JP2003096258A - 溶融成形物 - Google Patents
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Abstract
示し、かつ水分の滲みだし防止性に優れ、さらには滲み
だし防止性能にも優れた溶融成形物を提供すること。 【解決手段】 溶融成形可能な変性ポリビニルアルコー
ル系樹脂(A)、不飽和カルボン酸又はその無水物で変
性されたポリオレフィン系樹脂(B)及びポリアミド系
樹脂(C)を含有してなる。
Description
性ポリビニルアルコール系樹脂を含有してなる溶融成形
物に関し、更に詳しくは適度の耐水性や水分の滲みだし
防止性能を有しながら、最終的には充分な水崩壊性を示
す溶融成形物に関する。
(以下、PVAと略記することがある)は、水溶性の樹
脂として知られており、かかる水溶性を利用して各種用
途に利用されている。本出願人も従来のPVAに改良を
加えて、溶融成形ができ、かつ水溶性にも優れる樹脂と
して、オキシアルキレン基を含有したPVAを提案し
(特開昭59−155411号他)、その成形物につい
ても提案してきた(特開平1−203932号他)。
には優れるものの一時的或いは少量の水に対しては耐水
性も必要であるという相反する性能を要求されることが
多く、例えば、洗剤や農業等の薬剤用容器(ボトル)等
においては、洗剤使用時に濡れた手で扱っても影響はな
く、容器の廃棄時には水に溶解して廃水と一緒に廃棄で
きること、該薬剤用のユニット包装においては、洗濯機
や田畑に投入するまではかかる包装材が耐水性を維持
し、投入後には水に溶けること、使い捨ておむつや水に
廃棄可能なサニタリー用品においては、通常使用時は体
液等の液体に対する耐水性が必要で、廃棄時はトイレ等
に流すためにトイレットペーパー等と同様の水溶性が必
要であること、と言った性能が要求されている。
アルコール系樹脂成形物の耐水性を向上させる方策とし
て、成形物の膜厚を厚くする、耐水性樹脂で表面を
コーティングする、成形物を加熱処理する、成形物
中にPVAの架橋剤を配合する、等の方法が考えられ
る。
の方法においては、最終的に廃棄される用途が多く経
済的に不利で、用途によっては膜厚を厚くできない場合
も多く自由度が制限され、また、膜厚調整だけでは効果
的な耐水性のコントロールは困難である。の方法にお
いては、一般的にコーティング剤(耐水樹脂)が水に不
溶性であるので、水中での廃棄処理においてPVAのみ
が溶解して耐水性物質が水中或いは水面に浮遊物として
長く残存して他に影響を及ぼす恐れがある。また、の
方法においては、ポリマーに側鎖が導入された変性PV
A等の場合PVAの結晶性が乱されるため、効果的な耐
水性の向上にはつながらなく、事実上、未変性のPVA
にしかその効果が発揮されないという制約を受ける。
PVAフィルムについては効果的であるが、溶融成形の
場合にはゲル化の引き金になり、また、後工程で架橋処
理を行う場合には工程が煩雑になる。
や糞尿処理袋等のペット関連用途においても、尿等の液
状物の滲みだし防止性能は望まれるところであり、この
点についても上記の〜では充分に検討されておら
ず、本発明者の検討によれば、特に、において滲み
だし防止性能が不充分であることが判明した。
かる事情に鑑みて、水溶解性を維持しながら溶融成形が
可能なPVAの耐水性及び滲みだし防止性を向上させる
ために鋭意研究した結果、溶融成形可能な変性PVA
(A)、不飽和カルボン酸又はその無水物で変性された
ポリオレフィン系樹脂(B)及びポリアミド系樹脂
(C)を含有してなる溶融成形物は、その使用時には実
用的に充分な耐水性を有し、また、その使用後の廃棄時
には水中で各成分に崩壊してしまって、実質上、水に溶
解したと同様の挙動を示して上記の目的に合致すること
を見いだして本発明を完成するに至った。
