JP2002128327A - ラミネート装置 - Google Patents

ラミネート装置

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JP2002128327A
JP2002128327A JP2000330091A JP2000330091A JP2002128327A JP 2002128327 A JP2002128327 A JP 2002128327A JP 2000330091 A JP2000330091 A JP 2000330091A JP 2000330091 A JP2000330091 A JP 2000330091A JP 2002128327 A JP2002128327 A JP 2002128327A
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transparent film
medium
heating
film forming
ink
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JP2000330091A
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Tetsuo Kikuchi
哲雄 菊池
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 加熱された高温の記録材からプラスチックシ
ートを分離する際、分離不良を伴わず、分離できるラミ
ネート装置を提供する。 【解決手段】 被記録媒体4の供給手段11と、メディ
アセンサ21,26と、耐熱性基材と透明フィルム形成
用材料層で構成される透明フィルム層形成用部材5の透
明フィルム形成用材料層面を供給する巻取装置7及び巻
出装置10と、画像記録面と透明フィルム形成用材料層
面を対向した状態で、被記録媒体4と透明フィルム層形
成用部材5を加熱加圧する加熱加圧ローラ対6a,6b
と、被記録媒体4と透明フィルム層形成用部材5から耐
熱性基材を分離する分離機構27,28と、を備えたラ
ミネート装置において、メディアセンサ21,26の検
出信号に応じて、加熱加圧ローラ対6a,6bを通過す
る被記録媒体4と透明フィルム層形成用部材5の搬送速
度を可変する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録済み被定着媒
体に対して、表面に保護層を設けるラミネート装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ
などの記録装置は、画像情報に基づいて各種の記録材上
にドットパターンから成る画像を記録するように構成さ
れている。前記記録装置は記録方法により、インクジェ
ット式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザービーム
式などに分けることができる。
【0003】インクジェット式のインクジェット記録装
置は、記録ヘッドの吐出口からインク滴を吐出飛翔さ
せ、それを記録材上に付着させて記録するように構成さ
れている。このインクジェット記録装置は他の記録装置
と比べて動作音が小さく、基本的な構成が簡単であり、
比較的コストを抑えることができるため、多方面で使用
されている。
【0004】このインクジェット記録装置に使用される
記録材としては、紙やプラスチックシートなどの記録材
や、更にはこれらの基材の表面に各種微細な無機材料な
どをコートすることによって、表面に細孔構造をもつイ
ンク吸収層を設けて、記録材上に付着したインクドット
がにじまないようにしている。特に、フルカラープリン
タや高品位の画像が求められるプリンタでは、インク専
用のコート紙が使用されており、最近では写真調の印字
が強く望まれることから、インク吐出量も増える傾向に
あり、記録材の最大吸水率を考慮して使用する場合もあ
る。
【0005】さらに、記録材、あるいは画質の品位を上
げるために、記録済みの記録材の画像面に非可逆的に変
化し透明な膜を形成させ、画質の向上、耐光性の優れた
画質ものを連続的にプリントできるものもある。
【0006】この物性が非可逆的に変化する層を記録面
側に有する記録材としては、例えば、その記録面に多孔
質高分子層が形成されているものがある。この多孔質高
分子層は加熱処理することにより、透明高分子膜になっ
て記録面を被覆保護する。また、別の多孔質層として、
記録面側に樹脂多孔質層が形成された記録材を加熱処理
することにより、記録面を被覆する透明樹脂膜となって
