JP2003099735A - 非接触icモジュール送付媒体 - Google Patents

非接触icモジュール送付媒体

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JP2003099735A JP2001289556A JP2001289556A JP2003099735A JP 2003099735 A JP2003099735 A JP 2003099735A JP 2001289556 A JP2001289556 A JP 2001289556A JP 2001289556 A JP2001289556 A JP 2001289556A JP 2003099735 A JP2003099735 A JP 2003099735A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セキュリティ性の向上を図ることが可能な非
接触ICモジュール送付媒体を提供する。 【解決手段】 ICチップ21と、静電結合方式により
外部のリーダライタと通信を行う導電性材料からなる第
1及び第2アンテナ22a,22bとを含む非接触IC
モジュールを備えるICカード20Cを送付するための
メールフォーム1であって、第1及び第2のアンテナ2
2a,22bを同電位に保つことにより、外部のリーダ
ライタからICチップ21に記憶されている情報へのア
クセスを防止する導体印刷部30を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触ICモジュ
ール又は非接触ICモジュールを備えるICカードを送
付するための非接触ICモジュール送付媒体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来は、展示会等の非接触ICモジュー
ル付き招待状、非接触ICモジュールを備えるICカー
ドタイプの簡易カード(会員カード、オペレーションカ
ード、プリペイドカード等)を送付する場合には、非接
触ICモジュール又はICカードをはがきに内蔵又は貼
付して送付を行っていた。また、はがきで送付する場合
には、記載された情報の漏洩を防止するため、2つ折り
又は3つ折りのメールフォームを用いて、又は、隠蔽ラ
ベル等を情報に貼付して送付していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の非接触
ICモジュール送付媒体は、リーダライタ(以下、「R
/W」という。)を所持していれば、非接触ICモジュ
ールに記憶されている情報の読み取りや書き換え等、外
部からのアクセスが可能であるため、改竄、漏洩等が発
生し、セキュリティ性に欠けるという問題があった。ま
た、開封等しなくてもアクセスが可能であるため、情報
の漏洩、改竄等が生じたことを認識することができない
という問題があった。
【0004】本発明の課題は、セキュリティ性の向上を
図ることが可能な非接触ICモジュール送付媒体を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、請求項1の発明は、ICチップ(21)を含む非
接触ICモジュール(20,20−3,20−5)又は
前記非接触ICモジュールを備えるICカード(20C
−5)を送付するための非接触ICモジュール送付媒体
であって、外部のリーダライタから前記ICチップに記
憶されている情報へのアクセスを防止するアクセス防止
手段(30,30−5,30−7)を備えること、を特
徴とする非接触ICモジュール送付媒体(1,1−2,
1−4,1−5,1−6,1−7)である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の非接
触ICモジュール送付媒体において、前記非接触ICモ
ジュールは、静電結合方式により外部のリーダライタと
通信を行う導電性材料からなる第1及び第2のアンテナ
(22a,22b)を含むアンテナ部(22)を備え、
前記アクセス防止手段は、前記第1及び第2のアンテナ
を同電位に保つことにより、外部のリーダライタから前
記ICチップに記憶されている情報へのアクセスを防止
すること、を特徴とする非接触ICモジュール送付媒体
(1,1−2,1−4,1−6,1−7)である。
【0007】請求項3の発明は、請求項2に記載の非接
触ICモジュール送付媒体において、前記アクセス防止
手段は、前記第1及び第2のアンテナと、短絡された2
つのコンデンサを形成することにより前記第1及び第2
のアンテナを同電位に保つこと、を特徴とする非接触I
Cモジュール送付媒体(1,1−2,1−4,1−6,
1−7)である。
【0008】請求項4の発明は、請求項1に記載の非接
触ICモジュール送付媒体において、前記非接触ICモ
ジュールは、前記ICチップに接続され、電磁誘導方式
により外部のリーダライタと通信を行うコイルを含むア
ンテナ部(22−5)を備え、前記アクセス防止手段