変性PVA(A)として、オキシアルキレン基含有PV
A(A1)またはα−オレフィン変性PVA(A2)を用い
ることにより、本発明の作用効果を顕著に得ることが可
能となる。
明する。本発明の溶融成形可能な変性PVA(A)とし
ては、溶融成形が可能な変性PVAであれば特に限定さ
れないが、水溶性にも優れることが好ましく、この点で
はオキシアルキレン基含有PVA(A1)またはα−オレ
フィン変性PVA(A2)が好適に用いられる。
1)は、下記一般式(1)で示されるオキシアルキレン
基を含有するPVAで、より具体的には該一般式(1)
で示されるオキシアルキレン基を含有する不飽和単量体
とビニルエステル系化合物との共重合体をケン化するこ
とによって得られる。
(特にメチル基又はエチル基)、R3は水素又はアルキ
ル基又はアルキルアミド基、nは正の整数〕
としては次のようなものが例示されるが、本発明ではこ
れらのみに限定されるものではない。 [(メタ)アクリル酸エステル型]
は水素又はメチル基、R1,R2はそれぞれ水素又はアル
キル基、R3は水素又はアルキル基又はアルキルアミド
基、Aはアルキレン基、置換アルキレン基、フェニレン
基、置換フェニレン基のいずれか、mは0又は1以上の
整数、nは1〜100の整数)もので、具体的にはポリ
オキシエチレン(メタ)アクリレート、ポリオキシプロ
ピレン(メタ)アクリレート等が挙げられる。 [(メタ)アクリル酸アミド型]
は水素又はアルキル基又は下記一般式(4)で示される
もの、A,R,R1,R2,R3,m,nは前記と同様)
もので、具体的にはポリオキシエチレン(メタ)アクリ
ル酸アミド、ポリオキシプロピレン(メタ)アクリル酸
アミド、ポリオキシエチレン(1−(メタ)アクリルア
ミド−1,1−ジメチルプロピル)エステル等が挙げら
れる。
整数を示す〕 [(メタ)アリルアルコール型]
R2,R3,nは前記と同様)もので、具体的にはポリオ
キシエチレン(メタ)アリルエーテル、ポリオキシプロ
ピレン(メタ)アリルエーテル等が挙げられる。 [ビニルエーテル型]
R2,m,nは前記と同様)もので、具体的にはポリオ
キシエチレンビニルエーテル、ポリオキシプロピレンビ
ニルエーテル等が挙げられる。上記のオキシアルキレン
基を有する不飽和単量体の中で(メタ)アルコール型の
ものが好適に使用される。
ポリオキシプロピレンアリルアミン等のポリオキシアル
キレンアリルアミン、ポリオキシエチレンビニルアミ
ン、ポリオキシプロピレンビニルアミン等のポリオキシ
アルキレンビニルアミン等を用いることも可能である。
単量体と共重合されるビニルエステル系化合物として
は、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、トリフルオロ酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、カプリン酸ビニ
ル、ラウリル酸ビニル、バーサティック酸ビニル、パル
ミチン酸ビニル、ステアリン酸ビニル等が単独又は併用
で用いられるが実用上は酢酸ビニルが好適である。
限はなく公知の重合方法が任意に用いられるが、普通メ
タノール、エタノールあるいはイソプロピルアルコール
等のアルコールを溶媒とする溶液重合が実施される。勿
論、乳化重合、懸濁重合も可能である。かかる溶液重合
において単量体の仕込み方法としては、まずビニルエス
テル系化合物の全量と前記のオキシアルキレン基を有す
る不飽和単量体の一部を仕込み、重合を開始し、残りの
不飽和単量体を重合期間中に連続的に又は分割的に添加
する方法、前者を一括仕込みする方法等任意の手段を用
いて良い。共重合反応は、アゾビスイソブチロニトリ
ル、過酸化アセチル、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロ
イルなどの公知のラジカル重合触媒や公知の各種低温活
