JP2017500170A - 薬剤成分を混合供給する組立品 - Google Patents

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Abstract

薬剤成分混合供給組立品は、第1のカートリッジ及び第2のカートリッジを備える。第1及び第2のカートリッジは互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、第1のカートリッジは第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、第1のカートリッジには押し棒が装着され、かつ、第1の薬剤成分が入っており、第2のカートリッジは入口端及び出口端が設けられた本体を備え、第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、第1及び第2のカートリッジは非侵襲性の弁要素で分離されている。

Description

本発明は、一対の成分を混合するのに好適な新規な注射器に関する。
より詳細には、本発明は、固形薬剤と液体、液状成分と液状成分、粘性成分と非粘性成分など、二成分系の混合に好適な新規な注射器に関する。また本発明はそれに関連する方法にも関する。
薬剤の多くは混合溶液の状態では不安的で長期保存に適さず、他の形態より保存期限が短い。そのような薬剤は、通常は液状の希釈液すなわち担体を用いて投与前に再構成してもよい。すなわち、液状薬剤又は固形薬剤は再構成まで密封式小瓶に保存してもよい。近年、少なくとも2種の異なる成分を別々に保存することができる充填済み注射器の使用が増えている。通常、そのような注射器は、第1の薬室に保存された医薬品成分と、第2の薬室中の溶解剤又は分散剤とを備える。これら成分は使用時まで分離されている。
粉末薬剤とそれに適した液体を適切に使用することができる二室型注射器が開発されている。このような二つの薬室は、組み替えタンパク質などの「生物薬剤」の投与に用いることができる。
商業的に成功している二室型注射器の一例が、ベッターリオジェクト(Vetter Lyo-Ject、登録商標)二室型注射器である。この注射器は、組み替え型抗血友病因子と共に使用されることが知られている。この組み替え型抗血友病因子は、注射器内でその場で(in situ)凍結乾燥される。ベッター注射器は米国特許第6,419,656号に記載されており、軸に沿って延びた筒状本体と、この本体内を軸方向に摺動可能な押し棒と、押し棒前方の本体内を摺動可能な自由ピストンとを備える。本体内部は押し棒により、押し棒前方の前側区画及び押し棒とピストンの間の後側区画に分けられている。また本体には、ピストンの前方に迂回路が設けられている。使用時、凍結乾燥薬剤が前側区画に、液体が後側区画に置かれている。押し棒が押されると、第2の区画は迂回薬室側に寄り、液体は第1の区画に流れ込んで薬剤を溶解することができる。すなわち薬剤の懸濁液を形成することができる。
しかし、ベッターリオジェクト(登録商標)注射器のような二室型注射器の1つの欠点は製造費用が高いことである。また、凍結乾燥粉末薬剤を注射器内でその場で作ることも難しく、速く大量に製造する技術には適さない。
他の二室型注射器が知られている。例えば、米国特許第5,281,198号には、複数薬剤成分、例えば凍結乾燥薬剤成分と希釈液成分に好適な注射器組立品が記述されている。これらの成分は、第1のカートリッジと可動式ピストンを装着した第2のカートリッジに入っている。第2のカートリッジは第1のカートリッジ内に押し込まれ、釘状又は針状の部品で2つのカートリッジは結合され、第1のカートリッジの内容物が第2のカートリッジ内に入って混合される。第2のピストンの駆動にラチェット式押し棒が用いられており、このラチェット式押し棒の移動距離によって投与量が決まる。
しかしそのような装置の1つの欠点は、第1のカートリッジと第2のカートリッジを分離している隔壁を釘状又は針状の部品が貫通すなわち穴を開けるときに微小片が生じる可能性があることである。さらに、押し棒を押して隔壁に穴を開けるときの抵抗すなわち摩擦が、使用者にとって非常に大きい場合がある。また、本装置が使用に供されるまで、注射器の無菌性が維持されることも重要なことである。
発明者等は、従来技術の装置に関連したこれら問題を克服又は緩和する装置を見出した。より具体的には、発明者等は、隔壁に穴を開ける必要の無い新規な二重注射器組立品を見出した。さらに、本発明のこの新規な装置は従来の標準的な注射器用の部品を好適に利用することができ、注射器本体に迂回薬室を作る必要が無い。
すなわち、本発明の第1の側面によれば、薬剤成分を混合供給する組立品が提供され、本組立品は、
第1のカートリッジ及び第2のカートリッジを備え、
第1及び第2のカートリッジは互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、第1のカートリッジは第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、第1のカートリッジには押し棒が装着され、かつ、第1の薬剤成分が入っており、
第2のカートリッジは入口端及び出口端が設けられた本体を備え、第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
第1及び第2のカートリッジは非侵襲性の弁要素で分離されている。
具体的な一実施形態では、非侵襲性の弁要素(例えばピストンで構成される)には端部リブ、すなわち第2のカートリッジの開放端に最も近い非侵襲性の弁要素の端部に配置される円周状のリブが設けられている。端部リブの採用は、とりわけこの供給用組立品の注射前準備のときに無菌性が維持される点で有利である。
さらに、非侵襲性の弁要素例えばピストンは概して細長くてもよい。第2の薬剤成分が入っている第2のカートリッジの領域は一般に無菌混合室で備えるが、この混合室の外側の第2のカートリッジ内壁及びピストンの端部リブの先の部分は、一般に無菌ではない。使用時、本供給組立品の押し棒が押され、ピストンが第2のカートリッジの入口端に向かって移動すると、混合室は基本的に長手方向に拡大する。それ故ピストンの長さは、ピストンが動いても混合室と第2のカートリッジの非無菌壁とは決して接触せず常に混合室の無菌性が維持されるように望ましく選択されている。したがってピストンの長さは、ピストンが第2のカートリッジに沿ってどれだけ後退しなければならないかによって、言い換えれば混合室に求められる容積によって決まることになる。
本発明の具体的な一側面では、非侵襲性の弁要素はボール弁、流入阻止要素、又はT型阻止要素で構成されていてもよい。
本薬剤成分混合供給組立品は一般的に注射器組立品を備えるであろう。すなわち、上記の薬剤成分混合供給組立品は、第2のカートリッジの出口端に取り付けられた皮下注射針などの針を含んでもよい。
第1及び第2の薬剤成分の一方は固形の治療活性薬剤を含んでもよく、もう一方は固形の治療活性薬剤を溶解する液体又は懸濁液を形成することができる液体を含んでもよい。本発明の具体的な一側面では、第1の薬剤成分は液体を含み、第2の薬剤成分は固形の治療活性薬剤を含む。しかし当業者にとっては自明だが、第1及び第2の薬剤成分は液状成分と液状成分、粘性成分と非粘性成分などを含んでもよい。
上記の非侵襲性の弁の使用には、とりわけ従来の注射器本体及び/又は押し棒を利用することができる利点、及び注射器組立品全体の費用を大きく低減することができる利点がある。また、例えば弾性隔壁も不要である。
本発明の一側面では、非侵襲性の弁要素はボール弁を備えてもよい。そのようなボール弁要素は、第1のカートリッジの出口内に1個以上のボールを備え、このボールが第1のカートリッジを密封するように作用してもよい。ボール弁要素は第1のカートリッジからボールを受けるのに適した実質的に中空の穴開きピストンを含む。
より具体的には、ボール弁要素は実質的に中空の穴開きピストンを備えてもよい。このピストンは、第1のカートリッジの出口端近くに第1の端部を、第2のカートリッジの入口端近くに第2の端部を持っている。この中空の穴開きピストンは、第2のカートリッジの内壁を概ね密封する側壁を備える。
