JP2000190638A - 熱記録方式 - Google Patents
熱記録方式Info
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- JP2000190638A JP2000190638A JP10372733A JP37273398A JP2000190638A JP 2000190638 A JP2000190638 A JP 2000190638A JP 10372733 A JP10372733 A JP 10372733A JP 37273398 A JP37273398 A JP 37273398A JP 2000190638 A JP2000190638 A JP 2000190638A
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- Japan
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱記録した印画に抜けやムラがなく、しかも
簡便に奇麗に折りたたむことができる記録物が得られる
熱記録方式を提供する。 【解決手段】 記録用紙にサーマルヘッドにより熱記録
を行った後、その熱記録後の用紙の少なくとも一方の面
に治具による加圧処理を施して、記録面側に溝を形成す
る。
簡便に奇麗に折りたたむことができる記録物が得られる
熱記録方式を提供する。 【解決手段】 記録用紙にサーマルヘッドにより熱記録
を行った後、その熱記録後の用紙の少なくとも一方の面
に治具による加圧処理を施して、記録面側に溝を形成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱記録された後の
記録用紙が容易に折り畳まれ、その折り畳まれた用紙が
破れにくいように配慮した熱記録方式に関する。
記録用紙が容易に折り畳まれ、その折り畳まれた用紙が
破れにくいように配慮した熱記録方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、いろいろな分野でオンデマンドの
印刷を行いたいという要望が強くなっている。例えば、
歌謡曲の歌詞を印刷する、ゲームの取扱説明書を印刷す
るなどの目的のためである。従来は、この様なものは大
量発行するために印刷所にて印刷を行っていた。しかし
最近では、音楽用のミニディスクや家庭用ゲームのプロ
グラムカセットに、ユーザーが所望の曲やゲームソフト
だけをダウンロードすることが行われている。この方法
であると、ユーザーは手持ちの記録媒体に曲やソフトウ
ェアを何度でも書き換えることができるので、便利でも
あり経済的でもある。従って、この様な方法を行う場
合、ユーザーに配布する歌詞カードやアルバムジャケッ
ト、ゲームのマニュアルなどは、ユーザーの選択したソ
フトウェアやコンテンツに合わせて、ダウンロードと同
時にオンデマンドで印刷を行うのが経済的である。この
ことは、ユーザーの選択に完全に一致する在庫の管理が
不可能なことからも好都合である。
印刷を行いたいという要望が強くなっている。例えば、
歌謡曲の歌詞を印刷する、ゲームの取扱説明書を印刷す
るなどの目的のためである。従来は、この様なものは大
量発行するために印刷所にて印刷を行っていた。しかし
最近では、音楽用のミニディスクや家庭用ゲームのプロ
グラムカセットに、ユーザーが所望の曲やゲームソフト
だけをダウンロードすることが行われている。この方法
であると、ユーザーは手持ちの記録媒体に曲やソフトウ
ェアを何度でも書き換えることができるので、便利でも
あり経済的でもある。従って、この様な方法を行う場
合、ユーザーに配布する歌詞カードやアルバムジャケッ
ト、ゲームのマニュアルなどは、ユーザーの選択したソ
フトウェアやコンテンツに合わせて、ダウンロードと同
時にオンデマンドで印刷を行うのが経済的である。この
ことは、ユーザーの選択に完全に一致する在庫の管理が
不可能なことからも好都合である。
【0003】ところで、前述したような用途でのオンデ
マンドの印字物は、数ページにわたるために、この印字
物を記録媒体と一緒に函体に納められる際には、折り畳
む必要がある。オンデマンドの印字はインクジェット記
録方式、熱転写記録方式、感熱記録方式などにより、そ
れら方式に適応した記録用紙になされる。前述のよう
に、印字された用紙は折り畳たもうとすると折り畳みに
くく、真っ直ぐ折れない、無理に折り畳たもうとすると
印字部の受容層がひび割れや剥離を起こして、印字品質
が劣化するという欠点があった。前述した様な用途での
印字物は、一般に厚い用紙のものが要求されるが、厚口
の用紙では折り畳み性の悪化がさらに顕著になる。
マンドの印字物は、数ページにわたるために、この印字
物を記録媒体と一緒に函体に納められる際には、折り畳
む必要がある。オンデマンドの印字はインクジェット記
録方式、熱転写記録方式、感熱記録方式などにより、そ
