JP2003094698A - 感熱性粘着材料層を裏面に有する感熱記録材料の感熱活性化装置 - Google Patents

感熱性粘着材料層を裏面に有する感熱記録材料の感熱活性化装置

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JP2003094698A
JP2003094698A JP2001290457A JP2001290457A JP2003094698A JP 2003094698 A JP2003094698 A JP 2003094698A JP 2001290457 A JP2001290457 A JP 2001290457A JP 2001290457 A JP2001290457 A JP 2001290457A JP 2003094698 A JP2003094698 A JP 2003094698A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 裏面に感熱粘着活性化層を有する感熱記録材
料を取り扱うのに適した感熱印字及び活性化装置を提供
すること。 【解決手段】 支持体の一方の面に感熱記録層が設けら
れ、もう一方の面に加熱により粘着性を生じる感熱性粘
着剤層が設けられた感熱記録材料の感熱記録層面に接
し、感熱記録層面を加熱する第1の発熱部と、感熱性粘
着層面に接し、感熱性粘着層面を加熱する第2の発熱部
とからなり、該第2の発熱部はセラミック板上に抵抗体
を設け、この抵抗体の表面に保護膜を設けたものであ
り、第1の発熱部を加熱させているときは第2の発熱部
を加熱させず、第2の発熱部を加熱させているときは第
1の発熱部を加熱させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱性粘着剤層を
施した感熱記録材料を用いた感熱印字記録と熱活性方法
における省電力プリンターに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録用ラベル、特に、感熱記録用
ラベルはPOS分野などを含む広い分野で使用されてお
り、これらの記録用ラベルは、記録面の裏面側に感圧粘
着剤層を設け、この感圧粘着剤層を介して剥離紙に貼り
付けて保管する方式のものが多い。このような感熱記録
用ラベルは使い勝手がよく、非常に有用である。しか
し、使用後に剥離紙がゴミとなって残ること、剥離紙を
必要とするために全体の製造コストが高くなること等の
欠点がある。
【0003】そこで、剥離紙を不要とした記録用ラベル
としては、粘着剤をマイクロカプセル化したもの、記録
面側に粘着剤に対する剥離剤層を設けたものなどが、実
開昭59−43979号公報、実開昭59−46265
号公報、特開昭60−54842号公報等に記載されて
いる。しかしこれらは、粘着力が弱いことや、剥離剤層
の上からは印刷ができない等の不具合がある。
【0004】剥離紙を不要とした他の方式の記録用ラベ
ルとしては、感熱性粘着剤層を用いたものが特開昭63
−303387号公報、実公平5−11573号公報等
に記載されている。これらの感熱性粘着剤層を用いた記
録用ラベルの場合、感熱性粘着剤層を熱活性化する必要
があり、その熱活性化の方法としては、実公平5−11
573号公報に熱風や赤外線を用いる方法が記載され、
特開平5−127598号公報には電熱ヒータや誘電コ
イルを用いる方法が記載され、特開平6−8977号公
報にはマイクロ波を使用する方法が記載され、特開平7
−121108号公報にはキセノンフラッシュを用いる
方法が記載され、特開平7−164750号公報にはハ
ロゲンランプを用いる方法が記載されている。
【0005】また、加熱手段又は加熱遮断で加熱された
伝熱媒体を感熱性粘着剤層に接触させて熱活性化する方
法も知られている。例えば、特開昭57−37534号
公報には加熱手段である熱ヒータで加熱された伝熱媒体
であるベルトを感熱性粘着剤層に接触させる方法が記載
され、特開昭60−45132号公報には加熱手段であ
る加熱ドラムを接触させる方法が記載され、特開平6−
263128号公報には加熱手段である熱ロールを接触
