82の両端が取付けられている。そして、前記走
行フレーム76は、未加硫タイヤMあるいは加硫済タイヤ
Kを吊り下げた状態で、図示していないモータ、シリン
ダ等の作動によりガイドレール75に沿って走行し、未加
硫タイヤMあるいは加硫済タイヤKを搬入出する。
【0030】次に、この発明の一実施形態の作用につい
て説明する。今、未加硫タイヤMが装着された加硫リム
81を吊り下げている走行フレーム76がモータ等の作動に
よりガイドレール75に沿って走行し、該未加硫タイヤM
が下モールド18の直上まで搬送されてきたとする。この
とき、シリンダ13のピストンロッド14が突出して下プラ
テン15が上昇しているため、半径方向外側限に位置して
いるセクターモールド26は下プラテン15から上方に向か
う押し上げ力を受け、その下端部(支点軸29)を中心と
して傾斜状態まで揺動し、上方に向かって拡開してい
る。また、このとき、下モールド18の直上においては、
結合手段65によって連結されたアウターリング37、上プ
ラテン51、上モールド53がクレーン32のフック35から吊
り下げられた状態で待機している。
【0031】次に、クレーン78の作動により加硫リム8
1、未加硫タイヤMが下降され、該未加硫タイヤMが下
モールド18上に搬入されて横置きで載置されると、ワイ
ヤロープ80が加硫リム81から取り外される。その後、フ
ック79が上昇されると、前記走行フレーム76はガイドレ
ール75に沿って走行し下モールド18から退避する。次
に、クレーン32を作動してアウターリング37、上プラテ
ン51、上モールド53を一体的に下降させ、上モールド53
を下モールド18に接近させる。
【0032】このとき、シリンダ13のピストンロッド14
を引っ込め、下プラテン15が支持体27の上面に当接する
まで下プラテン15、下モールド18、未加硫タイヤMを一
体的に下降させると、セクターモールド26は自重により
下端部(支点軸29)を中心として傾斜状態から直立状態
まで半径方向に揺動する。なお、このとき、セクターモ
ールド26は、揺動するだけで半径方向へは移動しないた
め、半径方向外側限に位置したままである。
【0033】次に、上プラテン51の下面が直立している
セクターモールド26の上面に当接するまでアウターリン
グ37、上プラテン51、上モールド53が下降すると、アウ
ターリング37がセクターモールド26の半径方向外側に嵌
合され、これらアウターリング37とセクターモールド26
とがあり結合されるとともに、上モールド53は下モール
ド18上に載置されている未加硫タイヤMの上側サイドウ
ォール部に接触する。その後、ワイヤロープ36をアウタ
ーリング37から取り外した後、フック35を初期位置まで
上昇させる。
【0034】次に、シリンダ40のピストンロッド41を突
出させて係止片42を上昇させた後、該係止片42をアウタ
ーリング37の係止片43に係止させる。次に、シリンダ61
のピストンロッド63を引っ込めて結合ブロック62の挿入
穴64からピストンロッド63を引き抜き、アウターリング
37と上プラテン51との結合を解除する。次に、シリンダ
40を作動してピストンロッド41を引っ込めることでアウ
ターリング37を下降させるが、このとき、外周21a、内
周37aの楔作用により、複数のセクターモールド26は同
期して半径方向内側に移動する。このとき、バヨネット
リング66の弧状爪67はバヨネットリング70の弧状爪71間
を通過しながら下降する。
【0035】そして、アウターリング37が下降限まで下
降すると、各セクターモールド26は半径方向内側限まで
移動して下モールド18、セクターモールド26、上モール
ド53は互いに密着する。これにより、未加硫タイヤMは
これら下モールド18、セクターモールド26、上モールド
53内の加硫空間に密閉収納される。このとき、弧状突起
55、56が環状凹み57、58にそれぞれ挿入され、下、上モ
ールド18、53がセクターモールド26により拘束される。
【0036】また、このとき、弧状爪67が弧状爪71間を
通過して下側に抜け出るが、この状態でバヨネットリン
グ70を弧状爪71と弧状爪67とが上下に重なり合う位置ま
で回転させ、アウターリング37をベース11、支持フレー
ム68に締結する。この状態で媒体室16、38、52、ブラダ
82内に高温、高圧の加硫媒体を供給し、未加硫タイヤM
を下モールド18、セクターモールド26、上モールド53に
より加硫して加硫済タイヤKとする。
【0037】このようにして加硫作業が終了すると、弧
状爪71が弧状爪67間に位置するまでバヨネットリング70
を回転させてアウターリング37を支持フレーム68から解
放した後、シリンダ40のピストンロッド41を突出させて
アウターリング37を上昇させる。このとき、セクターモ
