JP2002347937A - Rfidタグ交信用の手袋 - Google Patents
Rfidタグ交信用の手袋Info
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Abstract
終了したことを、感覚的に確認できるようにしたRFI
Dタグ交信用の手袋を提供する。 【解決手段】RFIDタグと非接触で交信するリーダラ
イタのアンテナを一体的に設けたRFIDタグ交信用の
手袋において、該RFIDタグ交信用の手袋へ該RFI
Dタグとの交信が正常に終了した際の、確認音および/
または確認光を発する手段を設けることを特徴とする。
さらに、該RFIDタグ交信用の手袋へ、該RFIDタ
グと情報交信するリーダライタのON/OFFスイッチ
を設けることを特徴とする。
Description
し、さらに詳しくは、荷物に貼着されたRFIDタグと
非接触で情報交信することのできるリーダライタのアン
テナ、および、該RFIDタグとの交信が正常に終了し
た際に、確認音および/または確認光を発する手段を設
けるRFIDタグ交信用の手袋に関するものである。
しては、該RFIDタグと交信するリーダライタを有す
る専用ゲートを設けて交信したり、リーダライタ機能を
内蔵させた手袋を用いて、荷物を持つことで交信する方
法が特開平11ー296628号公報で知られている。
ゲートを設ける方法、および手袋へリーダライタ機能を
内蔵させる方法のいずれでも、該RFIDタグとの交信
が正常に終了したや否やの確認は、万が一、RFIDタ
グのデータが読み取れなかった荷物が混入していても、
データを収集し集計しないと発見できないという欠点が
ある。また、読み取れなかった荷物について、再度読み
取りを行おうとしても、既に該当荷物が発送されていた
り、トラックに積載されていたりして荷物を探し出す困
難があり、実運用には適さないという問題がある。
のような問題点を解消すべく、万が一の読み取り不可に
そなえて、RFIDタグ交信用の手袋へ該RFIDタグ
との交信が正常に終了した際の、確認音および/または
確認光を発する手段を設けることを着想して、本発明の
完成に至ったものである。
めに、第1の発明の要旨は、RFIDタグと非接触で交
信するリーダライタのアンテナを一体的に設けたRFI
Dタグ交信用の手袋において、該RFIDタグ交信用の
手袋へ該RFIDタグとの交信が正常に終了した際の、
確認音および/または確認光を発する手段を設けること
を特徴とする。第2の発明の要旨は、第1の発明に加え
て、該RFIDタグ交信用の手袋へ、該RFIDタグと
情報交信するリーダライタのON/OFFスイッチを設
けることを特徴とする。
参照して詳細に説明する。まず、本発明に用いるRFI
Dタグとは、RFID(Radio Frequenc
y Identification)システムの媒体と
して、電波を用いて非接触で情報の交信ができるタグで
ある。RFIDタグは、紙やプラスチック等の基材に設
けたアンテナパターンとICチップからなり、該アンテ
ナパターンとICチップに内蔵された容量素子とにより
共振回路を形成している。該共振回路は、リーダライタ
から一定の周波数の呼出し電波を受信すると、メモリに
記憶している情報を発信源であるリーダライタに送信し
て返す。このようにRFIDタグは、リーダライタと非
接触で情報を交信することができる。
タグ」、「非接触データキャリア」、「無線ICタ
グ」、「非接触IC」、「非接触ICラベル」、「非接
触ICカード」、「トランスポンダ」等と、種々の名称
で表現される場合もあるので、本発明においては、代表
して「RFIDタグ」と表現し、前記のように表現され
ている名称のものも包含するものとする。
UHF−SHF帯(850〜950MHzと、2.4〜
5GHz)、HF帯(10〜15MHz)、LF−MF
帯(100〜500KHz)があり、本発明ではいずれ
の周波数を用いるRFIDタグも適用できる。UHF−
SHF帯やHF帯の周波数を用いる電磁誘導方式のRF
IDタグでは、交信距離が長いが価格的に高い。LF−
MF帯の周波数を用いる静電結合方式のRFIDタグ
は、読み取り距離が比較的短いが、RFIDタグ、リー
ダライタおよび制御機器を含めてのシステム全体の価格
が比較的安価で用途面も広く、本発明には好適に使用す
ることができる。
1例を示す平面図および断面図である。図1(A)はR
FIDタグの平面図で、図1(B)は断面図である。R
FIDタグ10は、RFIDタグ基体17にアンテナパ
