JP2002127549A - ラミネート装置 - Google Patents

ラミネート装置

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JP2002127549A
JP2002127549A JP2000330089A JP2000330089A JP2002127549A JP 2002127549 A JP2002127549 A JP 2002127549A JP 2000330089 A JP2000330089 A JP 2000330089A JP 2000330089 A JP2000330089 A JP 2000330089A JP 2002127549 A JP2002127549 A JP 2002127549A
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transparent film
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film forming
heat
medium
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JP2000330089A
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Tetsuo Kikuchi
哲雄 菊池
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 装置のコンパクト化及び印字に要する所要時
間が短縮される中で、放熱体に特別な冷却手段を設ける
のでなく、簡便な冷却手段によって、冷却が必要な所だ
けを冷却するラミネート装置を提供する。 【解決手段】 加熱加圧ローラ対により一体化した被記
録媒体と透明フィルム層形成用部材5の、少なくともい
ずれか一方の面側に配置した放熱体23と、加熱加圧ロ
ーラ対により一体化した被記録媒体4と透明フィルム層
形成用部材5から、耐熱性基材を分離する分離機構28
と、を備え、加熱加圧ローラ対により一体化した被記録
媒体あるいは透明フィルム層形成用部材5に対して、放
熱体を前記メディアセンサの信号に基づいて接触/離脱
せしめるように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録済みの被定着
媒体に対して、表面に保護層を設けるラミネート装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ
などの記録装置は、画像情報に基づいて各種の記録材上
にドットパターンから成る画像を記録するように構成さ
れている。前記記録装置は記録方法により、インクジェ
ット式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザービーム
式などに分けることができる。
【0003】インクジェット式のインクジェット記録装
置は、記録ヘッドの吐出口からインク滴を吐出飛翔さ
せ、それを記録材上に付着させて記録するように構成さ
れている。このインクジェット記録装置は他の記録装置
と比べて動作音が小さく、基本的な構成が簡単であり、
比較的コストを抑えることができるため、多方面で使用
されている。
【0004】このインクジェット記録装置に使用される
記録材としては、紙やプラスチックシートなどの記録材
や、更にはこれらの基材の表面に各種微細な無機材料な
どをコートすることによって、表面に細孔構造をもつイ
ンク吸収層を設けて、記録材上に付着したインクドット
がにじまないようにしている。特に、フルカラープリン
タや高品位の画像が求められるプリンタでは、インク専
用のコート紙が使用されており、最近では写真調の印字
が強く望まれることから、インク吐出量も増える傾向に
あり、記録材の最大吸水率を考慮して使用する場合もあ
る。
【0005】さらに、記録材、あるいは画質の品位を上
げるために、記録済みの記録材の画像面に非可逆的に変
化し透明な膜を形成させ、画質の向上、耐光性の優れた
画質ものを連続的にプリントできるものもある。
【0006】この物性が非可逆的に変化する層を記録面
側に有する記録材としては、例えば、その記録面に高分
子粒子層が形成されているものがある。この高分子粒子
層は加熱処理することにより、透明高分子膜になって記
録面を被服保護する。また、別の多孔質層として、記録
面側に樹脂多孔質層が形成された記録材を加熱処理する
ことにより、記録面を被覆する透明樹脂膜となって表面
を保護するものもある。いずれにしても、記録材が高温
に加熱した加熱ローラと、高圧力をかける加圧ローラと
の間を、記録材の画像面と加熱ローラを対向させるよう
