JP2013172170A - トラックホールド回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、トラックホールド回路の入力インピーダンスを一定に保つこと、又は入力信号乃至出力信号の歪みを抑制することを提供する。
【解決手段】本発明は、トラックホールド回路のホールド期間中にONするように、増幅器の入力抵抗素子と帰還抵抗素子との接続点と、動作点電圧との間にスイッチを追加したトラックホールド回路に関する。
【選択図】図3
【解決手段】本発明は、トラックホールド回路のホールド期間中にONするように、増幅器の入力抵抗素子と帰還抵抗素子との接続点と、動作点電圧との間にスイッチを追加したトラックホールド回路に関する。
【選択図】図3
Description
本発明は、トラックホールド回路に関し、より詳細には、入力インピーダンスの変化を抑制すること、又は出力信号の歪みを抑制することに関する。
従来、トラックホールド回路とは、出力信号が入力信号にトラッキングするトラック期間と、出力信号が入力信号にトラッキングせずトラック期間の最終電圧をホールドするホールド期間とで構成され、一般的にはA/Dコンバータの前段で使用されることが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に従来技術として記載のある、従来のトラックホールド回路について、図1及び図2を用いて動作を説明する。
Φ1のトラック期間においては、スイッチS1がONし、入力信号が入力抵抗素子R1と帰還抵抗素子R2との比で増幅又は減衰し、出力端子に信号出力する。このとき、帰還抵抗素子R2、容量素子Cとで形成されるローパスフィルタ特性を持つため、A/Dコンバータのアンチエイリアスフィルタとしての効果も持つ。
Φ2のホールド期間においては、スイッチS1がOFFし、出力は入力信号にトラッキングせず、トラック期間完了時の出力電圧を増幅器12と容量素子Cとでホールドする。
このようなトラック期間Φ1、ホールド期間Φ2を繰り返すことにより、当該トラックホールド回路は、アンチエイリアスフィルタの効果をもつ上、スイッチとしてMOSトランジスタを使用したとしても、MOSトランジスタの非線形性が抑制され、出力信号が歪みにくいといったメリットを併せ持つ。また、入力信号がホールド期間中に遷移することがなければ、従来回路の入力インピーダンスは、入力抵抗素子R1となり一定である。
しかしながら、以上に記載したとおり、A/Dコンバータの前段に使用される、従来のトラックホールド回路では、ホールド期間に入力信号が遷移することにより、従来回路の入力インピーダンスが一定にならないといった問題を抱えていた。これは、入力信号の変動成分が、容量素子Cを介して保持されている増幅器12の入力端子と出力端子の間の平衡電圧に重畳し、増幅器12から出力された信号の歪みに繋がるからである。本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、トラックホールド回路に若干の回路変更を加えることにより、入力インピーダンスを一定に保ち、入力信号乃至出力信号の歪みを抑制するための、トラックホールド回路を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、出力信号が入力信号にトラッキングするトラック期間と、トラック期間の最終電圧をホールドするホールド期間とを有するトラックホールド回路であって、増幅器と最終電圧をホールドする容量素子とを有するトラックホールド回路において、ホールド期間で、入力信号が入力される入力抵抗素子と増幅器の帰還抵抗素子との接続点と、動作点電圧との間に、所定電圧を設定することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、所定電圧が、増幅器の動作点電圧であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、容量素子は、増幅器の出力端子と増幅器の反転入力端子との間に接続され、増幅器の入力抵抗素子と増幅器の帰還抵抗素子との接続点と、反転入力端子との間に接続された第1スイッチと、入力抵抗素子と帰還抵抗素子との接続点