JP7199454B2 - 化粧品組成物、カプセルのセットを調製するためのデバイス、および関連する調製プロセス - Google Patents
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Description
- 縦軸に沿って延びる筐体を画定する構造と、
- 筐体内で縦軸に沿って構造に対して平行移動可能なピストンと、
- 容器、または容器を形成するように意図されたプレフォームに流体連通されるのに好適な、筐体の一端において開口する出口ノズルと
を含む。
ピストンは、各カプセルを連続的に穿孔して各カプセルの内容物を出口ノズルに搬送するために、カプセルを通して移動可能に取り付けられる。
- 複数のピストンヘッドが互いに異なる外径を有し、ヘッドは縦軸に沿って互いに距離を置いて筐体内に、筐体の端部に向かって直径の昇順に従って配列され、最小の外径を有するヘッド以外の各ヘッドは、縦軸に沿ってヘッドの2つの対向面上に開く導管を画定する。
- 各導管は、導管をシールするために、先行するヘッドをスナップロック方式で受け入れるのに好適である。
- 各カプセルは、内部導管を画定する実質的に円筒形の側壁と、内部導管を両対向端部において閉止する2つのシールと、内部導管内に受けられた内容物とを含み、内容物は化粧品組成物の少なくとも1つの成分を含む。
カプセルは、側壁の第1の外径を有する少なくとも1つの第1のカプセルと、側壁の第2の外径を有する第2のカプセルとを含み、第2の外径は第1の外径よりも厳密に大きい。
- デバイスは、筐体の内径を減じるための手段および/または第1のカプセルの第1の外径を増すための手段、特に各第1のカプセルの側壁から横方向に突出するフィンを含む。
- 上記で規定されたデバイスは、筐体内に配列された各カプセルの内容物を独立して加熱するように配列された加熱デバイスを含む。
- 容器は、出口ノズル上にしっかりと取り付けられた、折り畳まれたフレキシブルバッグである。
カプセルのセットは、側壁の第1の外径を有する少なくとも1つの第1のカプセルと、側壁の第2の外径を有する第2のカプセルとを含み、第2の外径は第1の外径よりも厳密に大きい。
- 上記で規定されたようなデバイスを提供すること、
- 縦軸に沿って同軸に整列されたカプセルを筐体内に配置すること、
- 出口ノズルに接続される容器またはプレフォームを配置すること、
- 筐体内で縦軸に沿って端部の方にピストンを移動させ、カプセルの両面上でカプセルを穿孔して、各カプセルの内容物を端部の方に搬送すること、および
- 出口ノズルを通して容器またはプレフォーム内に各カプセルの内容物を押し出して、化粧品組成物を取得すること。
- ピストンを移動させて押し出すステップの間に、ピストン、各カプセルの側壁、出口ノズル、および容器もしくはプレフォームは係合して、外部から流体的に分離された循環チャネルを形成する。
- 各カプセルは、内部導管を画定する実質的に円筒形の側壁と、内部導管を両対向端部において閉止する2つのシールと、内部導管内に受けられた内容物とを含み、内容物は、化粧品組成物の少なくとも1つの成分を含み、
カプセルは、側壁の第1の外径を有する少なくとも1つの第1のカプセルと、側壁の第2の外径を有する第2のカプセルとを含み、第2の外径は第1の外径よりも厳密に大きく、
ピストンを移動させるステップは、以下の、
- ピストンを第1のヘッドまで移動させてピストンを第1のヘッドに押圧すること、
- ピストンをそのまたは各第1のカプセルを通して移動させること、
- ピストンを第2のヘッドに押圧して第1のヘッドを第2のヘッドに締結すること、および
- ピストンをそのまたは各第2のカプセルを通して移動させること
のサブステップを含み、
- 上記で規定されたピストンは、ピストンを移動させる前に、各カプセルの内容物を独立して加熱するステップをさらに含み、
- 上記で規定されたプロセスは、折り畳まれたバッグを出口ノズル上にしっかりと配置するステップを含み、カプセルの内容物がバッグに流入し、
- 上記で規定されたプロセスは、化粧品組成物を取得するステップの後に、以下の、
- 容器を出口ノズルから取り外すこと、
- 穿孔されたカプセルを筐体から除去すること、
- 新しい容器、または容器を形成するように意図された新しいプレフォームを配置すること、および
