JP2003199824A - シリンジおよびガスケット - Google Patents
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Abstract
および、別個の部材を設けることなく、基端方向への戻
りを確実に防止することができるガスケットを提供する
こと。 【解決手段】本発明のシリンジ1Aは、外筒2と第1の
ガスケット3とで囲まれた第1の空間27に薬剤100
が収納され、内筒4と第2のガスケット5とで囲まれた
第2の空間46に液体200が収納された2室型プレフ
ィルドシリンジである。第1の空間27と第2の空間4
6との連通状態を切り替え可能な開閉機構部7Aを開状
態とし、内筒4を外筒2に対し基端方向に移動させる
と、液体200が第1の空間27に流入するとともに、
第2のガスケット5は、内筒4内を先端方向に摺動す
る。内筒4の先端付近に移動した第2のガスケット5
は、被覆層55の欠損部56により構成された大摩擦部
分を有し、これにより、基端方向への戻りが防止され
る。
Description
スケットに関する。
溶解させる液体とを互いに分離して2室に封入した2室
型プレフィルドシリンジが知られている。
と、この外筒内で摺動し得る第1のガスケットと、この
第1のガスケットの基端側に装着された内筒と、この内
筒内で摺動し得る第2のガスケットと、この第2のガス
ケットを移動操作するプランジャとを備え、外筒と第1
のガスケットとで囲まれた第1の空間に薬剤が収納さ
れ、内筒と第2のガスケットとで囲まれた第2の空間と
液体が収納されている。
るには、プランジャを内筒内に押し込んで第2のガスケ
ットを内筒の先端側に移動させることにより、液体を第
2の空間から第1の空間に流入させる。この流入した液
体に薬剤を混合、溶解して溶液とする。そして、内筒を
外筒内に押し込んで第1のガスケットを外筒の先端側に
移動させることにより、この溶液を送出(排出)する。
おける使用前の状態では、外筒の基端から内筒が突出
し、さらに内筒の基端からプランジャが大きく突出した
状態になっているため、全長が長いという欠点があっ
た。このため、輸送時や保管時等に大きなスペースを必
要とするという問題があった。
化に有利な2室型プレフィルドシリンジを提供すること
にある。
有利な2室型プレフィルドシリンジを適正に操作するた
めに必要な基端方向への戻りを確実に防止することがで
きるガスケットを提供することにある。
(1)〜(24)の本発明により達成される。
第1のガスケットと、前記第1のガスケットの基端側に
装着された内筒と、前記内筒内で摺動し得る第2のガス
ケットと前記外筒と前記第1のガスケットとで囲まれた
第1の空間に収納された薬剤と、前記内筒と前記第2の
ガスケットとで囲まれた第2の空間に収納された液体
と、前記第1の空間と前記第2の空間とを液密的に隔て
る閉状態から前記第1の空間と前記第2の空間とを連通
させる開状態に切り替え可能な開閉機構部と、前記第2
のガスケットが前記内筒の先端側に移動したとき、前記
第2のガスケットが前記内筒に対し相対的に基端方向に
戻るのを防止する戻り防止手段とを備えることを特徴と
するシリンジ。
スケットの内部に設けられている上記(1)に記載のシ
リンジ。
間内の圧力と前記第2の空間内の圧力との差に起因して
閉状態から開状態に切り替わる上記(1)または(2)
に記載のシリンジ。
に基端方向に移動することにより前記第1の空間内を陰
圧とすると、前記開閉機構部が閉状態から開状態になる
ように作動する上記(3)に記載のシリンジ。
するプランジャを有し、該プランジャを前記内筒に対し
相対的に先端方向に移動することにより前記第2の空間
内の圧力を増大させると、前記開閉機構部が閉状態から
開状態になるように作動する上記(3)に記載のシリン
ジ。
基端からの前記プランジャの突出長さをL1とし、前記
内筒の全長をL2としたとき、L1/L2が0.1以下
である上記(5)に記載のシリンジ。
内筒を前記外筒に対し相対的に基端方向に移動すること
により前記第1の空間内を陰圧とすると、この陰圧によ
り、前記第2の空間内の前記液体が前記第1の空間に流
入する上記(1)ないし(6)のいずれかに記載のシリ
ンジ。
間と前記第2の空間とを接続するように形成された連通
路と、該連通路内に移動可能に設置された栓体とを備
え、前記栓体が前記連通路の第1の部位にあるときには
前記栓体が前記連通路を遮断して閉状態となり、前記栓
体が前記連通路の第2の部位にあるときには前記連通路
の内周面と前記栓体の外周面との間に隙間が形成されて
開状態となる上記(1)ないし(7)のいずれかに記載
のシリンジ。
には、溝または凸条が形成されており、前記栓体が前記
第2の部位にあるときには前記栓体の外周面と前記溝ま
たは凸条とで形成された隙間を前記液体が通過可能であ
る上記(8)に記載のシリンジ。
空間と前記第2の空間とを隔てるように設けられた隔壁
部と、前記隔壁部を刺通可能な刺通部材とを備え、前記