性触媒を用いて行われる。又反応温度は35℃〜沸点程
度の範囲から選択される。
のであるが、かかるケン化に当たっては、アルカリケン
化又は酸ケン化のいずれも採用できるが、工業的には該
共重合体をアルコールに溶解してアルカリ触媒の存在下
に行なわれる。該アルコールとしてはメタノール、エタ
ノール、ブタノール等が挙げられる。アルコール中の共
重合体の濃度は20〜50重量%の範囲から選ばれる。
また、必要に応じて、0.3〜10重量%程度の水を加
えても良く、更には、ケン化時の溶媒の誘電率制御の目
的で酢酸メチル等の各種エステル類やベンゼン、ヘキサ
ン、DMSO等の各種溶剤類を添加しても良い。
酸化カリウム、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチ
ラート、カリウムメチラート等のアルカリ金属の水酸化
物やアルコラートの如きアルカリ触媒を具体的に挙げる
ことができ、かかる触媒の使用量はビニルエステル系化
合物に対して1〜100ミリモル当量にすることが好ま
しい。
(A1)が得られるわけであるが、本発明においては、オ
キシアルキレン基の含有量を0.1〜20モル%とする
ことが好ましく、かかる含有量が0.1モル%未満では
融点降下の割合が低く、溶融成形性が低下し、また、水
溶性も低下し、逆に20モル%を越えると該PVAの製
造そのものが困難で、また、耐水性が著しく低下して好
ましくない。尚、かかる含有量のさらに好ましい下限は
0.5モル%で特には1モル%であり、さらに好ましい
上限は15モル%で特には10モル%で殊には3モル%
である。
成分の)ケン化度は特に限定されないが、74.0モル
%以上が好ましく、かかるケン化度が74.0モル%未
満では溶融成形物に著しい酢酸臭が発生し、ロングラン
成形性が低下すると共に耐水性も低下して好ましくな
い。なお、かかるケン化度の更に好ましい下限は90.
0モル%で特には98.5モル%である。
ーレート(MFR:210℃、荷重2160gでの測定
値)も特に制限はないが、0.5〜35g/10分とす
ることが好ましく、かかるメルトフローレートが0.5
g/10分未満では溶融成形時にトルクオーバーになり
やすく、成形性が悪く、逆に35g/10分を越えると
溶融粘度が低くなりすぎてフィルム等の成形物の時には
ネックインが発生しやすく、かかるネックインを押さえ
るためにはラインスピードを下げる必要がありその結果
生産性が低下して好ましくない。なお、かかるメルトフ
ローレートのさらに好ましい下限は3g/10分で特に
は8g/10分であり、さらに好ましい上限は20g/
10分で特には15g/10分である。次に、α−オレ
フィン変性PVA(A2)について説明する。
上記のオキシアルキレン変性の場合と同様に、エチレ
ン、プロピレン、ブテン、ヘキセン、オクテン、デセン
等の炭素数が2〜30のα−オレフィンをビニルエステ
ル系化合物と共重合させた後にケン化することによりP
VAにα−オレフィンを導入することが可能であり、好
適にはエチレンが導入される。
は、1〜24モル%が好ましく、かかる量が1モル%未
満では溶融成形性が低下し、逆に24モル%を越えると
水崩壊性が低下して好ましくない。
ビニル成分の)ケン化度は特に限定されないが、90モ
ル%以上が好ましく、かかるケン化度が90モル%未満
では溶融成形物に著しい酢酸臭が発生し、また、耐水性
も低下して好ましくない。
ーレート(MFR:210℃、荷重2160gでの測定
値)は、上記のPVA(A1)と同じ理由で、同じ範囲が
好ましい。
その無水物で変性されたポリオレフィン系樹脂(B)と
は、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度
ポリエチレン(LDPE)、超低密度ポリエチレン(V
LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度
ポリエチレン(HDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重
合体(EVA)、アイオノマー、エチレン−プロピレン
(ブロックまたはランダム)共重合体、エチレン−アク
リル酸エステル共重合体、ポリプロピレン、プロピレン
−α−オレフィン(炭素数4〜20のα−オレフィン)
共重合体、ポリブテン、ポリペンテン等のオレフィンの
単独又は共重合体等のポリオレフィン系樹脂を不飽和カ
ルボン酸又はその無水物で変性したもので、具体的には
不飽和カルボン酸又はその無水物をポリオレフィン系樹
脂に付加反応やグラフト反応等により化学的に結合させ
て得られるカルボキシル基を含有する変性ポリオレフィ
ン系樹脂を挙げることができ、具体的には、無水マレイ
ン酸グラフト変性ポリエチレン、無水マレイン酸グラフ
ト変性ポリプロピレン、無水マレイン酸グラフト変性エ
チレン−プロピレン(ブロックまたはランダム)共重合
体、無水マレイン酸グラフト変性エチレン−エチルアク
リレート共重合体、無水マレイン酸グラフト変性エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体等から選ばれた1種または2種
以上の混合物が好適なものとして挙げられ、特に無水マ
レイン酸グラフト変性エチレン−酢酸ビニル共重合体、
無水マレイン酸グラフト変性ポリエチレン、無水マレイ
ン酸グラフト変性α−オレフィンが好ましい。
物で変性されたポリオレフィン系樹脂(B)に含有され
る不飽和カルボン酸又はその無水物の量は、0.002
〜5重量%(さらには0.1〜3重量%)が好ましく、
かかる量が0.002重量%未満ではポリオレフィン系
樹脂(B)との相溶性が低下し、逆に5重量%を越える
と増粘が起こってフィルム等の成形時の安定性が悪くな
って好ましくない。
変性されたポリオレフィン系樹脂(B)のメルトフロー
レート(MFR:210℃、荷重2160gでの測定
値)も特に制限はないが、0.1〜100g/10分と
することが好ましく、かかるメルトフローレートが0.
1g/10分未満では溶融成形時にトルクオーバーにな
ったり、変性PVA(A)との相溶性が低下し、逆に1
00g/10分を越える場合も変性PVA(A)との相
溶性が低下したり、耐水性が低下して好ましくない。な
お、かかるメルトフローレートのさらに好ましい下限は
0.5g/10分で特には5g/10分であり、さらに
好ましい上限は25g/10分で特には15g/10分
である。
(C)としては、特に限定されず、種々のものを使用す
ることができる。かかるポリアミド系樹脂(C)として
は、ポリカプラミド(ナイロン6)、ポリ−ω−アミノ
ヘプタン酸(ナイロン7)、ポリ−ω−アミノノナン酸
(ナイロン9)、ポリウンデカンアミド(ナイロン1
1)、ポリラウリルラクタム(ナイロン12)、ポリエ
チレンジアミンアジパミド(ナイロン26)、ポリテト
ラメチレンアジパミド(ナイロン46)、ポリヘキサメ
チレンアジパミド(ナイロン66)、ポリヘキサメチレ
ンセバカミド(ナイロン610)、ポリヘキサメチレン
ドデカミド(ナイロン612)、ポリオクタメチレンア
ジパミド(ナイロン86)、ポリデカメチレンアジパミ
ド(ナイロン108)、カプロラクタム/ラウリルラク
タム共重合体(ナイロン6/12)、カプロラクタム/
ω−アミノノナン酸共重合体(ナイロン6/9)、カプ
ロラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート
共重合体(ナイロン6/66)、ラウリルラクタム/ヘ
キサメチレンジアンモニウムアジペート共重合体(ナイ
ロン12/66)、エチレンジアミンアジパミド/ヘキ
サメチレンジアンモニウムアジペート共重合体(ナイロ
