JP4209371B2 - 画像形成方法および画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4209371B2
JP4209371B2 JP2004271575A JP2004271575A JP4209371B2 JP 4209371 B2 JP4209371 B2 JP 4209371B2 JP 2004271575 A JP2004271575 A JP 2004271575A JP 2004271575 A JP2004271575 A JP 2004271575A JP 4209371 B2 JP4209371 B2 JP 4209371B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
coat film
glossiness
image forming
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004271575A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005111985A (ja
Inventor
直毅 楠木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2004271575A priority Critical patent/JP4209371B2/ja
Publication of JP2005111985A publication Critical patent/JP2005111985A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4209371B2 publication Critical patent/JP4209371B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Description

本発明は、画像形成の技術分野に属し、詳しくは、絵柄等に応じた適正な光沢を付与した、高品位な画像を形成できる画像形成方法および画像形成装置に関する。
インクジェットプリンタや電子写真プリンタで出力した画像(ハードコピー)の付加価値を向上するために、表面を写真プリントのような光沢に仕上げたり、画像の観察を好適に行うために表面の光沢度を適度に制御する、各種の表面処理技術が知られている。
例えば、特許文献1には、電子写真による画像形成において、カラー画像を形成した後に、屈折率が1.4〜1.6の無機酸化微粒子と水溶性樹脂からなる透明層を形成し、かつ、画像を形成したトナーの屈折率と、無機酸化微粒子の屈折率と、透明層の厚みを所定の関係とすることにより、写真プリントのような均一な光沢度を有するカラー画像を形成する方法が開示されている。
また、特許文献2には、同様の電子写真による画像形成において、定着したトナー層の表面に、粘度が0.1P以上で、表面張力が15dyn/cm以下となるように温度制御したシリコーンオイルを付着させることにより、オフセットを防止すると共に、同様に、写真プリントのような十分な光沢を付与した画像を形成する方法が開示されている。
さらに、特許文献3には、同じく電子写真による画像記録において、画像を形成した後に画像形成面に当接するローラとして、表面を粗面化した粗面ローラを用い、かつ、選択した光沢度に応じて、画像を形成した材料(転写材)を考慮して、この粗面ローラの当接力を調整することにより、光沢度を低めた、見やすい画像を形成できる画像形成装置が開示されている。
特開平10−319621号公報 特開2001−92171号公報 特開2000−264481号公報
これらの各特許文献に開示される方法によれば、画像の表面に写真プリントのような光沢を付与し、あるいは、画像表面の光沢性を低減して観察性を向上して、いずれも画像の付加価値を向上することができる。
ここで、このようなプリンタによって形成される画像には、様々な絵柄が有り、より付加価値の高い画像を得るためには、絵柄等に応じて、高い自由度で好適な光沢性を付与できるのが好ましい。
また、画像中には、光沢性を有する物体(画像の構成体)も存在すれば、全く光沢性を有さない物体も存在する。従って、画像の質感を、より向上した、より高品位な画像を形成するためには、絵柄に応じて、領域毎に異なる光沢性を付与するのが好ましい。
しかしながら、これらの特許文献に開示される方法では、光沢性の選択自由度が低く、画像に応じた好適な光沢性を付与することができない場合も多い。しかも、これらの特許文献に開示される方法は、画像の全面に均一な光沢性しか付与できず、画像内の領域で異なる、絵柄に応じた光沢性を付与することはできない。また、絵柄に応じて画像表面の光沢性を制御する際には、種々の記録媒体に対応して所望の光沢性を得るために、目的とする光沢に応じた条件で処理を行う必要があるが、従来の技術では、このような光沢性の制御も行うことができない。