JP2007261754A - ロール状媒体支持装置及び記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロール状媒体を簡易にセットすることができるロール状媒体支持装置及びそのロール状媒体支持装置を備えた記録装置を提供すること。
【解決手段】ロール状媒体の両端に嵌め込まれるフランジ部材117と、装置本体に固定され、一方の前記フランジ部材を支持する第1ホルダ部材113と、前記装置本体に前記ロール状媒体の軸方向に移動自在に設けられ、他方の前記フランジ部材を支持する第2ホルダ部材114と、前記第2ホルダ部材の移動を案内するガイド部材115とを備え、前記第2ホルダ部材は、前記装置本体と摺動して移動が案内される移動ガイド部43aを有する。これにより、従来必要であった長尺のロール軸が不要となるので、異なるサイズのロール状媒体を簡易にセットすることができる。更に、第2ホルダ部材を移動ガイド部に接する装置本体とガイド部材で分散して支えるので、ロール状媒体を高精度にセットすることができる。
【選択図】図3
【解決手段】ロール状媒体の両端に嵌め込まれるフランジ部材117と、装置本体に固定され、一方の前記フランジ部材を支持する第1ホルダ部材113と、前記装置本体に前記ロール状媒体の軸方向に移動自在に設けられ、他方の前記フランジ部材を支持する第2ホルダ部材114と、前記第2ホルダ部材の移動を案内するガイド部材115とを備え、前記第2ホルダ部材は、前記装置本体と摺動して移動が案内される移動ガイド部43aを有する。これにより、従来必要であった長尺のロール軸が不要となるので、異なるサイズのロール状媒体を簡易にセットすることができる。更に、第2ホルダ部材を移動ガイド部に接する装置本体とガイド部材で分散して支えるので、ロール状媒体を高精度にセットすることができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、ロール状媒体を両端で支持するロール状媒体支持装置及びそのロール状媒体支持装置を備えた記録装置に関する。
記録装置の1つであるプリンタには、ロール状に巻回された用紙に記録することができる機能を有するものがある。このようなプリンタは、ロール軸が貫装されたロール紙をロール紙ホルダにセットし、このロール紙を紙送りローラにより引き出して搬送し、記録ヘッドにより記録するようになっている(特許文献1参照)。
上述したプリンタでは、ロール紙にロール軸を通す必要があるが、特に幅広のロール紙の場合はロール軸も長尺となるので、広い作業スペースを確保する必要があると共に、当該作業に手間が掛かってセット性が悪化する場合がある。また、ロール軸の軸長に対してロール紙の幅が狭い場合は、ロール紙をセットした状態で偏荷重によりロール軸が撓み易く、ロール紙の斜行の原因となる。
本発明は、上記のような課題に鑑みなされたものであり、その目的は、ロール状媒体を簡易かつ高精度にセットすることができるロール状媒体支持装置及びそのロール状媒体支持装置を備えた記録装置を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明のロール状媒体支持装置では、ロール状媒体の両端を支持するロール状媒体支持装置であって、前記ロール状媒体の両端に嵌め込まれるフランジ部材と、装置本体に固定され、一方の前記フランジ部材を支持する第1ホルダ部材と、前記装置本体に前記ロール状媒体の軸方向に移動自在に設けられ、他方の前記フランジ部材を支持する第2ホルダ部材と、前記第2ホルダ部材の移動を案内するガイド部材とを備え、前記第2ホルダ部材は、前記装置本体と摺動して移動が案内される移動ガイド部を有することを特徴としている。これにより、従来必要であった長尺のロール軸が不要となるので、異なるサイズのロール状媒体を簡易にセットすることができる。更に、第2ホルダ部材を移動ガイド部に接する装置本体とガイド部材で分散して支えるので、ロール状媒体を高精度にセットすることができる。
