JP2003100296A - 電池用活物質及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
電気化学的特性及び熱安定性に優れた電池用活物質及び
その製造方法の提供。 【解決手段】炭素材物質、リチウム含有金属酸化物、及
びリチウム含有カルコゲナイド化合物からなる群より選
択されるリチウム挿入化合物を含むものである前記電池
用活物質はMg、Al、Co、K、Na、Ca、Si、
Ti、Sn、V、Ge、Ga、B、As、Zr、及び、
これらの混合物からなる群より選択される少なくとも一
つのコーティング元素を含有するヒドロキシド、オキシ
ヒドロキシド、オキシカーボネート、ヒドロキシカーボ
ネート及びそれらの混合物からなる群より選択される少
なくとも一つのコーティング元素含有化合物及び導電剤
からなる表面処理層を含む。
Description
の製造方法に係り、より詳しくは容量特性、低温特性、
寿命、放電電位、電力量特性などのような電気化学的特
性及び熱的安定性が向上した電池用活物質及びその製造
方法に関する。
化傾向と関連してこれら機器の電源として用いられる電
池の高性能化及び大容量化に対する必要性が高まってい
る。また、安全性が優れていて経済性に優れた電池につ
いても集中的に研究されている。
電池と再充電して使用する2次電池、燃料電池、太陽電
池に分けられる。前記1次電池としてはマンガン電池、
アルカリ電池、水銀電池、酸化銀電池などがあり、2次
電池としては鉛蓄電池、Ni−MH(ニッケル金属ハイ
ドライド)電池、密閉形ニッケル−カドミウム電池、リ
チウム金属電池、リチウムイオン電池、リチウムポリマ
ー電池、リチウム硫黄(sulfur)電池などがある。
び負極活物質の双方に、充放電時にリチウムイオンを可
逆的に挿入/脱離可能な物質を使用し、正極の両活物質
をそれぞれ有する正極及び負極間に有機電解質またはポ
リマー電解質を含んでいる。これら蓄電池は正極及び負
極でリチウムを挿入/脱離している間に化学的ポテンシ
ャルに変化を生じ、電力を発生する。電池の容量、寿
命、電力量、安全性、信頼性のような電池の性能を左右
する要素は正極と負極の電気化学反応に参加する活物質
の電気化学的特性と熱的安定性である。従って、このよ
うな正極や負極活物質の電気化学的特性と熱的安定性を
改善しようとする研究が継続して進められている。
ウムは単位質量当り電気容量が大きく、電気陰性度が大
きくて電圧の高い電池を提供することができる。しか
し、リチウム金属自体では安全性を確保するのに問題が
あってリチウムイオンの挿入(intercalation)、脱離
(deintercalation)が可能な物質を電池の活物質に用
いる電池が活発に研究されている。
リチウムイオンが正極及び負極で挿入/脱離される時の
酸化、還元反応によって電気エネルギーを生成するリチ
ウム二次電池がある。リチウム二次電池はリチウムイオ
ンの可逆的な挿入/脱離可能な物質を正極と負極の活物
質として使用し、前記正極と負極との間に有機電解液ま
たはポリマー電解液を充填して製造する。
極活物質としてはリチウム金属を使用したが、リチウム
金属を使用する場合、デンドライト(dendrite)の形成
による電池短絡によって爆発危険性があってリチウム金
属の代わりに非晶質炭素または結晶質炭素などの炭素系
物質に代替されている。特に、最近では炭素系物質の容
量を増加させるために炭素系物質にホウ素を添加してホ
ウ素コーティングされたグラファイト(BOC)を製造
している。
n2O4、LiNiO2、LiNi 1−xCoxO
2(0<x<1)、LiMnO2などの複合金属酸化物ま
たはカルコゲナイド(chalcogenide)化合物が研究され
ている。前記正極活物質のうちLiMn2O4、LiM
nO2などのMn系正極活物質は合成も容易で、値段が
比較的に安く、環境に対する汚染のおそれも少ないので
魅力のある物質ではあるが、容量が少ないという短所を
持っている。LiCoO2は良好な電気伝導度と高い電
池電圧、そして優れた電極特性を有し、現在ソニー株式
会社等で商品化され市販されている代表的な正極活物質
であるが、値段が高いという短所がある。LiNiO2
は上述した正極活物質のうち最も値段が安く、最も高い
放電容量の電池特性を有しているが、合成するのが難し
いという短所を持っている。
界に流通している電池の95%以上が高価なLiCoO
2を使用しており、このようなLiCoO2を代替しよ
うとする努力が多く進められている。LiCoO2粉末
を正極素材として用いるリチウム二次電池は寿命特性が
比較的に優れていて、放電平坦性が優れてはいるが、持
続的な性能改善を通じた寿命増大と電力特性の向上要求
など持続的な性能改善に対する要求があって、多くの研
究が進められている。
改善方法の一つとしてCoの一部を金属酸化物に置換す
る研究が進められてきたが、ソニー株式会社はAl2O
3を約1乃至5重量%ドーピングして、Coの一部をA
lに置換したLiCo1−xAlxO2粉末を開発して
量産に適用しており、株式会社エイ・ティーバッテリー
(Asahi & Thosiba Battery Co. )はSnO2をドーピ
ングしてCoの一部をSnに置換した正極活物質を開発
した。
はLiCoO2の性能を改善した活物質としてLixM
O2(MはCo、Ni及びMnのうち一つ以上の元素で
あり、xは0.5乃至1である)が記載されている。米
国特許第5,705,291号には酸化ホウ素、ホウ
酸、水酸化リチウム、酸化アルミニウム、アルミン酸リ
チウム、メタホウ酸リチウム、二酸化ケイ素、リチウム
シリケートまたはこれらの混合物を含む組成物とリチエ
イテッド挿入化合物(lithiated intercalationcompoun
d)を混合し、これを400℃以上の温度で焼成して前
記リチエイテッド挿入化合物表面を酸化物でコーティン
グする内容が記述されている。
−ニッケル系酸化物にCo、Al、Mnのアルコキシド
でコーティングした後、熱処理して製造される正極活物
質が記載されており、特開平11−16566号公報に
はTi、Sn、Bi、Cu、Si、Ga、W、Zr、
B、またはMoの金属及び/またはこれらの酸化物でコ
ーティングされたリチウム系酸化物が記載されており、
特開平11−185758号公報にはリチウムマンガン
酸化物の表面に金属酸化物を共沈法でコーティングした
後、熱処理する正極活物質が記載されている。
及び軽量化されることによってますます大容量、長寿
命、電力量特性などの電気化学的特性に優れた電池を開
発するための研究が進められている。既存の正極極板は
活物質と導電剤を乾式法で混合した後、これをバインダ
ーを含む溶液に添加して製造されたスラリー組成物を集
電体にキャスティングして製造される。スラリー組成物
に添加されるバインダーと導電剤は極板厚さ増加の原因
となり、添加された量ほど活物質の量が減少するので大
容量の電池を製造するのに障害となる。
例について上述したが、最近電子機器の小型化及び軽量
化傾向と関連して電池性能及び電池安全性と信頼性を確
保できる電池の活物質開発に対する必要性は他の電池で
も同様に要請されているのが実情である。また、熱露
出、燃焼、過充電状態でも電池システムの安全性と信頼
性を確保するために活物質の熱的安全性を向上させよう
とする研究が進められている。従って、高性能、安全性
及び信頼性を有する電池を提供するための電気化学的特
性と熱的安定性に優れた電池用活物質の開発が加速化さ
れている。
ものであって、本発明の目的は容量特性、寿命、放電電
位、電力量特性など電気化学的特性及び熱的安定性に優
れた電池用活物質を提供することにある。
経済的な電池用活物質の製造方法を提供することにあ
る。
提供することにある。
れている電池を提供することにある。
に本発明は、活物質の表面に形成される、コーティング
元素を含有するヒドロキシド、オキシヒドロキシド、オ
キシカーボネート、ヒドロキシカーボネート及びそれら
の混合物からなる群より選択される少なくとも一つのコ
ーティング元素含有化合物及び導電剤を含む表面処理層
を含む電池用活物質を提供する。
電剤を水、有機溶媒及びこれらの混合物からなる群より
選択される溶媒に添加してコーティング液を製造する段
階と、前記コーティング液で活物質をコーティングする
段階と、前記コーティングされた活物質を乾燥する段階
とを含む電池用活物質の製造方法を提供する。
板を提供する。
インダー溶液を製造する段階と、本発明の電池用活物質
を前記バインダー溶液に添加してスラリー組成物を製造
する段階と、前記スラリー組成物を極板製造用集電体に
コーティングする段階とを含む高密度極板の製造方法を
提供する。
る。
ド、オキシヒドロキシド、オキシカーボネート、ヒドロ
キシカーボネート及びそれらの混合物からなる群より選
