JP4333705B2 - サーマルプリンタ及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、サーマルヘッドとプラテンとの間にインクリボン及び記録用紙を挟持し、インクリボンのインクを記録用紙に転写して印画を行うサーマルプリンタ及び画像形成方法に係るものであり、詳しくは、記録用紙の表面に十分な凹凸を形成し、鮮明な視覚効果を得ることができるようにした技術に関するものである。
従来より、複数の発熱素子(例えば、発熱抵抗体)を配列したサーマルヘッドと、このサーマルヘッドに対向するように設けられたプラテン(例えば、プラテンローラ)とを備えるサーマルプリンタが知られている。そして、このようなサーマルプリンタには、印画方式として主に、昇華方式、溶融方式、感熱方式があり、プラテン上に搬送された記録用紙(例えば、ロール紙)に対し、サーマルヘッドをインクリボンの上から圧接して印画を行うようになっている。すなわち、いずれの印画方式であっても、サーマルヘッドには、複数の発熱抵抗体が配列されており、これらの発熱抵抗体に対し、階調レベルに応じた選択的な通電を行って、その際に発生する熱エネルギーを利用して、ロール紙に印画を行っている。
例えば、昇華方式のライン型サーマルプリンタの場合には、サーマルヘッドに発熱抵抗体がライン状に配列されている。そして、サーマルヘッドとプラテンローラとの間までインクリボン及びロール紙を搬送し、サーマルヘッドをプラテンローラに圧接させてインクリボン及びロール紙を挟持する。その後、サーマルヘッドの発熱抵抗体を選択的に通電駆動し、その際に発生する熱エネルギーによってインクリボンのインクを昇華させ、ロール紙に転写することによって画像を形成するようになっている。
ここで、このようなサーマルプリンタに使用されるインクリボンは、一般的に、リボンカセット内の供給リールと巻取りリールとの間に巻き回されており異なる複数のカラーインク(例えば、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の各インク)と、透明なラミネートインク(L)とがベースフィルム上の長手方向に順次繰り返して配置された構成となっている。そして、印画する画像情報に基づいて、ロール紙に対し、カラーインク(Y,M,C)を順次転写して画像を形成している。
また、透明なラミネートインク(L)は、カラーインク(Y,M,C)で形成された画像を保護等するためのものである。すなわち、カラーインク(Y,M,C)で形成された画像の上から、熱転写によって全体に透明なラミネート層を形成することで、カラー画像の耐薬品性や耐溶剤性、耐油脂性及び耐摩擦性等を向上させるようにしている。さらにまた、透明なラミネート層により、形成されたカラー画像の表面光沢性を高め、画像品質の向上を図ることも可能になる。
このように、サーマルプリンタは、カラーインク(Y,M,C)によってロール紙にカラー画像を形成し、透明なラミネートインク(L)によってそのカラー画像を保護等しているが、ラミネートインク(L)を転写する段階で、カラー画像の表面に凹凸パターンを形成するマット処理が施されることもある。すなわち、ラミネートインク(L)による画像の保護等のための機能はそのままとしつつ、マット処理の凹凸により、カラー画像に対して、つや消し、絹目調等の好みの表面性を付与することが可能となっている。
例えば、下記の特許文献1には、ロール紙にカラー画像を形成した後、ラミネートインク(L)を転写する際に、転写パターンを適宜選択して、発熱抵抗体の加熱部に対応した凹部と、非加熱部に対応した凸部とが形成されるようにし、ラミネート層の表面を凹凸パターンに形成することにより、任意な表面性を得る技術が開示されている。
特開平9−272266号公報
また、下記の特許文献2には、ロール紙にカラー画像を形成した後、ラミネートインク(L)を転写する際に、メモリに記憶された凹凸パタ−ンを読み出して、ラミネートインク(L)によって絹目又はランダムな凹凸パターンを形成し、視覚的に効果の大きいマット処理を施す技術が開示されている。
国際公開第97/39898号パンフレット
このように、前述した特許文献1及び特許文献2に記載の技術によれば、カラーインク(Y,M,C)によってロール紙にカラー画像を形成した後、そのカラー画像を保護するためのラミネートインク(L)を転写する際に、転写されたラミネート層に凹凸パターンを付与することにより、カラー画像の表面にマット処理を施すことができるようにしている。