刺通部材が前記隔壁部を刺通することにより閉状態から
開状態となる上記(1)ないし(7)のいずれかに記載
のシリンジ。
内筒の外周面との隙間を封止する封止部材が設けられて
いる上記(1)ないし(10)のいずれかに記載のシリ
ンジ。
ケットの位置にかかわらず、前記戻り防止手段の戻り防
止機能が発揮される上記(1)ないし(11)のいずれ
かに記載のシリンジ。
のガスケットに設けられている上記(1)ないし(1
2)のいずれかに記載のシリンジ。
にわたり外周側に向かって突出するリング状の凸部を有
し、前記凸部の表面が前記凸部の構成材料より摩擦係数
の小さい材料で構成された被覆層で被覆され、前記凸部
におけるピーク付近から基端側の部分で前記被覆層が欠
損しており、前記戻り防止手段は、前記被覆層の欠損部
で構成されている上記(13)に記載のシリンジ。
内筒に対し相対的に基端方向に移動するときの摺動抵抗
が先端方向に移動するときの摺動抵抗より大きい上記
(14)に記載のシリンジ。
ガスケットであって、筒体に対し相対的に基端方向に移
動するときの摺動抵抗が先端方向に移動するときの摺動
抵抗より大きいことを特徴とするガスケット。
突出するリング状の凸部を有し、前記凸部は、前記ガス
ケットが前記筒体に対し相対的に基端方向に移動すると
きのみ前記筒体の内周面に接触する大摩擦部分を有し、
前記大摩擦部分は、前記ガスケットが前記筒体に対し相
対的に先端方向に移動するときに前記内周面に接触する
部位より摩擦係数が大きい上記(16)に記載のガスケ
ット。
突出するリング状の凸部を有し、前記凸部の表面が前記
凸部の構成材料より摩擦係数の小さい材料で構成された
被覆層で被覆され、前記凸部におけるピーク付近から基
端側の部分で前記被覆層が欠損している上記(16)ま
たは(17)に記載のガスケット。
欠損部は、前記凸部の変形により、前記ガスケットが前
記筒体に対し相対的に先端方向に移動するときには前記
筒体の内周面に接触せず、前記ガスケットが前記筒体に
対し相対的に基端方向に移動するときには前記筒体の内
周面に接触する上記(18)に記載のガスケット。
欠損部は、縦断面形状においてほぼ直線的に形成されて
いる上記(18)または(19)に記載のガスケット。
欠損部は、縦断面形状において、前記ガスケットの中心
軸に対し5〜60°傾斜して形成されている上記(2
0)に記載のガスケット。
構成されている上記(18)ないし(21)のいずれか
に記載のガスケット。
被覆された部位の動摩擦係数(対サファイア針)が0.
4以下である上記(18)ないし(22)のいずれかに
記載のガスケット。
欠損部の動摩擦係数(対サファイア針)が0.8以上で
ある上記(18)ないし(23)のいずれかに記載のガ
スケット。
スケットを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳
細に説明する。
ぞれ、本発明のシリンジの第1実施形態を示す縦断面
図、図3は、図2中のX−X線での開閉機構部の横断面
図、図4は、図1および図2に示すシリンジにおける第
2のガスケットの縦断面図、図5は、図1および図2に
示すシリンジにおける第2のガスケットが内筒に対し先
端方向に移動する状態を示す縦断面図、図6は、図1お
よび図2に示すシリンジにおける第2のガスケットが内
筒に対し基端方向に移動する状態を示す縦断面図、図7
は、図1および図2に示すシリンジにおいて液体が第2
の空間から第1の空間に移動した状態を示す縦断面図で
ある。このうち、図1は、シリンジの開閉機構部が閉状
態のとき、図2は、シリンジの開閉機構部が開状態のと
きを示す。なお、以下の説明では、図1、図2および図
4〜図7中の左側を「先端」、右側を「基端」と言う。
リンジ内部に予め薬剤とこれを溶解する液体とが2室に
分離して収納された2室型プレフィルドシリンジであっ
て、外筒2と、外筒2内で摺動し得る第1のガスケット
3と、第1のガスケット3の基端側に装着された内筒4
と、内筒4内で摺動し得る第2のガスケット5と、第2
のガスケット5を移動操作するプランジャ(押し子)6
と、開閉機構部7Aとを備えている。以下、各部の構成
について説明する。
筒状の部材で構成され、底部21の中央部には、外筒2
の胴部に対し縮径した縮径部22が一体的に形成されて
いる。この縮径部22には、例えば、針管のハブ、コネ
クタ類、チューブ等(図示せず)が嵌合、装着されて使
用される。
キャップ24が例えば螺合により装着され、縮径部22
の内腔23を気密的に封止している。
24を用いたものに限らず、例えば、弾性栓、フィルム
の貼着等(図示せず)により封止してもよい。
ンジ25が一体的に形成されている。内筒4を外筒2に
対し相対的に移動操作する際などには、このフランジ2
5に指を掛けて操作を行うことができる。
塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状ポリ
オレフィン、ポリスチレン、ポリ−(4−メチルペンテ
