JP4895245B2 - 感熱性粘着材料層を裏面に有する感熱記録材料の感熱活性化装置 - Google Patents

感熱性粘着材料層を裏面に有する感熱記録材料の感熱活性化装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感熱性粘着剤層を施した感熱記録材料を用いた感熱印字記録と熱活性方法における省電力プリンターに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、記録用ラベル、特に、感熱記録用ラベルはPOS分野などを含む広い分野で使用されており、これらの記録用ラベルは、記録面の裏面側に感圧粘着剤層を設け、この感圧粘着剤層を介して剥離紙に貼り付けて保管する方式のものが多い。このような感熱記録用ラベルは使い勝手がよく、非常に有用である。しかし、使用後に剥離紙がゴミとなって残ること、剥離紙を必要とするために全体の製造コストが高くなること等の欠点がある。
【0003】
そこで、剥離紙を不要とした記録用ラベルとしては、粘着剤をマイクロカプセル化したもの、記録面側に粘着剤に対する剥離剤層を設けたものなどが、実開昭59−43979号公報、実開昭59−46265号公報、特開昭60−54842号公報等に記載されている。しかしこれらは、粘着力が弱いことや、剥離剤層の上からは印刷ができない等の不具合がある。
【0004】
剥離紙を不要とした他の方式の記録用ラベルとしては、感熱性粘着剤層を用いたものが特開昭63−303387号公報、実公平5−11573号公報等に記載されている。これらの感熱性粘着剤層を用いた記録用ラベルの場合、感熱性粘着剤層を熱活性化する必要があり、その熱活性化の方法としては、実公平5−11573号公報に熱風や赤外線を用いる方法が記載され、特開平5−127598号公報には電熱ヒータや誘電コイルを用いる方法が記載され、特開平6−8977号公報にはマイクロ波を使用する方法が記載され、特開平7−121108号公報にはキセノンフラッシュを用いる方法が記載され、特開平7−164750号公報にはハロゲンランプを用いる方法が記載されている。
【0005】
また、加熱手段又は加熱遮断で加熱された伝熱媒体を感熱性粘着剤層に接触させて熱活性化する方法も知られている。例えば、特開昭57−37534号公報には加熱手段である熱ヒータで加熱された伝熱媒体であるベルトを感熱性粘着剤層に接触させる方法が記載され、特開昭60−45132号公報には加熱手段である加熱ドラムを接触させる方法が記載され、特開平6−263128号公報には加熱手段である熱ロールを接触させる方法が記載されている。
【0006】
電熱ヒータやハロゲンランプを用いて感熱性粘着剤層を熱活性化する場合には、熱を効率良く感熱性粘着剤層に与えることが困難であり、過熱状態に陥ることに対する安全性が低くなり、また、熱エネルギーが有効に使われないことによりエネルギーコストが高くなる。安全性、コストを考慮して加熱部分をカバーで覆うことも考えられるが、その場合には装置全体のコンパクト性が損なわれる。
【0007】
加熱ドラムや熱ロール等の加熱手段、及び、加熱手段で加熱されたベルトなどの伝熱媒体を感熱性粘着剤層に接触させて熱活性化する場合には、熱活性化の迅速化を図るために加熱手段に熱を加えた状態で待機しなければならず、安全性の点で問題がある。また、熱活性化時に感熱性粘着剤層が加熱手段や伝熱媒体に転移したり、このような転移が原因となって記録用ラベルが加熱手段に巻き付いたりすることがある。
【0008】
記録用ラベルが感熱発色層を有する場合には、上記の熱活性化方法では、熱活性化時の熱の影響で感熱発色層が発色しやすくなるために、感熱発色層の耐熱性を向上させなければならず、熱感度の点で不利となる。
【0009】
なお、特開平7−258613号公報には、加熱手段を記録用ラベルの基材側から押し当てて感熱性粘着剤層を活性化する方法が記載されている。このようにすれば、感熱性粘着剤層の加熱手段への転移や、記録用ラベルの加熱手段への巻き付きは防止できる。しかし、感熱性粘着剤層の熱活性化に使用されずに無駄になる熱エネルギーが増え、及び、感熱性粘着剤層の熱活性化が素早く行なわれないため、熱活性化の作業、及び、感熱性粘着剤層を熱活性化させて行なう記録用ラベルの貼付け作業の作業能率が低くなる。
【0010】
