JP2006031987A - 非水電解液二次電池用正極活物質の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の製造法は、(1)リチウム含有遷移金属酸化物の原料混合物に、水溶性ポリマーの水溶液または石油ピッチとを混合する工程、(2)Mg、Y、Zr、Zn、Al、およびSnからなる群より選ばれる少なくとも1つの第2の金属元素の酸化物もしくは水酸化物をさらに加える工程、および(3)得られた混合物を焼成する工程を有する。表面が第2の金属の酸化物を含む炭素質の薄膜で被覆されたリチウム含有遷移金属酸化物が得られる。
【選択図】 なし
Description
この種の電池では、正極活物質に4V級の電圧を示すリチウム含有複合酸化物が用いられ、負極には炭素質材料などのリチウムをインターカレート、デインターカレートできる材料が用いられる。
このような非水電解液二次電池においては、ノートパソコン用の電源として用いた場合のように、高温の状態で電池が使用されると、サイクルが短寿命であるという問題やガス発生が多いという問題がある。
すなわち、本発明は、
(1)Co、Ni、およびMnからなる群より選ばれる少なくとも1つの遷移金属元素の酸化物もしくは水酸化物と、MgおよびAlの少なくとも1つの元素の酸化物もしくは水酸化物と、リチウム塩と、水溶性ポリマーの水溶液または石油ピッチとを混合する工程、
(2)Mg、Y、Zr、Zn、Al、およびSnからなる群より選ばれる少なくとも1つの第2の金属元素の酸化物もしくは水酸化物をさらに加えて混合する工程、および
(3)得られた混合物を焼成して、炭素質物質と前記第2の金属元素の酸化物を周囲に付着したリチウム含有遷移金属酸化物を得る工程を有する非水電解液二次電池用正極活物質の製造方法に関する。
正極活物質の主体であるリチウム含有遷移金属酸化物は、Co、Ni、およびMnからなる群より選ばれる少なくとも1つの遷移金属元素の酸化物もしくは水酸化物と、MgおよびAlの少なくとも1つの元素の酸化物もしくは水酸化物と、リチウム塩とを混合し、焼成することにより製造することができる。
本発明の方法で得られる正極活物質の粒径は、その平均粒子径D50が3以上20μm以下の範囲であることが望ましい。
ここで、平均粒子径D50はレーザ回折法で求める。すなわち、測定セルにはフローセルを使用し、光源として波長780nm、出力3mWの半導体レーザを用いて、シリコンフォトセルで回折線を受光する。試料を分散させる分散媒には蒸留水を用い、ヘキサメタリン酸ナトリウムを分散剤として0.2%加える。粒度分布はフラウンホーファ理論もしくはMieの理論を用いて最小二乗法により求め、累積体積50%のときの粒径を平均粒子形D50とする。
正極合剤中の導電剤は、構成された電池において、化学変化を起こさない電子伝導性材料であれば何でもよい。例えば、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラック、ファーネスブラック、ランプブラック、サーマルブラック等のカーボンブラック類、鱗片状黒鉛などの天然黒鉛、人造黒鉛、導電性炭素繊維などを用いることができる。これらは単独または混合物として用いることができる。これら導電剤の中では、カーボンブラック、黒鉛粉末、炭素繊維が特に好ましい。
リチウム含有金属酸化物の原料として、炭酸リチウム、水酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、および四酸化三コバルトを用いた。原料の各元素のモル比がLi:Al:Mg:Coで1:0.05:0.05:0.90となるようにそれぞれをはかりとり混合した。次いで、この混合物の1kgに対して、炭素質の原料であるカルボキシメチルセルロースの1%水溶液を500g加えて混合した。次いで、金属酸化物の原料である酸化マグネシウムを、原料の四酸化三コバルトに対してモル比がCo:Mgで1:0.02となるようにはかりとったものを加えてさらに混合した。このようにして得た混合物を600℃で10時間仮焼成し、粉砕した。次いで、粉砕された焼成物を900℃で再度10時間焼成し、粉砕、分級し、平均粒径約10μmの正極活物質を得た。
リチウム含有金属酸化物の原料として、炭酸リチウム、水酸化アルミニウム、酸化マグネシウムおよび四酸化三コバルトを用いた。原料の各元素のモル比がLi:Al:Mg:Coで1:0.05:0.05:0.90となるようにそれぞれをはかりとり混合した。次いで、この混合物の1kgに対して、炭素質の原料であるカルボキシメチルセルロースの1%水溶液を500g加えてさらに混合した。次いで、金属酸化物の原料である三酸化二イットリウムを、原料の四酸化三コバルトに対してモル比がCo:Yで1:0.02となるようにはかりとったものを加えてさらに混合した。このようにして得た混合物を600℃で10時間仮焼成し、粉砕した。次いで、粉砕された焼成物を900℃で再度10時間焼成し、粉砕、分級し、正極活物質を得た。