表面を保護するものもある。いずれにしても、記録材が
高温に加熱した加熱ローラと、高圧力をかける加圧ロー
ラとの間を、記録材の画像面と加熱ローラを対向させる
ように通すことで、記録材の表面に透明な保護層が形成
される。つまり、画像面と加熱ローラは接触することに
なり、該ローラの表面が記録材の透明多高質層表面に、
転写されることになる。これは、前記ローラ表面に傷が
あると、透明多孔質層の表面に傷が転写されることを意
味し、画質の低下につながる。
【0007】これらの問題を解決しつつ、画質や耐光性
を向上させる、別のやり方として、記録材の表面に予め
多孔質高分子層を設けておくのではなく、記録材への記
録後に透明高分子層を表面に形成する方法がある。
【0008】先の従来例で、インク吸収層と多孔質高分
子層が一体だった記録材が、ここでは基材とインク吸収
層から成る記録材と、プラスチックシートと多孔質高分
子層から成る転写材に分けられている。
【0009】簡単に定着の方法を説明すると、画像を記
録した記録材表面と、転写材の多孔質高分子層面とを対
向させてから、高温高圧に保持されたローラ対に通すこ
とにより、熱と圧力によって記録材と転写材が一体化す
る。その後、一体化した記録材が所定温度まで冷えてか
ら、転写材側のプラスチックシートのみを分離させる
と、記録材表面に透明な多孔質高分子層が形成されるこ
とになる。ここでの所定温度とは、分離する際、分離不
良が発生しない温度である。
【0010】この方法だと、ローラと多孔質高分子層は
直接接触せず、プラスチックシートを介して接触するこ
とになるので、ローラ表面の傷が多孔質高分子層に転写
されることはなく、良好な画質の印刷物が得られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、記録材からプラスチックシートを分離
する際、十分に温度を低下させる必要があった。
【0012】一般的に、印刷の命令を出してから印刷物
を得るまでの所要時間は、できるだけ短いほうが望まし
い。この印刷の所要時間を短縮するために、仮に記録
材、あるいはプラスチックシートの温度が所定温度まで
下がっていない状態で分離すると、端部に分離不良、例
えば、印刷物の層間剥離などが発生し、本来得られるべ
き良好な画像が得られず、印刷物の品質低下につながっ
ていた。
【0013】本発明は、以上のような従来技術における
問題点に鑑みてなされたもので、印刷に要する所要時間
が短縮される中で、特別な冷却手段を設けなくても、加
熱された高温の記録材からプラスチックシートを分離す
る際、分離不良を伴わず、分離できるラミネート装置の
提供を目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、被定着媒体の供給手段と、
前記被定着媒体の通過を検出する検出手段と、前記被定
着媒体の画像記録面に対向するように、耐熱性基材と透
明フィルム形成用材料層で構成される透明フィルム形成
用部材の前記透明フィルム形成用材料層面を供給する透
明フィルム形成用部材供給手段と、前記画像記録面と透
明フィルム形成用材料層面を対向した状態で、前記被定
着媒体と前記透明フィルム形成用部材を加熱加圧する加
熱加圧手段と、前記加熱加圧手段で一体化した前記被定
着媒体と前記透明フィルム形成用部材から耐熱性基材を
分離する分離機構手段と、を備え、前記検出手段の検出
信号に応じて、前記加熱加圧手段を通過する前記被定着
媒体と前記透明フィルム形成用部材の搬送速度を可変す
ることを特徴とする。
【0015】或いは、信号に応じてインクを吐出して記
録を行うインクジェット記録手段を用いて被定着媒体に
インクジェット記録を行うインクジェット記録部と、前
記インクジェット記録部に、インクを受容するインク吸
収層を有する被定着媒体を供給する被定着媒体供給手段
と、前記被定着媒体のインク吸収層面に対向するよう
に、耐熱性基材と透明フィルム形成用材料層で構成され
る透明フィルム形成用部材の前記透明フィルム形成用材
料層面を供給する透明フィルム形成用部材供給手段と、
前記被定着媒体の通過を検出する検出手段と、前記画像
記録面と透明フィルム形成用材料層面を対向した状態
で、前記被定着媒体と前記透明フィルム形成用部材を加
熱加圧する加熱加圧手段と、前記加熱加圧手段で一体化
した前記被定着媒体と前記透明フィルム形成用部材から
耐熱性基材を分離する分離機構手段と、を備え、前記イ
ンクジェット記録手段からのインク吐出数あるいは吐出
量を検出できるインク吐出検出手段を設け、該インク吐
出数或いは吐出量に応じて、前記加熱加圧手段を通過す