に通すことで、記録材の表面に透明な保護層が形成され
る。つまり、画像面と加熱ローラは接触することにな
り、ローラの表面が記録材の透明多孔質層表面に、転写
されることになる。これは、ローラ表面に傷があると、
透明多孔質層の表面に傷が転写される事を意味し、画質
の低下につながる。
【0007】これらの問題を解決しつつ、画質や耐候性
を向上させる、別のやり方として、記録材の表面に予め
高分子粒子層を設けておくのでなく、記録材への記録後
に透明高分子層を表面に形成する方法がある。
【0008】先の従来例で、インク吸収層と高分子粒子
層の一体だった記録材が、ここでは基材とインク吸収層
から成る記録材と、プラスチックシートと高分子粒子層
から成る転写材に分けられている。
【0009】簡単に定着の方法を説明すると、画像を記
録した記録材表面と、転写材の高分子粒子層面とを対向
させてから、高温高圧に保持されたローラ対に通すこと
により、熱と圧力によって記録材と転写材が一体化す
る。その後、一体化した記録材を放熱体に接触させて所
定温度まで冷やしてから、転写材側のプラスチックシー
トのみを分離させると、記録材表面に透明な高分子樹脂
層が形成されることになる。ここでの所定温度とは、分
離する際、分離不良が発生しない温度である。形成され
た透明高分子樹脂層とプラスチックシートが、分離しな
い。あるいは、記録材が層間で剥がれてしまう等の分離
不良を起こす事無く、良好に分離させるには、透明高分
子樹脂層とプラスチックシート間の密着強度が大きく関
係する。一般的に、形成された透明高分子樹脂層とプラ
スチックシート間の密着強度は、温度が高いほど、強力
で、分離する事が難しいが、温度が低くなるに伴い、密
着強度は低下し、簡単に分離する事ができる。この密着
強度が急激に変化するのが、透明高分子樹脂層のガラス
転移温度付近であり、この所定温度は、透明高分子樹脂
層を構成する物質のガラス転移温度より、低めに設定す
る事が多い。
【0010】この方法だと、ローラと高分子粒子層は直
接接触せず、プラスチックシートを介して接触すること
になるので、ローラ表面の傷が高分子粒子層に転写され
ることは無く、良好な画質の印刷物が得られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、記録材からプラスチックシートを剥離
する際、十分に温度が低下している必要がある。
【0012】記録材の表面に形成された透明高分子樹脂
層は、上述の所定温度以上では粘性が高く、プラスチッ
クシートとの密着強度が強いので、この所定温度以上に
おいて、透明高分子樹脂層からプラスチックシートを剥
がそうとすると、正常に分離せず、記録材のインク吸収
層あるいは基材から剥がれていまい、分離不良となる。
特に、記録材の端部は、中央部と比較すると、剥がれ強
度が弱いため、より低い温度でも分離不良が発生しやす
い。
【0013】また、連続的に定着を行なう場合、あるい
は非常に熱容量の大きな記録材を定着すると、当然、放
熱体の温度上昇が起こり、記録材やプラスチックシート
の温度が十分に下がらず、端部において、分離不良が生
じることがある。よって分離を良好に行なうには、放熱
体の温度上昇を抑えるための特別な冷却手段、例えば、
放熱体を強力に冷却するファンやサーモモジュール(ペ
ルチェ素子)を応用したものが必須になる。これらの冷
却手段は、非常に高価でサイズも大きく、装置全体をコ
ンパクトにまとめるには、この冷却手段が障害となる。
【0014】本発明は、以上のような従来技術における
問題点に鑑みてなされたもので、装置のコンパクト化及
び印字に要する所要時間が短縮される中で、放熱体に特
別な冷却手段を設けるのでなく、簡便な冷却手段によっ
て、冷却が必要な所だけを冷却するラミネート装置の提
供を目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、被定着媒体の供給手段と、
前記被定着媒体を検出する検出手段と、前記被定着媒体
の画像記録面に対向するように、耐熱性基材と透明フィ
ルム形成用材料層で構成される透明フィルム形成用部材
の前記透明フィルム形成用材料層面を供給する透明フィ
ルム形成用部材供給手段と、前記画像記録面と透明フィ
ルム形成用材料層面を対向した状態で、前記被定着媒体
と前記透明フィルム形成用部材を積層して加熱加圧する
加熱加圧手段と、前記加熱加圧手段よりも被定着媒体搬
送方向下流側に位置し、前記加熱加圧手段により一体化
した前記被定着媒体と前記透明フィルム形成用部材の、
少なくともいずれか一方の面側に配置した放熱手段と、
前記加熱加圧手段により一体化した前記被定着媒体と前
記透明フィルム形成用部材から、耐熱性基材を分離する
分離機構手段と、を備え、前記加熱加圧手段により一体