と、動作点電圧との間に接続された第2スイッチとを有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、トラック期間で第1スイッチがオン状態になると共に第2スイッチがオフ状態になり、ホールド期間で第1スイッチがオフ状態になると共に第2スイッチがオン状態になることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、増幅器は、差動増幅器であり、差動増幅器の第1出力端子と差動増幅器の第1反転入力端子との間に接続された第1容量素子と、差動増幅器の第2出力端子と差動増幅器の第2反転入力端子との間に接続された第2容量素子と、差動増幅器の第1入力抵抗素子と差動増幅器の第1帰還抵抗素子との接続点と、第1反転入力端子との間に接続された第1スイッチと、差動増幅器の第2入力抵抗素子と差動増幅器の第2帰還抵抗素子との接続点と、第2反転入力端子との間に接続された第2スイッチと、第1入力抵抗素子と第1帰還抵抗素子との接続点と、動作点電圧との間に接続された第3スイッチと、第2入力抵抗素子と第2帰還抵抗素子との接続点と、動作点電圧との間に接続された第4スイッチとを有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、第2スイッチと第4スイッチの接続点と、動作点電圧との間に接続されたバッファを有することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、トラック期間で第1および第3スイッチがオン状態になると共に第2および第4スイッチがオフ状態になり、ホールド期間で第1および第3スイッチがオフ状態になると共に第2および第4スイッチがオン状態になることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、増幅器は、差動増幅器であり、差動増幅器の第1出力端子と差動増幅器の第1反転入力端子との間に接続された第1容量素子と、差動増幅器の第2出力端子と差動増幅器の第2反転入力端子との間に接続された第2容量素子と、差動増幅器の第1入力抵抗素子と差動増幅器の第1帰還抵抗素子との接続点と、第1反転入力端子との間に接続された第1スイッチと、差動増幅器の第2入力抵抗素子と差動増幅器の第2帰還抵抗素子との接続点と、第2反転入力端子との間に接続された第2スイッチと、第1入力抵抗素子と第1帰還抵抗素子との接続点と、第2入力抵抗素子と第2帰還抵抗素子との接続点との間に接続された第3スイッチとを有することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、トラック期間で第1および第2スイッチがオン状態になると共に第3スイッチがオフ状態になり、ホールド期間で第1および第2スイッチがオフ状態になると共に第3スイッチがオン状態になることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれかに記載のトラックホールド回路と、その後段に接続されたA/Dコンバータとを有することを特徴とするA/Dコンバータ装置である。
請求項11に記載の発明は、A/Dコンバータは、トラックホールド回路のホールド期間で、サンプリング動作を行い、トラックホールド回路のトラック期間で、トランスファ動作を行うことを特徴とする請求項10に記載のA/Dコンバータ装置である。
この構成によれば、トラック期間では、入力抵抗素子と帰還抵抗素子との接続点と、増幅器の反転入力端子との間に接続されたスイッチがオン状態になると共に、入力抵抗素子と帰還抵抗素子との接続点と、動作点電圧との間に接続されたスイッチがオフ状態になる。一方、ホールド期間では、入力抵抗素子と帰還抵抗素子との接続点と、増幅器の反転入力端子との間に接続されたスイッチがオフ状態になると共に、入力抵抗素子と帰還抵抗素子との接続点と、動作点電圧との間に接続されたスイッチがオン状態になる。その結果、入力インピーダンスは一定に保たれるため、入力信号乃至出力信号の歪みを抑制することが可能となる。