ン−1)、ポリカーボネート、アクリル樹脂、アクリル
ニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエチレ
ンテレフタレート等のポリエステル、ブタジエン−スチ
レン共重合体、ポリアミド(例えば、ナイロン6、ナイ
ロン6・6、ナイロン6・10、ナイロン12)のよう
な各種樹脂が挙げられるが、その中でも、成形が容易で
あるという点で、ポリプロピレン、環状ポリオレフィ
ン、ポリエステル、ポリ−(4−メチルペンテン−1)
のような樹脂が好ましい。
を確保するために、実質的に透明であるのが好ましい。
のガスケット3が挿入されている。第1のガスケット3
の外周部には、外周側に向かって突出する複数のリング
状の凸部31、32が全周にわたって形成されている。
この凸部31、32が外筒2の内周面26に対し密着し
つつ摺動することで、液密性をより確実に保持するとと
もに、摺動性の向上が図れる。
方向に沿って2つの凸部31、32が形成されている。
すなわち、第1のガスケット3の基端部と先端部のそれ
ぞれに、凸部31、32が形成されている。このうち、
凸部32の先端側は、先端に向かって外径が漸減するよ
うなテーパ面を有している。
位置や個数、断面形状等は、これに限定されるものでは
ない。
基端から先端まで貫通する貫通孔33が形成されてい
る。この貫通孔33には、後述する内筒4の縮径部42
が挿入している。貫通孔33の内周面には、リング状の
凹部34が全周にわたり形成されている。
特に限定されないが、例えば、天然ゴム、ブチルゴム、
イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエ
ンゴム、シリコーンゴムのような各種ゴム材料や、ポリ
ウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、オレフィ
ン系、スチレン系等の各種熱可塑性エラストマー、ある
いはそれらの混合物等の弾性材料が挙げられる。
とも外周部が前述のような弾性材料で構成されていれば
よく、例えば、樹脂材料で構成された芯部(図示せず)
を有し、この芯部の外周を覆うように弾性材料が配置さ
れた構成のものでもよい。
に樹脂材料の被覆層が形成されていてもよい。
第1の空間27内には、適量の薬剤100が気密的に収
納されている。薬剤100の形態は、固体状(粉末状、
顆粒状を含む)、液体状等、いかなるものでもよいが、
本実施形態では、代表的に固体状(粉末状)の薬剤につ
いて説明する。
配合・溶解させるものであって、例えば抗ガン剤、抗生
物質、ビタミン剤(総合ビタミン剤)、各種アミノ酸、
ヘパリン等の抗血栓剤、インシュリン、抗腫瘍剤、鎮痛
剤、強心剤、静注麻酔剤、抗パーキンソン剤、潰瘍治療
剤、副腎皮質ホルモン剤、不整脈用剤、補正電解質、抗
ウィルス薬、免疫賦活剤等が挙げられる。
するプランジャ(押し子)としての機能と、液体200
を収納する容器としての機能とを併有するものである。
筒状の部材で構成され、底部41の中央部には、内筒4
の胴部に対し縮径した縮径部42が一体的に形成されて
いる。この縮径部42が貫通孔33に挿入した状態で、
第1のガスケット3に内筒4が装着されている。また、
縮径部42の外周部には、リング状の凸部(フランジ)
43が全周にわたり形成されており、この凸部43が凹
部34内に挿入することにより、第1のガスケット3と
内筒4とが確実に、かつ気密的に固定されている。
4が一体的に形成されている。プランジャ6を内筒4に
対し相対的に移動操作する際などには、このフランジ4
4に指を掛けて操作を行うことができる。
ず、外筒2の構成材料として挙げたものと同様のものを
用いることができる。
を確保するために、実質的に透明であるのが好ましい。
明のガスケット)が挿入されている。内筒4と第2のガ
スケット5とで囲まれる第2の空間46内には、液体2
00が液密的に収納されている。
ものではなく、例えば生理食塩水、電解質溶液、リンゲ
ル液、高カロリー輸液、ブドウ糖液、注射用水、透析
液、経口栄養剤、蒸留水、消毒薬、流動食、アルコール
等が挙げられる。
外周部には、外周側に向かって突出する複数のリング状
の凸部51、52が全周にわたり形成されている。この
凸部51、52が内筒4の内周面45に対し密着しつつ
摺動することで、液密性をより確実に保持するととも
に、摺動性の向上が図れる。
方向に沿って2つの凸部51、52が形成されている。
すなわち、第2のガスケット5の基端部と先端部のそれ
ぞれに、凸部51、52が形成されている。このうち、
凸部52の先端側は、先端に向かって外径が漸減するよ
うなテーパ面を有している。
面に開放する中空部53が形成されている。この中空部
53の先端部は、拡径しており、この拡径部には、後述
するプランジャ6のヘッド部61が挿入(嵌合)され
る。
ット本体54の外表面を被覆層55で被覆した構成にな
っている。
高い弾性材料で構成されている。このような弾性材料と
