JP4342693B2 - 画像形成方法および画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、基材上に基材から剥離して転写可能に設けられた層に、感熱転写記録あるいいはその他の手法(つまりこのときの画像書き込み手法は不問)によって画像を書き込み(記録)した転写媒体を使用し、画像を書き込んである層を、その転写媒体から被転写体上へ転写することにより、所望する被転写体上に画像を形成する技術分野に属し、被転写体としては特に限定されるものではないが、被転写体の代表例としてはカード類、シート類、ステッカー類、冊子類、あるいは光学式(又は光磁気)ディスク類、等といった各種の情報記録媒体が挙げられ、それらに対して作業能率良く美麗な画像形成を行う場合に好適な画像形成方法及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、一方の面に画像が形成される中間転写媒体の画像形成層に、反転された転写画像を形成し、その画像情報を被転写体に転写することにより正規の転写画像を形成する画像形成方法が提案されている。
【0003】
この方法では、転写媒体となる中間転写フィルムが、基材と画像形成層を有し、一次転写において、インクリボンのインクをサーマルヘッドにより中間転写フィルムに印字する。画像形成層への画像形成の後に、中間転写フィルムの印字画像を被転写体の上に移動させ、加熱加圧手段により加熱加圧して二次転写を行う。これにより、被転写体の表面に画像形成層が転移し、画像形成層に形成された画像も転移され、中間転写フィルムを被転写体から剥離すると、被転写体の表面に転写画像が形成される。
【0004】
この方法によれば、例えば紙類(普通紙、上質紙、アート紙、合成紙、加工紙等々)やプラスチック品、金属品、ガラス類、セラミックス、等々の多種多様なものが対応できるため、被転写体としては、例えば、預金通帳、パスポート等の冊子類、或いは各種のシート形状のものやカード形状のものなど、多種多様なものにも画像形成が可能である。
【0005】
さらに被転写体に対して画像形成層を強固に転写する場合、もしくは中間転写フィルムの画像形成層に被転写物に対する接着機能を付加しない場合、インクリボンに転写インク領域のほかに中間転写媒体の受像層を剥離接着可能な接着層領域を有するものを用いると共に、画像描出工程において、サーマルヘッドにより、中間転写媒体の加工対象物の受像層転写部位に当接する部位に、インクリボンの接着層領域を画像形成層に転移させる技術について当社が出願済みである(特願平10−370855号)。
【0006】
しかしながら、このような画像形成方法により転写を行うと、図1のアに示すように一次転写(印字)に要する処理時間が接着層領域15のリボン走行方向長さX分だけ増加してしまい、単位時間当たりの総処理数が減少してしまうといった問題がある。
【0007】
さらに被転写体が紙などの場合、接着層領域15の塗工厚は厚くする必要があるが、この場合、破線部Aに示すように転写インク領域14の塗工厚との差が大きいと、インクリボンを製造する際、接着層領域と転写インク領域との境目にイの破線部Bに示す様な段差が発生し、内巻き側、及び外巻き側直近の転写インク領域にウの破線部Cに示す様な段差跡が発生してしまい、この部分の印字エリアにエのDに示す様な段差跡がそのまま印字され、一次転写不良を起こしてしまうといった問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、塗工厚の厚い接着層が必要な被転写物に対しても同接着層を必要としない場合と比較して単位時間当たりの総処理数が変わらず且つ一次転写不良のない均一で美麗な画像形成層の転写を行う画像形成方法および画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1にかかる発明は、基材上に該基材から剥離可能な転写層を備え、該転写層が画像書き込みが可能な画像形成層を少なくとも含んでいる層構成をもつ転写媒体と、被転写体とに対して、(イ)前記転写媒体の画像形成層に画像の書き込みを行う画像書き込み処理と、前記被転写体の被転写面へ接着層を設ける接着層形成処理との、少なくとも一部を並行して行う画像書き込み・接着層形成工程、(ロ)そして、前記転写媒体の転写層側が前記被転写体の被転写面に対向し、該転写媒体の画像形成層と該被転写体の被転写面との希望する位置が位置合わせされて重ね合わさるように、該転写媒体か被転写体の少なくともいずれか一方を搬送し該位置合わせと重ね合わせを行う転写準備工程、(ハ)その後、前記(イ)の前記接着層形成処理を行った際に前記被転写体が存在した面から水平に被転写体を搬送して、前記転写媒体か又は被転写体の少なくともいずれか一方の側から、加熱及び加圧の両方を施し、前記転写媒体の転写層を前記被転写体上に残して前記基材から剥離することで該転写層を転写する画像転写工程、以上の(イ)〜(ハ)の全工程を行うことによって、前記被転写体の被転写面に前記画像形成層の画像を形成することを特徴とする画像形成方法である。