以上説明したように、本発明のトラックホールド回路によれば、ホールド期間に入力信号が遷移したとしても、入力インピーダンスは一定に保たれるため、入力信号乃至出力信号の歪みを抑制することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
(第1実施形態)
図2は、本発明の第1乃至第3実施形態における、タイミングチャート図である。図3のトラックホールド回路の例で説明すると、Φ1のトラック期間においては、スイッチ3S1がONし、入力信号が入力抵抗素子3R1と入力抵抗素子3R2との比で増幅又は減衰し、出力端子に信号出力する。このとき、入力抵抗素子3R2、容量素子3Cとで形成されるローパスフィルタ特性を持つため、A/Dコンバータのアンチエイリアスフィルタとしての効果も持つ。Φ2のホールド期間においては、スイッチ3S1がOFFし、出力は入力信号にトラッキングせず、トラック期間完了時の出力電圧を増幅器32と容量素子3Cとでホールドする。このようなトラック期間Φ1、ホールド期間Φ2を繰り返すことにより、当該トラックホールド回路は、アンチエイリアスフィルタの効果をもつ上、スイッチとしてMOSトランジスタを使用したとしても、MOSトランジスタの非線形性が抑制され、出力信号が歪みにくいといったメリットを併せ持つ。
図2は、本発明の第1乃至第3実施形態における、タイミングチャート図である。図3のトラックホールド回路の例で説明すると、Φ1のトラック期間においては、スイッチ3S1がONし、入力信号が入力抵抗素子3R1と入力抵抗素子3R2との比で増幅又は減衰し、出力端子に信号出力する。このとき、入力抵抗素子3R2、容量素子3Cとで形成されるローパスフィルタ特性を持つため、A/Dコンバータのアンチエイリアスフィルタとしての効果も持つ。Φ2のホールド期間においては、スイッチ3S1がOFFし、出力は入力信号にトラッキングせず、トラック期間完了時の出力電圧を増幅器32と容量素子3Cとでホールドする。このようなトラック期間Φ1、ホールド期間Φ2を繰り返すことにより、当該トラックホールド回路は、アンチエイリアスフィルタの効果をもつ上、スイッチとしてMOSトランジスタを使用したとしても、MOSトランジスタの非線形性が抑制され、出力信号が歪みにくいといったメリットを併せ持つ。
図3は、本発明の第1実施形態における、トラックホールド回路図である。増幅器32と、入力抵抗素子3R1と、帰還抵抗素子3R2とで、反転増幅回路として構成される。
また、増幅器32の出力端子と反転入力端子との間にホールドされる容量素子3Cが接続されている。そして、入力抵抗素子3R1と帰還抵抗素子3R2との接続点と、増幅器32の反転入力端子との間に第1スイッチ3S1が接続されている。本発明の第1実施形態におけるトラックホールド回路は、入力抵抗素子3R1と帰還抵抗素子3R2との接続点と、動作点電圧との間に、さらに第2スイッチ3S2を備えていることが特徴である。トラックホールド回路のホールド期間中にONするように、増幅器の入力抵抗素子と帰還抵抗素子との接続点と、動作点電圧との間に、第2スイッチ3S2を追加した回路である。
図3のトラックホールド回路では、トラック期間で、出力端子の出力信号を入力抵抗素子3R1からの入力信号にトラッキングし、ホールド期間で、トラッキングした出力信号をホールドすると共に、増幅器32の入力抵抗素子3R1と帰還抵抗素子3R2との接続点と、動作点電圧との間に対し所定電圧を設定する。
図4は、本発明の第1実施形態における、ブロック図である。本発明のトラックホールド回路41の出力にA/Dコンバータ44が接続されている。アナログ信号は、本発明のトラックホールド回路41へ入力され、本発明のトラックホールド回路41は、アナログ信号をトラッキング及びホールドする。A/Dコンバータ44は、トラックホールド回路から出力された信号をサンプリングし、デジタル信号に変換する。そして、デジタル信号が、出力される。
第1実施形態は、図4に示したブロック図、及び図2に示したタイミングチャート図に従って、図4に含まれ、図3に示した本発明のトラックホールド回路である。
Φ1期間では、トラックホールド回路の第1スイッチ3S1がON、第2スイッチ3S2がOFFし、出力信号は、入力信号にトラッキングする。