る前記被定着媒体と前記透明フィルム形成用部材の搬送
速度を可変することを特徴とする。
【0016】上記構成によれば、例えば、前記被定着媒
体と前記透明フィルム形成用部材が前記加熱加圧手段を
通過する際、前記被定着媒体の搬送方向中央部と搬送方
向上流側及び下流側端部で搬送速度を可変することによ
り、更に具体的には、前記被定着媒体と前記透明フィル
ム形成用部材が前記加熱加圧手段を通過する際、前記被
定着媒体の搬送方向上流側及び下流側端部の搬送速度
を、前記被定着媒体の搬送方向中央部の搬送速度より遅
くことにより、被定着媒体の層間強度が向上し、それか
ら透明フィルム形成用材料層と透明フィルム層形成用部
材の耐熱性基材間の付着力が下がるため、正常な分離が
可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、
以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材
質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用され
る装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきもの
であり、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲
をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0018】〔第1実施形態〕まず、本発明の第1実施
形態に係る、透明フィルム層形成用部材(または保護体
と呼ぶ)と被定着媒体としての被記録媒体の具体的な構
成について説明する。
【0019】保護体は耐熱性基材上に単層または多層の
熱可塑性樹脂のフィルム層やラテックス層を設けた構造
である。
【0020】耐熱性基材としては、保護層形成時におけ
る圧着条件下で、さらに加熱加圧条件下で形状を安定し
て維持でき、かつインク吸収層上に透明保護層が形成さ
れた段階で分離が容易なものであれば、例えば、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタ
レート(PEN)、ポリフェニレンサルファンド(PP
S)、ポリエーテルスルホン(PES)などの材料から
成るフィルムやシートを用いることができ、その厚さは
例えば、18μm〜50μmの範囲から選択することが
できる。
【0021】樹脂層にラテックス層を用いる場合の構成
としては、基材上に熱可塑性の粒子が基材から容易に脱
落しない程度に固着された層を形成しており、加熱して
造膜できるものが挙げられる。
【0022】ラテックス層の形成も、ラテックスを含む
塗工液を、ロールコーティング法、ロードバーコーティ
ング法、スプレーコーティング法、エアナイフコーティ
ング法、スロットダイコーティング法などにより塗工
し、乾燥されることで行うことができる。得られるラテ
ックス層の層厚は最終的に被記録媒体のインク吸収層に
十分に密着し、気泡が存在しないように接着するのに必
要な厚みを持たなければならない。被記録媒体のインク
吸収層の表面粗さをRmaxで表したとき、少なくともそ
の量の70%〜150%、さらに望ましくは100%〜
150%の厚みを持たなければならない。
【0023】このような保護体によりその表面を改質
し、優れた画質を提供できる被記録媒体は、例えば次の
ように形成される。
【0024】基材としては、ポリエチレン、ポリエチレ
ンテレフタレート(PET)、などのプラスチックフィ
ルム、上質紙、コート紙、ラミネート紙等の紙材から成
るシートを挙げることができる。この表面に塗布される
インク吸収層としては、ポリビニルアルコール、酢酸ビ
ニル、アクリル、ウレタンなどの水溶性高分子エマルジ
ョンとそれらの組み合わせ、および、その中に更に合成
シリカを分散した塗料を塗工したものを用いることがで
きる。塗工方法として、ロールコーティング法、ロッド
バーコーティング法、スプレーコーティング法、スロッ
トダイコーティング法等を用い、塗布後乾燥することに
より、被記録媒体が得られる。
【0025】以上説明した構成の被記録媒体および透明
フィルム層形成用部材としての保護体を用いて、画像形
成を行うことができる。この画像形成には、種々の記録
方法を採用できるが、インクジェット記録法を好適に利
用し得る。インクジェット記録における記録方式は、静
電吸引方式、圧電素子を用いる方式、発熱素子を用いる
方式等、その記録方式に特に限定されない。
【0026】インクジェット記録に用いるインクとして
は、水溶媒体に、染料や顔料などの色材を含有させたも