は、前記コイルと交差する磁束を遮断することにより、
外部のリーダライタから前記ICチップに記憶されてい
る情報へのアクセスを防止すること、を特徴とする非接
触ICモジュール送付媒体(1−5)である。
【0009】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載の非接触ICモジュール送付
媒体において、前記非接触ICモジュール又は前記IC
カードを保持するための第1の帳票片(13,12−
2,11−4,13−5)と、前記アクセス防止手段で
あり、導電性材料からなる導体部(30,30−5)が
設けられる第2の帳票片(12,13−2,12−4,
12−5)とを備え、前記導体部は、前記第1及び第2
の帳票片が重ね合わされた場合に、前記アンテナ部を覆
うように設けられること、を特徴とする非接触ICモジ
ュール送付媒体(1,1−2,1−4,1−5,1−
6)である。
【0010】請求項6の発明は、請求項5に記載の非接
触ICモジュール送付媒体において、前記第1の帳票片
は、連接部(15)を介して前記第2の帳票片に連接さ
れ、前記導体部は、前記第1及び第2の帳票片が前記連
接部で折り曲げて重ね合わされた場合に、前記アンテナ
部を覆うように設けられること、を特徴とする非接触I
Cモジュール送付媒体(1,1−2,1−5,1−6)
である。
【0011】請求項7の発明は、請求項5に記載の非接
触ICモジュール送付媒体において、前記第1及び/又
は第2の帳票片と連接部(14)を介して連接される帳
票片(11)を備え、前記導体部は、前記連接部で折り
曲げて重ね合わされた場合に、前記アンテナ部を覆うよ
うに設けられること、を特徴とする非接触ICモジュー
ル送付媒体(1,1−2,1−5)である。
【0012】請求項8の発明は、請求項5から請求項7
までのいずれか1項に記載の非接触ICモジュール送付
媒体において、前記第1及び/又は第2の帳票片の所定
面上に剥離可能な剥離性接着層(17)を備え、前記導
体部は、前記第1及び/又は第2の帳票片が前記剥離性
接着層を介して接着された場合に、前記アンテナ部を覆
うように設けられること、を特徴とする非接触ICモジ
ュール送付媒体(1,1−2,1−4,1−5)であ
る。
【0013】請求項9の発明は、ICチップ(21)
と、静電結合方式により外部のリーダライタと通信を行
う導電性材料からなる第1及び第2のアンテナ(22a
−3,22b−3)を有するアンテナ部(22−3)と
を含む非接触ICモジュール(20−3)又は前記非接
触ICモジュールを備えるICカードを送付するための
非接触ICモジュール送付媒体であって、第1の帳票片
(11−3)と、前記第1の帳票片と連接部(15−
3)によって連接されている第2の帳票片(12−3)
とを備え、前記第1及び第2の帳票片は、前記連接部で
折り曲げて重ね合わされた場合に、前記第1及び第2の
アンテナが接触又はコンデンサを形成するように前記非
接触ICモジュールを保持すること、を特徴とする非接
触ICモジュール送付媒体(1−3)である。
【0014】請求項10の発明は、ICチップと、前記
ICチップに接続され、電磁誘導方式により外部のリー
ダライタと通信を行うコイルを有するアンテナ部とを含
む非接触ICモジュール又は前記非接触ICモジュール
を備えるICカードを送付するための非接触ICモジュ
ール送付媒体であって、第1の帳票片と、前記第1の帳
票片と連接部によって連接されている第2の帳票片とを
備え、前記第1及び第2の帳票片は、前記連接部で折り
曲げて重ね合わされた場合に、前記コイルが略中心で折
り曲げられ、重複するように前記非接触ICモジュール
を保持すること、を特徴とする非接触ICモジュール送
付媒体である。
【0015】請求項11の発明は、請求項2から請求項
10までのいずれか1項に記載の非接触ICモジュール
送付媒体において、前記導体部及び/又は前記アンテナ
部は、導電性材料を含むインキで印刷された導電性印刷
層(30,30−4,22,22−3,22−5)又は
金属箔層(40)であること、を特徴とする非接触IC
モジュール送付媒体(1,1−2,1−3,1−4,1
−5,1−6,1−7)である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照しながら、本
発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。 (第1実施形態)図1及び図2は、本発明による非接触
ICモジュール送付媒体の第1実施形態を説明する図で
ある。図1(a)は表面図、図1(b)は(a)のP−
P’断面図、図2は裏面図である(以下、宛名書きがあ
る面を「表面」という。)。メールフォーム1は、図中
上下方向に多数枚が連接されている連続帳票の一葉であ
り、3枚の帳票片11,12,13から構成されてい
る。各帳票片11〜13は連接されており、帳票片11
及び帳票片12の間、帳票片12及び帳票片13の間に