しかし、このような特許文献1及び特許文献2に記載の技術によってカラー画像上に転写され、形成されたラミネート層は、ロール紙の厚みに比して非常に薄いものである。そのため、その薄いラミネート層にいくら凹凸パターンを付与しても、凹部と凸部との差異が非常に小さく、凹凸の程度に限界があった。すなわち、特許文献1及び特許文献2に記載の技術によって形成された凹凸パターンでは、十分な凹凸とは言えず、視覚的に鮮明なマット効果を得ることができないという問題があった。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、ロール紙(記録用紙)自体の表面に比較的大きな凹凸を形成することを可能とし、透明なラミネート層による画像保護の機能を維持しつつ、マット処理の凹凸により、つや消し、絹目調等の十分な視覚効果を得ることができるようにすることである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
本発明の1つである請求項1に記載の発明は、複数の発熱素子を配列したサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドに対向するように設けられたプラテンとを備え、前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間にインクリボン及び記録用紙を挟持して前記インクリボン及び前記記録用紙を搬送し、前記発熱素子を発熱させることによって前記インクリボンのインクを前記記録用紙に転写して印画を行うサーマルプリンタであって、前記インクリボンは、カラーインクと透明なラミネートインクとがベースフィルム上の長手方向に順次繰り返して配置されており、前記記録用紙は、熱可塑性樹脂から形成された表面層を有しており、前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間の圧接力を調整する圧接力調整手段を備え、前記圧接力調整手段により、前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間の圧接力は、前記カラーインクの転写時よりも前記ラミネートインクの転写時の方が大きく、前記ラミネートインクの転写時における前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間の圧接力は、段階的又は連続的に調整可能であり、前記ラミネートインクの転写時は、前記サーマルヘッドの圧接力と前記発熱素子の熱とによって前記表面層を熱変形させ、前記記録用紙の表面に任意の凹凸パターンを形成するように構成されている
また、本発明の他の1つである請求項に記載の発明は、複数の発熱素子を配列したサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドに対向するように設けられたプラテンとを備え、前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間にインクリボン及び記録用紙を挟持して前記インクリボン及び前記記録用紙を搬送し、前記発熱素子を発熱させることによって前記インクリボンのインクを前記記録用紙に転写して印画を行うサーマルプリンタの画像形成方法であって、前記インクリボンは、カラーインクと透明なラミネートインクとがベースフィルム上の長手方向に順次繰り返して配置されており、前記記録用紙は、熱可塑性樹脂から形成された表面層を有しており、前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間の圧接力を調整する圧接力調整手段を備え、前記圧接力調整手段によって前記ラミネートインクの転写時における前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間の圧接力を前記カラーインクの転写時よりも大きくし、前記ラミネートインクの転写時は、段階的又は連続的に調整される前記サーマルヘッドの圧接力と前記発熱素子の熱とによって前記表面層を熱変形させ、前記記録用紙の表面に任意の凹凸パターンを形成する。
(作用)
