JP2003089249A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2003089249A
JP2003089249A JP2001282195A JP2001282195A JP2003089249A JP 2003089249 A JP2003089249 A JP 2003089249A JP 2001282195 A JP2001282195 A JP 2001282195A JP 2001282195 A JP2001282195 A JP 2001282195A JP 2003089249 A JP2003089249 A JP 2003089249A
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    • B41J29/12Guards, shields or dust excluders
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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    • B41J13/10Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
    • B41J13/103Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides for the sheet feeding section
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    • B41J29/02Framework

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  • Pile Receivers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙口、排紙口の開放作業の容易化を図るこ
とができるようにする。 【解決手段】 第1のトレイ23を開放方向へ回動させ
て、第1のトレイ23の開放位置への回動軌跡上に位置
付けられる第2のトレイ20を第1のトレイ23で押し
て開放方向に回動させることで、第1および第2の開口
部6,7を開放させ、第2のトレイ20を閉塞方向へ回
動させることにより、第2のトレイ20の全閉位置への
回動軌跡上に位置付けられる第1のトレイ23を第2の
トレイ20で押して閉塞方向に回動させることで、第1
および第2のトレイ23,20をワンアクションで回動
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、卓上等に
設置して使用されるパーソナルユースのプリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】本体ハウジングに設けられた給紙口と排
紙口とを、本体ハウジング内に設けられたプリンタ部を
経由して連通させる用紙経路を具備して、用紙経路中を
案内される記録材がプリンタ部を通過する際に、この記
録材に対してプリントを行うようにしたプリンタがあ
る。
【0003】このようなプリンタのうち、記録材として
シート状の用紙を用いるプリンタでは、給紙口または排
紙口近傍における用紙を所定の給紙位置または排紙位置
に位置付けるために、給紙トレイや排紙トレイ等の用紙
を所定の位置に位置付ける部材を給紙口や排紙口の近傍
に設けるようにしたものがある。これによって、複数枚
の用紙を給紙口や排紙口の近傍に位置付けることができ
るので、一枚ずつ給紙することなく、複数枚の用紙に対
して連続してプリントすることができる。
【0004】例えば、本体ハウジングの一面側に給紙口
と排紙口とが設けられているプリンタでは、給紙トレイ
および排紙トレイはともに本体ハウジングの一面側に設
けられる。このようなプリンタでは、給紙トレイおよび
排紙トレイがともに本体ハウジングの一面側に張り出す
ため、本体ハウジングの設置スペースの他に、給紙トレ
イおよび排紙トレイが張り出した分のスペースを本体ハ
ウジングの一面側に確保する必要がある。
【0005】また、例えば、給紙口と排紙口とが本体ハ
ウジングの前面と背面とにそれぞれ振り分けられている
プリンタでは、給紙トレイおよび排紙トレイはそれぞれ
本体ハウジングの前面側および背面側に設けられる。こ
のようなプリンタでは、給紙トレイおよび排紙トレイが
本体ハウジングの前面側および背面側に張り出すため、
本体ハウジングの設置スペースの他に、給紙トレイおよ
び排紙トレイが張り出した分のスペースを本体ハウジン
グの前面側および背面側に確保する必要がある。
【0006】このようなプリンタでは、給紙トレイおよ
び排紙トレイがともに本体ハウジングの一面側に設けら
れプリンタと比較して、広い設置スペースが必要になる
ため、給紙トレイまたは排紙トレイあるいはその両方を
折り畳み構造とし、非プリント時には給紙トレイおよび
排紙トレイを折り畳み、プリント時のみに給紙トレイお
よび排紙トレイを開くようにすることで、収納に際して
の設置スペースを縮小するようにしたものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに、給紙トレイまたは排紙トレイあるいはその両方を
折り畳み構造としたプリンタでは、収納に際しての設置
スペースを縮小することができるが、プリント時には給
紙トレイおよび排紙トレイをそれぞれ開かなくてはなら
ず、作業が煩雑になる。
【0008】また、給紙トレイおよび排紙トレイを開く
ことにより、プリント時には、本体ハウジングの設置ス
ペースの他に、給紙トレイおよび排紙トレイが張り出し
た分のスペースを本体ハウジングの前面側および背面側
に確保しなくてはならない。
【0009】これに対し、上述したように、給紙トレイ
および排紙トレイがともに本体ハウジングの一面側に設
けられているプリンタでは、本体ハウジングの一面側だ
けに給紙トレイおよび排紙トレイが張り出す分のスペー
スを確保すればよいが、給紙トレイおよび排紙トレイが
常に張り出しているため、非プリント時にも同じ設置ス
ペースが必要である。また、このようなプリンタでは、
給紙口および排紙口が常に開放されているため、埃等の
異物が本体ハウジング内に入り込んでしまうことがあ
る。
【0010】本発明は、給紙口、排紙口の開放作業の容
易化を図ることができるプリンタを得ることを目的とす
る。
【0011】本発明は、省スペース化を図ることができ
るプリンタを得ることを目的とする。
【0012】本発明は、本体ハウジング内へ埃等の異物
が侵入することを抑制することができるプリンタを得る
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のプ
リンタには、垂直方向に直立する直立面を有する本体ハ
ウジングと、前記直立面に設けられて水平方向に長く開
口する第1の開口部と、前記第1の開口部の下方に設け
られて前記第1の開口部の長さ方向を軸心方向とする第
1の支軸を回動中心として前記第1の開口部を閉塞する
全閉位置から前記第1の開口部を開放する開放位置まで
の間で回動自在な第1のトレイと、前記直立面に設けら
れて前記第1の開口部の下方で水平方向に長く開口する
第2の開口部と、前記第2の開口部の下方に設けられて
前記第2の開口部の長さ方向を軸心方向とする第2の支
軸を回動中心として前記第1のトレイの外側に重ねられ
る状態で前記第2の開口部を閉塞する全閉位置と前記第
2の開口部を開放する開放位置までの間で回動自在な第
2のトレイと、前記本体ハウジング内に設けられたプリ
ンタ部を経由して前記第1および第2の開口部を連通す
る用紙経路と、前記用紙経路中で用紙を搬送する搬送機
構と、を具備する。
【0014】したがって、第1および第2のトレイが全
閉位置に位置付けられている状態から第1のトレイを開
放方向へ回動させると、第1のトレイの開放位置への回
動軌跡上に位置付けられる第2のトレイが第1のトレイ
によって開放方向に押されて回動する。第1および第2
のトレイが開放位置に位置付けられている状態から第2
のトレイを閉塞方向へ回動させると、第2のトレイの全
閉位置への回動軌跡上に位置付けられる第1のトレイが
第2のトレイによって閉塞方向に押されて回動する。全
開位置における第1および第2のトレイは、上下方向に
重複して位置付けられる。全閉位置における第1および
第2のトレイは、直立して重ねられた状態で第1および
第2の開口部を閉塞する。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載のプ
リンタにおいて、前記第1のトレイの自重による前記第
1のトレイの回動を規制する第1の回動規制部材と、前
記第2のトレイの自重による前記第2のトレイの回動を
規制する第2の回動規制部材と、を具備する。
【0016】したがって、第1および第2のトレイの自
重による回動が、第1および第2の回動規制部材によっ
てそれぞれ規制される。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項2記載のプ
リンタにおいて、前記第1および第2の回動規制部材
は、前記第1または第2の支軸と、前記第1または第2
の支軸のそれぞれの軸受となる第1または第2の軸受と
の間に各々設けられて、前記第1または第2の支軸と前
記第1または第2の軸受との間で前記第1または第2の
トレイの回動を規制するような摩擦力を発生させる弾性
材料によって形成されている。
【0018】したがって、第1または第2の支軸と第1
または第2の軸受との間には、弾性材料が有する摩擦力
が作用される。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項2または3
記載のプリンタにおいて、前記第1および第2のトレイ
を全閉位置に係止するトレイ係止機構と、前記トレイ係
止機構による係止力よりも小さく前記第2の回動規制部