のなど、インクジェット記録方式に適用できるものであ
れば良い。カラー記録を行う場合は、常法に従って、シ
アン、マゼンダ、およびイエロー、更には必要に応じて
ブラックを用いた減色混合によりフルカラー画像を形成
することができる。
【0027】基材上に透明フィルム層形成用材料層を設
けた構成の部材を用いたインク吸収層上への透明フィル
ム層の形成は、例えば次のようにして行うことができ
る。
【0028】被記録媒体のインク吸収層に画像情報に応
じてインクジェット記録法により、インクを打ち込んで
画像を形成したところで、被記録媒体のインク吸収層側
の面に、基材上の透明フィルム層形成用材料層を重ね合
わせ、一対の対向するローラ間に通す等の方法によっ
て、加熱/加圧することで、透明フィルム層形成用材料
層をインク吸収層に圧着するとともに透明フィルム化す
る。その後、こうして形成されたインク吸収層上の透明
フィルム層から透明フィルム層形成用部材の基材を分離
して透明フィルム層で保護させたインク吸収層中に形成
された画像を有する印刷物を得ることができる。
【0029】図1に本発明に係る第1実施形態で、イン
クジェット記録部を内蔵する、透明フィルム層の形成工
程を含んだラミネート装置の概略図を示す。
【0030】図1の装置は、供給手段11のロールに巻
き取られた被記録媒体4のインク吸収層に対して、イン
クジェット記録を行うインクジェット記録部1と、その
記録されたインク吸収層に透明記録層の形成を行うラミ
ネート処理部2を有する。
【0031】インクジェット記録部1は記録手段として
のインクジェット記録ヘッド3を有し、図2(a)に示
す被記録媒体4の基材4b上のインク吸収層4aに対し
て画像情報に応じてインクを付与し、画像を形成する。
画像形成後、カッター9により画像は所定の大きさに裁
断される。
【0032】加熱ローラ6aは軸内部に加熱するための
ハロゲンヒータを内蔵し、回転軸上には該ローラ6aの
回転数を検知するロータリーエンコーダを持ち、加熱ロ
ーラの回転量を常に把握できる。加圧ローラ6bは不図
示の加圧機構により、所定の圧力で加熱ローラ6aに押
し付けることができる。検出手段としてのメディアセン
サ21が被記録媒体4を検出される前に、不図示の加圧
機構によって、加圧ローラ6bは加熱ローラ6aに圧接
しておく。
【0033】その後、メディアセンサ21により、被記
録媒体4の先端が検出されると、加熱加圧された一対の
ローラ6a,6bは、回転速度V1(図3参照)で回転
を始める。これと同時に、透明フィルム層形成用部材5
の供給手段を構成する巻取装置7は図1中矢印方向(こ
の矢印方向とは透明フィルム層形成用部材5の巻取方向
と一致)にそれぞれ所定の回転速度で回転を始める。こ
こでは、同時に回転をスタートしているが、例えば、加
圧力が十分に強く、加熱ローラ6aにブレーキがかかっ
ており、巻取装置7を回転しても、透明フィルム層形成
用部材5がローラ6a,6b間を滑り出さない場合、加
圧機構で加圧した後なら、加熱ローラ6aより早く、巻
取装置7を回転し始めても良い。
【0034】不図示の駆動軸にクラッチ機構を備える巻
取装置7の円周速度は、加熱ローラ6aの円周速度よ
り、若干速く設定されており、常時透明フィルム層形成
用部材5には所定の張力がかかることになる。透明フィ
ルム層形成用部材5の供給手段を構成する巻出装置10
側にも、同様のクラッチ機構を有し、モータの駆動方向
は、図1中矢印方向(この矢印方向とは透明フィルム層
形成用部材5の巻出方向と一致)とは逆方向にかかって
おり、こちら側の透明フィルム層形成用部材5にも所定
の張力がかかることになる。
【0035】次に、図2(b)に示す画像形成された被
記録媒体4のインク吸収層4aに対して透明フィルム層
形成用部材5が透明フィルム形成用材料層5a側から積
層され、積層状態を保ったまま、一対のローラ6a,6
bの間を通し、必要に応じた加熱、加圧が、適する定着
速度で行われることになる。
【0036】この加熱加圧処理によって透明フィルム形
成用材料層5aが、インク吸収層4aに圧着されるとと
もに透明フィルム化される。
【0037】ここから、この加熱加圧処理の定着工程を
図3を用いて詳細に説明する。
【0038】まず、メディアセンサ21が被記録媒体4
の先端を検出すると、加熱ローラ6aが通常の速度V1
で回転を始め、被記録媒体4の先端がローラ6a,6b
のニップ位置に達する前に、加熱ローラ6aの速度をV
1からV2にスローダウンして、被記録媒体4の先端が
ローラ6a,6bのニップ位置に達したら、速度V2に
なるようにする(図3の時間T1)。少なくとも、被記