ピストンの第1の端部は、第1のカートリッジの出口端を配置する手段を備えてもよい。例えばそのような手段は、実質的に円周状のリッジを備えてもよい。ピストンの第2の端部は、使用時に流体が流れる寸法の開口を1個以上備えてもよい。
1個又は複数個、例えば2個又は3個のボールを第1のカートリッジの出口内に配置して、このボールで第1のカートリッジを密封するようにしてもよい。
使用時、押し棒で第1のカートリッジ内を押すと、流体の圧力によってボール弁が開き、流体が第1のカートリッジから第2のカートリッジに流れて混合される。
本発明の別の側面では、非侵襲性の弁要素は上記のようなボール弁を備えてもよい。しかしピストンの第2の端部は独立した栓要素を備え、この栓要素に、使用時に流体が流れる寸法の開口が1個以上設けられてもよい。さらにこの栓要素に、ボールを第1のカートリッジの出口からずらす手段を設けて、流体が第1のカートリッジから第2のカートリッジに流れて混合されるようにしてもよい。すなわち本発明のこの側面によれば、上記の薬剤成分混合供給組立品が提供され、そのボール弁要素は栓要素を含み、栓要素には1個以上の開口と、ボールを第1のカートリッジの出口からずらす手段とが設けられている。そのようにずらすための手段の一例は突出部が設けられた栓である。
本発明の別の側面では、非侵襲性の弁要素は流入阻止要素を備えてもよい。この流入阻止要素は、導管手段が設けられた阻止部材を備えてもよい。この導管手段は阻止部材内に内側導管を備えてもよく、あるいは外側導管すなわちピストン壁と阻止部材の間の導管を備えてもよい。
内側導管が設けられた流入阻止要素の一例はT型弁である。そのようなT型弁要素は実質的に中空の穴開きピストンを備えてもよい。このピストンは、第1のカートリッジの出口端近くに第1の端部を、第2のカートリッジの入口端近くに第2の端部を持っている。この中空の穴開きピストンは、上記のように第2のカートリッジの内壁を概ね密封する側壁を備える。
ピストンの第1の端部は、第1のカートリッジの出口端を配置する手段を備えてもよい。例えばそのような手段は、実質的に円周状のリッジを備えてもよい。またピストン内には、流体を流すことができるとともに第1のカートリッジの出口端を密封する阻止部材が収納される。この阻止部材は、第1のカートリッジの長手方向軸と実質的に同軸の内側導管を備えてもよい。ただし、この内側導管は1個以上に分岐されており、この分岐された内側導管とピストンの側壁の間は密封されている。
使用時、押し棒で第1のカートリッジ内を押すと、流体の圧力によって流入阻止要素が移動し、導管の1個以上の分岐とピストンの側壁との間の密封性はもはや維持されず、流体が第1のカートリッジから第2のカートリッジに流れ混合されることが可能となる。必要なら、第2の阻止部材を第2のカートリッジの入口の近くに設けてもよい。また第2の阻止部材に、第1の阻止要素と実質的に同じように作用する1個以上の分岐導管を設けてもよい。
本明細書に記載のどの実施形態においても、非侵襲性の弁要素の側壁に1個以上の外部リブを設けて、非侵襲性の弁要素と第2のカートリッジの間の密封性を高めてもよい。すなわち、例えば非侵襲性の弁要素がピストンを備える場合、このピストンはリブ付きでもよい。すなわち1個以上の外部リブを設けて、ピストンと第2のカートリッジ内壁の間の密封性を高めてもよい。好ましくは、このピストンには1個以上の円周状のリブが設けられている。とりわけ、ピストンに円周状のリブが複数個、例えば2、3、又は4個設けられるのが好ましい。
外側導管が設けられた流入阻止要素の別の例は「環状弁」である。「環状弁」には上記T型弁と類似の機能を有するが、「環状弁」阻止要素自体は内側導管を備えていない。
ピストンの内壁は、第1のカートリッジ近傍で阻止部材と嵌合するように構成されている。この第1の位置では、阻止部材によって第1のカートリッジが密封されている。また、ピストンには第2の位置もあり、その位置で阻止部材は緩いフィットを形成し、阻止部材の外側、阻止部材とピストンの間に導管が形成されるため、流体はその導管すなわちピストンの壁と阻止部材の間を通過することができる。
すなわち本発明のこの側面によれば、上記の薬剤成分混合供給組立品が提供され、この組立品では、「環状弁」はピストンを備え、このピストンは第1のカートリッジを密封する阻止部材と嵌合するように構成されており、
ピストンは第2の位置を提供し、この位置で阻止部材は隙間を形成するため、流体がピストン壁と阻止部材の間を通過することができる。
T型弁の使用にはとりわけ以下の利点を有する。
・中空の阻止部材内でピストンを案内する(栓が傾かない)。
・組み立てを助ける−物理的制止。
・ピストンが不用意に注射器内に引き戻されるのを防ぐ。
・カートリッジの首部分の密封性がリブによって高められる。
・直径のより大きな部分が中空の阻止部材で保持され、ピストン保持が改善される。
本発明の別の一側面によれば、第1及び第2の薬剤成分を保持している薬剤成分混合供給組立品を操作する一方法が提供される。この供給組立品は、
第1のカートリッジ及び第2のカートリッジを備え、
第1及び第2のカートリッジは互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、第1のカートリッジは第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、第1のカートリッジには押し棒が装着され、かつ、第1の薬剤成分が入っており、
第2のカートリッジは入口端と出口端が設けられた本体を備え、第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
第1及び第2のカートリッジは非侵襲性の弁要素で隔てられており、
本方法は、押し棒で第1のカートリッジ内を軸方向に中間位置まで押し込み、すなわち第1のカートリッジを加圧し、非侵襲性の弁要素を開放し、第1の薬剤成分を弁から第2のカートリッジ内に流して第2の薬剤成分と混合することを含む。
本発明のさらに別の一側面によれば、治療活性薬剤を患者に投与する方法が提供される。この方法は、第1及び第2の薬剤成分を保持している薬剤成分混合供給組立品を操作することを含む。この供給組立品は、
第1のカートリッジ及び第2のカートリッジを備え、
第1及び第2のカートリッジは互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、第1のカートリッジは第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、第1のカートリッジには押し棒が装着されており、かつ、第1の薬剤成分が入っており、
第2のカートリッジは入口端と出口端が設けられた本体を備え、第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
第1及び第2のカートリッジは非侵襲性の弁要素で隔てられており、
本方法は、
(i)押し棒で第1のカートリッジ内を軸方向に中間位置まで押し込み、すなわち第1のカートリッジを加圧し、非侵襲性の弁要素を開放し、第1の薬剤成分を弁から第2のカートリッジ内に流して第2の薬剤成分と混合し、
(ii)第1及び第2の薬剤成分が混合された後、混合薬剤成分を患者に投与する、
ことを含む。
本発明の方法の具体的な一側面によれば、非侵襲性の弁要素には端部リブが設けられていて、非侵襲性の弁要素と第2のカートリッジとの間の密封性が高められている。
本薬剤成分混合供給組立品は通常、注射器組立品を備える。したがって一般に、治療活性薬剤を患者に投与する方法は、皮下注射針などの針を第2のカートリッジの出口端に取り付ける追加の工程を含み、その後、混合薬剤成分が患者に投与される。
上記の方法では、好ましくは、第1及び第2の薬剤成分の一方は固形の治療活性薬剤を含み、もう一方は固形の治療活性薬剤を溶解又はその懸濁液を作ることができる液体である。本発明の具体的な一側面では、第1の薬剤成分は液体を含み、第2の薬剤成分は固形の治療活性薬剤を含む。あるいは、第1及び第2の薬剤成分は液状成分と液状成分、粘性成分と非粘性成分などを含んでもよい。