材が前記第2のトレイの回動を規制する力よりも大きい
力で前記第1のトレイと前記第2のトレイとを互いに離
間させる方向へ付勢する付勢部材と、を具備する。
【0020】したがって、トレイ係止機構による係止が
解除されている場合には、付勢部材によって第1のトレ
イと第2のトレイとが互いに離間される方向へ付勢され
る。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項2または3
記載のプリンタにおいて、前記第1のトレイは、前記第
1の支軸を回動中心とする軸側トレイ部と、前記第1の
支軸から離間する位置に設けられる端側トレイ部と、前
記第1の回動規制部材による規制力よりも小さい力で屈
撓する可撓性を有して前記軸側トレイ部と前記端側トレ
イ部とを連結する可撓部材とによって構成されている。
【0022】したがって、第1のトレイに対して開放方
向に回動させる力が加えられると、第1のトレイが回動
する以前に可撓部材が開放方向へ屈撓する。第1のトレ
イに対して加えられる力が解除されると、開放方向へ屈
撓されていた可撓部材が自身の可撓性により初期状態に
復帰する。
【0023】請求項6記載の発明は、請求項2または3
記載のプリンタにおいて、前記第1の回動規制部材は、
前記第1の支軸周りに設けられる第1の環状部材と、こ
の第1の環状部材の外周側に設けられる第2の環状部材
と、前記第1および第2の環状部材を連結する連結部材
とによって構成されており、前記第1のトレイに固定的
に設けられている。
【0024】したがって、第1のトレイの開放方向への
回動によって第1の環状部材と第2の環状部材との相対
的な位置関係が変位されると、連結部材がねじられるよ
うにして弾性変形する。この状態から第1のトレイに対
して加えられた力が解除されると、連結部材が初期位置
に復帰する。
【0025】請求項7記載の発明は、請求項2または3
記載のプリンタにおいて、前記第1の回動規制部材は、
前記第1の支軸周りに設けられる第1の環状部材と、こ
の第1の環状部材と同軸心上に設けられる第2の環状部
材と、前記第1および第2の環状部材を前記軸心方向に
沿って連結する連結部材とによって構成されており、前
記第1のトレイに固定的に設けられている。
【0026】したがって、第1のトレイの開放方向への
回動によって第1の環状部材と第2の環状部材とが相対
的に位置関係を変位されると、連結部材がねじられるよ
うにして弾性変形する。この状態から第1のトレイに対
して加えられた力が解除されると、連結部材が初期位置
に復帰する。
【0027】請求項8記載の発明は、請求項2または3
記載のプリンタにおいて、前記第1および第2のトレイ
が同一方向へ回動するように前記第1の支軸と前記第2
の支軸とを連動して回動させる連動回動機構を具備す
る。
【0028】したがって、連動回動機構によって第1の
支軸と第2の支軸とが連動して回動されることにより、
第1および第2のトレイは同一方向へ回動される。
【0029】請求項9記載の発明は、請求項8記載のプ
リンタにおいて、前記連動回動機構は、前記第1の支軸
を回動中心として前記第1のトレイの回動に伴って回転
する第1のプーリと、前記第2の支軸を回動中心として
前記第2のトレイの回動に伴って回転する第2のプーリ
と、前記第1および第2のプーリ間に巻回された無端帯
とによって構成されている。
【0030】したがって、第1のトレイが開放方向へ回
動されると第1のプーリが回転され、第1のプーリの回
転によって無端帯が回転される。また、回転される無端
帯によって第2のプーリが回転されて第2のトレイが回
動される。
【0031】請求項10記載の発明は、請求項8記載の
プリンタにおいて、前記連動回転機構は、前記第1の支
軸を回動中心として前記第1のトレイの回動に伴って回
転する第1のギアと、前記第2の支軸を回動中心として
前記第2のトレイの回動に伴って回転する第2のギア
と、前記第1と第2のギアとを連結させるギア列とによ
って構成されている。
【0032】したがって、第1のトレイが開放方向へ回
動されると第1のギアが回転され、第1のギアの回転に
よってギア列を介して第2のギアが回転される。
【0033】請求項11記載の発明は、請求項1ないし
10いずれか一に記載のプリンタにおいて、前記本体ハ
ウジングの表面から前記第1および第2のトレイの厚さ
分凹んだ収納凹部を具備し、全閉位置における前記第1
および第2のトレイは前記本体ハウジングから突出する
ことなく前記収納凹部に収納される。
【0034】したがって、突出した第1および第2のト
レイが周囲のものにぶつかってプリンタが破損してしま
うことがない。
【0035】請求項12記載の発明は、請求項1ないし
11いずれか一に記載のプリンタにおいて、前記第1の
トレイの前記第1の支軸と反対側に設けられて、前記第
1のトレイを把持させる把持部を具備する。
【0036】したがって、把持部が把持されて第1のト
レイが回動されると、第1のトレイの回動に際して梃子
の原理が作用する。
【0037】請求項13記載の発明は、請求項12記載
のプリンタにおいて、前記把持部には、周囲と異なる色
彩が施されている。
【0038】したがって、把持部を容易に区別すること
ができる。
【0039】請求項14記載の発明は、請求項12記載
のプリンタにおいて、前記第1のトレイには、前記把持
部を示すためのマーキングが施されている。
【0040】したがって、把持部を容易に区別すること
ができる。
【0041】請求項15記載の発明は、請求項12、1
3または14記載のプリンタにおいて、前記第1のトレ
イは、前記第1の支軸を回動中心とするメイントレイ部
と、このメイントレイ部に対して前記第1の支軸から離
反する方向にスライド自在なサブトレイ部とを具備し
て、前記把持部は、前記サブトレイ部に設けられてい
る。
【0042】したがって、サブトレイ部は、メイントレ
イ部に対して、第1の支軸から離反する方向にスライド
される。
【0043】請求項16記載の発明は、請求項1ないし
15いずれか一に記載のプリンタにおいて、前記第1の
トレイが全閉位置にあるか否かを判断する開放判断手段
と、前記開放判断手段が前記第1のトレイが全閉位置に
あると判断した場合に電源を切断する電源切断手段と、
を具備する。
【0044】したがって、開放判断手段によって第1の
トレイが全閉位置にあると判断された場合には、電源切
断手段によって電源が切断される。
【0045】請求項17記載の発明は、請求項1ないし
15いずれか一に記載のプリンタにおいて、前記第1の
トレイが全閉位置にあるか否かを判断する開放判断手段
と、前記開放判断手段が前記第1のトレイが全閉位置に
ないと判断した場合に電源を投入する電源投入手段と、
を具備する。
【0046】したがって、開放判断手段によって第1の
トレイが全閉位置にあると判断された場合には、電源投
入手段によって電源が投入される。
【0047】請求項18記載の発明は、請求項16また
は17記載のプリンタにおいて、前記直立面に設けられ
て前記第1のトレイが全閉位置にあるか否かに応じて出
力が変化する検知センサを具備し、前記開放判断手段
は、前記検知センサの出力変化に基づいて前記第1のト
レイが全閉位置にあるか否かを判断する。
【0048】したがって、検知センサの出力変化に基づ
いて、第1のトレイが全閉位置にあるか否かが判断され
る。
【0049】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を、図
1ないし図5に基づいて説明する。本発明は、パーソナ
ルコンピュータ等に接続して使用されて、パーソナルコ
ンピュータから伝送されるプリントデータに応じてプリ
ント動作を行うプリンタとしてのインクジェットプリン
タへの適用例を示す。本実施の形態のインクジェットプ
リンタは、モノクロプリントを行う。
【0050】図1および図2は、本発明の第1の実施の
形態のインクジェットプリンタを示す斜視図である。ま
た、図3および図4は、図1および図2に示すインクジ
ェットプリンタを示す縦断側面図である。インクジェッ
トプリンタ1の本体ハウジング2は、メインハウジング
3と、メインハウジング3の主走査方向(図3中紙面表
裏方向)の両端側に設けられたサイドカバー4とによっ
て構成されている。
【0051】メインハウジング3の副走査方向(図3中
左右方向)の寸法は、サイドカバー4の副走査方向の寸
法よりも短く設定されている。これにより、本体ハウジ
ング2の前側には、メインハウジング3とサイドカバー
4との副走査方向の寸法差分だけ、本体ハウジング2の
前面(図3中左側)から内側へ凹んだ収納凹部5が形成さ
れている。収納凹部5の主走査方向の寸法は、インクジ
ェットプリンタ1で使用する用紙の主走査方向の寸法よ
りも大きく設定されている。
【0052】本実施の形態では、収納凹部5の一部を形
成するメインハウジング3の前側面によって直立面3a
が実現されている。
【0053】直立面3aには、前方に向けて水平方向に
長く開口して本体ハウジング2の内側と外側とを連通さ
せる第1の開口部としての排紙口6、および、排紙口6
より下側で前方に向けて水平方向に長く開口して第2の
開口部としての給紙口7が設けられている。排紙口6お
よび給紙口7の主走査方向の寸法は、使用する用紙の主
走査方向の寸法よりも大きく設定されている。
【0054】本体ハウジング2内には、用紙に対してプ
リントを行うプリンタ部8と、プリンタ部8を経由して
給紙口7と排紙口6とを連通させる略U字形の用紙経路
9とが設けられている。用紙経路9には、用紙の搬送位
置を規制するガイド部材10が設けられている。
【0055】本実施の形態のプリンタ部8は、インクジ
ェット方式でのプリントを行う。公知の技術であるため
詳細な説明を省略するが、プリンタ部8は、主走査方向
に沿って延出するキャリッジシャフト11と、キャリッ
ジシャフト11に沿って主走査方向にスライド自在に設
けられたキャリッジ12とを有している。特に図示しな
いが、キャリッジ12の用紙経路9に対向する位置に
