JP2002259926A - 折り曲げ共振回路及びその取付け方法 - Google Patents

折り曲げ共振回路及びその取付け方法

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JP2002259926A
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resonance
resonance circuit
bent
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Masamitsu Miyake
正光 三宅
Yoshinori Hatanaka
芳紀 畑中
Takaaki Mizukawa
貴章 水川
Masaru Kajiwara
勝 梶原
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Miyake Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り曲げ部を設けてなることを特徴とする折
り曲げ共振回路により、折り曲げ部毎に異なる共振周波
数を利用した用途を提供すると共に、折り曲げて取付け
た際に外見的な共振回路の小面積化を得る。 【解決手段】共振回路に於いて、直線または破線等の印
刷またはミシン目により明示してなる少なくとも一箇所
の折り曲げ部を設けてなることを特徴とする折り曲げ共
振回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共振タグやICタ
グ、ICカード等に使用できる共振回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】共振回路の一例としては公知のように、
百貨店、ディスカウントストアー、ビデオレンタル店、
CDショップ等にて、商品に取付けられ、万引き防止に
利用するシステムにて用いている。この共振回路はレジ
での精算時レジに取り外されるが、未精算で当該共振回
路を商品に取付けたまま店内に設置された当該共振タグ
に対応する周波数の電磁波を送受信する検知装置を内蔵
する万引きゲートを通過するとブザー等による警告がな
される。
【0003】近年、小型商品への取付けや物品の識別及
び改竄の有無を確認する手段としての需要が高まるに従
い、様々な共振周波数に反応する共振回路及び目立たな
い小型の共振回路が望まれている。その他、共振回路に
ICチップを搭載して、外部からのデータの読み書きや
電力の供給を電磁波等で行うICカードやICタグ等と
しても使用されており、同様に多様な製品への取付けや
目立たない小型の共振回路が望まれている。
【0004】共振回路は、基本的には回路状コイル部と
共振に必要なコンデンサ部とからなっている。共振回路
は、誘電体の役割をするプラスチックフィルムの少なく
とも一面に回路状コイル部と一方のコンデンサ電極板部
を形成し、プラスチックフィルムの他面に前記電極板に
対応させたコンデンサ電極板を有するコンデンサ用回路
を設けてなり、必要に応じてこれに紙等の基材シート等
が積層されている。
【0005】共振回路に於けるキャパシタンスCとイン
ダクタンスLと共振周波数fの関係は、一般にL=1/
(4πC)で示される。Lは回路状コイル部のイ
ンダクタンスで、回路状コイル部の形状は共振周波数f
に依存している。共振周波数fは、上記式から導かれる
ようにキャパシタンスCとインダクタンスLとの積の平
方根に反比例しているので、共振周波数fを小さくする
ためにはキャパシタンスCまたはインダクタンスLを大
きくする必要がある。一般にキャパシタンスCはコンデ
ンサ部面積に、回路状コイル部のインダクタンスLは、
その巻数や外形寸法に依存するとされており、巻数が多
く、径が大きい程大きなインダクタンスが得られるとさ
れている。そのため、コンデンサ部面積を増減または回
路状コイル部の巻数を増減することで所望の共振回路を
得ている。
【0006】また、インダクタンスLは回路状コイル部
を折り曲げることで変化することから、必要とされる共
振周波数が変化するため、共振回路の取付けには折り曲
げないよう平面に取付けられていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の共振回路は、任
意の位置で折り曲げた取付けによりその位置毎に共振周
