JP4184824B2 - 非接触icタグ付き中綴じ本の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触ICタグ付き中綴じ本の製造方法に関する。特に、中綴じ本において、外観からは視認できない状態に非接触ICタグを取り付けた書籍・雑誌の製造方法に関する。従って、本発明の利用分野は、書籍・雑誌の製造や出版の分野に関する。
【0002】
【従来技術】
近年、バーコードに代えて非接触で情報の読み出し及び書き込みが可能な非接触ICタグ(RFIDタグ、無線タグ、ICタグ、非接触IC等と表現することもあるが本明細書では総称して、「非接触ICタグ」とする。)を商品に付して市場で必要な様々な情報の管理を可能にすることが提案されている。
書籍・雑誌においても非接触ICタグを取り付けて、万引き防止機能を付与するのみならず、それらの流通や在庫・販売時点においても必要な様々な情報の管理をすることが考えられている。
そのため、書籍・雑誌の販売段階でICタグを取り付ける煩を避け、印刷または製本の工程で非接触ICタグを取り付けることが必要とされる。
【0003】
また、書籍・雑誌においては、非接触ICタグが書籍の外部に付されている場合は、顧客や利用者の目につき、不快感を与えるという不都合がある。
特許文献1は、所定周波数の電磁波に共振して電磁波を発信すると共に動作の停止が可能な回路を有するタグが、書籍本体の表紙内部または背部内側の外側から見えない位置に書籍本体と一体に設けられてなる盗難防止機能付き書籍を提案している。
しかし、かかる書籍は盗難防止にはある程度機能するとしても、書籍に関する情報を記憶することができないので、書籍・雑誌の情報管理や販売管理等に役立てることができない。
【0004】
特許文献2は、表紙や表紙背部の内面に、磁性体からなるシート状タグが貼着されている盗難防止機能付き本を提案している。
しかし、同公報において表紙に貼着する場合は、単に表紙の内面側に貼着するだけであるので表紙を開けばシート状タグが見えてしまう問題がある。また、背表紙の狭い幅内に貼着する場合は、外部からは見えないかも知れないが、タグの形状が一定のものに限られ、通信距離を大きく確保する非接触ICタグの貼着には不十分な面積である。
特許文献3は、背表紙の内側にICタグをホットメルトにより接着することを提案している。しかし、非接触ICタグの形状が大きい場合は、背表紙の内側に納めることはやはり困難である。また、中綴じには不向きである。
【0005】
【特許文献1】
実用新案登録第2566181号
【特許文献2】
特開平5−270170号公報
【特許文献3】
特開2002−326474号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明では書籍・雑誌に関する情報の記録および読み出しが可能な非接触ICタグを、外観からは視認不可能な状態に取り付けすることを研究して本発明の完成に至ったものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の要旨の第1は、非接触ICタグ付き中綴じ本の製造方法であって、(1)中綴じ丁合工程における最終折丁の表紙または裏表紙側見返し外面に、非接触ICタグの貼着と表紙用紙の接着のために、ホットメルトラインを形成するように、ホットメルト接着剤をホットメルトガンを使用して吹き付け塗工する工程、(2)表紙または裏表紙側見返し外面の前記塗工したホットメルト接着剤部分に、非接触ICタグを送り出し用フィーダーから供給して貼着する工程、(3)折丁に表紙をくるみ、前記塗工したホットメルト接着剤により見返しと表紙または裏表紙を接着し、中綴じする工程、を有することを特徴とする非接触ICタグ付き中綴じ本の製造方法、にある。
【0008】
上記課題を解決するための本発明の要旨の第2は、
非接触ICタグ付き中綴じ本の製造方法であって、(1)中綴じ丁合工程における1の折丁外面に、非接触ICタグの貼着と折丁間の接着のために、ホットメルトラインを形成するように、ホットメルト接着剤をホットメルトガンを使用して吹き付け塗工する工程、
(2)前記折丁外面に塗工したホットメルト接着剤部分に、非接触ICタグを送り出し用フィーダーから供給して貼着する工程、(3)非接触ICタグを貼着した折丁の上に残りの折丁を重ね、前記塗工したホットメルト接着剤により本文頁間を接着する工程、(4)折丁に表紙をくるみ中綴じする工程、を有することを特徴とする非接触ICタグ付き中綴じ本の製造方法、にある。
【0009】