化した前記被定着媒体あるいは前記透明フィルム形成用
部材に対して、前記放熱手段を前記検出手段の信号に基
づいて接触/離脱せしめるように構成したことを特徴と
する。
【0016】または、被定着媒体の供給手段と、前記被
定着媒体を検出する検出手段と、前記被定着媒体の画像
記録面に対向するように、耐熱性基材と透明フィルム形
成用材料層で構成される透明フィルム形成用部材の前記
透明フィルム形成用材料層面を供給する透明フィルム形
成用部材供給手段と、前記画像記録面と透明フィルム形
成用材料層面を対向した状態で、前記被定着媒体と前記
透明フィルム形成用部材を積層して加熱加圧する加熱加
圧手段と、前記加熱加圧手段よりも被定着媒体供給方向
下流側に位置し、前記加熱加圧手段により一体化した前
記被定着媒体と前記透明フィルム形成用部材の、少なく
ともいずれか一方の面側に配置した放熱手段と、前記加
熱加圧手段により一体化した前記被定着媒体と前記透明
フィルム形成用部材から、耐熱性基材を分離する分離機
構手段と、を備え、前記検出手段の信号に基づいて、前
記被定着媒体あるいは前記透明フィルム形成用部材に対
して、前記放熱手段を面接触/点接触せしめるように構
成したことを特徴とする。
【0017】上記構成によれば、被定着媒体あるいは透
明フィルム形成用部材に対して、接触/離脱あるいは面
接触/点接触可能な放熱手段により、高温に加熱された
透明フィルム層形成用部材及び被定着媒体は、冷却が必
要な所だけを短時間で急激に温度を下げることができる
ので、被定着媒体の端部に分離不良が発生するのを防止
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、
以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材
質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用され
る装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきもの
であり、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲
をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0019】〔第1実施形態〕まず、本発明の第1実施
形態に係る、透明フィルム層形成用部材(または保護体
と呼ぶ)と被定着媒体としての被記録媒体の具体的な構
成について説明する。
【0020】保護体は耐熱性基材上に単層または多層の
熱可塑性樹脂のフィルム層やラテックス層を設けた構造
である。
【0021】耐熱性基材としては、保護層形成時におけ
る圧着条件下で、さらに加熱加圧条件下で形状を安定し
て維持でき、かつインク吸収層上に透明保護層が形成さ
れた段階で分離が容易なものであれば、例えば、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタ
レート(PEN)、ポリフェニレンサルファンド(PP
S)、ポリエーテルスルホン(PES)などの材料から
成るフィルムやシートを用いることができ、その厚さは
例えば、18μm〜50μmの範囲から選択することが
できる。
【0022】樹脂層にラテックス層を用いる場合の構成
としては、基材上に熱可塑性の粒子が基材から容易に脱
落しない程度に固着された層を形成しており、加熱して
造膜できるものが挙げられる。
【0023】ラテックス層の形成も、ラテックスを含む
塗工液を、ロールコーティング法、ロードバーコーティ
ング法、スプレーコーティング法、エアナイフコーティ
ング法、スロットダイコーティング法などにより塗工
し、乾燥されることで行うことができる。得られるラテ
ックス層の層厚は最終的に被記録媒体のインク吸収層に
十分に密着し、気泡が存在しないように接着するのに必
要な厚みを持たなければならない。被記録媒体のインク
吸収層の表面粗さをRmaxで表したとき、少なくともそ
の量の70%〜150%、さらに望ましくは100%〜
150%の厚みを持たなければならない。
【0024】このような保護体によりその表面を改質
し、優れた画質を提供できる被記録体は、例えば次のよ
うに形成される。
【0025】基材としては、ポリエチレン、ポリエチレ
ンテレフタレート(PET)、などのプラスチックフィ
ルム、上質紙、コート紙、ラミネート紙等の紙材から成
るシートを挙げることができる。この表面に塗布される
インク吸収層としては、ポリビニルアルコール、酢酸ビ
ニル、アクリル、ウレタンなどの水溶性高分子エマルジ
ョンとそれらの組み合わせ、および、その中に更に合成
シリカを分散した塗料を塗工したものを用いることがで
きる。塗工方法として、ロールコーティング法、ロッド