ターン14を形成し、当該アンテナパターンとICチッ
プ11に内蔵された容量素子とにより共振回路を形成し
ている。共振回路は、リーダライタから一定の周波数の
呼出し電波を受信すると、同時にRFIDタグの駆動電
力も受けて、ICチップ11のメモリに記憶されている
情報を発信源であるリーダライタに送信して返す。
通部材13によりRFIDタグ基体17の裏面でジャン
ピング回路を形成して、コイル接続素子15、16によ
りICチップ11のバンプまたはパッドに接続してい
る。RFIDタグ基体17の材料としては、絶縁性材料
であれば特に限定されるものではなく、例えばポリエチ
レンテレフタレート、ポリ塩化ビニール、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネイト、ポリエーテルサルフォン、ポリ
アミド、酢酸セルロースなどのフィルムが適用できる。
該フィルムの厚みも、特に限定されるものではなく、1
2μm〜100μm程度が好適である。また、RFID
タグ基体17には機能に影響のない範囲で、着色剤、帯
電防止剤、滑剤、安定剤などの添加剤を混入させても良
い。
タグ基体17にラミネートしたアルミ箔や銅箔などの金
属箔を、フォトエッチングやレジスト印刷後のエッチン
グによりコイル状としてアンテナパターン14を形成
し、ICチップ11を装着して形成することができる。
その大きさも50mm×50mm以下のサイズにでき
る。具体的には、大日本印刷社製の製品名「accuw
ave」が例示できる。
他の例を示す平面図である。ICチップ100を有する
ICチップラベル100Lを、一対をなすアンテナパタ
ーン111、112の双方に接続するように貼着した静
電結合型のRFIDタグの平面図である。一対のアンテ
ナパターン111、112の形成は、導電性インキを使
用して、オフセット・グラビア・フレキソ・シルクスク
リーン印刷などによって形成する。導電性インクには、
カーボン・黒鉛・アルミ粉・銀紛、あるいはそれらの混
合体などをビヒクルに分散したインキを使用する。
istatix」が例示でき、安価で信頼性も高く、リ
ーダライタと交信できる距離は短いものの、本発明のよ
うにアンテナ機能を有する荷役用手袋と、RFIDタグ
とが接触するほどの短い交信距離で使用する場合には、
好適に使用することができる。
ン基板に集積回路またはメモリ、あるいはその双方を設
けたICチップ100を、RFIDタグ101の一対の
アンテナパターン111、112に装着可能にタックラ
ベル化した状態のものを意味し、該タックラベル自体に
もICチップに接続した小形で一対の子アンテナパター
ンを有する場合もある。
FIDタグの基体へ印刷により形成されたアンテナパタ
ーン111、112に対して貼着して使用されるが、I
Cチップラベル100Lにも、小形で一対の子アンテナ
パターンが導電性の印刷インキなどにより印刷されてい
る。
ンテナパターン111、112とICチップラベル10
0Lの一対の子アンテナパターンとは、異方導電性もし
くは非導電性の粘着剤により貼着し結合される。該粘着
剤は、予めICチップラベル100Lの一対の子アンテ
ナパターン面に、塗布してタックラベル化させている。
ップ100の一般的なICメモリの場合は、1024B
itsで128文字の記録ができ、通常の製品や梱包さ
れた荷物の最低限の情報記録には充分に適用できる。ま
た、数キロビットであれば、従来の荷物管理に用いられ
ていた2次元バーコード以上の記録が可能である。さら
に、2次元バーコードと異なり、情報を必要に応じて逐
次追加記録し、また、書き換えできる利点があり、荷物
の搬入搬出管理はもちろん、製品の授受や品質管理に用
いることもできる。
は、RFIDタグを貼着できる荷物であれば、特に限定
されるものではなく、例えば日用品、飲料、食品、アパ
レル商品、機械や機械部品類、電気製品、建築用品など
の製品やそれらを複数梱包した箱でも良い。また、航空
業界のバッケージ用、運輸流通業界の配送用、図書館蔵
書の管理用、レンタルCDやビデオの管理用などの搬入
搬出や貸し出しの自動認識システムとしても適用でき
る。
RFIDタグを貼着した荷物を示す斜視図である。本発
明では、RFIDタグ10、101の形態については、
ラベル形状、カード形状、コイン形状、インレット形状
などの種々の形状があるが、いずれの形状のRFIDタ
グでも適用でき、図3のように、製品を1つまたは複数
を包装または梱包した化粧箱、段ボール、木箱、包み、
封書、手提げ袋、コンテナなどの外装体へ貼着し、また