録媒体4の先端がローラ6a,6bのニップ位置に達し
たら、加熱ローラ6aの速度はV2である必要があるの
で、多少早めに速度をV1からV2にスローダウンした
り、あるいはスローダウンをせずに、前記速度をV1か
らV2に急激に可変させたりしてもよい。前記被記録媒
体4と透明フィルム層形成用部材5の積層体の先端を通
常速度V1より、遅い速度V2で加熱加圧することで、
該積層体の先端には通常より多くの熱が加わることにな
り、先端部の含水量を通常より低下させたり、また、過
熱による透明フィルム層形成用部材5の収縮が発生した
りする。これらが、先端部の良好な分離につながる(詳
細は後述)。
【0039】前記積層体の先端をニップして、時間T2
後には、定着速度を遅いV2からV1にスローアップし
て、通常の加熱加圧が行われる。ここでは、定着速度を
可変するのに、スローアップして速度を徐々に上げてい
るが、画像上問題なければ、スローアップせずに、急激
に速度を可変するようなシーケンスでも良い。ここで、
定着速度V2を時間T2続けているが、定着に要する時
間を短くする。あるいは、画像への影響を極力減らす。
意味からT2はできるだけ短い方が良い。理想的には積
層体の先端をニップしたら、速やかに、V1に戻す方が
良い。
【0040】その後、被記録媒体4の後端をメディアセ
ンサ21が検出すると、所定時間後に定着速度をスロー
ダウンしてV2にして(図3の時間T3−T4)、前記
被記録媒体4と透明フィルム層形成用部材5の積層体の
後端付近を過熱(図3の時間T4)することで、含水量
を低下できる。前記積層体の後端がニップを抜けるとこ
ろで、定着速度をV2からV1に可変する。ここでも定
着速度を可変するのに、スローアップして速度を徐々に
上げているが、積層体の後端がニップを抜けた後なら、
急激に定着速度を変えても問題ない。
【0041】また、前記積層体の後端付近は、被記録媒
体4の後端を検出してから、所定時間後に定着速度の可
変を行なっているが、予め被記録媒体4のサイズが分か
っているなら、先端の検出をトリガーとして、後端付近
の定着速度を可変(V1→V2→V1)しても良い。
【0042】次に被記録媒体4から透明フィルム層形成
用部材5の基材5bを剥がす、先端分離機構と後端分離
機構の説明をする。
【0043】被記録媒体4の先端が検出手段としてのメ
ディアセンサ26を通過後、図1及び図4に示すよう
に、前記被記録媒体4と透明フィルム層形成用部材5の
積層体の先端は、急激に折り曲げられたパスと先端分離
機構の固定ガイド28によって、剛性の高い被記録媒体
4と透明フィルム形成用材料層5a(接着した透明フィ
ルム層5c)が、透明フィルム層形成用部材5の基材5
bと同じパスを通過できずに自動的に分離されることに
なる。つまり、透明フィルム形成用材料層5a(接着し
た透明フィルム層5c)と透明フィルム層形成用部材5
の基材5bの間で剥がれることになる(これを正常分離
と呼ぶ)。
【0044】しかしながら、先端が剥がされる際、正常
に分離せずに、被記録媒体4の層間で剥離が発生し、分
離不良となる場合もある。これは、透明フィルム形成用
材料層5a(接着した透明フィルム層5c)と透明フィ
ルム層形成用部材5の基材5bの間の付着力より、(被
記録媒体4の含水量が多く)被記録媒体4の層間強度が
弱い時に発生する。特に端部は紙の繊維がほぐれていた
りして形状的に特異点であり、分離不良が発生しやす
い。
【0045】本実施形態では、前述したように、被記録
媒体4と透明フィルム層形成用部材5の積層体の先端と
後端を加熱ローラ6aと加圧ローラ6bで加熱加圧する
際、通常の定着速度V1より、遅い速度V2で定着をし
ているため、被記録媒体4の含水量は、通常より低くな
り、被記録媒体4の層間強度は強化されていることにな
る。また、被記録媒体4の端部は、中央部より過熱ぎみ
なので、透明フィルム層形成用部材5にしわが多少発生
し、透明フィルム形成用材料層5a(接着した透明フィ
ルム層5c)と透明フィルム層形成用部材5の基材5b
間の付着力にムラができる。これらの層間強度の強化と
付着力のムラによって、常に、透明フィルム形成用材料
層5a(接着した透明フィルム層5c)と透明フィルム
層形成用部材5の基材5b間の付着力より、(被記録媒
体4の含水量が多く)被記録媒体4の層間強度が強くな
り、分離不良は発生せずに、正常に先端分離が可能とな
る。
【0046】次に被記録媒体4の後端分離機構について
説明する。
【0047】メディアセンサ26が被記録媒体4の先端
を検出すると、検出した時の加熱ローラ6aの角度位置
から被記録媒体4と透明フィルム層形成用部材5の積層