このような、プリンターに対する安全性、省電力化、装置のコンパクト化が望まれ、特開平11−79152号公報、特開平11−65451号公報、特開平10−35126号公報、特開平11−157141号公報、特開平11−311945号公報、特開2001−303036号公報、特開2001−48139号公報等には、熱活性化方法としてサーマルヘッドを用いた活性化手段が記載されている。活性化方式としてサーマルヘッドを用いることで熱活性化時のエネルギー消費量が少なく、安全性や装置のコンパクト化も従来より改善されてきている。しかし、近年の表面のオンデマンド情報に伴う感熱記録方式を組み合わせた、感熱記録層と感熱粘着層の両方を備える感熱記録材料が普及してきており、このような記録材料に対しては、表面の感熱印字と裏面の活性粘着化の双方の活性を可能にしたサーマルヘッドを持つプリンターが必要となってくる。このような2ヘッドタイププリンターに関しては、両方に電力の供給が必要となり、エネルギー供給源の増大化から影響するプリンター装置の大型化が伴ってしまい、ユーザーの立場に立ったとき、かならずしもエネルギーの省電力化、装置のコンパクト化が充分に満足されたレベルではないのが現状である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、裏面に感熱粘着活性化層を有する感熱記録材料を取り扱うのに適した感熱印字及び活性化装置を提供することにある。この装置は、特に感熱性ラベルの処理に好適に用いられる。
【0012】
【課題を解決するための手段】
発明は、支持体の一方の面に感熱記録層が設けられ、もう一方の面に加熱により粘着性を生じる感熱性粘着剤層が設けられた感熱記録材料の感熱記録層面に接し、感熱記録層面を加熱する第1の発熱部と、第1の発熱部に対向配置されて前記感熱記録材料を圧接して搬送する第1のプラテンローラとを有する記録手段と、
感熱性粘着層面に接し、感熱性粘着層面を加熱する第2の発熱部と、第2の発熱部に対向配置されて前記感熱記録材料を圧接して搬送する第2のプラテンローラを有する熱活性化装置からなり、該第2の発熱部はセラミック基板上に抵抗体を設け、この抵抗体の表面に保護膜を設けたものであり、且つ該感熱記録材料を連続的に移動させながら搬送させて記録および活性化を行なう感熱活性化装置であって、第1の発熱部を加熱させているときは第2の発熱部を加熱させず、第2の発熱部を加熱させているときは第1の発熱部を加熱させないことを特徴とする感熱記録材料の印字および活性化装置である。
【0013】
一般的に各発熱部は供給電源から並列に接続されており、発熱部トータルにかかる消費電力は次の式で表わされる。
【0014】
【数2】
P=E^2/R*n
(P=消費電力、E=電圧、R=発熱部の抵抗値、n=抵抗体数 )
【0015】
使用する抵抗体の数が増えるほど消費電力は増加する。一般のサーマルプリンターに対して、感熱印字と熱活性のために単純に抵抗体数は倍となり、更には熱活性の場合、全ベタで粘着化をする使用用途が圧倒的に多く、そのためには全抵抗体を一気に使用しなければならない。
このような課題に対して、本発明の印字および活性化方法は、感熱印字と熱活性を同時に加熱させないことで、電力を一気に消費されることをなくし、電源容量をおさえることが可能で、且つ電源ユニットおよびプリンターのコンパクト化が図れるのである。
【0016】
このような加熱手段としては、サーマルヘッド又は薄膜ヒータが特に好ましい。本発明の薄膜ヒータは、セラミック基板上に帯状の厚膜発熱抵抗体を設け、この抵抗体の表面には摩耗や酸化を防ぐための結晶化ガラスによる保護膜を設けたものである。また、熱応答性を良くするために、発熱抵抗体の下に結晶化ガラスによるグレーズ層を設けることもできる。また、本発明の加熱手段は、熱活性化の効率を良くするために、予め安全な温度(好ましくは40℃以下)で予熱して待機させてもよい。
【0017】
また、本発明は、前記感熱性粘着ラベルの熱活性化装置であって、加熱手段としてサーマルヘッド又は薄膜ヒータを用いたものである。従って、熱活性化の条件が常に一定となるようにコントロールすることが容易となり、また、必要に応じて部分的な熱活性化も容易となる。
上記に述べた第1の発熱部と第2の発熱部の別々の印加によりユーザーニーズにマッチした感熱性粘着層と感熱記録層を併せ持つ感熱記録材料と、それを印字および活性化可能なプリンターのコンパクト化を提供できるが、さらにその印加方法を効率的且つスムーズに行なえる種々の方法も見い出した。
