JP2006167967A - 印字装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録媒体にインクを付与して画像形成する印字装置において、記録媒体を加熱することで記録媒体上のインク定着を促進させる際に、過乾燥や乾燥ムラのあるロール紙先端を印字、加熱乾燥させても逆反りの無い印字装置を提供する。
【解決手段】 記録媒体としてのロール紙の給紙手段と搬送手段と、記録位置へ搬送されるロール紙に対して印字を行う印字手段と、ロール紙を加熱する加熱手段と、ロール紙を切断する切断手段とを備えた印字装置において、先頭頁になりえるロール紙の先端から所定長の領域に対し、前記印字手段によって実画像とは異なるインク付与パターンを付与する。
【選択図】 図1

Description

本発明は印字装置に関し、特に記録媒体に付着したインクの定着を促進するためのヒータを備えた印字装置に関するものである。
従来、プリンター、複写機、ファクシミリなどの記録装置は、画像情報に基づいて各種の記録材上にドットパターンから成る画像を記録するように構成されている。前記記録装置は記録方法により、インクジェット式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザービーム式などに分けることができる。
インクジェット式のインクジェット記録装置は、記録ヘッドの吐出口からインク滴を吐出飛翔させ、それを記録材上に付着させて記録するように構成されている。このインクジェット記録装置は他の記録装置と比べて動作音が小さく、基本的な構成が簡単であり、比較的コストを抑えることができるため、多方面で使用されている。記録媒体としては、定形サイズのカット紙だけでなく、幅が定形サイズで長さが所定長さ(数10m〜数100m)のロール状に巻かれたロール紙が使える構成のインクジェット記録装置も増えている。ロール紙を使って1枚印字をする場合、印字位置まで給紙したロール紙に対し、間欠的に搬送(ステップ送り)しながら、印字ヘッドを往復走査(主走査、又はスキャン)させて、画像を徐々に形成していき、所望の印字が終了したら、カット位置までロール紙をすばやく搬送し、カッターにより切断する。ロール紙を使って、n枚印字する場合、印字位置まで給紙したロール紙に対し、間欠的に搬送(ステップ送り)しながら、印字ヘッドを往復走査(主走査、又はスキャン)させて、画像を徐々に形成していき、連続的に印字を続ける。その後、切断位置に、印字物と印字物の間のカット位置が到達したら、カッターを作動させて切断し、1枚目の印字物を得ることができる。このカット動作はn−1回実行され、n−1枚の印事物を得ることになる。n枚目は、1枚だけ印字する場合と同じで、n枚目の印字が終了したら、カット位置までロール紙をすばやく搬送し、カッターにより切断する。その後、ロール紙は所定の位置まで巻き戻される。
このインクジェット記録装置に使用される記録媒体としては、紙やプラスチックシートなどの記録媒体や、更にはこれらの基材の表面に各種微細な無機材料などをコートすることによって、表面に細孔構造をもつインク吸収層を設けて、記録材上に付着したインクドットがにじまないようにしている。特に、フルカラープリンタや高品位の画像が求められるプリンターでは、インク専用のコート紙が使用されており、最近では写真調の印字が強く望まれることから、従来の4色使用から淡インクを含む6色以上のインク色を用いる事も多く、インク吐出量も増える傾向にあり、場合によって定着性に問題が生じる事がある。すなわち、インクジェット記録装置は記録剤として液体であるインクを使用しているので記録媒体のインク吸収性が劣る場合、あるいは最適打ち込み量以上のインクを打ち込んだ場合、等は速やかに記録媒体に浸透せず、吸収しきれないインクが液体のままで記録媒体上に残留するために、定着性に問題ができる事がある。
このような状態になると、記録媒体上のインクによってローラーや紙ガイドが汚される。このローラーや紙ガイドに付着したインクが後続の記録媒体の表面に転写され、画像品位を著しく低下させることになる。また、記録済みの記録媒体をトレイなどに積載した場合には記録媒体間の擦れによってもインク転写の問題は発生する。
このような問題を予防するため、記録媒体へのインクの定着性を高める一つの手法として、ヒータを用いて記録媒体を加熱し、インクに含まれる水分の蒸発を促進して記録媒体上のインクを速やかに乾燥固化させるようにしたものがある(特許文献1参照)。そして、記録媒体搬送路の長さの短縮化や搬送部材の汚れ防止のための定着の迅速化等の要請から、定着ヒータは記録ヘッドによる記録位置近傍に、例えば記録ヘッドに対向して、記録媒体を平坦に規制するためのプラテンに配設したり、または、記録媒体が乾燥していれば、インクの吸収性が高まることに注目して、予め記録媒体を加熱乾燥すべく、搬送路上記録位置より上流側にヒータを設ける事もある。