は、インクジェットヘッドのノズルが設けられている。
後述するプリントに際しては、キャリッジ12に搭載さ
れたインクカートリッジ13内のインクをノズルから用
紙に向けて突出させる。インクカートリッジ13は、メ
インハウジング3の上側を覆う上カバー3bを開けてメ
インハウジング3の上側を開放させることにより、メイ
ンハウジング3の上側から交換することができる。キャ
リッジ12は、本体ハウジング2内に設けられた図示し
ないキャリッジモータによって駆動されることにより、
主走査方向に往復動される。
【0056】また、プリンタ部8には、一対のローラ1
4に巻回されて、用紙経路9を間にしてキャリッジ12
に対向する位置に、エンドレスベルト15が設けられて
いる。一対のローラ14のうち一方は、図示しないモー
タによって駆動されて、エンドレスベルト15を回転さ
せる。一対のローラ14のうち他方は、回転されるエン
ドレスベルト15によって回転される。ここに、一対の
ローラ14およびエンドレスベルト15によって搬送機
構の一部が実現されている。
【0057】用紙経路9の給紙口7近傍には、給紙機構
16が設けられている。給紙機構16は、搬送手段の一
部としてのピックアップローラ17とピックアップロー
ラ17の下方に設けられた用紙支持部材18とによって
構成されている。
【0058】ピックアップローラ17は、外周面を用紙
経路9に干渉させるようにして位置付けられている。ピ
ックアップローラ17は、本体ハウジング2内に設けら
れた図示しない搬送モータによって、図3中矢印A方向
に回転駆動される。
【0059】用紙支持部材18は、本体ハウジング2に
固定された支軸19を回動中心として位置固定された一
端部18aを支点として、他端部18bを上下方向に揺
動自在に設けられている。用紙支持部材18の他端部1
8bは、図示しない上下機構によって、図4中実線で示
す待機位置と図4中仮想線で示す給紙位置とに選択的に
位置付けられる。
【0060】本実施の形態では、後述するプリント時
に、用紙支持面18cにセットされた用紙の先端が、ピ
ックアップローラ17の外周面に当接されるような位置
を用紙支持部材18の給紙位置とする。
【0061】本体ハウジング2には、用紙支持部材18
の用紙支持面18cに連続するように設けられる用紙積
層面20aを有する給紙トレイ20が設けられている。
給紙トレイ20の用紙積層面20aには、用紙積層面2
0aに積層された用紙を給紙トレイ20の主走査方向の
両端側には、給紙トレイ20から主走査方向に沿って延
出する第2の支軸としての給紙支軸21が、給紙トレイ
20に一体的に設けられている。給紙支軸21は、本体
ハウジング2の収納凹部5の側面の給紙口7より下側に
設けられている給紙軸受22に対して、回動自在に嵌挿
されている。これにより、給紙支軸21の軸心方向は給
紙口7の長さ方向に平行となり、給紙トレイ20は給紙
支軸21の軸心周りに回動自在とされる。
【0062】また、本体ハウジング2には、排紙口6の
下端に連続するように設けられる用紙受け面23aを有
する排紙トレイ23が設けられている。排紙トレイ23
の両端側には、排紙トレイ23から主走査方向に沿って
延出する第1の支軸としての排紙支軸24が一体的に設
けられている。排紙支軸24は、本体ハウジング2の収
納凹部5の側面の給紙口7より上側かつ排紙口6より下
側に設けられて給紙軸受22よりも収納凹部5内側に設
けられている排紙軸受25に対して、回動自在に嵌挿さ
れている。これにより、排紙支軸24の軸心方向は排紙
口6の長さ方向に平行となり、排紙トレイ23は排紙支
軸24の軸心周りに回動自在とされる。
【0063】本実施の形態では、給紙トレイ20および
排紙トレイ23が、図1あるいは図3に示す位置に位置
付けられている状態を、給紙トレイ20および排紙トレ
イ23の全閉位置とする。本実施の形態では、給紙トレ
イ20および排紙トレイ23が、図2あるいは図4に示
す位置に位置付けられている状態を、給紙トレイ20お
よび排紙トレイ23の全開位置とする。全閉位置におけ
る給紙トレイ20および排紙トレイ23は、排紙軸受2
5が給紙軸受22よりも収納凹部5内側に設けられてい
るため、ともに平行に直立した状態で、直立面3aに重
なるようにして位置付けられる。また、図1あるいは図
3からも判るように、全閉位置における給紙トレイ20
および排紙トレイ23は、本体ハウジング2から突出す
ることなく収納凹部5に収納される。
【0064】本実施の形態の排紙トレイ23は、排紙支
軸24を回動中心として本体ハウジング2に対して回動
自在とされたメイントレイ部26と、メイントレイ部2
6の主走査方向の中央部に設けられたサブトレイ部27
とを有している。サブトレイ部27は、メイントレイ部
26に対して、排紙支軸24から離反する方向へスライ
ド自在に設けられている。サブトレイ部27の排紙支軸
24と反対側の端部には、把持部28が設けられてい
る。本実施の形態の把持部28は、オペレーターがサブ
トレイ部27を把持することができる程度の大きさで、
用紙受け面23aに形成された長孔である。
【0065】本体ハウジング2のメインハウジング3の
上端部は、把持部28に対向する位置が一部切り欠かれ
た切り欠き部30とされている。これにより、排紙トレ
イ23が全閉位置に位置付けられている場合にも、把持
部28を容易に把持することができる。
【0066】全閉位置に位置付けられている状態で排紙
トレイ23の外側となる外端部28aには、把持部28
の位置を案内するためのマーキングMが施されている。
排紙トレイ23の外端部28aにマーキングMを施すこ
とにより、排紙トレイ23が全閉位置に位置付けられて
いる場合にも、本体ハウジング2の外側から、把持部2
8を容易に視認することができる。本実施の形態では、
外端部28aにマーキングを施すようにしたが、これに
限るものではなく、例えば、把持部28が設けられてい
る位置を一見して区別することができるように、周囲の
本体ハウジング2とは異なる色彩を施すようにしてもよ
い。
【0067】また、本体ハウジング2には、排紙トレイ
23が全閉位置にある状態とそれ以外の位置(以降、開
放位置とする)にある状態とで、ON/OFF切替えさ
れるマイクロセンサ29が設けられている。
【0068】加えて、特に図示しないが、インクジェッ
トプリンタ1は、インクジェットプリンタ1が備える各
部を駆動制御する制御部を有している。制御部は、例え
ば、マイクロセンサ29がONの場合に各部への電力の
供給を停止して、インクジェットプリンタを休止状態と
する。また、制御部は、排紙トレイ23が開放位置に位
置付けられることによって、マイクロセンサ29がOF
Fになった場合に、各部への電力の供給を開始し、イン
クジェットプリンタ1を可動状態とする。制御部は、イ
ンクジェットプリンタ1が可動状態にある場合に、各種
モータを駆動制御したり、インクジェットヘッドに通電
したりする。
【0069】このような構成において、プリントを行う
ためには、オペレーターが、給紙トレイ20および排紙
トレイ23を開放位置に位置付けて、給紙口7および排
紙口6を開放させる。
【0070】本実施の形態のインクジェットプリンタ1
では、図3からも判るように、給紙支軸21を回動中心
とした給紙トレイ20の回動による給紙トレイ20の変
位軌跡と、排紙支軸24を回動中心とした排紙トレイ2
3の回動による排紙トレイ23の変位軌跡とが一部重複
している。また、給紙トレイ20は、排紙トレイ23よ
りも開放方向側に位置付けられている。このため、排紙
トレイ23を開放方向へ回動させると、図5に示すよう
に、給紙トレイ20が排紙トレイ23に押されて開放側
へ回動する。これにより、排紙トレイ23を開放方向へ
回動させるという作業だけで排紙トレイ23と給紙トレ
イ20とを回動させて、給紙口7および排紙口6をワン
アクションで開放させることができる。
【0071】なお、本実施の形態では、給紙口7を介し
て、本体ハウジング2の内側と外側とが連通された状態
を、給紙口7が開放されている状態とする。また、本実
施の形態では、排紙口6を介して、本体ハウジング2の
内側と外側とが連通された状態を、排紙口6が開放され
ている状態とする。
【0072】これによって、プリントに際しての、給紙
口7および排紙口6の開放作業性の向上を図ることがで
きる。
【0073】全開位置における給紙トレイ20および排
紙トレイ23は、図3に示すように、上下方向に重複す
るように位置付けられる。これにより、プリントに際し
て、給紙口7および排紙口6を全開位置まで開放させた
場合にも、インクジェットプリンタ1の設置スペースの
拡大分を、給紙トレイ20に相当する面積のみとするこ
とができる。
【0074】これによって、プリントに際して、インク
ジェットプリンタ1の設置スペースが、極端に拡大する
ことを防止することができる。
【0075】また、排紙トレイ23が全閉位置から開放
方向へと回動されることにより、マイクロセンサ29の
出力が変化する。制御部は、マイクロセンサ29の出力
変化に基づいて、排紙トレイ23が開放位置に位置付け
られたか否かを判断する。ここに、開放判断手段として
の機能が実現される。
【0076】排紙トレイ23が開放位置に位置付けられ
たことを判断した場合には、インクジェットプリンタ1
が備える各部に通電を開始して、プリントの実行指示を
待機する。ここに、電源投入手段としての機能が実行さ
れる。
【0077】給紙口7を開放させた状態では、用紙積層
面20aと用紙支持面18cとが互いに連続された状態
で外部に連通される。この状態で用紙をセットすること
により、オペレーターは格別意識することなく、用紙の
先端を用紙支持部材18の他端部18b上に位置付ける
ことができる。用紙の先端が用紙支持部材18の他端部
18b上に位置付けられていることにより、プリントに
際して、図示しない上下機構により用紙支持部材18を
給紙位置に位置付けることで用紙支持面18cにセット
された用紙の先端をピックアップローラ17の外周面に
当接させることができる。この状態で、搬送モータを駆