【0018】
また、本発明は、感熱記録材料を所定の大きさに切断することができるカッターが第1の発熱部の進行方向の前に具備され、第1の発熱部で感熱記録材料の印字を行なった後、該カッターにより所定の大きさのラベルに切断され、切断されたラベルが第2の発熱部で粘着活性化されている間は、次の感熱記録材料は第1の発熱部前で待機していることを特徴とする感熱記録材料の印字および活性化装置である。
【0019】
また、本発明は、感熱記録材料を所定の大きさに切断することができるカッターが第1の発熱部の進行方向の前に具備され、カッターにより所定ラベルの大きさに切断された後、第1の発熱部で感熱記録材料の印字を行ない、印字されたラベルが第2の発熱部で粘着活性化されている間は、次の感熱記録材料は第1の発熱部前で待機していることを特徴とする感熱記録材料の印字および活性化装置である。
この場合、第1発熱部前での待機状態として、切断されたラベル状態で待機しているか、あるいは切断されないで連続紙の状態で待機しているか、についてはどちらでも良いが、連続的なスムーズなラベル発行を考えると切断されたラベル状態での待機が望ましいと言える。
【0020】
また、本発明は、感熱記録材料を所定の大きさに切断することができるカッターが第1の発熱部と第2の発熱部の間に具備され、第1の発熱部で感熱記録材料の印字を行なった後、該カッターにより所定の大きさのラベルに切断され、切断されたラベルが第2の発熱部で粘着活性化されている間は、次の感熱記録材料は第1の発熱部で待機していることを特徴とする感熱記録材料の印字および活性化装置である。
【0021】
また、本発明は、切断されたラベルが第2の発熱部で粘着活性化されている間は、ラベル進行方向に対し設置された邪魔板により、次の感熱記録材料は第1の発熱部で待機することを特徴とする前記感熱記録材料の印字および活性化装置である。
【0022】
請求項の形態の場合、邪魔板設置個所は進行方向に対し、カッターの手前と、カッターと第1発熱部の間に設置できるが、カッター手間に設置した方が望ましい。
【0023】
請求項の形態の場合、邪魔板設置個所は進行方向に対し、カッターの手前と、カッターと第1発熱部の間に設置できるが、カッターと第1発熱部間に設置した方が望ましい。
【0024】
請求項の形態の場合、邪魔板設置個所は進行方向に対し、カッターと第1発熱部の間と、カッターと第2発熱部の間に設置できるが、カッターと第1発熱部間に設置した方が望ましい。
【0025】
また、本発明は、切断されたラベルが第2の発熱部で粘着活性化されている間は、ラベル進行方向に対し該カッターを邪魔板機構にさせて、次の感熱記録材料は第1の発熱部で待機することを特徴とする前記感熱記録材料の印字および活性化方法である。
カッターに邪魔板機能を持たせることで、邪魔板のスペースを削除できプリンター装置のコンパクト化が図れる。
【0026】
また、本発明は、第1の発熱部と第2の発熱部の間の距離(a)と第1の発熱部で感熱記録材料の印字を行った後、カッターにより所定ラベルの大きさに切断されたラベルの進行方向の長さ(b)は、下記式を満足することを特徴とする感熱記録材料の印字および活性化方法である。
【0027】
【数3】
1.00mm≦(a)−(b)≦50.0mm
(a)−(b)<1.00mmの場合、第1発熱部で印字終了する前に、ラベル先端の一部が第2発熱部に侵入してしまうために、侵入部分を活性させなけらばならず、省電力化の妨げになってしまう。
1.00≦(a)−(b)<50.0mmの場合、第1発熱部で印字終了する前に、ラベル先端の一部が第2発熱部に侵入することはないが、第1発熱部と第2発熱部間の距離に対しラベルの長さの余裕度がない。たとえばラベルが第1発熱部とプラテンロールに挟まれて印字されるために、ラベルは第1発熱部とプラテンロールで固定されている形になり自由度を奪われる。そのために第2発熱部に移動および侵入するときに、タイミングよく第2発熱部とプラテンロール間に挿入できないケースもある。
50.0mm<(a)−(b)の場合、前記とは逆に、ラベルの自由度が有り過ぎて、第1発熱部で印字された後、第1発熱部と第2発熱部間でラベルの移動方向が斜めに動いたり、ひどい場合にはジャムリによるラベル詰まりが引き起こされる可能性もあるのである。