択される少なくとも一つのコーティング元素含有化合物
及び導電剤を含む表面処理層が形成された新たな電池用
活物質を提供する。
素を含有するヒドロキシド、オキシヒドロキシド、オキ
シカーボネート、ヒドロキシカーボネート及びそれらの
混合物よりなる群から選択される最低一つの化合物(以
下、コーティング元素含有化合物という)と導電剤とよ
りなる表面処理層でコーティングされている。本発明の
コーティング元素含有化合物と導電剤とを有する活物質
の表面処理技術は、各種の電池に使用でき、正負両極板
の活物質の性能特性改善に効果がある。
た後、バインダー含有溶液に添加されて集電体にコーテ
ィングされる。このような導電剤は、表面積が大略25
00m2/g以上であり体積が非常に大きいため、極板
厚さを増加させる原因になる。また、導電剤が添加され
た量だけ活物質の量が減少するので大容量の電池を製造
するのに障害となる。
する既存の方法とは異なって導電剤をコーティング液に
含めて導電剤を活物質の表面にコーティングすることに
よって極板に添加される導電剤の量を減少するようにす
る。このように導電剤の量が減少すると電解液との副反
応を減らすことができて電池内のガス発生が減少し電池
の膨張(swelling)現象も減少する。
気化学的に酸化/還元(redox)の可逆反応が可能な物
質であれば特に制限されずに使用可能である。このよう
な電気化学的酸化/還元可能な物質には金属、リチウム
含有合金、硫黄系化合物、リチウムイオンと反応して可
逆的にリチウム含有化合物を形成することができる物
質、リチウムイオンを可逆的に挿入/脱離できる物質
(リチウム挿入化合物)などがある。但し、本発明がそ
れらに限定されるわけではない。
チタニウムがあり、リチウム含有合金としては、リチウ
ムとNa、K、Rb、Cs、Fr、Be、Mg、Ca、
Sr、Ba、Ra、Al及びSnからなる群より選択さ
れる金属との合金があり、リチウム/アルミニウム合
金、リチウム/錫合金、リチウム/マグネシウム合金な
どが好ましい。硫黄系化合物はリチウム−硫黄電池の正
極活物質として、硫黄元素、Li2Sn(n≧1)、有
機硫黄化合物、炭素−硫黄ポリマー((C2Sx)n:
x=2.5乃至50、n≧2)などがある。リチウムイ
オンと反応して可逆的にリチウム含有化合物を形成でき
る物質としてはシリコン、二酸化錫(SnO2)、チタ
ニウムナイトレートなどがある。
的に挿入/脱離できる物質(例えば、リチウム挿入化合
物)としては、炭素材物質、リチウム含有金属酸化物及
びリチウム含有カルコゲナイド化合物を用いることがで
きる。炭素材物質では非晶質炭素、結晶質炭素またはこ
れらの混合物があり、前記非晶質炭素の例としてはソフ
トカーボン(soft carbon:低温焼成炭素)またはハー
ドカーボン(hard carbon:高温焼成炭素)があり、結
晶質炭素としては板状、球形または繊維状の天然黒鉛ま
たは人造黒鉛がある。
属酸化物及びリチウム含有カルコゲナイド化合物)の例
としては、下記の化27乃至化39で示される従来の化
合物があり、リチウム挿入化合物として使用できる。
1、0≦y≦0.5、0≦z≦0.5、0≦α≦2であ
り、MはAl、Ni、Co、Cr、Mn、Fe、Mg、
Sr、V、または希土類元素からなる群より選択される
少なくとも一つの元素であり、AはO、F、S及びPか
らなる群より選択される少なくとも一つの元素であり、
XはF、S及びPからなる群より選択される少なくとも
一つの元素である。
は1乃至50μmであり、5乃至20μmであるのが好
ましい。
処理層は、コーティング元素を含有するヒドロキシド、
オキシヒドロキシド、オキシカーボネート、ヒドロキシ
カーボネート、及び、それらの混合物からなる群より選
択される少なくとも一つのコーティング元素含有化合物
及び導電剤を含む。
る元素は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、13族元
素、14族元素、15族元素、及び、遷移金属より選択
される一つ以上の元素であり、このうち、Mg、Al、
Co、K、Na、Ca、Si、Ti、V、Sn、Ge、
Ga、B、As、Zrまたはこれらの混合物が好まし
い。
コーティング元素の含有量は活物質に対して2×10
−5乃至2重量%であり、0.001乃至2重量%であ
るのが好ましい。コーティング元素の含有量が2×10
−5重量%より少ないとコーティング効果が不充分であ
り、2重量%より多いと添加されたコーティング元素が
多すぎてこれによって容量が低下する問題点がある。
しては黒鉛系物質、カーボン系物質、金属粉末、金属化
合物などを用いることができるが、特にこれに限られる
わけではない。前記黒鉛系物質の例としてはKS6(T
imcal社の製品)がある。カーボン系物質の例とし
ては、スーパーP(MMM社の製品)、ケッチェンブラ
ック(ketjen black)、デンカブラック(denka blac
k)、アセチレンブラック、カーボンブラック、サーマ
ルブラック、チャネルブラック、活性炭素(activated
carbon)などがある。前記金属粉末としては、Pt、R
u、Ni、Ti、LaまたはSnの粉末などが使用可能
である。前記金属化合物としては、好ましくは、SnO
2、SnPO4、TiO2、またはペロブスカイト(pe
rovskite)物質を用いることができ、ペロブスカイト物
質としては、LaSrCoO3、LaSrMnO3など
がある。
に対して0.5乃至10重量%であり、1乃至5重量%
であるのが好ましい。前記導電剤の含有量が0.5重量
%未満である場合には集電体にコーティングされた活物
質の導電性が低下して電池の寿命と高率特性の如き電気
化学的特性が低下する問題が発生し、10重量%を超え
る場合には体積の大きい導電剤が極板を多く占めている
ため合剤密度が出なくて電池設計に問題が発生する。
m、好ましくは1乃至100nm、さらに好ましくは1
乃至50nmである。表面に形成された表面処理層の厚
さが1nm未満である場合には、表面処理による効果が
少なく、厚さが300nmを超えると、コーティング層
の厚さが厚すぎてリチウムイオンの移動が容易でなくな
るので好ましくない。
の製造方法はコーティング元素供給物質と導電剤を水、
有機溶媒及びこれらの混合物からなる群より選択される
溶媒に添加してコーティング液を製造する段階と、前記
コーティング液で活物質をコーティングする段階と、前
記コーティングされた活物質を乾燥して表面処理層を形
成する段階とを含む。
給物質と導電剤を含む。本明細書において“コーティン
グ液”とは均質な懸濁液(suspension)または溶液状態
のものをいう。前記コーティング液はコーティング元
素、これらのアルコキシド、これらの塩、またはこれら
の酸化物のようなコーティング元素供給物質(coatinge
lement source)及び導電剤を水または有機溶媒に溶解
して製造したり、この混合物を還流させて製造すること
ができる。溶媒は有機溶媒または水である。コーティン
グ元素供給物質は、溶媒(即ち、有機溶媒または水)に
可溶であるコーティング元素またはコーティング元素含
有化合物であれば如何なるものでもよい。既述の如く、
コーティング元素供給物質は、アルカリ金属、アルカリ
土類金属、13族元素、14族元素、15族元素、及
び、遷移金属の如きコーティング元素である。本発明の
実施例によれば、コーティング元素供給物質は、Mg、
Al、Co、K、Na、Ca、Si、Ti、B、As、
Zr、Sn、V、Ge、Gaまたはそれらの組合せ、殊
にAlかBよりなる群から選択される少なくとも一つの
元素を含むものである。
有機溶媒としてはメタノール、エタノールまたはイソプ
ロパノールのようなアルコール、ヘキサン、クロロホル
ム、テトラヒドロフラン、エーテル、メチレンクロライ
ド、アセトンなどがある。
ド、エトキシドまたはイソプロポキシドの如きコーティ
ング元素を含有するアルコキシド、コーティング元素、
コーティング元素含有塩、またはコーティング元素含有
酸化物である。コーティング元素供給物質の溶解性は主
に溶媒の種類によって変わるので、当業者はコーティン
グ元素そのもの及びコーティング元素を含有するアルコ
キシド、塩または酸化物からなる群から、溶媒の種類を
考慮に入れながら、容易に適切なコーティング元素供給
物質を選択することができる。例えば、コーティング溶
液の溶媒として有機溶媒を使用した時は、コーティング
元素、コーティング元素を含有するアルコキシド、塩ま
たは酸化物が選択され、溶媒に溶解し、必要に応じて還
流する。代りに水を溶媒として使用した時は、コーティ
ング元素を含有する塩または酸化物のいずれかを使用し
てコーティング液を製造する。コーティング元素供給物
質の例としては、テトラエチルオルトシリケートがシリ