前記移動ガイド部は、前記装置本体に形成されたホルダガイド溝又はホルダガイド突起に嵌る移動ガイド突起又は移動ガイド溝が形成されていることを特徴としている。これにより、移動ガイド部をスムーズかつ高精度に移動させることができる。また、前記第2ホルダ部材は、前記ロール状媒体の幅に合わせて所定位置に位置決めされることを特徴としている。これにより、サイズが異なるロール状媒体を確実に支持することができる。また、前記第2ホルダ部材は、前記ガイド部材にロックするロック機構を有することを特徴としている。これにより、支持したロール状媒体のぐら付きを防止することができる。上記目的達成のため、本発明の記録装置では、ロール状の被記録媒体を搬送しつつ記録する記録装置であって、上記各ロール状媒体支持装置を備えたことを特徴としている。これにより、上記各作用効果を奏する記録装置を提供することができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の記録装置の実施形態の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を示す斜視図、図2は、その主要部の内部構成例を示す斜視図、図3は、本発明のロール状媒体支持装置の実施形態を示す斜視図である。このインクジェット式プリンタ100は、例えばJIS規格のA1判やJIS規格のB1判といった比較的大型のサイズのロール紙(ロール状媒体)にまで記録できる大型のプリンタである。
このインクジェット式プリンタ100は、図1に示すように、ロール紙がセットされる給紙部110、記録・搬送部120、排紙部130、脚部140がこの順で上部から配設された構成となっている。即ち、最上部に配置された給紙部110から給紙されるロール紙は、下部にて傾斜して配置された記録・搬送部120及び排紙部130の間を斜め下方に向かって搬送されて、最下部に配置された脚部140の間に配置される図示しない排紙受けに排紙されるようになっている。記録・搬送部120と排紙部130は本体として一体化されており、給紙部110及び脚部140とそれぞれ分離可能に構成されている。
給紙部110は、図1に示すように、本体120、130の上部後方に突き出るように設けられている。そして、給紙部110の内部には、図2に示すように、1本のロール紙Rがセット可能なロール紙ホルダ(ロール状媒体支持装置)111が設けられ、給紙部110の前面には、図1及び図2に示すように、跳ね上げ式の開閉可能なロール紙カバー112が取り付けられている。
ロール紙ホルダ111は、図3に示すように、固定フランジ受け(第1ホルダ部材)113、可動フランジ受け(第2ホルダ部材)114及びガイドレール(ガイド部材)115を備えている。固定フランジ受け113は、給紙部110の一方の側壁側に固定して配設されており、ロール紙Rの一端に嵌め込まれたフランジ(フランジ部材)117を回転可能に軸支持する。可動フランジ受け114は、給紙部110の他方の側壁側に可動自在に配設されており、ロール紙Rの他端に嵌め込まれたフランジ(フランジ部材)117を回転可能に軸支持する。
ガイドレール115は、固定フランジ受け113と可動フランジ受け114の間に配設されており、可動フランジ受け114のスライドを案内する。そして、両端にフランジ117が嵌め込まれたロール紙Rは、ガイドレール115上にガイドレール115に沿って載置され、両端のフランジ117が固定フランジ受け113と可動フランジ受け114に嵌め込まれて支持されるようになっている。可動フランジ受け114は、ガイドレール115に沿ってスライド自在であるので、図示一点鎖線で示すサイズが異なるロール紙Rであっても支持することができる。
図4は、上記可動フランジ受け114の詳細を示す斜視図、図5(A)、(B)は、その正面図及び側面図である。尚、固定フランジ受け113は、固定されている点を除いて可動フランジ受け114と同様の構成であるので説明は省略する。この可動フランジ受け114は、フランジガイド部41、支持軸部42及び移動ガイド部43が設けられている。フランジガイド部41は、ガイドレール115上にガイドレール115に沿って載置されるロール紙の軸方向に延びる帯板状に形成されている。そして、フランジガイド部41の先端面はテーパ状(以下、テーパ面41aという)に形成され、フランジガイド部41の上面は谷折り状(以下、谷折り面41bという)に形成されている。テーパ面41aは、谷折り面41bから先端に向かって下る傾斜した面に形成されており、上記ロール紙に嵌入されているフランジ117を掬い上げる機能を有している。谷折り面41bは、谷折り線がロール紙の軸方向に向いた面に形成されており、テーパ面41aからのフランジ117を支持軸部42に案内する機能を有している。