これらの構成の場合、インクを吐出する記録ヘッドがプラテンに配設されたヒータで直接暖められたり、あるいは、プラテンより上流側に配設したヒータで熱せられて熱くなった記録媒体によって、記録ヘッドが暖められたりするので、記録ヘッドの温度は上昇することになる。当然、記録ヘッドはインクを吐出するために熱エネルギを印加するので、自己発熱し温度は上昇する。つまり、記録ヘッドは、外部から受ける熱と内部から発生する熱の両方によって温度上昇が生じることになる。通常、記録ヘッドはその温度が所定温度を超えたら、記録ヘッドの吐出特性が低下し正常な吐出ができなくなるので、インク吐出を一時的に停止して、ヘッド温度が所定温度を下回るのを待つ。こうなると、連続印字ができないので、印字スループットは落ちることになる。
また、これらの構成において、記録媒体へのインクの定着性をさらに高めてスループットを上げるべく、ヒータ温度を上げると、インクに含まれる水分の蒸発を促進させ、記録媒体上のインクを迅速に乾燥固化させることができるが、弊害として、ヒータの影響で、さらに記録ヘッドの温度も上がってしまうので、結果的には印字のスループットを落とすことになる。
これらの問題を解決するために、記録ヘッドによる記録位置より、下流側に定着ヒータを設ける事がある(特許文献2参照)。そうする事により、ヒータから発生した熱エネルギは、記録媒体及び記録媒体上のインクを加熱し、その中に含有する水分を蒸発させることに費やされ、記録ヘッドの温度を上げることは無い。
特開平1−71754号公報 特開平1−71753号公報
ところが、記録媒体として、ロール紙を使うと、プラテンにヒータを配設した場合、記録位置より上流にヒータを配設した場合、記録位置より下流にヒータを配設した場合、いずれの場合においても、紙の搬送方向に所定長さの領域を使って乾燥をするために、印字領域の乾燥工程において、その上流側の印字されていない領域も同時に乾燥されることになり、図13(c)に示すように、印字終了後に巻き戻されるロール紙の先端付近は、端部ほど水分量が少なく、中に入るほど(図13(c)では、右側ほど)水分量が多くなる。つまり、ロール紙先端付近において、乾燥ムラが生じることになる。
その状態のまま、次の印字、乾燥を実行すると、図13(d)に示すように、乾燥ムラがひどくなり、印字物の逆反りが図14に示すように紙全体に発生する。特に先端付近は過乾燥の程度がひどい事と、自由端であるために、逆反りが大きくなる。よって、非常に見た目の悪いものになる。また、逆反りが大きい場合、搬送路内で紙の先端が引っかかり、搬送不良を起こす事もある。紙の表面と裏面で、水分のバランスが取れていると、逆そりも無く、平らな紙であるが、この水分のバランスが崩れて、紙の裏面に対し表面の水分が少なくなると、相対的に紙の表層が収縮して、紙表面が凹の逆反りがおこる。逆に、紙の裏面に対し表面の水分が多くなると、相対的に紙の表層が膨張して、紙表面が凸の反りが生じる。
本発明は以上のような従来技術における問題点に鑑みてなされたもので、過乾燥や乾燥ムラのあるロール紙先端を印字、乾燥しても、逆反りの無い印字装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は以下の通りである。
(1)記録媒体としてのロール紙の給紙手段と搬送手段と、記録位置へ搬送されるロール紙に対して印字を行う印字手段と、ロール紙を加熱する加熱手段と、
ロール紙を切断する切断手段と、を備えた印字装置において、先頭頁になりえる、ロール紙の先端から所定長の領域に対し、前記印字手段によって実画像とは異なる、インク付与パターンを付与する。
(2)前回の加熱終了からの経過時間に応じ、ロール紙に付与するインク付与パターンを変える。
(3)ロール紙の先端ほど、インク付与量が多い。
本発明によれば、前回の印字、乾燥から、それほど時間が経過していない状態のロール紙を通常の印字、乾燥を実施すると、ロール紙の先端付近が乾燥ムラ(過乾燥)になり、被記録媒体の逆反りが発生していたが、先頭頁になりえるロール紙の先端から所定長の領域に対し、前記印字手段によって実画像とは異なるインク付与パターンを印字することにより、乾燥ムラ(過乾燥)の発生を抑え印字物の逆反りが防止できる。
(第1の実施の形態)