- 各々が実質的に円筒形の側壁を含む新しい複数のカプセルを着脱可能に筐体内に導入することのステップを含み、カプセルは縦軸に沿って同軸に整列され、各カプセルは新しい化粧品組成物の少なくとも1つの成分を含有する。
第1の例では、調製される化粧品組成物12はシャンプーである。
- たとえばポリソルベートなどの第1の界面活性剤を含有する、外径が1.2cmに等しく長さが1cmに等しい第1のカプセルと、
- たとえばラウリルエーテル硫酸ナトリウムなどの第2の界面活性剤を含有する、外径が1.2cmに等しく長さが3cmに等しい2つの第1のカプセルと、
- 重合体、たとえばポリクオタニウム-7という名前で知られているアクリルアミドおよび第4級アンモニウム塩の共重合体を含有する、外径が1.2cmに等しく長さが3cmに等しい2つの第1のカプセルと、
- コカミドプロピルベタインなどの第3の界面活性剤を含有する、外径が1.2cmに等しく長さが3cmに等しい4つの第1のカプセルと、
- たとえばコカミドモノエタノールアミンなどの第4の界面活性剤を含有する、外径が1.2cmに等しく長さが1cmに等しい第1のカプセルと、
- たとえば水などの溶剤を含有する、外径が3.6cmに等しく長さが3cmに等しい第2のカプセルと
を含む。
- たとえばカプリリル・グリコールという名前で知られている1,2-オクタンジオールなどの第1の溶媒を含有する、外径が1.2cmに等しく長さが1cmに等しい第1のカプセルと、
- たとえばワセリンなどの第1の脂肪性物質を含有する、外径が1.2cmに等しく長さが3cmに等しい第1のカプセルと、
- 第2の溶媒、たとえばグリセリンを含有する、外径が1.2cmに等しく長さが3cmに等しい第1のカプセルと、
- イソステアリルアルコールなどの第1の界面活性剤を含有する、外径が1.2cmに等しく長さが1cmに等しい4つの第1のカプセルと、
- たとえばトリカプリル/トリカプリン酸グリセリルなどの第2の脂肪性物質を含有する、外径が1.2cmに等しく長さが1cmに等しい5つの第1のカプセルと、
- 第2の界面活性剤、たとえばステアリン酸ナトリウムを含有する、外径が1.2cmに等しく長さが3cmに等しい2つの第1のカプセルと、
- 第1の溶媒、たとえばトリプロピレングリコールを含有する、外径が1.2cmに等しく長さが3cmに等しい3つの第1のカプセルと、
- シリコーン油を含有する、外径が3.6cmに等しく長さが1cmに等しい第2のカプセルと、
- たとえば水などの第2の溶媒を含有する、外径が3.6cmに等しく長さが3cmに等しい第2のカプセルと
を含む。
12 化粧品組成物
14 容器
16 カプセル
18 側壁
20 内部導管
22 シール
24 フィン
26 フィンの端部
28 構造
30 筐体
32 出口ノズル
34 第1の端部
36 ピストン
38 第2の端部
40 ケーシング
46 ブロック
48 中央開口
50 開口
52 締結手段
54 プレフォーム
56 ロッド
58 第1のヘッド
60 第2のヘッド
62 貫通導管
64 リブ
66 キャップ
68 モールド
71 部分
72 内表面
73 保持リング
74 外表面
76 側面のねじ山
80 デバイス
82 放射源
90 チェックシステム
92 セル
93 ダイオード
94 アクチュエータ
95 光センサ
97 処理モジュール
Claims (15)
- 化粧品組成物(12)を調製するためのデバイス(10)であって、
縦軸(X-X')に沿って延びる筐体(30)を画定する構造(28)と、
前記筐体(30)内で前記縦軸(X-X')に沿って前記構造(28)に対して平行移動可能なピストン(36)と、
容器(14)、または容器を形成するように意図されたプレフォーム(54)に流体連通されるのに好適な、前記筐体(30)の一端(34)において開口する出口ノズル(32)とを含み、
前記筐体(30)が、各々が実質的に円筒形の側壁(18)を含む複数のカプセル(16)を着脱可能に受け、前記カプセル(16)が、前記縦軸(X-X')に沿って同軸に整列され、前記カプセル(16)のうちの少なくとも1つが、前記化粧品組成物(12)の少なくとも1つの成分を含有し、
前記ピストン(36)が、各カプセル(16)を連続的に穿孔して各カプセル(16)の内容物を前記出口ノズル(32)に搬送するために、前記カプセル(16)を通して移動可能に取り付けられ、