れら方式に適応した記録用紙になされる。前述のよう
に、印字された用紙は折り畳たもうとすると折り畳みに
くく、真っ直ぐ折れない、無理に折り畳たもうとすると
印字部の受容層がひび割れや剥離を起こして、印字品質
が劣化するという欠点があった。前述した様な用途での
印字物は、一般に厚い用紙のものが要求されるが、厚口
の用紙では折り畳み性の悪化がさらに顕著になる。
【0004】こうした不都合を解決するとして、特開平
10−6638号公報には記録用紙壁の中央部および/
または紙端部に刃を入れない部分、あるいはミシン目処
理(貫通もしくは未貫通)をいれない部分を残して加工
された記録用紙を使用することにより、記録用紙を折り
曲げることにより、紙片の中央部や紙端部から切れ目が
発生するのを抑制することが提案されている。
10−6638号公報には記録用紙壁の中央部および/
または紙端部に刃を入れない部分、あるいはミシン目処
理(貫通もしくは未貫通)をいれない部分を残して加工
された記録用紙を使用することにより、記録用紙を折り
曲げることにより、紙片の中央部や紙端部から切れ目が
発生するのを抑制することが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記提案され
たような加工がなされた記録用紙は、インクジェット記
録方式による印字には支障なく使用できるが、サーマル
ヘッドによる熱記録方式では、記録時にサーマルヘッド
の先端が刃を入れた部分に引っかかったりして、サーマ
ルヘッドと記録用紙との接触が損なわれ良質の印字が得
られない。このサーマルヘッドと記録用紙との接触不良
は、サーマルヘッドと記録用紙との間に空気層が存在
し、この空気層は優れた断熱性をもつためサーマルヘッ
ド記録用紙への熱伝達が阻害される。
たような加工がなされた記録用紙は、インクジェット記
録方式による印字には支障なく使用できるが、サーマル
ヘッドによる熱記録方式では、記録時にサーマルヘッド
の先端が刃を入れた部分に引っかかったりして、サーマ
ルヘッドと記録用紙との接触が損なわれ良質の印字が得
られない。このサーマルヘッドと記録用紙との接触不良
は、サーマルヘッドと記録用紙との間に空気層が存在
し、この空気層は優れた断熱性をもつためサーマルヘッ
ド記録用紙への熱伝達が阻害される。
【0006】本発明者ら観察によれば、記録用紙の表面
から3μmの溝が存在すると印字の抜け、あるいは濃度
のムラが生じる。また、記録用紙の厚みが200μmの
とき溝の深さが3μm程度では折り畳み性が不十分であ
る。
から3μmの溝が存在すると印字の抜け、あるいは濃度
のムラが生じる。また、記録用紙の厚みが200μmの
とき溝の深さが3μm程度では折り畳み性が不十分であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点を克服し、熱記録した印字に抜けやムラがなく、
かつ、簡便に綺麗に折り畳むことのできる印刷物が得ら
れる熱記録方式を提供することである。
問題点を克服し、熱記録した印字に抜けやムラがなく、
かつ、簡便に綺麗に折り畳むことのできる印刷物が得ら
れる熱記録方式を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第一
に、サーマルヘッドを用いる熱記録方式において、記録
用紙にサーマルヘッドにより熱記録を行った後、その記
録用紙の少なくとも一方の面に治具による加圧処理を施
して、記録面側に溝を形成することを特徴とする熱記録
方式が提供される。
に、サーマルヘッドを用いる熱記録方式において、記録
用紙にサーマルヘッドにより熱記録を行った後、その記
録用紙の少なくとも一方の面に治具による加圧処理を施
して、記録面側に溝を形成することを特徴とする熱記録
方式が提供される。
【0009】本発明によれば、第二に、上記第一の記録
方式において、記録用紙に加圧処理により形成した溝の
深さhが h≧t×1/20 (t:記録用紙の厚み) であることを特徴とする熱記録方式が提供される。
方式において、記録用紙に加圧処理により形成した溝の
深さhが h≧t×1/20 (t:記録用紙の厚み) であることを特徴とする熱記録方式が提供される。
【0010】本発明によれば、第三に、上記第一又は第
二の熱転写記録方式において、加圧処理により溝を形成
するための治具が線状の刃を有するものであることを特
徴とする熱記録方式が提供される。
二の熱転写記録方式において、加圧処理により溝を形成
するための治具が線状の刃を有するものであることを特
徴とする熱記録方式が提供される。
【0011】本発明によれば、第四に、上記第一又は第
二の熱記録方式において、加圧により溝を形成するため
の治具が円盤状の回転体であることを特徴とする熱記録
方式が提供される。
二の熱記録方式において、加圧により溝を形成するため
の治具が円盤状の回転体であることを特徴とする熱記録
方式が提供される。
【0012】本発明によれば、第五に、上記第一の記録