上記の発明において、インクリボンには、カラーインクと透明なラミネートインクとがベースフィルム上の長手方向に順次繰り返して配置されている。そして、サーマルヘッドとプラテンとの間にインクリボン及び記録用紙を挟持してインクリボン及び記録用紙を搬送し、発熱素子を発熱させることによってインクリボンのインクを記録用紙に転写して印画を行う。ここで、記録用紙は、熱可塑性樹脂から形成された表面層を有している。また、サーマルプリンタは、サーマルヘッドとプラテンとの間の圧接力を調整する圧接力調整手段を備えており、圧接力調整手段により、サーマルヘッドとプラテンとの間の圧接力は、カラーインクの転写時よりもラミネートインクの転写時の方が大きくなっている。さらにまた、ラミネートインクの転写時におけるサーマルヘッドとプラテンとの間の圧接力は、段階的又は連続的に調整可能であり、ラミネートインクの転写時は、サーマルヘッドの圧接力と発熱素子の熱とによって表面層を熱変形させる。そのため、ラミネートインクの転写時に記録用紙自体の表面に、サーマルヘッドの圧接力や発熱素子の熱の相違による任意の凹凸パターンを形成することができる。すなわち、サーマルヘッドの圧接力を強くすれば、その強い圧接力が記録用紙に加わるので、記録用紙自体の表面が熱変形によってつぶれ、比較的大きな凹みが形成されるようになる。一方、サーマルヘッドの圧接力を弱くすると、記録用紙の表面がほとんど変形しないので、凹みに対して相対的に凸になる部分が形成されることとなる。
上記の発明によれば、記録用紙自体の表面に、サーマルヘッドの圧接力や発熱素子の熱の相違による任意の凹凸パターンを形成することができる。すなわち、非常に薄いラミネート層ではなく、比較的厚みのある記録用紙自体に任意の凹凸パターンが形成される。
したがって、形成された凹凸パターンは、凹部と凸部との差異が十分大きいものとなっているので、視覚的に鮮明なマット効果を得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態のサーマルプリンタ10を示す側面図である。
ここで、サーマルプリンタ10は、カラー対応のものであり、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の3色のカラーインクと透明なラミネートインク(L)とが塗布されたインクリボン11が装着されている。
また、サーマルプリンタ10は、昇華式のものであり、サーマルヘッド20に配列された複数の発熱抵抗体21(本発明における発熱素子に相当するもの)に通電した際に発生する熱エネルギーを利用して、インクリボン11に塗布された昇華性の各インクを昇華させ、ロール紙12(本発明における記録用紙に相当するもの)上に転写して印画を行うようになっている。
ここで、サーマルヘッド20は、サーマルヘッド20に対向するように設けられたプラテンローラ15(本発明におけるプラテンに相当するもの)に対して接離方向に変位可能となっており、印画が実行される際には、サーマルヘッド20が下降してプラテンローラ15に圧接するように変位する。なお、印画の際のサーマルヘッド20とプラテンローラ15との間の圧接力は、後述する圧接力調整手段によって連続的な強弱の調整ができるようになっている。
このようなサーマルプリンタ10において、各色ごとに色分けされたインクリボン11は、リボンカセット(図示せず)内に収納されており、色変換処理された階調データに応じて、図1に示す矢印のように回転する供給リール13から引き出され、その後、ガイドローラ(図示せず)に導かれながら、サーマルヘッド20とプラテンローラ15との間を通り、巻取りリール14に向けて図1の左方向に順次搬送される。
一方、ロール紙12は、サーマルプリンタ10内の所定の場所にセットされており、必要に応じてそこから引き出され、搬送される。すなわち、引き出されたロール紙12は、用紙搬送路(図示せず)によって導かれ、サーマルヘッド20とプラテンローラ15との間を通り、キャプスタンローラ16とピンチローラ17とによって挟持され、キャプスタンローラ16の正逆の回転駆動によって前後(図1の左右)に搬送される。そして、サーマルヘッド20による印画の終了後は、カッター18によって所定の長さに切断され、排紙口(図示せず)から排紙される。なお、印画の開始時は、ロール紙12の前端がサーマルヘッド20を通り過ぎ、ロール紙12の印画の開始地点がサーマルヘッド20の発熱抵抗体21と対向する位置になるまで図1の右方向に搬送されている。
そして、サーマルプリンタ10に印画指令が入力されると、それまで上昇していたサーマルヘッド20(図1に示す状態)が矢印のように下降し、発熱抵抗体21によってプラテンローラ15を押圧して、サーマルヘッド20とプラテンローラ15との間にインクリボン11及びロール紙12を挟持する。すなわち、サーマルヘッド20がプラテンローラ15に向かって変位し、その結果、インクリボン11及びロール紙12を介して、サーマルヘッド20とプラテンローラ15との間に圧接力が作用する。
この状態において階調データが入力されると、反時計回りに回転駆動されたキャプスタンローラ16と従動するピンチローラ17とにより、ロール紙12が図1の左方向に順次搬送される。それと同時に、インクリボン11が供給リール13から引き出され、巻取りリール14に向けて図1の左方向に順次搬送される。そして、サーマルヘッド20の発熱抵抗体21が選択的に通電駆動され、発熱抵抗体21から発生した熱がインクリボン11に伝達される。すると、インクリボン11上のイエロー(Y)のカラーインクが昇華されることとなり、ロール紙12上に転写されて印画が行われる。