しては、特に限定されないが、例えば、天然ゴム、ブチ
ルゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−
ブタジエンゴム、シリコーンゴムのような各種ゴム材料
や、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、
オレフィン系、スチレン系等の各種熱可塑性エラストマ
ー等のうちの、1種または2種以上を組み合わせて用い
ることができる。
とも外周部が前述のような弾性材料で構成されていれば
良く、例えば、樹脂材料で構成された芯部(図示せず)
を有し、この芯部の外周を覆うように弾性材料が配置さ
れた構成のものでもよい。
よび先端面は、ガスケット本体54の構成材料より摩擦
係数の小さい材料で構成される被覆層55で被覆されて
いる。
されないが、例えば、ポリテトラフルオロエチレンまた
はその共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン共
重合体、四フッ化エチレン、四フッ化エチレン−パーフ
ルオロアルコキシエチレン共重合体(例えば、四フッ化
エチレンと、アルコキシル基の炭素数が1〜5のパーフ
ルオロアルコキシエチレンとの共重合体)、PVdE
(ポリビニリデンフロライド)、PCTFE(ポリクロ
ロトリフルオロエチレン)、TFE(テトラフルオロエ
チレン)、FEP(フッ化エチレンプロピレン)等のフ
ッ素系樹脂であるのが好ましく、これらの1種または2
種以上を組み合わせて用いることができる。このような
フッ素系樹脂は、摩擦係数が特に小さく、よって、第2
のガスケット5の先端方向への摺動抵抗をより低減する
ことができる。
基端側の部分において欠損している。すなわち、凸部5
1において被覆層55が欠損した欠損部56では、ガス
ケット本体54の構成材料が露出している。よって、欠
損部(露出部)56は、凸部51の被覆層55に覆われ
た部分よりも摩擦係数が大きい大摩擦部分となってい
る。
下に説明するように、第2のガスケット5が内筒4に対
し相対的に基端方向に移動する(戻る)のを防止する戻
り防止手段を構成するものである。
内筒4に対し相対的に先端方向に移動するときには、凸
部51は、基端側に倒れるように変形する。この状態で
は、凸部51においては、被覆層55に覆われた部分の
みが内周面45に接触し、欠損部56は内周面45に接
触しない。よって、第2のガスケット5の摺動抵抗は、
比較的小さい。
スケット5が内筒4に対し相対的に基端方向に移動する
ときには、凸部51は、先端側に倒れるように変形す
る。この変形により、欠損部56は、内周面45に接触
するようになる。よって、第2のガスケット5の摺動抵
抗は、比較的大きい。
4に対し相対的に先端方向に移動するときの摺動抵抗よ
り、基端方向に移動するときの摺動抵抗が大きい。この
摺動抵抗の違いにより、第2のガスケット5は、内筒4
に対し相対的に先端方向へは容易に移動するのに対し、
基端方向へは移動するのが困難であるため、実質的に、
内筒4に対し基端方向に戻るのが防止される。
2のガスケット5の戻り防止手段が第2のガスケット5
自体に設けられていることにより、戻り防止手段として
例えばプランジャ6と内筒4とをロックするロック機構
のような別部材を設ける必要がなく、よって、構造の簡
素化や製造コスト低減を図ることができる。
のガスケット5の位置にかかわらず、基端方向への戻り
を防止することができるという利点がある。
体を覆うように被覆層55を形成した後、第2のガスケ
ット5の基端外周部をカット(C面カット)することに
より、容易に形成することができる。
は、図4に示す自然状態(外力を付与しない状態)にお
いて、凸部51のピーク付近に位置するが、このピーク
より僅かに先端側に位置するのがより好ましい。これに
より、図5に示す状態では、凸部51の変形により境界
部57が基端側に僅かに移動して、内周面45には欠損
部56が接触せず被覆層55のみが接触することとな
り、また、図6に示す状態では、凸部51の変形により
境界部57が先端側に僅かに移動して、欠損部56が確
実に内周面45に接触する。よって、先端方向への摺動
抵抗(特に、動き出し時の摺動抵抗)を小さく維持しつ
つ、戻り防止効果をより確実に発揮することができる。
る縦断面形状において、ほぼ直線的に形成されているの
が好ましい。これにより、図6に示す状態における欠損
部56の内周面45に対する接触面積が増大し、基端方
向への戻りをより確実に防止することができる。
ている場合、図4に示す縦断面形状において、第2のガ
スケット5の軸方向に対する欠損部56の傾斜角度θ
は、特に限定されないが、5〜60°程度であるのが好
ましく、10〜40°程度であるのがより好ましい。こ
れにより、欠損部56は、図5に示す状態では内周面4
5により確実に接触せず、図6に示す状態では内周面4
5により確実に接触する。