波数が大幅に変化してしまい、特定の周波数に共振する
共振回路を検出する機器にて検出できないという問題点
があった。
【0008】本発明は、共振回路の折り曲げ部を明示、
または折り曲げ部毎に共振周波数が変化することをコン
トロールし、または変化しないようにコントロールする
ための折り曲げ部を明示または当該折り曲げ部毎に使用
目的を明示することで、検出する機器に対応する用途を
明らかにする事が出来る折り曲げ共振回路を得ることを
目的とし、その取付け方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の共振回路においては、折り曲げ部を設け、
または折り曲げ部毎の共振周波数を明示し、または折り
曲げ部毎の共振周波数の利用目的を明示したものであ
る。
【0010】共振周波数の変化は、回路状コイル部のイ
ンダクタンスLが折り曲げにより変化する為に起こるた
め、回路状コイル部とコンデンサ部を分離して配置した
共振回路においては、コンデンサ部のみを折り曲げても
基本的には共振周波数は変化しない。特定の一周波数で
使用される共振回路においては折り曲げ部がコンデンサ
部である取付けにおいて周波数が変化しにくく効果的で
ある。また、回路状コイル部とコンデンサ部を分離して
配置した共振回路においては、回路状コイル部の面積を
狭くし、インダクタンスLが減少した場合に於いても、
回路状コイル部面積に相関無くコンデンサ部容量を増や
し、または任意のコンデンサ部形状にて設けることが可
能であり、所望の共振周波数を容易に得られることか
ら、回路状コイル部を小面積化する事が出来ることから
も効果的である。
【0011】また、上記共振回路に既存の非接触ICタ
グ及びICカード用ICチップの搭載箇所を設け、IC
チップと共振回路を接続すれば、既存のICタグ及びI
Cカード用アンテナとして効果的である。
【0012】また、共振回路を折り曲げることは、折り
曲げ部にあたる部位に機械的な折り曲げの力が加わるこ
とになり、他の回路部分に比べて回路が断線しやすい状
況になる。折り曲げ部を特定し、折り曲げ部にあたる部
位を予め更に断線しやすい構造としておくことで、粘着
剤等によって取付けられた共振回路を剥がす際に断線さ
せるようコントロールすることで、開封/未開封(共振
回路の断線無し/有り)の検出が可能である。
【0013】また、共振回路を紙または非導電性の樹脂
製フィルムに内包しタグ化し、またはタグ化した少なく
とも片面に粘着剤等を塗布することでラベル化すること
で、内包された共振回路を保護、隠蔽すると共に取付け
を容易にできる。
【0014】そして、共振回路の取付け方法としては、
折り曲げ部にて90度に折り曲げた上で、タグ化された
共振回路は商品等の箱に添え置き、または接着剤または
粘着テープ等で固定し、ラベル化された共振回路は塗布
された粘着剤等により固定する取付け方法等がある。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明における共振回路の構成
は、コイル側回路及びコンデンサ側回路には、好ましく
はアルミ箔、銅箔等の金属箔で形成されたものがよい
が、金属、カーボン等を含む導電性塗料の塗布または金
属蒸着によって形成しても良い。また、誘電体の役割を
するプラスチックフィルムには、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル等の樹脂フィルムが使用され
る。また、プラスチックフィルムに代えて樹脂液の塗膜
によって誘電体層を得ることでもよい。
【0016】以下、発明の実施の形態を実施例にもとづ
き図面を参照して説明する。なお、従来技術を含む図面
中の共振回路は図3を除き万引き防止用途で最も一般的
な8.2MHzに共振する回路の一例であるが、その他
の周波数に於いても同様である。図3中の共振回路はI
Cタグの一例として13.56MHzに共振する回路で
ある。
【0017】実施形態1として、図1は本発明の実施の
形態に係る折り曲げ共振回路の(A)は構成斜視図を示
し、(B)は回路状コイル部16が設けられている側の
面からの折り曲げ部を設けた折り曲げ共振回路の正面図
を示す。図1中、11はコイル側回路、12はプラスチ
ックフィルム、13はコンデンサ側回路、14はコイル
側回路11とコンデンサ側回路13を接続する回路接続
端子部、15はコンデンサ部、16は回路状コイル部
を、17は折り曲げ部を示す印刷である。共振回路はコ