【0010】
また請求項2に示す発明は、前記(イ)〜(ハ)の各工程は、該(ハ)画像転写工程での1つの被転写体に対応する処理を、各工程の間で連携して行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法である。
【0011】
また請求項3に示す発明は、前記(ロ)画像書き込み・接着層形成工程における接着層形成の処理は、基材上に該基材から剥離可能であり且つ転写された場所で接着剤の面を形成可能な接着層を備えた接着層転写シートを使用し、加熱と加圧の両方を施すことで該接着層転写シートから前記被転写体の被転写面に該接着層を転写することによって、該被転写面に接着層を設けること、を特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成方法である。
【0012】
また請求項4に示す発明は、前記(ロ)画像書き込み・接着層形成工程における接着層形成の処理は、インクジェットにより吐出され定着した面で接着剤の面を形成可能であるインクジェット適性を持つ接着性インクを使用して、前記被転写体の被転写面に接着層を設けること、を特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成方法である。
【0013】
また請求項5に示す発明は、前記(ロ)画像書き込み・接着層形成工程における画像書き込みの処理は、感熱転写記録によって前記画像形成層に画像の書き込みを行うこと、を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成方法である。
【0015】
また請求項6に示す発明は、基材上に該基材から剥離可能な転写層を備え、該転写層が画像書き込みが可能な画像形成層を少なくとも含んでいる層構成をもつ転写媒体と、被転写体とに対して、(a)前記転写媒体の画像形成層に、画像の書き込みを行う画像書き込み手段、(b)前記被転写体の被転写面へ接着層を設ける接着層形成手段、(c)前記(b)の前記接着層形成処理を行った際に前記被転写体が存在した面から水平に被転写体を搬送して、該転写媒体の転写層側が前記被転写体の被転写面に対向し、該転写媒体の画像形成層と該被転写体の被転写面との希望する位置が位置合わせされて重ね合わさるように、該転写媒体か被転写体の少なくともいずれか一方を動かして供給し該位置合わせと重ね合わせを行う転写準備手段、(d)前記転写媒体か又は被転写体の少なくともいずれか一方の側から、加熱及び加圧の両方を施し、前記転写媒体の転写層を前記被転写体上に残して前記基材から剥離することで該転写層を転写する画像転写手段、(e)少なくとも、前記(a)画像書き込み手段、(b)接着層形成手段、及び(c)転写準備手段に対して、まず該(a)画像書き込み手段と(b)接着層形成手段との間でそれぞれの処理の少なくとも一部が並行して実行され、両手段によるそれぞれの処理が完了したうえで、該(c)転写準備手段による処理に移行するように、処理の実行を制御する実行制御手段、以上の(a)〜(e)の全手段を具備することを特徴とする画像形成装置である。
【0016】
また請求項7に示す発明は、前記(a)〜(e)の各手段は、該(d)画像転写手段で行う1つの被転写体に対応する処理に関して、各手段間で連携した処理が可能な制御手段を備えていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置である。
【0017】
また請求項8に示す発明は、前記(b)接着層形成手段は、基材上に該基材から剥離可能であり且つ転写された場所で接着剤の面を形成可能な接着層を備えた接着層転写シートを使用し、加熱と加圧の両方を施すことで該接着層転写シートから前記被転写体の被転写面に該接着層を転写することによって、該被転写面に接着層を設けること、を特徴とする請求項6又は7のいずれかに記載の画像形成装置である。
【0018】
また請求項9に示す発明は、前記(b)接着層形成手段は、インクジェットにより吐出され定着した面で接着剤の面を形成可能であるインクジェット適性を持つ接着性インクを使用して、前記被転写体の被転写面に接着層を設けること、を特徴とする請求項6又は7のいずれかに記載の画像形成層値である。
【0019】
また請求項10に示す発明は、前記(a)画像書き込み手段は、感熱転写記録によって前記画像形成層に画像の書き込みを行うこと、を特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載の画像形成装置である。
【0021】
本発明の請求項1の画像形成方法あるいは請求項7の画像形成装置によれば、被転写体転写面に接着層を形成する接着層形成手段により被転写体に中間転写フィルム上の画像形成層を転写するための接着層を形成する工程と平行して画像形成層に画像形成手段による画像を形成する工程を処理できるため、同接着層を必要としない場合と比較して単位時間当たりの総処理数が同量とできる。
【0022】