は、折り返すことができるミシン目14,15がそれぞ
れ形成されている。帳票片11の左側及び帳票片13の
右側に位置するマージナル部16には、一定のピッチを
有するスプロケット孔16a,16bがそれぞれ形成さ
れている。スプロケット孔16a,16bは、帳票片1
1,12,13への印字時やミシン目14,15の折り
返し時に、プリンタ等の各装置と係合するためのもので
ある。
【0017】図1(a)に示すように、帳票片12,1
3の表面側の略全面には、剥離性接着層17が形成され
ている。剥離性接着層17は、非導電性の再剥離性を有
する接着剤から形成される層である。また、図2に示す
ように、帳票片11,12の裏面側の略全面には、接着
層18が形成されている。接着層18は、非導電性の強
接着用の接着剤から形成される層である。
【0018】図1(a)に示すように、帳票片11の表
面側には、宛名等が印字される情報記録領域11dが設
けられており、同様に、帳票片12の表面側には、情報
記録領域12dが設けられている。帳票片13の表面側
には、静電結合方式の非接触ICモジュール20が設け
られ、その周囲には、JISやISO等の規格に合致し
たICカードのサイズで切取線(ミシン目)19が形成
されている。
【0019】図3は、非接触ICモジュールを説明する
図である。図3(a)は表面図、図3(b)は(a)の
P−P’断面図、図3(c)、(d)、(e)はR/W
との通信を説明する回路図である。図3(a)、(b)
に示すように、非接触ICモジュール20は、ICチッ
プ21、2つのアンテナ22a、22b(以下、まとめ
て「アンテナ22」という。)、紙材23、2つの導電
板24a、24b、非導電性の接着剤からなる接着層2
5とを備えている。ICチップ21には、受取人の名
前、住所等の個別情報、アプリケーション等の共通情報
等、種々の情報が格納されている。アンテナ22は、は
がき用紙10に導電性のカーボンを含むインキで印刷さ
れることにより設けられている。図3(b)、(c)に
示すように、2つのアンテナ22a、22b及び2つの
導電板24a,24bは、接着層25を介して2つのコ
ンデンサ26a,26bを形成する。
【0020】非接触ICモジュール20は、図3
(d)、(e)に示すように、2つのアンテナ22a,
22bが外部のR/Wに対してコンデンサの極板として
機能し、R/Wと一つの回路を形成する静電結合方式
(容量プレートを対抗配置させ、静電誘導によって交信
する方式)によって、通信を行う。このような静電結合
方式の非接触ICモジュールは、例えば、モトローラ社
の「BISTATIX」(商標名)を使用することがで
きる。
【0021】図2に示すように、帳票片12の裏面側に
は、アンテナ22を覆う大きさで導電性印刷部30が設
けられている。導電性印刷部30は、ミシン目15によ
って折り返した場合に、非接触ICモジュール20を覆
う、非接触ICモジュール20の貼付面と相対するはが
き用紙10の部分に導電性インキによる印刷が施され、
形成されている。
【0022】メールフォーム1は、表面の情報記録領域
11d,12d等に宛名等の所定の情報がプリンタによ
って印字され、R/Wによって非接触ICモジュール2
0に所定の情報が書き込まれると、Z状に折りたたまれ
る。ミシン目14は、接着層18が互いに接着するよう
に折りたたまれ、ミシン目15は、剥離性接着層17が
互いに接着するように折りたたまれる。また、マージナ
ル部16は、スリットされ除去される。図4は、このよ
うにして折りたたまれて圧着されたメールフォーム1を
示す図である[(a)は表面図、(b)は裏面図、
(c)は(b)のP−P’断面図である]。尚、印字及
びICモジュール20への情報の書き込みをする場合
に、プリンタ及びR/Wを組込みインラインで印字とI
Cモジュール20へのリードライト可能な装置を用いる
と、印字情報とICモジュールの書込み情報を容易に一
致させる事ができる。
【0023】図5(a)は、折りたたまれたメールフォ
ーム1の非接触ICモジュール20の回路を示す回路図
である。図5(a)に示すように、2つのアンテナ22
a,22bと、導電性印刷部30は、短絡された2つの
コンデンサを形成し、2つのアンテナ22a,22bを
短絡したのと同様の閉回路となる為、R/WからICチ
ップ21へのリードライトが不能となる。図5(b)
は、メールフォーム1が開封されたときの様子を示す図
である。送付先の受取人が帳票片12及び帳票片13の
ずれを利用して、メールフォーム1の剥離性接着層17
で帳票片12及び帳票片13を剥離すると、非接触IC
モジュール20が導電性印刷部30で被覆された状態で
なくなる為[図3(d)、(e)参照]、R/WからI
Cチップ21へのリードライトが可能となる。また、情
報記録領域12dに記録された情報を見ることが可能と
なる。非接触ICモジュール20は、切取線19でメー
ルフォーム1から切り離され、非接触ICカード20C
として使用される。