用紙の記録面が溶融型熱転写インク受容層であることを
特徴とする熱記録方式が提供される。
用紙の記録面が溶融型熱転写インク受容層であることを
特徴とする熱記録方式が提供される。
【0013】本発明によれば、第六に、上記第一の記録
用紙の記録面が昇華型熱転写インク受容層であることを
特徴とする熱記録方式が提供される。
用紙の記録面が昇華型熱転写インク受容層であることを
特徴とする熱記録方式が提供される。
【0014】本発明によれば、第七に、上記第一の記録
用紙の記録面が感熱記録層であることを特徴とする熱記
録方式が提供される。
用紙の記録面が感熱記録層であることを特徴とする熱記
録方式が提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に従いなが
ら、さらに詳細に説明する。図1はサーマルヘッドによ
る熱記録が行なれて様子の一例を表わしたものである。
図中、1は熱転写記録媒体(インクシート)、2はサー
マルヘッド、3はプラテンローラ、4は記録用紙、5は
加圧処理治具、6は加圧装置である。なお、記録用紙の
記録面に感熱記録層が設けられている場合は、インクシ
ート1は不要である。
ら、さらに詳細に説明する。図1はサーマルヘッドによ
る熱記録が行なれて様子の一例を表わしたものである。
図中、1は熱転写記録媒体(インクシート)、2はサー
マルヘッド、3はプラテンローラ、4は記録用紙、5は
加圧処理治具、6は加圧装置である。なお、記録用紙の
記録面に感熱記録層が設けられている場合は、インクシ
ート1は不要である。
【0016】インクシート1としては、公知の溶融型熱
転写インクシート及び昇華型熱転写インクシートを用い
ることができる。その場合、記録用紙4の記録面には、
それぞれ溶融型熱転写インク受容層、昇華型熱転写イン
ク受容層が施されているのが望ましい。
転写インクシート及び昇華型熱転写インクシートを用い
ることができる。その場合、記録用紙4の記録面には、
それぞれ溶融型熱転写インク受容層、昇華型熱転写イン
ク受容層が施されているのが望ましい。
【0017】記録用紙4の支持体としては、木材パルプ
を主原料とする紙、各種合成紙、各種プフスチックフィ
ルムや、それらの張り合わせたものなどを用いることが
できるが、好ましくは木材パルプを主原料とする紙を支
持体とするか、紙を芯材とした支持体とすれば、良好な
折り曲げ性を得られる。紙には必要に応じて、従来公知
の染顔料やバインダー、サイズ剤や定着剤などの各種添
加剤を使用することができる。また、紙の表面処理とし
てサイズ処理やカレンダー処理などが施されていても良
い。紙の裏面にも公知のカール防止を目的としたコーテ
ィング層や、防水性を目的とした樹脂層をコーティング
或いはラミネーティングしてもよい。
を主原料とする紙、各種合成紙、各種プフスチックフィ
ルムや、それらの張り合わせたものなどを用いることが
できるが、好ましくは木材パルプを主原料とする紙を支
持体とするか、紙を芯材とした支持体とすれば、良好な
折り曲げ性を得られる。紙には必要に応じて、従来公知
の染顔料やバインダー、サイズ剤や定着剤などの各種添
加剤を使用することができる。また、紙の表面処理とし
てサイズ処理やカレンダー処理などが施されていても良
い。紙の裏面にも公知のカール防止を目的としたコーテ
ィング層や、防水性を目的とした樹脂層をコーティング
或いはラミネーティングしてもよい。
【0018】熱記録はインクシート1と記録用紙4とを
当接させて、そのインクシート1にサーマルヘッド2を
圧接しサーマルヘッド2に印加することにより行う。カ
ラー印刷の場合、複数のサーマルヘッドと複数のイン
クシートの組み合わせにより、多色で熱記録する方法、
もしくは、サーマルヘッド1本で記録を行う際には、
インクシートの同一面上に順次複数のカラーインク面を
形成しておき、熱記録を行った後、記録用紙を戻し、再
び次色の熱記録を実施する方法がある。また、記録用
紙4の記録面が感熱記録層であるとき、これにカラー印
刷をするには、複数のサーマルヘッドで順次カラー記録
を行うか、記録用紙を戻しては順次カラー記録を行う点
では上記と同一である。
当接させて、そのインクシート1にサーマルヘッド2を
圧接しサーマルヘッド2に印加することにより行う。カ
ラー印刷の場合、複数のサーマルヘッドと複数のイン
クシートの組み合わせにより、多色で熱記録する方法、
もしくは、サーマルヘッド1本で記録を行う際には、
インクシートの同一面上に順次複数のカラーインク面を
形成しておき、熱記録を行った後、記録用紙を戻し、再
び次色の熱記録を実施する方法がある。また、記録用
紙4の記録面が感熱記録層であるとき、これにカラー印
刷をするには、複数のサーマルヘッドで順次カラー記録
を行うか、記録用紙を戻しては順次カラー記録を行う点
では上記と同一である。
【0019】熱記録が終了した用紙は記録後搬送され、
加圧処理治具5の位置に達する。所望の記録用紙4の任
意の位置で、加圧装置6により加圧処理治具5を押しつ