また、カラー印画の場合、各色ごとに印画が実行されるため、インクリボン11が搬送されて転写する色が変更されるごとに、キャプスタンローラ16が逆回転(時計回りに回転)し、ロール紙12が図1の右方向に搬送されて印画の開始地点まで戻される。そして同様に、マゼンタ(M)及びシアン(C)のカラーインクを転写する。すなわち、ロール紙12は、最初に引き出されてから、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の3色のカラーインクをそれぞれ転写し、カラー画像を形成するまでに、3往復することとなる。なお、最後に透明なラミネートインク(L)を転写した後は、ロール紙12が戻されずにカッター18で切断され、排紙口(図示せず)から排紙されるので、合計すると3往復半で印画が終了する。
このように、図1に示す本実施形態のサーマルプリンタ10は、複数の発熱抵抗体21を配列したサーマルヘッド20と、このサーマルヘッド20に対向するように設けられたプラテンローラ15とを備えており、サーマルヘッド20とプラテンローラ15との間にインクリボン11及びロール紙12を挟持し、発熱抵抗体21を発熱させることによってインクリボン11のインクをロール紙12に転写して印画を行うものである。そして、インクリボン11には、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の3色のカラーインクと透明なラミネートインク(L)とが塗布されている。
そこで次に、このようなインクリボン11及びロール紙12の構成について詳細に説明する。
図2は、本実施形態のサーマルプリンタ10に使用するインクリボン11を示す平面図である。
図2に示すように、インクリボン11は、リボンカセット(図示せず)内の供給リール13と巻取りリール14との間に巻き回されておりイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の3色のカラーインクと、透明なラミネートインク(L)とがそれぞれベースフィルム11a上の長手方向に順次繰り返して配置された構成となっている。
ここで、ラミネートインク(L)は、紫外線吸収剤を添加した透明な熱可塑性樹脂からなり、各カラーインク(Y,M,C)をロール紙12(図1参照)上に転写し、カラー画像を形成した後に、そのカラー画像上に重ねて転写されるものである。すなわち、透明なラミネートインク(L)は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の各カラーインクに続いて配置されており、形成したカラー画像に積層することで、保護フィルムの役割をなし、耐薬品性や耐溶剤性、耐油脂性及び耐摩擦性等を向上させている。また、透明なラミネートインク(L)によってカラー画像の表面光沢性が高められ、画像品質を向上させることが可能となっている。
図3は、本実施形態のサーマルプリンタ10に使用するロール紙12を部分的に示す断面図である。
図3に示すように、ロール紙12は、パルプ等からなる基材12aと、この基材12aの一方の面(図1に示すサーマルヘッド20の圧接面)に形成され、インク受容層を有する表面層12bと、基材12aの他方の面に形成され、走行性を向上させるためのバック層12cとから構成されている。
ここで、表面層12bは、インクリボン11(図2参照)から転写される各カラーインク(Y,M,C)を受容し、形成されたカラー画像を維持するためのインク受容層を有するものであり、主として、アクリル系、ポリエステル系、ポリカーボネート系、ポリ塩化ビニル系等の熱可塑性樹脂から形成されている。なお、表面層12bには、基材12aがパルプ等で形成されている場合等に、その基材12aとインク受容層との密着性を向上させるため、下地として両者間に挿入される樹脂層も含まれる。
そして、表面層12bは、初期の厚さがTであるとしても、図1に示すサーマルヘッド20の発熱抵抗体21が圧接し、印画のために発熱抵抗体21を発熱させた際に、その熱エネルギーによってクッション性を失い、厚さTが薄くなるという特性を有している。すなわち、表面層12bは、上記したような熱可塑性樹脂で形成されているので、サーマルヘッド20によって加えられる所定の圧接力と発熱抵抗体21で発生した熱エネルギーとによって熱変形し、つぶれる(凹みが生ずる)ものである。