前記ピストン(36)が、互いに異なる外径を有する複数のピストンヘッド(58、60)を含み、前記ピストンヘッド(58、60)が、前記縦軸(X-X')に沿って互いに距離を置いて前記筐体(30)内に、前記筐体(30)の前記一端(34)に向かって直径の昇順に従って配列され、最小の外径を有する前記ヘッド(58)以外の各ヘッド(58、60)ヘッドが、前記縦軸(X-X')に沿って前記ヘッドの2つの対向面上に開く導管(62)を画定することを特徴とする、デバイス(10)。 - 各導管(62)が、前記導管(62)をシールするために、先行する前記ヘッド(58)をスナップロック方式で受け入れるのに好適である、請求項1に記載のデバイス(10)。
- 各カプセル(16)が、内部導管(20)を画定する実質的に円筒形の側壁(18)と、前記内部導管(20)を両対向端部において閉止する2つのシール(22)と、前記内部導管(20)内に受けられた内容物とを含み、前記内容物が前記化粧品組成物(12)の少なくとも1つの成分を含み、
前記カプセル(16)が、前記側壁(18)の第1の外径(d1)を有する少なくとも1つの第1のカプセル(16)と、前記側壁(18)の第2の外径(d2)を有する第2のカプセル(16)とを含み、前記第2の外径(d2)が前記第1の外径(d1)よりも厳密に大きい、請求項1又は2に記載のデバイス(10)。 - 前記デバイス(10)が、前記筐体(30)の内径を減じるための手段および/または前記第1のカプセル(16)の前記第1の外径(d1)を増すための手段を含む、請求項3に記載のデバイス(10)。
- 前記デバイス(10)が、各第1のカプセル(16)の前記側壁(18)から横方向に突出するフィン(24)を含む、請求項3に記載のデバイス(10)。
- 前記筐体(30)内に配列された各カプセル(16)の前記内容物を独立して加熱するように配列された加熱デバイスを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載のデバイス(10)。
- 前記容器(14)が、前記出口ノズル(32)上にしっかりと取り付けられた、折り畳まれたフレキシブルバッグである、請求項1から6のいずれか一項に記載のデバイス(10)。
- 化粧品組成物(12)を調製するためのデバイス(10)であって、
縦軸(X-X')に沿って延びる筐体(30)を画定する構造(28)と、
前記筐体(30)内で前記縦軸(X-X')に沿って前記構造(28)に対して平行移動可能なピストン(36)と、
容器(14)、または容器を形成するように意図されたプレフォーム(54)に流体連通されるのに好適な、前記筐体(30)の一端(34)において開口する出口ノズル(32)とを含み、
前記筐体(30)が、各々が実質的に円筒形の側壁(18)を含む複数のカプセル(16)を着脱可能に受け、前記カプセル(16)が、前記縦軸(X-X')に沿って同軸に整列され、前記カプセル(16)のうちの少なくとも1つが、前記化粧品組成物(12)の少なくとも1つの成分を含有し、
前記ピストン(36)が、各カプセル(16)を連続的に穿孔して各カプセル(16)の内容物を前記出口ノズル(32)に搬送するために、前記カプセル(16)を通して移動可能に取り付けられ、
各カプセル(16)が、内部導管(20)を画定する実質的に円筒形の側壁(18)と、前記内部導管(20)を両対向端部において閉止する2つのシール(22)と、前記内部導管(20)内に受けられた内容物とを含み、前記内容物が前記化粧品組成物(12)の少なくとも1つの成分を含み、
前記カプセル(16)が、前記側壁(18)の第1の外径(d 1 )を有する少なくとも1つの第1のカプセル(16)と、前記側壁(18)の第2の外径(d 2 )を有する第2のカプセル(16)とを含み、前記第2の外径(d 2 )が前記第1の外径(d 1 )よりも厳密に大きく、
前記デバイス(10)が、前記筐体(30)の内径を減じるための手段および/または前記第1のカプセル(16)の前記第1の外径(d 1 )を増すための手段を含む、デバイス(10)。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載のデバイス(10)とともに使用されるように意図されたカプセル(16)のセットであって、各カプセル(16)が、内部導管(20)を画定する実質的に円筒形の側壁(18)と、前記内部導管(20)を両対向端部において閉止する2つのシール(22)と、前記内部導管(20)内に受けられた内容物とを含み、前記内容物が前記化粧品組成物(12)の少なくとも1つの成分を含み、