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決することにあり、画像内に存在する物体など、画像の絵柄等に応じて、高い自由度で好適な光沢性を付与でき、より好ましくは、各領域毎に異なる絵柄に応じた適正な光沢性を付与でき、これにより、質感を良好に表現した、高品位な画像を形成できる画像形成方法および画像形成装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、画像データに応じて画像記録媒体の画像記録層に画像を記録する記録工程と、前記画像データの再生画像の光沢度を示す光沢度データに応じて、前記画像記録層の上に積層されるコート膜を、複数のコート膜の中から選択する材料選択工程と、前記画像を記録した画像記録媒体の表面に、前記選択したコート膜を積層するコート膜積層工程と、前記選択したコート膜、および、前記光沢度データに応じて、前記コート膜の表面処理条件を設定する条件設定工程と、前記設定した表面処理条件に応じて、前記コート膜の表面処理を行う処理工程とを有し、前記表面処理は、前記コート膜の表面を加熱する加熱手段および前記コート膜の表面に押圧部材を押圧する押圧手段を用いるものであり、前記加熱手段が表面粗度の異なる複数のサーマルヘッドを用いて、このサーマルヘッドによる加熱を局所的に制御することにより、前記コート膜の表面を各領域で異なる加熱条件での加熱処理を行って、前記コート膜の表面に、目的とする表面粗さを形成することを特徴とする画像形成方法を提供する。
このような本発明の画像形成方法において、前記光沢度データは、再生画像の各領域における光沢度を示すものであるのが好ましく、また、前記材料選択工程は、前記光沢度データおよび前記コート膜の厚さをパラメータとするテーブルを用いて、前記複数のコート膜の中から、前記コート膜の選択を行うのが好ましい。
また、前記条件設定工程は、前記光沢度データおよび前記コート膜の厚さに加え、前記加熱手段による加熱温度、加熱処理時間、前記押圧手段による押圧力、前記押圧部材の表面粗さ、および前記押圧手段による押圧時間の少なくとも1つをパラメータとするテーブルを用いて、前記表面処理条件の設定を行うのが好ましく、また、前記画像記録の解像度が、前記表面処理の解像度の整数倍であるのが好ましい。
また、前記積層工程を実施した後に、前記処理工程を実施するのが好ましく、また、前記画像をインクジェットによって記録するのが好ましい。
また、前記目的を達成するために、本発明は、画像記録媒体を供給する媒体供給部と、画像データに応じて前記画像記録媒体の画像記録層に画像を記録する画像記録部と、前記画像データの再生画像の光沢度を示す光沢度データに応じて、前記画像記録層の上に積層されるコート膜を、複数のコート膜の中から選択し、かつ、前記選択したコート膜および前記光沢度データに応じて、前記コート膜の表面処理条件を設定する制御部と、前記制御部によって選択された前記コート膜を、前記画像記録媒体の前記画像が記録された面に積層するコート膜積層部と、前記制御部によって設定された前記コート膜の表面処理条件に応じて、前記コート膜の表面処理を行う表面処理部とを有し、前記表面処理は、前記コート膜の表面を加熱する加熱手段および前記コート膜の表面に押圧部材を押圧する押圧手段を用いるものであり、前記加熱手段が表面粗度の異なる複数のサーマルヘッドを用いて、このサーマルヘッドによる加熱を局所的に制御することにより、前記コート膜の表面を各領域で異なる加熱条件での加熱処理を行って、前記コート膜の表面に、目的とする表面粗さを形成することを特徴とする画像形成装置を提供する。
このような本発明の画像形成装置において、前記光沢度データは、再生画像の各領域における光沢度を示すものであるのが好ましく、前記制御部は、前記光沢度データおよび前記コート膜の厚さをパラメータとするテーブルを有し、このテーブルを用いて、前記複数のコート膜の中から、前記コート膜の選択を行うのが好ましい。
また、前記制御部は、前記光沢度データおよび前記コート膜の厚さに加え、前記加熱手段による加熱温度、加熱処理時間、前記押圧手段による押圧力、前記押圧部材の表面粗さ、および前記押圧手段による押圧時間の少なくとも1つをパラメータとするテーブルを有し、このテーブルを用いて、前記表面処理条件の設定を行うことが好ましい。
また、前記画像記録による記録の解像度が、前記表面処理の解像度の整数倍であることが好ましい。
さらに、前記画像記録部は、インクジェット記録ヘッドを有し、このインクジェット記録ヘッドによって前記画像を記録することが好ましい。
このような本発明の画像形成方法および画像形成装置によれば、画像中に存在する物体など、画像の領域毎に絵柄に応じて、高い自由度で光沢度を付与することができ、より好ましくは、絵柄に応じて、画像中の各位置で異なる光沢性を付与することができ、これにより、質感を好適に表現した高品位な画像(ハードコピー)を形成することができる。
以下、本発明の画像形成方法および画像形成装置について、添付の図面に示される好適実施例を基に、詳細に説明する。
図1に、本発明の画像形成方法の一例を実施する本発明の画像形成装置の一例の概念図を示す。
図1に示す画像形成装置10は、画像記録媒体12(以下、記録媒体12とする)の表面(画像記録層)にインクジェットによって画像を記録した後、画像記録面にコート膜14を積層し、次いで、コート膜14の表面処理を行うもので、基本的に、媒体供給部16と、カッタ18と、画像記録部20と、コート膜積層部22と、表面処理部24と、制御部26とを有して構成される。なお、図1では省略するが、画像形成装置10は、これ以外にも、記録媒体12やコート膜14の搬送手段や搬送ガイドや位置決め手段、各種のセンサ等、シート状物を用いた画像形成装置や、シート状物のラミネート工程が存在する装置が有する構成要素を、各種、有してもよい。
媒体供給部16(以下、供給部16とする)は、画像を記録(描画)される記録媒体12を供給する部位である。
図示例においては、記録媒体12は、長尺な状態で巻回された媒体ロール28として、供給部16に装填され、供給ローラ対30が媒体ロール28から記録媒体12を引き出して、下流に搬送する。