動してピックアップローラ17を回動させることによ
り、給紙トレイ20の用紙積層面20aに積層された最
上位の用紙が、ピックアップローラ17によって用紙経
路9中へ給紙される。
【0078】用紙経路9中へ給紙された用紙は、ピック
アップローラ17の回動によって、用紙経路9中をプリ
ンタ部8へ向けて搬送される。ここで、用紙経路9に
は、用紙の搬送位置を規制するガイド部材10が設けら
れているため、給紙口7と排紙口6との両方を本体ハウ
ジング2の前面に設けることにより用紙経路9がU字形
に屈曲されている場合にも、用紙経路9中で用紙がジャ
ムを起こすことを防止することができる。
【0079】プリンタ部8は、用紙経路9中を搬送され
る用紙が図示しないノズルに対向する到達するタイミン
グに合わせて、図示しないパーソナルコンピュータ等か
ら送信されたプリントデータに基づいて、図示しないキ
ャリッジモータを駆動してキャリッジ12を副走査方向
に往復動させながらノズルからインク滴を吐出させる。
これにより、用紙に対してプリントが行われる。
【0080】プリント後の用紙は、一対のローラ14に
巻回されたエンドレスベルト15によってさらに搬送さ
れ、排紙トレイ23の用紙受け面23aに排紙される。
【0081】ところで、排紙軸受25が給紙口より上側
に設けられているため、上述したように、全閉位置にお
ける排紙トレイ23を本体ハウジング2から突出させる
ことなく収納凹部5に収納させるためには、排紙トレイ
23の副走査方向の寸法を、給紙トレイ20の副走査方
向の寸法と比較して、給紙支軸21と排紙支軸24との
間の距離分だけ短くする必要がある。
【0082】しかし、使用する用紙によっては、排紙ト
レイ23の副走査方向の長さが足りずに、排紙口6から
排紙された用紙が用紙受け面23aに乗り切らずに、落
ちてしまうことが懸念される。
【0083】本実施の形態では、排紙トレイ23は、排
紙支軸24を回動中心として回動するメイントレイ部2
6と、このメイントレイ部26に対して排紙支軸24か
ら離反する方向へスライド自在なサブトレイ部27とか
ら構成されている。このため、使用する用紙に合わせて
サブトレイ部27を排紙支軸24から離反する方向へス
ライドさせることで、排紙トレイ23の副走査方向の寸
法を長くすることができる。
【0084】これによって、全閉位置における排紙トレ
イ23を本体ハウジング2から突出させることなく収納
凹部5に収納させるために副走査方向の寸法を短く設定
した場合にも、排紙口6から排紙された用紙を用紙受け
面23aから落としてしまうことなく、確実に受け止め
ることができる。
【0085】このとき、排紙トレイ23を開放方向へ回
動させる際に把持する把持部28が、サブトレイ部27
に設けられているため、排紙トレイ23を開放方向へ回
動させた後、把持部28を持ち変える手間を発生させる
ことなくサブトレイ部27を排紙支軸24から離反する
方向へスライドさせることができる。
【0086】これによって、排紙トレイ23の回動と、
副走査方向の寸法の延長とを容易に行うことができる。
【0087】ところで、給紙口7と排紙口6とを本体ハ
ウジング2の一面側に有する従来のプリンタでは、プリ
ント時でも非プリント時でも、給紙口7および排紙口6
が常に開放されている。このため、給紙口7や排紙口6
を介して、埃等の異物が本体ハウジング2内に侵入して
しまうことがある。異物の侵入により、良好なプリント
結果が得られずに、プリント品質が低下してしまうこと
がある。
【0088】これに対し、本実施の形態のインクジェッ
トプリンタ1は、給紙トレイ20および排紙トレイ23
が、それぞれ給紙支軸21および排紙支軸24を介し
て、本体ハウジング2に対して回動自在に設けられてい
るため、非プリント時には、給紙トレイ20および排紙
トレイ23を回動させることにより、給紙口7および排
紙口6を閉塞することができる。
【0089】また、インクジェットプリンタ1では、排
紙支軸24を回動中心とした排紙トレイ23の回動によ
る排紙トレイ23の変位軌跡と、給紙支軸21を回動中
心とした給紙トレイ20の回動による給紙トレイ20の
変位軌跡とが一部重複しており、また、排紙トレイ23
は給紙トレイ20よりも閉塞方向側に位置付けられてい
る。このため、給紙トレイ20を閉塞方向へ回動させる
と、回動する給紙トレイ20によって排紙トレイ23が
閉塞側へ押されて閉塞方向に回動する(図5参照)。これ
により、非プリント時には、給紙トレイ20を閉塞方向
へ回動させるという作業だけで給紙トレイ20と排紙ト
レイ23とを回動させて、給紙口7および排紙口6をワ
ンアクションで閉塞することができる。
【0090】これによって、非プリント時における給紙
口7および排紙口6の閉塞作業性の向上を図ることがで
きる。
【0091】また、排紙トレイ23が全開位置から全閉
位置へと回動することにより、マイクロセンサ29の出
力が変化する。制御部は、マイクロセンサ29の出力変
化に基づいて、排紙トレイ23が全閉位置に位置付けら
れたか否かを判断する。ここに、開放判断手段としての
機能が実現される。
【0092】排紙トレイ23が全閉位置に位置付けられ
たことを判断した場合には、インクジェットプリンタ1
が備える各部への通電を停止して、インクジェットプリ
ンタ1の電源を切断する。ここに、電源切断手段として
の機能が実行される。
【0093】これによって、電源を切断し忘れた場合に
も、不必要に電力が消費されることを防止することがで
きる。
【0094】加えて、給紙トレイ20および排紙トレイ
23を全閉位置に位置付けることにより、非プリント時
におけるインクジェットプリンタ1の設置スペースの前
後方向の寸法は、本体ハウジング2の設置に要するスペ
ースだけでよい。これによって、収納時の省スペース化
を図ることができる。
【0095】なお、本実施の形態では、マイクロセンサ
29の出力変化に応じて、排紙トレイ23が全閉位置に
あるか否かを判断する開放判断手段としての機能を実現
するようにしたが、マイクロセンサに限るものではな
く、例えば、図示しない反射型光センサ等によって、排
紙トレイ23が全閉位置にあるか否かを判断するように
してもよい。
【0096】また、本実施の形態では、マイクロセンサ
29の出力変化に応じて排紙トレイ23が全閉位置にあ
るか否かを判断することによりインクジェットプリンタ
1の電源を投入/切断するようにしたが、これに限るも
のではなく、例えば、パーソナルコンピュータとインク
ジェットプリンタ1とをUSBケーブルで接続すること
で、プリントデータの送信と同時にインクジェットプリ
ンタ1への電源を供給するようにしてもよい。これによ
って、非プリント時におけるインクジェットプリンタ1
の電源を完全に切断することができるので、より効果的
に省電力化を図ることができる。
【0097】加えて、給紙トレイ20および排紙トレイ
23が全閉位置に位置付けられている状態では、本体ハ
ウジング2に設けられた収納凹部5に、給紙トレイ20
および排紙トレイ23が本体ハウジング2から突出する
ことなく収納されるので、外部からの衝撃が給紙トレイ
20や排紙トレイ23に直接加えられることを防止し
て、給紙トレイ20や排紙トレイ23の破損を防止する
ことができる。
【0098】次に、本発明の第2の実施の形態について
図6および図7を参照して説明する。
【0099】図6は、本発明の第2の実施の形態のイン
クジェットプリンタの一部を示す縦断側面図である。本
実施の形態のインクジェットプリンタ40は、給紙トレ
イ20および排紙トレイ23が全閉位置に位置付けられ
ている状態で、給紙トレイ20および排紙トレイ23の
位置を固定する係止機構41を備えている。係止機構4
1は、排紙トレイ23を貫通する貫通孔42と、給紙ト
レイ20に設けられた凹部43と、上カバー3bの前面
側に設けられて貫通孔42を介して凹部43に係止され
る係止突起44とによって構成されている。
【0100】給紙トレイ20の給紙支軸21および排紙
トレイ23の排紙支軸24は、給紙支軸21および排紙
支軸24にそれぞれ設けられた第1および第2の回動規
制部材としてのすべり抵抗部材45を介して、給紙軸受
22および排紙軸受25にそれぞれ嵌挿されている。本
実施の形態のすべり抵抗部材45は、例えば、ゴム等の
摩擦係数の大きな弾性材料によって形成されており、円
筒形状を有している。
【0101】すべり抵抗部材45の外周面と給紙軸受2
2あるいは排紙軸受25との間には、開放位置にある給
紙トレイ20および排紙トレイ23が、自重によって回
動することを規制する程度の摩擦力が作用している。こ
の摩擦力は、すべり抵抗部材45の内周面と給紙支軸2
1あるいは排紙支軸24との間に作用する摩擦力よりも
小さく設定されている。これにより、給紙トレイ20お
よび排紙トレイ23に対して、給紙トレイ20および排
紙トレイ23を回動させるような力を作用させた場合、
給紙軸受22と給紙支軸21および排紙トレイ23と排
紙軸受25との間にすべりを生じさせて、給紙トレイ2
0および排紙トレイ23を回動させることができる。
【0102】図7は、排紙トレイ23を示す斜視図であ
る。図7では、排紙トレイ23を裏面側から見た状態を
示している。排紙トレイ23の用紙受け面23aと反対
側となる裏面23bには、使用する用紙の主走査方向の
幅に相当する間隔あるいはそれ以上の間隔を開けて形成
された保持部23cが形成されている。保持部には、付
勢部材としての一対のスペーサー部材46が、排紙トレ
イ23から離反する方向に向けて突出するようにして保
持されている。これにより、スペーサー部材46は、図
7に示すように、使用する用紙の主走査方向の幅に相当
する間隔あるいはそれ以上の間隔を開けて、主走査方向
に沿って対向配置されている。スペーサー部材46は、
例えば、ゴム、スポンジ、ばね等、圧縮方向に加圧され
た場合に反力を発生させるような弾性材料によって形成
されている。圧縮方向に加圧されたスペーサー部材46
は、係止機構41が給紙トレイ20および排紙トレイ2