バーコーティング法、スプレーコーティング法、スロッ
トダイコーティング法等を用い、塗布後乾燥することに
より、被記録媒体が得られる。
【0026】以上説明した構成の被記録媒体および透明
フィルム層形成用部材としての保護体を用いて、画像形
成を行うことができる。この画像形成には、種々の記録
方法を採用できるが、インクジェット記録法を好適に利
用し得る。インクジェット記録における記録方式は、静
電吸引方式、圧電素子を用いる方式、発熱素子を用いる
方式等、その記録方式に特に限定されない。
【0027】インクジェット記録に用いるインクとして
は、水溶媒体に、染料や顔料などの色材を含有させたも
のなど、インクジェット記録方式に適用できるものであ
れば良い。カラー記録を行う場合は、常法に従って、シ
アン、マゼンダ、およびイエロー、更には必要に応じて
ブラックを用いた減色混合によりフルカラー画像を形成
することができる。
【0028】基材上に透明フィルム層形成用材料層を設
けた構成の部材を用いたインク吸収層上への透明フィル
ム層の形成は、例えば次のようにして行うことができ
る。
【0029】被記録媒体のインク吸収層に画像情報に応
じてインクジェット記録法により、インクを打ち込んで
画像を形成したところで、被記録媒体のインク吸収層側
の面に、基材上の透明フィルム層形成用材料層を重ね合
わせ、一対の対向するローラ間に通す等の方法によっ
て、加熱/加圧することで、透明フィルム層形成用材料
層をインク吸収層に圧着するとともに透明フィルム化す
る。その後、十分に冷やして(詳細は後述)、こうして
形成されたインク吸収層上に透明フィルム層から透明フ
ィルム層形成用部材の基材を分離して透明フィルム層で
保護させたインク吸収層中に形成された画像を有する印
刷物を得ることができる。
【0030】図1は本発明に係る第1実施形態で、透明
フィルム層の形成工程を含むインクジェット記録部を内
蔵したラミネート装置の概略図を示す。
【0031】図1の装置は、供給手段11のロールに巻
き取られた被記録媒体4のインク吸収層側の面に対し
て、インクジェット記録を行うインクジェット記録部1
と、その記録されたインク吸収層に透明記録層の形成を
行うラミネート処理部2を有する。
【0032】インクジェット記録部1は記録手段として
のインクジェット記録ヘッド3を有し、図2(a)に示
す被記録媒体4の基材4b上のインク吸収層4aに対し
て画像情報に応じてインクを付与し、画像を形成する。
画像形成後、カッター9により画像は所定の大きさに裁
断される。
【0033】加熱ローラ6aは軸内部に加熱するための
ハロゲンヒータを内蔵し、回転軸上には該ローラ6aの
回転数を検知するロータリーエンコーダを持つ。加圧ロ
ーラ6bは不図示の加圧機構により、所定の圧力で加熱
ローラ6aに押し付けることができる。
【0034】検出手段としてのメディアセンサ21によ
り、被記録媒体4の先端が検出されると、加圧ローラ6
bが不図示の加圧機構によって加熱ローラ6aに圧接す
るとともに、加熱加圧された一対のローラ6a,6bと
透明フィルム層形成用部材5の巻取装置7が図1中矢印
方向にそれぞれ所定の回転速度で回転を始める。
【0035】不図示の駆動軸にクラッチ機構を備える巻
取装置7の円周速度は、加熱ローラ6aの円周速度よ
り、若干速く設定されており、常時透明フィルム層形成
用部材5には所定の張力がかかることになる。透明フィ
ルム層形成用部材5の供給手段を構成する巻出装置10
側にも、同様のクラッチ機構を有し、モータの駆動方向
は、図1中矢印方向とは逆方向にかかっており、こちら
側の透明フィルム層形成用部材5にも所定の張力がかか
ることになる。
【0036】次に、図2(b)に示す画像形成された被
記録媒体4のインク吸収層4aに対して透明フィルム層
形成用部材5が透明フィルム形成用材料層5a側から積
層され、積層状態を保ったまま、一対のローラ6a,6
bの間を通し、必要に応じた加熱、加圧が行われる。
【0037】なお、このローラ対における加圧力や加熱
温度は、用いる透明フィルム形成用材料層の種類に応じ
て設定することができる。
【0038】この加熱加圧処理によって透明フィルム形
成用材料層5aが、インク吸収層4aに圧着されるとと
もに透明フィルム化される。
【0039】その後、この透明フィルム層形成用部材5
と被記録媒体4は、下流に配置された、熱伝導性の高い
放熱体23によって、先端部(搬送方向下流側端部)の
保有する熱が奪われ、分離不良を生じない所定温度まで
温度が下がる。
【0040】被記録媒体4の表面に形成された透明フィ
ルム形成用材料層5aは、上述の所定温度以上では粘性
が高く、透明フィルム層形成用部材5の基材5b(プラ
スチックシート)との密着強度が強いので、この所定温