上記中綴じ本の製造方法において、貼着する非接触ICタグが基材に形成したコイル状アンテナにICチップを装着したものである、ようにすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、非接触ICタグを表紙内面の見返し面に保持させた非接触ICタグ付き中綴じ本の外観図、図2は、非接触ICタグを本文頁間に保持させた中綴じ本の外観図、である。図3は、中綴じ本の製造工程を示す図、図4は、誘導結合型アンテナを有するラベル状非接触ICタグの例を示す図、図5は、静電結合型アンテナを有するラベル状非接触ICタグの例を示す図、である。
【0015】
非接触ICタグを表紙内面の見返し面に保持させた中綴じ本の実施形態の例は、図1のようになる。この場合は静電結合型アンテナを有するラベル状非接触ICタグ2を使用している。
非接触ICタグ2は、アンテナパターン2c,2dを基材2f面に形成し、当該アンテナパターン2c,2dにICチップ実装ラベル3を装着した形態からなるので、中綴じ本1に保持させる場合は、基材2fの背面に粘着剤を付与するか、あるいは折丁5の見返し6面にホットメルト接着剤を塗布して貼着する。
なお、上製本では表紙と折丁の間に比較的に強度のある紙の見返しを使用するが、折丁の場合は見返しに相当する紙面を有していない。そこで、本発明では折丁の表紙または裏表紙に面する側の用紙を見返しと表現している。
【0016】
図1の場合、非接触ICタグ2は見返し6面の表紙4a側に貼着されていて、表紙4aは一部破断状態で図示されている。見返し6の小口側周囲を表紙4aの内面に接着しているので、非接触ICタグ2は外観からは視認できないようになっている。本の背側は綴じ針9により中綴じされている。
裏表紙4cには非接触ICタグ2は現われないので、裏表紙4cの内面と見返し間は接着しなくても良い。
なお、非接触ICタグは静電結合型アンテナのものではなく、図4図示のように基材にコイル状アンテナ2bを形成し、これにICチップ2aを装着した誘導結合型のものであっても良い。
【0017】
非接触ICタグを本文頁間に保持させた中綴じ本の例は、図2のようになる。この場合は、誘導結合型アンテナ2bを有する非接触ICタグ2が示されている。非接触ICタグ2は本文頁10中の隣接する前後2頁間を貼着し、その間に保持されている。実際は、非接触ICタグ2は書籍・雑誌の外観からは見えないから、図2は本文頁10の一部を破断した状態を示すものである。
本文頁間を貼着するのは本文中のどこでも構わないが、製本加工の工程上からは1の折丁の外面頁とその上に積み重ねる他の折丁の内面頁との間になる。折丁を積み重ねる間において、1の折丁の外面にホットメルト接着剤を塗布して、非接触ICタグを接着し、続いて他の折丁を重ねる工程を行うからである。
【0018】
本発明の非接触ICタグ付き中綴じ本は、上記のように外観からはICタグの存在を視認することができないので、書籍の内容を確認したり購入する際の購入者に不安感や不快感を与えることがない。また、非接触ICタグが盗難防止に用いられる場合に、警報機が動作しないように非接触ICタグを悪意で剥離してしまうような行為を防止する上にも有効となる。
【0019】
従来の針金状の磁気タグや共振タグの場合は、それ自体あまり大きなサイズではないので背表紙のような狭い面積内に貼着できるが、非接触ICタグで通信距離を大きく取る場合はアンテナサイズも大きくなる。上記のような実施形態にすることで、ICタグサイズの制約が緩和される。
【0020】
誘導結合型アンテナを有するラベル状非接触ICタグの例は、図4のようになる。非接触ICタグ2は、図4のように、アンテナコイル2bにICチップ2aを装着している。基材2fには、厚み15〜200μm程度のポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等を使用する。
アンテナコイル2bは、基材2fにラミネートしたアルミ箔(厚み10〜50μm)をフォトエッチングして形成している。これにアンテナ面の保護フィルムを貼り合わせし、さらに粘着剤加工を施したラベル状のものが市販されている。図示のもののアンテナサイズは、外形Hが76mm、Wが45mmであり、コイル部分は幅約1mmで6回巻きにされている。符号2kは、基材2fの背面を通じてコイルを導通させるための部材を示している。
アンテナコイル2bは、導電性インキによるプリント配線でも良く、また銅箔や金属捲線を使用するものでも良い。
【0021】
実用的な通信距離を確保できる非接触ICタグラベル2の大きさは、矩形状のエッチングコイルの場合で、アンテナコイル2bの外形が上記のように、76mm×45mm程度となる。この大きさであれば、表紙や裏表紙の面積内、あるいは本文頁に十分貼着できる。
ラベル化された非接触ICタグ2は柔軟な基材に耐折り曲げ性のアンテナコイル2bが形成されているので、屈曲面や折り曲げ面に貼着しても機能を損なうことはない。
【0022】
通信周波数は、13.56MHz(ISO15693準拠)、125kHz(中波)、2.45GHz(マイクロ波)、等であるが、近年、非接触ICカードと兼用できる13.56MHzが用いられることが多い。