3を全閉位置に固定しようとする力よりも小さく、給紙
支軸21に設けられたすべり抵抗部材45が給紙支軸2
1と給紙軸受22との間に作用させる摩擦力よりも大き
い復帰力を発生させる。
【0103】このような構成において、給紙トレイ20
および排紙トレイ23が全閉位置に位置付けられている
状態から、排紙トレイ23を開放方向へ回動させること
によって、給紙トレイ20および排紙トレイ23を開放
位置へ位置付ける。
【0104】ここで、スペーサー部材46は、係止機構
41が給紙トレイ20および排紙トレイ23を全閉位置
に固定しようとする力よりも小さく、給紙支軸21に設
けられたすべり抵抗部材45が給紙支軸21と給紙軸受
22との間で作用する摩擦力よりも大きい復帰力を発生
させるため、係止機構41による係止が解除されたスペ
ーサー部材46は、自身の復帰力によって給紙トレイ2
0を開放方向へ付勢する。
【0105】スペーサー部材46は、元の形状に復帰し
た時点で、給紙トレイ20を開放方向に付勢する付勢力
を失う。このため、開放位置における給紙トレイ20と
排紙トレイ23とは、スペーサー部材46の圧縮方向の
寸法に相当する間隔Xだけ離間して回動する。
【0106】給紙トレイ20の給紙支軸21および排紙
トレイ23の排紙支軸24は、給紙支軸21および排紙
支軸24にそれぞれ設けられたすべり抵抗部材45を介
して、給紙軸受22および排紙軸受25にそれぞれ嵌挿
されているため、回動方向へ加えられている力が解除さ
れると、排紙トレイ23は全開位置まで回動することな
く回動方向へ加えられている力が解除された時点で回動
を停止する。また、給紙トレイ20は、排紙トレイ23
の回動が停止した時点で、全開位置まで回動することな
く回動が停止される。
【0107】給紙口7および排紙口6は、給紙トレイ2
0および排紙トレイ23を開放位置に位置付けることで
開放されるため、この状態で、給紙トレイ20に用紙を
セットすることにより、給紙トレイ20および排紙トレ
イ23を全開位置まで回動させることなくプリントを行
うことができる。
【0108】これによって、プリントに際してインクジ
ェットプリンタが占有する設置スペースを必要最小限に
抑えることができる。
【0109】次に、本発明の第3の実施の形態について
図8ないし図9を参照して説明する。
【0110】図8は本発明の第3の実施のインクジェッ
トプリンタを示す縦断側面図であり、図9は排紙トレイ
を示す斜視図である。本実施の形態のインクジェットプ
リンタ49の排紙トレイ50は、排紙支軸54に設けら
れたすべり抵抗部材45を介して、本体ハウジング2設
けられた排紙軸受55に対して回動自在に設けられてい
る。
【0111】排紙トレイ50は、可撓性を有する可撓部
材51を介して、排紙トレイ50の把持部28側を構成
する端側トレイ部52と、排紙トレイ50の排紙支軸5
4側を構成する軸側トレイ部53とを連結することによ
り構成されている。端側トレイ部52には、把持部28
が形成されたサブトレイ部27が、端側トレイ部52に
対してスライド自在に設けられている。
【0112】可撓部材51は、すべり抵抗部材45によ
って排紙支軸54と排紙軸受55の間に作用する摩擦力
よりも小さい外力が加えられることで屈撓し、外力が解
除されると元の形状に復帰するような可撓性を有してい
る。
【0113】このような構成において、給紙トレイ20
および排紙トレイ50が全閉位置に位置付けられている
状態から、排紙トレイ50に対して、開放方向へ回動さ
せる力を加える。
【0114】ここで、排紙トレイ50の中央部には、端
側トレイ部52と軸側トレイ部53とを連結する可撓部
材51が設けられているため、回動のために端側トレイ
部52に力が加えられると、排紙トレイ50は図8にお
いて仮想線で示すように、可撓部材51を開放方向に変
形させた状態で開放方向に回動される。給紙トレイ20
は、可撓部材51が開放方向に変形された状態の排紙ト
レイ50に押されて開放方向へ回動する。
【0115】排紙トレイ50に加えられていた開放方向
への力が解除されると、排紙トレイ50は回動を停止す
る。このとき、可撓部材51は、自身の可撓性によって
図8において実線で示すように、初期位置へ復帰する。
可撓部材51が初期位置へ復帰することにより、排紙ト
レイ50と給紙トレイ20との間に、可撓部材51が復
帰したことによって端側トレイ部52が移動した部分に
相当する間隔Xが生じる。
【0116】これにより、開放位置における給紙トレイ
20と排紙トレイ50とを、常に可撓部材51の復帰に
要する間隔Xだけ離間させて位置付けることができる。
【0117】これによって、給紙トレイ20および排紙
トレイ50を全開位置まで回動させることなく、給紙口
7および排紙口6を開放させることができる。この状態
で、給紙トレイに用紙をセットすることにより、給紙ト
レイおよび排紙トレイを全開位置まで回動させることな
くプリントを行うことができるので、プリントに際して
インクジェットプリンタ49が占有する設置スペースを
必要最小限に抑えることができる。
【0118】次に、本発明の第4の実施の形態について
図10および図11を参照して説明する。
【0119】図10は、本発明の第4の実施の形態のイ
ンクジェットプリンタの一部を示す縦断側面図である。
本実施の形態のインクジェットプリンタ60が有する排
紙トレイ23の排紙支軸24には、第1の回動規制部材
としてのすべり抵抗部材61が設けられている。すべり
抵抗部材61は、図11に示すような、径の異なる2つ
の円筒形状のリング62,63と、2つのリング62,
63を半径方向に連結する一対のリブ64とによって構
成されている。すべり抵抗部材61のリング62,63
およびリブ64は、ゴム等のように高い摩擦係数を有す
る弾性材料によって一体成形されている。
【0120】2つの円筒形状のリング62,63のう
ち、第1の環状部材としての内側のリング62の内径寸
法は、排紙支軸24の外径と同等の寸法に設定されてい
る。内側のリング62は、排紙支軸24に嵌め込まれて
いる。第2の環状部材としての外側のリング63の外径
寸法は、排紙軸受25の内径寸法と同等に設定されてい
る。外側のリング63は、排紙軸受25に嵌め込まれて
いる。リブ64は、半径方向を長手方向として設けら
れ、排紙支軸24を間にして対向するように設けられて
いる。
【0121】外側のリング63と排紙軸受25との間に
は、すべり抵抗部材45と同様に、排紙トレイ23の自
重による回動を規制する程度の摩擦力が作用している。
【0122】本実施の形態のすべり抵抗部材61では、
例えば、リング62,63の寸法を調整することによ
り、内側のリング62と排紙支軸24との間に作用する
摩擦力よりも、外側のリング63と排紙軸受25との間
に作用する摩擦力の方が小さくなるように設定されてい
る。これによって、排紙トレイ23に対して、排紙トレ
イ23を回動させるような力が加えられた場合には、内
側のリング62と排紙支軸24との間よりも先に、外側
のリング63と排紙軸受25との間においてすべりが発
生する。
【0123】このような構成において、排紙トレイ23
を開放方向へ回動させると、図10(a)に示すように、
排紙トレイ23に押されて給紙トレイ20が開放方向へ
回動される。排紙トレイ23の開放方向への回動に際し
ては、排紙支軸24が開放方向へ回動するため、排紙支
軸24に設けられている内側のリング62が開放方向へ
回動する。
【0124】一方で、図10(a)に示す状態では、排紙
軸受25に嵌挿されている外側のリング63は、排紙軸
受25との間に作用する摩擦力によって、内側のリング
62の回動を妨げようとする力を作用させる。
【0125】ここで、内側のリング62と排紙支軸24
との間に作用する摩擦力によって、排紙トレイ23を開
放方向へ回動させると、内側のリング62が排紙支軸2
4の回動に引っ張られて回転する。このとき、外側のリ
ング63は、排紙軸受25との間に作用する摩擦力によ
って、排紙軸受25に留まろうとする。
【0126】すべり抵抗部材61においては、内側のリ
ング62と排紙支軸24との間に作用する摩擦力より
も、外側のリング63と排紙軸受25との間に作用する
摩擦力の方が小さくなるように設定されているため、外
側のリング63は排紙軸受25に留まろうとしながらも
リブ64を介して内側のリング62に引っ張られて徐々
に回転する。このとき、リブ64は、図11(b)に示す
ように、内側のリング62と外側のリング63とに引っ
張られて、ねじられるようにして伸長方向へ弾性変形す
る。
【0127】排紙トレイ23を開放方向へ回動させる力
を解除すると、内側のリング62と外側のリング63と
の間でねじられるようにして伸長方向へ弾性変形してい
たリブ64が、元の位置に復帰する。
【0128】ここで、外側のリング63と排紙軸受25
との間には、排紙トレイ23の自重による回動を規制す
る程度の摩擦力が作用しているため、開放方向へ回動さ
せる力が解除された排紙トレイ23は、リブ64の復元
力によって閉塞方向へ戻るように回動する。これによっ
て、排紙トレイ23と給紙トレイ20との間には、リブ
64がねじられて弾性変形していた分の間隔Xが形成さ
れる。
【0129】次に、本発明の第5の実施の形態について
図12を参照して説明する。
【0130】本実施の形態のインクジェットプリンタで
は、排紙トレイ23の排紙支軸24と排紙軸受25との
間に、図12に示すような、第1の回動規制部材として
のすべり抵抗部材71が設けられている。すべり抵抗部
材71は、径を等しくする2つの円筒形状のリング7
2,73と、2つのリング72,73を主走査方向に沿
って連結する連結部材としての一対のリブ74とによっ
て構成されている。すべり抵抗部材71のリング72,
73およびリブ74は、ゴム等のように高い摩擦係数を
有する弾性材料によって一体成形されている。
【0131】2つの円筒形状のリング72,73のう
ち、第1の環状部材としての一方のリング72は排紙支
軸24に設けられており、第2の環状部材としての他方
のリング73は排紙軸受25に嵌め込まれている。リブ