Φ2期間では、トラックホールド回路の第1スイッチ3S1がOFFするため、トラック期間の最終電圧をホールドして出力する。同時に第2スイッチ3S2がONし、増幅器の動作点電圧を接続するため、当該期間で入力信号が遷移しても、当該回路の入力インピーダンスを入力抵抗素子3R1のまま保持することができる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2乃至第3実施形態における、ブロック図である。本発明のトラックホールド回路51の出力にA/Dコンバータ54が接続されている。アナログ入力(+)及びアナログ入力(−)で入力されるアナログ信号は、本発明のトラックホールド回路51へ入力され、本発明のトラックホールド回路51は、アナログ信号をトラッキング及びホールドする。A/Dコンバータ54は、トラックホールド回路51から出力された信号をサンプリングし、デジタル信号に変換する。そして、デジタル信号が、出力される。
図5は、本発明の第2乃至第3実施形態における、ブロック図である。本発明のトラックホールド回路51の出力にA/Dコンバータ54が接続されている。アナログ入力(+)及びアナログ入力(−)で入力されるアナログ信号は、本発明のトラックホールド回路51へ入力され、本発明のトラックホールド回路51は、アナログ信号をトラッキング及びホールドする。A/Dコンバータ54は、トラックホールド回路51から出力された信号をサンプリングし、デジタル信号に変換する。そして、デジタル信号が、出力される。
図6は、本発明の第2実施形態における、トラックホールド回路図である。差動増幅器62と、入力抵抗素子6R11,6R21と、帰還抵抗素子6R12,6R22とで、反転差動増幅回路として構成される。
また、差動増幅器62の第1出力端子と第1反転入力端子との間にホールドされる第1容量素子6C1が接続され、差動増幅器62の第2出力端子と第2反転入力端子との間にホールドされる第2容量素子6C2が接続されている。そして、第1入力抵抗素子6R11と第1帰還抵抗素子6R12との接続点と、差動増幅器62の第1反転入力端子との間に第1スイッチ6S11が接続され、第2入力抵抗素子6R21と第2帰還抵抗素子6R22との接続点と、差動増幅器62の第2反転入力端子との間に第2スイッチ6S21が接続されている。本発明の第2実施形態におけるトラックホールド回路は、第1入力抵抗素子6R11と第1帰還抵抗素子6R12との接続点と、バッファ63の出力端子との間に、さらに第3スイッチ6S12を備え、第2入力抵抗素子6R21と第2帰還抵抗素子6R22との接続点と、バッファ63の出力端子との間に、さらに第4スイッチ6S22を備えていることが特徴である。また、入力信号の差動性を保ち、コモン電圧が差動増幅器の動作点電圧と等しくなるように、第3スイッチ6S12と第4スイッチ6S22の接続点と、動作点電圧との間にバッファ63を接続されている。
図6のトラックホールド回路では、トラック期間で、出力端子の出力信号を入力抵抗素子6R11、6R21からの各入力信号にトラッキングし、ホールド期間で、トラッキングした出力信号をホールドすると共に、差動増幅器62の第1入力抵抗素子6R11と第1帰還抵抗素子6R12との接続点と、バッファ63の出力端子との間に対し所定電圧を設定し、また、差動増幅器62の第2入力抵抗素子6R21と第2帰還抵抗素子6R22との接続点と、バッファ63の出力端子との間に対し所定電圧を設定する。
第2実施形態は、図5に示したブロック図、及び図2に示したタイミングチャート図に従って、図5に含まれ、図6に示した本発明のトラックホールド回路である。
Φ1期間では、トラックホールド回路のスイッチ6S11及び6S21がON、スイッチ6S12及び6S22がOFFし、出力信号は、入力信号にトラッキングする。
Φ2期間では、トラックホールド回路のスイッチ6S11及び6S21がOFFするため、トラック期間の最終電圧をホールドして出力する。同時にスイッチ6S12及び6S22がONし、差動増幅器の動作点電圧を接続するため、当該期間で入力信号が遷移しても、当該回路の入力インピーダンスを入力抵抗素子6R11及び6R21のまま保持することができる。
(第3実施形態)
図7は、本発明の第3実施形態における、トラックホールド回路図である。差動増幅器72と、入力抵抗素子7R11,7R21と、帰還抵抗素子7R12,7R22とで、反転差動増幅回路として構成される。