イル側回路11を誘電体としてのプラスチックフィルム
12の一方に接着剤等により積層し、もう一方にコンデ
ンサ側回路13を積層する事により構成される。折り曲
げ部は破線、直線、ミシン目等により明示する。折り曲
げ部は複数箇所でも良く、その場合、折り曲げ部により
折り曲げられた際の共振周波数または当該周波数に利用
される商品名等を印刷することで明示する。図1中17
aから17dの各折り曲げ部により折り曲げた際の各周
波数は17aでは8.200MHz、17bでは8.4
61MHz、17cでは8.641MHz、17dでは
8.577MHzであった。折り曲げ部毎に、インダク
タンスLが変化する事により、共振周波数が変化してお
り、各周波数毎に対象とする商品を割り当てて使用する
ことも可能である。その際、折り曲げ部毎の周波数値や
商品名を印刷等により明示しても良い。
【0018】実施形態2として、図2は本発明の実施の
形態に係る折り曲げ共振回路の(A)は構成斜視図を示
し、(B)は回路状コイル部26が設けられている側の
面からの折り曲げ部を設けた正面図を示す。図2中、2
1はコイル側回路、22はプラスチックフィルム、23
はコンデンサ側回路、24はコイル側回路21とコンデ
ンサ側回路23を接続する回路接続端子部、25はコン
デンサ部、26は回路状コイル部を、27は折り曲げ部
を示す印刷である。コンデンサ部25と回路状コイル部
26は電気的に接続された状態で、分離して配置されて
いる。共振回路はコイル側回路21を誘電体としてのプ
ラスチックフィルム22の一方に接着剤等により積層
し、もう一方にコンデンサ側回路23を積層する事によ
り構成される。図2中27aから27dの各折り曲げ位
置により折り曲げた際の各周波数は、27aでは8.2
00MHz、27bでは8.220MHz、27cでは
8.471MHz、27dでは8.668MHzであっ
た。分離して配置された回路状コイル部を折り曲げない
折り曲げ部27bでは、共振周波数は殆ど変化しない。
これは回路状コイル部が折り曲げられることによるイン
ダクタンスLの変化がないためである。折り曲げ部はコ
ンデンサ部または回路状コイル部全面への印刷またはコ
ンデンサ部と回路状コイル部の境界線部への直線、破
線、ミシン目等により明示及びそれら組み合わせにより
行う。その他、共振周波数の変化する回路状コイル部に
かかる折り曲げ部の明示は、実施形態1に示すとおりで
ある。
【0019】図2では、回路状コイル部26の短辺と平
行な位置にコンデンサ部を設けているが、長辺と並行に
設けても良く、共振周波数が変化しない折り曲げ部を有
するために、折り曲げ部が回路状コイル部にかからない
位置にコンデンサ部を設ける事が出来れば何れの位置で
あっても良い。また、コンデンサ部の面積はインダクタ
ンスLに対して所望のコンデンサ容量を有する面積であ
り、インダクタンスLの増減に伴いコンデンサ面積を決
定すればよい。コンデンサ部の形状は任意であり、上記
インダクタンスLに対応したコンデンサ部面積により、
折り曲げ部が回路状コイル部にかからないコンデンサ部
を設ける事が出来る何れの形状であっても良い。
【0020】実施形態3として、図3は本発明の実施の
形態に係る折り曲げ共振回路に、ICチップ搭載用のパ
ットを備えた共振回路の正面図である。(A)は構成斜
視図を示し、(B)は回路状コイル部36が設けられて
いる側の面からの折り曲げ部を設けた正面図を示す。図
3中、31はコイル側回路、32はプラスチックフィル
ム、33はコンデンサ側回路、34はコイル側回路31
とコンデンサ側回路33を接続する回路接続端子部、3
5はコンデンサ部、36は回路状コイル部を、37は折
り曲げ部を示す印刷、38はICチップ端子接続位置、
39はICチップである。共振回路はコイル側回路31
を誘電体としてのプラスチックフィルム32の一方に接
着剤等により積層し、もう一方にコンデンサ側回路33
を積層する事により構成される。また、回路接続端子部
34cからICチップ端子接続位置38に接続される回
路部は、回路状コイル部36をアンテナとして電波によ
るICチップへの電源と通信データを伝達する役割をな
している。折り曲げ部37で折り曲げても、回路状コイ
ル部35を折り曲げないため、周波数は、殆ど変化しな
い。
【0021】実施形態4として、図4は本発明に基づく
折り曲げて箱等の開封部に貼る事で、開封された時に回
路状コイル部と回路状コイル部に接続されるコンデンサ