本発明の別の実施形態では、使用者のために、外ねじ山付き押し棒を設けて抵抗力すなわち摩擦力を最少にしてもよい。この特有の実施形態では、押し棒にはその長さの所定部分に沿って好適にねじが切られている。押し棒の全長にねじを切っても本発明の範囲内だが、押し棒の一部だけ、すなわちその長さの一部だけにねじを切るのが好ましい。そのようにすると、使用者は押し棒をねじって第1及び第2のカートリッジの内容物を接触させることができる(一般にこのときに使用者が最大抵抗力を受ける)。しかし、望ましくは押し棒の軸の残り部分はねじが切られていなくてもよいため、従来の押し込み操作を薬剤溶液の患者への投与のために用いることができる。
上記のねじ切り押し棒あるいは部分ねじ切り押し棒を使用することによって密封された装置が得られ、本供給装置の無菌性が向上する点もまた有利な場合がある。つまり、例えば第1のカートリッジの本体内の押し棒の軸周囲に破壊容易なシールを設けて、使用者が押し棒をねじることによって、この破壊容易なシールを破壊することができるようにしてもよい。
ねじ切り押し棒の使用は、上記の注射器のどの実施形態でも好適に使用することができる。しかし当業者にとっては自明だが、そのようなねじ切り押し棒の構成は本質的に新規であり、したがって弾性隔壁を穿孔する針などの既知の侵襲性の弁要素に好適に適用できる。望ましくは、本発明のこの側面による薬剤成分混合供給組立品は通常、例えば第1及び第2のカートリッジを入れる外部ケーシングなどが密封された装置を備える。
ねじ切り押し棒を使用することの特有の利点は、第1のカートリッジの端部周囲すなわち第1のカートリッジと外部ケーシングの間を密封することができることである。
すなわち本発明のこの側面によれば、薬剤成分混合供給組立品が提供され、本組立品は
第1及び第2のカートリッジを収容した外部ケーシングを備え、
第1及び第2のカートリッジは互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、第1のカートリッジは第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、第1のカートリッジには少なくとも部分的にねじが切られた押し棒が装着されており、押し棒の端部は外部ケーシングから飛び出ており、第1のカートリッジには第1の薬剤成分が入っており、
第2のカートリッジは入口端と出口端が設けられた本体を備え、第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
第1及び第2のカートリッジは弁要素で分離されており、
外部ケーシングと第1のカートリッジの間に破壊容易なシールが設けられている。
使用時、少なくとも部分的にねじが切られた押し棒がねじられると破壊容易なシールが破壊され、少なくとも部分的にねじが切られた押し棒及びカートリッジは第2のカートリッジに向かって押され、第1のカートリッジの密封が解かれる。破壊容易なシールを使用することにより、保管中の本装置は無菌状態に維持可能となり、破壊容易なシールが第1のカートリッジから外れることによって摩擦力が減少し、治療活性薬剤の投与の完了に必要な力が減る。
本発明のこの側面によれば、弁要素は上記の非侵襲性の弁を備えてもよく、あるいはニードル弁又はバイパス弁など既知の弁で構成されてもよい。
本発明の別の側面では、治療活性薬剤を患者に投与する方法が提供される。本方法は、第1及び第2の薬剤成分を保持した薬剤成分混合供給組立品を操作することを含み、この供給組立品は、
第1及び第2のカートリッジを収容した外部ケーシングを備え、
第1及び第2のカートリッジは互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、第1のカートリッジは第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、第1のカートリッジには少なくとも部分的にねじが切られた押し棒が装着されており、押し棒の端部は外部ケーシングから飛び出ており、第1のカートリッジには第1の薬剤成分が入っており、
第2のカートリッジは入口端と出口端が設けられた本体を備え、第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
第1及び第2のカートリッジは弁要素で分離されており、
外部ケーシングと第1のカートリッジの間に破壊容易なシールが設けられている。
本発明のこの側面による操作方法は一般に、まず少なくとも部分的にねじが切られた押し棒を回転させて破壊容易なシールを破壊し、第1のカートリッジから外すことと、次にこの押し棒を押して混合薬剤成分を患者に投与することとを含む。
「非侵襲性の弁」は当業者にとっては自明である。しかし誤解を避けるため、この用語は例えば隔壁などの穴開けに針を用いる要素を含まないものと解釈されなければならない。さらに「非侵襲性の弁要素」は、完全に自身の要素だけで作られていて、注射器又はカートリッジの壁を利用していないという意味に解釈されなければならない(これは例えば米国特許第号6,419,656に記載のベッター注射器と異なる)。
本発明のさらに別の一側面によれば、薬剤成分の混合及び供給に適したキットが
提供され、このキットは、
第1及び第2のカートリッジを備え、
第1及び第2のカートリッジは一緒に配置された場合に互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、第1のカートリッジは第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、第1のカートリッジには押し棒が装着されており、かつ、第1の薬剤成分が入っており、
第2のカートリッジは入口端と出口端が設けられた本体を備え、第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
第1及び第2のカートリッジは一緒に配置された場合に非侵襲性の弁要素で分離されている。
また、薬剤成分の混合及び供給に適したキットが提供され、このキットは、
第1及び第2のカートリッジを収容した外部ケーシングを備え、
第1及び第2のカートリッジは互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、第1のカートリッジは第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、第1のカートリッジには少なくとも部分的にねじが切られた押し棒が装着されており、押し棒の端部は外部ケーシングから飛び出ており、第1の薬剤成分が入っており、
第2のカートリッジは入口端と出口端が設けられた本体を備え、第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
第1及び第2のカートリッジは弁要素で分離されており、
外部ケーシングと第1のカートリッジの間に破壊容易なシールが設けられている。
さらに、本発明は、薬剤成分混合供給組立品の使用方法を提供し、本組立品は、
第1及び第2のカートリッジを備え、
第1及び第2のカートリッジは互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、第1のカートリッジは第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、第1のカートリッジには押し棒が装着されており、かつ、第1の薬剤成分が入っており、
第2のカートリッジは入口端と出口端が設けられた本体を備え、第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
第1及び第2のカートリッジは非侵襲性の弁要素で分離されており、
第1及び第2の薬剤成分を混合及び供給する。
本発明のこの側面によれば、非侵襲性の弁要素には端部リブが設けられて、非侵襲性の弁要素と第2のカートリッジとの間の密封性が高められている。
本発明の二重カートリッジ式の薬剤成分混合供給組立品の主な利点は以下のように要約することができる。
・再構成過程に存在する空気が最少
・標準的部品を多数使用
・希釈剤カートリッジと粉末カートリッジが分離している(別の製造ラインで同時に加工)