は種々の製品へ直接貼着して使用する。貼着方法は特に
限定されるものではなく、粘着剤やセロテープ(登録商
標)で貼り付けたり、紙やポリエチレンなどの小袋に入
れて貼着しても良く、RFIDタグを予めタックラベル
としておいて、貼着しても良い。
で交信ができるが、外観上はきれいというものでもない
ので、RFIDタグ10、101を覆って、通常使用し
ている銘板ラベルとの中間に貼着するのが好適である。
RFIDタグ10、101は、銘板ラベルと製品やダン
ボールとの間に貼着したり、もしくは、銘板ラベルの裏
面に形成または銘板ラベルの裏面にラミネートすること
で、部外者には該RFIDタグ10、101の存在の有
無も判らない状態となって、該RFIDタグ10、10
1による荷物管理以外に、品質管理などの管理を併用す
るためには、より好適である。
ポイント・販売者・製造月日・納入先などが手書き、ま
たはオフセット印刷・樹脂凸版印刷・グラビア印刷・フ
レキソ印刷・シルクスクリーン印刷などの印刷で表示さ
れた糊貼りラベル・タックラベルなどが適用できる。ま
た、収縮性プラスチックフィルムへ、グラビア・シルク
スクリーン印刷などで印刷した筒状のシュリンクラベル
やストレッチラベルなど種々のものが適用できる。
リンクラベルおよびストレッチラベルの基体としては、
特に制限されるものではないが、例えば上質紙・コート
紙・含浸紙・合成紙などの紙類、ポリエチレンテレフタ
レート・ポリプロピレン・ポリ塩化ビニール・エチレン
酢酸ビニール共重合体などの合成樹脂類、アルミニウム
などの金属箔類、およびそれらの2層またはそれ以上の
積層体などが適用できる。
を示す斜視図である。RFIDタグ10、101を貼着
した荷物2を、後述する本発明のRFIDタグ交信用の
手袋1を装着して、荷役のために持ち上げた状態であ
る。このように荷役することで、荷物2に貼着されたR
FIDタグ10、101と交信可能な距離範囲となっ
て、該手袋1に内蔵されているアンテナを介してリーダ
ライタが、該RFIDタグのメモリに記録されている情
報を読み取ることができる。
認光を発する手段を設けた手袋の概念図である。RFI
Dタグ交信用の手袋1は、アンテナ31、接続端子3
3、配線34、確認音手段35、確認光手段36とから
なっている。リーダライタのON/OFFするスイッチ
32を併せて設けた場合が請求項2の発明である。アン
テナ31はRFIDタグと交信するリーダライタのアン
テナで、スイッチ32はリーダライタ本体をON/OF
Fするスイッチで、端子33はアンテナ31とリダライ
タ本体とを電気的に接続するための端子で、配線34は
アンテナ31とリダライタ本体とを結ぶ配線である。
ィルムスピーカ、スピーカなどで、RFIDタグとの交
信が正常に終了した際に発音することで、耳から確認す
ることができる。確認光手段36は、LEDなどの発光
素子からなり、RFIDタグとの交信が正常に終了した
際に発光することで、目から確認することができ、ま
た、点滅発光させると確認が確実でより好適である。こ
のように確認音手段35および/または確認光手段36
によって、荷物を持った瞬間に、感覚的に読み取りを確
認することができる。確認音手段35および/または確
認光手段36は、リーダライタ本体へ設置しても同様の
効果が得られる。
たはアルミニウム線などの金属線をコイル状にしたもの
や、銅箔またはアルミニュム箔をエッチングなどでコイ
ル状にパターン化した一般的なアンテナが適用できる。
スイッチ32を設けた場合は、押し圧によって電源が入
る圧電型スイッチが適用でき、荷物を持った際の手袋と
荷物との間にかかる圧力や、RFIDタグ交信用の手袋
1を握ったり、もう片方の手で押すことで、スイッチが
ONする圧電型スイッチが適用できる。また、1つのR
FIDタグとの交信が終わると、自動的にスイッチがO
FFになるようにリーダライタに設定されている。
36と、アンテナ31と、スイッチ32と、接続端子3
3とを荷役用手袋へ一体的に設ける方法は、特に限定さ
れるものではなく、例えば手袋本体の布地ともう1枚の
被覆布地の間へ縫合したり、別の袋状物へ一旦納めてか
らマジックテープ(登録商標)などで留めても良く、荷
役作業中に脱落しなければ良い。確認光手段36を設け
る場合は、光が透過する透明または開口率の大きい布地
が好適である。
池の配置を示す概念図である。荷役作業者は、RFID
タグ交信用の手袋1を少なくとも片方の手に装着し、該
手袋1の確認音手段35および/または確認光手段36
と、アンテナ31とスイッチ32が配線34を経由し