コン供給物質として使用でき、その際、B2O3、H3
BO3またはHB(OH)2がボロン供給源として使用
できる。HB(OH)2はB2O3を有機溶媒または水
に溶解した後、乾燥して製造される。
コーティング元素の塩または酸化物の代表的な例として
は、バナジウム酸アンモニウム(NH4(VO3))の
ようなバナジウム酸塩、酸化バナジウム(V2O5)な
どがある。
ティング元素、またはこれらのアルコキシド、塩、また
は酸化物の量はコーティング液を基準に、0.1乃至5
0重量%であり、好ましくは5乃至30重量%である。
前記コーティング元素、またはこれらのアルコキシド、
塩、または酸化物の濃度が0.1重量%より低いとコー
ティング液で活物質をコーティングする効果が出ず、前
記コーティング元素、またはこれらのアルコキシド、
塩、または酸化物の濃度が50重量%を超えるとコーテ
ィング層の厚さが厚すぎるようになって均一なコーティ
ング層を得るのが難しいため好ましくない。
物質をコーティング(encapsulation)する。
ング法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、デ
ィップコーティング(dip coating)法など通常のコー
ティング方法を用いることができる。このようなコーテ
ィング方法の中で最も簡便な方法は単純に活物質粉末を
コーティング液に添加してスラリー状態に作った後、溶
液を除去する方法であるディップコーティング法であ
る。
にも、スラリー状態に作った後、溶媒を除去する工程と
以後の工程である乾燥工程とを同時に実施できる一元化
工程(one-shot process)を実施することができ、この
方法は工程の簡単化によって経済的に利点があり、表面
にコーティング元素を含有するヒドロキシド、オキシヒ
ドロキシド、オキシカーボネート、及びヒドロキシカー
ボネートからなる群より選択される少なくとも一つのコ
ーティング元素含有化合物及び導電剤を含む表面処理層
をさらに均一に形成することもできるので好ましい。
化コーティング工程との差を容易にわかるように示すた
めに、各工程のフローチャートを図1に示した。図1
(A)に示したように、通常のコーティング工程はコー
ティング液を製造し(コーティング液製造工程;段階1
00)、コーティング液と活物質とを混合してスラリー
を製造し(スラリー製造工程;段階110)、このスラ
リーをトレイに移して溶媒を除去した後(溶媒除去工
程;段階120)、得られたスラリーを80乃至100
℃で乾燥して微細な粉末に製造した後(乾燥工程;段階
130)、分級(sieving)して活物質粉末(段階14
0)を得る方法である。
製造工程、溶媒除去工程及び乾燥工程を一つの容器内で
一元化された工程で実施することにより簡単な工程を経
て経済的に表面処理された活物質を製造することがで
き、コーティング液がより均一にコーティングされるよ
うにすることができる。
いて詳細に説明すると、コーティング液を製造し(段階
200)、活物質とコーティング液を混合器に投入して
攪拌しながら、この混合器の温度を増加させる(段階2
10)。この時、乾燥速度を増加させ不純なガスを排除
するためにパ−ジング(purging)ガスを混合器300
に注入することが好ましい(図2)。前記パ−ジングガ
スとしてはCO2や水分のないガスであって窒素ガスま
たはアルゴンガスなどの不活性ガスを好ましく用いるこ
とができる。前記パ−ジングガスの代わりに真空状態を
維持することによって乾燥速度を増加させることもでき
る。
ィングされ、過剰のコーティング液は外部温度増加及び
攪拌によって蒸発されて除去される。したがって、スラ
リー製造工程、溶液除去工程及び乾燥工程を各々実施す
る必要がなく、一つの混合器で一元化された工程で実施
できる。より均一な混合物を得るために、前記活物質と
コーティング液とを混合器に投入した後、約10乃至3
0分間予備混合(premixing)を実施することもでき
る。
媒または水の蒸発を促進できる温度、好ましくは50乃
至100℃の温水を混合器外壁に循環させて実施し、混
合器を通過して冷却された温水は一般的には熱交換器3
10を通じて再び温度を増加させて循環される。
液をよく混合させることができ、温度を増加させること
ができるものであれば使用でき、特別の制約はない。ま
た、パ−ジングガスを注入することができ、または真空
状態を維持することができるものが好ましい。代表的な
例としては遊星混合器(planetary mixer)を用いるこ
とができる。図2に熱交換器が付着された遊星混合器3
00を示した。図2に示したように、遊星混合器上部に
パ−ジングガスである窒素ガスを投入し、熱交換器31
0を通じて温水を循環させる。
は、コーティング液でコーティングされた粉末を常温
(20℃)乃至200℃で1乃至24時間乾燥する。乾
燥温度が常温より低いときは乾燥時間が過度に永くな
り、200℃を超えたら所望の品質のものが得られな
い。
工程を実施した場合には、前述のように乾燥工程がコー
ティングと同時に行われるので、図1(A)の通常のコ
ーティング工程のようにコーティング工程110後に乾
燥工程130を実施する必要がない。
面にコーティングされたコーティング元素を含むコーテ
ィング液層は大気中に存在する水分と反応してコーティ
ング元素のヒドロキシドに変化する。この時、乾燥工程
を変化させて前記表面処理層がコーティング元素を含有
するオキシヒドロキシド、オキシカーボネート、または
ヒドロキシカーボネートを含むようにすることができ
る。例えば、炭酸ガス雰囲気で乾燥すると、コーティン
グ元素を含有するオキシカーボネートまたはヒドロキシ
カーボネートを含む表面処理層を形成することができ
る。また、コーティング元素を含有するヒドロキシド、
オキシヒドロキシド、オキシカーボネート、及び、ヒド
ロキシカーボネートの中で選択される2以上の混合物を
含むこともできる。結果的に生成された活物質(140
または220)の表面にコーティング元素のヒドロキシ
ド、オキシヒドロキシド、オキシカーボネート、及び、
ヒドロキシカーボネートからなる群より選択される少な
くとも一つのコーティング元素含有化合物及び導電剤を
含む表面処理層が形成される。
ング元素含有化合物及び導電剤を含む表面処理層は活物
質の内部抵抗を小さくすることができて放電電位の低下
を防止して電流密度(C-rate)変化による高放電電位特
性を維持する特性を有する。したがって、このような表
面特性が改善された活物質を電池に適用する場合、より
優れた寿命特性と放電電位低下特性を有して電力量(po
wer)向上特性を示すことができる。
そのまま電池の活物質として使用でき、所望の平均粒径
を得るために分級(sieving)して使用することもでき
る。分級しない場合には表面に形成された物質と同一な
粉末形態の物質が除去されずに活物質スラリー内にその
まま存在する。本発明者はこのような表面処理層と同一
な物質であるコーティング元素を含有するヒドロキシ
ド、オキシヒドロキシド、オキシカーボネート、ヒドロ
キシカーボネートまたはこれらのうちの2以上の混合物
の粉末が活物質スラリー内に存在することによって活物
質の熱的安定性がさらに向上することが分った。
合物と導電剤を含む表面処理層が形成された活物質がコ
ーティングされた高密度極板を提供する。前記極板の製
造方法は、バインダーを溶媒に添加してバインダー溶液
を製造する段階と、本発明の電池用活物質を前記バイン
ダー溶液に添加してスラリー組成物を製造する段階と、
前記スラリー組成物を極板製造用集電体にコーティング
する段階とを含む。
の製造工程と既存の工程を共に図3に示した。図3
(A)のように既存の工程では活物質と導電剤を予め乾
式混合し(段階400)、これをバインダーが含まれて
いる溶液に入れてスラリー組成物を製造し(段階41
0)、これをキャスティングした後(段階420)、圧
延(段階430)して極板(段階440)を製造する。
導電剤は2500m2/g以上の大きな表面積と体積を
有するので極板の活物質の密度を低くする結果を招く。
したがって、従来の方法で製造された極板は低いエネル
ギー密度を示す。
ように、本発明では活物質表面に導電剤がコーティング
されていて極板製造用スラリー組成物の製造時に活物質
に導電剤を添加する必要がない。したがって、導電剤が
コーティングされた活物質をバインダー溶液に添加して
スラリー組成物を製造した後、これをキャスティングし
て極板を製造することができる(図3(B)の段階50
0乃至540)。バインダー溶液は通常の活物質スラリ
ー製造時に用いられるバインダーをN−メチルピロリド
ン(NMP)のような溶媒に添加して製造される。活物
質スラリーにおける活物質、バインダー、及び溶媒の量
は集電体にキャスティングするための粘度を得るのに適
した量によって決定されることができる。