【0028】
また、本発明は、第2の発熱部の活性化エネルギーが0.10〜0.50mJ/dotであることを特徴とする感熱記録材料の印字および活性化方法である。第2発熱部は糊化のための発熱部であり、ラベル全面を活性化させなければならず、第1発熱部の印字のように必要部分のみにエネルギーを供給するわけではない。
【0029】
また、一般的に各発熱部は供給電源から並列に接続されており、発熱部トータルにかかる消費電力は次の式で表わされる。
【0030】
【数4】
P=E^2/R*n
(P=消費電力、E=電圧、R=発熱部の抵抗値、n=抵抗体数 )
【0031】
つまり、消費電力は上記式に表わされるように、活性エネルギーは小さいほど消費電力は少なくてすむ。0.10mJ/dotを下回る活性化エネルギーでは充分な粘着化が行なえないし、0.5mJ/dotを上回るような活性化エネルギーでは充分な粘着化は可能になるが、消費電力もそれだけ増大化して、必ずしも満足のいく省電力化プリンターを実現することができない。
【0032】
また、本発明は、記録手段が、第一の検知機により媒体の先端を検知し、該検知信号に基づき、第1の発熱部への通電が開始されると共に、画像信号の供給手段を通じて供給された画像信号に基づき、印字情報が該媒体に印字され、画像情報の供給終了によって、通電が終了すると共に、搬送手段によって、第2印字領域への媒体の搬送が開始され、第2の検知機により媒体の先端を検知し、該検知信号に基づき、第2の発熱部への通電が開始され、あらかじめ定められた熱活性粘着層に必要な通電加熱時間に対応して第2の発熱部が作動通電し、該時間経過後、通電が終了し、搬送手段によって媒体の排出が実施されることを特徴とする前記印字及び感熱活性化装置である。
【0033】
また、本発明は、感熱記録材料の支持体と感熱記録層の間、支持体と感熱性粘着剤層の間の少なくとも一方に空気層を含んだアンダー層が付与されていることを特徴とする感熱性粘着材料である。このようなアンダーを付与することで、活性エネルギーを他面に伝達することを防止でき、効率良く活性エネルギーを利用することができるのである。そのため感熱性粘着剤層中の固体可塑剤は効率良く溶けて樹脂の可塑化速度を速めることができる。また、このようなアンダーにより他面への熱による影響も防止できる。
【0034】
発明は、感熱性粘着剤層が熱可塑性樹脂と固体可塑剤を必須成分として構成され、固体可塑剤の平均粒径が0.1〜3.0μmであることを特徴とするの感熱性粘着材料である。固体可塑剤の平均粒径として好ましい範囲は、0.4〜1.5μm、より好ましくは、0.8〜1.2μmである。このような粒径を持つ固体可塑剤は活性エネルギーにより効率良く溶けて樹脂の可塑化速度を速めることができる。固体可塑剤平均粒径が3.0μmより大きいと効率的な溶解が起き難く、粘着力のダウンに繋がるし、0.1μmより小さいとブロッキングの懸念が発生する。
【0035】
また、本発明は、該感熱性粘着剤層側の平滑度が150〜2000秒であることを特徴とする感熱性粘着材料である。感熱性粘着剤層側の平滑度として好ましい範囲は、180〜1000秒、より好ましくは、220〜600秒である。このような特性を持つ感熱性粘着剤表面は活性エネルギーをより効率良く吸収し、感熱性粘着剤層内の固体可塑剤が溶けて樹脂の可塑化速度を速めることができる。感熱性粘着剤層側の平滑度が150秒より低ければ活性エネルギー吸収効率が悪くなるし、一方、2000秒よりも高ければブロッキングの懸念が発生する。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の第一の実施の形態を図1及び図2に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るプリンタ(1)の概略構造を示す全体図であり、図2はこのプリンタで使用する感熱記録ラベル(2)の構造を示す断面図である。
プリンタ(1)には、ロール状に巻回された感熱記録ラベル(2)を保持するラベル保持部(3)が設けられている。この感熱性粘着ラベル(2)は、図2に示すように、支持体である上質紙(4)の片面に感熱性粘着剤層(5)を有し、上質紙(4)の他方の片面に感熱発色層(6)を有する。
