JP2003158432A - サンプルホールド回路 - Google Patents
サンプルホールド回路Info
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Abstract
す差動増幅回路の各入力端の電圧変動を抑制することが
できるサンプルホールド回路を得る。 【解決手段】 サンプリング動作時に、正側入力電圧V
iPが印加されるコンデンサC1と常時オンしているN
MOSトランジスタQ4との直列回路と、該直列回路と
同じインピーダンスを有する負側入力電圧ViMが印加
されるコンデンサC3とNMOSトランジスタQ9との
直列回路とを差動増幅回路2の入力端INPにそれぞれ
接続すると共に、負側入力電圧ViMが印加されるコン
デンサC2と常時オンしているNMOSトランジスタQ
5との直列回路と、該直列回路と同じインピーダンスを
有する正側入力電圧ViPが印加されるコンデンサC4
とNMOSトランジスタQ10との直列回路とを差動増
幅回路2の入力端INMにそれぞれ接続するようにし
た。
Description
ルを有する一対の入力信号に対してそれぞれサンプリン
グしホールドするサンプルホールド回路に関する。
例を示した回路図である。図7におけるサンプルホール
ド回路100は、差動増幅回路101、NMOSトラン
ジスタQa〜Qf及びコンデンサCa,Cbで構成され
ている。NMOSトランジスタQa〜Qfの各ゲートに
はクロック信号発生回路(図示せず)からの各クロック
信号CK1,CK2,CK2Bが対応して入力される。
なお、クロック信号CK2Bはクロック信号CK2の信
号レベルを反転させた信号である。
端子105と負側入力端子106の2つの入力端子を有
し、正側入力端子105には正側のアナログ信号が、負
側入力端子106には負側のアナログ信号がそれぞれ入
力される。正側及び負側の各アナログ信号は、それぞれ
相反する信号レベルをなす一対の信号である。サンプル
ホールド回路100は、前記クロック信号発生回路から
の所定のクロック信号に基づいて、入力されたアナログ
信号に対してサンプリングしホールドして出力する。
ンプリングを行うときは、NMOSトランジスタQa,
Qb,Qd,Qeがオンすると共にNMOSトランジス
タQc,Qfがオフして遮断状態になる。このようにし
て、正側入力端子105に入力された正側のアナログ信
号による入力電圧ViPがコンデンサCaにサンプリン
グされ、負側入力端子106に入力された負側のアナロ
グ信号による入力電圧ViMがコンデンサCbにサンプ
リングされる。
ンジスタQa,Qb,Qd,Qeがオフして遮断状態に
なると共にNMOSトランジスタQc,Qfがオンす
る。このようにして、コンデンサCaにサンプリングさ
れた電圧がホールドされて差動増幅回路101の一方の
入力端INPに入力され、該入力端INPに対応する出
力端から出力端子107を介して正側出力電圧VoPと
して出力される。また、コンデンサCbにサンプリング
された電圧がホールドされて差動増幅回路101の他方
の入力端INMに入力され、該入力端INMに対応する
出力端から出力端子108を介して負側出力電圧VoM
として出力される。
101の入力端INPにおける相互コンダクタンス、及
び差動増幅回路101の入力端INMにおける相互コン
ダクタンスをそれぞれgmで同じであるものとする。図
8は、このようにした場合のサンプルホールド回路10
0の等価回路を示しており、サンプリングを行う場合を
例にして示している。なお、図8では、NMOSトラン
ジスタQaにおけるオン時の等価抵抗をRaとし、NM
OSトランジスタQdにおけるオン時の等価抵抗をRd
としている。図8において、正側入力端子105及び負
側入力端子106に入力される各アナログ信号の周波数
が高くなると、コンデンサCa,Cbの各インピーダン
スがそれぞれ低下する。
の電圧VsP,VsMは、本来それぞれ仮想接地点であ
るはずが、該仮想接地点からそれぞれ大きく変動すると
いう問題があった。このため、このようなサンプルホー
ルド回路を例えばA/D変換器に使用した場合、サンプ
ルホールド回路100に入力されるアナログ信号の周波
数が、A/D変換器のナイキスト周波数又はそれ以上の