支持軸部42は、支持軸42aを支持する支持板42bがフランジガイド部41の後部に立設されている。支持軸42aは、支持板42bに対しフランジガイド部41側に突出し、かつ回転軸がロール紙の軸方向を向いて回転自在となるように支持されている。移動ガイド部43は、給紙部110を構成するフレーム部材116(図7参照)と摺動するフレーム摺動部(移動ガイド部)43aと、ガイドレール115と摺動するレール摺動部43bを備えている。フレーム摺動部43aは、底面にガイド突起(移動ガイド突起)43aaが突設されている。このガイド突起43aaは、ガイドレール115と平行となるようにフレーム部材116に形成されているガイド溝(ホルダガイド溝)116a(図7参照)に嵌め込まれ、可動フランジ受け114の移動を案内する。レール摺動部43bは、レールホルダ43baとガイド突起43bbがフランジガイド部41の底面に突設されている。レールホルダ43baは、ガイドレール115(図7参照)を両側から挟み込むように嵌め込まれ、可動フランジ受け114の移動を案内する。ガイド突起43bbは、ガイドレール115に形成されているガイド溝115a(図7参照)に嵌め込まれ、可動フランジ受け114の移動を案内する。尚、フレーム摺動部43aやレール摺動部43bに設けるガイド突起43aa、43bbは、ガイド溝として形成しても良く、その場合はガイド溝116a、115aをガイド突起として形成する。
図6は、上記可動フランジ受け114の支持軸及び上記フランジ117の支持軸受けの詳細を示す図である。支持軸42aは、軸方向に延びる複数(この例では8つ)のリブ(回転規制部)42aaが軸本体42abの円周上に等角度で一体形成されている。そして、リブ42aa及び軸本体42abの先端は、テーパ状に形成されている。一方、支持軸受け117aは、支持軸42aのリブ42aaを含む軸本体42abが挿入可能な穴(回転規制部)117aaが形成されている。このような構成によれば、リブ42aa及び軸本体42abの先端がテーパ状に形成されているため、可動フランジ受け114の支持軸42aをロール紙Rに嵌め込まれたフランジ117の支持軸受け117aに容易に挿入することができる。そして、ロール紙Rをロール紙ホルダ111にセットした後は、ロール紙Rの回転が支持軸42aと支持軸受け117aにより規制されるので、ロール紙Rの弛みによる巻解けを防止することができる。
図7は、上記給紙部110における可動フランジ受け114とその周辺部の断面側面図である。給紙部110を構成するフレーム部材116の傾斜上面116bには、ガイド溝116aがガイドレール115と平行となるように形成されている。そして、このガイド溝116aには、フレーム摺動部43aのガイド突起43aaが摺動自在に嵌め込まれている。また、ガイドレール115の上面115bには、ガイド溝115aが長手方向に形成されている。そして、このガイド溝115aには、レール摺動部43bのガイド突起43bbが嵌め込まれている。更に、ガイドレール115の両側面115cには、レール摺動部43bのレールホルダ43baが挟み込むように嵌め込まれている。このような構成によれば、可動フランジ受け114はガイド突起43aaとガイド突起43bbにより案内されるので、可動フランジ受け114の移動を高精度かつスムーズに案内することができる。また、ロール紙ホルダ111にセットされたロール紙の荷重は、フレーム摺動部43aとレール摺動部43bに分散されて掛かるので、ガイドレール115の撓みを抑えてロール紙の給送を高精度かつスムーズに行うことができる。
図8及び図9は、上記可動フランジ受け114とその周辺部の側面図である。可動フランジ受け114の下部には、移動位置決めした可動フランジ受け114をロックするロック機構44が設けられている。このロック機構44は、ロックレバー44aがガイドレール115と平行に設けられたレバー軸44bに回転自在に嵌め込まれている。図8に示すように、ロックレバー44aを倒しておくことにより、ロックレバー44aはガイドレール115から離間しているので、可動フランジ受け114を移動させることができる。一方、図9に示すように、ロックレバー44aを図示矢印方向に回転させて立てることにより、ロックレバー44aはガイドレール115に当接してレール摺動部43bのガイド突起43bbをガイドレール115のガイド溝115aに押圧するので、可動フランジ受け114を任意の位置でロックすることができる。これにより、支持したロール紙のぐら付きを防止することができる。