また、前記プリンタ(1)には、感熱記録ラベル(2)の感熱発色層(6)に記録する記録手段である熱活性装置(8)と、感熱記録ラベル(2)を所定の長さにカットするカッター(9)と、感熱記録ラベル(2)の感熱性粘着剤層(5)を熱活性化する熱活性化装置(10)とが設けられている。記録手段(8)は、記録用のサーマルヘッド(11)とプラテンロール(12)とにより形成されている。熱活性化装置(10)は、感熱記録ラベル(2)を搬送する搬送手段であるプラテンロール(13)と発熱部(14)を有する加熱手段であるサーマルヘッド(15)とにより形成されている。発熱部(14)は、セラミック基板の上に薄膜技術で発熱抵抗体を設け、この発熱抵抗体の表面に結晶化ガラスからなる保護膜を設けることにより形成されている。なお、プラテンロール(13)は、発熱部(14)とにより感熱記録ラベル(2)を挾む加圧体としても機能する。
【0037】
ここで、前記感熱記録ラベル(2)の構造及びその材質について詳しく説明する。なお、本実施の形態及び他の実施の形態において示す「部」及び「%」はいずれも重量基準である。また、以下に説明する各液はボールミルで粉砕分散し、含有粒子の平均粒子径を2.0μm以下とした。
【0038】
(A液)染料分散液
3−ジベンジルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 20部
ポリビニルアルコール10%水溶液 20部
水 60部
(B液)顕色剤分散液
4−ヒドロキシン−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン 10部
ポリビニルアルコール10%水溶液 25部
炭酸カルシウム 15部
水 50部
上記A液とB液との重量比が1:8となるように混合撹拌して感熱塗布液(C液)を得た。
【0039】
(D液)
微小中空粒子分散体(固形分32%,平均粒子径5μm、中空度92%の塩化ビニリデン−アクリロニトリルを主体とする共重合体樹脂) 30部
スチレン/ブタジエン共重合体ラテックス(固形分47.5%) 5部
水 65部
上記構成からなる(D液)を撹拌分散して、非発泡性断熱層液を調整し、これを上質紙(4)の表面に乾燥後重量が5g/mとなるように塗布乾燥して、非発泡性の断熱層を形成した。
上質紙(4)の表面に断熱層を形成した後、その断熱層の上に(C液)を乾燥後重量が5g/mとなるように塗布乾燥し、更に、ベック平滑度が600〜700秒になるようにスーパーキャレンダー処理して、感熱発色層(6)を形成した。
【0040】
また、以下に説明する各液はボールミルで粉砕分散し、含有粒子の平均粒子径を1.5μm以下とした。
(E液)固体可塑剤分散液
2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール 30部
ポリビニルアルコール10%水溶液 15部
水 55部
【0041】
(F液)助剤分散液
4−アセチルビフェニル 20部
ポリビニルアルコール10%水溶液 20部
水 60部
【0042】
ポリアクリル酸−2−エチルヘキシルを主成分とする熱可塑性樹脂エマルジョン(50%液)を8.0部、テルペンフェノール樹脂エマルジョンを6.0部、前記(E液)を46.0部、(F液)を20.0部を攪拌混合して、上質紙(4)の裏面に乾燥後の重量が18.0g/mになるように塗布乾燥した後、塗工面のh当面平滑度が120秒になるようにキャレンダー処理し、本発明の感熱記録材料を得た。
【0043】
このような構成において、ロール状に巻回した感熱記録材料をラベル保持部(3)に取り付け、ラベル保持部(3)から引き出された感熱記録材料の感熱発色層(6)に対してサーマルヘッド(11)の発熱部(14a)から熱を加えることにより感熱発色層(6)を発色させ、所定事項の記録を行なう。
【0044】
このときのサーマルヘッド(11)の発熱部の条件を以下に示す。
(1)サーマルヘッドタイプ:端面ヘッド
(2)印加電圧E:24.0V
(3)通電時間T:0.4msec/dot
(4)抵抗体密度:8dot/inch
(5)使用抵抗体数n:400dot
(6)抵抗値R:700Ω
(7)印加エネルギーEn:En=E^2/R*T=0.33mJ/dot
【0045】
感熱発色層(6)への記録が終了して搬送される感熱記録ラベル(2)の感熱性粘着剤層(5)にはサーマルヘッド(15)の発熱部(14)が接触しており、この発熱部(14)を発熱させることにより感熱性粘着剤層(5)が熱活性化される。
【0046】