従来、13.56MHzにおける非接触ICタグ用リーダライタ(無届けで使用できるもの)の出力は1W以下に制限されていたので、通信距離は20cm程度のものであったが、平成14年9月の電波法施行規則改正で制限条件が緩和された。これにより、50〜70cm、条件の良い場合は1m程度の検知が可能になり、盗難防止ゲートや書棚検索でも効果的に使用できるようになっている。
【0023】
静電結合型アンテナパターンのラベル状非接触ICタグは、図5のようになる。この場合、あらかじめラベル状基材2fに導電性インキでアンテナパターンを印刷し、当該アンテナパターン間にICチップ実装ラベル3を装着する。
実際には、ICチップ実装ラベル3にも小型のアンテナパターン(不図示)が印刷されていて、当該小型のアンテナパターンを介してアンテナパターン2cと2dがICチップ実装ラベル3のICチップ2aの両パッドに導通するようにされている。
【0024】
この場合は、ラベル状の誘導結合型非接触ICタグと同様に、基材2fの下面に粘着剤を塗工して、見返し面にラベラーで貼着して保持させることになる。
ICチップ実装ラベルを使用する場合は、紙基材にアンテナパターンを印刷するものであっても良いが、一般に、導電性インキは印刷する基材の種類によってパターンの抵抗値が大きく変動する。例えば、コート紙と上質紙では同じ条件で印刷しても同一の抵抗値にはならない。従って、各種の紙基材に印刷する場合は安定した通信能力を確保できなくなり易い。その意味では、プラスチック等の一定の基材に印刷したラベル状のものが好ましいことになる。
【0025】
アンテナパターン2c,2dは、導電性カーボンインキやアルミ粉等による導電性インキで印刷したり、導電性ホットメルト接着剤による塗布パターンであってもよい。当該アンテナパターンの双方のアンテナパターン2c,2dの接近位置に、ICチップ実装ラベル3を装着する。ICチップ実装ラベルには、モトローラ社の「Bistatix」(商標)等を使用できる。
なお、「Bistatix」の場合の周波数は、125kHzを使用する。
メモリ容量が1kbit(128バイト)のもので、半角文字約100字の記録が可能である。
【0026】
次に、非接触ICタグ付き中綴じ本の製造方法について説明する。非接触ICタグ付き中綴じ本の製造工程の例は、図3のようになる。
中綴じした丁合本または折丁は通常の書籍・雑誌の工程により製本する。
工程1では、図示しないチェーン上を送られる折丁5の見返しにホットメルト接着剤8をホットメルトガン7の吹き付けにより行う(図3(A))。
このようなホットメルトガンは、雑誌に対するCD−ROMの装着等において既に実用されているものである。
ホットメルト接着剤8は非接触ICタグ2の貼着と表紙用紙4の接着のためのもので、3〜4本のホットメルトラインを形成するように塗布する。
工程2では、折丁5の見返し面のホットメルトライン上にラベル状の非接触ICタグ2の接着を行う(図3(B))。非接触ICタグは送り出し用フィーダーから供給される。
折丁5はチェーン上を送られて表紙用紙4の取り付け工程に移動する。
【0027】
工程3では、通常の中綴じ工程により表紙用紙4と折丁5の中綴じを綴じ針金で行うと同時に、見返しと表紙用紙4を前記ホットメルト接着剤8により接着する(図3(C))。
ホットメルトは加熱によって溶融すれば液状となり、塗布後の放冷によって短時間で固化する。したがって塗布後ある程度の接着強度の出現までの時間を短くすることができる。
天地裁断、小口裁断の三方裁断の工程を行って非接触ICタグ付き中綴じ本1が完成する。
【0028】
上記は、見返し6に非接触ICタグ2を貼着する例を説明しているが、本文頁間に貼着する場合も同様な工程でできることは当業者には容易に想到することができる。すなわち、中綴じの場合は、折丁を積み重ねて完成するが、ギャザリングチェーン上における折丁の積み重ね工程で、1の折丁の外面に対して上記のように、ホットメルト接着剤塗布を行って非接触ICタグを貼着し、さらに残りの折丁を積み重ねれば良い。
残りの折丁を積み重ねる際に、塗布したホットメルトにより隣接する本文頁間が接着するというものである。
【0029】
非接触ICタグには、その本の書店への納入日等を入力しておき、書店から返本があったときにいつ納入したものかを知ることより、古い在庫品の不正返本を防止することができる。また、書店のコード番号を入力しておき、万引き事件がおきた際に、当人が書店に入る前に所持していたものであると主張しているときに、その本がその書店にあったものであることを証明することもできる。
非接触ICタグ付き本をもって書店出口をでるときに警報が発せられるようにする場合には、販売した本に対しては、レジで非接触ICタグに入力した書店コード等を消去するような処理をして警報が発せられないようにする等のシステム構築が必要となる。
【0030】
【実施例】
(実施例)
図1、図3、図4を参照して実施例を説明する。
コート紙70g/m2 にオフセット輪転で印刷し、A6版384ページ(折丁12冊)分を準備した。丁合後は24mm程度の厚みになるものである。
別に、表紙用紙4にトップコート紙(128g/m2 )を使用してオフセット輪転印刷をした。
【0031】
中綴じ工程において、最終折丁の外面(見返し面)であって表紙4a側面に、ホットメルトガン7を3台使用して、ホットメルト接着剤8を2〜3mmの幅で3本吹き付け塗布した。ホットメルトラインの2本は、非接触ICタグ2の貼着用に使用し、残りの1本は、表紙4aと見返し間を接着するため小口に沿うように塗布した。
次いで、この見返し6の外面側に、図4図示のような、ラベル状非接触ICタグ(大日本印刷株式会社製「Accuwave」(商標))を貼着した。この非接触ICタグ2はアンテナサイズ76×45mmの誘導結合アンテナのものである。
【0032】
折丁5に表紙用紙4を中綴じする際に、同時にホットメルトにより折丁5の見返し6と表紙4aの内面を貼り合わせるようにした。
最後に天地断裁、小口断裁の三方仕上げ裁ちして非接触ICタグ付き中綴じ雑誌を完成した。
この非接触ICタグ付き中綴じ本1に対して、小型ハンディ型リーダライタ(松下産業機器株式会社製)で書き込み、読み取り試験を行ったところ、リーダライタから20cmの距離で支障なく交信することが確認できた。
【0033】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、上記発明によれば以下の効果が得られる。
非接触ICタグ付き中綴じ本は、非接触ICタグが外観からは視認できないように取り付けられているので、書籍・雑誌を購入する際の顧客に監視されているような不安感や不快感を与えることがない。
また、非接触ICタグ付き本は、書籍や雑誌の流通や在庫管理を容易にし、販売時点の決済や情報管理にも有用となる。
また、本発明の非接触ICタグ付き中綴じ本の製造方法によれば、このような中綴じ本を既存の設備を利用した簡易な工程で製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 非接触ICタグを表紙の内面の見返し面に保持させた非接触ICタグ付き中綴じ本の外観図である。
【図2】 非接触ICタグを本文頁間に保持させた非接触ICタグ付き中綴じ本の外観図である。
【図3】 中綴じ本の製造工程の例を示す図である。
【図4】 誘導結合型アンテナを有するラベル状非接触ICタグの例を示す図である。
【図5】 静電結合型アンテナを有するラベル状非接触ICタグの例を示す図である。
【符号の説明】
1 非接触ICタグ付き中綴じ本
2 非接触ICタグ
2a ICチップ
2b アンテナコイル
2c,2d アンテナパターン
3 ICチップ実装ラベル
4 表紙用紙
4a 表紙
4c 裏表紙
5 折丁
6 見返し
7 ホットメルトガン
8 ホットメルト接着剤
9 綴じ針
10 本文頁
Claims (3)
- 非接触ICタグ付き中綴じ本の製造方法であって、
(1)中綴じ丁合工程における最終折丁の表紙または裏表紙側見返し外面に、非接触ICタグの貼着と表紙用紙の接着のために、ホットメルトラインを形成するように、ホットメルト接着剤をホットメルトガンを使用して吹き付け塗工する工程、
(2)表紙または裏表紙側見返し外面の前記塗工したホットメルト接着剤部分に、非接触ICタグを送り出し用フィーダーから供給して貼着する工程、
(3)折丁に表紙をくるみ、前記塗工したホットメルト接着剤により見返しと表紙または裏表紙を接着し、中綴じする工程、
を有することを特徴とする非接触ICタグ付き中綴じ本の製造方法。 - 非接触ICタグ付き中綴じ本の製造方法であって、
(1)中綴じ丁合工程における1の折丁外面に、非接触ICタグの貼着と折丁間の接着のために、ホットメルトラインを形成するように、ホットメルト接着剤をホットメルトガンを使用して吹き付け塗工する工程、
(2)前記折丁外面に塗工したホットメルト接着剤部分に、非接触ICタグを送り出し用フィーダーから供給して貼着する工程、
(3)非接触ICタグを貼着した折丁の上に残りの折丁を重ね、前記塗工したホットメルト接着剤により本文頁間を接着する工程、
(4)折丁に表紙をくるみ中綴じする工程、
を有することを特徴とする非接触ICタグ付き中綴じ本の製造方法。 - 貼着する非接触ICタグが基材に形成したコイル状アンテナにICチップを装着したものであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の非接触ICタグ付き中綴じ本の製造方法。
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