図中点線で示すように、媒体ロール28は、異なる記録媒体12を巻回してなる複数が用意されている。供給部16は、例えば、オペレータによる入力指示に応じて、対応する媒体ロール28から、指定された記録媒体12を供給する。なお、記録媒体12の種類は、1つでもよく、2以上の任意の数であってもよい。さらに、画像形成装置10において、供給部16に装填可能な媒体ロール28は、1つでもよく、形成する画像(ハードコピー)に応じて、オペレータ等が、適宜、交換するように構成してもよい。
本発明において、利用可能な記録媒体12には、特に限定はなく、例えばインクジェットを利用する場合であれば普通紙やインクジェット紙、電子写真を利用する場合であれば普通紙、写真プリンタを利用する場合であれば印画紙など、支持体と画像記録層(色材層(支持体におけるインクやトナーの保持(含浸)領域を含む))とを有し、かつ、後述する画像記録部20における画像記録方法に対応するものであれば、各種の記録媒体が、全て利用可能である。
また、記録媒体12の厚さにも、特に限定はなく、記録媒体12に応じた通常の範囲でよいが、好ましくは、50〜150μmである。
供給部16から供給された記録媒体12は、供給ローラ対30および画像記録部20の走査搬送ローラ対32によって画像記録部20に搬送される。また、供給ローラ対30と走査搬送ローラ対32との間には、カッタ18が配置される。
カッタ18は、公知のシート状物の切断手段である。供給ローラ対30および走査搬送ローラ対32による記録媒体12の搬送は、カッタ18の下流に至った記録媒体12の長さが形成画像(ハードコピー)のサイズとなった時点で、一旦、停止する。次いで、カッタ18が作動して記録媒体12を切断して、形成画像サイズのカットシートとし、その後、走査搬送ローラ対32が搬送を再開して、下流の記録位置に搬送する。
画像記録部20(以下、記録部20とする)は、記録媒体12の表面(画像記録層)にインクジェットによる画像記録を行う、公知の画像記録手段であって、走査搬送ローラ対32および34と、両者の間に配置されるインクジェット記録ヘッド36(以下、記録ヘッド36とする)とを有して構成される。
記録ヘッド36は、公知のインクジェット記録ヘッドであって、例えば、サーマルインクジェット記録ヘッドでも、ピエゾタイプのインクジェット記録ヘッドでも、静電タイプのインクジェット記録ヘッドでもよい。
記録ヘッド36は、対応する記録媒体12の幅方向(切断前の長手方向と直交する方向 以下、幅方向とする)の最大サイズを超える長さのノズル(インク吐出孔)列を有する、いわゆるラインヘッドである。記録ヘッド36は、例えば、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(黄)、およびK(黒)の、それぞれのインク液滴を吐出する4つのノズル列を有し、ノズル列の延在方向と幅方向を一致して、所定の記録位置にインクの吐出方向を向けて配置される。
記録部20においては、走査搬送ローラ対32および34によって記録媒体12を幅方向と直交する方向に走査搬送しつつ、後述する制御部26から供給された画像データに応じて、各ノズルから液滴を吐出させる液滴吐出手段を変調駆動して、記録ヘッド36のインク液滴を吐出することにより、記録媒体12の表面に画像データに応じた4色のフルカラー画像を記録する。
なお、本発明において、インクジェットによる画像記録は、ラインヘッドを用いたものに限定はされず、記録媒体12の搬送方向とノズル列方向とを一致して、搬送方向と直交する方向(図示例であれば、記録媒体12の幅方向)に記録ヘッドを走査(シャトル移動)すると共に、記録ヘッドの走査に応じて記録媒体12を断続的に搬送する、いわゆるシリアルヘッドを用いるインクジェット画像記録であってもよい。
また、本発明において、記録媒体12への画像の記録は、インクジェットに限定はされず、電子写真を利用するものであってもよく、あるいは、記録画像に応じて変調した光ビームで印画紙(感光材料)を走査露光して、次いで、所定の湿式の現像処理および乾燥を行うデジタルの写真プリンタを利用するものであってもよく、あるいは、記録画像に応じて変調した光ビームで感光材料(ドナー)を露光して潜像を記録し、画像形成溶媒の存在下で受像媒体に画像を熱現像転写する画像記録であってもよく、各種の画像記録方法が、全て、利用可能である。
画像を記録された記録媒体12は、次いで、積層手段38を有するコート膜積層部22(以下、積層部22とする)に搬送され、コート膜14と積層される。
積層手段38は、位置合わせ手段や押圧ロール等を有する、公知のシート状物の積層/貼着手段で、さらに、コート膜14の引き出し手段、搬送手段、カッタ等を有する。
図示例においては、記録媒体12と同様、コート膜14も長尺な状態で巻回されて、コート膜ロール39として、積層部22に装填される。
積層手段38は、引き出しローラ対によってコート膜ロール39からコート膜14を引き出し、カッタによって記録媒体と同サイズに切断したのち、両者を位置合わせして(必要に応じて接着剤等を塗布して)積層し、圧着して(必要に応じて、加熱しても可)、記録媒体12の表面にコート膜14を積層した積層体とする。
図中に点線で示すように、前述の媒体ロール28と同様に、コート膜ロール39も異なるコート膜14を巻回してなる複数が装填されている。積層部22は、後述する制御部26の指示に応じて、対応するコート膜ロール39から、指定されたコート膜を供給し、記録媒体12に積層する。