させる方法が記載されている。
【0006】電熱ヒータやハロゲンランプを用いて感熱
性粘着剤層を熱活性化する場合には、熱を効率良く感熱
性粘着剤層に与えることが困難であり、過熱状態に陥る
ことに対する安全性が低くなり、また、熱エネルギーが
有効に使われないことによりエネルギーコストが高くな
る。安全性、コストを考慮して加熱部分をカバーで覆う
ことも考えられるが、その場合には装置全体のコンパク
ト性が損なわれる。
【0007】加熱ドラムや熱ロール等の加熱手段、及
び、加熱手段で加熱されたベルトなどの伝熱媒体を感熱
性粘着剤層に接触させて熱活性化する場合には、熱活性
化の迅速化を図るために加熱手段に熱を加えた状態で待
機しなければならず、安全性の点で問題がある。また、
熱活性化時に感熱性粘着剤層が加熱手段や伝熱媒体に転
移したり、このような転移が原因となって記録用ラベル
が加熱手段に巻き付いたりすることがある。
【0008】記録用ラベルが感熱発色層を有する場合に
は、上記の熱活性化方法では、熱活性化時の熱の影響で
感熱発色層が発色しやすくなるために、感熱発色層の耐
熱性を向上させなければならず、熱感度の点で不利とな
る。
【0009】なお、特開平7−258613号公報に
は、加熱手段を記録用ラベルの基材側から押し当てて感
熱性粘着剤層を活性化する方法が記載されている。この
ようにすれば、感熱性粘着剤層の加熱手段への転移や、
記録用ラベルの加熱手段への巻き付きは防止できる。し
かし、感熱性粘着剤層の熱活性化に使用されずに無駄に
なる熱エネルギーが増え、及び、感熱性粘着剤層の熱活
性化が素早く行なわれないため、熱活性化の作業、及
び、感熱性粘着剤層を熱活性化させて行なう記録用ラベ
ルの貼付け作業の作業能率が低くなる。
【0010】このような、プリンターに対する安全性、
省電力化、装置のコンパクト化が望まれ、特開平11−
79152号公報、特開平11−65451号公報、特
開平10−35126号公報、特開平11−15714
1号公報、特開平11−311945号公報、特開20
01−303036号公報、特開2001−48139
号公報等には、熱活性化方法としてサーマルヘッドを用
いた活性化手段が記載されている。活性化方式としてサ
ーマルヘッドを用いることで熱活性化時のエネルギー消
費量が少なく、安全性や装置のコンパクト化も従来より
改善されてきている。しかし、近年の表面のオンデマン
ド情報に伴う感熱記録方式を組み合わせた、感熱記録層
と感熱粘着層の両方を備える感熱記録材料が普及してき
ており、このような記録材料に対しては、表面の感熱印
字と裏面の活性粘着化の双方の活性を可能にしたサーマ
ルヘッドを持つプリンターが必要となってくる。このよ
うな2ヘッドタイププリンターに関しては、両方に電力
の供給が必要となり、エネルギー供給源の増大化から影
響するプリンター装置の大型化が伴ってしまい、ユーザ
ーの立場に立ったとき、かならずしもエネルギーの省電
力化、装置のコンパクト化が充分に満足されたレベルで
はないのが現状である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、裏面に感熱
粘着活性化層を有する感熱記録材料を取り扱うのに適し
た感熱印字及び活性化装置を提供することにある。この
装置は、特に感熱性ラベルの処理に好適に用いられる。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、支持体の一方の面に感熱記録層が設けられ、もう一
方の面に加熱により粘着性を生じる感熱性粘着剤層が設
けられた感熱記録材料の感熱記録層面に接し、感熱記録
層面を加熱する第1の発熱部と、第1の発熱部に対向配
置されて前記感熱記録材料を圧接して搬送する第1のプ
ラテンローラと、感熱性粘着層面に接し、感熱性粘着層
面を加熱する第2の発熱部と、第2の発熱部に対向配置
されて前記感熱記録材料を圧接して搬送する第2のプラ
テンローラからなり、該第2の発熱部はセラミック基板
上に抵抗体を設け、この抵抗体の表面に保護膜を設けた
ものであり、且つ該感熱記録材料を連続的に移動させな
がら搬送させて記録および活性化を行なう感熱活性化装
置であって、第1の発熱部を加熱させているときは第2