けることにより、熱記録後の記録用紙に溝を形成する。
この様にして出来上がった印字物は、形成した溝に沿っ
て簡便に折り曲げ、折り畳むことができる。
加圧処理治具5の位置に達する。所望の記録用紙4の任
意の位置で、加圧装置6により加圧処理治具5を押しつ
けることにより、熱記録後の記録用紙に溝を形成する。
この様にして出来上がった印字物は、形成した溝に沿っ
て簡便に折り曲げ、折り畳むことができる。
【0020】ここで折り曲げ折り畳みが良好に行えるた
めには、熱記録後の記録用紙に形成された溝の深さ
(h)を用紙の厚み(t)の20分の1より大きくする
のが望ましい。溝を形成するための加圧処理治具5は線
状の刃を有しているが、図2に示したように円盤の回転
体(円盤状加圧処理治具5′)が有利である。このよう
な加圧処理治具5、5′を用いることにより、溝形成が
容易にかつ所望の深さに形成できる。
めには、熱記録後の記録用紙に形成された溝の深さ
(h)を用紙の厚み(t)の20分の1より大きくする
のが望ましい。溝を形成するための加圧処理治具5は線
状の刃を有しているが、図2に示したように円盤の回転
体(円盤状加圧処理治具5′)が有利である。このよう
な加圧処理治具5、5′を用いることにより、溝形成が
容易にかつ所望の深さに形成できる。
【0021】
【実施例】次に実施例をあげて本発明を具体的に説明す
る。
る。
【0022】実施例1 図1に記載の構成により、インクシート1と記録用紙4
を当接させてサーマルヘッド2をプラテンローラ3に対
して圧接し、サーマルヘッド2に印加することにより熱
記録を行った。記録はイエロー、マゼンタ、シアンに色
分解した画像情報を記録用紙4に1色ずつ順次重ね合わ
せて記録し、カラー画像を形成した。
を当接させてサーマルヘッド2をプラテンローラ3に対
して圧接し、サーマルヘッド2に印加することにより熱
記録を行った。記録はイエロー、マゼンタ、シアンに色
分解した画像情報を記録用紙4に1色ずつ順次重ね合わ
せて記録し、カラー画像を形成した。
【0023】その後カラー画像を形成した記録用紙を搬
送し、記録用紙4のほぼ中心位置に加圧装置6により加
圧処理治具5を記録用紙の記録面側から押しつけること
により、熱記録後の記録用紙に溝を形成した。この時の
溝の深さを表面粗さ計(小坂研究所製、サーフコーダS
E−30K)にて測定したところ20μmであった。
送し、記録用紙4のほぼ中心位置に加圧装置6により加
圧処理治具5を記録用紙の記録面側から押しつけること
により、熱記録後の記録用紙に溝を形成した。この時の
溝の深さを表面粗さ計(小坂研究所製、サーフコーダS
E−30K)にて測定したところ20μmであった。
【0024】この様にして出来上がった記録物を、記録
面を内側にして形成した溝に沿って手で折り曲げたとこ
ろ、溝に沿って記録物を簡便に綺麗に折り曲げることが
出来た。また、溝部の画像記録も正常に行えており、印
画の抜けやムラの発生も無かった。
面を内側にして形成した溝に沿って手で折り曲げたとこ
ろ、溝に沿って記録物を簡便に綺麗に折り曲げることが
出来た。また、溝部の画像記録も正常に行えており、印
画の抜けやムラの発生も無かった。
【0025】この熱記録方式で使用したインクシート、
記録用紙の構成は以下の通りである。 (インクシートの構成)厚み4.5μmポリエチレンテ
レフタレートフィルムの支持体上に、昇華性染料とポリ
ビニルブチラール樹脂とからなるインク層を塗工し、支
持体上の反対の面にサーマルヘッドとインクシートが円
滑に搬送できることを目的としたシリコン樹脂からなる
バック層を塗工した。
記録用紙の構成は以下の通りである。 (インクシートの構成)厚み4.5μmポリエチレンテ
レフタレートフィルムの支持体上に、昇華性染料とポリ
ビニルブチラール樹脂とからなるインク層を塗工し、支
持体上の反対の面にサーマルヘッドとインクシートが円
滑に搬送できることを目的としたシリコン樹脂からなる
バック層を塗工した。
【0026】(記録用紙の構成)110μm厚のコート
紙の支持体上に、50μm厚の発泡PETフィルムをラ
ミネートし、その反対の面に30μm厚のポリエチレン
をラミネート加工して、原紙とした。発泡PETフィル
ム側の面上に塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂を主
とした昇華性染料を受容できる層を溶剤塗布法により形
成し、記録用紙とした。この記録用紙全体の厚みは20
0μmであった。
紙の支持体上に、50μm厚の発泡PETフィルムをラ
ミネートし、その反対の面に30μm厚のポリエチレン
をラミネート加工して、原紙とした。発泡PETフィル
ム側の面上に塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂を主
とした昇華性染料を受容できる層を溶剤塗布法により形
成し、記録用紙とした。この記録用紙全体の厚みは20