以下に図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具体的に説明する。
図1は本発明に係る第1の実施例で、記録位置より下流側にヒータを設けたインクジェット記録装置の概略図を示す。
図1の装置は、ロール状のロール紙11から巻き出された被記録媒体4のインク吸収層側の面に対して、インクジェット記録を行うインクジェット記録部1と、その印字された被記録媒体4を加熱乾燥する加熱乾燥部2を有する。ロール状に巻かれた被記録媒体4は樹脂製のロール紙カートリッジ24に収納されている。
インクジェット記録部1は、被記録媒体4の搬送方向の主走査と、印字ヘッドが往復走査する副走査の両方向ともに2400dpiの解像力で印字を行うことができる。
3は画面垂直方向にスキャンされて印字を行うインクジェット印字(記録)ヘッド、31は印字ヘッド3の対向位置に設置させた平板状の固定プラテンである。22aは被記録媒体4を定尺走行させるためのラインフィードローラー、22bは被記録媒体4をラインフィードローラー22aに圧接する圧力ローラー、32aは被記録媒体4にテンションを与える、いわゆる拍車ローラー、32bは被記録媒体4を拍車ローラーに圧接する圧力ローラーである。
被記録媒体4はラインフィードローラー22aと圧力ローラー22bに挟まれて、プラテン31上に送り込まれ、印字ヘッド3の1スキャンごとに所定量給送されることで、被記録媒体4のインク吸収層に対し、画像情報に応じインクを付与し、被記録媒体4の全域に印字が行われる。拍車ローラー32aと圧力ローラー32bによって下流に送り出された、印字終了後の被記録媒体4は、加熱手段としての定着ヒータの上方を搬送されることになる。この定着ヒータ6は被記録媒体4の裏面と対向する紙ガイド8の背面に設けたヒータで、熱源としては立ち上がりの良い、例えばハロゲンヒータなどを組み込んでいる。定着ヒータ6及び紙ガイド8は高温になる事があるので、周辺の部材への悪影響を防止するために断熱されている。この定着ヒータ6をONすると、紙ガイド8が所定の温度になり、対流及び輻射によって被記録媒体4が加熱され、付着したインクの水分を速やかに蒸発されて定着が促進される。これにより生じた水蒸気は排出ファン7を介して外部に排出される。定着ヒータで乾燥した被記録媒体4はカッター9により所定の大きさに裁断され、排紙ローラー29により外部に排紙される。この際、被記録媒体4は定着ヒータ6で十分に乾燥しているので、カッターや排紙ローラーにインクが付着することなく、印字物5を得ることができる。印字物でない部分、ロール紙の先端を切断した場合、この切れ端は排紙ローラー29で排紙されず、カッター9の下に設置したダストボックス12に落下するようになっている。ロール紙の先端は、ユーザがはさみやカッター等を使い手動でカットすることがあり、直線でなく、うねっている場合がある。よって、ロール紙を使った印字装置では、印字後の切断工程において、必ず、ロール紙の先端を所定量、切断し廃棄する場合が多い。
印字物5を排紙した後、印字されていない側の被記録媒体4は、検出手段としてのメディアセンサ23により、被記録媒体4の先端が検出できるまで、巻き戻される。連続印字する場合は、連続して印字および切断の処理が行われ、最後の頁がカットされた後、未印字の被記録媒体4は、メディアセンサ23により、被記録媒体4の先端が検出できるまで、ロール紙カートリッジ24内に巻き戻される。
図2、図3は本発明の画像処理部及び定着ヒータの制御部の構成を示すブロック図である。
図2を使って画像処理について説明する。
図中100は本発明プリンターのホストであるところのコンピュータ、200はコンピュータ100から画像ファイルを受け入れるインタフェース部である。ここではコンピュータ100から送られる画像ファイルは解像度300dpi、RGB各8bitの形式であるが、他の形式を適用可能なのは言うまでも無い。インタフェース部200は画像ファイルをコンピュータ100内で処理するためのデータ形式に変換する。210は画像データの色空間をコンピュータから送られた画像ファイルの色空間から、本発明の印字装置が搭載するインク色によって生成可能な色空間へ変換する色空間変換部である。色空間変換部210から出力される画像データは本発明の印字装置の持つインクすなわち、シアン(C)、ライトシアン(LC)、マゼンタ(M)、ライトマゼンタ(LM)、イエロー(Y)、ブラック(K)の6色に対応した各8bitのデータを形成する。色空間変換部210の出力は、インク色6色それぞれ8ビットのデータを各3bitすなわち8値(インデックス)へ変換する8値変換部220に入る。8値変換部220の出力(矢印A)がインク各色3ビットデータとして入力される230は、8値のデータそれぞれを8x8ドットの配列に変換し、2400dpiの最終画像に対応したドット配列に変換する、解像度変換/インデックス展開部である。ここまでのデータの並び順は画像上の並び順によるため、このまま印字ヘッドに与えて印字する事は出来ない。そこで、240は、画像データをバッファに蓄え、そこからヘッドによる印字順の印字ドット配列に変換するバッファ・並べ換え部である。ここから出力される1ビットのドット信号はそのまま250の駆動回路でヘッド駆動パルス列に変換され、印字ヘッド3を駆動する。