なお、各コート膜14は、互いに、形成材料、厚さ、表面粗度等が異なるものであり、後述するように、これらの要素が1つでも異なれば、表現できる光沢度が異なる。従って、本発明においては、同材料でも、厚さの異なるコート膜14や表面粗度の異なるコート膜14や屈折率の異なるコート膜14は、異なる種類のコート膜14として取り扱う。また、コート膜14の種類は、1つでもよいが、2以上の任意の数であるのが好ましい。さらに、積層部22に装填可能なコート膜ロール39も、1つでもよく、オペレータ等が、適宜、交換するように構成してもよい。
本発明において、利用可能なコート膜14には特に限定はなく、記録媒体12に記録された画像の観察を妨げないものであれば、各種のものが利用可能である。
一例として、特開平10−34909号公報に開示されるポリウレタン系樹脂、特開平10−309846号公報に開示されるシリコーン樹脂、特開2000−108454号公報に開示されるポリエチレン系熱可塑性樹脂等が例示される。
また、その厚さにも、特に限定はなく、使用する材料に応じて、適宜、決定すればよいが、通常、10〜100μmが好ましい。
なお、後述するが、本発明の画像形成方法においては、加熱部(グレーズの表面)が或る表面粗度を有するサーマルヘッド46によって、局所的に加熱を制御してコート膜14の表面処理を行うことにより、サーマルヘッド46の加熱部の表面粗さを転写して、コート膜14の表面粗さを画像の領域毎に調整し、画像を構成する物体など、形成する画像に絵柄に応じた光沢を付与して、質感を好適に表現する。
図示例の画像形成装置10においては、シート状のコート膜14を用い、記録媒体12の画像記録面に積層することで、記録媒体12上にコート膜14を形成しているが、本発明は、これに限定はされず、例えば、記録媒体12上にコート膜となる塗料を、目的となる厚さに応じて塗布し、乾燥することによって、記録媒体12上にコート膜を形成してもよい。また、インクジェット等を利用して、透明性のコート液を吐出して、コート膜を形成してもよい。
さらに、必要に応じて、表面処理に先立って、このように塗料を用いて形成したコート膜に、粗面化処理を施してもよい。
積層部22で積層された記録媒体12とコート膜14との積層体40は、次いで、搬送ローラ対42によって表面処理部24に搬送され、コート膜14に表面処理が施され、本発明の画像形成方法による画像(ハードコピー)とされ、排出ローラ対44によって、図示しない排出トレイ等に搬送される。
表面処理部24は、サーマルヘッド46と、プラテンローラ48とを有して構成される。
サーマルヘッド46は、電極と発熱抵抗体等からなる発熱素子(ヒータ)を1方向に配列してなる加熱部(グレーズ)を有する、公知のサーマルヘッドで、発熱素子の配列方向をプラテンローラ48による搬送方向と直交(すなわち、幅方向と素子列の延在方向とを一致)させて、配置される。
ここで、本発明においては、表面処理を行うサーマルヘッド46(表面処理手段)は、それほど高い解像度は不要であり、例えば、目視して違和感の無い50dpi程度の解像度であればよく、コストを低減できる。また、記録ヘッド36(記録手段)の解像度を、サーマルヘッド46の解像度の整数倍とすることにより、表面処理の制御を簡略化することができる。
表面処理部24においては、公知の感熱記録プリンタによる画像記録と同様に、サーマルヘッド46(その加熱/押圧部)とプラテンローラ48とで積層体40を挟持した状態で、プラテンローラ46を回転することにより、積層体40を長手方向(幅方向と直交する方向)に挟持搬送する。この挟持搬送と並行して、制御部26から供給される表面処理条件(加熱温度)に応じて、サーマルヘッド46の各発熱素子を変調駆動する。
この際において、加熱部(押圧部)が或る表面粗さ(面性状)を有するサーマルヘッド46を用いることにより、加熱/押圧によってサーマルヘッド46の加熱部の表面粗さをコート膜14の表面に転写することができる。ここで、加熱温度が低いと、サーマルヘッド46の加熱部の表面粗さが十分に転写されず、なまった状態でコート膜14の表面に転写される(すなわち、加熱部の表面粗さに対して、小さい表面粗さがコート膜14の表面に転写される)。
従って、サーマルヘッド46による加熱を局所的に制御することにより、コート膜14の表面を各領域で異なる加熱条件で加熱/加圧処理して、目的とする表面粗さをコート膜14の表面に形成(転写)できる。図示例の画像形成装置10においては、画像の各領域の表面粗さを後述する光沢度データに応じたものとし、画像の各領域に、画像中(記録部20における記録画像)に存在する物体等の絵柄に応じた光沢を付与する。
本発明においては、図中に点線で示すように、加熱部の表面粗さが異なる複数のサーマルヘッド46を用意しておき、目的とするコート膜14の表面粗度に応じて、使用するサーマルヘッド46を選択するようにしてもよい。なお、この際において、サーマルヘッド46の選択は、後述するコート膜と表面粗度との関係等に応じて、目的とする表面粗度範囲を達成できるものを制御部26で選択するようにすればよい。
なお、本実施形態では、加熱手段および押圧手段を兼用化したサーマルヘッド46が用いられているが、加熱手段および押圧手段は、別々に備えられていてもよい。その場合、まず、加熱手段によってコート膜14を加熱し、続いて押圧手段によって押圧部材をコート膜14の表面に押圧するようにすればよい。
制御部26は、画像形成装置10の全体を制御するもので、供給された画像データおよび光沢度データに応じて、後述する材料設定テーブルを用いて、コート膜14を設定(選択)して、供給部16および積層部22に指示を出す。
また、画像データを記録ヘッド36に供給する。さらに、後述する処理条件テーブルを用いて、サーマルヘッド46の駆動条件等の表面処理条件を設定して、サーマルヘッド46等に供給する。