0μmであった。
【0027】実施例2 加圧処理治具の加圧力だけを小さくした以外は、実施例
1と全く同様条件で溝を形成したカラー記録物を得た。
この時の記録用紙の溝の深さを表面粗さ計にて測定した
ところ10μmであった。この記録用紙の記録面を内側
にして、形成した溝に沿って手で折り曲げたところ、溝
に沿って用紙を簡便に綺麗に折り曲げることが出来た。
また、溝部の画像記録も正常に行えており、印画の抜け
やムラの発生も無かった。
1と全く同様条件で溝を形成したカラー記録物を得た。
この時の記録用紙の溝の深さを表面粗さ計にて測定した
ところ10μmであった。この記録用紙の記録面を内側
にして、形成した溝に沿って手で折り曲げたところ、溝
に沿って用紙を簡便に綺麗に折り曲げることが出来た。
また、溝部の画像記録も正常に行えており、印画の抜け
やムラの発生も無かった。
【0028】参考例1 加圧処理治具の加圧力を更に小さくした以外は、実施例
2と全く同様条件で溝を形成したカラー記録物を得た。
この時の記録用紙の溝の深さを表面粗さ計にて測定した
ところ5μmであった。この記録用紙の記録面を内側に
して、形成した溝に沿って手で折り曲げたところ、溝に
沿って用紙を簡便に綺麗に折り曲げることが出来なかっ
た。無理に折り曲げたところ、折り跡のしわが複数本ひ
び割れ状に出来てしまい、見た目にも美観を損なう仕上
がりとなった。
2と全く同様条件で溝を形成したカラー記録物を得た。
この時の記録用紙の溝の深さを表面粗さ計にて測定した
ところ5μmであった。この記録用紙の記録面を内側に
して、形成した溝に沿って手で折り曲げたところ、溝に
沿って用紙を簡便に綺麗に折り曲げることが出来なかっ
た。無理に折り曲げたところ、折り跡のしわが複数本ひ
び割れ状に出来てしまい、見た目にも美観を損なう仕上
がりとなった。
【0029】比較例1 実施例1と同様の記録用紙のほぼ中心位置に、加圧装置
により加圧処理治具5を記録用紙の記録画側から押しつ
けることにより溝を形成した。処理圧力は比較例1の条
件よりも更に加圧力を小さくした。この時の溝の深さを
表面粗さ計にて測定したところ3μmであった。次にこ
の溝を形成した記録用紙に対して、実施例1と同様のイ
ンクシートを用いて、サーマルヘッドにより熱転写記録
を行ったところ、記録用紙の記録面に形成された溝部に
沿って画像濃度が低下し、画像のすじむらが発生した。
このことにより、著しく画像品質が低下した。
により加圧処理治具5を記録用紙の記録画側から押しつ
けることにより溝を形成した。処理圧力は比較例1の条
件よりも更に加圧力を小さくした。この時の溝の深さを
表面粗さ計にて測定したところ3μmであった。次にこ
の溝を形成した記録用紙に対して、実施例1と同様のイ
ンクシートを用いて、サーマルヘッドにより熱転写記録
を行ったところ、記録用紙の記録面に形成された溝部に
沿って画像濃度が低下し、画像のすじむらが発生した。
このことにより、著しく画像品質が低下した。
【0030】実施例3 実施例1において、記録用紙の構成のうち110μm厚
のコート紙を60μm厚のコート紙に変えた他は全く同
じ条件(ただし加圧処理治具の加圧力だけを小さくし
た)で溝を形成したカラー記録物を得た。この時の記録
用紙の厚みは150μmであり、加圧処理によって出来
た溝の深さは8μmであった。この記録用紙の記録面を
内側にして、形成した溝に沿って手で折り曲げたとこ
ろ、手で曲げたときに溝部近傍を持って折り畳むことに
よって溝に沿って用紙を綺麗に折り曲げることが出来
た。また、溝部の画像記録も正常に行えており、印画の
抜けやムラの発生も無かった。
のコート紙を60μm厚のコート紙に変えた他は全く同
じ条件(ただし加圧処理治具の加圧力だけを小さくし
た)で溝を形成したカラー記録物を得た。この時の記録
用紙の厚みは150μmであり、加圧処理によって出来
た溝の深さは8μmであった。この記録用紙の記録面を
内側にして、形成した溝に沿って手で折り曲げたとこ
ろ、手で曲げたときに溝部近傍を持って折り畳むことに
よって溝に沿って用紙を綺麗に折り曲げることが出来
た。また、溝部の画像記録も正常に行えており、印画の
抜けやムラの発生も無かった。
【0031】参考例2 実施例3と全く同様条件(ただし加圧処理治具の加圧力
を比較例1と同じにした)で溝を形成したカラー記録物
を得た。この時の記録用紙の厚みは150μmであり、
加圧処理によって出来た溝の深さは5μmであった。こ
の記録用紙の記録面を内側にして、形成した溝に沿って
手で折り曲げたところ、手で曲げたときに溝部近傍を持
って曲げ操作を行ったにもかかわらず、用紙を綺麗に折
り曲げることが出来なかった。無理に曲げたところ、折
り跡のしわが複数本ひび割れ状に出来てしまい、見た目
にも美観を損なう仕上がりとなった。
を比較例1と同じにした)で溝を形成したカラー記録物
を得た。この時の記録用紙の厚みは150μmであり、
加圧処理によって出来た溝の深さは5μmであった。こ