前述の説明において、使用インク色は6色、中間ビット深度(インデックス)は8値、最終解像度は2400dpiとしているが、この値は一例であり、本発明の本質に関する部分ではない。
次に、図3の定着ヒータのブロック図について説明する。
23は定着ヒータ6の印加タイミングを決めるメディアセンサ、310は各種のセンサの信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御するCPU、320はCPU310の命令に基づき、定着ヒータ6を駆動する駆動回路、330は定着ヒータの温度を測定するサーミスタである。
次に、図4のフローチャートを使って、印字加熱の一連のシーケンスを説明する。
S1(紙有り?):印字命令を受けてメディアセンサ23がロール紙の先端を検知したら、S2以降のシーケンスがスタートする。
S2(T=T1):定着ヒータ6の温度をT1に設定する。次のステップにおいて、定着ヒータ6に設置したサーミスタ330の検出信号に基づいて、定着ヒータ6の温度がT1になるように、CPU310が温度制御をする。
S3(ヒータon):実際に定着ヒータ6に電力が投入され、短時間のうち(印字済みのロール紙が定着ヒータに到達前)に設定温度T1になる。
S4(ファンon):排気ファン7がonし、定着ヒータ6上方の水蒸気などを外部に排出する。
S5(t>t0?):前回の印字及び加熱乾燥が終了してからの経過時間tと、所定時間t0を比較する。経過時間tがt0を超えていれば(yes)、ロール紙は周辺の雰囲気となじみ、先端の乾燥ムラが緩和されたと判断し、S7の通常の画像印字シーケンスを実行する。仮に、経過時間tがt0を超えていなければ(no)、ロール紙の先端付近には乾燥ムラがあると判断し、S6の先端印字シーケンスを実行する。
S6(先端印字):先端から所定長さ分、コンピュータ100から送られる画像ファイルとは別のパターン(先端印字パターンと呼ぶ)の印字を行う。この印字パターンは、予めコンピュータ100に格納されているものである。ここでの印字パターンは、各色同量のベタであり、打込み量は各色の合計が使用しているロール紙の最大吸収量に設定させている。また、所定長さとは、S9において、カット破棄させる部分と同じ長さになっている。
S7(画像印字):コンピュータ100から送られる画像ファイルを印字する。
S8(カット?):ロール紙をカットする必要があるかを判断する。カットが必要な個所は、1頁の先端部分と、頁間と、最終頁の後端部分である。
S9(カット):S8においてカットが必要と判断したら、ここでロール紙をカットする。その後、排紙ローラ29で印字物5を排紙する。ただし、先端をカットした場合、その切れ端は排紙ローラ29で排紙されず、カッター9の下方に設置したダストボックス12に落下する。
S10(最終頁?):S9でカットした頁が最終頁かを判断する。最終頁でないなら(no)、S7に戻り、画像の印字を続ける。最終頁なら、次のステップに進む。
S11(ヒータoff):定着ヒータ6の電力供給を停止する。
S12(ファンoff):排気ファンを停止し、一連のシーケンスは終了する。
上述の印字加熱シーケンスに沿って、加熱乾燥されたロール紙の水分分布チャートを図5、図6に示す。ここで印字される画像は(具体的には示さないが)、白地に若干の薄い模様があるものなので、インクの打込み量は非常に少なく、チャート上のロール紙の水分量はインクの水分より、元々ロール紙が含有する水分が支配的である。
図5はロール紙の先端部分に先端印字パターンを印字する必要が無いと、判断したシーケンスのもので、図4のフローチャートにおいて、S1→S2→S3→S4→S5→S7→S8→S9→S10→S11→S12の流れに沿って、印字及び加熱乾燥されたものである。
図5(a)はロール紙の被記録媒体4の先端が定着ヒータの始端に到達した位置で、まだ定着ヒータ6から加熱されていない状態である。このロール紙は前回の印字、加熱乾燥からt0時間以上経過しているため、周辺の空気から水分を吸って先端付近の水分量が破線から実線まで回復している。