度以上において、透明フィルム形成用材料層5aからプ
ラスチックシートを剥がそうとすると、正常に分離せ
ず、被記録媒体4のインク吸収層4aあるいは基材4b
から剥がれていまい、分離不良となる。
【0041】特に先端部(搬送方向下流側端部)は形状
的に特異点であり、被記録媒体4の剥がれ強度は、中央
部より弱い。よって、上述の所定温度以上の場合、透明
フィルム層形成用部材5と被記録媒体4間の密着強度が
被記録媒体4の剥がれ強度より強いため、被記録媒体4
のインク吸収層4aあるいは基材4bから剥がれる分離
不良を起こしやすい。一方、中央部は端部と違い、温度
を下げる必要はなく、自然放熱程度の温度低下で十分、
分離不良は起こさない。
【0042】そして、被記録媒体4の先端部は、放熱体
23と結合された、熱伝導性の低い分離ガイド28を通
過することで分離される。つまり、先端部は急激に折り
曲げられたパスと先端分離機構の分離ガイド28によっ
て、剛性の高い被記録媒体4と透明フィルム形成用材料
層5a(接着した透明フィルム層)が、透明フィルム層
形成用部材5の基材5bと同じパスを通過できずに分離
されることになる。
【0043】上述した、放熱体23と分離用の分離ガイ
ド28は結合されており、分離ガイド28の中心周りに
回動可能になっている。放熱体23は、図3(a)中矢
印方向に付勢されており、常に所定のテンションで、透
明フィルム層形成用部材5に接触することになる。ま
た、放熱体23は、不図示の放熱体離脱駆動系により前
述の付勢方向とは反対方向である図3(b)中矢印方向
に離脱可能となっている。なお、分離ガイド28は、熱
伝導性の低い、例えば、ポリアセタール等の樹脂製で作
られているので、分離ガイド28から吸熱した熱は、結
合された放熱体23へは流れ込まない。
【0044】被記録媒体4の先端部が放熱体23を通過
したら、放熱体離脱駆動系を稼動して放熱体23を透明
フィルム層形成用部材5から離脱させる(図3(b)参
照)。その後も被記録媒体4の中央部は分離ガイド28
によって分離が継続される。中央部は、端部と違って、
空冷程度の冷却でも(分離時の温度がある程度高くて
も)分離不良を起こさない。高温の透明フィルム層形成
用部材5が分離ガイド28に常時接触することになる
が、分離ガイド28は熱伝導性の低い部材であるため
に、結合された放熱体23の温度上昇は小さい。
【0045】この動作は、メディアセンサ26が被記録
媒体4の後端部(搬送方向上流側端部)を検出するまで
継続する。被記録媒体4の後端部を検知すると、放熱体
離脱駆動が解除される。すると、放熱体23が透明フィ
ルム層形成用部材5に接触することになり、透明フィル
ム層形成用部材5及び被記録媒体4の後端部の温度が急
速に下がる。
【0046】その後、被記録媒体4の後端部が、分離ガ
イド28を通過した所で、排紙ローラ29(図1参照)
によって外部に排紙される。被記録媒体4が分離ガイド
28を通過するにつれて、被記録媒体4は、透明フィル
ム層形成用部材5から分離されていき、透明フィルム層
形成用部材5と被記録媒体4の密着面積は徐々に減って
いく。最後には、透明フィルム形成用材料層5aだけ
で、透明フィルム層形成用部材5と被記録媒体4がつな
がっているだけなので、この時、排紙ローラ29の軽い
ニップ力で排紙可能となる。また、被記録媒体4の後端
部は、放熱体23で十分に冷却されているので、分離不
良を生じることも無い。また、被記録媒体4の後端部が
透明フィルム層形成用部材5と線でつながっているが、
結合力が非常に弱い場合は、後端部の温度を下げなくて
も分離不良を生じないこともある。この場合、冷却は不
要になる。
【0047】これで、図2(c)に示す画像を受像した
インク吸収層4a上に透明フィルム層5cを有する印刷
物8(図1参照)を得ることができる。
【0048】この後、被記録媒体4と積層されずに送ら
れた、加熱ローラ6aの位置から先端分離機構(分離ガ
イド28)の位置までの間の透明フィルム層形成用部材
5は、加熱されただけで、透明フィルム形成用材料層5
aが残っているため、再利用が可能である。この透明フ
ィルム層形成用部材5の未使用部分を加熱ローラ6a位
置に巻き戻すために、その長さに該当する角度だけ、加
熱ローラ6aを逆回転させた後、停止する。停止後、不
図示の加圧機構を備えた加圧ローラ6bは、加圧ローラ
6bとのニップを解除する方向に稼動して非圧着位置
(図1の破線位置)に退避する。このように、透明フィ
ルム層形成用部材5の未使用部分を正確に巻戻すことが
できるのは、加熱ローラ6aのロータリーエンコーダ
が、透明フィルム層形成用部材5の送り量をカウントし
ているためである。
【0049】本実施形態では、高温の透明フィルム層形
成用部材5から分離ガイド28への熱の移動を阻止する