本発明において、画像データは、実施する画像記録に応じた公知の二次元画像データであり、従って、図示例においては、記録ヘッド36による画像記録に対応する、C、M、YおよびKの画像データである。
他方、光沢度データは、光沢度データと共に制御部26に供給される前記画像データを再生した画像中の各領域に対応する、二次元的な光沢度のデータである。例えば、記録画像(画像データの再生画像)が図2に示されるような、テーブル60が存在する画像であれば、テーブル60の領域は光沢度25%、それ以外の背景領域は光沢度10%というようなデータである。また、図2において、テーブル60の上に(CD)ケースが載置され、その上にCDが載置されたような画像であれば、テーブル60の領域は光沢度25%、ケースの領域は光沢度30%、CDの領域は光沢度40%、それ以外の背景領域は光沢度10%というようなデータである。
なお、本発明において、光沢度データは、このように各領域の光沢度を直接示すものに限定はされない。
例えば、金属は光沢度40%、木材は光沢度25%、布は光沢度10%、紙は光沢度15%のように、物体の素材等に応じて、予め、それぞれの光沢度を決定して制御部26に設定しておき、この領域はどの素材であるということを光沢度データとして供給し、それに応じて、制御部26が各領域の光沢度を知見するようにしてもよい。
また、本発明において、光沢度は、例えば、JIS Z 8741の鏡面光沢度の測定方法に準拠して、コート膜14での光吸収や記録媒体12での反射を含んだ状態で、測定や光沢度データの決定等を行えばよい。
以下、画像形成装置10の作用を説明することにより、本発明の画像形成方法について、より詳細に説明する。
図示例に画像形成装置10で作成する、画像記録媒体12(支持体/画像記録層)/コート膜14からなるハードコピーにおいて、図3に模式的に示すように、表面の光沢度の物理要因(入射光Iinに対する反射光Iout )は、主に、コート膜14の屈折率n、コート膜14の膜厚d、および,コート膜14の表面粗さRaによって決定される。なお、厳密には、画像記録媒体12(画像記録層)表面の屈折率や膜厚も、表面光沢に影響を与えるが、視覚的には無視できる場合が多い。
本発明においては、図4に示すように、まず、画像の各領域において、前記テーブル60や背景等の絵柄に応じた所望の光沢度を表現するために、コート膜14(材料、厚さ、表面粗さ等)を設定(材料設定工程;ステップS1)し、さらに、コート膜14の表面を目的の表面粗さとするための表面処理条件を設定して(条件設定工程;ステップS2)、コート膜14のに表面処理を行う(処理工程;ステップS3)。
前述のように、制御部26に、記録画像の画像データと、それに対応する光沢度データが供給されると、制御部26は、画像データを記録部20に供給すると共に、光沢度データを用いて、使用するコート膜14を設定する。
制御部26には、各コート膜14毎に、図5(A)に示すような表面粗さRa[μm]と、光沢度[%]との関係を示す材料設定テーブルが設定されている。制御部26は、光沢度データが供給されたら、この画像(ハードコピー)において表現すべき光沢度の範囲を知見し、材料設定テーブルを用いて、複数種のコート膜14から、目的とする光沢度が表現可能なコート膜14を選択する。
例えば、図5(A)に示すように、形成材料および表面粗度が同じで、厚さが異なる2つのコート膜14(厚さ50μmおよび100μm)が用意されていたとして、図2に示す画像のようなテーブル60の領域を光沢度25%とし、背景領域を光沢度10%とする光沢度データ供給された場合には、制御部26は、材料設定テーブルを参照して、両光沢度を表現できる膜厚100μmのコート膜14を選択し、これを使用するように積層部22に指示を出す。
なお、例えば、目的とする光沢度に応じて、後述する表面処理条件の設定工程で条件が求められるコート膜14が複数ある場合、すなわち、複数のコート膜14が利用可能である場合には、適宜、選択すればよい。
次いで、制御部26は、選択したコート膜14について、同じく材料設定テーブルを用い、光沢度データから、画像の各領域毎に目的とする光沢度を表現するための表面粗さRaを設定する。
すなわち、図2に示す例であれば、テーブル60領域は光沢度25%とし、それ以外の背景領域は光沢度10%とする光沢度データが供給されているので、制御部26は、これに対応して、図5(A)の材料設定テーブルを用いて、光沢度25%であるテーブル領域の表面粗さRaを7μmとし、光沢度10%である背景領域の表面粗さRaを20μmとを設定する。
さらに、制御部26は、光沢度データすなわち設定した表面粗さRaに応じて、各領域毎に、このコート膜14の表面粗さを実現するためのサーマルヘッド46による表面処理条件を設定する。
制御部26は、各コート膜14毎に、図5(B)に示すような、コート膜14の表面粗さRaと、これを実現するためのサーマルヘッド46による表面処理の加熱温度T[℃]との関係を示す条件設定テーブルを有している。図示例においては、加熱部の表面粗さが40μmのサーマルヘッド46を用いるとして、この条件設定テーブルを用いて、表面粗さRa20μm(光沢度10%)とした領域は、これを実現する加熱温度80℃を設定し、表面粗さRa7μm(光沢度25%)とした領域は、これを実現する加熱温度52℃を設定する。
次いで、制御部46は、各画像領域毎に設定した加熱温度の情報を表面処理部24に供給する。
このようにして、使用するコート膜14、およびサーマルヘッド46による表面処理条件(加熱温度)が決定され、各部位に供給されると、まず、供給部16の供給ローラ対30が、選択(指定)された記録媒体12に対応する媒体ロール28から、記録媒体12を引き出してカッタ18に供給し、前述のように形成画像サイズに応じてカッタ18が記録媒体12を切断する。