図5(b)は前回の印字乾燥で生じた乾燥ムラの領域も含めた、ロール紙の先端付近が定着ヒータ6から下流側に抜けた位置のものである。先端が若干、水分量が低いものの、全体的にほぼ、均一な水分量(太線)になり、特に大きな乾燥ムラや過乾燥も無いので、印字装置内、及び印字乾燥後の被記録媒体に逆反りは発生しにくい事になる。図5(b)の太い破線は、ロール紙先端のカット位置である。
図6はロール紙の先端部分に乾燥ムラがあると判断し、先端印字パターンを印字するシーケンスのもので、図4のフローチャートにおいて、S1→S2→S3→S4→S5→S6→S7→S8→S9→S10→S11→S12の流れに沿って、印字及び加熱乾燥されたものである。
図6(a)はロール紙の被記録媒体4の先端が定着ヒータに到達した位置で、まだ定着ヒータ6から加熱されていない。このロール紙は前回の印字、加熱乾燥から、あまり時間が経過していない(t0以下)ため、ロール紙先端付近と内側(右側)では、水分量に大きな違いがあると予想されるために、ロール紙の先端に、先端印字パターンが印字されている。
図6(b)は前回の印字乾燥で生じた乾燥ムラの領域も含めた、ロール紙の先端付近が定着ヒータ6によって加熱されてから、下流側に抜けた位置のものである。ロール紙先端に所定幅でインクが打込まれているので、反りが発生しやすい先端だけ極端に水分量(太線)が少ないこともなく、特に大きな乾燥ムラや過乾燥も無い。これによって、印字装置内において、逆反りによる搬送不良は防止できる。図6(b)の太い破線は、ロール紙先端のカット位置であり、先端印字パターンが印字された、太い破線より、左側の領域はカッターで切断され、ダストボックスに廃棄させる。
上述の実施例で説明してきたように、前回の印字、乾燥から、それほど時間が経過していない状態のロール紙に対し、通常の印字、乾燥を実施すると、図7(a)に示すように、先端付近が乾燥ムラ(過乾燥)になり、被記録媒体の逆反りが発生していたが、前回の印字、乾燥からの経過時間の、長い場合(図7(b))と短い場合(図7(c))を使い分ける事により、大きな乾燥ムラの発生を抑えることができ、印字装置内での印字物の逆反りを防止できる。
上述の実施例では、前回の印字及び加熱乾燥が終了してからの経過時間tを、所定時間t0と比較し、経過時間tがt0を超えた場合と超えない場合で、シーケンスを変えているが、これに限らず、所定時間を2つ以上、設定した上で、それらに応じた濃度の違った、それぞれの先端印字パターンを先端部分に印字する方法でも良い。また、前回の印字及び加熱乾燥が終了してからの経過時間tをカウントしておき、次の印字の際、ロール紙の先端部分に印字する、先端印字パターンの濃度を無段階で可変する構成でもよい。
また、先端印字パターンは、濃度が均一なベタであったが、場所によって印字濃度を変えても良い。例えば、図7(d)のように、ロール紙の先端に位置する方の印字濃度を高くし、徐々に濃度を下げ、ロール紙に含有する水分量を均一にすることによって、乾燥ムラは緩和させる。
実施例では、予め決まっている、最終的に廃棄する先端部分に、先端印字パターンを印字しているが、前回の印字及び加熱乾燥が終了してからの経過時間tに応じて、先端印字パターンの印字長さを変更する構成でも良い。この場合、先端印字パターンの印字長さに応じ、カッターでカットされる先端部分の長さも、変えることになる。
ここで示した実施例では、インクジェット方式の印字装置で説明しているが、印字方式はこれに限らず、水分を含有するインクを使った印字装置であれば、全て含まれる。
(第2の実施の形態)
前述した第1の実施例においては、予め破棄が予定されているロール紙の先端部分に、前回の印字、乾燥終了後からの経過時間に応じた、適当な先端印字パターンを打ち込むことにより、ロール紙先端の逆そりを防止している。
第2の実施例では、次回の印字、乾燥において、先頭頁の先端部分になることが予想させ、今回の印字において、最終頁の後端の、さらに、後ろの領域(次の印字で破棄が予定させる領域)に、前もって、先端印字パターンを打ち込む実施例について、説明する。
図8のフローチャートを使って印字、印字加熱シーケンスを説明する。
S101(紙有り?):印字命令を受けてメディアセンサ23がロール紙の先端を検知したら、S102以降のシーケンスがスタートする。
S102(T=T1):定着ヒータ6の温度をT1に設定する。次のステップにおいて、定着ヒータ6に設置したサーミスタ330の検出信号に基づいて、定着ヒータ6の温度がT1になるように、CPU310が温度制御をする。