ため、分離ガイド28を熱伝導性の低い材料にしたが、
これに限定されるものではなく、例えば、分離ガイド2
8の材料を断熱性の高い材料にしても良い。
【0050】また、例えば、分離ガイド28を小型化し
て透明フィルム層形成用部材5との接触面積を小さくし
たり、表面に熱伝導性の低いコーティングをするなど、
工夫の仕方によっては、熱伝導性の高い材料でも良い。
つまり、放熱体23と同じ材料(例えば、金属)で一体
で形成しても良い。そうすることで、透明フィルム層形
成用部材5との接触で発生する静電気を防止できるし、
部品数を減らすことができる。
【0051】以上説明したように、加熱加圧ローラ対6
a,6bの下流側に離脱可能な放熱体23を設けること
により、高温に加熱された透明フィルム層形成用部材5
及び被記録媒体4の、分離不良が発生しやすい先端部と
後端部だけを、急激に温度を下げることができるので、
分離不良による印刷物の品質低下が防止できる。また、
被記録媒体全体から吸熱するより、中央部を除いた端部
からだけ吸熱する方が、放熱体23の能力も小さくでき
るので、装置のコストダウンと小型化が可能となる。
【0052】〔第2実施形態〕前述した第1実施形態に
おいては、被記録媒体4及び透明フィルム層形成用部材
5が接する、放熱体23は、分離ガイド28と一体にな
っていたが、形態はこれに限定されることは無い。第2
実施形態では、単独で分離ガイド28の上流側に配置す
る放熱体について説明する。放熱体以外の基本的な構成
は、前述した第1実施形態と同じなので詳しい説明は省
略する。
【0053】図4にて、本発明の係る第2実施形態にお
ける装置の概略を示す。
【0054】図4に示すように、放熱体31は、例え
ば、アルミニウムのような非常に熱伝導性の高い材料で
作られており、不図示の駆動系で図4中矢印方向に回動
可能となっている。通常は図5(a)に示すように、放
熱体31の一部(下側)に設けた2つの突起32,33
が透明フィルム層形成用部材5と点接触しており、不図
示の駆動系で放熱体31を図1中矢印方向に回すこと
で、放熱体31は多少押し付けられた形で透明フィルム
層形成用部材5と面接触することになる。その後は、前
述の不図示の駆動系に1方向クラッチが組み込まれてい
るため、駆動力を遮断しても、透明フィルム層形成用部
材5が搬送されていれば、その接触摩擦によって、放熱
体31は連れ回りすることになる(図5(b)参照)。
【0055】図4において、加熱加圧ローラ対6a,6
bによって、加熱加圧された被記録媒体4の先端部がメ
ディアセンサ26で検出されると、図5(a)の状態の
放熱体31に対して不図示の駆動系から動力が伝達さ
れ、放熱体31を矢印方向に回す。放熱体31の突起3
3が、透明フィルム層形成用部材5と接触した後、所定
時間たつと動力は遮断される。放熱体31は、所定の接
触圧で透明フィルム層形成用部材5と接しているので、
駆動力を遮断しても、搬送されている透明フィルム層形
成用部材5との摩擦接触により連れ回りし、高温の透明
フィルム層形成用部材5及び背面の被記録媒体4の先端
部付近から、熱を急速に奪うことになる。更に進むと、
放熱体31は、図5(a)の状態に戻り、突起32,3
3が透明フィルム層形成用部材5と点接触した状態で前
述の接触圧がとれないため、放熱体31は連れ回りでき
ず、停止する。放熱体31のサイズ(円弧部の円周方向
の長さ)は、透明フィルム層形成用部材5との(搬送方
向の)接触長さに比例するので、放熱体31のサイズを
小さくすれば、幅狭領域を放熱することができる。
【0056】その後、メディアセンサ26が被記録媒体
4の後端部を検出すると、先端部の時と同様に、図5
(a)の状態の放熱体31に対して不図示の駆動系から
動力が伝達され、放熱体31を矢印方向に回す。放熱体
31の突起33が、透明フィルム層形成用部材5と接触
した後、所定時間たつと動力は遮断されるが、放熱体3
1は、所定の接触圧で透明フィルム層形成部材と接して
いるので、駆動力を遮断しても、透明フィルム層形成部
材との接触摩擦により連れ回りし、高温の透明フィルム
層形成用部材5及び背面の被記録媒体4の後端部付近か
ら、熱を急速に奪うことになる。更に進むと、放熱体3
1は、図5(a)の状態に戻り、突起32,33が透明
フィルム層形成用部材5と点接触した状態で前述の接触
圧がとれないため、放熱体31は連れ回りできず、停止
する。
【0057】上記の冷却工程で、被記録媒体4の先端部
(搬送方向下流側端部)と後端部(搬送方向上流側端
部)は、回動可能な放熱体31(の円弧部)と面接触
し、熱が奪われるため、分離不良が発生しない温度まで
下げることができる。一方、被記録媒体4の中央部は放
熱体31(の突起32,33)と点接触なので、熱の移
動はほとんど無く、被記録媒体4の温度は下がらない