前記カプセル(16)のセットが、前記側壁(18)の第1の外径(d1)を有する少なくとも1つの第1のカプセル(16)と、前記側壁(18)の第2の外径(d2)を有する第2のカプセル(16)とを含み、前記第2の外径(d2)が前記第1の外径(d1)よりも厳密に大きい、カプセル(16)のセット。 - 化粧品組成物(12)を調製するためのプロセスであって、
請求項1から8のいずれか一項に記載のデバイス(10)を提供すること、
前記縦軸(X-X')に沿って同軸に整列されたカプセル(16)を前記筐体(30)内に配置すること、
前記出口ノズル(32)に接続される容器(14)またはプレフォーム(54)を配置すること、
前記筐体(30)内で前記縦軸(X-X')に沿って一端(34)の方に前記ピストン(36)を移動させ、前記カプセル(16)の両面上で前記カプセル(16)を穿孔して、各カプセル(16)の前記内容物を前記一端(34)の方に搬送すること、および
前記出口ノズル(32)を通して前記容器(14)または前記プレフォーム(54)内に各カプセル(16)の前記内容物を押し出して、前記化粧品組成物(12)を取得することのステップを含む、プロセス。 - 前記ピストンを(36)を移動させて押し出すステップの間に、前記ピストン(36)、前記カプセル(16)の前記側壁(18)、前記出口ノズル(32)、および前記容器(14)もしくは前記プレフォーム(54)が係合して、外部から流体的に分離された循環チャネルを形成する、請求項10に記載のプロセス。
- 各カプセル(16)が、内部導管(20)を画定する実質的に円筒形の側壁(18)と、前記内部導管(20)を両対向端部において閉止する2つのシール(22)と、前記内部導管(20)内に受けられた内容物とを含み、前記内容物が、前記化粧品組成物(12)の少なくとも1つの成分を含み、
前記カプセル(16)が、前記側壁(18)の第1の外径(d1)を有する少なくとも1つの第1のカプセル(16)と、前記側壁(18)の第2の外径(d2)を有する第2のカプセル(16)とを含み、前記第2の外径(d2)が前記第1の外径(d1)よりも厳密に大きく、
前記ピストン(36)を移動させる前記ステップが、以下の、
前記ピストン(36)を第1のヘッド(58)まで移動させて前記ピストン(36)を前記第1のヘッド(58)に押圧すること、
前記ピストン(36)を前記第1のカプセル(16)または各第1のカプセル(16)を通して移動させること、
前記ピストン(36)を第2のヘッド(60)に押圧して前記第1のヘッド(58)を前記第2のヘッド(60)に締結すること、および
前記ピストン(36)を前記第2のカプセル(16)または各第2のカプセル(16)を通して移動させること
のサブステップを含む、請求項10または11に記載のプロセス。 - 前記ピストン(36)を移動させる前に、各カプセル(16)の前記内容物を独立して加熱するステップをさらに含む、請求項10から12のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記容器(14)が、折り畳まれたバッグであり、
前記折り畳まれたバッグを前記出口ノズル(32)上にしっかりと配置するステップを含み、前記カプセル(16)の前記内容物が前記バッグに流入する、請求項10から13のいずれか一項に記載のプロセス。 - 前記化粧品組成物(12)を取得する前記ステップの後に、
前記容器を前記出口ノズル(32)から取り外すこと、
前記穿孔されたカプセル(16)を前記筐体(30)から除去すること、
新しい容器(14)、または容器を形成するように意図された新しいプレフォーム(54)を配置すること、および
各々が実質的に円筒形の側壁(18)を含む新しい複数のカプセル(16)を着脱可能に前記筐体(30)内に導入することのステップを含み、前記カプセル(16)が前記縦軸(X-X')に沿って同軸に整列され、各カプセル(16)が新しい化粧品組成物の少なくとも1つの成分を含有する、請求項10から14のいずれか一項に記載のプロセス。
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