の発熱部を加熱させず、第2の発熱部を加熱させている
ときは第1の発熱部を加熱させないことを特徴とする感
熱記録材料の印字および活性化装置である。
【0013】一般的に各発熱部は供給電源から並列に接
続されており、発熱部トータルにかかる消費電力は次の
式で表わされる。
【0014】
【数2】P=E^2/R*n (P=消費電力、E=電圧、R=発熱部の抵抗値、n=
抵抗体数 )
【0015】使用する抵抗体の数が増えるほど消費電力
は増加する。一般のサーマルプリンターに対して、感熱
印字と熱活性のために単純に抵抗体数は倍となり、更に
は熱活性の場合、全ベタで粘着化をする使用用途が圧倒
的に多く、そのためには全抵抗体を一気に使用しなけれ
ばならない。このような課題に対して、本発明の印字お
よび活性化方法は、感熱印字と熱活性を同時に加熱させ
ないことで、電力を一気に消費されることをなくし、電
源容量をおさえることが可能で、且つ電源ユニットおよ
びプリンターのコンパクト化が図れるのである。
【0016】このような加熱手段としては、サーマルヘ
ッド又は薄膜ヒータが特に好ましい。本発明の薄膜ヒー
タは、セラミック基板上に帯状の厚膜発熱抵抗体を設
け、この抵抗体の表面には摩耗や酸化を防ぐための結晶
化ガラスによる保護膜を設けたものである。また、熱応
答性を良くするために、発熱抵抗体の下に結晶化ガラス
によるグレーズ層を設けることもできる。また、本発明
の加熱手段は、熱活性化の効率を良くするために、予め
安全な温度(好ましくは40℃以下)で予熱して待機さ
せてもよい。
【0017】また、請求項2又は3に記載の本発明は、
請求項1記載の本発明の感熱性粘着ラベルの熱活性化装
置であって、加熱手段としてサーマルヘッド又は薄膜ヒ
ータを用いたものである。従って、熱活性化の条件が常
に一定となるようにコントロールすることが容易とな
り、また、必要に応じて部分的な熱活性化も容易とな
る。上記に述べた第1の発熱部と第2の発熱部の別々の
印加によりユーザーニーズにマッチした感熱性粘着層と
感熱記録層を併せ持つ感熱記録材料と、それを印字およ
び活性化可能なプリンターのコンパクト化を提供できる
が、さらにその印加方法を効率的且つスムーズに行なえ
る種々の方法も見い出した。
【0018】また、請求項4に記載の本発明は、感熱記
録材料を所定の大きさに切断することができるカッター
が第1の発熱部の進行方向の前に具備され、第1の発熱
部で感熱記録材料の印字を行なった後、該カッターによ
り所定の大きさのラベルに切断され、切断されたラベル
が第2の発熱部で粘着活性化されている間は、次の感熱
記録材料は第1の発熱部前で待機していることを特徴と
する感熱記録材料の印字および活性化装置である。
【0019】また、請求項5に記載の本発明は、感熱記
録材料を所定の大きさに切断することができるカッター
が第1の発熱部の進行方向の前に具備され、カッターに
より所定ラベルの大きさに切断された後、第1の発熱部
で感熱記録材料の印字を行ない、印字されたラベルが第
2の発熱部で粘着活性化されている間は、次の感熱記録
材料は第1の発熱部前で待機していることを特徴とする
感熱記録材料の印字および活性化装置である。この場
合、第1発熱部前での待機状態として、切断されたラベ
ル状態で待機しているか、あるいは切断されないで連続
紙の状態で待機しているか、についてはどちらでも良い
が、連続的なスムーズなラベル発行を考えると切断され
たラベル状態での待機が望ましいと言える。
【0020】また、請求項6に記載の本発明は、感熱記
録材料を所定の大きさに切断することができるカッター
が第1の発熱部と第2の発熱部の間に具備され、第1の
発熱部で感熱記録材料の印字を行なった後、該カッター
により所定の大きさのラベルに切断され、切断されたラ
ベルが第2の発熱部で粘着活性化されている間は、次の
感熱記録材料は第1の発熱部で待機していることを特徴
とする感熱記録材料の印字および活性化装置である。
【0021】また、請求項7に記載の本発明は、切断さ
れたラベルが第2の発熱部で粘着活性化されている間
は、ラベル進行方向に対し設置された邪魔板により、次
の感熱記録材料は第1の発熱部で待機することを特徴と