さらに塗工厚の厚い接着層が必要な被転写物であっても、転写インク領域を持つインクリボンロールと接着層領域を持つ接着層ロールを別体とするため、転写インク領域に段差跡がつかず、結果として一次転写不良を防ぐ事ができる。
【0023】
よって塗工厚の厚い接着層が必要な被転写物に対しても同接着層を必要としない場合と比較して単位時間当たりの総処理数が変わらず且つ一次転写不良のない均一で美麗な画像形成層の転写を行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好ましい実施形態にかかる画像形成方法を図面に基づいて説明する。図2は、本画像形成方法を実行する転写構成を示しており、画像形成手段である、サーマルヘッド1とプラテンロール2の間に、中間転写フィルム3とインクリボン4が通され、且つ中間転写フィルム3は、加熱加圧手段である図示しない加熱手段を持ちあわせた熱ロール5と、加圧ロール6の間に、ガイドロール7と剥離ロール8に架けられた状態でセットされる。被転写体9を任意の位置にセットし、熱ロール5を駆動させ、加熱加圧により中間転写フィルム3上の被転写体4側に存在する画像形成層10を被転写体9の被転写面上に転写する。
【0025】
ここで被転写体9は二次転写に対して、塗工厚の厚い接着層が必要とされるが、二次転写以前に一次転写(印字)工程と一部分、同時に接着層形成手段である破線部12に示す様な二次転写手段に類似した加熱加圧機構によって接着層を被転写物9の転写面に当接する面に塗工した接着層転写フィルム11の接着層を被転写物9の転写面に熱転写する。これにより同接着層を必要としない場合と比較して単位時間当たりの総処理数が同量とすることが可能となる。
【0026】
またインクリボン4中に接着層領域15を設けること無くインクリボンロールを製造できるため、転写インク領域14に塗工厚段差を原因とする段差跡が付かず、一次転写不良を起こすことが無くなる。
【0027】
本実施形態においては、被転写物9の転写面上に接着層を形成するに際して、破線部12に示す加熱加圧機構と接着層転写フィルムを用いる例を示したが、これ以外の接着層形成手法でも良い。一例として、インクジェット機構とインクジェットによる塗工適性を持つ接着性インクにより、接着層を形成する手法を用いても良い。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、被転写体転写面に接着層を形成する接着層形成手段により被転写体に中間転写フィルム上の画像形成層を転写するための接着層を形成する工程と平行して画像形成層に画像形成手段による画像を形成する工程を処理できるため、同接着層を必要としない場合と比較して単位時間当たりの総処理数が同量とできた。
【0029】
さらには、塗工厚の厚い接着層が必要な被転写物であっても、転写インク領域を持つインクリボンロールと接着層領域を持つ接着層ロールを別体とするため、転写インク領域に段差跡がつかず、結果として一次転写不良を防ぐ事ができた。よって塗工厚の厚い接着層が必要な被転写物に対しても同接着層を必要としない場合と比較して単位時間当たりの総処理数が変わらず且つ一次転写不良のない均一で美麗な画像形成層の転写を行うことができた。
【0030】
つまるところ、塗工厚の厚い接着層が必要な被転写物に対しても同接着層を必要としない場合と比較して単位時間当たりの総処理数が変わらず且つ一次転写不良のない均一で美麗な画像形成層の転写を行う画像形成方法および画像形成装置を提供することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術に関し、感熱転写記録用のカラーインクを塗り分けたインクリボン中に、部分的に転写用の接着層を塗り分けた複合型のインクリボンを使用した画像形成の様子を示す説明図。
ア: 一次転写(印字、印画)部の構成の概要を示す斜視図。
イ: インクリボンロールの断面の一部を示す断面図。
ウ: インクリボンの転写インク領域に発生する段差跡の一例を示す説明図。
エ: 画像形成後の被転写体の画像部に発生する一次転写不良の一例を示す。
【図2】本発明に関わる画像形成装置の一例を用いて画像形成を行う転写機構の概要を示す説明図。
【符号の説明】
1 ・・・サーマルヘッド
2 ・・・プラテンロール
3 ・・・中間転写フィルム
4 ・・・インクリボン
5 ・・・熱ロール
6 ・・・加圧ロール
7 ・・・ガイドロール
8 ・・・剥離ロール
1 ・・・被転写体
2 ・・・画像形成後の被転写体
3 ・・・接着層転写フィルム
4 ・・・接着層加熱加圧機構(接着層形成手段の一例)
5 ・・・画像形成層
6 ・・・転写インク領域
15・・・接着層領域
Claims (10)
- 基材上に該基材から剥離可能な転写層を備え、該転写層が画像書き込みが可能な画像形成層を少なくとも含んでいる層構成をもつ転写媒体と、被転写体とに対して、
(イ)前記転写媒体の画像形成層に画像の書き込みを行う画像書き込み処理と、前記被転写体の被転写面へ接着層を設ける接着層形成処理との、少なくとも一部を並行して行う画像書き込み・接着層形成工程、