次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Bを作製した。
リチウム含有金属酸化物の原料として、実施例1と同じものを用いた。原料の各元素のモル比がLi:Al:Mg:Coで1:0.05:0.05:0.90となるようにそれぞれをはかりとり混合した。次いで、この混合物の1kgに対して、炭素質の原料であるカルボキシメチルセルロースの1%水溶液を500g加えてさらに混合した。次いで、金属酸化物の原料である二酸化ジルコニウムを、原料の四酸化三コバルトに対してモル比がCo:Zrで1:0.02となるようにはかりとったものを加えてさらに混合した。このようにして得た混合物を600℃で10時間仮焼成し、粉砕した。次いで、粉砕された焼成物を900℃で再度10時間焼成し、粉砕、分級し、正極活物質を得た。
次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Cを作製した。
リチウム含有金属酸化物の原料として、実施例1と同じものを用いた。原料の各元素のモル比がLi:Al:Mg:Coで1:0.05:0.05:0.90となるようにそれぞれをはかりとり混合した。次いで、この混合物の1kgに対して、炭素質の原料であるカルボキシメチルセルロースの1%水溶液を500g加えてさらに混合した。次いで、金属酸化物の原料である酸化亜鉛を、原料の四酸化三コバルトに対してモル比がCo:Znで1:0.02となるようにはかりとったものを加えてさらに混合した。このようにして得た混合物を600℃で10時間仮焼成し、粉砕した。次いで、粉砕された焼成物を900℃で再度10時間焼成し、粉砕、分級し、正極活物質を得た。
次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Dを作製した。
リチウム含有金属酸化物の原料として、実施例1と同じものを用いた。原料の各元素のモル比がLi:Al:Mg:Coで1:0.05:0.05:0.90となるようにそれぞれをはかりとり混合した。次いで、この混合物の1kgに対して、炭素質の原料であるカルボキシメチルセルロースの1%水溶液を500g加えてさらに混合した。次いで、金属酸化物の原料である三酸化二アルミニウムを、原料の四酸化三コバルトに対してモル比がCo:Alで1:0.02となるようにはかりとったものを加えてさらに混合した。このようにして得た混合物を600℃で10時間仮焼成し、粉砕した。次いで、粉砕された焼成物を900℃で再度10時間焼成し、粉砕、分級し、正極活物質を得た。
次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Eを作製した。
リチウム含有金属酸化物の原料として、実施例1と同じものを用いた。原料の各元素のモル比がLi:Al:Mg:Coで1:0.05:0.05:0.90となるようにそれぞれをはかりとり混合した。次いで、この混合物の1kgに対して、炭素質の原料であるカルボキシメチルセルロースの1%水溶液を500g加えてさらに混合した。次いで、金属酸化物の原料である二酸化錫を、原料の四酸化三コバルトに対してモル比がCo:Snで1:0.02となるようにはかりとったものを加えてさらに混合した。このようにして得た混合物を600℃で10時間仮焼成し、粉砕した。次いで、粉砕された焼成物を900℃で再度10時間焼成し、粉砕、分級し、正極活物質を得た。
次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Fを作製した。
炭素質の原料としてポリエチレンオキシドを用いた以外は、実施例1と同様にして本発明の正極活物質を得た。次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Gを作製した。
炭素質の原料としてピッチコークスを用いた以外は、実施例1と同様にして本発明の正極活物質を得た。次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Hを作製した。