74は、主走査方向を長手方向として設けられ、排紙軸
受25を間にして対向するように設けられている。
【0132】すべり抵抗部材71を設けることにより、
本体ハウジング2と排紙トレイ23との間には、排紙ト
レイ23の自重による回動を規制する程度の摩擦力が作
用している。
【0133】本実施の形態のすべり抵抗部材71では、
リング72と排紙支軸24との間に作用する摩擦力より
も、リング73と排紙軸受25との間に作用する摩擦力
の方が小さくなるように設定されている。これによっ
て、排紙トレイ23に対して、排紙トレイ23を回動さ
せるような力が加えられた場合には、リング72と排紙
支軸24との間よりも先に、リング73と排紙軸受25
との間においてすべりが発生する。
【0134】このような構成において、排紙トレイ23
を開放方向へ回動させると、図12(b)に示すように、
リブ74がねじられるようにして弾性変形し、排紙トレ
イ23を開放方向へ回動させる力を解除した時点で、開
放方向へねじられて弾性変形していたリブ74が元の位
置に復帰するため、給紙トレイ20と排紙トレイ23と
の間に間隔Xが形成される。
【0135】次に、本発明の第6の実施の形態について
図13を参照して説明する。
【0136】図13は、本発明の第6の実施の形態のイ
ンクジェットプリンタを示す縦断側面図である。本実施
の形態のインクジェットプリンタ80は、排紙トレイ2
3に対して一体的に設けられた排紙支軸24を有してい
る。排紙支軸24には、排紙支軸24を回動中心とする
第1のプーリとしての排紙プーリ81が設けられてい
る。排紙プーリ81は、排紙支軸24に固定されてお
り、排紙トレイ23の回動に伴って回動する。
【0137】給紙トレイ20に対して一体的に設けられ
た給紙支軸21には、給紙支軸21を回動中心とする第
2のプーリとしての給紙プーリ82が設けられている。
給紙プーリ82は、給紙支軸21に固定されており、給
紙トレイ20の回動に伴って回動する。
【0138】本実施の形態では、排紙プーリ81の直径
と給紙プーリ82の直径とは、7:6に設定されてい
る。
【0139】排紙プーリ81と給紙プーリ82とには、
無端帯としてのタイミングベルト83が架け渡されてい
る。
【0140】ここに、排紙プーリ81、給紙プーリ82
およびタイミングベルト83によって連動回動機構84
が構成されている。
【0141】このような構成において、排紙トレイ23
を開放方向へ回動させると、排紙トレイ23に一体的に
設けられている排紙支軸24に取り付けられた排紙プー
リ81が、開放方向へ回転する。排紙プーリ81の回転
に伴ってタイミングベルト83が回転され、これにより
給紙プーリ82が排紙プーリ81と同方向に回転する。
給紙プーリ82は給紙トレイ20に一体的に設けられて
いる給紙支軸21に取り付けられているため、給紙プー
リ82の回転によって給紙トレイ20が開放方向へ回動
される。
【0142】ここで、排紙プーリ81の直径と給紙プー
リ82の直径とは、7:6に設定されているため、排紙
トレイ23と給紙トレイ20とは、全閉位置からの開放
角度にして、6:7の割合で開放される。
【0143】これによって、排紙トレイ23を開放方向
に回動させるだけで、排紙トレイ23と給紙トレイ20
とを開放方向に回動させ、給紙口7および排紙口6を開
放させることができる。
【0144】次に、本発明の第7の実施の形態について
図14を参照して説明する。
【0145】図14は、本発明の第7の実施の形態のイ
ンクジェットプリンタを示す縦断側面図である。インク
ジェットプリンタ90は、排紙トレイ23に対して一体
的に設けられた排紙支軸24を有している。排紙支軸2
4には、排紙支軸24を回動中心とする第1のギアとし
ての排紙ギア91が設けられている。排紙ギア91は、
排紙支軸24に固定されており、排紙トレイ23の回動
に伴って回動する。
【0146】給紙トレイ20に対して一体的に設けられ
た給紙支軸21には、給紙支軸21を回動中心とする第
2のギアとしての給紙ギア92が設けられている。給紙
ギア92は、給紙支軸21に固定されており、給紙トレ
イ20の回動に伴って回動する。
【0147】排紙ギア91と給紙ギア92とは、本体ハ
ウジング2に位置固定された支軸93を回転中心として
回転自在なギア列としての連結ギア94によって連結さ
れている。
【0148】ここに、排紙ギア91、給紙ギア92およ
び連結ギア94によって、連動回動機構95が構成され
ている。
【0149】このような構成において、排紙トレイ23
を開放方向へ回動させることにより開放方向へ回転する
排紙ギア91によって連結ギア94が回転されて、給紙
ギア92が排紙ギア91と同方向に回転するので、排紙
トレイ23を開放方向に回動させるだけで給紙トレイ2
0を開放方向へ回動させて、給紙口7および排紙口6を
開放させることができる。
【0150】なお、本実施の形態では、ギア列として単
一の連結ギア94を用いたが、ギア列として用いるギア
の数は一つに限るものではなく、排紙ギア91と給紙ギ
ア92とを奇数個のギアによって連結するものであれば
その数は限定されるものではない。これによって、排紙
ギア91の回転方向と給紙ギア92の回転方向とを同一
方向とすることができる。
【0151】
【発明の効果】請求項1記載の発明のプリンタによれ
ば、垂直方向に直立する直立面を有する本体ハウジング
と、前記直立面に設けられて水平方向に長く開口する第
1の開口部と、前記第1の開口部の下方に設けられて前
記第1の開口部の長さ方向を軸心方向とする第1の支軸
を回動中心として前記第1の開口部を閉塞する全閉位置
から前記第1の開口部を開放する開放位置までの間で回
動自在な第1のトレイと、前記直立面に設けられて前記
第1の開口部の下方で水平方向に長く開口する第2の開
口部と、前記第2の開口部の下方に設けられて前記第2
の開口部の長さ方向を軸心方向とする第2の支軸を回動
中心として前記第1のトレイの外側に重ねられる状態で
前記第2の開口部を閉塞する全閉位置と前記第2の開口
部を開放する開放位置までの間で回動自在な第2のトレ
イと、前記本体ハウジング内に設けられたプリンタ部を
経由して前記第1および第2の開口部を連通する用紙経
路と、前記用紙経路中で用紙を搬送する搬送機構と、を
具備して、第1および第2のトレイが全閉位置に位置付
けられている状態から第1のトレイを開放方向へ回動さ
せて、第1のトレイの開放位置への回動軌跡上に位置付
けられる第2のトレイを第1のトレイによって開放方向
に押して回動させることにより、第1のトレイを回動さ
せる作業だけで、第1および第2の開口部を開放させる
ことができる。第1および第2のトレイが開放位置に位
置付けられている状態から第2のトレイを閉塞方向へ回
動させて、第2のトレイの全閉位置への回動軌跡上に位
置付けられる第1のトレイを第2のトレイによって閉塞
方向に押して回動させることにより、第2のトレイを回
動させるだけで、第1および第2の開口部を閉塞させる
ことができる。これによって、第1および第2の開口部
の開閉作業の容易化を図ることができる。全開位置にお
ける第1および第2のトレイは、上下方向に重複して位
置付けられるため、第1および第2のトレイが張り出す
分の設置スペースと比較して、プリント時における省ス
ペース化を図ることができる。全閉位置における第1お
よび第2のトレイは、直立して重ねられた状態で第1お
よび第2の開口部を閉塞するため、非プリント時におけ
る省スペース化を図るとともに、第1および第2の開口
部から本体ハウジング内へ埃等の異物が侵入することを
抑制することができる。
【0152】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のプリンタにおいて、前記第1のトレイの自重による
前記第1のトレイの回動を規制する第1の回動規制部材
と、前記第2のトレイの自重による前記第2のトレイの
回動を規制する第2の回動規制部材と、を具備して、第
1および第2のトレイの自重による回動を、第1および
第2の回動規制部材によってそれぞれ規制することによ
り、例えば、半開き状態でプリントを行うことができ
る。これによって、第1および第2のトレイが本体ハウ
ジングから張り出す分の設置スペースを縮小して、プリ
ント時における省スペース化をより効果的に図ることが
できる。
【0153】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載のプリンタにおいて、前記第1および第2の回動規制
部材は、前記第1または第2の支軸と、前記第1または
第2の支軸のそれぞれの軸受となる第1または第2の軸
受との間に各々設けられて、前記第1または第2の支軸
と前記第1または第2の軸受との間で前記第1または第
2のトレイの回動を規制するような摩擦力を発生させる
弾性材料によって形成されており、第1または第2の支
軸と第1または第2の軸受との間に、弾性材料が有する
摩擦力を作用させることで、第1および第2のトレイの
回動を規制することができるので、実用上、簡易な構成
で請求項2記載の発明の作効果を得ることができる。
【0154】請求項4記載の発明によれば、請求項2ま
たは3記載のプリンタにおいて、前記第1および第2の
トレイを全閉位置に係止するトレイ係止機構と、前記ト
レイ係止機構による係止力よりも小さく前記第2の回動
規制部材が前記第2のトレイの回動を規制する力よりも
大きい力で前記第1のトレイと前記第2のトレイとを互
いに離間させる方向へ付勢する付勢部材と、を具備し
て、トレイ係止機構による係止を解除している場合に
は、付勢部材によって第1のトレイと第2のトレイとを
互いに離間させる方向へ付勢することにより、例えば、
半開き状態でプリントを行う際にも、第1のトレイを回
動させるだけで、第1および第2の開口部を確実に開放
させることができる。
【0155】請求項5記載の発明によれば、請求項2ま
たは3記載のプリンタにおいて、前記第1のトレイは、
前記第1の支軸を回動中心とする軸側トレイ部と、前記