周波数になると、前記仮想接地点からの変動が大きくな
り、スイッチや増幅器等の非線形性の影響を受けて歪み
が発生し、A/D変換器のSNDRの劣化が生じるとい
う問題があった。
めになされたものであり、入力されたアナログ信号の周
波数に応じて、仮想接地点をなす差動増幅回路の各入力
端の電圧変動をそれぞれ抑制することができるサンプル
ホールド回路を得ることを目的とする。
ホールド回路は、相反する電圧レベルを有する第1及び
第2の各入力信号からなる一対の入力信号に対して、所
定のタイミングでそれぞれサンプリングしてホールドす
るサンプルホールド回路において、前記第1の入力信号
をサンプリングしホールドする第1のコンデンサを有
し、所定のインピーダンスをなす第1回路部と、前記第
2の入力信号をサンプリングしホールドする第2のコン
デンサを有し、所定のインピーダンスをなす第2回路部
と、前記第1回路部の第1のコンデンサでホールドされ
た電圧が第1の入力端に入力され、該第2回路部の第2
コンデンサでホールドされた電圧が第2入力端に入力さ
れる差動増幅回路部と、前記第1のコンデンサと同じ容
量の第3のコンデンサを有し、サンプリング動作時に前
記第1回路部と同じインピーダンスをなして第2の入力
信号を該差動増幅回路部の第1の入力端に入力する第3
回路部と、前記第2のコンデンサと同じ容量の第4のコ
ンデンサを有し、サンプリング動作時に前記第2回路部
と同じインピーダンスをなして第1の入力信号を該差動
増幅回路部の第2の入力端に入力する第4回路部とを備
えるものである。
ンデンサと所定の電圧Vc1が制御信号入力端に常時印
加された第1のトランジスタとで構成され、前記第2回
路部は、第2のコンデンサと所定の電圧Vc2が制御信
号入力端に常時印加された第2のトランジスタとで構成
され、前記第3回路部は、第2の入力信号が入力される
第3のコンデンサと、サンプリング動作時にオンして第
2の入力信号を前記差動増幅回路部の第1の入力端に入
力する第3のトランジスタとで構成され、前記第4回路
部は、第1の入力信号が入力される第4のコンデンサ
と、サンプリング動作時にオンして第1の入力信号を前
記差動増幅回路部の第2の入力端に入力する第4のトラ
ンジスタとで構成されるようにした。
3のトランジスタがオンしたときの等価抵抗と等しくな
るように所定の電圧Vc1が印加され、前記第2のトラ
ンジスタは、第4のトランジスタがオンしたときの等価
抵抗と等しくなるように所定の電圧Vc2が印加される
ようにする。
ド動作時にオフして第3のコンデンサと差動増幅回路部
の第1の入力端との接続を遮断し、前記第4のトランジ
スタは、ホールド動作時にオフして第4のコンデンサと
差動増幅回路部の第2の入力端との接続を遮断するよう
にした。
づいて、本発明を詳細に説明する。 第1の実施の形態.図1は、本発明の第1の実施の形態
におけるサンプルホールド回路の例を示した回路図であ
る。図1において、サンプルホールド回路1は、差動増
幅回路2、NMOSトランジスタQ1〜Q10及びコン
デンサC1〜C4で構成されている。なお、コンデンサ
C1が第1のコンデンサを、コンデンサC2が第2のコ
ンデンサを、コンデンサC3が第3のコンデンサを、コ
ンデンサC4が第4のコンデンサをそれぞれなす。ま
た、NMOSトランジスタQ4が第1のトランジスタ
を、NMOSトランジスタQ5が第2のトランジスタ
を、NMOSトランジスタQ9が第3のトランジスタ
を、NMOSトランジスタQ10が第4のトランジスタ
をそれぞれなす。
〜Q10の各ゲートにはクロック信号発生回路(図示せ
ず)からの各クロック信号CK1,CK2,CK2Bが
対応して入力されている。また、NMOSトランジスタ
Q4のゲートには所定の電圧Vc1が、NMOSトラン
ジスタQ5のゲートには、所定の定電圧Vc2がそれぞ
れ印加されている。なお、クロック信号CK2Bはクロ
ック信号CK2の信号レベルを反転させた信号である。
5と負側入力端子6の2つの入力端子を有し、正側入力
端子5には正側のアナログ信号が、負側入力端子6には
負側のアナログ信号がそれぞれ入力される。正側及び負
側の各アナログ信号は、それぞれ相反する信号レベルを
なす一対の信号である。サンプルホールド回路1は、前