【0024】このように、第1実施形態によれば、情報
記録領域12dに記載された情報を隠蔽するとともに、
図5(a)に示すように、情報の読み取り、書き込み、
書き換え等、ICチップ21に記憶されている情報への
アクセスを防止することができ、セキュリティ性の向上
を図ることが可能である。また、受取人は、剥離性接着
層17で帳票片12及び帳票片13を剥離し、導電性印
刷部30によりアンテナ22が被覆されていた状態を解
除することにより、容易にICチップ21に記憶されて
いる情報にアクセスすることができる。一方、送付中に
帳票片12及び帳票片13を剥離し、ICチップ21に
記憶されている情報に不正にアクセスされた場合には、
不正アクセスを認識することが可能であり、ICカード
21の利用を差し止める等、対処することができる。ま
た、1枚地のはがき用紙10を非接触ICカード20C
の基材とし、導電性インキで印刷することによってアン
テナ22を設け、メールフォーム1を製造するため、製
造効率の向上とともに、製造コストの低減を図ることが
可能である。
【0025】(第2実施形態)図6は、本発明による非
接触ICモジュール送付媒体の第2実施形態を説明する
図であり、図6(a)は表面図、図6(b)は裏面図で
ある。メールフォーム1−2は、3枚の帳票片11−
2,12−2,13−2から構成されている。また、図
6(b)に示すように、帳票片11−2の裏面側には、
情報記録領域11g−2が形成されている。帳票片12
−2の裏面側には、静電結合方式の非接触ICモジュー
ル20が設けられ、その周囲には、切取線19が形成さ
れている。帳票片13−2の裏面側には、導電性印刷部
30が設けられている。
【0026】帳票片11−2〜13−2には、それぞれ
ミシン目11a,12a,13a、及び11b,12
b,13bが、情報記録領域11d、非接触ICモジュ
ール20及び導電性印刷部30をはさんで略平行に、か
つ、ミシン目14,15と略直交するように形成されて
いる。また、帳票片11−2,12−2には、それぞれ
ミシン目11c,12cが、ミシン目14をはさんでそ
の近傍に略平行に、かつ、ミシン目11a,12a、及
びミシン目11b,12bと略直交するように形成され
ている。
【0027】さらに、図6(a)に示すように、帳票片
12−2,13−2には、接着層18−1が形成されて
いる(図中、接着層18−1の形成領域を斜線部で示
す。)。接着層18−1は、帳票片12,13のミシン
目12a,13a,13c,13b,12b,12cの
外側近傍を囲むように帯状に形成されている。また、図
6(b)に示すように、帳票片11−2,12−2に
は、接着層18−2,18−3が形成されている(接着
層18−2,18−3の形成領域を向きが異なる斜線部
で示す。)。接着層18−2,18−3は、帳票片11
−2,12−2のミシン目11a,12a,11b,1
2bの外側近傍であって情報記録領域11g−2、IC
モジュール20を囲むように帯状に形成されている。接
着層18−2は、メールフォーム1−2の横方向、接着
層18−3は、上下方向に帯状に形成されている。
【0028】メールフォーム1−2は、情報記録領域1
1d、11g−2等に印字され、非接触ICモジュール
20に情報が書き込まれ、折りたたまれる。ミシン目1
4は、接着層18−2,18−3が互いに接着するよう
に折りたたまれ、ミシン目15は、接着層18−1が互
いに接着するように折りたたまれる。図7(a)は、こ
のようにして折りたたまれて圧着されたメールフォーム
1−2を示す図である。この時、第1実施形態のメール
フォーム1と同様に導電性印刷部30及び非接触ICモ
ジュール20が閉回路を形成し、R/WからICチップ
21へのリードライトが不能となる[図5(a)参
照]。
【0029】図7(a)に示すように、メールフォーム
1−2は、ミシン目11a〜11cが裁断されることに
より開封される。すなわち、ミシン目11aが裁断され
ることにより、同時にミシン目12a,13aが裁断さ
れる。同様に、ミシン目11bが裁断されることによ
り、同時にミシン目12b,13bが裁断され、ミシン
目11cが裁断されることにより、同時にミシン目12
c,13cが裁断される。
【0030】図7(b)は、上述のようにして、メール
フォーム1−2が開封されたときの様子を示す図であ
る。上述の裁断によっても帳票片11−2と12−2の
接着層18−3は接着されているので、メールフォーム
1−2は冊子状となり、帳票片11−2に設けられた情
報記録領域11g−2に記録された情報を見ることがで
きるようになる。また、非接触ICモジュール20は、
導電性印刷部30で覆われない状態となり、R/Wから
リードライト可能となる[図3(d)、(e)参照]。
非接触ICモジュール20は、切取線19でメールフォ
ーム1−2から切り離され、非接触ICカード20Cと
して使用される。
【0031】このように、第2実施形態によれば、三つ