次いで、記録部20において、走査搬送ローラ対32および34が記録媒体12を走査搬送しつつ、記録ヘッド36が供給された画像データに応じて記録媒体12の表面にインクジェットによるフルカラー画像の記録を行う。
次いで、積層部22において、積層手段38が選択されたコート膜14に応じたコート膜ロール39からコート膜14を引き出し、形成画像サイズに応じて切断し、画像を記録された記録媒体12の表面に積層/貼着する。
次いで、搬送ローラ対42が記録媒体12とコート膜14との積層体40を表面処理部24に搬送し、サーマルヘッド46(加熱部)とプラテンローラ48とで挟持搬送しつつ、表面処理部24においてサーマルヘッド46(各発熱素子)を供給された加熱温度(表面処理条件)に応じて駆動して、コート膜14の表面処理を行う(図4のステップS3)。これにより、サーマルヘッド46の加熱部の表面粗さを、加熱温度に応じてコート膜14の表面を転写し、コート膜14の表面を目的とする光沢度に応じた表面粗さとする。
このようにして、コート膜14の表面処理を施された積層体40(すなわち、本発明の画像形成方法で形成された画像(ハードコピー))は、排出ローラ対44が、図示しない排出トレイに排出される。
以上の例においては、コート膜14の表面処理の制御を、サーマルヘッド46(加熱手段)の温度制御で行っている。
しかしながら、本発明において、サーマルヘッド46による表面処理の制御は、これに限定はされず、例えば、加熱時間、押圧時間、押圧力、加熱部の表面粗さ等、各種の処理条件を制御することにより、コート膜14の表面粗さを光沢度データに応じて制御してもよい。
また、前記加熱温度を含め、これらの処理条件は、複数を組み合わせて制御を行ってもよいのは、もちろんである。
例えば、サーマルヘッド46の押圧力を段階的に設定しておき、また、押圧力とコート膜14との組み合わせに応じて条件設定テーブルを設定しておき、目的とする光沢度(表面粗さRa)に応じてサーマルヘッド46の押圧力を設定(選択)し、この押圧力の下で前記加熱温度等の表面処理条件を設定してもよい。あるいは、前述のように、加熱部の表面粗さが異なる複数のサーマルヘッド46を用意しておき、また、各サーマルヘッドとコート膜14との組み合わせに応じて条件設定テーブルを設定しておき、目的とする光沢度(表面粗さRa)応じて使用するサーマルヘッド46を選択して、条件設定テーブルを用いて各領域毎の加熱温度等の表面処理条件を設定してもよい。
いずれにおいても、例えば予め行った実験やシミュレーション等によって、押圧力や処理時間等の処理条件とコート膜14の表面粗さRaとの関係を知見して、条件設定テーブルを作成して、制御部26に設定しておけばよい。
以上、本発明の画像形成方法および画像形成装置について説明したが、本発明は、上記実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのは、もちろんである。
例えば、図示例においては、好ましい態様として、絵柄に応じて部分毎に異なる光沢度を示す光沢度データを用い、これに応じて、サーマルヘッドを用いて局所的な制御を行って、画像の部分毎に異なる表面処理を行っているが、本発明は、これに限定はされず、全面的に均一な光沢度データを用い、また、全面的に均一な表面処理を行って画像に光沢性を付与してもよい。
この態様においても、コート膜の選択、および、表面処理条件の設定によって、従来に比して遥かに高い自由度で、絵柄等に応じた好適な光沢性を付与することができ、すなわち、より高品位な画像を形成することができる。
また、図示例においては、記録媒体上に平滑面のコート膜を形成し、これを光沢度データに応じて表面処理して、粗面化することにより、コート膜の表面処理を行ったが、本発明において、表面処理によるコート膜への凹凸形成の方法は、これに限定はされない。例えば、逆に、表面が粗面であるコート膜を形成して、加熱処理等によって凹凸を低減して光沢度データに応じた表面粗さを有するコート膜を形成してもよい。
さらに、コート膜表面の粗面化も、前述のサーマルヘッドを用いる方法に限定はされず、IBM社による情報記録技術である「ミリピード(Millipede) 」等を利用して、加熱した針によって凹部を形成することにより、コート膜を粗面化する方法が例示される。
本発明の画像形成方法の一例を実施する本発明の画像形成装置の一実施形態の概念図である。 本発明の画像形成方法を説明するための概念図であり、図1の画像形成装置10によって形成される画像の一例を示す概念図である。 本発明の画像形成方法を説明するための概念図であり、図1の画像形成装置10によって形成されるハードコピーの模式的断面図であり、表面光沢度の物理要因を概念的に説明する図である。 図1の画像形成装置10において実施される画像処理方法の流れを示す図である。 (A)および(B)は、本発明の画像形成方法に利用されるテーブルの一例の概念図であり、(A)は、材料設定テーブルの一例を、(B)は、条件設定テーブルの一例を示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 (画像)記録媒体
14 コート膜
16 (媒体)供給部
18 カッタ
20 (画像)記録部
22 (コート膜)積層部
24 表面処理部
26 制御部
28 媒体ロール
30 供給ローラ対
32,34 走査搬送ローラ対
36 (インクジェット)記録ヘッド
38 積層手段
39 コート膜ロール
40 積層体
42 搬送ローラ対
44 排出ローラ対
46 サーマルヘッド
48 プラテンローラ
60 テーブル