・防御性
・再構成を目視可能
・廃棄物や無駄な空間が少ない
・粉末と希釈液に触れる要素数が最少
・空気が少ない、したがって準備が不要、自動注射が可能
・安定性と薬剤相互干渉の問題が最少
・低価格
・プラスチックとガラスを組み合わせて使用できる
・種々の薬剤に合わせて作ることができる
・固形成分のバルク凍結乾燥が可能になる
・製剤の手間が削減される
・従来の要素を多数使用
・充填前にまとめて試験することができる可能性がある
・複数種の粉末を充填可能
以下、添付図面を参照して本発明を単に例示的に説明する。
図1(a)〜(d)はボール弁要素を備える薬剤成分混合供給組立品の断面図である。 図2(a)〜(d)はボール移動手段が設けられたボール弁要素を備える薬剤成分混合供給組立品の断面図である。 図3(a)〜(e)はT型弁要素を備える薬剤成分混合供給組立品の断面図である。 図4(a)〜(e)は「環状弁」要素を備える薬剤成分混合供給組立品の断面図である。 図5(a)〜(d)は部分的にねじが切られた押し棒と「ニードル弁」要素を備える密閉式薬剤成分混合供給組立品の断面図である。 図6(a)〜(d)はスピゴット栓要素を備える薬剤成分混合供給組立品の断面図である。 図7(a)及び(b)は図6のスピゴット栓要素を備える薬剤成分混合供給組立品の切り欠き斜視図である。図7(c)は図6の供給組立品の斜視図である。 図8(a)〜(d)は中空栓要素を備える薬剤成分混合供給組立品の断面図である。 図9(a)及び(b)は図8の中空栓要素を備える薬剤成分混合供給組立品の切り欠き斜視図である。図9(c)は図8の供給組立品の斜視図である。 図10(a)及び(b)は非侵襲性のリブ付き弁要素を備える薬剤成分混合供給組立品の断面図である。 図11(a)及び(b)は図10の非侵襲性のリブ付き弁要素を備える薬剤成分混合供給組立品の切り欠き斜視図である。図11(c)は図10の供給組立品の斜視図である。
図1(a)〜(d)を参照すると、薬剤成分混合供給組立品(1)が第1のカートリッジ(2)及び第2のカートリッジ(3)を備える。第1のカートリッジ(2)は第2のカートリッジ(3)内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能に寸法が決められている。第1のカートリッジ(2)は出口端(5)及び押し棒(6)が設けられた本体(4)を備える。第1のカートリッジ(2)には第1の薬剤成分(7)が入っている。第2のカートリッジ(3)は入口端(17)と出口端(10)が設けられた本体(8)を備える。第2のカートリッジ(3)には第2の薬剤成分(11)が入っている。非侵襲性の弁要素(12)によって第1のカートリッジ(2)と第2のカートリッジ(3)は分離されている。
非侵襲性の弁要素(12)はボール弁(13)を備える。このボール弁は中空のピストン(14)から成り、このピストンは、第1のカートリッジ(2)の出口端(5)近くに第1の端部(15)を、第2のカートリッジ(3)の入口端(17)近くに第2の端部(16)を持っている。中空のピストン(14)は側壁(18)を備え、この側壁は概して第2のカートリッジ(3)の本体(8)の内面(19)を密封している。
中空のピストン(14)の第1の端部(15)には、第1のカートリッジ(2)の出口端(5)の配置に適した円周状の凹部(20)が設けられている。この実施形態では、第1のカートリッジ(2)の出口端(5)には周方向の肩部(21)が設けられており、この肩部は中空のピストン(14)の第1の端部(15)の周方向の凹部(20)に嵌合するよう適合されている。中空のピストン(14)の第2の端部(16)には一対の開口(22)及び(23)が設けられている。第1のカートリッジ(2)の出口端(5)にはオリフィス(24)が設けられており、この中にボール(25)が収められていて第1のカートリッジ(2)を密封している。
使用時、押し棒(6)で第1のカートリッジ(2)内を押すと、圧力の上昇によってボール(25)がオリフィス(24)から外れ、弁要素(12)が開放されて、通常は流体である第1の薬剤成分(7)が第1のカートリッジ(2)からオリフィス(24)を通ってボール(25)の周囲を流れ、開口(22)及び(23)を通過して第2のカートリッジ(3)に入り、第2の薬剤成分(11)と混ざる。
図2(a)〜(d)を参照すると、薬剤成分混合供給組立品(1)は、図1(a)〜(d)を参照した説明と同様、第1のカートリッジ(2)及び第2のカートリッジ(3)を備える。非侵襲性の弁要素(12)はボール弁(13)を備え、このボール弁は中空のピストン(14)から成り、このピストンは、上記のように、第1のカートリッジ(2)の出口端(5)近くに第1の端部(15)を、第2のカートリッジ(3)の入口端(17)近くに第2の端部(16)を持っている。
ただし、中空のピストン(14)の第2の端部(16)は独立した栓要素(16a)を備え、この栓要素に一対の開口(22)及び(23)が設けられている。さらに、栓要素(16a)にはほぼ中央に突起(16b)が設けられており、この突起は第1のカートリッジ(2)の出口端(5)に向かって突き出ている。
使用時、押し棒(6)で第1のカートリッジ(2)内を押すと、第1のカートリッジ(2)は栓要素(16a)に向かって摺動する。突起(16b)がボール(25)に接触すると、ボール(25)はオリフィス(24)からずれて弁要素(12)が開放されて、一般には流体である第1の薬剤成分(7)は第1のカートリッジ(2)からオリフィス(24)を通ってボール(25)の周りを流れ、開口(22)及び(23)を通過して第2のカートリッジ(3)に入り、第2の薬剤成分(11)と混ざる。
図3(a)〜(e)を参照すると、薬剤成分混合供給組立品(1)は第1のカートリッジ(2)及び第2のカートリッジ(3)を備える。第1のカートリッジ(2)は第2のカートリッジ(3)内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能に寸法が決められている。第1のカートリッジ(2)は出口端(5)及び押し棒(6)が設けられた本体(4)を備える。第1のカートリッジ(2)には第1の薬剤成分(7)が入っている。第2のカートリッジ(3)は入口端(17)と出口端(10)が設けられた本体(8)を備える。第2のカートリッジ(3)には第2の薬剤成分(11)が入っている。非侵襲性の弁要素(12)によって第1のカートリッジ(2)と第2のカートリッジ(3)は分離されている。
非侵襲性の弁要素(12)はT型弁要素(26)を備える。T型弁要素(26)は一対の中空のピストン(27)及び(28)から成る。第1の中空のピストン(27)は第1のカートリッジ(2)の出口端(5)の近くにあり、第2の中空のピストン(28)は第2のカートリッジ(3)の入口端(17)の近くにある。第1の中空のピストン(27)は側壁(29)を備え、第2の中空のピストン(28)は側壁(30)を備え、通常第2のカートリッジ(3)の本体(8)の内面(19)を密封している。
第1の中空のピストン(27)には、第1のカートリッジ(2)の出口端(5)の配置に適した円周状の凹部(31)が設けられている。この実施形態では、第1のカートリッジ(2)の出口端(5)には、円周状の肩部(21)が設けられており、この肩部は第1の中空のピストン(27)の円周状の凹部(31)に嵌合するように構成されている。第1の中空のピストン(27)には阻止要素(32)が装着されており、この阻止要素は、第1のカートリッジ(2)の長手方向軸とほぼ同軸の内側導管(33)を持っている。内側導管(33)には分岐(34)が設けられており、この分岐は中空のピストン(27)の側壁(29)を密封している。
第2の中空のピストン(28)には第2の阻止要素(35)が装着されており、この阻止要素は、第1のカートリッジ(2)の長手方向軸とほぼ同軸の内側導管(36)を持っている。内側導管(36)には分岐(37)が設けられており、この分岐は中空のピストン(28)の側壁(30)に対して密封する。