体の後端が後端分離機構に位置するまでの加熱ローラ6
aの角度位置を該加熱ローラ6aのロータリーエンコー
ダが監視し、当該角度において後端分離機構により後端
分離を行う。後端分離機構は、固定ガイド27a,27
bと、可動分離軸27cで構成され、該可動分離軸27
cが透明フィルム層形成用部材5側から、前記積層体の
後端を急速に押し出すことで、該積層体の後端部におい
て、透明フィルム層形成用部材5の基材5bを分離させ
ることができる。
【0048】この後端においても、先端と同様に、定着
時の速度を通常の定着速度V1より遅い速度V2で行な
っているので、被記録媒体4の後端部の含水量が低く
(層間強度の強化)なり、かつ透明フィルム層形成用部
材5にしわ(付着力の低下)が発生するために、正常な
分離が実現できる。
【0049】これで、図2(c)に示す画像を受像した
インク吸収層4a上に透明フィルム層5cを有する印刷
物8(図1参照)を得ることができる。
【0050】この後、被記録媒体4と積層されずに送ら
れた、加熱ローラ6aの位置から先端分離機構(固定ガ
イド28)の位置までの間の透明フィルム層形成用部材
5は、加熱されただけで、透明フィルム形成用材料層5
aが残っているため、再利用が可能である。この透明フ
ィルム層形成用部材5の未使用部分を加熱ローラ6a位
置に巻き戻すために、その長さに該当する角度だけ加熱
ローラ6aを速度V4(図3参照)で逆回転させた後、
停止する。停止後、不図示の加圧機構を備えた加圧ロー
ラ6bは、加熱ローラ6aとのニップを解除する方向に
稼動して非圧着位置(図1の破線位置)に退避する。
【0051】以上説明したように、加熱加圧ローラ対6
a,6bで、被記録媒体4と透明フィルム層形成用部材
5の積層体を加熱加圧する際、該積層体の先端部と後端
部を、通常の定着速度V1より、遅い速度V2で定着す
ることにより、被記録媒体4の層間強度が向上し、それ
から透明フィルム形成用材料層5a(接着した透明フィ
ルム層5c)と透明フィルム層形成用部材5の基材5b
間の付着力が下がるため、正常な分離が可能となる。
【0052】〔第2実施形態〕前述した第1実施形態に
おいては、環境条件や被記録媒体の状態によらず、先端
と後端の定着速度を所定の速度に可変したが、第2実施
形態では、インクジェット記録ヘッドからのインク打ち
込み量の情報に応じて、先端と後端の定着速度を可変す
る系について説明する。基本的な構成は、前述した第1
実施形態と同じなので詳しい説明は省略する。
【0053】図5にて、本発明に係る第2実施形態にお
けるフローチャートを示す。
【0054】図5に示すように、ステップS1にて、先
端部の所定領域内のインク打込み量Nを算出する。画像
形成は、第1実施形態(図1参照)で説明したように、
インクジェット記録ヘッド3を有したインクジェット記
録部1が、図2(a)に示す被記録媒体4の基材4b上
のインク吸収層4aに対して画像情報に応じてインクを
打ち込んでいるので、インク打ち込み信号をカウントす
ることで、インク打込み量Nは算出できる。
【0055】ステップS2にて、このインク打込み量N
が、予め設定されたインク打込み量(しきい値)N1と
比較する。
【0056】このステップS2にて、N<N1、つまり
インク打込み量Nがしきい値N1より少ないなら、被記
録媒体の含水量は、それほど高くないと予想されるの
で、ステップS3に進み、先端部の定着速度をV2に設
定する。
【0057】一方、ステップS2にて、N≧N1、つま
りインク打込み量Nがしきい値N1より多いなら、被記
録媒体の含水量は、通常より高いと予想して、ステップ
S4に進み、先端部の定着速度をV2より、さらに遅い
V3に設定し、熱を多量に加えて積極的に水を飛ばす。
【0058】ここでは、先端部の所定領域内のインク打
込み量の大小で、先端部の定着速度を決定しているが、
後端部の定着速度も同様の方法で決めることができる。
【0059】また、ここでは定着速度を決める、インク
打込み量のしきい値がN1と1つだけであるが、別にし
きい値を多数N1、N2、…設けて、定着速度を階段的
に切り替えても良いし、無段階で切り替えても良い。
【0060】図6にて、本発明に係る第2実施形態にお
けるタイミングチャートを示す。
【0061】図6において、先端部はインク打込み量N
がしきい値N1より少ないので、図5のフローチャート
において、ステップS1→S2→S3となり、定着速度
が通常の定着速度V1より遅い速度V2に設定されてい
る。また、後端部はインク打込み量Nがしきい値N1よ
り多く、図5のフローチャートにおいて、ステップS1