一方、バック層12cは、ロール紙12が安定して走行できるように、プラテンローラ15(図1参照)等との間の摩擦力を低減するために設けられているものであり、主な材料としては、アクリル系、ポリエステル系、ポリ塩化ビニル系、酢酸ビニル系等の熱可塑性樹脂が挙げられる。なお、バック層12cは、ロール紙12の用途や仕様等により、その有無が適宜異なる。
このように、図2に示すインクリボン11には、カラーインク(Y,M,C)と透明なラミネートインク(L)とがベースフィルム11a上に順次繰り返して配置されており、図3に示すロール紙12には、サーマルヘッド20の圧接面側に、サーマルヘッド20の圧接力と熱エネルギーとによって凹む表面層12bが設けられている。そして、本実施形態のサーマルプリンタ10は、インクリボン11のカラーインク(Y,M,C)の転写時と、透明なラミネートインク(L)の転写時とで、サーマルヘッド20とプラテンローラ15との間の圧接力(サーマルヘッド20の発熱抵抗体21によってロール紙12の表面層12bに加えられる圧接力)が異なるようになっている。
そこで次に、このようなサーマルヘッド20の構成について詳細に説明する。
図4から図6は、本実施形態のサーマルプリンタ10におけるサーマルヘッド20を示す側面図である。
ここで、図4は、ロール紙12の搬送時等の状態を示すものであり、図5は、インクリボン11のカラーインク(Y,M,C)の転写時の状態を示すものであり、図6は、インクリボン11のラミネートインク(L)の転写時の状態を示すものである。
図4に示すように、サーマルヘッド20は、プラテンローラ15に対向するように設けられており、プラテンローラ15との間でインクリボン11及びロール紙12を挟持し、発熱させることによってインクリボン11のインク(Y,M,C,L)をロール紙12に転写する発熱抵抗体21を備えている。
また、サーマルヘッド20は、プラテンローラ15との間の圧接力を連続的に調整可能な圧接力調整手段を備えている。この圧接力調整手段は、中心からずれた位置にある回転軸22aによって時計回りに回転する偏心カム22と、サーマルヘッド20を押圧するばね23とによって構成されている。すなわち、サーマルヘッド20の上部に偏心カム22が設けられ、この偏心カム22は、ばね23を介してサーマルヘッド20を押圧するようになっている。
ここで、偏心カム22の回転軸22aとプラテンローラ15との間隔は、固定された一定の距離になっている。そのため、偏心カム22を回転させると、ばね23の縮み量が変化することとなり、その結果、ばね23の反発力が大きくなったり小さくなったりする。すなわち、偏心カム22を回転させることによってばね23が縮むようにすれば、発熱抵抗体21とプラテンローラ15との間の圧接力が強くなる。逆に、ばね23が伸びる位置まで偏心カム22を回転させれば、発熱抵抗体21とプラテンローラ15との間の圧接力が弱くなる。そして、本実施形態のサーマルプリンタ10では、ロール紙12の搬送時等と、インクリボン11のカラーインク(Y,M,C)の転写時と、インクリボン11のラミネートインク(L)の転写時とで、それぞれ圧接力を変化させている。
図4は、ロール紙12の搬送時等の状態を示しており、偏心カム22の回転軸22aとばね23の上端との距離L1が一番小さくなるように偏心カム22を回転させ、ばね23がほとんど縮まないようにしている。そのため、図4に示すロール紙12の搬送時等は、発熱抵抗体21とプラテンローラ15との間の圧接力がほとんどなくなっているので、その圧接力がロール紙12の搬送の妨げとならず、ロール紙12を円滑に搬送することができる。
また、図5は、インクリボン11のカラーインク(Y,M,C)の転写時の状態を示している。カラーインク(Y,M,C)を転写するには、プラテンローラ15上で、発熱抵抗体21がインクリボン11を介してロール紙12をある程度の強さで圧接しなければならない。そのため、カラーインク(Y,M,C)の転写時は、偏心カム22の回転軸22aとばね23の上端との距離L2が適当な長さになるように偏心カム22を矢印のように回転させ、ばね23の縮み量を必要な程度だけ確保して、発熱抵抗体21とプラテンローラ15との間の圧接力が印画に必要な最小限の弱い圧接力となるようにしている。したがって、図5に示すカラーインク(Y,M,C)の転写時は、発熱抵抗体21から発生した熱が適当な圧接力によってインクリボン11に効果的に伝達され、インクリボン11上のカラーインク(Y,M,C)が昇華されることとなり、ロール紙12上に転写されて印画が行われる。
ここで、発熱抵抗体21がインクリボン11を介してロール紙12を圧接し、発熱抵抗体21から熱エネルギーが付与されると、ロール紙12の表面層12b(図3参照)が熱変形し、つぶれるように作用する。