S103(ヒータon):実際に定着ヒータ6に電力が投入され、短時間のうち(印字済みのロール紙が定着ヒータに到達前)に設定温度T1になる。
S104(ファンon):排気ファン7がonし、定着ヒータ6上方の水蒸気などを外部に排出する。
S105(最終頁印字完?):最終頁の印字が完了したかを判断する。完了していなければ(no)、S106に進み、画像の印字をする。完了しているなら、S110、S111に進み、先端印字パターンを印字する。
S106(画像印字):コンピュータ100から送られる画像ファイルを印字する。
S107(カット?):ロール紙をカットする必要があるかを判断する。カットが必要な個所は、1頁の先端部分と、頁間と、最終頁の後端部分である。
S108(カット):S107においてカットが必要と判断したら、ここでロール紙をカットする。その後、排紙ローラ29で印字物5を排紙する。ただし、先端をカットした場合、その切れ端は排紙ローラ29で排紙されず、カッター9の下方に設置したダストボックス12に落下する。
S109(最終頁カット完?):最終頁のカットが完了したかを判断する。完了していなければ(no)、S105に戻り、印字動作を継続する。完了している(yes)なら、S112に進み、印字終了の準備にはいる。
S110(先端印字完?):すでに、最終頁の後端の後ろ(次の印字では、先頭頁の先端部分に位置する所)に、先端印字パターンを印字したか、どうかを判断する。先端印字パターンを印字していない(no)なら、S111に進み、既に印字している(yes)なら、S107に進む。
S111(先端印字):最終頁の後端の後ろ(次の印字では、先頭頁の先端部分に位置する所)に、所定長さ分、コンピュータ100から送られる画像ファイルとは別のパターン(先端印字パターン)を印字する。この印字パターンは、予めコンピュータ100に格納されているものである。ここでの印字パターンは、各色同量のベタであり、打込み量は各色の合計が使用しているロール紙の最大吸収量に設定させている。また、所定長さとは、S108において、ロール紙の先端部分がカットさせ、破棄させる部分と同じ長さになっている。
S112(ヒータoff):定着ヒータ6の電力供給を停止する。
S113(ファンoff):排気ファンを停止し、一連のシーケンスは終了する。
上述の印字加熱シーケンスに沿って、加熱乾燥されたロール紙の水分分布チャートを図9に示す。図中、破線が加熱前(印字直後)の水分量、実線が加熱後の水分量である。
ここで、最終頁に印字されている画像は説明を簡単にするために、濃度一様のベタ印字としており、先端印字パターン(領域A)は、最終頁に印字した画像(濃度一様のベタ)の濃度より、若干、薄くなっている。
図9(a)、(b)はロール紙の被記録媒体4の最終頁が定着ヒータ6から、抜けた位置で、まさに、ロール紙がカット位置でカットさせる寸前のものである。最終頁の後ろの領域A(次の印字では、先頭頁の先端部分に位置する所)に、先端印字パターンを印字しているために、カット位置付近の水分量が著しく低くなく、乾燥ムラが小さい事がわかる。
図9(c)はロール紙がカット位置でカットさせ、印字装置内に残ったロール紙の水分量である。
このロール紙に対し、すぐに次の印字、加熱乾燥を実施する場合でも、ロール紙は、先端ほど、水分量が少ないような乾燥ムラが無いために、ロール紙の逆反りによる、印字装置内での搬送不良や、印字物の逆反りが防止できる。当然、ロール紙の先端部分A(先端印字パターンの印字領域)はカッタで切断させ、ダストボックス12に破棄させる。
上述の実施例では、先端印字パターンは、濃度が均一なベタであったが、場所によって印字濃度を変えても良い。例えば、ロール紙の先端に位置する方の印字濃度を高くし、徐々に濃度を下げることにより、乾燥後のロール紙に含有する水分量をさらに均一にすることができるので、乾燥ムラを緩和させるのに有効である。
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態においては、予め破棄が予定されているロール紙の先端部分に、前回の印字、乾燥終了後からの経過時間に応じた、適当な先端印字パターンを打ち込むことにより、ロール紙先端の逆そりを防止している。
前述の第2の実施の形態では、最終頁の後ろの所定領域に、適当な先端印字パターンを打込むことにより、次の印字の際、ロール紙先端の逆反りを防止している。
第3の実施の形態では、予め破棄が予定させているロール紙の先端部分にかかわらず、画像形成に直接、の関与していないインク、例えば、インクの定着性を向上させる、先駆けインクなどの透明インクを使ったものについて、説明する。