使用時、押し棒(6)で第1のカートリッジ(2)内を押すと、圧力の上昇によって阻止要素(32)は第1の中空のピストン(27)から突き出る。この動きによって分岐管(34)は露出し、中空のピストン(27)の側壁(29)の密封を開放し、一般に流体である第1の薬剤成分(7)は第1のカートリッジ(2)から内側導管(33)及び分岐管(34)を通り、第2の中空のピストン(28)に流入する。押し棒(6)で押し続けると、第2の阻止要素(35)は第2の中空のピストン(28)から突き出る。この動きによって分岐管(37)は露出し、第2の中空のピストン(28)の側壁(30)との密封が開放され、第1の薬剤成分(7)は第1のカートリッジ(2)及び第1の中空のピストン(27)から内側導管(36)及び分岐管(37)を通り、第2のカートリッジ(3)に流入し、第2の薬剤成分(11)と混ざる。
図4(a)〜(e)を参照すると、薬剤成分混合供給組立品(1)は、上記のように、第1のカートリッジ(2)及び第2のカートリッジ(3)を備える。
環状弁要素(38)が丸い阻止要素(39)を備え、この阻止要素は阻止要素の外に繋がる導管を持っている。以下この弁要素を「環状弁」と呼ぶ。
「環状弁」要素(38)は一対の中空のピストン(40)及び(41)から成る。第1の中空のピストン(40)が第1のカートリッジ(2)の出口端(5)の近くにあり、第2の中空のピストン(41)が第2のカートリッジ(3)の入口端(17)の近くにある。第1の中空のピストン(40)は側壁(42)を備え、第2の中空のピストン(41)は側壁(43)を備え、概して第2のカートリッジ(3)の本体(8)の内面(19)を密封している。
第1の中空のピストン(40)には、第1のカートリッジ(2)の出口端(5)を配置するのに適した円周状の凹部(44)が設けられている。第1の中空のピストン(40)には第1の阻止要素(45)が装着されており、第1の阻止要素は円周状の肩部(46)を持っており、この肩部は第1のカートリッジ(2)の出口端(5)に嵌合、密封するように適合されている。
第1の中空のピストン(40)は星形のオリフィス(47)を備え、第1の阻止要素(45)は断面が実質的に円形である。
同様に、第2の中空のピストン(41)は星形のオリフィス(48)を備え、第2の阻止要素(49)が装着されている。第2の阻止要素(49)は断面が実質的に円形である。しかし、側壁(43)の内面(43a)に複数のリッジ(図示せず)が設けられていて、第2の阻止要素(49)が密封を形成することができる。
当業者にとっては自明だが、阻止要素(45)がオリフィス(47)に、阻止要素(49)が開口(48)に密封嵌合しない範囲で、オリフィス(47)及び(48)の形状ならびに/あるいは第1の阻止要素(45)及び第2の阻止要素(49)の形状を好適に変更してもよい。
使用時、押し棒(6)で第1のカートリッジ(2)内を押すと、圧力の上昇によって第1の阻止要素(45)は第1のカートリッジ(2)から外れる。この動きによって、通常は流体である第1の薬剤成分(7)は第1のカートリッジ(2)から阻止要素(45)及びピストン(40)の側壁(42)の間を通り、第1のオリフィス(47)を通って第2の中空のピストン(41)に流入する。押し棒(6)を連続的に押すと、第2の阻止要素(49)は第2の中空のピストン(41)内を軸方向に動き、リッジ(図示せず)から離れる。この動きによって、第2の阻止要素(49)と第2の中空のピストン(41)の側壁(43)との密封は開放され、第1の薬剤成分(7)は第1のカートリッジ(2)及び第1の中空のピストン(40)から第2の阻止要素(49)を通過し、オリフィス(48)を通って第2のカートリッジ(3)に流入し、第2の薬剤成分(11)と混ざる。
図5(a)〜(d)を参照すると、薬剤成分混合供給組立品(1)は第1のカートリッジ(2)及び第2のカートリッジ(3)を備える。第1のカートリッジ(2)は第2のカートリッジ(3)内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能に寸法が決められている。外部ケーシング(63)が設けられており、これに第1のカートリッジ(2)及び第2のカートリッジ(3)が収容されている。第1のカートリッジ(2)は密封された出口端(50)が設けられた本体(4)を備える。外部ケーシング(63)は密封された押し棒端(51)を備え、押し棒(6)は外部ケーシング(63)の密封された押し棒端(51)から突き出ている。第1のカートリッジ(2)には第1の薬剤成分(7)が入っている。第2のカートリッジ(3)は入口端(9)と出口端(10)が設けられた本体(8)を備える。第2のカートリッジ(3)には第2の薬剤成分(11)が入っている。
押し棒(6)にはねじ切り面(52)が設けられており、このねじ切り面(52)は押し棒(6)の長さの所定部分に沿って存在する。外部ケーシング(63)の密封された押し棒端(51)には阻止要素(53)が設けられており、この阻止要素は、押し棒(6)が貫通するオリフィス(54)及び破壊容易なシール(64)を含む。オリフィス(54)の内面(55)にはねじ切り面(56)が設けられており、このねじ切り面は押し棒(6)のねじ切り面(52)に対応し係合している。
栓要素(57)が、第1のカートリッジ(2)と第2のカートリッジ(3)を分離している。この栓要素(57)は、中空針(59)が設けられた第1のシール(58)を備える。この中空針は第1のシール(58)の両側に延びている。第2のシール(60)が、案内路(62)が設けられた隔壁(61)を備え、使用時に、この案内路は第1のシール(58)から延びている針(59)を受けるように適合されている。
使用時、押し棒(6)を外部ケーシング(63)内の阻止要素(53)のオリフィス(54)の中で回転させると、破壊容易なシール(64)は破壊され、押し棒(6)及び第1のカートリッジ(2)は第2のカートリッジ(3)に向かって押され、第1のカートリッジ(2)は破壊容易なシール(64)から外れる。押し棒を回し続けると、第1のカートリッジ(2)は栓要素(57)に向かって摺動し、針(59)が第1のカートリッジ(2)の密封された出口端(50)に穴を開けて止まる。押し棒(6)を回し続けると、針(59)は隔壁(61)に穴を開け、通常は流体である第1の薬剤成分(7)は第1のカートリッジ(2)から針(59)を通って第2のカートリッジ(3)に流入し、第2の薬剤成分(11)と混ざる。一旦第1の薬剤成分(7)と第2の薬剤成分(11)が混ざり、押し棒(6)のねじ切り部(52)がオリフィス(54)を貫通したら、押し棒(6)を従来の方法で押して薬剤溶液を患者に投与してもよい。
図6及び7を参照すると、薬剤成分混合供給組立品(1)は第1のカートリッジ(2)及び第2のカートリッジ(3)を備え、第1のカートリッジ(2)は第2のカートリッジ(3)内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能に寸法が決められている。第1のカートリッジ(2)は出口端(5)及び押し棒(6)が設けられた本体(4)を備える。第1のカートリッジ(2)には第1の薬剤成分(7)が入っている。第2のカートリッジ(3)は入口端(17)と出口端(10)が設けられた本体(8)を備える。第2のカートリッジ(3)には第2の薬剤成分(11)が入っている。非侵襲性の弁要素(12)が第1のカートリッジ(2)と第2のカートリッジ(3)を分離している。
非侵襲性の弁要素(12)は、ピストン要素(64)に収容されたスピゴット栓要素(63)を備える。ピストン要素(64)は第1のカートリッジ(2)に唇状部(70)で固定されている。スピゴット栓要素(63)はT型要素(65)から成り、このT型要素は、第1のカートリッジ(2)の出口端(5)の栓を形成する直径がより小さい第1の端部(66)と、第2のカートリッジ(3)の入口端(17)近くの直径がより大きい第2の端部(67)とを有する。第2の端部(67)の寸法は、ピストン要素(64)の側壁(69)とともに「環状弁」要素(68)を形成するようにされてなる。
使用時、押し棒(6)で第1のカートリッジ(2)内を押すと、圧力の上昇によって、スピゴット栓要素(63)は第1のカートリッジ(2)の出口端(5)から離れ、それによってT型要素(65)とピストン要素(64)の側壁(69)の間に導管(71)が作られ、この導管を通って通常は流体である第1の薬剤成分(7)は第2のカートリッジ(3)に流入し、第2の薬剤成分(11)と混ざる。