する請求項4乃至6のいずれかに記載の感熱記録材料の
印字および活性化装置である。
【0022】請求項4の形態の場合、邪魔板設置個所は
進行方向に対し、カッターの手前と、カッターと第1発
熱部の間に設置できるが、カッター手間に設置した方が
望ましい。
【0023】請求項5の形態の場合、邪魔板設置個所は
進行方向に対し、カッターの手前と、カッターと第1発
熱部の間に設置できるが、カッターと第1発熱部間に設
置した方が望ましい。
【0024】請求項6の形態の場合、邪魔板設置個所は
進行方向に対し、カッターと第1発熱部の間と、カッタ
ーと第2発熱部の間に設置できるが、カッターと第1発
熱部間に設置した方が望ましい。
【0025】また、請求項8に記載の本発明は、切断さ
れたラベルが第2の発熱部で粘着活性化されている間
は、ラベル進行方向に対し該カッターを邪魔板機構にさ
せて、次の感熱記録材料は第1の発熱部で待機すること
を特徴とする請求項4又は6に記載の感熱記録材料の印
字および活性化方法である。カッターに邪魔板機能を持
たせることで、邪魔板のスペースを削除できプリンター
装置のコンパクト化が図れる。
【0026】また、請求項9に記載の本発明は、第1の
発熱部と第2の発熱部の間の距離(a)と第1の発熱部
で感熱記録材料の印字を行った後、カッターにより所定
ラベルの大きさに切断されたラベルの進行方向の長さ
(b)は、下記式を満足することを特徴とする感熱記録
材料の印字および活性化方法である。
【0027】
【数3】1.00mm≦(a)−(b)≦50.0mm (a)−(b)<1.00mmの場合、第1発熱部で印
字終了する前に、ラベル先端の一部が第2発熱部に侵入
してしまうために、侵入部分を活性させなけらばなら
ず、省電力化の妨げになってしまう。1.00≦(a)
−(b)<50.0mmの場合、第1発熱部で印字終了
する前に、ラベル先端の一部が第2発熱部に侵入するこ
とはないが、第1発熱部と第2発熱部間の距離に対しラ
ベルの長さの余裕度がない。たとえばラベルが第1発熱
部とプラテンロールに挟まれて印字されるために、ラベ
ルは第1発熱部とプラテンロールで固定されている形に
なり自由度を奪われる。そのために第2発熱部に移動お
よび侵入するときに、タイミングよく第2発熱部とプラ
テンロール間に挿入できないケースもある。50.0m
m<(a)−(b)の場合、前記とは逆に、ラベルの自
由度が有り過ぎて、第1発熱部で印字された後、第1発
熱部と第2発熱部間でラベルの移動方向が斜めに動いた
り、ひどい場合にはジャムリによるラベル詰まりが引き
起こされる可能性もあるのである。
【0028】また、請求項10に記載の本発明は、第2
の発熱部の活性化エネルギーが0.10〜0.50mJ
/dotであることを特徴とする感熱記録材料の印字お
よび活性化方法である。第2発熱部は糊化のための発熱
部であり、ラベル全面を活性化させなければならず、第
1発熱部の印字のように必要部分のみにエネルギーを供
給するわけではない。
【0029】また、一般的に各発熱部は供給電源から並
列に接続されており、発熱部トータルにかかる消費電力
は次の式で表わされる。
【0030】
【数4】P=E^2/R*n (P=消費電力、E=電圧、R=発熱部の抵抗値、n=
抵抗体数 )
【0031】つまり、消費電力は上記式に表わされるよ
うに、活性エネルギーは小さいほど消費電力は少なくて
すむ。0.10mJ/dotを下回る活性化エネルギー
では充分な粘着化が行なえないし、0.5mJ/dot
を上回るような活性化エネルギーでは充分な粘着化は可
能になるが、消費電力もそれだけ増大化して、必ずしも
満足のいく省電力化プリンターを実現することができな
い。
【0032】また、請求項11に記載の本発明は、第1
の印字手段は、第一の検知機により媒体の先端を検知
し、該検知信号に基づき、印字手段への通電が開始され
ると共に、画像信号の供給手段を通じて供給された画像
信号に基づき、印字情報が該媒体に印字され、画像情報
の供給終了によって、通電が終了すると共に、搬送手段
によって、第2印字領域への搬送が開始され、第2の検
知機により媒体の先端を検知し、該検知信号に基づき、