電剤の量が減少しても過剰の導電剤を含む従来の活物質
極板と同一な程度の導電性を示すことができる。これは
コーティングによって導電剤が活物質に密着して接触し
ているためである。
れた活物質及び導電剤の分布を図式的に示した。図5に
は本発明によって製造された極板の活物質が図式的に示
されている。図4に示されているように、既存の方法で
製造された極板は活物質粒子1の間に導電剤粒子2が密
着しない状態で分布して活物質合剤の全体密度が本発明
による活物質合剤に比べて低い。本発明によって製造さ
れた極板に含まれた活物質粒子10は表面にコーティン
グ元素を含むヒドロキシド、オキシヒドロキシド、オキ
シカーボネート、及び、ヒドロキシカーボネートからな
る群より選択される少なくとも一つの化合物20にコー
ティングされ、その上に物理的または化学的結合で導電
剤粒子30が付着されている。つまり、前記導電剤粒子
30はコーティング元素含有化合物20によって堅固に
活物質に付着されている。したがって、本発明の極板は
活物質粒子と導電剤粒子とが密着して分布するので既存
の極板に比べて導電剤が活物質により均一に分布されて
いて高エネルギー密度(単位体積当りエネルギー)の電
池を提供することができる。
粒子1と導電剤粒子2とが密着して存在しないので、図
5に示された活物質粒子10が導電剤粒子30と密着し
て存在する本発明の極板に比べて減少した導電効率を示
す。本発明の極板は活物質合剤に必要な導電剤の含有量
を通常の活物質を使用する既存の極板に比べて減少させ
ると共に同等な程度の導電性を得ることができる。した
がって、極板の単位重量当りエネルギーを向上させるこ
とができる。
の量を減少させることができ、これにより導電剤の付着
に用いられるバインダーの量も減少させることができ
る。減少した導電剤とバインダーの量だけ活物質をさら
に多く含有することができるので大容量の電池の製造が
可能になる。
質を使用する場合には、図3に示されているように、活
物質と導電剤の混合工程を省略することができるので製
造工程時間をさらに短縮することができる。一元化工程
によってコーティングされた活物質を利用する場合、全
体的な電池の製造時間をさらに短縮して生産性を向上さ
せることができる。
ーティング元素含有化合物20が電解液/活物質界面の
化学的及び/または電気化学的安定性を付与する。この
ような安定性は極板の寿命を向上させて電池内部の好ま
しくないガス発生を減少させる。このような寿命の向上
及びガス発生の減少はコーティング元素含有化合物層2
0によって充電された活物質の表面に電解質の不可逆的
な酸化反応が減少したためである。つまり、本発明によ
る活物質は電池の寿命など電気化学的特性と安全性を向
上させ、電池の膨張(swelling)現象などを改善するこ
とができる。
トは主に機械的、電気的または熱的に酷使した条件のよ
うな電池の虐待条件(abuse condition)下で行われ
る。機械的虐待テストの例としては金属性釘を完全充電
されたセルに貫通させる方法、充電されたセルを機械的
に破壊させるテストなどがある。電気的虐待テストの例
としては様々な充電電流密度(rate)での過充電及び過
放電などがある。熱的虐待テストの例としては充電セル
を一定の温度まで加熱する方法がある。これら安全性テ
ストにおいて電池の安全性に影響を与える因子としては
多様なものがあるが、特に充電された活物質と電解液の
発熱反応と密接な関連がある。
SC;differential scanning calorimetry)によって
測定する。例えば、LiCoO2活物質を含むコイン型
半電池を一定の電位に充電するとLiCoO2はLi
1−xCoO2(ここで、xは0.5に近い値を有す
る)の構造となり、この充電状態の電極に対するDSC
測定によって示される発熱温度と発熱量及び発熱カーブ
の結果に基づいて活物質の熱的安全性を判断することが
できる。充電状態のLi1−xCoO2活物質は不安定
なため電池内部の温度が高まると分解して金属、つま
り、コバルトと結合している酸素が金属から遊離され
る。遊離した酸素は電池内部で電解液と反応して圧力が
増加し、最悪の場合には、電池が爆発する可能性を提供
する。したがって、酸素分解温度(発熱開始温度)とこ
の時の発熱量は電池の安定性を示す重要な因子といえ
る。
物質より発熱量もはるかに減少して優れた熱的安定性を
示す。
を記載する。しかし、下記の実施例は本発明の好ましい
一実施例にすぎず、本発明が下記の実施例に限られるわ
けではない。
10μmであるLiCoO2粉末と導電剤(スーパー
P)を乾式法で予備混合した後、これをバインダー(ポ
リフッ化ビニリデン)を含むN−メチルピロリドンに添
加した後、混合して正極活物質スラリー組成物を製造し
た。この時、活物質/導電剤/バインダーの重量比は9
4/3/3とした。前記正極活物質スラリー組成物を約
100μm厚さにAlホイル上にキャスティングしてコ
イン電池用正極極板を製造した。製造された正極極板を
直径1.6cmにパンチングし、電解液として1M L
iPF6が溶解されたエチレンカーボネートとジメチル
カーボネート(体積比:1/1)の混合溶媒を使用して
アルゴンガスでパージングしたグローブボックス内でコ
イン電池を製造した。
15μmであるLiMn2O4粉末を使用したことを除
いて前記比較例1と同様な方法でコイン型半電池を製造
した。
10μmであるLiNi0.9Sr0.002Co
0.1O2粉末を使用したことを除いて前記比較例1と
同様な方法でコイン電池を製造した。
10μmであるLiNi0.66Mn0.25Al
0.05Mg0.05Co0.1O2粉末を使用したこ
とを除いて前記比較例1と同様な方法でコイン型半電池
を製造した。
の重量比を96/2/2としたことを除いて前記比較例
1と同様な方法でコイン型半電池を製造した。
ド粉末を198gのエタノールに溶解してAl−イソプ
ロポキシド懸濁液を製造した。前記1重量%濃度のAl
−イソプロポキシド懸濁液200gと平均粒径が10μ
mであるLiCoO21Kgを図2に示された装置であ
る遊星混合器(planetary mixer)に各々入れ、約10
分間混合した。恒温槽の温度を60℃に固定した後、水
を循環(water circulation)させ、同時に窒素ガスを
流し入れながら(purging)、約1時間程度攪拌して、
表面にAlO(OH)層が形成されたLiCoO2正極
活物質粉末を製造した。
質粉末と導電剤(スーパーP)を乾式法で予備混合した
後、これをバインダー(ポリフッ化ビニリデン)を含む
N−メチルピロリドンに添加した後、混合して正極活物
質スラリー組成物を製造した。この時、活物質/導電剤
/バインダーの重量比は94/3/3とした。前記正極
活物質スラリー組成物を約100μm厚さでAlホイル
上にキャスティングしてコイン電池用正極極板を製造し
た。製造された正極極板を直径1.6cmにパンチング
し、電解液として1M LiPF6が溶解されたエチレ
ンカーボネートとジメチルカーボネート(体積比:1/
1)の混合溶媒を使用してグローブボックス内でコイン
型半電池を製造した。
%濃度のAl−イソプロポキシド懸濁液を使用したこと
を除いて前記参考例1と同様な方法でコイン型半電池を
製造した。
量%濃度のAl−イソプロポキシド懸濁液を使用したこ
とを除いて前記参考例1と同様な方法でコイン型半電池
を製造した。
の比を96/2/2としたことを除いて前記参考例1と
同様な方法でコイン型半電池を製造した。
の比を96/1/3としたことを除いて前記参考例1と
同様な方法でコイン型半電池を製造した。
平均粒径が15μmであるLiMn2O4粉末を使用し
たことを除いて前記参考例1と同様な方法でコイン型半
電池を製造した。
平均粒径が15μmであるLiMn2O4粉末を使用し
て活物質/導電剤/バインダーの比を96/1/3とし
たことを除いて前記参考例1と同様な方法でコイン型半
電池を製造した。
平均粒径が10μmであるLiNi0.9Sr0
.002Co0.1O2粉末を使用したことを除いて前
記参考例1と同様な方法でコイン型半電池を製造した。
平均粒径が10μmであるLiNi0.9Sr0
.002Co0.1O2粉末を使用して活物質/導電剤
/バインダーの比を96/1/3としたことを除いて前
記参考例1と同様な方法でコイン型半電池を製造した。
に平均粒径が10μmであるLiNi0.66Mn
0.25Al0.05Mg0.05Co0.1O2粉末
を使用したことを除いて前記参考例1と同様な方法でコ
イン型半電池を製造した。
に平均粒径が10μmであるLiNi0.66Mn
0.25Al0.05Mg0.05Co0.1O2粉末
を使用して活物質/導電剤/バインダーの比を96/1
/3としたことを除いて前記参考例1と同様な方法でコ
イン型半電池を製造した。