記クロック信号発生回路からの所定の各クロック信号に
基づいて、入力された各アナログ信号に対するサンプリ
ング及びホールドをそれぞれ行って出力する。
入力端INPとの間には、NMOSトランジスタQ1、
コンデンサC1及びNMOSトランジスタQ4が直列に
接続されている。差動増幅回路2の入力端INPと、該
入力端INPに対応する出力端OPとの間にはNMOS
トランジスタQ2が接続され、NMOSトランジスタQ
1及びコンデンサC1の接続部と差動増幅回路2の出力
端OPとの間にはNMOSトランジスタQ3が接続され
ている。また、NMOSトランジスタQ1及びコンデン
サC1の接続部と、差動増幅回路2の他方の入力端IN
Mとの間には、コンデンサC4とNMOSトランジスタ
Q10が直列に接続されている。
の他方の入力端INMとの間には、NMOSトランジス
タQ6、コンデンサC2及びNMOSトランジスタQ5
が直列に接続されている。差動増幅回路2の入力端IN
Mと、該入力端INMに対応する出力端OMとの間には
NMOSトランジスタQ7が接続され、NMOSトラン
ジスタQ6及びコンデンサC2の接続部と差動増幅回路
2の出力端OMとの間にはNMOSトランジスタQ8が
接続されている。また、NMOSトランジスタQ6及び
コンデンサC2の接続部と、差動増幅回路2の入力端I
NPとの間には、コンデンサC3とNMOSトランジス
タQ9が直列に接続されている。
Q10の各ゲートには、クロック信号CK1がそれぞれ
入力され、NMOSトランジスタQ3,Q8の各ゲート
には、クロック信号CK2がそれぞれ入力されている。
更に、NMOSトランジスタQ1,Q6にはクロック信
号CK2Bがそれぞれ入力されて、差動増幅回路2に
は、前記クロック信号発生回路から所定のクロック信号
CK1opが入力されている。
示した各クロック信号の関係例を示したタイミングチャ
ートであり、図2を参照しながら図1で示したサンプル
ホールド回路1の動作例について説明する。サンプルホ
ールド回路1において、サンプリングを行うときは、N
MOSトランジスタQ1,Q2,Q6,Q7,Q9,Q
10がオンすると共にNMOSトランジスタQ3,Q8
がオフして遮断状態になる。このようにして、正側入力
端子5に入力された正側入力電圧ViPがコンデンサC
1にサンプリングされ、負側入力端子6に入力された負
側入力電圧ViMがコンデンサC3にサンプリングされ
る。
のであり、コンデンサC2及びC4も同じものである。
また、NMOSトランジスタQ4は、NMOSトランジ
スタQ9がオンしたときの抵抗と同じなるように、ゲー
トに所定の電圧Vc1が印加されている。同様に、NM
OSトランジスタQ5は、NMOSトランジスタQ10
がオンしたときの抵抗と同じなるように、ゲートに所定
の電圧Vc2が印加されている。
作を行ったときのサンプルホールド回路1の等価回路を
示した回路図である。図3では、差動増幅回路2の入力
端INPにおける相互コンダクタンス、及び差動増幅回
路2の入力端INMにおける相互コンダクタンスをそれ
ぞれgmで同じであるものとし、入力端INPの電圧を
VsPとし、入力端INMの電圧をVsMとしている。
タQ1がオンしたときの等価抵抗を、R4はゲートに所
定の電圧Vc1が印加されているNMOSトランジスタ
Q4の等価抵抗を、R10はNMOSトランジスタQ1
0がオンしたときの等価抵抗をそれぞれ示している。同
様に、R6はNMOSトランジスタQ6がオンしたとき
の等価抵抗を、R5はゲートに所定の電圧Vc2が印加
されているNMOSトランジスタQ5の等価抵抗を、R
9はNMOSトランジスタQ9がオンしたときの等価抵
抗をそれぞれ示している。
は同じであり、コンデンサC2及びC4の各容量も同じ
である。このような状態で、R4=R9になるように所
定の電圧Vc1を設定すると、コンデンサC1と抵抗R
4のインピーダンスと、コンデンサC3と抵抗R9のイ
ンピーダンスがそれぞれ同じになる。同様に、R5=R
10になるように所定の電圧Vc2を設定すると、コン
デンサC2と抵抗R5のインピーダンスと、コンデンサ
C4と抵抗R10のインピーダンスがそれぞれ同じにな
る。
子6から入力された各アナログ信号の周波数変動等の影
響が、差動増幅回路2の各入力端INP及びINMでそ