の記録用紙の記録面を内側にして、形成した溝に沿って
手で折り曲げたところ、手で曲げたときに溝部近傍を持
って曲げ操作を行ったにもかかわらず、用紙を綺麗に折
り曲げることが出来なかった。無理に曲げたところ、折
り跡のしわが複数本ひび割れ状に出来てしまい、見た目
にも美観を損なう仕上がりとなった。
【0032】実施例4 図1に記載の構成により、インクシート1と記録用紙4
を当接させてサーマルヘッド2をプラテンローラ3に対
して圧接し、サーマルヘッド2に印加することにより熱
転写記録を行った。
を当接させてサーマルヘッド2をプラテンローラ3に対
して圧接し、サーマルヘッド2に印加することにより熱
転写記録を行った。
【0033】その画像を形成した後記録用紙を搬送し、
記録用紙4のほぼ中心位置に加圧装置6により加圧処理
治具5を記録用紙の記録面側から押しつけることによ
り、熱記録後の記録用紙に溝を形成した。この時の溝の
深さを表面粗さ計(小坂研究所製、サーフコーダSE−
30K)にて測定したところ20μmであった。
記録用紙4のほぼ中心位置に加圧装置6により加圧処理
治具5を記録用紙の記録面側から押しつけることによ
り、熱記録後の記録用紙に溝を形成した。この時の溝の
深さを表面粗さ計(小坂研究所製、サーフコーダSE−
30K)にて測定したところ20μmであった。
【0034】この様にして出来上がった記録物を、記録
面を内側にして形成した溝に沿って手で折り曲げたとこ
ろ、溝に沿って用紙を簡便に綺麗に折り曲げることが出
来た。また、溝部の画像記録も正常に行えており、印画
の抜けやムラの発生も無かった。
面を内側にして形成した溝に沿って手で折り曲げたとこ
ろ、溝に沿って用紙を簡便に綺麗に折り曲げることが出
来た。また、溝部の画像記録も正常に行えており、印画
の抜けやムラの発生も無かった。
【0035】この熱記録方式で使用したインクシート、
記録用紙の構成は以下の通りである。 (インクシートの構成)厚み4.5μmポリエチレンテ
レフタレートフィルムの支持体上に、カーボンブラック
を樹脂とワックスに分散した溶融転写型のインク層を塗
布し、支持体上の反対の面にサーマルヘッドとインクシ
ートが円滑に搬送できることを目的としたシリコン樹脂
からなるバック層を塗布した。
記録用紙の構成は以下の通りである。 (インクシートの構成)厚み4.5μmポリエチレンテ
レフタレートフィルムの支持体上に、カーボンブラック
を樹脂とワックスに分散した溶融転写型のインク層を塗
布し、支持体上の反対の面にサーマルヘッドとインクシ
ートが円滑に搬送できることを目的としたシリコン樹脂
からなるバック層を塗布した。
【0036】(記録用紙の構成)150μm厚のコート
紙を記録用紙とした。
紙を記録用紙とした。
【0037】比較例2 実施例4と同様の記録用紙のほぼ中心位置に、加圧装置
6により加圧処理治具5を記録用紙の記録画側から押し
つけることにより溝を形成した。処理圧力は実施例1と
同一とした。この時の溝の深さを表面粗さ計にて測定し
たところ20μmであった。次にこの溝を形成した記録
用紙に対して、実施例4と同様のインクシートを用いて
サーマルヘッドにより熱転写記録を行ったところ、記録
用紙の記録面に形成された溝部に沿って転写不良が発生
し、文字の抜けが発生した。
6により加圧処理治具5を記録用紙の記録画側から押し
つけることにより溝を形成した。処理圧力は実施例1と
同一とした。この時の溝の深さを表面粗さ計にて測定し
たところ20μmであった。次にこの溝を形成した記録
用紙に対して、実施例4と同様のインクシートを用いて
サーマルヘッドにより熱転写記録を行ったところ、記録
用紙の記録面に形成された溝部に沿って転写不良が発生
し、文字の抜けが発生した。
【0038】実施例5 図1に記載の構成の中でインクシート1を用いずに、記
録用紙4とサーマルヘッド2を直接当接させ、プラテン
ローラ3に対して圧接し、サーマルヘッド2に印加する
ことにより感熱記録を行った。
録用紙4とサーマルヘッド2を直接当接させ、プラテン
ローラ3に対して圧接し、サーマルヘッド2に印加する
ことにより感熱記録を行った。
【0039】その後画像を形成した記録用紙を搬送し、
記録用紙4のほぼ中心位置に加圧装置6により加圧処理
治具5を記録用紙の記録面側から押しつけることによ
り、熱記録後の記録用紙に溝を形成した。この時の溝の
深さを表面粗さ計(小坂研究所製、サーフコーダSE−
30K)にて測定したところ20μmであった。
記録用紙4のほぼ中心位置に加圧装置6により加圧処理
治具5を記録用紙の記録面側から押しつけることによ
り、熱記録後の記録用紙に溝を形成した。この時の溝の
深さを表面粗さ計(小坂研究所製、サーフコーダSE−
30K)にて測定したところ20μmであった。
【0040】この様にして出来上がった記録物を、記録
面を内側にして形成した溝に沿って手で折り曲げたとこ
ろ、溝に沿って用紙を簡便に綺麗に折り曲げることが出
来た。また、溝部の画像記録も正常に行えており、印画