リチウム含有金属酸化物の原料として、実施例1と同じものを用いた。原料の各元素のモル比がLi:Al:Mg:Niで1:0.05:0.05:0.90となるようにそれぞれをはかりとり混合した。次いで、この混合物の1kgに対して、炭素質の原料であるカルボキシメチルセルロースの1%水溶液を500g加えてさらに混合した。次いで、金属酸化物の原料である酸化マグネシウムを、原料の水酸化ニッケルに対してモル比がNi:Mgで1:0.02となるようにはかりとったものを加えてさらに混合した。このようにして得た混合物を600℃で10時間仮焼成し、粉砕した。次いで、粉砕された焼成物を900℃で再度10時間焼成し、粉砕、分級し、正極活物質を得た。
次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Iを作製した。
リチウム含有金属酸化物の原料として、炭酸リチウム、水酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、水酸化ニッケルおよび二酸化マンガンを用いた。原料の各元素のモル比がLi:Al:Mg:Ni:Mnで1:0.05:0.05:0.45:0.45となるようにそれぞれをはかりとり混合した。次いで、この混合物の1kgに対して、炭素質の原料であるカルボキシメチルセルロースの1%水溶液を500g加えてさらに混合した。次いで、金属酸化物の原料である酸化マグネシウムを、原料の水酸化ニッケルに対してモル比でNi:Mgで1:0.04となるようにはかりとったものを加えてさらに混合した。このようにして得た混合物を600℃で10時間仮焼成し、粉砕した。次いで、粉砕された焼成物を900℃で再度10時間焼成し、粉砕、分級し、正極活物質を得た。
次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Jを作製した。
リチウム含有金属酸化物の原料として、炭酸リチウム、水酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、水酸化ニッケル、四酸化三コバルトおよび二酸化マンガンを用いた。原料の各元素のモル比がLi:Al:Mg:Ni:Co:Mnで1:0.05:0.05:0.3:0.3:0.3となるようにそれぞれをはかりとり混合した。次いで、この混合物の1kgに対して、炭素質の原料であるカルボキシメチルセルロースの1%水溶液を500g加えてさらに混合した。次いで、金属酸化物の原料である酸化マグネシウムを、原料の水酸化ニッケルに対してモル比でNi:Mgで1:0.06となるようにはかりとったものを加えてさらに混合した。このようにして得た混合物を600℃で10時間仮焼成し、粉砕した。次いで、粉砕された焼成物を900℃で再度10時間焼成し、粉砕、分級し、正極活物質を得た。
次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Kを作製した。
炭素質の原料として、ポリエチレンオキサイドを用いた以外、実施例1と同様にして正極活物質を得た。
この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Lを作製した。
リチウム含有金属酸化物の原料として、実施例1と同じものを用いた。原料である水酸化アルミニウムと酸化マグネシウムの混合のモル比を変えた以外は、実施例1と同様にして正極活物質を得た。
次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池M1〜M15を作製した。ここで電池M10は実施例1の電池Aと同じである。
リチウム含有金属酸化物の原料として、実施例1と同じものを用いた。原料の各元素のモル比がLi:Al:Mg:Coで1:0.05:0.05:0.90となるようにそれぞれをはかりとり混合した。次いで、この混合物を600℃で10時間仮焼成し、粉砕した。次いで、粉砕された焼成物を900℃で再度10時間焼成し、粉砕、分級し、正極活物質を得た。
次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Nを作製した。
リチウム含有金属酸化物の原料として、炭酸リチウム、水酸化アルミニウム、酸化マグネシウムおよび水酸化ニッケルを用いた。原料の各元素のモル比がLi:Al:Mg:Niで1:0.05:0.05:0.90となるようにそれぞれをはかりとり混合した。次いで、この混合物を600℃で10時間仮焼成し、粉砕した。次いで、粉砕された焼成物を900℃で再度10時間焼成し、粉砕、分級し、正極活物質を得た。
次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Oを作製した。