90gのエタノールに溶解して製造された5重量%濃度
のボロンエトキシド懸濁液をコーティング液として使用
して参考例1と同様な方法でコーティングして表面にH
B(OH)2がコーティングされた正極活物質を製造し
たことを除いて参考例1と同様な方法でコイン型半電池
を製造した。
80gのエタノールで溶解して製造された10重量%濃
度のボロンエトキシド懸濁液をコーティング液として使
用して参考例1と同様な方法でコーティングして表面に
HB(OH)2がコーティングされた正極活物質を製造
し、活物質/導電剤/バインダーの比率を96/1/3
としたことを除いて参考例1と同様な方法でコイン型半
電池を製造した。
ド粉末を396gのエタノールに添加して製造したAl
−イソプロポキシド懸濁液400gに63.8gのスー
パーPを添加し、ここに800gのエタノールを追加的
に添加してコーティング液を製造した。このコーティン
グ液を使用して前記参考例1と同様な方法でコーティン
グして表面にAlO(OH)及びスーパーPがコーティ
ングされたLiCoO2(平均粒径:10μm)正極活
物質粉末を製造した。全活物質の重量に対して活物質の
表面にコーティングされたAlの量は0.2重量%であ
りスーパーPの量は3重量%であった。
質とバインダー(ポリフッ化ビニリデン)を97/3の
重量比で混合して正極活物質スラリー組成物を製造し
た。適当量のN−メチルピロリドン溶媒を加えた前記正
極活物質スラリー組成物を約100μm厚さでAlホイ
ル上にキャスティングしてコイン電池用正極極板を製造
した。製造された正極極板を直径1.6cmの板状にパ
ンチングし、負極としてリチウム金属を使用し、電解液
として1M LiPF6が溶解されたエチレンカーボネ
ートとジメチルカーボネート(体積比:1/1)の混合
溶液を使用してアルゴンガスでパージングされたグロー
ブボックス内でコイン電池を製造した。
シド粉末を380gのエタノールに添加して製造したA
l−イソプロポキシド懸濁液400gに63.8gのス
ーパーPを添加し、ここに800gのエタノールを追加
的に添加してコーティング液を製造した。このコーティ
ング液を使用してコーティングされたLiCoO2に対
して1重量%のAlを含むAlO(OH)及び3重量%
のスーパーPがコーティングされたLiCoO2粉末を
正極活物質として用いたことを除いて前記実施例1と同
様な方法でコイン型半電池を製造した。
シド粉末を380gのエタノールに添加して製造したA
l−イソプロポキシド懸濁液400gに41.6gのス
ーパーPを添加し、ここに800gのエタノールを追加
的に添加してコーティング液を製造した。このコーティ
ング液を使用してコーティングされたLiCoO2に対
して1重量%のAlを含むAlO(OH)及び2重量%
のスーパーPがコーティングされたLiCoO2粉末と
バインダー(ポリフッ化ビニリデン)を98/2の重量
比で混合し、これに適当量のN−メチルピロリドン溶媒
を加えて使用したことを除いて前記実施例1と同様な方
法でコイン型半電池を製造した。
シド粉末を360gのエタノールに添加して製造したA
l−イソプロポキシド懸濁液400gに63.8gのス
ーパーPを添加し、ここに800gのエタノールを追加
的に添加してコーティング液を製造した。このコーティ
ング液を使用してコーティングされた全LiCoO2に
対して2重量%のAlを含むAlO(OH)及び3重量
%のスーパーPがコーティングされたLiCoO2粉末
を正極活物質として用いたことを除いて前記実施例1と
同様な方法でコイン型半電池を製造した。
シド粉末を380gのエタノールに添加して製造したA
l−イソプロポキシド懸濁液400gに20.8gのス
ーパーPを添加し、ここに800gのエタノールを追加
的に添加してコーティング液を製造した。このコーティ
ング液を使用してコーティングされた全LiCoO2に
対して1重量%のAlを含むAlO(OH)及び1重量
%のスーパーPがコーティングされたLiCoO2粉末
を正極活物質として用いたことを除いて前記実施例1と
同様な方法でコイン型半電池を製造した。
平均粒径が15μmであるLiMn2O4粉末を使用
し、20gのAl−イソプロポキシド粉末を380gの
エタノールに添加して製造したAl−イソプロポキシド
懸濁液に63.8gのスーパーPを添加し800gのエ
タノールを追加的に添加して製造した懸濁液をコーティ
ング液として使用した。このコーティング液を使用して
コーティングされた全LiMn2O4に対して1重量%
のAlを含むAlO(OH)及び3重量%のスーパーP
がコーティングされたLiMn2O4粉末を正極活物質
として用いたことを除いて前記実施例1と同様な方法で
実施してコイン型半電池を製造した。
平均粒径が15μmであるLiMn2O4粉末を使用
し、20gのAl−イソプロポキシド粉末を380gの
エタノールに添加して製造したAl−イソプロポキシド
懸濁液400gに20.8gのスーパーPを添加して8
00gのエタノールを追加的に添加して製造した懸濁液
をコーティング液として使用した。このコーティング液
を使用してコーティングされた全LiMn2O4に対し
て1重量%のAlを含むAlO(OH)及び1重量%の
スーパーPがコーティングされたLiMn2O4粉末を
正極活物質として用いたことを除いて前記実施例1と同
様な方法でコイン型半電池を製造した。
平均粒径が10μmであるLiNi0.9Sr0
.002Co0.1O2粉末を使用し、20gのAl−
イソプロポキシド粉末を380gのエタノールに添加し
て製造したAl−イソプロポキシド懸濁液400gに6
3.8gのスーパーPを添加し800gのエタノールを
追加的に添加して製造した懸濁液をコーティング液とし
て使用した。このコーティング液を使用してコーティン
グされた全LiNi0.9Sr0.002Co0.1O
2に対して活物質の表面に1重量%のAlを含むAlO
(OH)及び3重量%のスーパーPがコーティングされ
たLiNi0.9Sr0.002Co0.1O2粉末を
正極活物質として用いたことを除いて前記実施例1と同
様な方法でコイン型半電池を製造した。
平均粒径が10μmであるLiNi0.9Sr0
.002Co0.1O2粉末を使用し、20gのAl−
イソプロポキシド粉末を380gのエタノールに添加し
て製造したAl−イソプロポキシド懸濁液400gに2
0.8gのスーパーPを添加し800gのエタノールを
追加的に添加して製造した懸濁液をコーティング液とし
て使用した。このコーティング液を使用してコーティン
グされた全LiNi0.9Sr0.002Co0.1O
2に対して活物質の表面に1重量%のAlを含むAlO
(OH)及び1重量%のスーパーPがコーティングされ
たLiNi0.9Sr0.002Co0.1O2粉末を
正極活物質として用いたことを除いて前記実施例1と同
様な方法でコイン型半電池を製造した。
に平均粒径が10μmであるLiNi0.66Mn
0.25Al0.05Mg0.05Co0.1O2粉末
を使用し、20gのAl−イソプロポキシド粉末を38
0gのエタノールに添加して製造したAl−イソプロポ
キシド懸濁液400gに63.8gのスーパーPを添加
し800gのエタノールを追加的に添加して製造した懸
濁液をコーティング液として使用した。このコーティン
グ液を使用してLiNi0.66Mn0.25Al
0.05Mg0 .05Co0.1O2に対して1重量%
のAlを含むAlO(OH)及び3重量%のスーパーP
がコーティングされたLiNi0.66MnO.25A
l0.0 5Mg0.05Co0.1O2粉末を正極活物
質として用いたことを除いて前記実施例1と同様な方法
でコイン型半電池を製造した。
に平均粒径が10μmであるLiNi0.66Mn
0.25Al0.05Mg0.05Co0.1O2粉末
を使用し、20gのAl−イソプロポキシド粉末を38
0gのエタノールに添加して製造したAl−イソプロポ
キシド懸濁液400gに20.8gのスーパーPを添加
し800gのエタノールを追加的に添加して製造した懸
濁液をコーティング液として使用した。このコーティン
グ液を使用してLiNi0.66Mn0.25Al
0.05Mg0 .05Co0.1O2に対して1重量%
のAlを含むAlO(OH)及び1重量%のスーパーP
がコーティングされたLiNi0.66Mn0.25A
l0.0 5Mg0.05Co0.1O2粉末を正極活物
質として用いたことを除いて前記実施例1と同様な方法
でコイン型半電池を製造した。
80gのエタノールに添加して製造したボロンエトキシ
ド懸濁液400gに63.8gのスーパーPを添加し8
00gのエタノールを追加的に添加してコーティング液
を製造した。このコーティング液を使用してコーティン
グされた全LiCoO2に対して1重量%のBを含むB
H(OH)2及び3重量%のスーパーPがコーティング