ールド26はアウターリング37とのあり結合により半径方
向外側限まで同期移動するが、これにより、弧状突起5
5、56が環状凹み57、58からそれぞれ抜け出て、下、上
モールド18、53はセクターモールド26による拘束から解
放される。
【0038】そして、アウターリング37の上面と上プラ
テン51の上面とが同一平面となるまでアウターリング37
が上昇すると、シリンダ61のピストンロッド63を突出さ
せて挿入穴64内に挿入し、アウターリング37と上プラテ
ン51とを結合する。次に、係止片42を係止片43から離脱
させた後、シリンダ40を作動して係止片42を初期位置ま
で下降させる。
【0039】次に、クレーン32のフック35を下降させた
後、ワイヤロープ36をアウターリング37に連結し、その
後、フック35を上昇させることにより、上モールド53を
下モールド18から離隔させるとともに、アウターリング
37、上プラテン51、上モールド53を初期位置に復帰させ
る。このとき、アウターリング37とセクターモールド26
とのあり結合が外れる。次に、シリンダ13のピストンロ
ッド14を突出させて下プラテン15を上昇させると、半径
方向外側限に位置しているセクターモールド26は下プラ
テン15から上方に向かう押し上げ力を受け、その下端部
(支点軸29)を中心として直立状態から傾斜状態まで上
端が半径方向外側に向かうよう揺動し、上方に向かって
拡開する。
【0040】次に、走行フレーム76を走行させてフック
79を加硫済タイヤKの直上まで移動させた後、クレーン
78のフック79を下降させる。次に、ワイヤロープ80を加
硫リム81に連結した後、フック79を上昇させて加硫リム
81、加硫済タイヤKを吊り上げるとともに、走行フレー
ム76を走行させ、これら加硫リム81、加硫済タイヤKを
次工程に搬出する。
【0041】前述のようにセクターモールド26の内周の
上、下端部は中央部より半径方向内側に突出している
が、この実施形態のように未加硫タイヤMの搬入時およ
び加硫済タイヤKの搬出時、セクターモールド26をその
下端部を中心として上端が半径方向外側に向かうよう揺
動させ、上方に向かって開くよう傾斜させてやれば、移
動手段44によるセクターモールド26の半径方向外側への
移動距離を小さくしても、未加硫タイヤM、加硫済タイ
ヤKをセクターモールド26の突出した内周上端部との接
触を回避しながら容易に搬入出することができ、これに
より、装置全体を小型で安価とすることができる。
【0042】なお、前述の実施形態においては、セクタ
ーモールド26とアウターリング37とをあり結合可能とし
たが、この発明においては、セクターモールド26とアウ
ターリング37とを単に摺接させるとともに、セクターモ
ールド26を半径方向外側に向かって常時付勢するスプリ
ングを設けるようにしてもよい。この場合には、アウタ
ーリング37の下降によってセクターモールド26は半径方
向内側に移動され、一方、アウターリング37が上昇する
と、セクターモールド26はスプリングの付勢力で半径方
向外側に移動する。
【0043】また、前述の実施形態においては、上プラ
テン51とアウターリング37とをシリンダ61、結合ブロッ
ク62を用いて結合するようにしたが、この発明において
は、バヨネット等を用いて結合するようにしてもよい。
さらに、前述の実施形態においては、セクターモールド
26のセクターセグメント21に弧状突起55、56を設けるよ
うにしたが、この発明においては、セクターモールド26
のモールド本体25に突起または凹みを設けるようにして
もよい。
【0044】また、前述の実施形態においては、建設車
両用の大型空気入りタイヤを加硫する場合について説明
したが、この発明は、トラック・バス用あるいは乗用車
用の空気入りタイヤに適用することもできる。この場合
には、大型のクレーン32、78、走行フレーム76ではな
く、周知の搬送装置を用いてタイヤ、上プラテン等を搬
送することもできる。さらに、この発明においては、セ
クターモールド26の直立状態への揺動時あるいは傾斜状
態への揺動時に、シリンダ13の作動に連動してアウター
リング37からセクターモールド26に揺動力を付与するよ
うにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、タイヤ加硫方法・装置を小型でかつ安価とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す概略正面断面図で
ある。
【図2】加硫直後の状態を示す正面断面図である。
【符号の説明】