形成されているものであってもよく、この場合には、そ
の曲率半径が10mm以上であるのが好ましく、15m
m以上であるのがより好ましい。
部位の動摩擦係数(対サファイア針)は、0.4以下で
あるのが好ましく、0.1〜0.3程度であるのがより
好ましい。これにより、第2のガスケット5の先端方向
へ摺動抵抗をより小さくすることができる。
擦係数(対サファイア針)は、0.8以上であるのが好
ましく、0.9〜1.2程度であるのがより好ましい。
これにより、第2のガスケット5の基端方向への戻りを
より確実に防止することができる。
いが、例えば、1〜200μm程度であるのが好まし
く、15〜110μm程度であるのがより好ましい。被
覆層55の平均厚さが前記下限値未満では、強度不足と
なる恐れがある。一方、被覆層55の平均厚さが前記上
限値を超えると、その構成材料によっては、第2のガス
ケット5の変形に際し、被覆層55のガスケット本体5
4への追従性が低下し、液密性が低下することがある。
位置や個数、断面形状等は、これに限定されるものでは
ない。また、欠損部56のような大摩擦部分は、凸部5
2に設けられていてもよい。また、欠損部56は、複数
設けられていてもよく、例えば凸部51、52の両方に
設けられていてもよい。
大摩擦部分は、欠損部56のように被覆層55の欠損に
より構成されるものに限らない。例えば、ガスケット本
体が摩擦係数の比較的低い材料で構成され、大摩擦部分
に相当する部分を含む部位が比較的摩擦係数の高い弾性
材料で構成されているようなものであってもよい。
のガスケットは、本実施形態のシリンジ1のような2室
型プレフィルドシリンジに限らず、例えば吸入操作を防
止する必要があるシリンジなど、他の各種のシリンジに
適用することができる。
戻り防止手段としては、欠損部56のような大摩擦部分
に限らず、いかなるものであってもよい。また、第2の
ガスケット5の戻り防止手段は、第2のガスケット5以
外の部位に設けられていてもよく、例えば、内周面45
に係合凸部を設け、この係合凸部に第2のガスケット5
が係合して基端方向への戻りが防止されるような構成で
あってもよい。
ト5を内筒4に対し先端方向へ移動操作するプランジャ
6が連結(装着)されている。
部61が形成されている。このヘッド部61が中空部5
3の先端の拡径部に挿入、嵌合することにより、第2の
ガスケット5とプランジャ6とが連結、固定されてい
る。
指当て部62が形成されている。この指当て部62を指
等で押圧することによりプランジャ6を内筒4に対し先
端方向へ移動操作する。
ケット5の戻り防止手段が設けられていることにより、
従来のように、プランジャ6と内筒4とのロック機構を
設け、内筒4の先端付近まで移動した第2のガスケット
5をプランジャ6で押さえて戻りを防止する必要がな
い。よって、本発明では、プランジャ6は、第2のガス
ケット5を内筒4の先端付近まで移動可能なほど長くな
くてよい。
開閉機構部7Aを閉状態から開状態にする際に第2の空
間46内(液体200)を加圧するためものである。よ
って、プランジャ6は、第2の空間46内(液体20
0)を加圧するのに必要な僅かなストロークだけ第2の
ガスケット5を移動させることができるものであればよ
い。
長さは、短くてよい。これにより、本発明のシリンジ1
Aは、図1に示す使用前の状態における全長を短くする
ことができる。よって、輸送時や保管時のスペースを縮
小することができるとともに、操作性が向上し、取り扱
いがし易い。
が、前述の効果をより顕著に発揮するためには、図1に
示す使用前の状態において、内筒4の基端からのプラン
ジャ6の突出長さをL1とし、内筒4の全長をL2とし
たとき、L1/L2が0.1以下であるのが好ましく、
0.02〜0.08程度であるのがより好ましい。
の空間46とを液密に隔てる閉状態から第1の空間27
と第2の空間46とを連通する開状態に切り替え可能な
ものである。
4の縮径部42の内腔として形成された連通路71と、
連通路71内に移動可能に設置された栓体72とで構成
されている。
は、第1のガスケット3の内部に設けられている。これ
により、シリンジ1Aは、さらなる小型化(特に全長の
短縮)を図ることができる。
の部位711と、第1の部位711の先端側に形成さ
れ、内周面に複数の凸条713が設けられた第2の部位
712とを有している。
は、外周側に向かって突出する2つのリング状の凸部が
全周にわたって形成されている。これらの2つの凸部
は、栓体72の基端部と先端部とにそれぞれ形成されて
いる。これらの凸部が第1の部位711の内周面に対し
密着しつつ摺動することで、液密性をより確実に保持す
るとともに、摺動性の向上が図れる。
の状態では、栓体72が第1の部位711に位置し、連
通路71を遮断(遮蔽)しており、これにより、第1の
空間47と第2の空間46とが液密に隔てられている。
すなわち、開閉機構部7Aは、閉状態になっている。
位712の内周面には、軸方向に延びる複数の凸条71