図8及び9を参照すると、薬剤成分混合供給組立品(1)は第1のカートリッジ(2)及び第2のカートリッジ(3)を備え、第1のカートリッジ(2)は第2のカートリッジ(3)内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能に寸法が決められている。第1のカートリッジ(2)は出口端(5)及び押し棒(6)が設けられた本体(4)を備える。第1のカートリッジ(2)には第1の薬剤成分(7)が入っている。第2のカートリッジ(3)は入口端(17)と出口端(10)が設けられた本体(8)を備える。第2のカートリッジ(3)には第2の薬剤成分(11)が入っている。非侵襲性の弁要素(12)が第1のカートリッジ(2)と第2のカートリッジ(3)を分離している。
非侵襲性の弁要素(12)はピストン要素(73)に収容された中空栓要素(72)を備える。ピストン要素(73)は第1のカートリッジ(2)に唇状部(74)で固定されている。中空栓要素(72)はT型導管(76)が設けられた阻止要素(75)から成り、この導管の入口端(77)は第1のカートリッジ(2)及び第2のカートリッジ(3)と同軸であり、導管の出口端(78)は導管の入口端(77)に垂直、すなわち阻止要素(75)に対して直径方向である。ピストン要素(73)もT型であり、ピストン要素(73)の出口端(79)の直径は入口端(80)の直径より大きい。したがって、導管の出口端(78)はピストン要素(73)の側壁(82)と共に「環状弁」要素(81)を形成することができる。
使用時、押し棒(6)で第1のカートリッジ(2)内を押すと、圧力の上昇によって、中空栓要素(72)が第1のカートリッジ(2)の出口端(5)から離れ、これによってT型導管(76)が開放される。したがって、通常は流体である第1の薬剤成分(7)は導管の入口端(77)を通って導管の出口端(78)まで、中空栓要素(72)とピストン要素(73)の側壁(82)の間を流れて第2のカートリッジ(3)に流入し、第2の薬剤成分(11)と混ざる。
図10及び11を参照すると、薬剤成分混合供給組立品(1)は第1のカートリッジ(2)及び第2のカートリッジ(3)を備え、第1のカートリッジ(2)は第2のカートリッジ(3)内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能に寸法が決められている。第1のカートリッジ(2)は出口端(5)及び押し棒(6)が設けられた本体(4)を備える。第1のカートリッジ(2)には第1の薬剤成分(7)が入っている。第2のカートリッジ(3)は入口端(17)と出口端(10)が設けられた本体(8)を備える。第2のカートリッジ(3)には第2の薬剤成分(11)が入っている。非侵襲性の弁要素(12)によって第1のカートリッジ(2)と第2のカートリッジ(3)が分離されている。
非侵襲性の弁要素(12)は細長いピストン(83)を備える。ピストン(83)には複数の外側円周状リブ(84)が設けられており、これらのリブがピストン(83)の側壁(85)と第2のカートリッジ(3)の内壁(86)の間を密封している。またこのピストンには端部リブ(87)が設けられていて、第2のカートリッジ(3)の入口端(17)に最も近いピストン(83)の端部(88)に配置された円周状のリブを備える。
第2の薬剤成分(11)が入っている第2のカートリッジ(3)の領域は一般に無菌の混合室(89)を備える。ピストン(83)の長さは、第2のカートリッジ(3)に沿って後方にどれだけ移動しなければならないかによって決まり、言い換えれば混合室(89)に必要な容量によって決まることになる。使用時、押し棒(6)が押され、ピストン(83)が第2のカートリッジ(3)の入口端(17)に向かって移動するとき、混合室(89)は第2のカートリッジ(3)の入口端(17)の無菌ではない内壁(86)と接触せず、混合室(89)の無菌性は常に維持される。

Claims (53)

  1. 第1のカートリッジ及び第2のカートリッジを備え、
    前記第1及び第2のカートリッジは互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、前記第1のカートリッジは前記第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
    前記第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、前記第1のカートリッジには押し棒が装着され、かつ、第1の薬剤成分が入っており、
    前記第2のカートリッジは入口端及び出口端が設けられた本体を備え、前記第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
    前記第1及び第2のカートリッジは非侵襲性の弁要素で分離されている、
    薬剤成分混合供給組立品。
  2. 前記非侵襲性の弁要素には端部リブが設けられていて、前記非侵襲性の弁要素と前記第2のカートリッジとの間の密封性が高められている、請求項1に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  3. 前記非侵襲性の弁要素はボール弁、流入阻止要素、又はT型阻止要素で構成されている、請求項1又は2に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  4. 前記組立品は注射器組立品で構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  5. 前記第2のカートリッジの前記出口端に皮下注射針が取り付けられる、請求項4に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  6. 前記第1及び第2の薬剤成分の一方は固形の治療活性薬剤を含み、もう一方は前記固形の治療活性薬剤を溶解可能な液体である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  7. 前記第1の薬剤成分は液体を含み、前記第2の薬剤成分は固形の治療活性薬剤を含む、請求項6に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  8. 前記第1の薬剤成分は液体を含み、前記第2の薬剤成分は液体を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  9. 前記第1の薬剤成分は非粘性液体を含み、前記第2の薬剤成分は粘性液体を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  10. 前記非侵襲性の弁要素は概して細長い、請求項1〜9のいずれか一項に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  11. 前記非侵襲性の弁要素の長さは、前記弁が動くときに前記第2のカートリッジの混合室が前記第2のカートリッジの無菌ではない壁と決して接触しないように選択されている、請求項10に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  12. 前記非侵襲性の弁要素はボール弁を備える、請求項1〜11のいずれか一項に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  13. 前記ボール弁要素は、前記第1のカートリッジの前記出口に配置された1個以上のボールを備えており、前記ボールは前記第1のカートリッジを密封する役目を果たす、請求項12に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  14. 前記ボール弁要素は、前記第1のカートリッジから前記ボールを受けるのに適した実質的に中空の穴開きピストンを含む、請求項13に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  15. 