図10及び図11は、ロール紙ホルダ111にロール紙をセットする際の動作を説明する図である。図10に示すように、ロール紙をセットする前に、可動フランジ受け114を図示最左端に移動させておく。そして、例えば床面に載置されているロール紙の両端にフランジ117を嵌め込み、そのロール紙を両手で抱えて持ち上げ、右側のフランジ117を固定フランジ113のフランジガイド部31の谷折り面31b上に載置すると共に、左側のフランジ117をガイドレール115上に載置する。このとき、フランジ117は外径がロール紙の外径よりも大径に形成されているので、フランジ117がガイドレール115と当接してロール紙とガイドレール115の間に隙間ができるので、ユーザはロール紙を両手で抱えたままロール紙ホルダ111にセットすることができる。
そして、可動フランジ受け114を図示右方向に移動させ、ロール紙に嵌入されている左側のフランジ117をフランジガイド部41のテーパ面41aで掬い上げて谷折り面41b上で滑らせ、支持軸受け117a内に支持軸部42の支持軸42aを挿入する。そして、図11に示すように、可動フランジ受け114を図示右方向に更に移動させ、右側のフランジ117の支持軸受け117a内に固定フランジ受け113の支持軸部32の支持軸32aを挿入し、ロール紙Rのセッティングを完了する。このように、本実施形態のロール紙ホルダ111によれば、左右のフランジ117を可動フランジ受け114と固定フランジ受け113に簡易に取り付けることができる。
ロール紙カバー112は、図1及び図2に示すように、全体が回動可能に支持されており、ユーザが下部を持って持ち上げ、あるいは押し下げることにより開閉するようになっている。ユーザは、ロール紙カバー112の開閉を容易に行うことができ、ロール紙Rの交換作業時間等を短縮させることができる。また、ロール紙カバー112は、ロール紙ホルダ111を覆うように取り付けられているため、ロール紙ホルダ111に保持されているロール紙Rの汚染を防止することができると共に、ユーザの安全を確保することができる。
記録・搬送部120は、図2に示すように、記録ヘッド121を搭載したキャリッジ122、記録ヘッド121と記録を実行するための図示しない制御部とを電気的に接続するフレキシブルフラットケーブル(以下、FFCという)123、記録ヘッド121とインクが入ったインクカートリッジ10とを繋ぐインクチューブ124等を備えている。更に、記録・搬送部120は、対向配置された接触・離間可能な図示しない紙送りローラ及び従動ローラ、キャリッジ122に搭載された記録ヘッド121と対向配置された図示しないプラテン等を備えている。そして、記録・搬送部120の上面及び前面には、図1及び図2に示すように、上蓋125及び前蓋126が記録ヘッド121やキャリッジ122等を覆うように取り付けられている。
記録ヘッド121は、ブラックインクを吐出するブラックインク用記録ヘッドと、ライトイエロー、イエロー、ライトシアン、シアン、ライトマゼンタ、マゼンタ等の各色のインクを吐出する複数のカラーインク用記録ヘッドとを備えている。そして、記録ヘッド121は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設けられており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加圧することにより、ノズル開口からロール紙に向けてコントロールされた大きさのインク滴を吐出するようになっている。キャリッジ122は、図2に示すように、主走査方向に設けられているレール127にコロを介して吊り下げられ、キャリッジベルト128に連結されており、図示しないキャリッジ駆動装置によってキャリッジベルト128が作動すると、キャリッジベルト128の動きに連行され、レール127に案内されて往復移動するようになっている。
FFC123は、図2に示すように、一端が制御部のコネクタに接続され、他端が記録ヘッド121のコネクタに接続されており、記録信号を制御部から記録ヘッド121に送るようになっている。インクチューブ124は、上記各色のインク用が配設されており、図示しないインク加圧供給手段を介して各一端が対応する各色のインクカートリッジ10につながれ、各他端が対応する各色の記録ヘッド121につながれている。前蓋126は、図1及び図2に示すように、下部が回動可能に支持されており、ユーザが上部を持って押し下げ、あるいは押し上げることにより開閉するようになっている。