リチウム含有金属酸化物の原料として、炭酸リチウム、水酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、水酸化ニッケルおよび二酸化マンガンを用いた。原料の各元素のモル比がLi:Al:Mg:Ni:Mnで1:0.05:0.05:0.45:0.45となるようにそれぞれをはかりとり混合した。次いで、この混合物を600℃で10時間仮焼成し、粉砕した。次いで、粉砕された焼成物を900℃で再度10時間焼成し、粉砕、分級し、正極活物質を得た。
次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Pを作製した。
リチウム含有金属酸化物の原料として、炭酸リチウム、水酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、水酸化ニッケル、四酸化三コバルトおよび二酸化マンガンを用いた。原料の各元素のモル比がLi:Al:Mg:Ni:Co:Mnで1:0.05:0.05:0.3:0.3:0.3となるようにそれぞれをはかりとり混合した。次いで、この混合物を600℃で10時間仮焼成し、粉砕した。次いで、粉砕された焼成物を900℃で再度10時間焼成し、粉砕、分級し、正極活物質を得た。
次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Qを作製した。
リチウム含有金属酸化物の原料として、実施例1と同じものを用いた。原料の各元素のモル比がLi:Al:Mg:Coで1:0.05:0.05:0.90となるようにそれぞれをはかりとり混合した。次いで、この混合物の1kgに対して、炭素質の原料であるカルボキシメチルセルロースの1%水溶液を500g加えてさらに混合した。このようにして得た混合物を600℃で10時間仮焼成し、粉砕した。次いで、粉砕された焼成物を900℃で再度10時間焼成し、粉砕、分級し、正極活物質を得た。
次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Rを作製した。
リチウム含有金属酸化物の原料として、実施例1と同じものを用いた。原料の各元素のモル比がLi:Al:Mg:Coで1:0.05:0.05:0.90となるようにそれぞれをはかりとり混合した。次いで、金属酸化物の原料である酸化マグネシウムを、原料の四酸化三コバルトに対してモル比がCo:Mgで1:0.02となるようにはかりとったものを加えてさらに混合した。このようにして得た混合物を600℃で10時間仮焼成し、粉砕した。次いで、粉砕された焼成物を900℃で再度10時間焼成し、粉砕、分級し、正極活物質を得た。
次いで、この正極活物質を用いたこと以外、実施例1と同様にして電池Sを作製した。
高温環境下でのサイクル寿命特性の評価は、充電電圧4.20V、充電最大電流700mAの条件で、電池を2時間定電圧充電した後、放電電流700mA、放電終止電圧3.0Vの定電流放電を、45℃環境下で繰り返した。1サイクル目の放電容量を初期容量として、サイクルに伴う容量が初期容量の80%になった時点のサイクル数で評価した。
高温環境下でのサイクル寿命特性および高温保存特性の評価結果を表1に示す。
また、実施例の電池A、I、J、およびKのように、リチウム含有金属酸化物としては、一般式LiXAYM1-YO2で表され、AがMgおよびAlの少なくとも1つの元素であり、MがCo、Ni、およびMnからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素であるものを用いることができることは明らかである。
2 正極リード
3 負極リード
4 電池ケース
5 封口板
6 負極端子
7 ガスケット
8 封栓
Claims (2)
- (1)Co、Ni、およびMnからなる群より選ばれる少なくとも1つの遷移金属元素の酸化物もしくは水酸化物と、MgおよびAlの少なくとも1つの元素の酸化物もしくは水酸化物と、リチウム塩と、水溶性ポリマーの水溶液または石油ピッチとを混合する工程、
(2)Mg、Y、Zr、Zn、Al、およびSnからなる群より選ばれる少なくとも1つの第2の金属元素の酸化物もしくは水酸化物をさらに加えて混合する工程、および
(3)得られた混合物を焼成して、炭素質物質と前記第2の金属元素の酸化物を周囲に付着したリチウム含有遷移金属酸化物を得る工程を有する非水電解液二次電池用正極活物質の製造方法。 - 前記リチウム含有遷移金属酸化物が一般式LiXAYM(1-Y)O2(式中AはMgおよびAlの少なくとも1つの金属元素、MはCo、Ni、およびMnよりなる群より選ばれる少なくとも1つの遷移金属元素であり、0.95≦X≦1.1、0.001≦Y≦0.1)で表される請求項1記載の非水電解液二次電池用正極活物質の製造方法。
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