れぞれ打ち消される。このため、差動増幅回路2の入力
端INPの電圧VsP、及び差動増幅回路2の入力端I
NMの電圧VsMが、正側入力端子5及び負側入力端子
6から入力された各アナログ信号の周波数変動等によっ
て変動することがそれぞれ抑制され、共に仮想接地点か
ら変動することがそれぞれ抑制される。
ホールドするときは、NMOSトランジスタQ1,Q
2,Q6,Q7,Q9,Q10がオフして遮断状態にな
ると共にNMOSトランジスタQ3,Q8がオンする。
このようにして、コンデンサC1にサンプリングされた
電圧がホールドされて差動増幅回路2の入力端INPに
入力され、差動増幅回路2の出力端OPから出力端子7
を介して正側出力電圧VoPとして出力される。また、
コンデンサC2にサンプリングされた電圧がホールドさ
れて差動増幅回路2の入力端INMに入力され、差動増
幅回路2の出力端OMから出力端子8を介して負側出力
電圧VoMとして出力される。
ときのサンプルホールド回路1の等価回路を示した回路
図であり、図4では、図3と同じものは同じ符号で示し
ている。図4から分かるように、ホールド動作を行って
いるときは、NMOSトランジスタQ9及びQ10がオ
フして遮断状態になることから、コンデンサC3からの
電圧が差動増幅回路2の入力端INPに入力されること
はなく、コンデンサC4からの電圧が差動増幅回路2の
入力端INMに入力されることはない。このため、差動
増幅回路2の入力端INPには、コンデンサC1からの
電圧のみが入力され、差動増幅回路2の入力端INMに
は、コンデンサC2からの電圧のみが入力されることか
ら、正確なホールド動作を行うことができる。
る、入力信号の周波数と、各出力信号の差に対する全高
調波歪みTHDとの関係をシミュレーションした結果を
示した図である。図5において、(a)は、サンプルホ
ールド回路1の特性例を示しており、(b)は従来のサ
ンプルホールド回路、例えば図7のサンプルホールド回
路100の特性例を示している。図5から、サンプルホ
ールド回路1は、従来のサンプルホールド回路よりも歪
みが小さくなっていることが分かる。
ールド動作時における各仮想接地点の電圧VsP,Vs
Mの変化をシミュレーションした結果を示した図であ
り、図6(a)は、従来のサンプルホールド回路、例えば
図7のサンプルホールド回路100の場合を示してお
り、図6(b)は、サンプルホールド回路1の場合を示し
ている。なお、図6において、VsPは実線で示し、V
sMは破線で示している。図6(a)の従来のサンプルホ
ールド回路では、サンプリング動作時に各仮想接地点の
電圧VsP,VsMが異なる特性を示しているのに対し
て、サンプルホールド回路1では、図6(b)から、各仮
想接地点の電圧VsP,VsMがほぼ同じになっている
ことが分かる。
サンプルホールド回路は、サンプリング動作時におい
て、正側入力端子5及び負側入力端子6から入力された
各アナログ信号の周波数変動等の影響を、差動増幅回路
2の各入力端INP及びINMでそれぞれ打ち消すこと
ができ、仮想接地点をなす差動増幅回路2の各入力端I
NP及びINMにおけるそれぞれの電圧変動を低減させ
ることができる。
ンジスタにNMOSトランジスタを使用した場合を例に
して示したが、本発明は、これに限定するものではな
く、バイポーラトランジスタ等の他の各種トランジスタ
を使用した場合においても適用することができる。
のサンプルホールド回路によれば、第1の入力信号をサ
ンプリングしホールドして差動増幅回路部の第1の入力
端に入力する第1回路部に対して、サンプリング動作時
に同じインピーダンスをなし第2の入力信号が入力され
る第3回路部を差動増幅回路部の第1の入力端に接続す
ると共に、第2の入力信号をサンプリングしホールドし
て差動増幅回路部の第2の入力端に入力する第2回路部
に対して、サンプリング動作時に同じインピーダンスを
なし第1の入力信号が入力される第4回路部を差動増幅
回路部の第2の入力端に接続するようにした。
て、第1及び第2の各入力信号における周波数変動等の
影響を、差動増幅回路部の第1及び第2の各入力端でそ
れぞれ打ち消すことができ、仮想接地点をなす差動増幅
回路部の第1及び第2の各入力端におけるそれぞれの電