このときのサーマルヘッド(15)の発熱部の条件を以下に示す。
(8)サーマルヘッドタイプ:端面ヘッド
(9)印加電圧E:24.0V
(10)通電時間T:0.85msec/dot
(11)抵抗体密度:8dot/inch
(12)使用抵抗体数n:400dot
(13)抵抗値R:700Ω
(14)印加エネルギーEn:En=E^2/R*T=0.70mJ/dot
【0047】
このようにロール状の感熱記録材料をカッターにより所定のラベルサイズに切断後、感熱印字と熱活性化を連続的に繰り返した。ただし1枚目の感熱記録ラベルが感熱印字された後、熱活性されている間は2枚目の感熱記録ラベルは感熱印字されないで、邪魔板を置いて待機されているようにした。
【0048】
次に、本発明の第2の実施形態を示す。
第1の実施形態に対し、サーマルヘッド(15)の抵抗体の抵抗値Rを1166Ωにして、活性エネルギーを0.42mJ/dotにした以外は同様にした。
【0049】
次に、本発明の第3の実施形態を示す。
第2の実施形態に対し、感熱記録材料の感熱性粘着剤層中に含まれる(E液)の2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾールの平均粒径を0.70μmにした以外は同様にした。
【0050】
次に、本発明の第4の実施形態を示す。
第3の実施形態に対し、感熱記録材料の感熱性粘着剤層と支持体の間に下記構成からなるアンダー層を乾燥重量が3.0g/mになるように付与した以外は同様にした。
アンダー液
中空率90%の塩化ビニリデンシェル粒子(40%) 25.0部
ポリビニルアルコール10%水溶液 30.0部
スチレンブタジエンゴム共重合体50%エマルジョン 14.0部
水 31.0部
【0051】
次に、本発明の第5の実施形態を示す。
第4の実施形態に対し、感熱記録材料の感熱性粘着剤層表面の平滑度を800秒になるようにキャレンダー処理した以外は同様にした。
【0052】
次に、本発明の第6の実施形態を示す。
第5の実施形態に対し、サーマルヘッド(15)の抵抗体Rの抵抗値864Ω、印加電圧Eを18V、通電時間を0.40msec/sotにして、活性エネルギーを0.15mJ/dotにした以外は同様にした。
【0053】
次に、第1の比較例を示す。
第1の実施形態に対し、感熱印字と熱活性化を連続的に繰り返す中で、1枚目が感熱印字後に、熱活性している間に、2枚目は感熱印字されるというサイクルにした以外は同様にした。
【0054】
次に、本発明の実施形態1〜6と、比較例1を以下の評価により性能評価を実施した。結果を表1に示す。
<粘着力試験方法>
20℃/60%の各温度環境条件内で本発明の感熱記録材料をJIS Z 0237に基づきポリオレフィンラップ被着体に対する粘着力を測定した。
<消費電力測定>
下記式に基づき消費電力Pを測定した。
P=T/En*n
P=消費電力(w)
T=通電時間(msec/dot)
En=印加(活性)エネルギー(mJ/dot)
n=抵抗体数
【0055】
【表1】
Figure 0004895245
【0056】
【発明の効果】
以上、詳細かつ具体的な説明より明らかなように、比較例は充分な粘着特性を得るために、大きな消費電力を必要とするのに対し、本発明は消費電力を大幅に押さえることが可能になった。これにより、感熱印字と活性粘着化の2つの加熱装置を持つプリンターにおいてもコンパクト化が図られ、ユーザーのニーズにあった商品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの概略構造を示す全体図であある。
【図2】本発明で使用する感熱記録ラベルの構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 プリンタ
2 感熱記録ラベル
3 ラベル保持部
4 支持体(上質紙)
5 感熱性粘着剤層
6 感熱発色層
8 記録手段、熱活性装置
9 カッター
10 熱活性化装置
11 サーマルヘッド
12 プラテンロール
13 プラテンロール
14 発熱部
14a 発熱部
15 サーマルヘッド

Claims (10)

  1. 支持体の一方の面に感熱記録層が設けられ、もう一方の面に加熱により粘着性を生じる感熱性粘着剤層が設けられた感熱記録材料の感熱記録層面に接し、感熱記録層面を加熱する第1の発熱部と、第1の発熱部に対向配置されて前記感熱記録材料を圧接して搬送する第1のプラテンローラとを有する記録手段と、