図10のフローチャートを使い、第3の実施例の印字加熱シーケンスについて説明する。
S201(紙有り?):印字命令を受けてメディアセンサ23がロール紙の先端を検知したら、S202以降のシーケンスがスタートする。
S202(T=T1):定着ヒータ6の温度をT1に設定する。次のステップにおいて、定着ヒータ6に設置したサーミスタ330の検出信号に基づいて、定着ヒータ6の温度がT1になるように、CPU310が温度制御をする。
S203(ヒータon):実際に定着ヒータ6に電力が投入され、短時間のうち(印字済みのロール紙が定着ヒータに到達前)に設定温度T1になる。
S204(ファンon):排気ファン7がonし、定着ヒータ6上方の水蒸気などを外部に排出する。
S205(t>t0?):前回の印字及び加熱乾燥が終了してからの経過時間tと、所定時間t0を比較する。経過時間tがt0を超えていれば(yes)、ロール紙は周辺の雰囲気となじみ、先端の乾燥ムラが、かなり緩和されたと判断し、S207に進む。仮に、経過時間tがt0を超えていなければ(no)、ロール紙の先端付近には乾燥ムラがあると判断し、S206に進む。
S206(t>t1?):前回の印字及び加熱乾燥が終了してからの経過時間tと、所定時間t1を比較する。ここでは、t1<t0の関係があり、t1は、t0のほぼ半分の時間に設定させている。経過時間tがt1を超えていれば(yes)、ロール紙は周辺の雰囲気となじみ始めているが、また先端の乾燥ムラが存在していると判断し、S208に進む。仮に、経過時間tがt1を超えていなければ(no)、ロール紙の先端付近には乾燥ムラがあると判断し、S209に進む。
つまり、t>t0はS207へ、t<t1はS209へ、t1≦t≦t0はS208に進むことになる。
S207(PT=PT0):ここでは、先駆けの吐出パターンPTをPT0に設定する。ここで、PT0とは、ロール紙全面に均一の通常の吐出パターンである。
S208(PT=PT1):先駆けの吐出パターンPTをPT1に設定する。ここで、PT1とは、吐出量が通常のパターンより、若干、増やした吐出パターンで、ロール紙の先端ほど、多い。
S209(PT=PT2):先駆けの吐出パターンPTをPT2に設定する。ここで、PT2とは、吐出量が通常より、かなり増やした吐出パターンで、PT1同様に、ロール紙の先端ほど、吐出が多い。
S210(先駆け吐出):S207〜S209で設定された吐出パターンで、ロール紙に対し、先駆けインクの吐出を始める。
S211(画像印字):コンピュータ100から送られる画像ファイルを印字する。
S212(カット?):ロール紙をカットする必要があるかを判断する。カットが必要な個所は、1頁の先端部分と、頁間と、最終頁の後端部分である。
S213(カット):S212においてカットが必要と判断したら、ここでロール紙をカットする。その後、排紙ローラ29で印字物5を排紙する。ただし、先端をカットした場合、その切れ端は排紙ローラ29で排紙されず、カッター9の下方に設置したダストボックス12に落下する。
S214(最終頁?):最終頁のカットが完了したかを判断する。完了していなければ(no)、S210に戻り、先駆け吐出、及び画像の印字を続ける。完了しているなら、次のステップに進む。
S215(ヒータoff):定着ヒータ6の電力供給を停止する。
S216(ファンoff):排気ファンを停止し、一連のシーケンスは終了する。
図11、図12は、上述の加熱シーケンスに沿って、加熱乾燥されたロール紙の水分分布チャートである。
図11は前回の印字乾燥から、t0以上の時間経過があり、ロール紙先端の乾燥ムラは緩和されたもので、図10のフローチャートにおいて、S201→S202→S203→S204→S205→S207→S210→・・・→S216の流れに沿って、加熱乾燥されたものである。
図11(a)はロール紙の被記録媒体4の先端が定着ヒータに到達した位置で、まだ定着ヒータ6から加熱されていない状態図と、そのときのロール紙の水分量を示している。このロール紙は前回の印字、加熱乾燥からt0時間以上経過しているため、もともと破線Bだったものが、周辺の空気から水分を吸って先端付近の水分量が1点細線Cまで回復している。また、S207(PT=PT0)で決定された先駆けの吐出パターン(通常の均一吐出パターン)を、S210の先駆け吐出において、ロール紙一面に吐出しており、ロール紙の水分量は実線Dまで増えている。