3が形成されている。図示の構成では、凸条713は、
4本形成されており、周方向に沿ってほぼ等角度間隔
(90°間隔)で並設されている。また、互いに隣接す
る凸条713の間は、溝714になっている。
っており、これにより、栓体72が第1の空間27側に
脱落しないようになっている。
うに、栓体72が第1の部位711に位置するときに
は、栓体72が第1の部位711を遮断する閉状態にな
っている。この閉状態から、プランジャ6を押し込ん
で、第2の空間46内を加圧すると、栓体72が第2の
部位712に移動する。すなわち、第2の空間46内の
圧力が第1の空間27内の圧力より大きくなり、この圧
力差により、栓体72は、第2の部位712に移動する
(図2参照)。
712に位置した状態では、栓体72の外周面と第2の
部位712の内周面との間に溝714により隙間が形成
され、この溝714内を液体200が通過可能になる。
すなわち、栓体72が第2の部位712に移動すること
により、開閉機構部7Aが開状態となり、第1の空間2
7と第2の空間46とが連通する。
て、開閉機構部7Aを簡単な操作で確実に閉状態から開
状態にすることができる。
開閉機構部7Aを閉状態から開状態にすることもでき
る。すなわち、図1に示す状態から内筒4を外筒2に対
し相対的に基端方向に移動すると、第1の空間27内が
陰圧となり、これにより、第2の空間46内の圧力が第
1の空間27内の圧力より大きくなり、栓体72が第2
の部位712に移動する。
に基端方向に移動することによって開閉機構部7Aを閉
状態から開状態にする場合には、プランジャ6を省略し
てもよい。プランジャ6を省略することにより、シリン
ジ1Aの使用前の状態における全長をより短くすること
ができる。
には、内筒4の外周面47との隙間を封止する封止部材
としてのOリング11が設置されている。このOリング
11は、フランジ25の基端面に固着されたリング状の
保持部材12により保持されている。
ことにより、第1の空間27内の気密性や無菌状態をよ
り確実に保持することができる。また、Oリング11
は、内筒4を外筒2に対し移動するときに、内筒4が外
筒2に対し傾斜するのを防止する機能、すなわち軸ブレ
を防止する機能をも発揮する。よって、軸ブレにより、
第1のガスケット3の凸部31、32が内周面26から
離れて隙間を生じ、気密性・液密性が損なわれるような
ことを防止することができる。
いて説明する。シリンジ1Aを使用する際には、まず、
プランジャ6の指当て部62に指を当て、プランジャ6
を先端方向に押圧する。これにより、プランジャ6に連
結された第2のガスケット5が内筒4内で先端方向に摺
動し、第2の空間46内の液体200が加圧される。こ
れにより、開閉機構部7Aが閉状態から開状態となり、
第1の空間27と第2の空間46とが連通路71を介し
て連通する(図2参照)。なお、プランジャ6が省略さ
れている場合には、この操作は不要である。
筒2に対し相対的に基端方向に移動させる。これによ
り、内筒4に連結された第1のガスケット3が外筒2内
で基端方向に摺動し、第1の空間27内が減圧され、陰
圧となる。この陰圧により、第2の空間46内(内筒4
内)の液体200は、連通路71を通って第1の空間2
7(外筒2内)に流入する。
間27に移動して、第2の空間46内が陰圧となること
により、第2のガスケット5は、自動的に内筒4内で相
対的に先端方向に摺動する。この際、第2のガスケット
5は、前述したように先端方向への摺動抵抗が比較的小
さいので、スムーズに移動する。
に基端方向に移動させる操作を行うことにより、第1の
空間27は、徐々に拡大し、第2の空間27は、徐々に
縮小する。
から第1の空間27に流入するのに伴なって第1の空間
27が拡大することにより、第1の空間27内で薬剤1
00と液体200とを容易、確実に混合・溶解すること
ができる。
内筒4の先端付近まで移動し、ほとんどの液体200が
第1の空間27に流入したら、シリンジ1Aを振るい動
かすなどして、薬剤100を液体200に溶解させる。
径部22の先端からキャップ24を取り外して封止を解
除し、第1の空間27内のエア抜きを行う。
ネクタ類、チューブ類または針管のハブ等を嵌合、装着
する。
端方向に移動させる。これにより、第1のガスケット3
が外筒2内で先端方向に摺動し、第1の空間27内の溶
液(薬剤100と液体200とからなる溶液)が前記コ
ネクタ類、チューブ類または針管のハブ等に送出(排
出)される。
ように、欠損部56により内筒4に対し基端方向に戻る
のが防止される。よって、第1の空間27内の溶液が第
2の空間46に逆流することが防止される。
4内での第2のガスケット5の位置にかかわらず戻り防
止機能が発揮されることから、第2のガスケット5が先
端方向に移動しきっていない(第2のガスケット5の移
動量が足りない)ような場合であっても、溶液を送出
(排出)する際の第2のガスケット5の戻りが防止さ
れ、よって、溶液の第2の空間46への逆流をより確実