ン26/66)、カプロラクタム/ヘキサメチレンジア
ンモニウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウム
セバケート共重合体(ナイロン66/610)、エチレ
ンアンモニウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニ
ウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムセバケ
ート共重合体(ナイロン6/66/610)、ポリヘキ
サメチレンイソフタルアミド、ポリヘキサメチレンテレ
フタルアミド、ヘキサメチレンイソフタルアミド/テレ
フタルアミド共重合体あるいはこれらのポリアミド系樹
脂をメチレンベンジルアミン、メタキシレンジアミン等
の芳香族アミンで変性したものやメタキシリレンジアン
モニウムアジペート等が挙げられ、これらの1種または
2種以上のブレンド物が用いられ、これらの中でも、ナ
イロン6、ナイロン6/66が好適に用いられる。
〜(C)を含有してなるもので、かかる(A)〜(C)
の含有割合については、特に制限はないが、溶融成形可
能な変性ポリビニルアルコール系樹脂(A)と、不飽和
カルボン酸又はその無水物で変性されたポリオレフィン
系樹脂(B)及びポリアミド系樹脂(C)の合計量の合
計量(B+C)の含有割合[(A)/(B+C)]は9
9.8/0.2〜50/50(さらには99/1〜60
/40)(重量比)であることが好ましく、かかる含有
割合が99.8/0.2を越えるときは耐水性が不充分
となり、逆に50/50未満では水崩壊性が低下して好
ましくない。
変性されたポリオレフィン系樹脂(B)とポリアミド系
樹脂(C)の含有割合(B/C)は99.9/0.1〜
50/50(さらには99/1〜80/20)(重量
比)であることが好ましく、かかる含有割合が99.9
/0.1を越えるときは変性PVA(A)との相溶性の
改善効果に乏しく、逆に50/50未満ではフィルム等
に溶融成形するとフィッシュアイやゲルが発生する場合
があり好ましくない。
上記の(A)〜(C)の組成物を溶融成形すればよく、
かかる溶融成形について説明する。
(C)を一括して溶融混合して溶融成形したり、あるい
は2種を予め溶融混合後に他の1種を溶融混合して溶融
成形したりする方法等を挙げることができるが、相溶性
の向上を考慮すれば、(B)と(C)を予め溶融混合後
に(A)を溶融混合して溶融成形する方法が好ましく、
かかる方法についてさらに説明するがこれに限定される
ものではない。
は、単軸押出機、二軸押出機等の溶融混練装置を用いる
ことができ、溶融温度は、180〜250℃程度の範囲
から選択することができ、かかる方法で得られた(B+
C)のペレットを用いて、以下の方法で(A)と混合し
て溶融成形すればよい。ア)(B+C)のペレットと
(A)をドライブレンドした後溶融混合して溶融成形す
る方法、イ)上記の如き溶融混練装置の主フィードに
(A)を供給しながら(B+C)のペレットをサイドフ
ィードから供給して溶融混合して溶融成形する方法、
ウ)(A)をペレット化した後に該ペレットと(B+
C)のペレットをドライブレンドしてその後溶融混合し
て溶融成形する方法、エ)(A)をペレット化した後に
該ペレットを上記の如き溶融混練装置の主フィードに供
給しながら(B+C)のペレットをサイドフィードから
供給して溶融混合して溶融成形する方法等を挙げること
ができる。
組成物を溶融混合してそのまま溶融成形する方法を説明
したが、該組成物を一旦ペレット等に成形した後、該ペ
レットを溶融成形装置に供給して目的とする溶融成形物
を得ることも可能である。ただし、組成物に対する熱履
歴が懸念されるときは、前者の方法が好ましい。
する溶融成形物が得られるのであるが、本発明において