折り封書であるメールフォーム1−2であっても第1実
施形態と同様の効果を得られる。
【0032】(第3実施形態)図8は、本発明による非
接触ICモジュール送付媒体の第3実施形態を説明する
図であり、図8(a)は表面図、図8(b)は裏面図で
ある。メールフォーム1−3は、カット紙プリンタ用の
A4版のはがき用紙10−3に2つ設けられる。帳票片
11−3及び帳票片12−3は、折り返すことができる
ミシン目15−3により連接されている。帳票片11−
3の幅(横方向の長さ)は、帳票片12−3のそれより
やや長く形成されている。帳票片11−3,12−3の
裏面側の略全面には、加圧により剥離可能に接着される
剥離性接着層17が設けられている[図9(b)参
照]。
【0033】帳票片11−3及び帳票片12−3の裏側
には、情報記憶領域11g−3,12g−3及び非接触
ICモジュール20−3が設けられている。非接触IC
モジュール20−3は、メールフォーム1−3がミシン
目15−3で折り返された場合に、一方のアンテナ22
a−3が他方のアンテナ22b−3に重なるように設け
られている[図9(b)参照]。即ち、第1実施形態に
おける導電性印刷部30を一方のアンテナ22b−3が
兼ねている。
【0034】メールフォーム1−3は、情報記録領域1
1d,11g−3,12g−3等に所定の情報がプリン
タにより印字され、R/Wにより非接触ICモジュール
20−3に所定の情報が書き込まれると、折りたたまれ
る。ミシン目15−3は、剥離性接着層17が互いに接
着するように折りたたまれる。帳票片12−3の外縁部
は、帳票片11−3の外縁部よりやや内側に配置される
[図9(a)参照]。図9(a)及び図9(b)は、こ
のようにして折りたたまれて圧着されたメールフォーム
1−3を示す図である[(a)は表面図、(b)は
(a)のP−P’断面図である]。
【0035】図9(c)は、メールフォーム1−3が折
りたたまれた状態の非接触ICモジュール20−3の回
路図である。図9(b)、(c)に示すように、折りた
たまれて圧着されたメールフォーム1−3は、非接触I
Cモジュール20−3のアンテナ22b−3が第1実施
形態における導電性印刷部30と同様の役割を果し、2
つのアンテナ22a−3,22b−3がコンデンサを形
成し、非接触ICモジュール20−3は、閉回路とな
り、R/WからICチップ21へのリードライトが不能
となる。図9(d)に示すように、メールフォーム1−
3を剥離性接着層17から剥離するとアンテナ22a−
3,22b−3の重複がなくなり、リードライトが可能
となる。
【0036】このように、第3実施形態によれば、導電
性印刷部30を備えていない2つ折り隠蔽はがきである
メールフォーム1−3であっても第1実施形態と同様の
効果を得ることが可能である。また、導電性印刷部30
を設ける工程が不要なため、製造工程の簡素化を図るこ
とが可能である。メールフォーム1−3は、例えば、展
示会等の非接触ICモジュール付き招待状として利用す
ることができる。
【0037】(第4実施形態)図10は、本発明による
非接触ICモジュール送付媒体の第4実施形態を説明す
る図であり、図10(a)は表面図、図10(b)は
(a)のP−P’断面図、図10(c)は送付後の表面
図である。第4実施形態におけるメールフォーム1−4
は、帳票片12―4が剥離性接着層17を介して帳票片
11−4に貼付されている。帳票片11−4の表面側に
は、非接触ICモジュール20が設けられ、その周辺に
は、切取線19が形成されている。帳票片12−4は、
非接触ICモジュール20のアンテナ22を覆う大きさ
であり、その表面側には、略全域に導電性インキによる
印刷が施され、導電性印刷部30−4が設けられてい
る。
【0038】このように、第4実施形態によれば、単一
の帳票片11−4から構成されるメールフォーム1−4
でも第1実施形態と同様の効果を得ることが可能であ
る。
【0039】(第5実施形態)図11は、本発明による
非接触ICモジュール送付媒体の第5実施形態を説明す
る図であり、図11(a)は表面図、図11(b)は裏
面図である。第5実施形態におけるメールフォーム1−
5は、第1実施形態における非接触ICモジュール20
の代わりに非接触ICモジュール20−5を帳票片13
−5に、導電性印刷部30の代わりに金属箔部40を帳
票片12−5に備えている。
【0040】非接触ICモジュール20−5は、ICチ
ップ21−5と、ICチップ21−5に接続されたコイ
ル22−5とを備え、アンテナであるコイル22−5を
通じて、R/Wと交流電磁波を送受信する電磁誘導方式
により、電力供給及び信号送受信等の通信を行う電磁誘
導型のICモジュールである。なお、コイル22−5
は、巻線コイルに限らず、導電インキなどを印刷したア
ンテナであってもよい。金属箔部40は、非接触ICモ
ジュール20−5のコイル22−5を覆うサイズを有
し、非接触ICモジュール20−5に相対する位置で帳
票片12−5に設けられる。金属箔部40は、電磁波を