第2の印加手段の通電が開始され、あらかじめ定められ
た熱活性粘着層に必要な通電加熱時間に対応して熱印加
手段が作動通電し、該時間経過後、通電が終了し、搬送
手段によって媒体の排出が実施されることを特徴とする
請求項1乃至10のいずれかに記載の印字及び感熱活性
化装置である。
【0033】また、請求項12に記載の本発明は、感熱
記録材料の支持体と感熱記録層の間、支持体と感熱性粘
着剤層の間の少なくとも一方に空気層を含んだアンダー
層が付与されていることを特徴とする感熱性粘着材料で
ある。このようなアンダーを付与することで、活性エネ
ルギーを他面に伝達することを防止でき、効率良く活性
エネルギーを利用することができるのである。そのため
感熱性粘着剤層中の固体可塑剤は効率良く溶けて樹脂の
可塑化速度を速めることができる。また、このようなア
ンダーにより他面への熱による影響も防止できる。
【0034】請求項13に記載の本発明は、感熱性粘着
剤層が熱可塑性樹脂と固体可塑剤を必須成分として構成
され、固体可塑剤の平均粒径が0.1〜3.0μmであ
ることを特徴とするの感熱性粘着材料である。固体可塑
剤の平均粒径として好ましい範囲は、0.4〜1.5μ
m、より好ましくは、0.8〜1.2μmである。この
ような粒径を持つ固体可塑剤は活性エネルギーにより効
率良く溶けて樹脂の可塑化速度を速めることができる。
固体可塑剤平均粒径が3.0μmより大きいと効率的な
溶解が起き難く、粘着力のダウンに繋がるし、0.1μ
mより小さいとブロッキングの懸念が発生する。
【0035】また、請求項14に記載の本発明は、該感
熱性粘着剤層側の平滑度が150〜2000秒であるこ
とを特徴とする感熱性粘着材料である。感熱性粘着剤層
側の平滑度として好ましい範囲は、180〜1000
秒、より好ましくは、220〜600秒である。このよ
うな特性を持つ感熱性粘着剤表面は活性エネルギーをよ
り効率良く吸収し、感熱性粘着剤層内の固体可塑剤が溶
けて樹脂の可塑化速度を速めることができる。感熱性粘
着剤層側の平滑度が150秒より低ければ活性エネルギ
ー吸収効率が悪くなるし、一方、2000秒よりも高け
ればブロッキングの懸念が発生する。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第一の実施の形
態を図1及び図2に基づいて説明する。図1は、本発明
に係るプリンタ(1)の概略構造を示す全体図であり、
図2はこのプリンタで使用する感熱記録ラベル(2)の
構造を示す断面図である。プリンタ(1)には、ロール
状に巻回された感熱記録ラベル(2)を保持するラベル
保持部(3)が設けられている。この感熱性粘着ラベル
(2)は、図2に示すように、支持体である上質紙
(4)の片面に感熱性粘着剤層(5)を有し、上質紙
(4)の他方の片面に感熱発色層(6)を有する。ま
た、前記プリンタ(1)には、感熱記録ラベル(2)の
感熱発色層(6)に記録する記録手段である熱活性装置
(8)と、感熱記録ラベル(2)を所定の長さにカット
するカッター(9)と、感熱記録ラベル(2)の感熱性
粘着剤層(5)を熱活性化する熱活性化装置(10)と
が設けられている。記録手段(8)は、記録用のサーマ
ルヘッド(11)とプラテンロール(12)とにより形
成されている。熱活性化装置(10)は、感熱記録ラベ
ル(2)を搬送する搬送手段であるプラテンロール(1
3)と発熱部(14)を有する加熱手段であるサーマル
ヘッド(15)とにより形成されている。発熱部(1
4)は、セラミック基板の上に薄膜技術で発熱抵抗体を
設け、この発熱抵抗体の表面に結晶化ガラスからなる保
護膜を設けることにより形成されている。なお、プラテ
ンロール(13)は、発熱部(14)とにより感熱記録
ラベル(2)を挾む加圧体としても機能する。
【0037】ここで、前記感熱記録ラベル(2)の構造
及びその材質について詳しく説明する。なお、本実施の
形態及び他の実施の形態において示す「部」及び「%」
はいずれも重量基準である。また、以下に説明する各液
はボールミルで粉砕分散し、含有粒子の平均粒子径を
2.0μm以下とした。