→S2→S4となり、定着速度が前記速度V2より更に
遅い速度V3に設定されている。
【0062】メディアセンサ21が被記録媒体4の先端
を検出すると、加熱ローラ6aが通常の速度V1で回転
を始め、被記録媒体4の先端がローラ6a,6bのニッ
プ位置に達する前に、加熱ローラ6aの速度をV1から
V2にスローダウンして、被記録媒体4の先端がローラ
6a,6bのニップ位置に達したら、速度V2になるよ
うにする(図6の時間T1)。被記録媒体4と透明フィ
ルム層形成用部材5の積層体の先端を通常速度V1よ
り、遅いV2で加熱加圧することで、被記録媒体4の先
端には、通常より多くの熱が加わる事になり、先端部の
含水量を通常より低下させたり、また、過熱による透明
フィルム層形成用部材5の収縮が発生したりする。これ
らが、先端部の良好な分離につながる。
【0063】先端をニップして、時間T2後には、定着
速度を遅いV2からV1にスローアップして、通常の加
熱加圧が行われる。その後、被記録媒体4の後端がメデ
ィアセンサ21で検出されると、所定時間後に定着速度
をスローダウンしてV1からV3にして(図6の時間T
3−T4)、被記録媒体4と透明フィルム層形成用部材
5の積層体の後端付近を過熱(図6の時間T4)するこ
とで、被記録媒体4の含水量が低下し、分離が良好にで
きる。後端がニップを抜けるところで、定着速度をV3
からV1に可変する。
【0064】ここでは、インクの打込み量だけで、端部
の定着速度を決めているが、実際には、被記録媒体の含
水量は、インクを打込むことにより当然上昇するが、保
存環境の温度、湿度でも大きく変化する。また、インク
打込み後、時間の経過とともに水分が蒸発するので含水
量は低下する。
【0065】よって、しきい値N1は、状況によって変
える必要がある。例えば、被記録媒体の保存環境が悪
く、湿度が高い場合は、被記録媒体の含水量は通常より
多めになっているので、しきい値N1を本来の数値より
小さく設定する必要がある。逆に、保存環境の湿度が非
常に低く、被記録媒体の含水量が低い場合は、しきい値
N1を大きく設定できることになる。また、インク打込
み後、時間が経過したものを定着する場合も、被記録媒
体の含水量が低いので、しきい値N1を大きく設定でき
る。
【0066】以上説明したように、加熱加圧ローラ対
で、透明フィルム層形成用部材5と積層される被記録媒
体4の先端と後端を加熱加圧する際、被記録媒体4の先
端部と後端部へのインク打込み量に応じて、先端部と後
端部付近の定着速度を可変することで、被記録媒体の層
間強度が確保でき、正常な分離が可能となる。また、被
記録媒体の含水量の大小に応じた、最適の定着速度で定
着できるので、必要以上に定着速度を下げる事が無く、
定着時間の短縮につながる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば、被定着媒体と透明フィルム形成用部材が加熱加
圧手段を通過する際、前記被定着媒体の搬送方向中央部
と搬送方向上流側及び下流側端部で搬送速度を可変する
ことにより、更に具体的には、前記被定着媒体と前記透
明フィルム形成用部材が前記加熱加圧手段を通過する
際、前記被定着媒体の搬送方向上流側及び下流側端部の
搬送速度を、前記被定着媒体の搬送方向中央部の搬送速
度より遅くことにより、被定着媒体の層間強度が向上
し、それから透明フィルム形成用材料層と透明フィルム
層形成用部材の耐熱性基材間の付着力が下がるため、正
常な分離が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラミネート装置を模式的に示した
【図2】被記録媒体のインク吸収層上の透明フィルム層
の形成工程(a)〜(c)を示す図
【図3】第1実施形態に係るタイミングチャート
【図4】先端分離部の拡大図
【図5】第2実施形態に係るフローチャート
【図5】第2実施形態に係るタイミングチャート
【符号の説明】
1 …インクジェット記録部 2 …ラミネート処理部 3 …インクジェット記録ヘッド 4 …被記録媒体 4a …インク吸収層 4b …基材 5 …透明フィルム層形成用部材 5a …透明フィルム形成用材料層 5b …基材 5c …透明フィルム層 6a …加熱ローラ 6b …加圧ローラ 7 …巻取装置 8 …印刷物 9 …カッター 10 …巻出装置 11 …供給手段 21 …メディアセンサ 26 …メディアセンサ 27a,27b …固定ガイド 27c …可動分離軸 28 …固定ガイド
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月16日(2000.11.