遮蔽する金属箔がはがき用紙10に貼付されている。
【0041】このように、第5実施形態によれば、電磁
誘導型の非接触ICモジュール20−5を送付する場合
でも、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能とな
った。
【0042】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、第1実施
形態において、導電性印刷部30をはがき用紙10の裏
面に設けているが、表面に設けてもよい。同様に、第4
実施形態において、導電性印刷部30を隠蔽シール12
−4の裏面に、第5実施形態において、金属箔部40を
はがき用紙10の表面に設けてもよい。第1実施形態、
第2実施形態又は第5実施形態において、非接触ICモ
ジュール20,20−5及び導電性印刷部30(金属箔
部40)は、いずれかの帳票片11,12,13;11
−2,12−2,13−2;11,12−5,13−5
にミシン目14,15で折りたたんだ場合に、重複する
ように設けられていればよい。
【0043】第1実施形態、第2実施形態、第4実施形
態又は第5実施形態において、非接触ICカード20C
をメールフォーム1,1−2,1−4,1−5から分離
するために切取線19を設けているが、切取線19を設
けずにはさみ等で切り取ってもよい。また、メールフォ
ーム1,1−2,1−4,1−5に切取線19を設けな
いで、非接触ICモジュール20,20−5を分離せず
にメールフォーム1,1−2,1−5を第3実施形態と
同様に招待状等として用いてもよい。
【0044】第1実施形態又は第2実施形態において、
第3実施形態と同様に、導電印刷部30を設けずに、非
接触ICモジュール20を2つの帳票片に渡って形成
し、アンテナ22bが導電印刷部30の機能を兼ねても
よい。また、第5実施形態において、金属箔部40を設
けずに、非接触ICモジュール20−5を2つの帳票片
12−5,13−5に渡って形成し、ミシン目15で折
りたたんだ場合にコイル22−5が重なるように設けて
もよい。
【0045】第3実施形態において、第1実施形態と同
様に、一方の帳票片11−3に非接触ICモジュール2
0−3を設け、他方の帳票片12−3に導電印刷部30
を設けてもよい。また、切取線19を設けることによ
り、非接触ICカードを分離して使用してもよい。
【0046】第3実施形態において、非接触ICモジュ
ール20−3の代わりに、ミシン目15−3で2つの帳
票片11−3,12−3を折り曲げた場合に、コイル2
2−5が略中心で折り曲げられ、コイル22−5が重複
するように非接触ICモジュール20−5を設けてもよ
い。コイル22−5と交差する磁束を減少させることに
よって、R/WからICチップ21へのアクセスを防止
することが可能である。
【0047】第3実施形態において、ここではカット紙
プリンター用のA4版のはがき用紙10−3を用いた
が、第1実施形態と同様にマージナル部16を備えるは
がき用紙10を用いてもよい。
【0048】第1実施形態、第2実施形態又は第4実施
形態において、2つのアンテナ22a,22b及び導電
性印刷部30が剥離性接着層17等を介して2つのコン
デンサとなり、閉回路を形成するが、2つのアンテナ2
2a,22b及び導電性印刷部30が接触することによ
り、アンテナ22a及びアンテナ22bが短絡され、閉
回路を形成してもよい。また、第3実施形態において、
同様に、2つのアンテナ22a−3,22b−3が接触
することにより、閉回路を形成してもよい。
【0049】各実施形態において、メールフォーム1,
1−2,1−3,1−4,1−5は、非接触ICモジュ
ール20,20−3,20−5、非接触ICカード20
C,20C−5を送付するが、接触/非接触兼用型IC
モジュール、接触/非接触兼用型ICカードを送付して
もよい。
【0050】各実施形態において、非接触ICモジュー
ル20,20−3,20−5を備えるメールフォーム
1,1−2,1−3,1−4,1−5を送付する形態を
示したが、図12に示すように、例えば、第1実施形態
におけるメールフォーム1の帳票片12,13を備える
メールフォーム1−6をミシン目15で2つ折りにして
封筒50に格納し、送付しても同様の効果が得られる。
また、メールフォーム1,1−2,1−3,1−4,1
−5を封筒50に格納しても同様である。
【0051】実施形態において、非接触ICカード20
C,20C−5を切取線19から切り離す形態を示した
が、図13に示すような形態でもよい。図13(a)は
表面図、図13(b)は裏面図、図13(c)は(a)
のP−P’断面図を示している。メールフォーム1−7
は、図中上下方向に多数枚が連接されている台紙10−
7の裏面に、アンテナ22、ICチップ21、接着層1
8、保護フィルム23、カード保持フィルム30−7等
を備えている。台紙10−7及びアンテナ22には、切
取線19−7でハーフカットが施され、非接触ICカー