図7は、本発明の第3実施形態における、トラックホールド回路図である。差動増幅器72と、入力抵抗素子7R11,7R21と、帰還抵抗素子7R12,7R22とで、反転差動増幅回路として構成される。
また、差動増幅器72の第1出力端子と第1反転入力端子との間にホールドされる第1容量素子7C1が接続され、差動増幅器72の第2出力端子と第2反転入力端子との間にホールドされる第2容量素子7C2が接続されている。そして、第1入力抵抗素子7R11と第1帰還抵抗素子7R12との接続点と、差動増幅器72の第1反転入力端子との間に第1スイッチ7S11が接続され、第2入力抵抗素子7R21と第2帰還抵抗素子7R22との接続点と、差動増幅器72の第2反転入力端子との間に第2スイッチ7S21が接続されている。本発明の第2実施形態におけるトラックホールド回路は、第1入力抵抗素子7R11と第1帰還抵抗素子7R12との接続点と、第2入力抵抗素子7R21と第2帰還抵抗素子7R22との接続点との間に、さらに第3スイッチ7S3を備えていることが特徴である。
図7のトラックホールド回路では、トラック期間で、出力端子の出力信号を入力抵抗素子7R11、7R21からの入力信号にトラッキングし、ホールド期間で、トラッキングした出力信号をホールドすると共に、差動増幅器72の第1入力抵抗素子7R11と第1帰還抵抗素子7R12との接続点と、差動増幅器72の第2入力抵抗素子7R21と第2帰還抵抗素子7R22との接続点とを接続する。
第3実施形態は、図5に示したブロック図、及び図2に示したタイミングチャート図に従って、図5に含まれ、図7に示した本発明のトラックホールド回路である。
第2実施形態との相違は、図6の中のスイッチ6S12とスイッチ6S22を結合して図7のスイッチ7S3とし、図6の動作点電圧のバッファ63が削除されたことである。入力信号の差動性が保たれており、そのコモン電圧が差動増幅器の動作点電圧と等しい場合、第2実施形態に代わって、第3実施形態として本発明の技術を利用することが可能である。
本発明は、半導体集積装置に用いる、トラックホールド回路に関するものである。
12,32 増幅器
R1,3R1 入力抵抗素子
R2,3R2 帰還抵抗素子
S1 スイッチ
C,3C 容量素子
3S1,6S11,7S11 第1スイッチ
3S2,6S21,7S21 第2スイッチ
41,51 本発明のトラックホールド回路
44,54 A/Dコンバータ
62,72 差動増幅器
63 バッファ
6R11,7R11 第1入力抵抗素子
6R12,7R12 第2入力抵抗素子
6R21,7R21 第1帰還抵抗素子
6R22,7R22 第2帰還抵抗素子
6S12,7S3 第3スイッチ
6S22 第4スイッチ
6C1,7C1 第1容量素子
6C2,7C2 第2容量素子
R1,3R1 入力抵抗素子
R2,3R2 帰還抵抗素子
S1 スイッチ
C,3C 容量素子
3S1,6S11,7S11 第1スイッチ
3S2,6S21,7S21 第2スイッチ
41,51 本発明のトラックホールド回路
44,54 A/Dコンバータ
62,72 差動増幅器
63 バッファ
6R11,7R11 第1入力抵抗素子
6R12,7R12 第2入力抵抗素子
6R21,7R21 第1帰還抵抗素子
6R22,7R22 第2帰還抵抗素子
6S12,7S3 第3スイッチ
6S22 第4スイッチ
6C1,7C1 第1容量素子
6C2,7C2 第2容量素子
Claims (11)
- 出力信号が入力信号にトラッキングするトラック期間と、
前記トラック期間の最終電圧をホールドするホールド期間とを有するトラックホールド回路であって、
増幅器と前記最終電圧をホールドする容量素子とを有するトラックホールド回路において、
前記ホールド期間で、前記入力信号が入力される入力抵抗素子と前記増幅器の帰還抵抗素子との接続点と、動作点電圧との間に、所定電圧を設定することを特徴とするトラックホールド回路。 - 前記所定電圧は動作点電圧であることを特徴とする請求項1に記載のトラックホールド回路。
- 前記容量素子は、前記増幅器の出力端子と前記増幅器の反転入力端子との間に接続され、