しかし、カラーインク(Y,M,C)の転写時においては、前述したように、サーマルヘッド20の圧接力が印画に必要な最低限の弱い圧接力となっているので、ロール紙12の表面層12bが大きく凹むことはなく、表面層12bには、未だ十分なクッション性が残されている。
さらにまた、図6は、透明なラミネートインク(L)の転写時の状態を示している。ラミネートインク(L)を転写するには、カラーインク(Y,M,C)の転写時と同様に、プラテンローラ15上で、発熱抵抗体21がインクリボン11を介してロール紙12を圧接するようにしなければならない。ここで、本実施形態のサーマルプリンタ10では、カラーインク(Y,M,C)の転写時よりも、透明なラミネートインク(L)の転写時の方が圧接力が強くなるようにしている。すなわち、ラミネートインク(L)の転写時は、カラーインク(Y,M,C)の転写時に対し、1.2〜2倍の圧接力が加わるようになっている。
このように、ラミネートインク(L)の転写時に圧接力を強くするのは、ロール紙12の表面に、サーマルヘッド11の圧接力の相違によって凹凸パターンを形成するためである。すなわち、サーマルヘッド11の圧接力が強いと、その強い圧接力がロール紙12に加わり、カラーインク(Y,M,C)の転写後もクッション性が残されている表面層12b(図3参照)が熱変形によって一層つぶれることとなる。そのため、必要に応じて比較的大きな凹みを形成することができ、それが凹凸パターンとなって視覚的に十分なマット効果が得られるのである。
そこで、ラミネートインク(L)の転写時は、偏心カム22の回転軸22aとばね23の上端との距離L3が大きくなるように偏心カム22を適宜回転させ、ばね23の縮み量が大きくなるようにしている。したがって、発熱抵抗体21とプラテンローラ15との間の圧接力が必要に応じて強くなり、ラミネートインク(L)の転写に加え、ロール紙12の表面に大きな凹みを形成することができるようになる。
この点に関してさらに詳述すると、発熱抵抗体21とプラテンローラ15との間の圧接力は、回転軸22aの回転にともなう偏心カム22の回転位置によって連続的に調整することができる。具体的には、偏心カム22の回転位置を適宜調整することにより、透明なラミネートインク(L)の転写時の圧接力がカラーインク(Y,M,C)の転写時に比べて1.2〜2倍になるようにしている。すると、ラミネートインク(L)を転写しつつ、ロール紙12の表面が適当に凹むようになり、任意の凹凸パターンを形成することができるので、本実施形態のサーマルプリンタ10によれば、つや消し、絹目調等の好みの表面性を付与することが可能になるのである。
図7は、本実施形態のサーマルプリンタ10によって形成されたロール紙12の凹凸パターンの実施例(十分な凹凸が形成されたもの)を示す断面図である。
また、図8は、ロール紙12に形成された凹凸パターンの比較例(浅い凹凸しか形成されていないもの)を示す断面図である。
最初に、図8に示す比較例の凹凸パターンについて説明しておくと、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の各カラーインクの転写時に、従来から一般的な強い圧接力をロール紙12に加えるとすれば、その時点で、もともとの表面層12bの厚さTが熱変形によってT2だけつぶれてしまう。そのため、最後のラミネートインク(L)の転写時には、表面層12bがクッション性を失った状態となっている。
このような状態であると、ラミネートインク(L)を転写する段階で表面層12bに凹凸パターンを付与するマット処理を行ってみても、ラミネートインク(L)の転写によって生ずる浅い凹みt2が形成されるだけであり、表面層12bがつぶれきっているロール紙12自体に凹凸を形成させることができない。
したがって、ラミネートインク(L)の転写時の圧接力がカラーインク(Y,M,C)の転写時と同等以下であるならば、図8に示すような浅い凹凸パターン(凹みt2)が形成されるのみであり、このような凹凸では、十分なマット効果を得ることができない。そして、この傾向は、基材12aに熱可塑性樹脂を使用したロール紙12において特に顕著であり、視覚的に鮮明なマット効果を得ることが困難であった。
しかしながら、本実施形態のサーマルプリンタ10は、ラミネートインク(L)の転写時の圧接力がカラーインク(Y,M,C)の転写時よりも強くなるようにしている。すなわち、カラーインク(Y,M,C)の転写時に、従来のような強い圧接力をロール紙12に加えると、その段階で表面層12bのクッション性が失われてしまう。そのため、本実施形態のサーマルプリンタ10では、カラーインク(Y,M,C)の転写時は、印画に必要な最低限の弱い圧接力とすることで、図7に示すように、もともとの表面層12bの厚さTがT1(T1<T2)しかつぶれないようにして、表面層12bのクッション性を残している。