されたLiCoO2粉末を正極活物質として用いたこと
を除いて前記実施例1と同様な方法でコイン型半電池を
製造した。
60gのエタノールに添加して製造したボロンエトキシ
ド懸濁液400gに20.8gのスーパーPを添加し8
00gのエタノールを追加的に添加してコーティング液
を製造した。このコーティング液を使用してコーティン
グされた全LiCoO2に対して2重量%のBを含むB
H(OH)2及び1重量%のスーパーPがコーティング
されたLiCoO2粉末を正極活物質として用いたこと
を除いて前記実施例1と同様な方法でコイン型半電池を
製造した。
396gの水に添加して製造した水溶液400gに6
3.8gのスーパーPを添加し800gの水を追加的に
添加して製造した溶液をコーティング液として使用した
ことを除いて前記実施例1と同様な方法でコイン型半電
池を製造した。この時、AlはコーティングされたLi
CoO2に対して0.2重量%、スーパーPは3重量%
であった。
を380gの水に添加して製造した水溶液400gに6
3.8gのスーパーPを添加し800gの水を追加的に
添加して製造した溶液をコーティング液として使用した
ことを除いて前記実施例1と同様な方法でコイン型半電
池を製造した。この時、AlはコーティングされたLi
CoO2に対して1重量%、スーパーPは3重量%であ
った。
を360gの水に添加して製造した水溶液400gに6
3.8gのスーパーPを添加し800gの水を追加的に
添加して製造した溶液をコーティング液として使用した
ことを除いて前記実施例1と同様な方法でコイン型半電
池を製造した。この時、AlはコーティングされたLi
CoO2に対して2重量%、スーパーPは3重量%であ
った。
を使用したことを除いて前記実施例1と同様な方法でコ
インタイプの半電池を製造した。
を使用したことを除いて前記実施例1と同様な方法でコ
インタイプの半電池を製造した。
を使用したことを除いて前記実施例1と同様な方法でコ
インタイプの半電池を製造した。
i)粉末を使用したことを除いて前記実施例1と同様な
方法でコインタイプの半電池を製造した。
極活物質粉末各々2kgを用いて極板を製造する場合の
所要時間を比較すると下記の表1の通りである。
てスラリー組成物を製造する場合には活物質と導電剤の
分散が容易でなくて4時間以上かかる反面、本発明によ
る実施例5では2時間未満の時間でスラリー組成物を製
造しても均一に分散されたスラリー組成物を製造するこ
とができた。このように本発明によって製造された正極
活物質で極板を製造する場合、その製造時間を約50%
以上短縮することができる。極板製造時間を短縮するこ
とによって電池の生産性を向上させることができる。
物質のSEM写真を各々図6及び図7に示した。比較例
1の正極活物質を用いて製造された極板のSEM写真
(図6)を見ると、スーパーP導電剤が活物質粉末の間
に不均一に分布されているが、実施例1の正極活物質粉
末を用いて製造された極板のSEM写真(図7)を見る
と、導電剤が活物質表面に均一にコーティングされてい
る。したがって、本発明の実施例の極板はコーティング
されていない活物質と導電剤を含む比較例1の極板に比
べて導電剤が均一に分布した極板組成を有するので電池
の特性を一層向上させることができる。
池を4.3〜2.75Vの電圧範囲で0.2C、0.5
C及び1Cで各々充放電を実施して容量特性を比較し
た。このうち、参考例5と実施例5の電池の充放電曲線
を図8と図9に各々示した。図8と図9を見ると、実施
例5によって製造された電池の充放電容量特性が参考例
5の電池に比べて低率と高率において全て優れているこ
とがわかる。特に、高率(1C)で実施例5の放電容量
が参考例5より非常に優れていることがわかる。比較を
容易にするために比較例5、参考例4及び実施例3の電
池に対して高率(1C)での放電容量を図10に示し
た。
的特性をリチウムイオン電池で再び確認した。角形リチ
ウムイオン電池の断面図は図11に示されている。前記
角形リチウムイオン電池3は正極5、負極6及び前記正
極5と負極6との間に存在するセパレータ7を含む電極
組立体4をケース8に入れた後、ケース8の上部に電解
液を注入しキャッププレート11及びガスケット12で
密封して組立てる。
製造したコーティングされた正極活物質及びポリフッ化
ビニリデン(バインダー)を97/3の重量比で混合し
て正極活物質スラリー組成物を製造した後、実施例1ま
たは比較例1に記載された極板製造方法と同様な方法で
正極極板を製造した。負極活物質として人造黒鉛及びバ
インダーとしてポリフッ化ビニリデンを92/8の重量
比で混合して負極活物質スラリー組成物を製造しCu−
箔にキャスティングして負極極板を製造した。前記正極
極板と負極極板との間に電解液を注入して670mAh
角形リチウムイオン電池を製造した。電解液として1M
LiPF6が溶解されたエチレンカーボネートとジメ
チルカーボネート1/1の混合溶液を使用した。比較例
5で製造された正極活物質を含む角形リチウムイオン電
池を前記方法と同様な方法で製造した。
670mAh角形リチウムイオン電池に対して、4.2
〜2.75Vの電圧範囲及び1Cで300サイクル以上
充放電を実施し、その結果を図12に示した。図12に
示されているように、比較例5の電池より実施例3によ
って製造された電池の寿命特性が非常に優れている。
670mAh角形リチウムイオン電池に対して低温(−
20℃)での放電容量特性を図13に示した。図13の
ように実施例5の正極活物質を含む電池が参考例5の正
極活物質を含む電池に比べて約80mAh程度容量が向
上した。
定性を次のような方法で評価した。比較例5及び実施例
5によって製造されたコイン電池を前記4.3Vで充電
した後、乾燥室(dry room)で解体して極板を分離し
た。分離された極板からAlホイル上に塗布されていた
活物質だけを約10mg程度採取して910DSC(TA
Instrument社製品)を用いてDSC分析を実施した。D
SC分析は空気雰囲気下で100〜300℃の間の温度
範囲で3℃/minの昇温速度でスキャニングして実施
した。DSC分析結果は図14に示した。
5のLiCoO2は約190〜220℃の範囲で大きい
発熱ピークを示した。充電状態のLiCoO2活物質は
Li 1−xCoO2の構造を有するが、このLi1−x
CoO2のCo−O結合が弱くなって分解されてO2が
発生する。このような現象は電池の安全性を低下させる
要因になる。前記発熱ピークはCo−O結合が分解され
て発生するO2が電解液と反応して大きな発熱を起こす
ことに起因したものである。これに比べて本発明の実施
例5によって製造された活物質の発熱ピークの面積は比
較例5よりはるかに減少した。このような発熱量の減少
は実施例の正極活物質の熱的安定性が優れているという
事実を示すものである。これは活物質表面に導電剤が均
一に分布するためであると考えられる。
質を含む670mAh角形リチウムイオン電池5個に対
して、1C過充電試験をした。そのうちの一部の比較例
1、参考例5及び実施例5の電池の1C過充電結果を表
2に記載した。
“L”の後にある数字は電池の安全性を意味する。安全
性評価基準は次の通りである: (L0:良好(漏液無し)、L1:漏液発生(肉眼で観
察)、L2:閃光または火炎)
む電池が比較例の電池に比べて安全性が向上したことが
分かる。
極板に対して活物質合剤の集電体(Alホイル)に対す
る接着強度を測定するために剥離試験(peeling test)
を実施した。このうち、比較例1、参考例2、実施例2
の正極活物質スラリーを塗布して圧延する前と後の剥離
試験結果を表3に記載した。
れた集電体の接着強度が比較例1と参考例2に比べて約
4倍以上向上したことが分かる。活物質と集電体との接
着強度が向上することによってサイクル進行時に活物質
の脱離によって内部抵抗が増加することを防止すること
ができる。また、本発明によって表面処理された正極活
物質で極板を製造する場合、バインダーの含有量を減ら
しても既存の正極活物質で製造された極板と同等以上の
接着強度を得ることができる。バインダーの含有量を減
らすだけさらに多量の活物質を極板にコーティングする
ことができて高密度の極板製造が可能であるので大容量
の電池製造が可能である。また、バインダーの使用量を
減らすと原価節減の効果を得ることができ、バインダー
を溶解するための溶媒の使用量も減少させることができ
てこれも原価節減の効果がある。
表面にイオンの伝導度が優れたコーティング元素を少な
くとも一つ以上含み、コーティング元素のヒドロキシ
ド、オキシヒドロキシド、オキシカーボネート、ヒドロ
キシカーボネートまたはこれらの中の2以上の混合物か
ら選択される化合物及び導電剤を含む表面処理層が形成
されていて電池の低温特性、サイクル寿命特性及び安全