    感熱性粘着層面に接し、感熱性粘着層面を加熱する第2の発熱部と、第2の発熱部に対向配置されて前記感熱記録材料を圧接して搬送する第2のプラテンローラを有する熱活性化装置からなり、該第2の発熱部はセラミック基板上に抵抗体を設け、この抵抗体の表面に保護膜を設けたものであり、且つ該感熱記録材料を連続的に移動させながら搬送させて記録および活性化を行なう感熱活性化装置であって、
    前記記録手段が、第一の検知機により媒体の先端を検知し、該検知信号に基づき、第1の発熱部への通電が開始されると共に、画像信号の供給手段を通じて供給された画像信号に基づき、印字情報が該媒体に印字され、画像情報の供給終了によって、通電が終了すると共に、搬送手段によって、第2印字領域への媒体の搬送が開始され、第2の検知機により媒体の先端を検知し、該検知信号に基づき、第2の発熱部への通電が開始され、あらかじめ定められた熱活性粘着層に必要な通電加熱時間に対応して第2の発熱部が作動通電し、該時間経過後、通電が終了し、搬送手段によって媒体の排出が実施され、第1の発熱部を加熱させているときは第2の発熱部を加熱させず、第2の発熱部を加熱させているときは第1の発熱部を加熱させないものであり、前記第1及び第2の発熱部がサーマルヘッドであり、該第2の発熱部の活性化エネルギーが0.10〜0.50mJ/dotであり、さらに、感熱記録材料を所定の大きさに切断することができるカッターが第1の発熱部の進行方向の前に具備され、第1の発熱部で感熱記録材料への記録を行なった後、該カッターにより所定の大きさのラベルに切断され、切断されたラベルが第2の発熱部で粘着活性化されている間は、次の感熱記録材料は第1の発熱部前で待機しているものであることを特徴とする感熱記録材料の印字および活性化装置。
  2. 支持体の一方の面に感熱記録層が設けられ、もう一方の面に加熱により粘着性を生じる感熱性粘着剤層が設けられた感熱記録材料の感熱記録層面に接し、感熱記録層面を加熱する第1の発熱部と、第1の発熱部に対向配置されて前記感熱記録材料を圧接して搬送する第1のプラテンローラとを有する記録手段と、
    感熱性粘着層面に接し、感熱性粘着層面を加熱する第2の発熱部と、第2の発熱部に対向配置されて前記感熱記録材料を圧接して搬送する第2のプラテンローラを有する熱活性化装置からなり、該第2の発熱部はセラミック基板上に抵抗体を設け、この抵抗体の表面に保護膜を設けたものであり、且つ該感熱記録材料を連続的に移動させながら搬送させて記録および活性化を行なう感熱活性化装置であって、
    前記記録手段が、第一の検知機により媒体の先端を検知し、該検知信号に基づき、第1の発熱部への通電が開始されると共に、画像信号の供給手段を通じて供給された画像信号に基づき、印字情報が該媒体に印字され、画像情報の供給終了によって、通電が終了すると共に、搬送手段によって、第2印字領域への媒体の搬送が開始され、第2の検知機により媒体の先端を検知し、該検知信号に基づき、第2の発熱部への通電が開始され、あらかじめ定められた熱活性粘着層に必要な通電加熱時間に対応して第2の発熱部が作動通電し、該時間経過後、通電が終了し、搬送手段によって媒体の排出が実施され、第1の発熱部を加熱させているときは第2の発熱部を加熱させず、第2の発熱部を加熱させているときは第1の発熱部を加熱させないものであり、前記第1及び第2の発熱部がサーマルヘッドであり、該第2の発熱部の活性化エネルギーが0.10〜0.50mJ/dotであり、さらに、感熱記録材料を所定の大きさに切断することができるカッターが第1の発熱部の進行方向の前に具備され、カッターにより所定ラベルの大きさに切断された後、第1の発熱部で感熱記録材料の記録を行ない、記録されたラベルが第2の発熱部で粘着活性化されている間は、次の感熱記録材料は第1の発熱部前で待機しているものであることを特徴とする感熱記録材料の印字および活性化装置。
  3. 支持体の一方の面に感熱記録層が設けられ、もう一方の面に加熱により粘着性を生じる感熱性粘着剤層が設けられた感熱記録材料の感熱記録層面に接し、感熱記録層面を加熱する第1の発熱部と、第1の発熱部に対向配置されて前記感熱記録材料を圧接して搬送する第1のプラテンローラとを有する記録手段と、