すると、最後のラミネートインク(L)の転写時に、カラーインク(Y,M,C)の転写時よりも強い圧接力を加え、表面層12bをさらにつぶすことが可能となるので、表面層12b自体に凹みがt1(t1>t2)の深い凹凸パターンを形成することができる。その結果、図7に示すように、十分な凹みt1を有する凹凸パターンとすることが可能となり、視覚的に鮮明なマット効果が得られる。
図9は、本実施形態のサーマルプリンタ10による画像形成方法を示すフローチャートである。
図9に示すように、ステップS1の開始後、ステップS2でサーマルヘッド20(図4参照)の圧接力が転写に必要な最低限の弱い圧接力となるように調整される。そして、ステップS3でイエロー(Y)のカラーインクを転写する。
また、同様にして、ステップS4で弱い圧接力となるように調整され、次のステップS5でマゼンタ(M)のカラーインクを転写する。さらにまた、再びステップS6で弱い圧接力となるように調整され、その次のステップS7でシアン(C)のカラーインクを転写する。すると、ステップS1からステップS7までによってロール紙12(図3参照)にカラー画像を形成することができる。
このように、カラーインク(Y,M,C)の転写時においては、圧接力を弱く調整して転写に必要な最低限とし、図3に示すロール紙12の表面層12bが転写の熱と圧接力とによってつぶれないようにしながらカラー画像を形成する。そして、カラー画像が形成されると、続いて、ステップS8でマット処理の有無が判断される。そして、マット処理を行う場合には、ステップS9でマット処理のパターン(つや消し、絹目調等の凹凸パターン)が読み込まれる。一方、マット処理を行わない場合には、ステップS10に分岐し、ベタ処理のパターン(光沢処理等の凹凸なしパターン)が読み込まれる。
続くステップS11では、読み込まれたパターンにしたがって圧接力が調整される。すなわち、つや消し、絹目調等の凹凸パターン等を形成するために、必要に応じて圧接力が強くなるように調整する。なお、この調整は、図4(c)に示すように、偏心カム22を適宜回転させて行う。そして、ステップS12でラミネートインク(L)を転写することによってカラー画像の上に透明なラミネート層を積層し、最後のステップS13で終了となる。
このようにして形成された画像は、図7に示すように、ラミネートインク(L)の転写にともなう明確な凹凸パターンがロール紙12の表面層12bに形成されるので、効果的なマット処理が施された印画表面を得ることができる。すなわち、本実施形態のサーマルプリンタ10による画像形成方法は、転写の熱と圧接力とが多く加わる表面層12bの部分ほど、その表面層12bに深い凹みが形成されることを応用したもので、カラーインク(Y,M,C)の転写時においては、できるだけ圧接力による凹み(つぶれ)を抑制して表面層12bのクッション性を維持し、ラミネートインク(L)を転写する段階で、その際に転写されるパターンができるだけ鮮明な凹凸となって表面層12bに形成されるように、圧接力を強く調整するものである。
したがって、ラミネートインク(L)の転写時において、圧接力を連続的に調整して凹凸パターンを付与することにより、表面光沢性の程度、つや消しのザラツキ感、絹目調の調子等を所望の状態にすることができる。なお、言うまでもなく、転写時に凹凸パターンを付与しなければ、ラミネートインク(L)による本来の光沢表面を得ることも可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、例えば、以下のような種々の変形等が可能である。
(1)本実施形態では、記録用紙としてロール紙12を使用しているが、これに限ることなく、カット紙等を使用しても良い。
(2)本実施形態では、サーマルヘッド20に圧接力調整手段(偏心カム22、回転軸22a、ばね23)を設けてプラテンローラ15との間の圧接力を連続的に調整可能としているが、圧接力調整手段は、プラテンローラ15に設けることもできる。また、圧接力調整手段は、偏心カム22及びばね23の組合せに限られず、さらにまた、圧接力を段階的に調整可能なものであっても良い。