ド20−7を分離することができる。台紙10−7は、
表面に受取人の住所、氏名等受取人情報を表示する受取
人表示部を備え、窓空き封筒に挿入できるように長方形
状に形成されている。受取人表示部は、受取人情報を窓
空き封筒の窓から認識できるように、窓に対応する位置
に形成されている。
【0052】保護フィルム23は、非接触ICカード2
0C−7の一方の面を被覆することによってICチップ
21、アンテナ22等を保護するフィルムであり、接着
層18を介して台紙10−7の非接触ICカード20C
−7を形成する部分に接着されている。カード保持フィ
ルム30−7は、非接触ICカード20C−7を保持す
る導電性のフィルムであって、切取線19−7から外側
の縁が台紙に接着層18を介して接着されている。尚、
非接触ICモジュール20−5を用いた場合には、金属
箔が貼付されたカード保持フィルムを使用する。保護フ
ィルム23及びカード保持フィルム30−7は、擬似接
着され一定の剥離力により剥離可能である。
【0053】この変形形態においても、各実施形態と同
様の効果を得ることができる。同様に、各実施形態にお
いて、導電部30又は金属箔部40の代わりに、カード
保持フィルム30−7を用いてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、静電結合方式で通信を行う非接触ICモジュール
の第1及び第2のアンテナ部を同電位に保つ、又は、電
磁誘導方式で通信を行う非接触ICモジュールのコイル
の交差磁束を遮断すること等により、外部のリーダライ
タからICチップに記憶されている情報へのアクセスを
防止するアクセス防止手段を備えるため、非接触ICモ
ジュール又は非接触ICモジュールを備えるICカード
を送付する場合のセキュリティ性の向上を図ることが可
能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による非接触ICモジュール送付媒体の
第1実施形態を説明する表面図及び断面図である。
【図2】本発明による非接触ICモジュール送付媒体の
第1実施形態を説明する裏面図である。
【図3】非接触ICモジュールを説明する図である。
【図4】本発明による非接触ICモジュール送付媒体の
第1実施形態を示す表面図、裏面図及び断面図である。
【図5】本発明による非接触ICモジュール送付媒体の
第1実施形態を説明する図である。
【図6】本発明による非接触ICモジュール送付媒体の
第2実施形態を説明する表面図及び裏面図である。
【図7】本発明による非接触ICモジュール送付媒体の
第2実施形態を示す表面図及び第2実施形態を説明する
図である。
【図8】本発明による非接触ICモジュール送付媒体の
第3実施形態を説明する表面図及び裏面図である。
【図9】本発明による非接触ICモジュール送付媒体の
第3実施形態を示す裏面図及び断面図、第3実施形態を
説明する図である。
【図10】本発明による非接触ICモジュール送付媒体
の第4実施形態を説明する表面図及び断面図である。
【図11】本発明による非接触ICモジュール送付媒体
の第5実施形態を説明する表面図及び裏面図である。
【図12】本発明による非接触ICモジュール送付媒体
の変形形態を説明する図である。
【図13】本発明による非接触ICモジュール送付媒体
の変形形態を説明する図である。
【符号の説明】
1 メールフォーム 11,12,13 帳票片 14,15 ミシン目 17 剥離性接着層 18 接着層 19 切取線 20 非接触ICモジュール 21 ICチップ 22 アンテナ 30 導電性印刷部 40 金属箔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/073 G06K 19/00 P

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICチップを含む非接触ICモジュール
    又は前記非接触ICモジュールを備えるICカードを送
    付するための非接触ICモジュール送付媒体であって、 外部のリーダライタから前記ICチップに記憶されてい
    る情報へのアクセスを防止するアクセス防止手段を備え
    ること、を特徴とする非接触ICモジュール送付媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の非接触ICモジュール
    送付媒体において、 前記非接触ICモジュールは、静電結合方式により外部
    のリーダライタと通信を行う導電性材料からなる第1及
    び第2のアンテナを含むアンテナ部を備え、 前記アクセス防止手段は、前記第1及び第2のアンテナ
    を同電位に保つことにより、外部のリーダライタから前
    記ICチップに記憶されている情報へのアクセスを防止
    すること、を特徴とする非接触ICモジュール送付媒