が、被記録媒体4の中央部は端部と違い、紙の繊維が解
れている事もなく、被記録媒体4の層間の剥離強度が強
いため、被記録媒体4が層間で剥がれる等の分離不良を
起こすことはない。放熱体31は、被記録媒体4の中央
部から熱を受けることはなく、先端部と後端部から熱を
受けるだけなので、放熱体31の冷却能力は、それほど
大きなものは不要で、小型化、コストダウンが可能であ
る。
【0058】先端部の分離は、急激に折り曲げられたパ
スと先端分離機構の分離ガイド28によって、剛性の高
い被記録媒体4と透明フィルム形成用材料層5a(接着
した透明フィルム層)が、透明フィルム層形成用部材5
の基材5bと同じパスを通過できずに分離されることに
なる。
【0059】後端部の分離に関しては、被記録媒体4の
後端部が、分離ガイド28を通過した所で、排紙ローラ
29によって外部に排紙される。この時、排紙ローラ2
9に特別の細工は必要無く、分離ガイド28を通過し
た、被記録媒体4の後端部は、面でなく、線でつながっ
ているだけなので、排紙ローラ29の軽いニップ力で排
紙可能となる。また、被記録媒体4の後端部は、放熱体
31で十分に冷却されているので、分離不良を生じるこ
とも無い。
【0060】これで、図2(c)に示す画像を受像した
インク吸収層4a上に透明フィルム層5cを有する印刷
物8(図1参照)を得ることができる。
【0061】ここでは、放熱体31は、透明フィルム層
形成用部材5と被記録媒体4から吸熱した熱を自然放熱
によって外部に出しているが、これに限定されるもので
はなく、例えば、冷却用のファンを使って、放熱体31
を冷やしても良い。
【0062】放熱体31は透明フィルム層形成用部材5
に接触する側に配設されており、一対のローラ6a,6
bで加熱され、熱くなった透明フィルム層形成用部材5
と被記録媒体4が、透明フィルム層形成用部材5側から
冷却されることになる。この放熱体31を透明フィルム
層形成用部材5側に配置し、透明フィルム層形成用部材
5側から冷却する理由としては、効率よく熱を奪うため
である。本来冷却をしたい部分は、透明フィルム層形成
用部材5の透明フィルム形成用材料層5aと、被記録媒
体4のインク吸収層4aであるから、極端なことをいえ
ば、両面にある、透明フィルム層形成用部材5の基材5
bや被記録媒体4の基材4bは、冷却しなくても良い。
しかし、中に挟まれた透明フィルム形成用材料層5aと
インク吸収層4aだけを冷やすことはできないので、熱
伝導で効率の良い透明フィルム層形成用部材5側から冷
却している。ただし、透明フィルム層形成用部材5と被
記録媒体4の熱伝導率(熱の伝わり易さ)を比較して、
さほど差が無い、あるいは被記録媒体4の方が優れてい
る場合、被記録媒体4側に放熱体31を配置して被記録
媒体4の方から熱を奪う構成にしてもよい。
【0063】本実施形態では、高温の被記録媒体の端部
以外、つまり中央部における透明フィルム層形成用部材
5から、放熱体31への熱の移動は極力阻止したいた
め、放熱体31と透明フィルム層形成用部材5とは点接
触になっている。さらに熱の移動を阻止したいのなら、
例えば、放熱体31の突起32,33に熱伝導性の低い
材料を付けたり、表面にコーティングしたりしても良
い。
【0064】以上説明したように、加熱加圧ローラ対6
a,6bの下流側に回動可能な放熱体31を設けること
により、高温に加熱された透明フィルム層形成用部材5
及び被記録媒体4の、分離不良が発生しやすい先端部と
後端部だけを、温度を下げることができるので、分離不
良による印刷物の品質低下が防止できる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
加熱加圧手段よりも被定着媒体搬送方向下流側に配置
し、被定着媒体あるいは透明フィルム形成用部材に対し
て、接触/離脱あるいは面接触/点接触可能な放熱手段
により、高温に加熱された透明フィルム層形成用部材及
び被記録媒体は、冷却が必要な所(例えば被定着媒体端
部など)だけを短時間で急激に温度を下げることができ
るので、被定着媒体の端部に分離不良が発生するのを防
止できる。
【0066】また、被定着媒体全体から吸熱するより、
端部からだけ吸熱する方が、放熱手段の能力も小さくで
きるので、装置のコストダウンと小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るラミネート装置を
模式的に示した図
【図2】被記録媒体のインク吸収層上の透明フィルム層
の形成工程(a)〜(c)を示す図
【図3】第1実施形態に係る放熱体の拡大図
【図4】本発明の第2実施形態に係るラミネート装置を
模式的に示した図
【図5】第2実施形態に係る放熱体の拡大図
【符号の説明】