    感熱性粘着層面に接し、感熱性粘着層面を加熱する第2の発熱部と、第2の発熱部に対向配置されて前記感熱記録材料を圧接して搬送する第2のプラテンローラを有する熱活性化装置からなり、該第2の発熱部はセラミック基板上に抵抗体を設け、この抵抗体の表面に保護膜を設けたものであり、且つ該感熱記録材料を連続的に移動させながら搬送させて記録および活性化を行なう感熱活性化装置であって、
    前記記録手段が、第一の検知機により媒体の先端を検知し、該検知信号に基づき、第1の発熱部への通電が開始されると共に、画像信号の供給手段を通じて供給された画像信号に基づき、印字情報が該媒体に印字され、画像情報の供給終了によって、通電が終了すると共に、搬送手段によって、第2印字領域への媒体の搬送が開始され、第2の検知機により媒体の先端を検知し、該検知信号に基づき、第2の発熱部への通電が開始され、あらかじめ定められた熱活性粘着層に必要な通電加熱時間に対応して第2の発熱部が作動通電し、該時間経過後、通電が終了し、搬送手段によって媒体の排出が実施され、第1の発熱部を加熱させているときは第2の発熱部を加熱させず、第2の発熱部を加熱させているときは第1の発熱部を加熱させないものであり、前記第1及び第2の発熱部がサーマルヘッドであり、該第2の発熱部の活性化エネルギーが0.10〜0.50mJ/dotであり、さらに、感熱記録材料を所定の大きさに切断することができるカッターが第1の発熱部と第2の発熱部の間に具備され、第1の発熱部で感熱記録材料の印字を行なった後、該カッターにより所定の大きさのラベルに切断され、切断されたラベルが第2の発熱部で粘着活性化されている間は、次の感熱記録材料は第1の発熱部で待機しているものであることを特徴とする感熱記録材料の印字および活性化装置。
  4. 切断されたラベルが第2の発熱部で粘着活性化されている間は、ラベル進行方向に対し設置された邪魔板により、次の感熱記録材料は第1の発熱部で待機することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の感熱記録材料の印字および感熱活性化装置。
  5. 切断されたラベルが第2の発熱部で粘着活性化されている間は、ラベル進行方向に対し該カッターを邪魔板機構にさせて、次の感熱記録材料は第1の発熱部で待機することを特徴とする請求項1又は3に記載の感熱記録材料の印字および感熱活性化装置。
  6. 第1の発熱部と第2の発熱部の間の距離(a)と第1の発熱部で感熱記録材料の印字を行なった後、カッターにより所定ラベルの大きさに切断されたラベルの進行方向の長さ(b)が、下記式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の感熱記録材料の印字および感熱活性化装置。
    【数1】
    1.00mm≦(a)−(b)≦50.0mm
  7. 第1の印字手段は、第一の検知機により媒体の先端を検知し、該検知信号に基づき、印字手段への通電が開始されると共に、画像信号の供給手段を通じて供給された画像信号に基づき、印字情報が該媒体に印字され、画像情報の供給終了によって、通電が終了すると共に、搬送手段によって、第2印字領域への搬送が開始され、第2の検知機により媒体の先端を検知し、該検知信号に基づき、第2の印加手段の通電が開始され、あらかじめ定められた熱活性粘着層に必要な通電加熱時間に対応して熱印加手段が作動通電し、該時間経過後、通電が終了し、搬送手段によって媒体の排出が実施されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の印字及び感熱活性化装置。
  8. 支持体と感熱記録層の間、支持体と感熱性粘着剤層の間の少なくとも一方に空気層を含んだアンダー層が付与されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の印字および感熱活性化装置に用いられる感熱性粘着材料。
  9. 前記感熱性粘着剤層が熱可塑性樹脂と固体可塑剤を必須成分として構成され、固体可塑剤の平均粒径が0.1〜3.0μmであることを特徴とする請求項8に記載の感熱性粘着材料。
  10. 前記該感熱性粘着剤層側の平滑度が150〜2000秒であることを特徴とする請求項8又は9に記載の感熱性粘着材料。
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