第1の支軸から離間する位置に設けられる端側トレイ部
と、前記第1の回動規制部材による規制力よりも小さい
力で屈撓する可撓性を有して前記軸側トレイ部と前記端
側トレイ部とを連結する可撓部材とによって構成されて
いるため、第1のトレイに対して開放方向に回動させる
力を加えると、第1のトレイが回動する以前に可撓部材
が開放方向へ屈撓した状態の第1トレイによって押すこ
とで第2のトレイを開放方向へ回動させ、第1のトレイ
に対して加えられる力を解除すると、開放方向へ屈撓さ
れていた可撓部材が自身の可撓性により初期状態に復帰
するため、第1のトレイと第2のトレイとの間に、可撓
部材の復帰により端側トレイ部が閉塞方向に変位した分
の間隔を形成することができる。これによって、例え
ば、半開き状態でプリントを行う際にも、第1のトレイ
を回動させるだけで、第1および第2の開口部を確実に
開放させることができる。
【0156】請求項6記載の発明によれば、請求項2ま
たは3記載のプリンタにおいて、前記第1の回動規制部
材は、前記第1の支軸周りに設けられる第1の環状部材
と、この第1の環状部材の外周側に設けられる第2の環
状部材と、前記第1および第2の環状部材を連結する連
結部材とによって構成されており、前記第1のトレイに
固定的に設けられているので、第1のトレイの開放方向
への回動によって第1の環状部材と第2の環状部材との
相対的な位置関係を変位させて連結部材をねじるように
して弾性変形させた状態から第1のトレイに対して加え
られた力が解除された際に、第1のトレイと第2のトレ
イとの間に連結部材の復帰によって第1のトレイが閉塞
方向に回動した分の間隔を形成することができる。これ
によって、例えば、半開き状態でプリントを行う際に
も、第1のトレイを回動させるだけで、第1および第2
の開口部を確実に開放させることができる。
【0157】請求項7記載の発明によれば、請求項2ま
たは3記載のプリンタにおいて、前記第1の回動規制部
材は、前記第1の支軸周りに設けられる第1の環状部材
と、この第1の環状部材と同軸心上に設けられる第2の
環状部材と、前記第1および第2の環状部材を前記軸心
方向に沿って連結する連結部材とによって構成されてお
り、前記第1のトレイに固定的に設けられており、第1
のトレイの開放方向への回動によって第1の環状部材と
第2の環状部材との相対的な位置関係を変位させて連結
部材をねじるようにして弾性変形させた状態から第1の
トレイに対して加えられた力が解除された際に、第1の
トレイと第2のトレイとの間に連結部材の復帰によって
第1のトレイが閉塞方向に回動した分の間隔を形成する
ことができる。これによって、例えば、半開き状態でプ
リントを行う際にも、第1のトレイを回動させるだけ
で、第1および第2の開口部を確実に開放させることが
できる。ここで、第1および第2の環状部材は、軸心方
向に連結されているため、第1の支軸の軸心周りに第1
の回動規制部材を設けるためのスペースを格別に設ける
必要がない。
【0158】請求項8記載の発明によれば、請求項2ま
たは3記載のプリンタにおいて、前記第1および第2の
トレイが同一方向へ回動するように前記第1の支軸と前
記第2の支軸とを連動して回動させる連動回動機構を具
備して、連動回動機構が第1の支軸と第2の支軸とを連
動して回動させることにより第1および第2のトレイを
同一方向へ回動させて、請求項2または3記載の発明の
効果に加えて、第1のトレイまたは第2のトレイのいず
れか一方を回動させるだけで、第1および第2のトレイ
を回動させることができる。これによって、第1または
第2のトレイのいずれか一方を回動させるだけで、第1
および第2の開口部を開閉することができ、第1および
第2の開口部の作業の容易化を図ることができる。
【0159】請求項9記載の発明によれば、請求項8記
載のプリンタにおいて、前記連動回動機構は、前記第1
の支軸を回動中心として前記第1のトレイの回動に伴っ
て回転する第1のプーリと、前記第2の支軸を回動中心
として前記第2のトレイの回動に伴って回転する第2の
プーリと、前記第1および第2のプーリ間に巻回された
無端帯とによって構成されており、第1のトレイを開放
方向へ回動させることにより第1のプーリを回動させ、
第1のプーリの回動によって回転する無端帯によって第
2のプーリを回転させて第2のトレイを回動させること
により、第1または第2のトレイのいずれか一方を回動
させるだけで、第1および第2の開口部を開閉すること
ができるので、実用上、簡易な構成で請求項8記載の発
明の効果を得ることができる。
【0160】請求項10記載の発明によれば、請求項8
記載のプリンタにおいて、前記連動回転機構は、前記第
1の支軸を回動中心として前記第1のトレイの回動に伴
って回転する第1のギアと、前記第2の支軸を回動中心
として前記第2のトレイの回動に伴って回転する第2の
ギアと、前記第1と第2のギアとを連結させるギア列と
によって構成されており、第1のトレイを開放方向へ回
動させることにより第1のギアを回転させ、第1のギア
の回転によってギア列を介して第1のギアに連結されて
いる第2のギアを回転させて第2のトレイを回動させる
ことにより、第1のトレイまたは第2のトレイのいずれ
か一方を回動させるだけで、第1および第2の開口部を
開閉することができるので、実用上、簡易な構成で請求
項8記載の発明の効果を得ることができる。
【0161】請求項11記載の発明によれば、請求項1
ないし10いずれか一に記載のプリンタにおいて、前記
本体ハウジングの表面から前記第1および第2のトレイ
の厚さ分凹んだ収納凹部を具備し、全閉位置における前
記第1および第2のトレイは前記本体ハウジングから突
出することなく前記収納凹部に収納されるので、突出し
た第1および第2のトレイが周囲のものにぶつかってイ
ンクジェットプリンタが破損してしまうことがない。
【0162】請求項12記載の発明によれば、請求項1
ないし11いずれか一に記載のプリンタにおいて、前記
第1のトレイの前記第1の支軸と反対側に設けられて、
前記第1のトレイを把持させる把持部を具備して、把持
部を把持させて第1のトレイを回動させることにより、
第1の支軸と反対側に設けられていることで、梃子の原
理を作用させて、第1のトレイを容易に回動させること
ができる。
【0163】請求項13記載の発明によれば、請求項1
2記載のプリンタにおいて、前記把持部には、周囲と異
なる色彩が施されているので、把持部を容易に区別する
ことができる。
【0164】請求項14記載の発明によれば、請求項1
2記載のプリンタにおいて、前記第1のトレイには、前
記把持部を示すためのマーキングが施されているので、
把持部を容易に区別することができる。
【0165】請求項15記載の発明によれば、請求項1
2、13または14記載のプリンタにおいて、前記第1
のトレイは、前記第1の支軸を回動中心とするメイント
レイ部と、このメイントレイ部に対して前記第1の支軸
から離反する方向にスライド自在なサブトレイ部とを具
備して、前記把持部は、前記サブトレイ部に設けられて
おり、プリントに際しては、メイントレイ部に対してサ
ブトレイ部を第1の支軸から離反する方向にスライドさ
せることで、第1のトレイの用紙搬送方向の寸法を長く
することができるので、例えば、収納凹部に収納するた
めに、第1のトレイの用紙搬送方向の寸法が第2のトレ
イよりも短く設定されている場合にも、プリントに際し
て、第1のトレイから用紙が脱落してしまうことを防止
することができる。また、把持部を第1の支軸から離反
する方向へ引っ張ることで、サブトレイ部がスライドさ
れる。これによって、第1のトレイを回動させる際に把
持した把持部を第1の支軸から離反する方向へ引っ張る
ことで、ワンアクションで第1のトレイの回動とサブト
レイ部のスライドとを行うことができる。
【0166】請求項16記載の発明によれば、請求項1
ないし15いずれか一に記載のプリンタにおいて、前記
第1のトレイが全閉位置にあるか否かを判断する開放判
断手段と、前記開放判断手段が前記第1のトレイが全閉
位置にあると判断した場合に電源を切断する電源切断手
段と、を具備して、開放判断手段が第1のトレイが全閉
位置にあると判断した場合に、電源切断手段によって電
源を切断することにより、非プリント時には、第1およ
び第2のプリンタを全閉位置に位置付け、第1および第
2の開口部を閉塞させ、電源を切断するという煩雑な作
業を行うことなく、第1および第2のプリンタの電源を
切断することができる。また、電源の切り忘れによる無
駄な電力消費を防止することができる。
【0167】請求項17記載の発明によれば、請求項1
ないし15いずれか一に記載のプリンタにおいて、前記
第1のトレイが全閉位置にあるか否かを判断する開放判
断手段と、前記開放判断手段が前記第1のトレイが全閉
位置にないと判断した場合に電源を投入する電源投入手
段と、を具備して、開放判断手段が第1のトレイが全閉
位置にあると判断した場合に、電源投入手段によって電
源を投入することにより、第1および第2のプリンタを
回動させて第1および第2の開口部を開放させ、電源を
投入するという煩雑な作業を行うことなく、プリントに
際して必ず行われる第1および第2の開口部の開放と同
時に電源を投入することができる。
【0168】請求項18記載の発明は、請求項16また
は17記載のプリンタにおいて、前記直立面に設けられ
て前記第1のトレイが全閉位置にあるか否かに応じて出
力が変化する検知センサを具備し、前記開放判断手段
は、前記検知センサの出力変化に基づいて前記第1のト
レイが全閉位置にあるか否かを判断するので、実用上、
簡易な構成で請求項16または17記載の発明の効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のインクジェットプ
リンタを示す斜視図である。
【図2】その別の状態を示す斜視図である。
【図3】その縦断側面図である。
【図4】その別の縦断側面図である。
【図5】その別の縦断側面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のインクジェットプ