性を向上させることができ、極板に対する接着強度が優
れていて活物質の脱離によって電池の内部抵抗が増加す
ることを防止することができる。また、導電剤がコーテ
ィングされた活物質を使用して活物質と導電剤が均一に
分散された極板を製造することができて電池の電気化学
的特性を向上させることができる。本発明の活物質製造
方法は既存の工程に比べて工程時間を短縮することがで
き、導電剤、バインダー及びスラリー製造用溶媒の含有
量を減らすことができて生産性を向上させ原価を節減す
ることができる。
化コーティング工程(one-shot coating process)を、
(A)に通常のコーティング工程を、比較して示した工
程図である
ィング工程に用いられる装置を概略的に示した図面であ
る
造工程を、(A)に既存の活物質を含む極板の製造工程
を、比較して示した工程図である
の分布を概略的に示した図面である
略的に示した図面である
粉末の表面を示したSEM写真である
の活物質粉末の表面を示したSEM写真である
0.5C及び1Cで充放電を実施して得た容量特性を示
したグラフである
0.2C、0.5C及び1Cで充放電を実施して得た容
量特性を示したグラフである
法で製造された電池を1Cで充放電を実施して得た充放
電特性を示したグラフである
角形リチウムイオン電池の断面を示した図面である
された電池の1Cにおけるサイクル寿命特性を示したグ
ラフである
製造された電池の−20℃における低温放電特性を示し
たグラフである
された活物質のDSC測定結果を示した図面である
Claims (51)
- 【請求項1】 電気化学的に酸化還元可逆反応が可能な
活物質と、 前記活物質の表面に形成される、コーティング元素を含
有するヒドロキシド、オキシヒドロキシド、オキシカー
ボネート、及びヒドロキシカーボネートからなる群より
選択される少なくとも一つのコーティング元素含有化合
物及び導電剤を含む表面処理層と、 を含む電池用活物質。 - 【請求項2】 前記活物質が、金属、リチウム含有合
金、リチウムイオンと可逆的にリチウム含有化合物が形
成できる物質、リチウムイオンを可逆的に挿入/脱離で
きる物質、及び、リチウム挿入化合物からなる群より選
択される請求項1に記載の電池用活物質。 - 【請求項3】 前記活物質が、炭素材物質、リチウム含
有金属酸化物、及び、リチウム含有カルコゲナイド化合
物からなる群より選択されるリチウム挿入化合物を含む
ものである請求項2に記載の電池用活物質。 - 【請求項4】 前記活物質が、化1乃至化13の化学式
の化合物からなる群より選択される少なくとも一つのリ
チウム挿入化合物を含むものであり、 【化1】LixMn1−yMyA2 【化2】LixMn1−yMyO2−zXz 【化3】LixMn2O4−zXz 【化4】LixMn2−yMyA4 【化5】LixCo1−yMyA2 【化6】LixCo1−yMyO2−zXz 【化7】LixNi1−yMyA2 【化8】LixNi1−yMyO2−zXz 【化9】LixNi1−yCoyO2−zXz 【化10】LixNi1−y−zCoyMzAα 【化11】 LixNi1−y−zCoyMzO2−αXα 【化12】LixNi1−y−zMnyMzAα 【化13】 LixNi1−y−zMnyMzO2−αXα 前記化学式において、0.95≦x≦1.1、0≦y≦
0.5、0≦z≦0.5、0≦α≦2であり、 Mは、Al、Ni、Co、Cr、Mn、Fe、Mg、S
r、V、または、希土類元素からなる群より選択される
少なくとも一つの元素であり、Aは、O、F、S及びP
からなる群より選択される少なくとも一つの元素であ
り、 Xは、F、S及びPからなる群より選択される少なくと
も一つの元素である、請求項2に記載の電池用活物質。 - 【請求項5】 前記コーティング元素は有機溶媒または
水に可溶な元素である請求項1に記載の電池用活物質。 - 【請求項6】 前記コーティング元素が、アルカリ金
属、アルカリ土類金属、周期律表の13族元素、14族
元素、15族元素、及び、遷移金属からなる群より選択
される少なくとも一つの元素である請求項5に記載の電
池用活物質。 - 【請求項7】 前記コーティング元素は、Mg、Al、
Co、K、Na、Ca、Si、Ti、Sn、V、Ge、
Ga、B、As、Zr、及び、これらの混合物からなる
群より選択される少なくとも一つの元素である請求項6
に記載の電池用活物質。 - 【請求項8】 前記表面処理層をなすコーティング元素
含有化合物は非晶質または結晶質化合物である請求項1
に記載の電池用活物質。 - 【請求項9】 前記表面処理層の厚さは1乃至300n
mである請求項1に記載の電池用活物質。 - 【請求項10】 前記表面処理層の厚さは1乃至100
nmである請求項9に記載の電池用活物質。 - 【請求項11】 前記表面処理層のコーティング元素の
含有量は活物質に対して2×10−5乃至2重量%であ
る請求項1に記載の電池用活物質。 - 【請求項12】 前記表面処理層のコーティング元素の
含有量は活物質に対して0.001乃至2重量%である
請求項11に記載の電池用活物質。 - 【請求項13】 前記導電剤が、黒鉛系物質、カーボン
系物質、金属粉末、及び、金属化合物からなる群より選
択される少なくとも一つの物質である請求項1に記載の
電池用活物質。 - 【請求項14】 前記表面処理層の導電剤の含有量は活
物質に対して0.5乃至10重量%である請求項1に記
載の電池用活物質。 - 【請求項15】 前記表面処理層の導電剤の含有量は活
物質に対して1乃至5重量%である請求項14に記載の
電池用活物質。 - 【請求項16】 コーティング元素供給物質(コーティ
ング元素及びコーティング元素含有化合物を総称してコ
ーティング元素供給物質という。)と導電剤を水、有機
溶媒及びこれらの混合物からなる群より選択される溶媒
に添加してコーティング液を製造する段階と、 前記コーティング液で活物質をコーティングする段階
と、 前記コーティングされた活物質を乾燥し、コーティング
元素を含有するヒドロキシド、オキシヒドロキシド、オ
キシカーボネート、ヒドロキシカーボネート、及び、そ
の混合物からなる群より選択される少なくとも一つのコ
ーティング元素含有化合物及び導電剤を含む表面処理層
を形成する段階と、 からなる電池用活物質の製造方法。 - 【請求項17】 前記活物質が、金属、リチウム含有合
金、リチウムイオンと可逆的にリチウム含有化合物を形
成することができる物質、リチウムイオンを可逆的に挿
入/脱離することができる物質、及び、リチウム挿入化
合物からなる群より選択される請求項16に記載の電池
用活物質の製造方法。 - 【請求項18】 前記活物質は炭素材物質、リチウム含
有金属酸化物、及びリチウム含有カルコゲナイド化合物
からなる群より選択されるリチウム挿入化合物である請
求項17に記載の電池用活物質の製造方法。 - 【請求項19】 前記活物質が、化14乃至化26の化
学式の化合物からなる群より選択される少なくとも一つ
のリチウム挿入化合物を含むものであり、 【化14】LixMn1−yMyA2 【化15】LixMn1−yMyO2−zXz 【化16】LixMn2O4−zXz 【化17】LixMn2−yMyA4 【化18】LixCo1−yMyA2 【化19】LixCo1−yMyO2−zXz 【化20】LixNi1−yMyA2 【化21】LixNi1−yMyO2−zXz 【化22】LixNi1−yCoyO2−zXz 【化23】LixNi1−y−zCoyMzAα 【化24】 LixNi1−y−zCoyMzO2−αXα 【化25】LixNi1−y−zMnyMzAα 【化26】 LixNi1−y−zMnyMzO2−αXα 前記化学式において、0.95≦x≦1.1、0≦y≦
0.5、0≦z≦0.5、0≦α≦2であり、 Mは、Al、Ni、Co、Cr、Mn、Fe、Mg、S
r、V、または、希土類元素からなる群より選択される
少なくとも一つの元素であり、 Aは、O、F、S及びPからなる群より選択される少な
くとも一つの元素であり、 Xは、F、S及びPからなる群より選択される少なくと
も一つの元素である、請求項17に記載の電池用活物質
の製造方法。 - 【請求項20】 前記コーティング元素は有機溶媒また
は水に可溶な元素である請求項16に記載の電池用活物
質の製造方法。 - 【請求項21】 前記コーティング元素が、アルカリ金
属、アルカリ土類金属、13族元素、14族元素、15
族元素、及び、遷移金属からなる群より選択される少な
くとも一つである請求項20に記載の電池用活物質の製
造方法。 - 【請求項22】 前記コーティング元素は、Mg、A
l、Co、K、Na、Ca、Si、Ti、Sn、V、G
e、Ga、B、As、Zr、及び、これらの混合物から
なる群より選択される少なくとも一つである請求項21