の抜けやムラの発生も無かった。
面を内側にして形成した溝に沿って手で折り曲げたとこ
ろ、溝に沿って用紙を簡便に綺麗に折り曲げることが出
来た。また、溝部の画像記録も正常に行えており、印画
の抜けやムラの発生も無かった。
【0041】この熱記録方式で使用した記録用紙の構成
は以下の通りである。 (記録用紙の構成)150μm厚のコート紙を原紙とし
て、公知のトリフェニルメタン系のロイコ染料とフェノ
ール性化合物の顕色剤をボリビニルアルコールに分散含
有させて、塗布し、感熱記録層を形成して記録用紙とし
た。
は以下の通りである。 (記録用紙の構成)150μm厚のコート紙を原紙とし
て、公知のトリフェニルメタン系のロイコ染料とフェノ
ール性化合物の顕色剤をボリビニルアルコールに分散含
有させて、塗布し、感熱記録層を形成して記録用紙とし
た。
【0042】比較例3 実施例5と同様の記録用紙のほぼ中心位置に、加圧装置
6により加圧処理治具5を記録用紙の記録画側から押し
つけることにより溝を形成した。処理圧力は実施例1と
同一とした。この時の溝の深さを表面粗さ計にて測定し
たところ20μmであった。次にこの溝を形成した記録
用紙に対して、実施例5と同様に感熱記録を行ったとこ
ろ、記録用紙の記録面に形成された溝部に沿って発色不
良が発生し、文字の抜けとなった。
6により加圧処理治具5を記録用紙の記録画側から押し
つけることにより溝を形成した。処理圧力は実施例1と
同一とした。この時の溝の深さを表面粗さ計にて測定し
たところ20μmであった。次にこの溝を形成した記録
用紙に対して、実施例5と同様に感熱記録を行ったとこ
ろ、記録用紙の記録面に形成された溝部に沿って発色不
良が発生し、文字の抜けとなった。
【0043】実施例6 図1に記載の構成により、インクシート1と記録用紙4
を当接させてサーマルヘッド2をプラテンローラ3に対
して圧接し、サーマルヘッド2に印加することにより熱
記録を行った。記録はイエロー、マゼンタ、シアンに色
分解した画像情報を記録用紙4に1色ずつ順次重ね合わ
せて記録し、カラー画像を形成した。
を当接させてサーマルヘッド2をプラテンローラ3に対
して圧接し、サーマルヘッド2に印加することにより熱
記録を行った。記録はイエロー、マゼンタ、シアンに色
分解した画像情報を記録用紙4に1色ずつ順次重ね合わ
せて記録し、カラー画像を形成した。
【0044】その後カラー画像を形成した記録用紙を搬
送し、記録用紙4のほぼ中心位置に図2に記載の加圧装
置6により円盤状加圧処理治具5′を記録用紙の記録面
側から押しつけることにより、熱記録後の記録用紙に溝
を形成した。溝の形状は円盤状加圧処理治具を加圧しな
がら転がすときに、同時に用紙の搬送を制御すること
で、任意の曲線形状を作ることが出来た。
送し、記録用紙4のほぼ中心位置に図2に記載の加圧装
置6により円盤状加圧処理治具5′を記録用紙の記録面
側から押しつけることにより、熱記録後の記録用紙に溝
を形成した。溝の形状は円盤状加圧処理治具を加圧しな
がら転がすときに、同時に用紙の搬送を制御すること
で、任意の曲線形状を作ることが出来た。
【0045】この時の溝の深さを表面粗さ計(小坂研究
所製、サーフコーダSE−30K)にて測定したところ
20μmであった。
所製、サーフコーダSE−30K)にて測定したところ
20μmであった。
【0046】この様にして出来上がった記録物を、記録
面を内側にして形成した溝に沿って手で折り曲げたとこ
ろ、溝に沿って用紙を簡便に綺麗に折り曲げることが出
来た。溝の形状を円弧にした場合、円形への変形を用紙
に与えることが出来た。また溝部の画像記録も正常に行
えており、印画の抜けやムラの発生も無かった。
面を内側にして形成した溝に沿って手で折り曲げたとこ
ろ、溝に沿って用紙を簡便に綺麗に折り曲げることが出
来た。溝の形状を円弧にした場合、円形への変形を用紙
に与えることが出来た。また溝部の画像記録も正常に行
えており、印画の抜けやムラの発生も無かった。
【0047】この熱記録方式で使用したインクシート及
び記録用紙は、実施例1と同じものを使用した。
び記録用紙は、実施例1と同じものを使用した。
【0048】
【発明の効果】(1)請求項1の発明によれば、印画品
質を劣化させることなく、記録用紙を簡単に綺麗に折り
畳むことができる記録方式を提供できる。 (2)請求項2の発明によれば、用紙を折り畳みたい場
所で綺麗に折り畳むことができる。 (3)請求項3の発明によれば、用紙を折り畳む為の記
録用紙に適切な溝を形成することができる。 (4)請求項4の発明によれば、用紙を折り畳む形状の
レイアウトが任意に行えるようになり、デザインの幅が
増す。 (5)請求項5の発明によれば、溶融型熱転写記録方式
が適応できる。 (6)請求項6の発明によれば、昇華型熱転写型記録方
式が適応できる。 (7)請求項7の発明によれば、ダイレクト感熱記録方
式が適応できる。
質を劣化させることなく、記録用紙を簡単に綺麗に折り