16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラミネート装置を模式的に示した
【図2】被記録媒体のインク吸収層上の透明フィルム層
の形成工程(a)〜(c)を示す図
【図3】第1実施形態に係るタイミングチャート
【図4】先端分離部の拡大図
【図5】第2実施形態に係るフローチャート
【図】第2実施形態に係るタイミングチャート
【符号の説明】 1 …インクジェット記録部 2 …ラミネート処理部 3 …インクジェット記録ヘッド 4 …被記録媒体 4a …インク吸収層 4b …基材 5 …透明フィルム層形成用部材 5a …透明フィルム形成用材料層 5b …基材 5c …透明フィルム層 6a …加熱ローラ 6b …加圧ローラ 7 …巻取装置 8 …印刷物 9 …カッター 10 …巻出装置 11 …供給手段 21 …メディアセンサ 26 …メディアセンサ 27a,27b …固定ガイド 27c …可動分離軸 28 …固定ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 41/00 B41J 29/00 H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被定着媒体の供給手段と、 前記被定着媒体の通過を検出する検出手段と、 前記被定着媒体の画像記録面に対向するように、耐熱性
    基材と透明フィルム形成用材料層で構成される透明フィ
    ルム形成用部材の前記透明フィルム形成用材料層面を供
    給する透明フィルム形成用部材供給手段と、 前記画像記録面と透明フィルム形成用材料層面を対向し
    た状態で、前記被定着媒体と前記透明フィルム形成用部
    材を加熱加圧する加熱加圧手段と、 前記加熱加圧手段で一体化した前記被定着媒体と前記透
    明フィルム形成用部材から耐熱性基材を分離する分離機
    構手段と、 を備え、 前記検出手段の検出信号に応じて、前記加熱加圧手段を
    通過する前記被定着媒体と前記透明フィルム形成用部材
    の搬送速度を可変することを特徴とするラミネート装
    置。
  2. 【請求項2】 信号に応じてインクを吐出して記録を行
    うインクジェット記録手段を用いて被定着媒体にインク
    ジェット記録を行うインクジェット記録部と、 前記インクジェット記録部に、インクを受容するインク
    吸収層を有する被定着媒体を供給する被定着媒体供給手
    段と、 前記被定着媒体のインク吸収層面に対向するように、耐
    熱性基材と透明フィルム形成用材料層で構成される透明
    フィルム形成用部材の前記透明フィルム形成用材料層面
    を供給する透明フィルム形成用部材供給手段と、 前記被定着媒体の通過を検出する検出手段と、 前記画像記録面と透明フィルム形成用材料層面を対向し
    た状態で、前記被定着媒体と前記透明フィルム形成用部
    材を加熱加圧する加熱加圧手段と、 前記加熱加圧手段で一体化した前記被定着媒体と前記透
    明フィルム形成用部材から耐熱性基材を分離する分離機
    構手段と、 を備え、 前記インクジェット記録手段からのインク吐出数あるい
    は吐出量を検出できるインク吐出検出手段を設け、該イ
    ンク吐出数あるいは吐出量に応じて、前記加熱加圧手段
    を通過する前記被定着媒体と前記透明フィルム形成用部
    材の搬送速度を可変することを特徴とするラミネート装
    置。
  3. 【請求項3】 前記被定着媒体と前記透明フィルム形成
    用部材が前記加熱加圧手段を通過する際、前記被定着媒
    体の搬送方向中央部と搬送方向上流側及び下流側端部で
    搬送速度を可変することを特徴とする請求項1又は2記
    載のラミネート装置。
  4. 【請求項4】 前記被定着媒体と前記透明フィルム形成
    用部材が前記加熱加圧手段を通過する際、前記被定着媒
    体の搬送方向上流側及び下流側端部の搬送速度は、前記
    被定着媒体の搬送方向中央部の搬送速度より遅いことを
    特徴とする請求項3記載のラミネート装置。
JP2000330091A 2000-10-30 2000-10-30 ラミネート装置 Pending JP2002128327A (ja)

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