に記載の電池用活物質の製造方法。 - 【請求項23】 前記コーティング液内の前記コーティ
ング元素供給物質の濃度が0.1乃至50重量%である
請求項16に記載の電池用活物質の製造方法。 - 【請求項24】 前記コーティング液内の前記コーティ
ング元素供給物質の濃度が5乃至30重量%である請求
項23に記載の電池用活物質の製造方法。 - 【請求項25】 前記コーティング工程と乾燥工程が前
記活物質とコーティング液を混合器に投入し温度を増加
させる間に実施する一元化工程である請求項16に記載
の電池用活物質の製造方法。 - 【請求項26】 前記コーティング工程が温度上昇中に
混合器内にパ−ジングガスを注入するか混合器を真空状
態に維持する段階をさらに含む請求項23に記載の電池
用活物質の製造方法。 - 【請求項27】 前記製造方法が被覆乾燥した活物質を
分級する工程をさらに含む請求項16に記載の電池用活
物質の製造方法。 - 【請求項28】 可逆的に電気化学的酸化還元反応を行
なう活物質と、 前記活物質の表面に形成される、アルミニウムを含有す
るヒドロキシド、オキシヒドロキシド、オキシカーボネ
ート、ヒドロキシカーボネート、及び、それらの混合物
からなる群より選択されるアルミニウム含有化合物並び
に導電剤を含む表面処理層と、 を含む電池用活物質。 - 【請求項29】 可逆的に電気化学的酸化還元反応を行
なう活物質と、 前記活物質の表面に形成される、ホウ素を含有するヒド
ロキシド、オキシヒドロキシド、オキシカーボネート、
ヒドロキシカーボネート、及び、その混合物からなる群
より選択されるホウ素含有化合物並びに導電剤を含む表
面処理層と、 を含む電池用活物質。 - 【請求項30】 可逆的に電気化学的酸化還元反応を行
なう活物質と、 前記活物質の表面に形成される、コーティング元素を含
有するヒドロキシド、オキシヒドロキシド、オキシカー
ボネート、ヒドロキシカーボネート、及び、それらの混
合物からなる群より選択される少なくとも一つのコーテ
ィング元素含有化合物並びに導電剤を含む表面処理層
と、を含み、 前記表面処理層が、コーティング元素供給物質(前記コ
ーティング元素及び前記コーティング元素含有化合物を
総称してコーティング元素供給物質という。)と導電剤
を水、有機溶媒及びこれらの混合物からなる群より選択
される溶媒に添加してコーティング液を製造する段階
と、前記コーティング液で活物質をコーティングする段
階と、前記コーティングされた活物質を乾燥する段階
と、を含む工程によって製造される、電池用活物質。 - 【請求項31】 バインダーを溶媒に添加してバインダ
ー溶液を製造する段階と、 コーティング元素を含有するヒドロキシド、オキシヒド
ロキシド、オキシカーボネート、ヒドロキシカーボネー
ト、及び、それらの混合物からなる群より選択される少
なくとも一つのコーティング元素含有化合物及び導電剤
を含む表面処理層を有するコーティングされた活物質
を、前記バインダー溶液に添加してスラリー組成物を製
造する段階と、 前記スラリー組成物を極板製造用集電体にキャスティン
グする段階と、 を含む電池用極板の製造方法。 - 【請求項32】 集電体と、 コーティング元素を含有するヒドロキシド、オキシヒド
ロキシド、オキシカーボネート、ヒドロキシカーボネー
ト、及び、それらの混合物からなる群より選択される少
なくとも一つのコーティング元素含有化合物並びに導電
剤を含むコーティング層を有する活物質と、を含み、 前記活物質が集電体上にコーティングされている電池用
極板。 - 【請求項33】 コーティング元素を含有するヒドロキ
シド、オキシヒドロキシド、オキシカーボネート、ヒド
ロキシカーボネート、及び、それらの混合物からなる群
より選択される少なくとも一つのコーティング元素含有
化合物並びに導電剤を含むコーティング層を有する活物
質を含む第1電極と、 電解質と、 前記第1電極と離隔しており、前記電解質を介して前記
第1電極と可逆的な酸化還元反応を行なう第2電極と、 を含む電池。 - 【請求項34】 前記活物質の平均粒径は1乃至50μ
mである請求項1に記載の電池用活物質。 - 【請求項35】 前記活物質の平均粒径は5乃至20μ
mである請求項34に記載の電池用活物質。 - 【請求項36】 前記活物質は、 導電剤とコーティング元素供給物質(コーティング元素
及びコーティング元素含有化合物を総称してコーティン
グ元素供給物質という。)を、水、有機溶媒、及び、こ
れらの混合物からなる群より選択される溶媒に添加して
コーティング液を製造する段階と、 前記活物質及びコーティング液を混合と同時に溶媒を除
去し、コーティング元素を含有するヒドロキシド、オキ
シヒドロキシド、オキシカーボネート、ヒドロキシカー
ボネート、及び、それらの混合物からなる群より選択さ
れる少なくとも一つのコーティング元素含有化合物及び
導電剤を含む表面処理層を含む活物質を製造する段階
と、 を含む工程によって製造される請求項31に記載の電池
用極板の製造方法。 - 【請求項37】 前記コーティングされた活物質を、バ
インダー溶液に添加する前に、好ましい粒径を有するよ
うに分級する段階をさらに含む請求項36に記載の電池
用極板の製造方法。 - 【請求項38】 前記コーティングされた活物質をバイ
ンダー溶液に添加する時に、コーティングされた活物質
を分級せず、活物質にコーティングされていないコーテ
ィング物質が共に添加されるようにする工程を含む請求
項36に記載の電池用極板の製造方法。 - 【請求項39】 導電剤とコーティング元素供給物質
(コーティング元素及びコーティング元素含有化合物を
総称してコーティング元素供給物質という。)を、水、
有機溶媒、及び、これらの混合物からなる群より選択さ
れる溶媒に添加してコーティング液を製造する段階と、 活物質及び前記コーティング液を混合と同時に溶媒を除
去して前記活物質に表面処理層を形成させて、コーティ
ング元素を含有するヒドロキシド、オキシヒドロキシ
ド、オキシカーボネート、ヒドロキシカーボネート、及
び、それらの混合物からなる群より選択される少なくと
も一つのコーティング元素含有化合物及び導電剤を含む
表面処理層の形成された活物質を製造する段階と、を含
む電池用活物質の製造方法。 - 【請求項40】 前記導電剤と前記コーティング元素供
給物質を溶媒に添加する段階は、溶液または懸濁液状の
コーティング液を形成する工程をさらに含む請求項39
に記載の電池用活物質の製造方法。 - 【請求項41】 前記導電剤と前記コーティング元素供
給物質の混合物は還流して溶媒に添加する請求項40に
記載の電池用活物質の製造方法。 - 【請求項42】 前記コーティング元素供給物質はAl
(アルミニウム)含有物質である請求項39に記載の電
池用活物質の製造方法。 - 【請求項43】 前記コーティング元素供給物質はB
(ホウ素)含有物質である請求項39に記載の電池用活
物質の製造方法。 - 【請求項44】 前記活物質及び前記コーティング液を
混合した後に溶媒を除去し活物質をコーティングする工
程が、 コーティング液と前記活物質とを混合器に添加して前記
活物質を前記コーティング液でコートする段階と、 前記コートした活物質をトレイに移す段階と、 前記コートした活物質を乾燥し溶媒を除去して表面処理
層を形成する段階と、を含む工程である請求項39に記
載の電池用活物質の製造方法。 - 【請求項45】 前記活物質及び前記コーティング液を
混合と同時に溶媒を除去し前記活物質をコーティングす
る工程が、 前記活物質と前記コーティング液とを混合器に投入混合
して溶媒を除去すると同時に前記活物質をコーティング
する工程である請求項39に記載の電池用活物質の製造
方法。 - 【請求項46】 前記活物質及び前記コーティング液を
混合してコーティングする工程は、その混合と同時に混
合器の温度を上昇させ溶媒を蒸発させる工程をさらに含
む請求項45に記載の電池用活物質の製造方法。 - 【請求項47】 前記活物質と前記コーティング液とを
混合する工程が、混合器内にパージングガスを注入して
溶媒を蒸発させ前記混合器から不純なガスを除去する段
階をさらに含む請求項46に記載の電池用活物質の製造
方法。 - 【請求項48】 前記パージングガスはCO2、N2、
Arまたは他の不活性ガスである請求項47に記載の電
池用活物質の製造方法。 - 【請求項49】 前記温度は50乃至100℃の範囲で
昇温する請求項46に記載の電池用活物質の製造方法。 - 【請求項50】 前記混合器の温度は温水を混合器外壁
に循環させることにより昇温する請求項49に記載の電
池用活物質の製造方法。 - 【請求項51】 前記乾燥工程は常温乃至200℃の温
度で1乃至24時間実施する請求項44に記載の電池用
活物質の製造方法。
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