畳むことができる記録方式を提供できる。 (2)請求項2の発明によれば、用紙を折り畳みたい場
所で綺麗に折り畳むことができる。 (3)請求項3の発明によれば、用紙を折り畳む為の記
録用紙に適切な溝を形成することができる。 (4)請求項4の発明によれば、用紙を折り畳む形状の
レイアウトが任意に行えるようになり、デザインの幅が
増す。 (5)請求項5の発明によれば、溶融型熱転写記録方式
が適応できる。 (6)請求項6の発明によれば、昇華型熱転写型記録方
式が適応できる。 (7)請求項7の発明によれば、ダイレクト感熱記録方
式が適応できる。
【図1】本発明の熱記録方式の一例を表した図である。
【図2】加圧による溝形成装置の一例の図である。
1 インクシート 2 サーマルヘッド 3 プラテンローラ 4 記録用紙 5 加圧処理治具 5′ 円盤状加圧処理治具 6 加圧装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 睦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H026 AA09 AA28 BB02 BB24 2H111 AA26 AA27 AA33 AA50
Claims (7)
- 【請求項1】 サーマルヘッドを用いる熱記録方式にお
いて、記録用紙にサーマルヘッドにより熱記録を行った
後、その記録用紙の少なくとも一方の面に治具による加
圧処理を施して、記録面側に溝を形成することを特徴と
する熱記録方式。 - 【請求項2】 請求項1記載の記録方式において、記録
用紙に加圧処理により形成した溝の深さhが h≧t×1/20 (t:記録用紙の厚み) であることを特徴とする熱記録方式。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の熱転写記録方式に
おいて、加圧処理により溝を形成するための治具が線状
の刃を有するものであることを特徴とする熱記録方式。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の熱記録方式におい
て、加圧処理により溝を形成するための治具が円盤状の
回転体であることを特徴とする熱記録方式。 - 【請求項5】 請求項1記載の記録用紙の記録面が溶融
型熱転写インク受容層であることを特徴とする熱記録方
式。 - 【請求項6】 請求項1記載の記録用紙の記録面が昇華
型熱転写インク受容層であることを特徴とする熱記録方
式。 - 【請求項7】 請求項1記載の記録用紙の記録面が感熱
記録層であることを特徴とする熱記録方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10372733A JP2000190638A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 熱記録方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10372733A JP2000190638A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 熱記録方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000190638A true JP2000190638A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=18500959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10372733A Pending JP2000190638A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 熱記録方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000190638A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002348555A (ja) * | 2001-05-24 | 2002-12-04 | Lintec Corp | 工程シート付ラベルシート及びその製造方法 |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP10372733A patent/JP2000190638A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002348555A (ja) * | 2001-05-24 | 2002-12-04 | Lintec Corp | 工程シート付ラベルシート及びその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050225 |