は、さらに、未変性のポリオレフィン系樹脂(D)を含
有させることも耐水性の向上の点で好ましく、その含有
割合は特に限定されないが、未変性のポリオレフィン系
樹脂(D)と、不飽和カルボン酸又はその無水物で変性
されたポリオレフィン系樹脂(B)及びポリアミド系樹
脂(C)の合計量(B+C)の含有割合[(D)/(B
+C)]を95/5〜5/95(さらには90/10/
〜10/90、特には70/30〜30/70)(重量
比)とすることが好ましく、かかる含有割合が95/5
を越えるときはポリオレフィン系樹脂(D)の相溶性が
低下し、逆に5/95未満では耐水性の向上効果が充分
でないことがあり好ましくない。なお、かかるポリオレ
フィン系樹脂(D)としては、(B)に用いられるポリ
オレフィン種と同様のもの[(B)の未変性ポリオレフ
ィン系樹脂]を用いることが好ましい。また、未変性ポ
リオレフィン系樹脂(D)の混合方法としては特に限定
されないが、その添加効果を充分に発揮させるために
は、ペレット化された(A)とペレット化された(B+
C)と共にドライブレンドした後、溶融混合する方法が
好ましい。
るブレンド物が得られるのであるが、かかるブレンド物
には、必要に応じて、飽和脂肪族アミド(例えば、ステ
アリン酸アミド等)、不飽和脂肪酸アミド(例えば、オ
レイン酸アミド等)、ビス脂肪酸アミド(例えば、エチ
レンビスステアリン酸アミド等)、上記以外の脂肪酸金
属塩(例えば、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
マグネシウム、ステアリン酸亜鉛等)、低分子量ポリオ
レフィン(例えば、分子量500〜10,000程度の
低分子量ポリエチレン、又は低分子量ポリプロピレン
等)などの滑剤、無機塩(例えば、後述のハイドロタル
サイト類等)、可塑剤(例えば、エチレングリコール、
グリセリン、ヘキサンジオール等の脂肪族多価アルコー
ルなど)、酸素吸収剤(例えば、還元鉄粉類、亜硫酸カ
リウム等の無機系酸素吸収剤や、アスコルビン酸、ハイ
ドロキノン、没食子酸等の有機化合物系酸素吸収剤や、
高分子系酸素吸収剤など)、熱安定剤、光安定剤、酸化
防止剤(例えば、チバスペシャルティケミカルズ社製
「IRGANOX1098」など)、紫外線吸収剤、着
色剤、帯電防止剤、界面活性剤、抗菌剤、消臭剤(例え
ば、活性炭等)、アンチブロッキング剤(例えば、タル
ク微粒子など)、スリップ剤(例えば、無定形シリカ微
粒子など)、充填材(例えば、無機フィラーなど)等を
配合しても良い。
ド物を溶融成形することにより得られるもので、その形
状としては、フィルムやシート状、テープ状、ボトル
状、パイプ状、フィラメント状、さらには異型断面形状
等を挙げることができるが、本発明の作用効果をより顕
著に得るには、フィルムやシート状、あるいはボトル状
等の中空容器の溶融成形物が好ましく、かかる溶融成形
物について、さらに説明するが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
を溶融押出成形して得ることができるが、該ブレンド物
を他の基材に溶融押出コート(コーティング)すること
も可能で、かかる基材としては、紙、水解紙、金属箔、
無延伸、一軸又は二軸延伸プラスチックフィルム又はシ
ート及びその無機物蒸着体、織布、不織布、金属綿状、
木質等を挙げることができる。
にした溶融成形物を接着剤を介して上記基材と積層する
ことも可能であるが、該溶融成形物や基材の水溶性を考
慮した水溶性の接着剤を選択することも好ましい。
融成形物を延伸することも可能で、かかる延伸方法とし
ては、ロール延伸法、テンター延伸法、チューブラー延
伸法、延伸ブロー法等の他、深絞成形、真空圧空成形等
のうち延伸倍率の高いものも採用できる。二軸延伸の場
合は同時二軸延伸方式、逐次二軸延伸方式のいずれの方