(ロ)そして、前記転写媒体の転写層側が前記被転写体の被転写面に対向し、該転写媒体の画像形成層と該被転写体の被転写面との希望する位置が位置合わせされて重ね合わさるように、該転写媒体か被転写体の少なくともいずれか一方を搬送し該位置合わせと重ね合わせを行う転写準備工程、
(ハ)その後、前記(イ)の前記接着層形成処理を行った際に前記被転写体が存在した面から水平に被転写体を搬送し、前記転写媒体か又は被転写体の少なくともいずれか一方の側から、加熱及び加圧の両方を施し、前記転写媒体の転写層を前記被転写体上に残して前記基材から剥離することで該転写層を転写する画像転写工程、
以上の(イ)〜(ハ)の全工程を行うことによって、前記被転写体の被転写面に前記画像形成層の画像を形成することを特徴とする画像形成方法。 - 前記(イ)〜(ハ)の各工程は、該(ハ)画像転写工程での1つの被転写体に対応する処理を、各工程の間で連携して行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
- 前記(ロ)画像書き込み・接着層形成工程における接着層形成の処理は、基材上に該基材から剥離可能であり且つ転写された場所で接着剤の面を形成可能な接着層を備えた接着層転写シートを使用し、加熱と加圧の両方を施すことで該接着層転写シートから前記被転写体の被転写面に該接着層を転写することによって、該被転写面に接着層を設けること、
を特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成方法。 - 前記(ロ)画像書き込み・接着層形成工程における接着層形成の処理は、インクジェットにより吐出され定着した面で接着剤の面を形成可能であるインクジェット適性を持つ接着性インクを使用して、前記被転写体の被転写面に接着層を設けること、
を特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成方法。 - 前記(ロ)画像書き込み・接着層形成工程における画像書き込みの処理は、感熱転写記録によって前記画像形成層に画像の書き込みを行うこと、
を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成方法。 - 基材上に該基材から剥離可能な転写層を備え、該転写層が画像書き込みが可能な画像形成層を少なくとも含んでいる層構成をもつ転写媒体と、被転写体とに対して、
(a)前記転写媒体の画像形成層に、画像の書き込みを行う画像書き込み手段、
(b)前記被転写体の被転写面へ接着層を設ける接着層形成手段、
(c)前記(b)の前記接着層形成処理を行った際に前記被転写体が存在した面から水平に被転写体を搬送して、該転写媒体の転写層側が前記被転写体の被転写面に対向し、該転写媒体の画像形成層と該被転写体の被転写面との希望する位置が位置合わせされて重ね合わさるように、該転写媒体か被転写体の少なくともいずれか一方を動かして供給し該位置合わせと重ね合わせを行う転写準備手段、
(d)前記転写媒体か又は被転写体の少なくともいずれか一方の側から、加熱及び加圧の両方を施し、前記転写媒体の転写層を前記被転写体上に残して前記基材から剥離することで該転写層を転写する画像転写手段、
(e)少なくとも、前記(a)画像書き込み手段、(b)接着層形成手段、及び(c)転写準備手段に対して、まず該(a)画像書き込み手段と(b)接着層形成手段との間でそれぞれの処理の少なくとも一部が並行して実行され、両手段によるそれぞれの処理が完了したうえで、該(c)転写準備手段による処理に移行するように、処理の実行を制御する実行制御手段、
以上の(a)〜(e)の全手段を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 前記(a)〜(e)の各手段は、該(d)画像転写手段で行う1つの被転写体に対応する処理に関して、各手段間で連携した処理が可能な制御手段を備えていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記(b)接着層形成手段は、基材上に該基材から剥離可能であり且つ転写された場所で接着剤の面を形成可能な接着層を備えた接着層転写シートを使用し、加熱と加圧の両方を施すことで該接着層転写シートから前記被転写体の被転写面に該接着層を転写することによって、該被転写面に接着層を設けること、を特徴とする請求項6又は7のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記(b)接着層形成手段は、インクジェットにより吐出され定着した面で接着剤の面を形成可能であるインクジェット適性を持つ接着性インクを使用して、前記被転写体の被転写面に接着層を設けること、を特徴とする請求項6又は7のいずれかに記載の画像形成層値。
- 前記(a)画像書き込み手段は、感熱転写記録によって前記画像形成層に画像の書き込みを行うこと、を特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載の画像形成装置。
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