1 …インクジェット記録部 2 …ラミネート処理部 3 …インクジェット記録ヘッド 4 …被記録媒体 4a …インク吸収層 4b …基材 5 …透明フィルム層形成用部材 5a …透明フィルム形成用材料層 5b …基材 5c …透明フィルム層 6a …加熱ローラ 6b …加圧ローラ 7 …巻取装置 8 …印刷物 9 …カッター 10 …巻出装置 11 …供給手段 21 …メディアセンサ 23 …放熱体 26 …メディアセンサ 28 …分離ガイド 29 …排紙ローラ 31 …放熱体 32,33 …突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被定着媒体の供給手段と、 前記被定着媒体を検出する検出手段と、 前記被定着媒体の画像記録面に対向するように、耐熱性
    基材と透明フィルム形成用材料層で構成される透明フィ
    ルム形成用部材の前記透明フィルム形成用材料層面を供
    給する透明フィルム形成用部材供給手段と、 前記画像記録面と透明フィルム形成用材料層面を対向し
    た状態で、前記被定着媒体と前記透明フィルム形成用部
    材を積層して加熱加圧する加熱加圧手段と、 前記加熱加圧手段よりも被定着媒体搬送方向下流側に位
    置し、前記加熱加圧手段により一体化した前記被定着媒
    体と前記透明フィルム形成用部材の、少なくともいずれ
    か一方の面側に配置した放熱手段と、 前記加熱加圧手段により一体化した前記被定着媒体と前
    記透明フィルム形成用部材から、耐熱性基材を分離する
    分離機構手段と、 を備え、 前記加熱加圧手段により一体化した前記被定着媒体ある
    いは前記透明フィルム形成用部材に対して、前記放熱手
    段を前記検出手段の信号に基づいて接触/離脱せしめる
    ように構成したことを特徴とするラミネート装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱加圧手段により一体化した前記
    被定着媒体の搬送方向下流側端部あるいは該端部に相当
    する透明フィルム形成用部材の一部に対して、前記放熱
    手段を前記検出手段の信号に基づいて接触せしめること
    を特徴とする請求項1記載のラミネート装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱加圧手段により一体化した前記
    被定着媒体の搬送方向下流側端部と上流側端部あるいは
    該端部に相当する透明フィルム形成用部材の一部に対し
    て、前記放熱手段を前記検出手段の信号に基づいて接触
    せしめることを特徴とする請求項1記載のラミネート装
    置。
  4. 【請求項4】 被定着媒体の供給手段と、 前記被定着媒体を検出する検出手段と、 前記被定着媒体の画像記録面に対向するように、耐熱性
    基材と透明フィルム形成用材料層で構成される透明フィ
    ルム形成用部材の前記透明フィルム形成用材料層面を供
    給する透明フィルム形成用部材供給手段と、 前記画像記録面と透明フィルム形成用材料層面を対向し
    た状態で、前記被定着媒体と前記透明フィルム形成用部
    材を積層して加熱加圧する加熱加圧手段と、 前記加熱加圧手段よりも被定着媒体供給方向下流側に位
    置し、前記加熱加圧手段により一体化した前記被定着媒
    体と前記透明フィルム形成用部材の、少なくともいずれ
    か一方の面側に配置した放熱手段と、 前記加熱加圧手段により一体化した前記被定着媒体と前
    記透明フィルム形成用部材から、耐熱性基材を分離する
    分離機構手段と、 を備え、 前記検出手段の信号に基づいて、前記被定着媒体あるい
    は前記透明フィルム形成用部材に対して、前記放熱手段
    を面接触/点接触せしめるように構成したことを特徴と
    するラミネート装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱加圧手段により一体化した前記
    被定着媒体の搬送方向下流側端部あるいは該端部に相当
    する透明フィルム形成用部材の一部に対して、前記放熱
    手段を前記検出手段の信号に基づいて面接触せしめるこ
    とを特徴とする請求項4記載のラミネート装置。
  6. 【請求項6】 前記加熱加圧手段により一体化した前記
    被定着媒体の搬送方向下流側端部と上流側端部あるいは
    該端部に相当する透明フィルム形成用部材の一部に対し
    て、前記放熱手段を前記検出手段の信号に基づいて面接
    触せしめることを特徴とする請求項4記載のラミネート
    装置。
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