部の間の接続線が断線される構成である共振回路の平面
図及び断面図である。図4(A)は回路接続端子部44
とコンデンサ部45を接続する導電部の一部を予め切断
させた構造とし、当該切断箇所を導電部印刷40にて接
続した平面図である。
【0022】図4(B)は図4(A)のa−b間の断面
図である。図4中41はコイル側回路、42はプラスチ
ックフィルム、43はコンデンサ側回路,45はコンデ
ンサ部,46は回路状コイル部、47は折り曲げ部、4
0は導電部印刷を示す。導電部印刷40は導電性インク
によるスクリーン印刷、導電性カーボンインクリボンに
よる熱転写印刷、金属箔によるホットスタンプ等、導電
性が得られればよい。コンデンサ側回路の切断された箇
所を導電部印刷にて接続する事で、共振回路として機能
するが、印刷等により後から設けられた導電部印刷40
はプラスチックフィルム42並びにコンデンサ部45と
の密着性が弱く、極めて断線しやすい。また、導電部印
刷40を印刷する前に、回路接続端子部44とコンデン
サ部45を接続する導電部の一部を予め切断させた部分
に剥離を促す為に、接着力の弱い接着剤を塗布する等に
より導電部印刷40の断線を更にコントロールすること
も可能である。
【0023】また、図4(C)は上記図4(A)の回路
接続端子部44とコンデンサ部45を接続する導電部の
一部を導電部印刷40により断線させる構造の代わりに
回路パターンにて果たす一例である。48は導電部断線
構造を示し、線巾を極端に細くすることにより断線しや
すい構造としている。
【0024】実施形態5として、図5は図2の共振回路
を用いて、ラベル化する際の一例を示す構成斜視図であ
る。図5中、57は貼付時の折り曲部、50は回路を隠
蔽保護しまたは印刷を施すための紙等による基材、58
は粘着剤、59は剥離紙である。基材50を共振回路の
一方に接着剤等により積層し、もう一方に粘着剤58を
塗布し、剥離紙59を積層する事により構成される。な
お、粘着剤58の代わりに接着剤、剥離紙59の代わり
に紙等による基材を用いて共振回路の外周に添って切り
抜き、タグ化することも可能である。このように、ラベ
ル化またはタグ化することで対象商品への貼付が容易に
行うことが出来る。この例による構成は、共振回路によ
るラベルに一般的に用いられているが、特にこの構成に
よる必要はなく、予め折り曲げ部にて折り曲げた形状に
て、樹脂等によりケース状またはL字型の成形にて内包
することも可能である。
【0025】実施形態6として、図6(A)は一例とし
て図5の構成に基づきラベル化された図2の共振回路を
用いて、箱等のケースに取付ける際の実施例であり、折
り曲げ部67を箱等のケースの角部に沿わせた後に、一
方(回路状コイル部)を貼付けた外観斜視図である。図
6(B)は折り曲げ部67を箱等のケースの角部に沿っ
て取付けた折り曲げ共振回路の一方(回路状コイル部)
の全面を貼付けた正面図であり、図6(C)は折り曲げ
部67を箱等のケースの角部に沿って取付けた折り曲げ
共振回路のもう一方(コンデンサ部)の全面を、更に貼
付けた正面図である。図6中、61は図5の構成に基づ
くラベルであり、表面に商品を表す表示を行った例であ
り、60は箱等ケースの一例である。ラベルを箱等ケー
スの対象物へ取付け方法の一例として、折り曲げ部67
に沿って剥離紙を取付けたままの状態で折り曲げた後に
平面上に延ばし、剥離紙を取り除いて箱等ケースの角部
に折り曲げた位置を合わせて貼り付けて位置決めを行っ
た後にラベル全面を貼り付ける。その他、折り曲げ部6
7にて共振回路が折り曲げられる方法によれば良く、貼
付位置の制御が行える自動貼付機等によっても可能であ
る。また、タグの場合では、折り曲げ部67に沿って折
り曲げた後に平面上に延ばし接着剤を塗布し、箱等ケー
スの角部に折り曲げた位置を合わせて貼り付けて位置決
めを行った後にタグ全面を貼り付ける。その他、折り曲
げ部67にて共振回路が折り曲げられる方法によれば良
く、粘着テープで固定する取付け方法等でも良く、対象
物に添え置く事でも良い。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】折り曲げ部を変える事により、異なる共振
周波数を得ることができた。
【0028】また、コンデンサ部と回路状コイル部を分
離して配置することにより、共振周波数が変化しない折
り曲げ部を有することができると共に、回路状コイル部