前記ボール弁要素は1個のボールを備える、請求項12〜14のいずれか一項に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  16. 前記ボール弁要素は複数のボールを備える、請求項12〜14のいずれか一項に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  17. 前記ボール弁要素は栓要素を備え、前記栓要素には1個以上の開口と、前記ボールを前記第1のカートリッジの前記出口から移動させるための手段とが設けられている、請求項12〜16のいずれか一項に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  18. 前記移動手段は突き出た栓で構成されている、請求項17に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  19. 前記非侵襲性の弁要素は流入阻止要素を備える、請求項1〜11のいずれか一項に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  20. 前記流入阻止要素には導管手段が設けられている、請求項19に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  21. 前記導管手段は前記阻止要素内の内側導管である、請求項20に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  22. 前記導管手段は外側導管であって、前記ピストンの壁と前記阻止要素の間の導管である、請求項20又は21に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  23. 前記流入阻止要素は「環状弁」である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  24. 前記「環状弁」は、前記第1のカートリッジを密封する阻止要素と嵌合するように構成されたピストンを備え、
    前記ピストンは第2の位置を備え、その位置で前記阻止要素は隙間を形成し、流体が前記ピストンの前記壁と前記阻止要素の間を通過することができる、請求項23に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  25. 前記流入阻止要素は中空栓要素を備える、請求項23に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  26. 前記栓要素はT型であり、前記栓要素の前記出口端の直径は前記ピストン要素の前記入口端より大きい、請求項25に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  27. 前記阻止要素はスピゴット栓要素を備える、請求項1〜11のいずれか一項に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  28. 前記押し棒には外ねじ山が設けられている、請求項1〜27のいずれか一項に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  29. 第1のカートリッジ及び第2のカートリッジを備え、
    前記第1及び第2のカートリッジは互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、前記第1のカートリッジは前記第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
    前記第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、前記第1のカートリッジには押し棒が装着され、かつ、第1の薬剤成分が入っており、
    前記第2のカートリッジは入口端及び出口端が設けられた本体を備え、前記第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
    前記第1及び第2のカートリッジは侵襲性の弁要素で分離されており、前記押し棒には外ねじ山が設けられている、薬剤成分混合供給組立品。
  30. 前記侵襲性の弁要素は弾性隔壁を備え、前記組立品には前記隔壁に穴を開けるのに適した針が設けられている、請求項29に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  31. 前記押し棒にはその長さの所定部分に沿ってねじが切られており、前記押し棒をねじ式に回転させて前記第1及び第2のカートリッジの内容物を互いに接触させることができ、
    前記薬剤溶液の患者への投与のために従来の押し込み操作を用いることができる、請求項1〜30のいずれか一項に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  32. 第1のカートリッジ及び第2のカートリッジを収容した外部ケーシングを備え、
    前記第1及び第2のカートリッジは互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、前記第1のカートリッジは前記第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
    前記第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、前記第1のカートリッジには少なくとも部分的にねじが切られた押し棒が装着され、前記押し棒の端部は前記外部ケーシングから突き出ており、前記第1のカートリッジには第1の薬剤成分が入っており、
    前記第2のカートリッジは入口端及び出口端が設けられた本体を備え、前記第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
    前記第1及び第2のカートリッジは弁要素で分離されており、
    前記外部ケーシングと前記第1のカートリッジの間に破壊容易なシールが設けられている、
    薬剤成分混合供給組立品。
  33. 前記弁要素は非侵襲性の弁を備える、請求項32に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  34. 前記非侵襲性の弁要素には端部リブが設けられていて、前記非侵襲性の弁要素と前記第2のカートリッジとの間の密封性が高められている、請求項33に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  35. 前記弁要素はニードル弁を備えていてもよい、請求項32に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  36. 前記弁要素はバイパス弁を備えていてもよい、請求項32に記載の薬剤成分混合供給組立品。
  37. 第1及び第2の薬剤成分を保持した薬剤成分混合供給組立品を操作する方法であって、前記供給組立品は、
    第1のカートリッジ及び第2のカートリッジを備え、
    前記第1及び第2のカートリッジは互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、前記第1のカートリッジは前記第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
    前記第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、前記第1のカートリッジには押し棒が装着され、かつ、第1の薬剤成分が入っており、
    前記第2のカートリッジは入口端及び出口端が設けられた本体を備え、前記第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
    前記第1及び第2のカートリッジは非侵襲性の弁要素で分離されており、