に防止することができる。
ぞれ、本発明のシリンジの第2実施形態における開閉機
構部を示す縦断面図である。このうち、図8は、開閉機
構部の閉状態、図9は、開閉機構部の開状態を示してい
る。なお、以下の説明では、図8および図9中の左側を
「先端」、右側を「基端」と言う。
ンジの第2実施形態について説明するが、前述した実施
形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明
を省略する。
の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様であ
る。
部7Bは、内筒4の縮径部42の内腔として形成された
連通路73と、連通路73の先端部を封止するように設
けられた隔壁部74と、連通路73内に移動可能に設置
された栓体75と、栓体75の中心部に固着された中空
針(刺通部材)76とで構成されている。
円柱状をなし、外周部には、外周側に向かって突出する
2つのリング状の凸部が全周にわたって形成されてい
る。これらの2つの凸部は、栓体75の基端部と先端部
とにそれぞれ形成されている。これらの凸部が連通路7
3の内周面に対し密着しつつ摺動する。
り、この縮径部により、栓体75が第1の空間27側に
脱落しないようになっている。
的に形成されており、第1のガスケット3の薄肉部で構
成されている。
るように設置されている。中空針76の先端側は、栓体
75の先端面から突出し、その先端には、鋭利な針先7
61が形成されている。
図8に示すように、針先761は、隔壁部74の基端側
に位置している。
で、第2の空間46内を加圧すると、栓体75の基端面
に圧力が作用して、栓体75が先端方向に移動する。な
お、栓体75の先端側と基端側とは、中空針76の内腔
762により連通しているが、この内腔は細径であるた
め、第2の空間46内を加圧すると、栓体75の基端側
が先端側よりも圧力が高くなり、栓体75が移動する。
示すように、隔壁部74を中空針76が刺通する。これ
により、第1の空間27と第2の空間46とが中空針7
6の内腔762を介して連通する。すなわち、開閉機構
部7Bが開状態となる。
にするには、前記第1実施形態と同様に、プランジャ6
の操作によらず、内筒4を外筒2に対し相対的に基端方
向に移動させることによっても行うことができる。
条を形成する必要がなく、よって、構造をより簡素化す
ることができる。また、閉状態においては、隔壁部74
により第1の空間27と第2の空間46とが隔てられて
いることから、第1の空間27と第2の空間46との間
の気密性、液密性がより向上し、よって、薬剤100の
乾燥状態をより確実に保持することができる。
を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これ
に限定されるものではなく、シリンジおよびガスケット
を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成
のものと置換することができる。
の空間との圧力差に起因して作動するようなものに限ら
ず、いかなるものであってもよい。例えば、第2のガス
ケットに対し内筒が軸周りに回転可能に連結されてお
り、この回転位置により第2のガスケットに形成された
孔(流路)と内筒の底部に形成された孔(流路)とが断
接されるよう構成され、内筒を回転させることにより閉
状態から開状態に切り替えるようなものであってもよ
い。
よれば、使用前の状態における全長を短くすることがで
き、小型化が図れる。よって、輸送時や保管時のスペー
スを縮小することができ、また、使用時の取り扱いもし
易い。
設けられていることから、操作が簡単であるとともに、
溶液の送出(排出)時に溶液が第2の空間に逆流するこ
とを確実に防止することができる。
設けられている場合や、戻り防止手段の戻り防止効果が
内筒内での第2のガスケットの位置にかかわらず発揮さ
れる場合には、操作がより簡単であるとともに、溶液の
送出(排出)時に溶液が第2の空間に逆流することをよ
り確実に防止することができる。
第2の空間内の圧力とに差に起因して閉状態から開状態
に切り替わるよう構成されている場合には、さらに簡単
な操作で使用することができる。
部材を設けることなく、基端方向への戻りを確実に防止
することができる。よって、例えば2室型プレフィルド
シリンジや吸引操作を防止する必要のあるシリンジ等に
好適に用いることができ、これらの構造の簡素化や製造
コストの低減を図ることができる。また、ガスケット自
体の製造も容易であり、量産にも適する。
図(開閉機構部が閉状態のとき)である。
図(開閉機構部が開状態のとき)である。
ある。
ガスケット(本発明のガスケット)の縦断面図である。
ガスケットが内筒に対し先端方向に移動する状態を示す
縦断面図である。
ガスケットが内筒に対し基端方向に移動する状態を示す
縦断面図である。
第2の空間から第1の空間に移動した状態を示す縦断面