式も採用できる。延伸温度は60〜170℃、好ましく
は80〜160℃程度の範囲から選ばれる。
とも可能で、かかる熱固定は周知の手段で実施可能であ
り、上記延伸フィルムを緊張状態を保ちながら80〜1
70℃、好ましくは100〜160℃で2〜600秒間
程度熱処理を行ってもよい。
ロー成形機を用いて成形することができ、具体的には、
押出機から押出されたチューブ状のパリソンをブロー金
型に挟み、チューブの内側から空気を吹き込んでパリソ
ンを膨らませて金型内に密着させて中空容器を製造する
ことができる。このときのパリソンの加熱温度は180
〜250℃の範囲から、ブロー時の金型温度は50〜1
00℃の範囲からそれぞれ選択することができる。
であるが、かかる成形物、特にフィルム或いはシート状
の成形物は、洗剤や農薬等の固体薬剤の包装用途、糞尿
処理袋等のペット関連用途、使い捨ておむつや水に廃棄
可能なサニタリー用品等に使用することができる。
途に用いるにあたっては、フィルムまたはシート状に成
形した本発明の溶融成形物で該薬剤を密封包装すれば良
く、例えば、予め該フィルムを袋状にしておいてから、
薬剤を包装する方法、該フィルムで直接薬剤を包装する
方法等任意の方法を採用することができ、これらの方法
により一定量薬剤が包装された、いわゆるユニット包装
が完成するのである。
は、特に制限はなく、水に溶解又は分散させて用いる薬
剤で有れば良く、また、アルカリ性、中性、酸性のいず
れで有っても良く、具体的には、粉末石鹸、合成洗剤、
農薬、殺菌剤、消臭剤、殺虫剤等を挙げることができ、
好適には洗剤や農薬が用いられ、また、供される薬剤の
形状も顆粒、錠剤、粉体、粉末等いずれの形状でも良
く、短い時間であれば、液状でも差し支えない。
に説明する。尚、実施例中、「部」、「%」とあるの
は、特にことわりのない限り重量基準を示す。
(MFR:210℃、荷重2160gでの測定値)5g
/10分、の無水マレイン酸変性ポリエチレン(B)
9.9部及びナイロン6/66(C)0.1部を二軸押
出機にて220℃で溶融混合して、溶融混合物(B+
C)を得た後、オキシエチレン基(平均鎖長n=8)含
有量3モル%、ケン化度98.5モル%、メルトフロー
レート(MFR:210℃、荷重2160gでの測定
値)12g/10分のPVA(A1)90部とかかる溶融
混合物(B+C)10部を二軸押出機にて溶融混合し
て、下記の条件でT−ダイより吐出させて厚さ30μm
のフィルムを得た。
行った。 (耐水性)30℃、60%RHの雰囲気中で、上記のフ
ィルム(15cm×15cm)をシャーレ(直径10c
m、深さ2.5cm)の上に被せて水平に保持し、その
フィルムの中央部に水滴(0.3cc)をのせて、該水
滴がシャーレ内に落下するまでの時間を測定して、下記
のように評価した。 ◎・・・60分以上 ○・・・30〜60分未満 △・・・5〜30分未満 ×・・・5分未満
た上に上記のフィルムを置いて、その上に1mlの精製
水を含ませた脱脂綿(自重約0.5g)を置き、さらに
0.1mm厚みのPETフィルムを置いて、その上に1
kgのおもりを置いて約143g/cm2の圧力が加わ
るようにして、20分間放置後の濾紙の重量変化(吸水
による重量の増加分)を調べて、下記のように評価し
た。 ◎・・・重量変化(増加)が3%未満 ○・・・ 〃 が3〜5%未満 △・・・ 〃 が5〜15%未満 ×・・・ 〃 が15%以上
2リットル入れて、その中に上記のフィルムを(5cm
×3cm)を浸漬させ、スターラーで100rpmの攪
拌を行って、25℃で8時間放置後のフィルムの状況を
目視観察して、下記のように評価した。 ◎・・・完全に崩壊して溶解状態と変わらない ○・・・小さな浮遊物が認められる △・・・繊維状の浮遊物が認められる ×・・・まだ、フィルムの断片が認められる
均鎖長n=15)含有量2.0重量%、ケン化度99.
0モル%、メルトフローレート(MFR)9g/10分
のPVAを用いた以外は同様に行ってフィルムを得て、
同様に評価を行った。
0.2%、メルトフローレート(MFR)15g/10
分の無水マレイン酸変性エチレン−酢酸ビニル共重合体
を用いた以外は同様に行ってフィルムを得て、同様に評
価を行った。
%、エチレン含有量5.2モル%のα−オレフィン変性
PVAを用いた以外は同様に行ってフィルムを得て、同
様に評価を行った。
つ(A)/(B)/(C)の含有割合を80/16/4
(重量比)とした以外は同様に行ってフィルムを得て、
同様に評価を行った。
(A)60部と(B+C)40部とした以外は同様に行
ってフィルムを得て、同様に評価を行った。
(A)70部と(B+C)10部とし、さらに未変性ポ
リオレフィン(低密度ポリエチレン、三菱化学社製『ノ
バテックLD LF542H』)(D)20部をドライ
ブレンドした後に二軸押出機で溶融混合した以外は同様
に行ってフィルムを得て、同様に評価を行った。
化度99.3モル%、平均重合度550)を用いた以外
は同様に行ってフィルムを得て、同様に評価を行った。
行ってフィルムを得て、同様に評価を行った。
行ってフィルムを得て、同様に評価を行った。
す。
Aと不飽和カルボン酸変性ポリオレフィン系樹脂及びポ
リアミド系樹脂を含有しているため、少量の水と接触し
てもその形状を保持して適度の耐水性を有しながら、か
つ充分な水崩壊性を示し、さらには滲みだし防止性能に
も優れ、かかる溶融成形物、特にフィルム或いはシート
状の成形物は、洗剤や農薬等の薬剤の包装用途、使い捨
ておむつや水に廃棄可能なサニタリー用品等に有用で、
また、水中で除放性が要求される薬剤や飼料、菌体等を
内部に入れた除放性容器成形物等に利用することがで
き、少量の水分(尿等)により硬化するペットの糞尿処
理用品や成人用のおむつパッド、医療用コンポストバッ
グ等にも用いることができる。
Claims (8)
- 【請求項1】 溶融成形可能な変性ポリビニルアルコー
ル系樹脂(A)、不飽和カルボン酸又はその無水物で変
性されたポリオレフィン系樹脂(B)及びポリアミド系
樹脂(C)を含有してなることを特徴とする溶融成形
物。 - 【請求項2】 溶融成形可能な変性ポリビニルアルコー
ル系樹脂(A)がオキシアルキレン基含有ポリビニルア
ルコール系樹脂(A1)またはα−オレフィン変性ポリビ
ニルアルコール系樹脂(A2)であることを特徴とする請
求項1記載の溶融成形物。 - 【請求項3】 不飽和カルボン酸又はその無水物で変性
されたポリオレフィン系樹脂(B)のメルトフローレー
ト(MFR:210℃、荷重2160gでの測定値)が
0.1〜100g/10分であることを特徴とする請求
項1または2記載の溶融成形物。 - 【請求項4】 溶融成形可能な変性ポリビニルアルコー
ル系樹脂(A)と、不飽和カルボン酸又はその無水物で
変性されたポリオレフィン系樹脂(B)及びポリアミド
系樹脂(C)の合計量(B+C)の含有割合[(A)/
(B+C)]が99.8/0.2〜50/50(重量
比)であることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載
の溶融成形物。 - 【請求項5】 不飽和カルボン酸又はその無水物で変性
されたポリオレフィン系樹脂(B)とポリアミド系樹脂
(C)の含有割合(B/C)が95/5〜50/50
(重量比)であることを特徴とする請求項1〜4いずれ
か記載の溶融成形物。 - 【請求項6】 溶融成形可能な変性ポリビニルアルコー
ル系樹脂(A)、不飽和カルボン酸又はその無水物で変
性されたポリオレフィン系樹脂(B)及びポリアミド系
樹脂(C)を含有してなるブレンド物を溶融押出により
フィルムまたはシート状に成形してなることを特徴とす
る請求項1〜5いずれか記載の溶融成形物。 - 【請求項7】 さらに、未変性のポリオレフィン系樹脂
(D)を含有してなることを特徴とする請求項1〜6い
ずれか記載の溶融成形物。 - 【請求項8】 未変性のポリオレフィン系樹脂(D)
と、不飽和カルボン酸又はその無水物で変性されたポリ
オレフィン系樹脂(B)及びポリアミド系樹脂(C)の
合計量(B+C)の含有割合[(D)/(B+C)]が
90/10〜10/90(重量比)であることを特徴と
する請求項7記載の溶融成形物。
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