    前記方法は、前記押し棒を前記第1のカートリッジに中間位置まで軸方向に押し込んで前記第1のカートリッジを加圧し、前記非侵襲性の弁要素を開放し、前記第1の薬剤成分を前記弁経由で前記第2のカートリッジに流入させて前記第2の薬剤成分と混合することを含む、方法。
  38. 治療活性薬剤を患者に投与する方法であって、前記方法は、第1及び第2の薬剤成分を保持した薬剤成分混合供給組立品を操作することを含み、前記供給組立品は、
    第1のカートリッジ及び第2のカートリッジを備え、
    前記第1及び第2のカートリッジは互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、前記第1のカートリッジは前記第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
    前記第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、前記第1のカートリッジには押し棒が装着され、かつ、第1の薬剤成分が入っており、
    前記第2のカートリッジは入口端及び出口端が設けられた本体を備え、前記第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
    前記第1及び第2のカートリッジは非侵襲性の弁要素で分離されており、
    前記方法が、
    (i)前記押し棒を前記第1のカートリッジに中間位置まで軸方向に押し込んで前記第1のカートリッジを加圧し、前記非侵襲性の弁要素を開放し、前記第1の薬剤成分を前記弁経由で前記第2のカートリッジに流入させて前記第2の薬剤成分と混合する工程と、
    (ii)前記第1及び第2の薬剤成分が混合された後、前記混合薬剤成分を患者に投与する工程と
    を含む方法。
  39. 前記非侵襲性の弁要素には端部リブが設けられていて、前記非侵襲性の弁要素と前記第2のカートリッジとの間の密封性が高められている、請求項37又は38に記載の方法。
  40. 前記供給装置は注射器である、請求項37〜39のいずれか一項に記載の方法。
  41. 針、例えば皮下注射針を前記第2のカートリッジの前記出口端に取り付け、その後、前記混合薬剤成分を患者に投与する、追加の工程を含む、請求項40に記載の方法。
  42. 前記第1及び第2の薬剤成分の一方は固形の治療活性薬剤を含み、もう一方は前記固形の治療活性薬剤を溶解可能な液体である、請求項41に記載の方法。
  43. 前記第1の薬剤成分の一方は液体を含み、前記第2の薬剤成分は固形の治療活性薬剤を含む、請求項42に記載の方法。
  44. 前記非侵襲性の弁要素は概して細長い、請求項37〜43のいずれか一項に記載の方法。
  45. 前記非侵襲性の弁要素の長さは、前記弁が動くときに前記第2のカートリッジの混合室が前記第2のカートリッジの無菌ではない壁と決して接触しないように選択されている、請求項44に記載の方法。
  46. 治療活性薬剤を患者に投与する方法であって、前記方法は、第1及び第2の薬剤成分を保持した薬剤成分混合供給組立品を操作することを含み、前記供給組立品は、
    第1のカートリッジ及び第2のカートリッジを収容した外部ケーシングを備え、
    前記第1及び第2のカートリッジは互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、前記第1のカートリッジは前記第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
    前記第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、前記第1のカートリッジには少なくとも部分的にねじが切られた押し棒が装着され、前記押し棒の端部は前記外部ケーシングから突き出ており、前記第1のカートリッジには第1の薬剤成分が入っており、
    前記第2のカートリッジは入口端及び出口端が設けられた本体を備え、前記第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
    前記第1及び第2のカートリッジは弁要素で分離されており、
    前記外部ケーシングと前記第1のカートリッジの間に破壊容易なシールが設けられている、
    方法。
  47. 前記弁要素には端部リブが設けられていて、前記弁要素と前記第2のカートリッジとの間の密封性が高められている、請求項46に記載の方法。
  48. 薬剤成分の混合及び供給に適したキットであって、前記キットは、
    第1のカートリッジ及び第2のカートリッジを備え、
    前記第1及び第2のカートリッジは、一緒に配置された場合に互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、前記第1のカートリッジは前記第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
    前記第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、前記第1のカートリッジには押し棒が装着され、かつ、第1の薬剤成分が入っており、
    前記第2のカートリッジは入口端及び出口端が設けられた本体を備え、前記第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
    前記第1及び第2のカートリッジは、一緒に配置された場合に非侵襲性の弁要素で分離される、
    キット。
  49. 薬剤成分の混合及び供給に適したキットであって、前記キットは、
    第1のカートリッジ及び第2のカートリッジを収容した外部ケーシング備え、
    前記第1及び第2のカートリッジは互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、前記第1のカートリッジは前記第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
    前記第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、前記第1のカートリッジには少なくとも部分的にねじが切られた押し棒が装着され、前記押し棒の端部は前記外部ケーシングから突き出ており,前記第1のカートリッジには第1の薬剤成分が入っており、
    前記第2のカートリッジは入口端及び出口端が設けられた本体を備え、前記第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
    前記第1及び第2のカートリッジは弁要素で分離されており、
    前記外部ケーシングと前記第1のカートリッジの間に破壊容易なシールが設けられている、
    キット。
  50. 前記弁要素には端部リブが設けられていて、前記弁要素と前記第2のカートリッジとの間に形成された密封性が高められている、請求項48又は49に記載のキット。
  51. 第1のカートリッジ及び第2のカートリッジを備え、
    前記第1及び第2のカートリッジは互いに相対的に移動できるように寸法が決められており、前記第1のカートリッジは前記第2のカートリッジ内を混合前の位置から混合後の位置まで摺動可能であり、
    前記第1のカートリッジは出口端が設けられた本体を備え、前記第1のカートリッジには押し棒が装着され、かつ、第1の薬剤成分が入っており、
    前記第2のカートリッジは入口端及び出口端が設けられた本体を備え、前記第2のカートリッジには第2の薬剤成分が入っており、
    前記第1及び第2のカートリッジは非侵襲性の弁要素で分離されている、
    薬剤成分混合供給組立品の、前記第1及び第2の薬剤成分の混合及び供給のための使用。
  52. 前記非侵襲性の弁要素には端部リブが設けられて前記非侵襲性の弁要素と前記第2のカートリッジとの間の密封性が高められている、請求項51に記載の使用。
  53. 添付図を参照して前述されるような、薬剤成分混合供給組立品、方法、キット、又は使用。

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