前記増幅器の入力抵抗素子と前記増幅器の帰還抵抗素子との接続点と、前記反転入力端子との間に接続された第1スイッチと、
前記入力抵抗素子と前記帰還抵抗素子との接続点と、動作点電圧との間に接続された第2スイッチと、
を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のトラックホールド回路。 - 前記トラック期間で前記第1スイッチがオン状態になると共に前記第2スイッチがオフ状態になり、前記ホールド期間で前記第1スイッチがオフ状態になると共に前記第2スイッチがオン状態になることを特徴とする請求項3に記載のトラックホールド回路。
- 前記増幅器は、差動増幅器であり、
前記差動増幅器の第1出力端子と前記差動増幅器の第1反転入力端子との間に接続された第1容量素子と、
前記差動増幅器の第2出力端子と前記差動増幅器の第2反転入力端子との間に接続された第2容量素子と、
前記差動増幅器の第1入力抵抗素子と前記差動増幅器の第1帰還抵抗素子との接続点と、前記第1反転入力端子との間に接続された第1スイッチと、
前記差動増幅器の第2入力抵抗素子と前記差動増幅器の第2帰還抵抗素子との接続点と、前記第2反転入力端子との間に接続された第2スイッチと、
前記第1入力抵抗素子と前記第1帰還抵抗素子との接続点と、動作点電圧との間に接続された第3スイッチと、
前記第2入力抵抗素子と前記第2帰還抵抗素子との接続点と、前記動作点電圧との間に接続された第4スイッチと、
を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のトラックホールド回路。 - 前記第2スイッチと前記第4スイッチの接続点と、前記動作点電圧との間に接続されたバッファを有することを特徴とする請求項5に記載のトラックホールド回路。
- 前記トラック期間で前記第1および前記第3スイッチがオン状態になると共に前記第2および前記第4スイッチがオフ状態になり、前記ホールド期間で前記第1および前記第3スイッチがオフ状態になると共に前記第2および前記第4スイッチがオン状態になることを特徴とする請求項5又は6に記載のトラックホールド回路。
- 前記増幅器は、差動増幅器であり、
前記差動増幅器の第1出力端子と前記差動増幅器の第1反転入力端子との間に接続された第1容量素子と、
前記差動増幅器の第2出力端子と前記差動増幅器の第2反転入力端子との間に接続された第2容量素子と、
前記差動増幅器の第1入力抵抗素子と前記差動増幅器の第1帰還抵抗素子との接続点と、前記第1反転入力端子との間に接続された第1スイッチと、
前記差動増幅器の第2入力抵抗素子と前記差動増幅器の第2帰還抵抗素子との接続点と、前記第2反転入力端子との間に接続された第2スイッチと、
前記第1入力抵抗素子と前記第1帰還抵抗素子との接続点と、前記第2入力抵抗素子と前記第2帰還抵抗素子との接続点との間に接続された第3スイッチと、
を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のトラックホールド回路。 - 前記トラック期間で前記第1および前記第2スイッチがオン状態になると共に前記第3スイッチがオフ状態になり、前記ホールド期間で前記第1および前記第2スイッチがオフ状態になると共に前記第3スイッチがオン状態になることを特徴とする請求項8に記載のトラックホールド回路。
- 請求項1乃至9のいずれかに記載のトラックホールド回路と、
その後段に接続されたA/Dコンバータと、
を有することを特徴とするA/Dコンバータ装置。 - 前記A/Dコンバータは、前記トラックホールド回路の前記ホールド期間で、サンプリング動作を行い、前記トラックホールド回路の前記トラック期間で、トランスファ動作を行うことを特徴とする請求項10に記載のA/Dコンバータ装置。
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WO2022030130A1 (ja) * | 2020-08-06 | 2022-02-10 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 電子回路 |
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