のインダクタンスLの応じたキャパシタンスCを任意に
設けることが可能となり、回路状コイル部を小面積化す
ることができた。
【0029】さらに、ICチップ搭載用のパットを備
え、ICチップを搭載可能な共振回路としたことで、I
C搭載時には折り曲げ部を変える事により、異なる共振
周波数を得ることで、ICタグ及びICカードで最も一
般的な13.56MHzでは大量のデータを取り扱うデ
ータキャリアとして、その他の共振周波数では特定の周
波数に共振する共振回路を検出する機器にて検出する用
途にて使用でき、利用用途を拡げることができた。
【0030】さらに、回路の一部分を断線しやすい構造
とすることで共振の有無により開封の有無を確認する手
段を加えることが出来た。一例として陳列商品の中身を
抜き取られた商品が、そのまま販売されることを未然に
防ぐことができる。
【0031】さらに、本発明に基づく折り曲げ共振回路
を内包したラベルまたはタグ化することにより、共振回
路を保護隠蔽すると共に取付け対象物への取付け利便性
を向上することができた。
【0032】そして、折り曲げ共振回路の取付け方法に
より、本発明に基づく折り曲げ共振回路の取付けを正確
に行い、所望の共振周波数による用途毎の使用を提供で
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】折り曲げ共振回路の構成斜視図及び正面図であ
る。
【図2】回路状コイル部とコンデンサ部を分離して配置
した折り曲げ共振回路の構成斜視図及び正面図である。
【図3】ICチップ搭載用のパットを備えた折り曲げ共
振回路の構成斜視図及び正面図である。
【図4】接続線が断線される構成である折り曲げ共振回
路の正面図及び断面図である。
【図5】折り曲げ共振回路を内包するラベルの構成斜視
図である。
【図6】箱の角部への折り曲げ共振回路の取付け方法を
示す外観斜視図及び正面図である。
【符号の説明】
11、21、31、41、51―――――コイル側回路 12、22、32、42、52―――――プラスチック
フィルム 13、23、33、43、53―――――コンデンサ側
回路 14、24、34、44―――――回路接続端子部 15、25、35、45―――――コンデンサ部 16、26、36、46―――――コイル部 17、27、37、47、57、67―――――折り曲
げ部 38―――――ICチップ端子接続位置 39―――――ICチップ 40―――――導電部印刷 48―――――導電部断線構造 50―――――基材 58―――――粘着剤 59―――――剥離紙 60―――――箱等ケース 61―――――共振ラベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶原 勝 広島県広島市西区上天満町10番33号 株式 会社三宅内 Fターム(参考) 2C005 MA05 NA36 NB07 NB36 PA03 5B035 AA03 AA11 BA06 BB09 CA01 CA08 CA23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共振回路に於いて、直線または破線等
    の印刷またはミシン目により明示してなる少なくとも一
    箇所の折り曲げ部を設けてなることを特徴とする折り曲
    げ共振回路。
  2. 【請求項2】 所望の共振周波数に変化させる折り曲
    げ部を有する請求項1記載の折り曲げ共振回路。
  3. 【請求項3】 回路状コイル部とコンデンサ部を分離
    して配置する事により、共振周波数が殆ど変化しない折
    り曲げ部を有する請求項1または2記載の折り曲げ共振
    回路。
  4. 【請求項4】 折り曲げ共振回路に、ICチップ搭載
    用のパットを備えた請求項1、2または3記載の折り曲
    げ共振回路。
  5. 【請求項5】 回路状コイル部と回路状コイル部に接
    続されるコンデンサ部間の接続線が断線される構造であ
    る請求項1、2、3または4記載の折り曲げ共振回路。
  6. 【請求項6】 折り曲げ共振回路を内包し、ラベルま
    たはタグ化してなる請求項1、2、3、4または5記載
    の折り曲げ共振回路。
  7. 【請求項7】 折り曲げ共振回路の折り曲げ部に沿っ
    て箱の角部に取付ける折り曲げ共振回路の取付け方法。
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