て、リーダライタ本体40と接続している。リーダライ
タ本体40は、電力を供給する電池70と、管理用のホ
ストコンピュータと交信する送受信手段41を備えてい
る。該リーダライタ本体40と電池70は、通常腰部な
どにとり付けて作業する。
ステム要素の構成図である。本発明の荷役システムは、
荷物に貼着したRFIDタグ10、101と、アンテナ
31およびスイッチ32を設けた手袋1と、リーダライ
タ本体40と、電池70と、ホストコンピュータ80か
らなっている。
IDタグ10、静電結合型のRFIDタグ101とを説
明したが、機能要素的には同様である。アンテナ21、
送受信回路22、電力受信回路23、CPU24、RO
M25、RAM26、EEPROM27からなってい
る。電力受信回路23は、リーダライタからの呼出し電
波を受けて、電力送信回路43から来る電波をRFID
タグを駆動する電力に変換して、RFIDタグを活性化
させる。
ROM25のプログラムによりメモリRAM26、およ
び一次的なメモリEEPROM27を使用して、予め記
録されている製品や荷物の属性情報を、送受信回路2
2、アンテナ21を介して非接触で電波として送り返
す。
アンテナ31をが受信してリーダライタ本体40へ送
る。リーダライタ本体40は、送受信回路42、電力送
信回路43、CPU44、ROM45、RAM46、確
認制御部48とからなっている。該受信電波は、送受信
回路42を経由してROM45のプログラムでCPU4
4で読み取られる。次々と荷役作業が行われると、該荷
物情報がRAM46に蓄積される。
RFIDタグとの交信が正常に終了すると、1つの交信
毎に、確認制御部48はRFIDタグ交信用の手袋1の
確認音手段35および/または確認光手段36へ確認手
段の実行を指示する。確認音手段35は確認音を発生さ
せ、確認光手段36は発光させる。電力送信回路43
は、RFIDタグへ電力を供給するための回路である。
は、上位機器であり、搬入搬出の管理を行うホストコン
ピュータ80へ、該ホストコンピュータ80の送受信手
段51を通じて、逐次または蓄積した荷物情報を送るも
のである。送受信手段41、51としては、端子から有
線による方法、電波や赤外線による無線通信による方法
が適用できる。電波による無線通信としては、エリクソ
ン社・ノキア社・IBM社・インテル社および東芝社の
5社により提唱された2.45GHz帯のマイクロ波を
使用する近距離無線通信規格「ブルートゥース」、およ
び5GHz帯のマイクロ波なども使用できる。
給するためのもので、一次電池および二次電池が適用で
きる。リーダライタへ駆動電力を常時供給する場合に
は、一次電池を使用している時は頻繁に電池の交換をせ
ねばならず、二次電池を使用している時は比較的重い電
池を携行するか、該二次電池への充電を頻繁に行わなけ
ればならない。
IDタグ交信用の手袋1へリーダライタをON/OFF
するスイッチ32を設けてあるので、荷物を持つ瞬間だ
け電力を供給すれば良い。1つの荷物を持ち、該荷物の
RFIDタグと交信する時間は多くとも秒単位の時間で
あり、1日の荷役作業を累計した時間でも、交信時間だ
けのわずかな電力を供給する電池で良く、重量的に重い
電池を小形軽量化できる効果は大きい。
ーバで良く、一般的にはCPU54、ROM55、RA
M56を持ち、FDD52、CDD53、HD54など
の記録部、および入出力部58、59を介して、プリン
タ61、モニタ62、キーボードなどの入力部63から
なっている。
80へ送られてきた荷物情報は、所定の処理がされて、
モニタ62へ表示されて、プリンタ61でプリントアウ
トすることもできる。このように搬入搬出のデータを自
動的に収集し、集計し、出力することができるので、荷
役作業者に負担が軽く、効率も向上できる。また、逐
次、搬入搬出のデータをホストコンピュータへ送るよう
にしておけば、リアルタイムで状況が把握できて、物流
管理の進度や、緊急荷役への対応もできる。
社製の製品名「accuwave」を用いて、ダミーの
ダンボール箱の側面へ、上質紙110g/m2の表面へ
納入先、品名、数量、製造元をインクジェットプリンタ
で印字した製品タックラベルの裏面へ配置した状態で貼
着した。一方、一般的なICカード用リーダライタを用
い、さらにコード配線で引き出して、確認音手段35お
よび/または確認光手段36、銅線コイルからなるアン
テナ31、および圧電スイッチ32を手袋の掌側へポケ
ットにしておいた部分へ挿入した。確認音手段35とし
ては電子音ICチップを、確認光手段36としては赤色
LEDを用いた。