図11(b)はロール紙の先端付近が定着ヒータ6から下流側に抜けた位置のものである。先端が若干、水分量が低いものの、全体的にほぼ、均一な水分量(太線)Eになり、特に大きな乾燥ムラや過乾燥も無いので、印字装置内、及び印字乾燥後の被記録媒体に逆反りは発生しにくい事になる。図11(b)の太い破線は、ロール紙先端のカット位置である。
図12は、前回の印字乾燥からの経過時間が、t1以下と、短く、ロール紙の先端部分に乾燥ムラが十分あると判断され、PT2の先駆けの吐出パターンを打込むシーケンスのもので、図10のフローチャートにおいて、S201→S202→S203→S204→S205→S206→S209→S210→・・・→S216の流れに沿って、印字及び加熱乾燥されたものである。
図12(a)はロール紙の被記録媒体4の先端が定着ヒータに到達した位置で、まだ定着ヒータ6から加熱されていない。このロール紙は前回の印字、加熱乾燥から、あまり時間が経過していない(t1以下)ため、ロール紙先端付近と内側では、水分量(破線B)に大きな違いがあると予想されるために、S209(PT=PT2)で決定された先駆けの吐出パターン(吐出量が通常より、増やした吐出パターンで、ロール紙の先端ほど、吐出が多い)を、S210の先駆け吐出において、ロール紙一面に吐出しており、ロール紙の水分量は実線Fまで増えている。
図12(b)はロール紙の先端付近が定着ヒータ6によって加熱されてから、下流側に抜けた位置のものである。もともと、水分不足だったロール紙先端に対し、透明な先駆けインクを多めに打込むことにより、ロール紙全体の水分量は均一になり、乾燥ムラや過乾燥が改善された事が分る。これによって、印字装置内において、逆反りによる搬送不良が防止できる。図12(b)の太い破線は、ロール紙先端のカット位置であり、太い破線より、左側の領域はカッターで切断され、ダストボックスに廃棄させる。
上述では、前回の印字乾燥からの経過時間が、t0以上(t>t0)の場合、t1以下(t<t1)の場合、の2通りについて、説明したが、t1≦t≦t0の場合は、周辺の空気から水分を吸って先端付近の水分のバランスが、かなり改善させているが、若干、乾燥ムラが残っている(図11(a)の破線Bと1点細線Cの中間)。この場合の先駆け吐出のパターンPT1は、PT0とPT2の中間的な量で、このパターンを吐出することにより、ロール紙全体の水分量は均一になり、乾燥ムラや過乾燥が改善される。
上述の実施例では、ロール紙の水分量バランスをとるのに、インクの定着性をあげるための、先駆けインクを利用したが、これに限定させることは無く、実画像を形成する、色付きインク、単なる水分補給のための透明インク、等でも良い。
第1の実施例、インクジェット記録装置の概略図。 第1の実施例、インクジェット部のブロック図。 第1の実施例、ヒータ部のブロック図。 第1の実施例、フローチャート。 第1の実施例、水分量変化(先端印字パターンを印字しない場合)。 第1の実施例、水分量変化(先端印字パターンを印字した場合)。 第1の実施例、水分量変化(まとめ)。 第2の実施例、フローチャート。 第2の実施例、水分量変化(最終頁後端にパターンを印字した場合)。 第3の実施例、フローチャート。 第3の実施例、水分量変化(先駆けパターンを印字しない場合)。 第3の実施例、水分量変化(先駆けパターンを印字した場合)。 従来例、ロール紙先端付近の水分量。 従来例、印字物の逆反り。
符号の説明
1 インクジェット記録部
2 加熱乾燥部
3 インクジェット記録ヘッド
4 被記録媒体
5 印字物
6 定着ヒータ
7 ファン
8 紙ガイド
9 カッター
22a ラインフィードローラー
22b 圧力ローラー
23 メディアセンサ
24 ロール紙カートリッジ
29 排紙ローラ
32a 拍車ローラー
32b 圧力ローラー

Claims (3)

  1. ロール紙の給紙する給紙手段と、前記ロール紙を搬送する搬送手段と、
    記録位置へ搬送される前記ロール紙に対して印字を行う印字手段と、
    前記ロール紙を加熱する加熱手段と、前記ロール紙を切断する切断手段と、
    を備える印字装置において、
    先頭頁になりえるロール紙の先端から所定長の領域に対し、前記印字手段によって実画像とは異なるインク付与パターンを付与することを特徴とする印字装置。
  2. 前回の加熱終了からの経過時間に応じ、前記ロール紙に付与するインク付与パターンを変えることを特徴とする請求項1記載の印字装置。
  3. 前記ロール紙の先端ほど、インク付与量が多いことを特徴とする請求項2記載の印字装置。
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