【0038】 (A液)染料分散液 3−ジベンジルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 20部 ポリビニルアルコール10%水溶液 20部 水 60部 (B液)顕色剤分散液 4−ヒドロキシン−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン 10部 ポリビニルアルコール10%水溶液 25部 炭酸カルシウム 15部 水 50部 上記A液とB液との重量比が1:8となるように混合撹
拌して感熱塗布液(C液)を得た。
【0039】 (D液) 微小中空粒子分散体(固形分32%,平均粒子径5μm、中空度92%の塩 化ビニリデン−アクリロニトリルを主体とする共重合体樹脂) 30部 スチレン/ブタジエン共重合体ラテックス(固形分47.5%) 5部 水 65部 上記構成からなる(D液)を撹拌分散して、非発泡性断
熱層液を調整し、これを上質紙(4)の表面に乾燥後重
量が5g/mとなるように塗布乾燥して、非発泡性の
断熱層を形成した。上質紙(4)の表面に断熱層を形成
した後、その断熱層の上に(C液)を乾燥後重量が5g
/mとなるように塗布乾燥し、更に、ベック平滑度が
600〜700秒になるようにスーパーキャレンダー処
理して、感熱発色層(6)を形成した。
【0040】また、以下に説明する各液はボールミルで
粉砕分散し、含有粒子の平均粒子径を1.5μm以下と
した。 (E液)固体可塑剤分散液 2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロ ロベンゾトリアゾール 30部 ポリビニルアルコール10%水溶液 15部 水 55部
【0041】 (F液)助剤分散液 4−アセチルビフェニル 20部 ポリビニルアルコール10%水溶液 20部 水 60部
【0042】ポリアクリル酸−2−エチルヘキシルを主
成分とする熱可塑性樹脂エマルジョン(50%液)を
8.0部、テルペンフェノール樹脂エマルジョンを6.
0部、前記(E液)を46.0部、(F液)を20.0
部を攪拌混合して、上質紙(4)の裏面に乾燥後の重量
が18.0g/mになるように塗布乾燥した後、塗工
面のh当面平滑度が120秒になるようにキャレンダー
処理し、本発明の感熱記録材料を得た。
【0043】このような構成において、ロール状に巻回
した感熱記録材料をラベル保持部(3)に取り付け、ラ
ベル保持部(3)から引き出された感熱記録材料の感熱
発色層(6)に対してサーマルヘッド(11)の発熱部
(14a)から熱を加えることにより感熱発色層(6)
を発色させ、所定事項の記録を行なう。
【0044】このときのサーマルヘッド(11)の発熱
部の条件を以下に示す。 (1)サーマルヘッドタイプ:端面ヘッド (2)印加電圧E:24.0V (3)通電時間T:0.4msec/dot (4)抵抗体密度:8dot/inch (5)使用抵抗体数n:400dot (6)抵抗値R:700Ω (7)印加エネルギーEn:En=E^2/R*T=
0.33mJ/dot
【0045】感熱発色層(6)への記録が終了して搬送
される感熱記録ラベル(2)の感熱性粘着剤層(5)に
はサーマルヘッド(15)の発熱部(14)が接触して
おり、この発熱部(14)を発熱させることにより感熱
性粘着剤層(5)が熱活性化される。
【0046】このときのサーマルヘッド(15)の発熱
部の条件を以下に示す。 (8)サーマルヘッドタイプ:端面ヘッド (9)印加電圧E:24.0V (10)通電時間T:0.85msec/dot (11)抵抗体密度:8dot/inch (12)使用抵抗体数n:400dot (13)抵抗値R:700Ω (14)印加エネルギーEn:En=E^2/R*T=
0.70mJ/dot
【0047】このようにロール状の感熱記録材料をカッ
ターにより所定のラベルサイズに切断後、感熱印字と熱
活性化を連続的に繰り返した。ただし1枚目の感熱記録
ラベルが感熱印字された後、熱活性されている間は2枚
目の感熱記録ラベルは感熱印字されないで、邪魔板を置
いて待機されているようにした。
【0048】次に、本発明の第2の実施形態を示す。第
1の実施形態に対し、サーマルヘッド(15)の抵抗体
の抵抗値Rを1166Ωにして、活性エネルギーを0.
42mJ/dotにした以外は同様にした。
【0049】次に、本発明の第3の実施形態を示す。第
2の実施形態に対し、感熱記録材料の感熱性粘着剤層中
に含まれる(E液)の2−(3−t−ブチル−5−メチ
ル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリ
アゾールの平均粒径を0.70μmにした以外は同様に
した。
【0050】次に、本発明の第4の実施形態を示す。第
3の実施形態に対し、感熱記録材料の感熱性粘着剤層と
支持体の間に下記構成からなるアンダー層を乾燥重量が
3.0g/mになるように付与した以外は同様にし
た。 アンダー液 中空率90%の塩化ビニリデンシェル粒子(40%) 25.0部 ポリビニルアルコール10%水溶液 30.0部 スチレンブタジエンゴム共重合体50%エマルジョン 14.0部 水 31.0部
【0051】次に、本発明の第5の実施形態を示す。第
4の実施形態に対し、感熱記録材料の感熱性粘着剤層表
面の平滑度を800秒になるようにキャレンダー処理し
た以外は同様にした。
【0052】次に、本発明の第6の実施形態を示す。第
5の実施形態に対し、サーマルヘッド(15)の抵抗体
Rの抵抗値864Ω、印加電圧Eを18V、通電時間を
0.40msec/sotにして、活性エネルギーを
0.15mJ/dotにした以外は同様にした。
【0053】次に、第1の比較例を示す。第1の実施形
態に対し、感熱印字と熱活性化を連続的に繰り返す中
で、1枚目が感熱印字後に、熱活性している間に、2枚
目は感熱印字されるというサイクルにした以外は同様に
した。
【0054】次に、本発明の実施形態1〜6と、比較例
1を以下の評価により性能評価を実施した。結果を表1
に示す。<粘着力試験方法>20℃/60%の各温度環
境条件内で本発明の感熱記録材料をJIS Z 023
7に基づきポリオレフィンラップ被着体に対する粘着力
を測定した。 <消費電力測定>下記式に基づき消費電力Pを測定し
た。 P=T/En*n P=消費電力(w) T=通電時間(msec/dot) En=印加(活性)エネルギー(mJ/dot) n=抵抗体数
【0055】
【表1】
【0056】
【発明の効果】以上、詳細かつ具体的な説明より明らか
なように、比較例は充分な粘着特性を得るために、大き
な消費電力を必要とするのに対し、本発明は消費電力を
大幅に押さえることが可能になった。これにより、感熱
印字と活性粘着化の2つの加熱装置を持つプリンターに
おいてもコンパクト化が図られ、ユーザーのニーズにあ
った商品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの概略構造を示す全体図
であある。
【図2】本発明で使用する感熱記録ラベルの構造を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 感熱記録ラベル 3 ラベル保持部 4 支持体(上質紙) 5 感熱性粘着剤層 6 感熱発色層 8 記録手段、熱活性装置 9 カッター 10 熱活性化装置 11 サーマルヘッド 12 プラテンロール 13 プラテンロール 14 発熱部 14a 発熱部 15 サーマルヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41M 5/18 B B41J 3/20 109J Fターム(参考) 2C065 AA02 AB01 AC04 AD02 AF01 CJ02 CJ03 CJ09 CZ01 CZ05 CZ06 CZ09 CZ10 CZ14 2H026 AA07 AA28 DD57 DD58 FF01 FF15 FF17 FF29 GG08 3E095 BA02 DA03 DA24 DA55 DA59 DA62

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の一方の面に感熱記録層が設けら
    れ、もう一方の面に加熱により粘着性を生じる感熱性粘
    着剤層が設けられた感熱記録材料の感熱記録層面に接
    し、感熱記録層面を加熱する第1の発熱部と、第1の発
    熱部に対向配置されて前記感熱記録材料を圧接して搬送
    する第1のプラテンローラと、感熱性粘着層面に接し、
    感熱性粘着層面を加熱する第2の発熱部と、第2の発熱
    部に対向配置されて前記感熱記録材料を圧接して搬送す
    る第2のプラテンローラからなり、該第2の発熱部はセ
    ラミック基板上に抵抗体を設け、この抵抗体の表面に保
    護膜を設けたものであり、且つ該感熱記録材料を連続的
    に移動させながら搬送させて記録および活性化を行なう
    感熱活性化装置であって、第1の発熱部を加熱させてい
    るときは第2の発熱部を加熱させず、第2の発熱部を加
    熱させているときは第1の発熱部を加熱させないことを
    特徴とする感熱記録材料の印字および活性化装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の発熱部がサーマルヘ
    ッドであることを特徴とする請求項1記載の感熱記録材
    料の印字および感熱活性化装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の発熱部がサーマルヘッドであ
    り、前記第2の発熱部が薄膜ヒータからなることを特徴
    とする請求項1記載の感熱記録材料の印字および活性化
    装置。
  4. 【請求項4】 感熱記録材料を所定の大きさに切断する
    ことができるカッターが第1の発熱部の進行方向の前に
    具備され、第1の発熱部で感熱記録材料への記録を行な
    った後、該カッターにより所定の大きさのラベルに切断
    され、切断されたラベルが第2の発熱部で粘着活性化さ
    れている間は、次の感熱記録材料は第1の発熱部前で待
    機していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の感熱記録材料の印字および感熱活性化装置。
  5. 【請求項5】 感熱記録材料を所定の大きさに切断する
    ことができるカッターが第1の発熱部の進行方向の前に
    具備され、カッターにより所定ラベルの大きさに切断さ
    れた後、第1の発熱部で感熱記録材料の記録を行ない、
    記録されたラベルが第2の発熱部で粘着活性化されてい
    る間は、次の感熱記録材料は第1の発熱部前で待機して
    いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の感熱記録材料の印字および活性化装置。
  6. 【請求項6】 感熱記録材料を所定の大きさに切断する
    ことができるカッターが第1の発熱部と第2の発熱部の
    間に具備され、第1の発熱部で感熱記録材料の印字を行
    なった後、該カッターにより所定の大きさのラベルに切
    断され、切断されたラベルが第2の発熱部で粘着活性化
    されている間は、次の感熱記録材料は第1の発熱部で待
    機していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の感熱記録材料の印字および感熱活性化装置。
  7. 【請求項7】 切断されたラベルが第2の発熱部で粘着
    活性化されている間は、ラベル進行方向に対し設置され
    た邪魔板により、次の感熱記録材料は第1の発熱部で待
    機することを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記
    載の感熱記録材料の印字および感熱活性化装置。
  8. 【請求項8】 切断されたラベルが第2の発熱部で粘着
    活性化されている間は、ラベル進行方向に対し該カッタ
    ーを邪魔板機構にさせて、次の感熱記録材料は第1の発
    熱部で待機することを特徴とする請求項4又は6に記載
    の感熱記録材料の印字および感熱活性化装置。
  9. 【請求項9】 第1の発熱部と第2の発熱部の間の距離
    (a)と第1の発熱部で感熱記録材料の印字を行なった
    後、カッターにより所定ラベルの大きさに切断されたラ
    ベルの進行方向の長さ(b)が、下記式を満足すること
    を特徴とする請求項4乃至8のいずれかに記載の感熱記
    録材料の印字および感熱活性化装置。 【数1】1.00mm≦(a)−(b)≦50.0mm
  10. 【請求項10】 第2の発熱部の活性化エネルギーが
    0.10〜0.50mJ/dotであることを特徴とす
    る請求項1乃至9のいずれかに記載の印字および活性化
    装置。
  11. 【請求項11】 第1の印字手段は、第一の検知機によ
    り媒体の先端を検知し、該検知信号に基づき、印字手段
    への通電が開始されると共に、画像信号の供給手段を通
    じて供給された画像信号に基づき、印字情報が該媒体に
    印字され、画像情報の供給終了によって、通電が終了す
    ると共に、搬送手段によって、第2印字領域への搬送が
    開始され、第2の検知機により媒体の先端を検知し、該
    検知信号に基づき、第2の印加手段の通電が開始され、
    あらかじめ定められた熱活性粘着層に必要な通電加熱時
    間に対応して熱印加手段が作動通電し、該時間経過後、
    通電が終了し、搬送手段によって媒体の排出が実施され
    ることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載
    の印字及び感熱活性化装置。
  12. 【請求項12】 支持体と感熱記録層の間、支持体と感
    熱性粘着剤層の間の少なくとも一方に空気層を含んだア
    ンダー層が付与されていることを特徴とする請求項1乃
    至11のいずれかに記載の印字および感熱活性化装置に
    用いられる感熱性粘着材料。
  13. 【請求項13】 前記感熱性粘着剤層が熱可塑性樹脂と
    固体可塑剤を必須成分として構成され、固体可塑剤の平
    均粒径が0.1〜3.0μmであることを特徴とする請
    求項12に記載の感熱性粘着材料。
  14. 【請求項14】 前記該感熱性粘着剤層側の平滑度が1
    50〜2000秒であることを特徴とする請求項12又
    は13に記載の感熱性粘着材料。
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