本実施形態のサーマルプリンタを示す側面図である。 本実施形態のサーマルプリンタに使用するインクリボンを示す平面図である。 本実施形態のサーマルプリンタに使用するロール紙を部分的に示す断面図である。 本実施形態のサーマルプリンタにおけるサーマルヘッドを示す側面図であり、ロール紙の搬送時等の状態を示すものである。 本実施形態のサーマルプリンタにおけるサーマルヘッドを示す側面図であり、インクリボンのカラーインクの転写時の状態を示すものである。 本実施形態のサーマルプリンタにおけるサーマルヘッドを示す側面図であり、インクリボンのラミネートインクの転写時の状態を示すものである。 本実施形態のサーマルプリンタによって形成されたロール紙の凹凸パターンの実施例を示す断面図である。 ロール紙に形成された凹凸パターンの比較例を示す断面図である。 本実施形態のサーマルプリンタによる画像形成方法を示すフローチャートである。
符号の説明
10 サーマルプリンタ
11 インクリボン
11a ベースフィルム
12 ロール紙(記録用紙)
15 プラテンローラ(プラテン)
20 サーマルヘッド
21 発熱抵抗体(発熱素子)
22 偏心カム(圧接力調整手段)
22a 回転軸(圧接力調整手段)
23 ばね(圧接力調整手段)
Y,M,C カラーインク
L ラミネートインク

Claims (4)

  1. 複数の発熱素子を配列したサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドに対向するように設けられたプラテンと
    を備え、
    前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間にインクリボン及び記録用紙を挟持して前記インクリボン及び前記記録用紙を搬送し、前記発熱素子を発熱させることによって前記インクリボンのインクを前記記録用紙に転写して印画を行うサーマルプリンタであって、
    前記インクリボンは、カラーインクと透明なラミネートインクとがベースフィルム上の長手方向に順次繰り返して配置されており、
    前記記録用紙は、熱可塑性樹脂から形成された表面層を有しており、
    前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間の圧接力を調整する圧接力調整手段を備え、
    前記圧接力調整手段により、前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間の圧接力は、前記カラーインクの転写時よりも前記ラミネートインクの転写時の方が大きく、前記ラミネートインクの転写時における前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間の圧接力は、段階的又は連続的に調整可能であり、
    前記ラミネートインクの転写時は、前記サーマルヘッドの圧接力と前記発熱素子の熱とによって前記表面層を熱変形させ、前記記録用紙の表面に任意の凹凸パターンを形成するように構成されている
    サーマルプリンタ。
  2. 請求項1に記載のサーマルプリンタにおいて、
    前記サーマルヘッドは、前記プラテンを圧接する方向に変位可能である
    サーマルプリンタ
  3. 請求項1に記載のサーマルプリンタにおいて、
    前記圧接力調整手段は、
    中心からずれた位置にある回転軸によって回転する偏心カムと、
    前記偏心カムの回転によって縮み量が変化するばねと
    を有するサーマルプリンタ
  4. 複数の発熱素子を配列したサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドに対向するように設けられたプラテンと
    を備え、
    前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間にインクリボン及び記録用紙を挟持して前記インクリボン及び前記記録用紙を搬送し、前記発熱素子を発熱させることによって前記インクリボンのインクを前記記録用紙に転写して印画を行うサーマルプリンタの画像形成方法であって、
    前記インクリボンは、カラーインクと透明なラミネートインクとがベースフィルム上の長手方向に順次繰り返して配置されており、
    前記記録用紙は、熱可塑性樹脂から形成された表面層を有しており、
    前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間の圧接力を調整する圧接力調整手段を備え、
    前記圧接力調整手段によって前記ラミネートインクの転写時における前記サーマルヘッドと前記プラテンとの間の圧接力を前記カラーインクの転写時よりも大きくし、
    前記ラミネートインクの転写時は、段階的又は連続的に調整される前記サーマルヘッドの圧接力と前記発熱素子の熱とによって前記表面層を熱変形させ、前記記録用紙の表面に任意の凹凸パターンを形成する
    画像形成方法
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