リンタの一部を示す縦断側面図である。
【図7】排紙トレイを示す斜視図である。
【図8】本発明の第3の実施のインクジェットプリンタ
を示す縦断側面図である。
【図9】排紙トレイを示す斜視図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態のインクジェット
プリンタの一部を示す縦断側面図である。
【図11】すべり抵抗部材を示す側面図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態すべり抵抗部材を
示す斜視図である。
【図13】本発明の第6の実施の形態のインクジェット
プリンタを示す縦断側面図である。
【図14】本発明の第7の実施の形態のインクジェット
プリンタを示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 本体ハウジング 3a 直立面 5 収納凹部 6 第1の開口部 7 第2の開口部 8 プリンタ部 9 用紙経路 14,15,17 搬送機構 20 第2のトレイ 21 第2の支軸 23 第1のトレイ 24 第1の支軸 26 メイントレイ部 27 サブトレイ部 28 把持部 40 プリンタ 41 トレイ係止機構 45 第1の回動規制部材、第2の回動規制部材 46 付勢部材 51 可撓部材 52 端側トレイ部 53 軸側トレイ部 60 プリンタ 62 第1の環状部材 63 第2の環状部材 64 連結部材 72 第1の環状部材 73 第2の環状部材 74 連結部材 80 プリンタ 81 第1のプーリ 82 第2のプーリ 83 無端帯 84 連動回転機構 90 プリンタ 91 第1のギア 92 第2のギア 94 ギア列 95 連動回転機構 M マーキング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C059 AA05 AA26 2C061 AP01 AQ05 AS02 BB04 CD07 CD14 CD28 3F054 AA01 AC05 BA02 BC03 BC04 BC14 BD04 DA12 3F343 FA02 FB04 GA01 GB01 GC01 GD01 HD09 JA01 KB03 KB08 KB14 LA04 LA16 LC02 LC20 LD12 MA04 MA17 MA52 MB17 MC25

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直方向に直立する直立面を有する本体
    ハウジングと、 前記直立面に設けられて水平方向に長く開口する第1の
    開口部と、 前記第1の開口部の下方に設けられて前記第1の開口部
    の長さ方向を軸心方向とする第1の支軸を回動中心とし
    て前記第1の開口部を閉塞する全閉位置から前記第1の
    開口部を開放する開放位置までの間で回動自在な第1の
    トレイと、 前記直立面に設けられて前記第1の開口部の下方で水平
    方向に長く開口する第2の開口部と、 前記第2の開口部の下方に設けられて前記第2の開口部
    の長さ方向を軸心方向とする第2の支軸を回動中心とし
    て前記第1のトレイの外側に重ねられる状態で前記第2
    の開口部を閉塞する全閉位置と前記第2の開口部を開放
    する開放位置までの間で回動自在な第2のトレイと、 前記本体ハウジング内に設けられたプリンタ部を経由し
    て前記第1および第2の開口部を連通する用紙経路と、 前記用紙経路中で用紙を搬送する搬送機構と、を具備す
    るプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記第1のトレイの自重による前記第1
    のトレイの回動を規制する第1の回動規制部材と、 前記第2のトレイの自重による前記第2のトレイの回動
    を規制する第2の回動規制部材と、を具備する請求項1
    記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の回動規制部材は、
    前記第1または第2の支軸と、前記第1または第2の支
    軸のそれぞれの軸受となる第1または第2の軸受との間
    に各々設けられて、前記第1または第2の支軸と前記第
    1または第2の軸受との間で前記第1または第2のトレ
    イの回動を規制するような摩擦力を発生させる弾性材料
    によって形成されている請求項2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2のトレイを全閉位置
    に係止するトレイ係止機構と、 前記トレイ係止機構による係止力よりも小さく前記第2
    の回動規制部材が前記第2のトレイの回動を規制する力
    よりも大きい力で前記第1のトレイと前記第2のトレイ
    とを互いに離間させる方向へ付勢する付勢部材と、を具
    備する請求項2または3記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記第1のトレイは、前記第1の支軸を
    回動中心とする軸側トレイ部と、前記第1の支軸から離
    間する位置に設けられる端側トレイ部と、前記第1の回
    動規制部材による規制力よりも小さい力で屈撓する可撓
    性を有して前記軸側トレイ部と前記端側トレイ部とを連
    結する可撓部材とによって構成されている請求項2また
    は3記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記第1の回動規制部材は、前記第1の
    支軸周りに設けられる第1の環状部材と、この第1の環
    状部材の外周側に設けられる第2の環状部材と、前記第
    1および第2の環状部材を連結する連結部材とによって
    構成されており、前記第1のトレイに固定的に設けられ
    ている請求項2または3記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記第1の回動規制部材は、前記第1の
    支軸周りに設けられる第1の環状部材と、この第1の環
    状部材と同軸心上に設けられる第2の環状部材と、前記
    第1および第2の環状部材を前記軸心方向に沿って連結
    する連結部材とによって構成されており、前記第1のト
    レイに固定的に設けられている請求項2または3記載の
    プリンタ。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2のトレイが同一方向
    へ回動するように前記第1の支軸と前記第2の支軸とを
    連動して回動させる連動回動機構を具備する請求項2ま
    たは3記載のプリンタ。
  9. 【請求項9】 前記連動回動機構は、前記第1の支軸を
    回動中心として前記第1のトレイの回動に伴って回転す
    る第1のプーリと、前記第2の支軸を回動中心として前
    記第2のトレイの回動に伴って回転する第2のプーリ
    と、前記第1および第2のプーリ間に巻回された無端帯
    とによって構成されている請求項8記載のプリンタ。
  10. 【請求項10】 前記連動回転機構は、前記第1の支軸
    を回動中心として前記第1のトレイの回動に伴って回転
    する第1のギアと、前記第2の支軸を回動中心として前
    記第2のトレイの回動に伴って回転する第2のギアと、
    前記第1と第2のギアとを連結させるギア列とによって
    構成されている請求項8記載のプリンタ。
  11. 【請求項11】 前記本体ハウジングの表面から前記第
    1および第2のトレイの厚さ分凹んだ収納凹部を具備
    し、 全閉位置における前記第1および第2のトレイは前記本
    体ハウジングから突出することなく前記収納凹部に収納
    される請求項1ないし10いずれか一に記載のプリン
    タ。
  12. 【請求項12】 前記第1のトレイの前記第1の支軸と
    反対側に設けられて、前記第1のトレイを把持させる把
    持部を具備する請求項1ないし11いずれか一に記載の
    プリンタ。
  13. 【請求項13】 前記把持部には、周囲と異なる色彩が
    施されている請求項12記載のプリンタ。
  14. 【請求項14】 前記第1のトレイには、前記把持部を
    示すためのマーキングが施されている請求項12記載の
    プリンタ。
  15. 【請求項15】 前記第1のトレイは、前記第1の支軸
    を回動中心とするメイントレイ部と、このメイントレイ
    部に対して前記第1の支軸から離反する方向にスライド
    自在なサブトレイ部とを具備して、 前記把持部は、前記サブトレイ部に設けられている請求
    項12、13または14記載のプリンタ。
  16. 【請求項16】 前記第1のトレイが全閉位置にあるか
    否かを判断する開放判断手段と、 前記開放判断手段が前記第1のトレイが全閉位置にある
    と判断した場合に電源を切断する電源切断手段と、を具
    備する請求項1ないし15いずれか一に記載のプリン
    タ。
  17. 【請求項17】 前記第1のトレイが全閉位置にあるか
    否かを判断する開放判断手段と、 前記開放判断手段が前記第1のトレイが全閉位置にない
    と判断した場合に電源を投入する電源投入手段と、を具
    備する請求項1ないし15いずれか一に記載のプリン
    タ。
  18. 【請求項18】 前記直立面に設けられて前記第1のト
    レイが全閉位置にあるか否かに応じて出力が変化する検
    知センサを具備し、 前記開放判断手段は、前記検知センサの出力変化に基づ
    いて前記第1のトレイが全閉位置にあるか否かを判断す
    る請求項16または17記載のプリンタ。
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