13…昇降機構 15…下プラテン 18…下モールド 21a…外周 26…セクターモールド 30…揺動手段 32…離脱手段 37…アウターリング 37a…内周 40…移動機構 44…移動手段 53…上モールド 55、56…突起 57、58…凹み 72…締結手段 M…未加硫タイヤ K…加硫済タイヤ
フロントページの続き (72)発明者 西村 道彦 東京都小平市小川東町3−1−1 株式会 社ブリヂストン技術センター内 Fターム(参考) 4F202 AH20 CA21 CU04 CU16 CV01 CV09 CV10 CX03 CX10 CZ02 CZ04 CZ10 4F203 AH20 DA11 DB01 DC01 DD01 DL10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周方向に複数個並べられた弧状のセクター
    モールドが半径方向外側限に位置するとともに、その下
    端部を中心に上端が半径方向外側に向かうよう傾斜して
    いるとき、未加硫タイヤを下モールド上に搬入して載置
    する工程と、上モールドを下モールドに接近させるとと
    もに、セクターモールドをその下端部を中心として揺動
    させることで直立させた後、半径方向内側に同期移動さ
    せることで、未加硫タイヤを上、下モールドおよびセク
    ターモールド内に密閉収納する工程と、前記上、下モー
    ルドおよびセクターモールドにより未加硫タイヤを加硫
    して加硫済タイヤとする工程と、セクターモールドを半
    径方向外側に同期移動させた後、その下端部を中心とし
    て上端が半径方向外側に向かうよう揺動させるととも
    に、上モールドを下モールドから離隔させる工程と、加
    硫済タイヤを搬出する工程とを備えたことを特徴とする
    タイヤ加硫方法。
  2. 【請求項2】搬入された未加硫タイヤが載置される下モ
    ールドと、下モールドに対して接近離隔可能な上モール
    ドと、周方向に複数個並べられ、その下端部を中心に半
    径方向に揺動可能な弧状のセクターモールドと、これら
    セクターモールドを半径方向に同期移動させる移動手段
    と、これらセクターモールドが半径方向外側限に位置し
    ているとき、その下端部を中心として揺動させる揺動手
    段とを備え、上モールドを下モールドに接近させるとと
    もに、直立状態のセクターモールドを移動手段により半
    径方向内側に同期移動させることで、未加硫タイヤをこ
    れらモールド内に密閉収納した後、該未加硫タイヤを加
    硫して加硫済タイヤとし、次に、セクターモールドを移
    動手段により半径方向外側に同期移動させた後、揺動手
    段によりセクターモールドをその下端部を中心として上
    端が半径方向外側に向かうよう揺動させるとともに、上
    モールドを下モールドから離隔させ、その後、加硫済タ
    イヤを搬出するようにしたことを特徴とするタイヤ加硫
    装置。
  3. 【請求項3】前記移動手段を、セクターモールドの外周
    に摺接する傾斜面を内周に有するアウターリングと、該
    アウターリングを下降させることで、セクターモールド
    を半径方向内側に移動させる移動機構とから構成すると
    ともに、下降限まで下降したアウターリングをタイヤ加
    硫装置の固定部に締結する締結手段をさらに設けた請求
    項2記載のタイヤ加硫装置。
  4. 【請求項4】前記締結手段としてバヨネットを用いた請
    求項3記載のタイヤ加硫装置。
  5. 【請求項5】前記アウターリングをセクターモールドか
    ら取り外して離脱させる離脱手段をさらに設け、セクタ
    ーモールドの半径方向移動時および加硫時以外はアウタ
    ーリングをセクターモールドから取り外すようにした請
    求項3または4記載のタイヤ加硫装置。
  6. 【請求項6】前記揺動手段を、下モールドが取付けら
    れ、半径方向外側限に位置するセクターモールドの、揺
    動中心より半径方向内側に係合可能な下プラテンと、該
    下プラテンを昇降させる昇降機構とから構成した請求項
    2〜5のいずれかに記載のタイヤ加硫装置。
  7. 【請求項7】前記セクターモールドの内周でその上、下
    端部にそれぞれ突起または凹みを形成するとともに、
    上、下モールドの外周に前記突起または凹みと補完関係
    にある凹みまたは突起を形成し、セクターモールドを半
    径方向内側限まで移動させることで凹みに突起を挿入す
    ることにより、上、下モールドが開くことを阻止するよ
    うにした請求項2〜6のいずれかに記載のタイヤ加硫装
    置。
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