紙送りローラは、1本の長尺のローラとして形成されており、両端がサイドフレームに軸受を介して軸支持されており、紙送りモータからプーリ及びベルトを介して伝達される駆動力により正逆回転駆動するようになっている。従動ローラは、複数個の短尺のローラとして形成されており、紙送りローラの上方で軸方向に複数並設された従動ローラ支持部材に回動自在に軸支持されている。プラテンは、記録可能な最大用紙幅より若干大きい長さの矩形平板状に形成されて紙送りローラの搬送下流側の直近に配設されている。
排紙部130は、図1及び図2に示すように、ロール紙を副走査方向に搬送する経路の一部を成す排紙ガイド131と、ロール紙を副走査方向に搬送する図示しない排紙ローラを備えている。脚部140は、図1及び図2に示すように、移動用のコロ141を有する2本の支持柱142と、これらの支持柱142の間に掛け渡されている補強棒143を備えている。そして、支持柱142の上部に給紙部110及び本体120、130が載置されネジ止め固定されるようになっている。
更に、本体120、130の前面側から見て左側には、図1及び図2に示すように、各色のインクカートリッジ10を収納保持するホルダ本体151とその前面を覆うカバー152を有するインクカートリッジホルダ150が配設されている。また、本体120、130の前面側から見て右側上部には、図1及び図2に示すように、ユーザが記録制御等を操作するための操作パネル160が配設されている。この操作パネル160は、図示しない制御部と電気的に接続された液晶画面と各種ボタンが配設されており、ユーザが液晶画面を見て確認しながらボタン操作できるようになっている。
以上のように、本実施形態のロール紙ホルダ111によれば、ロール紙の両端に嵌め込まれるフランジ117と、プリンタ本体に固定され、一方のフランジ117を支持する固定フランジ受け113と、プリンタ本体にロール紙の軸方向に移動自在に設けられ、他方のフランジ117を支持する可動フランジ受け114と、可動フランジ受け114の移動を案内するガイドレール115を備えているので、従来必要であった長尺のロール軸が不要となり、サイズの異なるロール紙を簡易にセットすることができる。更に、可動フランジ受け114は、プリンタ本体と摺動して移動が案内されるフレーム摺動部43aを有しているので、可動フランジ受け114をフレーム摺動部43aに接するフレーム部材116とレール摺動部43bに接するガイドレール115で分散して支えることができ、ロール紙を高精度にセットすることができる。
ロール状媒体を使用する記録装置であれば、例えばファクシミリ装置、コピー装置等であっても適用可能である。
41 フランジガイド部、42 支持軸部、43 移動ガイド部、43a フレーム摺動部、44 ロック機構、100 インクジェット式プリンタ、110 給紙部、111 ロール紙ホルダ、113 固定フランジ受け、114 可動フランジ受け、115 ガイドレール、116 フレーム部材、117 フランジ、120 記録・搬送部、130 排紙部、140 脚部、150 インクカートリッジホルダ
Claims (5)
- ロール状媒体の両端を支持するロール状媒体支持装置であって、
前記ロール状媒体の両端に嵌め込まれるフランジ部材と、
装置本体に固定され、一方の前記フランジ部材を支持する第1ホルダ部材と、
前記装置本体に前記ロール状媒体の軸方向に移動自在に設けられ、他方の前記フランジ部材を支持する第2ホルダ部材と、
前記第2ホルダ部材の移動を案内するガイド部材とを備え、
前記第2ホルダ部材は、前記装置本体と摺動して移動が案内される移動ガイド部を有することを特徴とするロール状媒体支持装置。 - 前記移動ガイド部は、前記装置本体に形成されたホルダガイド溝又はホルダガイド突起に嵌る移動ガイド突起又は移動ガイド溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のロール状媒体支持装置。
- 前記第2ホルダ部材は、前記ロール状媒体の幅に合わせて所定位置に位置決めされることを特徴とする請求項1又は2に記載のロール状媒体支持装置。
- 前記第2ホルダ部材は、前記ガイド部材にロックするロック機構を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のロール状媒体支持装置。
- ロール状の被記録媒体を搬送しつつ記録する記録装置であって、
請求項1〜4の何れか一項に記載のロール状媒体支持装置を備えたことを特徴とする記録装置。
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