    体。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の非接触ICモジュール
    送付媒体において、前記アクセス防止手段は、前記第1
    及び第2のアンテナと、短絡された2つのコンデンサを
    形成することにより前記第1及び第2のアンテナを同電
    位に保つこと、を特徴とする非接触ICモジュール送付
    媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の非接触ICモジュール
    送付媒体において、 前記非接触ICモジュールは、前記ICチップに接続さ
    れ、電磁誘導方式により外部のリーダライタと通信を行
    うコイルを含むアンテナ部を備え、 前記アクセス防止手段は、前記コイルと交差する磁束を
    遮断することにより、外部のリーダライタから前記IC
    チップに記憶されている情報へのアクセスを防止するこ
    と、を特徴とする非接触ICモジュール送付媒体。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載の非接触ICモジュール送付媒体において、 前記非接触ICモジュール又は前記ICカードを保持す
    るための第1の帳票片と、 前記アクセス防止手段であり、導電性材料からなる導体
    部が設けられる第2の帳票片とを備え、 前記導体部は、前記第1及び第2の帳票片が重ね合わさ
    れた場合に、前記アンテナ部を覆うように設けられるこ
    と、を特徴とする非接触ICモジュール送付媒体。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の非接触ICモジュール
    送付媒体において、 前記第1の帳票片は、連接部を介して前記第2の帳票片
    に連接され、 前記導体部は、前記第1及び第2の帳票片が前記連接部
    で折り曲げて重ね合わされた場合に、前記アンテナ部を
    覆うように設けられること、を特徴とする非接触ICモ
    ジュール送付媒体。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の非接触ICモジュール
    送付媒体において、 前記第1及び/又は第2の帳票片と連接部を介して連接
    される帳票片を備え、 前記導体部は、前記連接部で折り曲げて重ね合わされた
    場合に、前記アンテナ部を覆うように設けられること、
    を特徴とする非接触ICモジュール送付媒体。
  8. 【請求項8】 請求項5から請求項7までのいずれか1
    項に記載の非接触ICモジュール送付媒体において、 前記第1及び/又は第2の帳票片の所定面上に剥離可能
    な剥離性接着層を備え、 前記導体部は、前記第1及び/又は第2の帳票片が前記
    剥離性接着層を介して接着された場合に、前記アンテナ
    部を覆うように設けられること、を特徴とする非接触I
    Cモジュール送付媒体。
  9. 【請求項9】 ICチップと、静電結合方式により外部
    のリーダライタと通信を行う導電性材料からなる第1及
    び第2のアンテナを有するアンテナ部とを含む非接触I
    Cモジュール又は前記非接触ICモジュールを備えるI
    Cカードを送付するための非接触ICモジュール送付媒
    体であって、 第1の帳票片と、 前記第1の帳票片と連接部によって連接されている第2
    の帳票片とを備え、 前記第1及び第2の帳票片は、前記連接部で折り曲げて
    重ね合わされた場合に、前記第1及び第2のアンテナが
    接触又はコンデンサを形成するように前記非接触ICモ
    ジュールを保持すること、を特徴とする非接触ICモジ
    ュール送付媒体。
  10. 【請求項10】 ICチップと、前記ICチップに接続
    され、電磁誘導方式により外部のリーダライタと通信を
    行うコイルを有するアンテナ部とを含む非接触ICモジ
    ュール又は前記非接触ICモジュールを備えるICカー
    ドを送付するための非接触ICモジュール送付媒体であ
    って、 第1の帳票片と、 前記第1の帳票片と連接部によって連接されている第2
    の帳票片とを備え、 前記第1及び第2の帳票片は、前記連接部で折り曲げて
    重ね合わされた場合に、前記コイルが略中心で折り曲げ
    られ、重複するように前記非接触ICモジュールを保持
    すること、を特徴とする非接触ICモジュール送付媒
    体。
  11. 【請求項11】 請求項2から請求項10までのいずれ
    か1項に記載の非接触ICモジュール送付媒体におい
    て、 前記導体部及び/又は前記アンテナ部は、導電性材料を
    含むインキで印刷された導電性印刷層又は金属箔層であ
    ること、を特徴とする非接触ICモジュール送付媒体。
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