圧変動を低減させることができる。このため、A/D変
換器等に使用した場合に、入力されたアナログ信号の周
波数がナイキスト周波数又はそれ以上の周波数になった
場合においても、出力信号の歪みの発生を抑制すること
ができる。
トランジスタがオンしたときの該トランジスタの等価抵
抗と等しくなるように所定の電圧Vc1が印加され、前
記第2のトランジスタは、第4のトランジスタがオンし
たときの該トランジスタの等価抵抗と等しくなるように
所定の電圧Vc2が印加されるようにしたことから、サ
ンプリング動作時に、第1回路部と第3回路部のインピ
ーダンスを容易に同じにすることができると共に、第2
回路部と第4回路部のインピーダンスを容易に同じにす
ることができる。
サと差動増幅回路部の第1の入力端との接続を遮断する
と共に、第4のコンデンサと差動増幅回路部の第2の入
力端との接続を遮断するようにしたことから、ホールド
動作時に第1及び第2の各入力信号を正確に差動増幅し
て出力することができる。
ホールド回路の例を示した回路図である。
たタイミングチャートである。
ド回路1の等価回路を示した図である。
路1の等価回路を示した図である。
信号周波数と全高調波歪みとの関係例を示した図であ
る。
想接地点の電圧VsP,VsMの変化の例を示した図で
ある。
路図である。
ホールド回路の等価回路を示した図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 相反する電圧レベルを有する第1及び第
2の各入力信号からなる一対の入力信号に対して、所定
のタイミングでそれぞれサンプリングしてホールドする
サンプルホールド回路において、 前記第1の入力信号をサンプリングしホールドする第1
のコンデンサを有し、所定のインピーダンスをなす第1
回路部と、 前記第2の入力信号をサンプリングしホールドする第2
のコンデンサを有し、所定のインピーダンスをなす第2
回路部と、 前記第1回路部の第1のコンデンサでホールドされた電
圧が第1の入力端に入力され、該第2回路部の第2コン
デンサでホールドされた電圧が第2入力端に入力される
差動増幅回路部と、 前記第1のコンデンサと同じ容量の第3のコンデンサを
有し、サンプリング動作時に前記第1回路部と同じイン
ピーダンスをなして第2の入力信号を該差動増幅回路部
の第1の入力端に入力する第3回路部と、 前記第2のコンデンサと同じ容量の第4のコンデンサを
有し、サンプリング動作時に前記第2回路部と同じイン
ピーダンスをなして第1の入力信号を該差動増幅回路部
の第2の入力端に入力する第4回路部と、を備えること
を特徴とするサンプルホールド回路。 - 【請求項2】 前記第1回路部は、第1のコンデンサと
所定の電圧Vc1が制御信号入力端に常時印加された第
1のトランジスタとで構成され、前記第2回路部は、第
2のコンデンサと所定の電圧Vc2が制御信号入力端に
常時印加された第2のトランジスタとで構成され、前記
第3回路部は、第2の入力信号が入力される第3のコン
デンサと、サンプリング動作時にオンして第2の入力信
号を前記差動増幅回路部の第1の入力端に入力する第3
のトランジスタとで構成され、前記第4回路部は、第1
の入力信号が入力される第4のコンデンサと、サンプリ
ング動作時にオンして第1の入力信号を前記差動増幅回
路部の第2の入力端に入力する第4のトランジスタとで
構成されることを特徴とする請求項1記載のサンプルホ
ールド回路。 - 【請求項3】 前記第1のトランジスタは、第3のトラ
ンジスタがオンしたときの等価抵抗と等しくなるように
所定の電圧Vc1が印加され、前記第2のトランジスタ
は、第4のトランジスタがオンしたときの等価抵抗と等
しくなるように所定の電圧Vc2が印加されることを特
徴とする請求項2記載のサンプルホールド回路。 - 【請求項4】 前記第3のトランジスタは、ホールド動
作時にオフして第3のコンデンサと差動増幅回路部の第
1の入力端との接続を遮断し、前記第4のトランジスタ
は、ホールド動作時にオフして第4のコンデンサと差動
増幅回路部の第2の入力端との接続を遮断することを特
徴とする請求項2又は3記載のサンプルホールド回路。
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