Claims (12)

  1. 画像データに応じて画像記録媒体の画像記録層に画像を記録する記録工程と、
    前記画像データの再生画像の光沢度を示す光沢度データに応じて、前記画像記録層の上に積層されるコート膜を、複数のコート膜の中から選択する材料選択工程と、
    前記画像を記録した画像記録媒体の表面に、前記選択したコート膜を積層するコート膜積層工程と、
    前記選択したコート膜、および、前記光沢度データに応じて、前記コート膜の表面処理条件を設定する条件設定工程と、
    前記設定した表面処理条件に応じて、前記コート膜の表面処理を行う処理工程とを有し、
    前記表面処理は、前記コート膜の表面を加熱する加熱手段および前記コート膜の表面に押圧部材を押圧する押圧手段を用いるものであり、前記加熱手段が表面粗度の異なる複数のサーマルヘッドを用いて、このサーマルヘッドによる加熱を局所的に制御することにより、前記コート膜の表面を各領域で異なる加熱条件での加熱処理を行って、前記コート膜の表面に、目的とする表面粗さを形成する
    ことを特徴とする画像形成方法。
  2. 前記光沢度データは、再生画像の各領域における光沢度を示すものである請求項1に記載の画像形成方法。
  3. 前記材料選択工程は、前記光沢度データおよび前記コート膜の厚さをパラメータとするテーブルを用いて、前記複数のコート膜の中から、前記コート膜の選択を行う請求項1または2に記載の画像形成方法。
  4. 前記条件設定工程は、前記光沢度データおよび前記コート膜の厚さに加え、前記加熱手段による加熱温度、加熱処理時間、前記押圧手段による押圧力、前記押圧部材の表面粗さ、および前記押圧手段による押圧時間の少なくとも1つをパラメータとするテーブルを用いて、前記表面処理条件の設定を行う請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成方法。
  5. 前記画像記録の解像度が、前記表面処理の解像度の整数倍である請求項1〜のいずれかに記載の画像形成方法。
  6. 前記コート膜積層工程を実施した後に、前記処理工程を実施する請求項1〜のいずれかに記載の画像形成方法。
  7. 前記画像をインクジェットによって記録する請求項1〜のいずれかに記載の画像形成方法。
  8. 画像記録媒体を供給する媒体供給部と、
    画像データに応じて前記画像記録媒体の画像記録層に画像を記録する画像記録部と、
    前記画像データの再生画像の光沢度を示す光沢度データに応じて、前記画像記録層の上に積層されるコート膜を、複数のコート膜の中から選択し、かつ、前記選択したコート膜および前記光沢度データに応じて、前記コート膜の表面処理条件を設定する制御部と、
    前記制御部によって選択された前記コート膜を、前記画像記録媒体の前記画像が記録された面に積層するコート膜積層部と、
    前記制御部によって設定された前記コート膜の表面処理条件に応じて、前記コート膜の表面処理を行う表面処理部とを有し、
    前記表面処理は、前記コート膜の表面を加熱する加熱手段および前記コート膜の表面に押圧部材を押圧する押圧手段を用いるものであり、前記加熱手段が表面粗度の異なる複数のサーマルヘッドを用いて、このサーマルヘッドによる加熱を局所的に制御することにより、前記コート膜の表面を各領域で異なる加熱条件での加熱処理を行って、前記コート膜の表面に、目的とする表面粗さを形成する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記光沢度データおよび前記コート膜の厚さをパラメータとするテーブルを有し、このテーブルを用いて、前記複数のコート膜の中から、前記コート膜の選択を行う請求項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記光沢度データおよび前記コート膜の厚さに加え、前記加熱手段による加熱温度、加熱処理時間、前記押圧手段による押圧力、前記押圧部材の表面粗さ、および前記押圧手段による押圧時間の少なくとも1つをパラメータとするテーブルを用いて、前記表面処理条件の設定を行う請求項8または9に記載の画像形成装置。
  11. 前記画像記録の解像度が、前記表面処理の解像度の整数倍である請求項8〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記画像記録部は、インクジェット記録ヘッドを有し、このインクジェット記録ヘッドによって前記画像を記録する請求項8〜11のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2004271575A 2003-09-17 2004-09-17 画像形成方法および画像形成装置 Expired - Fee Related JP4209371B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004271575A JP4209371B2 (ja) 2003-09-17 2004-09-17 画像形成方法および画像形成装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003324363 2003-09-17
JP2004271575A JP4209371B2 (ja) 2003-09-17 2004-09-17 画像形成方法および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005111985A JP2005111985A (ja) 2005-04-28
JP4209371B2 true JP4209371B2 (ja) 2009-01-14