る手袋を、右手に装着し、左手は普通の手袋を装着し
た。なお、リーダライタの電源は単3乾電池4本をリー
ダライタ本体に内蔵させ腰に付けて、左手で右手に装着
しているスイッチを押し、リーダライタをONし、RF
IDタグを貼着したダミーのダンボール箱を持ち上げた
ところ、該RFIDタグの属性情報を読み取った後、リ
ーダライタの電源がOFFした。この該RFIDタグの
属性情報を読み取った瞬間に、LEDは赤く発光し、電
子音ICチップから「ピンポーン」と音が発せられた。
スイッチONを手動で行うのは、凸凹な形状や柔らかい
製品の場合に、スイッチが入りにくいので、好適であ
る。
ラ社製の製品名「Bistatix」を用い、手袋およ
びリーダライタは実施例1と同様にした。荷役作業者
は、上記RFIDタグと交信する手袋を、右手に装着
し、左手は普通の手袋をして、リーダライタ本体ととも
に腰に付けた。
ダンボール箱を持ち上げたところ、右手に装着している
スイッチがダンボールを持った力で押されて自動的にO
Nし、該RFIDタグの属性情報を読み取った後、リー
ダライタの電源がOFFした。このように次々と10個
のダンボール箱を持ち上げる毎に、LEDは赤く発光
し、「ピンポーン」と音が発せられた。ダンボール箱を
トラックに積み込んだ後、ホストコンピュータへデータ
を送ってプリントアウトしたところ、10件の製品情報
が打ち出された。
袋1へ確認音手段35および/または確認光手段36を
設けることで、RFIDタグの情報を読み取る毎に確認
音および/または確認光が発せられて、読み取りミスを
未然に発見できる。荷役の後で未読の荷物を発送された
ことが判ったり、荷物を探し廻ることがなく、実際の運
用をすることができる。実運用にあたっては、読み取り
を感覚的に知ることは、極めて効果的である。
中で比較的重い電池を小型軽量化できるので、省エネル
ギー化に加え、荷役作業者の負担が軽く、効率を向上さ
せることができ、かつ、確認音手段35および/または
確認光手段36を設けることで、RFIDタグの情報を
読み取る毎に確認音および/または確認光が発せられ
て、読み取りミスを未然に発見できて、信頼性のある搬
入搬出作業ができる。
信用の手袋1が軽く、荷役作業の負荷を軽減することが
できる。請求項4の本発明によれば、RFIDタグ交信
用の手袋1へスイッチONを手動で行うので、凸凹な形
状や柔らかい製品の場合でも確実にスイッチをONする
ことができる。
し、集計し、出力することができるので、逐次、搬入搬
出のデータをホストコンピュータへ送るようにしておけ
ば、リアルタイムで状況が把握でき、物流の進度管理
や、緊急荷役への対応もできる。
平面図および断面図である。
す平面図である。
グを貼着した荷物を示す斜視図である。
図である。
る手段を設けた手袋の概念図である。
示す概念図である。
の構成図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 RFIDタグと非接触で交信するリーダ
ライタのアンテナを一体的に設けたRFIDタグ交信用
の手袋において、該RFIDタグ交信用の手袋へ、前記
RFIDタグとの交信が正常に終了した際の確認音およ
び/または確認光を発する手段を設けることを特徴とす
るRFIDタグ交信用の手袋。 - 【請求項2】 RFIDタグと、非接触で交信するリー
ダライタのアンテナを一体的に設けたRFIDタグ交信
用の手袋において、該RFIDタグ交信用の手袋へ、前
記RFIDタグと情報交信するリーダライタのON/O
FFスイッチ、および、該RFIDタグとの交信が正常
に終了した際に確認音および/または確認光を発する手
段を設けることを特徴とするRFIDタグ交信用の手
袋。 - 【請求項3】 上記確認音および/または確認光を発す
る手段をRFIDタグと情報交信するリーダライタ本体
へ設けることを特徴とする請求項1および請求項2記載
のRFIDタグ交信用の手袋。 - 【請求項4】 上記リーダライタのON/OFFが、上
記手袋を装着して、荷物を取り扱う時に手動でONし、
取扱いが終わると自動的にOFFすることを特徴とする
請求項2および請求項3記載のRFIDタグ交信用の手
袋。 - 【請求項5】 上記リーダライタのON/OFFが、上
記手袋を装着して、荷物を取り扱う時に自動的にON
し、取扱いが終わると自動的にOFFすることを特徴と
する請求項2および請求項3記載のRFIDタグ交信用
の手袋。
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