図である。
機構部を示す縦断面図(開閉機構部が閉状態のとき)で
ある。
機構部を示す縦断面図(開閉機構部が開状態のとき)で
ある。
Claims (15)
- 【請求項1】 外筒と、 前記外筒内で摺動し得る第1のガスケットと、 前記第1のガスケットの基端側に装着された内筒と、 前記内筒内で摺動し得る第2のガスケットと前記外筒と
前記第1のガスケットとで囲まれた第1の空間に収納さ
れた薬剤と、 前記内筒と前記第2のガスケットとで囲まれた第2の空
間に収納された液体と、 前記第1の空間と前記第2の空間とを液密的に隔てる閉
状態から前記第1の空間と前記第2の空間とを連通させ
る開状態に切り替え可能な開閉機構部と、 前記第2のガスケットが前記内筒の先端側に移動したと
き、前記第2のガスケットが前記内筒に対し相対的に基
端方向に戻るのを防止する戻り防止手段とを備えること
を特徴とするシリンジ。 - 【請求項2】 前記第2のガスケットを移動操作するプ
ランジャを有し、該プランジャを前記内筒に対し相対的
に先端方向に移動することにより前記第2の空間内の圧
力を増大させると、前記開閉機構部が閉状態から開状態
になるように作動する請求項1に記載のシリンジ。 - 【請求項3】 使用前の状態における前記内筒の基端か
らの前記プランジャの突出長さをL1とし、前記内筒の
全長をL2としたとき、L1/L2が0.1以下である
請求項2に記載のシリンジ。 - 【請求項4】 前記開閉機構部が開状態で、前記内筒を
前記外筒に対し相対的に基端方向に移動することにより
前記第1の空間内を陰圧とすると、この陰圧により、前
記第2の空間内の前記液体が前記第1の空間に流入する
請求項1ないし3のいずれかに記載のシリンジ。 - 【請求項5】 前記開閉機構部は、前記第1の空間と前
記第2の空間とを接続するように形成された連通路と、
該連通路内に移動可能に設置された栓体とを備え、前記
栓体が前記連通路の第1の部位にあるときには前記栓体
が前記連通路を遮断して閉状態となり、前記栓体が前記
連通路の第2の部位にあるときには前記連通路の内周面
と前記栓体の外周面との間に隙間が形成されて開状態と
なる請求項1ないし4のいずれかに記載のシリンジ。 - 【請求項6】 前記開閉機構部は、前記第1の空間と前
記第2の空間とを隔てるように設けられた隔壁部と、前
記隔壁部を刺通可能な刺通部材とを備え、前記刺通部材
が前記隔壁部を刺通することにより閉状態から開状態と
なる請求項1ないし4のいずれかに記載のシリンジ。 - 【請求項7】 前記内筒内での前記第2のガスケットの
位置にかかわらず、前記戻り防止手段の戻り防止機能が
発揮される請求項1ないし6のいずれかに記載のシリン
ジ。 - 【請求項8】 前記戻り防止手段は、前記第2のガスケ
ットに設けられている請求項1ないし7のいずれかに記
載のシリンジ。 - 【請求項9】 前記第2のガスケットは、全周にわたり
外周側に向かって突出するリング状の凸部を有し、前記
凸部の表面が前記凸部の構成材料より摩擦係数の小さい
材料で構成された被覆層で被覆され、前記凸部における
ピーク付近から基端側の部分で前記被覆層が欠損してお
り、 前記戻り防止手段は、前記被覆層の欠損部で構成されて
いる請求項8に記載のシリンジ。 - 【請求項10】 筒体内に摺動可能に設置されるガスケ
ットであって、 筒体に対し相対的に基端方向に移動するときの摺動抵抗
が先端方向に移動するときの摺動抵抗より大きいことを
特徴とするガスケット。 - 【請求項11】 全周にわたり外周側に向かって突出す
るリング状の凸部を有し、 前記凸部は、前記ガスケットが前記筒体に対し相対的に
基端方向に移動するときのみ前記筒体の内周面に接触す
る大摩擦部分を有し、 前記大摩擦部分は、前記ガスケットが前記筒体に対し相
対的に先端方向に移動するときに前記内周面に接触する
部位より摩擦係数が大きい請求項10に記載のガスケッ
ト。 - 【請求項12】 全周にわたり外周側に向かって突出す
るリング状の凸部を有し、前記凸部の表面が前記凸部の
構成材料より摩擦係数の小さい材料で構成された被覆層
で被覆され、前記凸部におけるピーク付近から基端側の
部分で前記被覆層が欠損している請求項10または11
に記載のガスケット。 - 【請求項13】 前記凸部における前記被覆層の欠損部
は、前記凸部の変形により、前記ガスケットが前記筒体
に対し相対的に先端方向に移動するときには前記筒体の
内周面に接触せず、前記ガスケットが前記筒体に対し相
対的に基端方向に移動するときには前記筒体の内周面に
接触する請求項12に記載のガスケット。 - 【請求項14】 前記凸部における前記被覆層の欠損部
は、縦断面形状においてほぼ直線的に形成されている請
求項12または13に記載のガスケット。 - 【請求項15】 前記被覆層は、フッ素系樹脂で構成さ
れている請求項12ないし14のいずれかに記載のガス
ケット。
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