Family

ID=34554499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004271575A Expired - Fee Related JP4209371B2 (ja) 2003-09-17 2004-09-17 画像形成方法および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4209371B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007001129A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Shinko Electric Co Ltd インクリボン、プリンタ、および画像印刷方法
US7934785B2 (en) * 2008-03-18 2011-05-03 Xerox Corporation Selectable gloss coating system
JP5434015B2 (ja) * 2008-08-27 2014-03-05 セイコーエプソン株式会社 印刷装置
JP5241444B2 (ja) * 2008-11-20 2013-07-17 三菱電機株式会社 熱転写記録装置
JP7005961B2 (ja) * 2017-06-27 2022-01-24 大日本印刷株式会社 保護層転写方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005111985A (ja) 2005-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7360887B2 (en) Image forming apparatus and method
JP2001018379A (ja) インクジェット印刷装置
US8646862B2 (en) System and method for detection and compensation of inoperable inkjets in an inkjet printing apparatus
US8264511B2 (en) Printing apparatus and thermal transfer printing method
JP2009166373A (ja) 画像形成装置及びそれに用いる改質シートカートリッジ
JP4209371B2 (ja) 画像形成方法および画像形成装置
JPH0679889A (ja) サーマルプリンタ
JP4385798B2 (ja) 画像形成装置
US7434926B2 (en) Image forming method and image forming apparatus
JPH11320867A (ja) 画像印刷方法及びインクジェットプリンタ
JP4333705B2 (ja) サーマルプリンタ及び画像形成方法
JP2007091398A (ja) 画像形成装置、記録紙の搬送制御方法、並びに、プログラムおよび記録媒体
JPH1178090A (ja) 感熱発色プリント方法、サーマルヘッド及びプリンタ
JP2007069423A (ja) ノズルプレートの製造方法
KR0165339B1 (ko) 프린터
JP2004188694A (ja) 画像印画装置用のインクシート並びにラミネートシート、及び画像印画装置
US20060232656A1 (en) Thermal printer, print head, printing method and substrate for use therewith
US20230173835A1 (en) Image forming apparatus, method for controlling image forming apparatus, and control program for image forming apparatus
JP2003312084A (ja) ラミネート方法およびその装置
JP2011177949A (ja) プリント装置の制御方法およびプリント装置
JP5023641B2 (ja) 印刷物の製造方法
JP2004155103A (ja) ラミネート装置
JP2002052751A (ja) カラー印刷方法およびカラー印刷装置
JP5593994B2 (ja) 画像形成装置およびシート剥離方法
JP2006167967A (ja) 印字装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061211

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070216

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20070702

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20070711

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070821

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080401

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080624

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080807

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081014

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081022

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees