JPH085580B2 - 排紙装置 - Google Patents
排紙装置Info
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- JPH085580B2 JPH085580B2 JP1237559A JP23755989A JPH085580B2 JP H085580 B2 JPH085580 B2 JP H085580B2 JP 1237559 A JP1237559 A JP 1237559A JP 23755989 A JP23755989 A JP 23755989A JP H085580 B2 JPH085580 B2 JP H085580B2
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- Japan
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- paper
- reversing
- discharge tray
- sheet
- discharge
- Prior art date
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H31/00—Pile receivers
- B65H31/02—Pile receivers with stationary end support against which pile accumulates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H15/00—Overturning articles
- B65H15/004—Overturning articles employing rollers
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2405/00—Parts for holding the handled material
- B65H2405/10—Cassettes, holders, bins, decks, trays, supports or magazines for sheets stacked substantially horizontally
- B65H2405/11—Parts and details thereof
- B65H2405/111—Bottom
- B65H2405/1115—Bottom with surface inclined, e.g. in width-wise direction
- B65H2405/11151—Bottom with surface inclined, e.g. in width-wise direction with surface inclined upwardly in transport direction
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2405/00—Parts for holding the handled material
- B65H2405/10—Cassettes, holders, bins, decks, trays, supports or magazines for sheets stacked substantially horizontally
- B65H2405/11—Parts and details thereof
- B65H2405/111—Bottom
- B65H2405/1117—Bottom pivotable, e.g. around an axis perpendicular to transport direction, e.g. arranged at rear side of sheet support
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65H2405/00—Parts for holding the handled material
- B65H2405/30—Other features of supports for sheets
- B65H2405/32—Supports for sheets partially insertable - extractable, e.g. upon sliding movement, drawer
- B65H2405/324—Supports for sheets partially insertable - extractable, e.g. upon sliding movement, drawer between operative position and non operative position
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プリンタ,複写機,ファクシミリ装置等
(以下、プリンタ等という)の排紙装置に関するもので
あり、特に、排出口から送り出された用紙を表向きにも
裏向きにも排出トレイ上に位置させ得る排紙装置に関す
るものである。
(以下、プリンタ等という)の排紙装置に関するもので
あり、特に、排出口から送り出された用紙を表向きにも
裏向きにも排出トレイ上に位置させ得る排紙装置に関す
るものである。
従来の技術 排紙装置は、一般に(イ)排出口から用紙を送り出す
紙送り装置と、(ロ)その排出口から送り出された用紙
を受ける排出トレイとを含むように構成され、プリンタ
等の一部として設けられることが多い。プリンタ等にお
いて印刷された用紙が紙送り装置によって排出口から送
り出され、その送り出された用紙が排出トレイに受けら
れるのである。
紙送り装置と、(ロ)その排出口から送り出された用紙
を受ける排出トレイとを含むように構成され、プリンタ
等の一部として設けられることが多い。プリンタ等にお
いて印刷された用紙が紙送り装置によって排出口から送
り出され、その送り出された用紙が排出トレイに受けら
れるのである。
プリンタ等においては、印刷後の用紙を表向きに排出
トレイ上に排紙したい場合と裏向きに排紙したい場合と
がある。そこで、従来は、排紙装置に2個の排出口を形
成し、各排出口に対応した2つの搬送経路を設けるとと
もに、いずれかの経路の途中に用紙を反転させるための
機構を設けることが行われていた。このような搬送経路
の異なる複数の排出口を設け、用紙をそのままの向きと
する場合と反転させる場合とで搬送経路を切り換えれ
ば、用紙を表向きにも裏向きにも排出することができる
のである。
トレイ上に排紙したい場合と裏向きに排紙したい場合と
がある。そこで、従来は、排紙装置に2個の排出口を形
成し、各排出口に対応した2つの搬送経路を設けるとと
もに、いずれかの経路の途中に用紙を反転させるための
機構を設けることが行われていた。このような搬送経路
の異なる複数の排出口を設け、用紙をそのままの向きと
する場合と反転させる場合とで搬送経路を切り換えれ
ば、用紙を表向きにも裏向きにも排出することができる
のである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記排紙装置においては、各排出口の
それぞれに排出トレイを設けなければならず、また、各
搬送経路に用紙を送る紙送り装置をを設け、さらに、い
ずれの排出口へ用紙を搬送するかを切り換える搬送経路
切換装置を設ける必要があり、部品点数が増大して装置
コストが高くなるという問題があった。また、排紙装置
の構造が複雑となり、紙詰まり等の発生確率が高くなる
恐れが生じ、さらに、装置全体が大形化して広い設置ス
ペースを要するという問題もあった。
それぞれに排出トレイを設けなければならず、また、各
搬送経路に用紙を送る紙送り装置をを設け、さらに、い
ずれの排出口へ用紙を搬送するかを切り換える搬送経路
切換装置を設ける必要があり、部品点数が増大して装置
コストが高くなるという問題があった。また、排紙装置
の構造が複雑となり、紙詰まり等の発生確率が高くなる
恐れが生じ、さらに、装置全体が大形化して広い設置ス
ペースを要するという問題もあった。
本発明はこの問題に鑑み、構造が簡単で、しかも用紙
を表向きにも裏向きにも排紙し得る排紙装置を得ること
を課題として為されたものである。
を表向きにも裏向きにも排紙し得る排紙装置を得ること
を課題として為されたものである。
課題を解決するための手段 そして、本発明の要旨は、一箇所に設けられた排出口
から用紙を送り出す紙送り装置と、その排出口から送り
出された用紙を受ける排出トレイとを備えた排紙装置に
おいて、排出トレイを当該排紙装置の装置本体に、少な
くとも排出トレイの下端部を中心とする回動により、前
記排出口から送り出された用紙を表裏反転した状態で受
ける反転用紙受け位置と、表裏反転しない状態で受ける
非反転用紙受け位置と、装置本体の側面に沿って立つ収
納位置とに移動可能に取り付けるとともに、その排出ト
レイが少なくとも反転用紙受け位置および非反転用紙受
け位置にある状態においてはその排出トレイの上方に排
出トレイから離れて位置する状態で用紙反転部材を配設
し、かつ、それら排出トレイと用紙反転部材との間に、
排出トレイの反転用紙受け位置と非反転用紙受け位置へ
の移動に連動して用紙反転部材を、前記排出口から送り
出される用紙を案内して表裏反転させる反転位置と表裏
反転させない非反転位置とにそれぞれ移動させる連動装
置を設けたことにある。
から用紙を送り出す紙送り装置と、その排出口から送り
出された用紙を受ける排出トレイとを備えた排紙装置に
おいて、排出トレイを当該排紙装置の装置本体に、少な
くとも排出トレイの下端部を中心とする回動により、前
記排出口から送り出された用紙を表裏反転した状態で受
ける反転用紙受け位置と、表裏反転しない状態で受ける
非反転用紙受け位置と、装置本体の側面に沿って立つ収
納位置とに移動可能に取り付けるとともに、その排出ト
レイが少なくとも反転用紙受け位置および非反転用紙受
け位置にある状態においてはその排出トレイの上方に排
出トレイから離れて位置する状態で用紙反転部材を配設
し、かつ、それら排出トレイと用紙反転部材との間に、
排出トレイの反転用紙受け位置と非反転用紙受け位置へ
の移動に連動して用紙反転部材を、前記排出口から送り
出される用紙を案内して表裏反転させる反転位置と表裏
反転させない非反転位置とにそれぞれ移動させる連動装
置を設けたことにある。
作用 上記のように構成された排紙装置においては、不使用
時には排出トレイが装置本体の側面に沿って立つ収納位
置に位置させられ、邪魔にならないようにされる。そし
て、使用時には、少なくとも排出トレイの下端部まわり
の回動により、反転用紙受け位置と非反転用紙受け位置
とのいずれか一方に選択的に移動させられる。用紙は紙
送り装置によって1個所に設けられた排出口から送り出
され、用紙反転部材によって表裏反転させられる場合
も、反転させられない場合も同じ排出トレイに受けられ
る。
時には排出トレイが装置本体の側面に沿って立つ収納位
置に位置させられ、邪魔にならないようにされる。そし
て、使用時には、少なくとも排出トレイの下端部まわり
の回動により、反転用紙受け位置と非反転用紙受け位置
とのいずれか一方に選択的に移動させられる。用紙は紙
送り装置によって1個所に設けられた排出口から送り出
され、用紙反転部材によって表裏反転させられる場合
も、反転させられない場合も同じ排出トレイに受けられ
る。
用紙が反転させられる場合には、用紙反転部材に案内
されて湾曲させられ、表裏反転させられて排出トレイに
受けられるのであるが、用紙反転部材は、少なくとも排
出トレイが反転用紙受け位置および非反転用紙受け位置
にある状態では排出トレイの上方に排出トレイから離れ
て位置させられるため、用紙が急激に湾曲させられ、紙
詰まりの原因になることを回避することができる。
されて湾曲させられ、表裏反転させられて排出トレイに
受けられるのであるが、用紙反転部材は、少なくとも排
出トレイが反転用紙受け位置および非反転用紙受け位置
にある状態では排出トレイの上方に排出トレイから離れ
て位置させられるため、用紙が急激に湾曲させられ、紙
詰まりの原因になることを回避することができる。
上記のように用紙反転部材は排出トレイから切り離さ
れているが、排出トレイが反転用紙受け位置へ移動させ
られる際には、連動装置による連動によって反転位置へ
移動させられ、排出口から送り出された用紙が用紙反転
部材により表裏反転させられた上で、反転用紙受け位置
にある排出トレイに受けられる。
れているが、排出トレイが反転用紙受け位置へ移動させ
られる際には、連動装置による連動によって反転位置へ
移動させられ、排出口から送り出された用紙が用紙反転
部材により表裏反転させられた上で、反転用紙受け位置
にある排出トレイに受けられる。
また、排出トレイが非反転用紙受け位置へ移動させら
れる際には、連動装置による連動によって用紙反転部材
が非反転位置へ移動させられ、排出口から送り出された
用紙が用紙反転部材により表裏反転させられることな
く、非反転用紙受け位置にある排出トレイに受けられ
る。
れる際には、連動装置による連動によって用紙反転部材
が非反転位置へ移動させられ、排出口から送り出された
用紙が用紙反転部材により表裏反転させられることな
く、非反転用紙受け位置にある排出トレイに受けられ
る。
さらに、排出トレイは装置本体に対する相対回動によ
り移動させられるため、簡単な構造で移動可能とするこ
とができる。また、用紙反転部材により表裏反転された
用紙と反転されない用紙との両方を同じ排出トレイに受
けるためには、排出トレイの傾斜角度を変更することが
望ましい場合が多いのであるが、排出トレイの反転用紙
受け位置と非反転用紙受け位置との間の移動が少なくと
も回動を伴うようにすれば、両位置間で排出トレイの傾
斜角度を変更することが可能になる。
り移動させられるため、簡単な構造で移動可能とするこ
とができる。また、用紙反転部材により表裏反転された
用紙と反転されない用紙との両方を同じ排出トレイに受
けるためには、排出トレイの傾斜角度を変更することが
望ましい場合が多いのであるが、排出トレイの反転用紙
受け位置と非反転用紙受け位置との間の移動が少なくと
も回動を伴うようにすれば、両位置間で排出トレイの傾
斜角度を変更することが可能になる。
発明の効果 このように、排出口が一箇所とされ、用紙の搬送経路
も1つとされるため、紙送り装置を1つ設ければよく、
また、搬送経路切換装置等を設ける必要がないため、部
品点数が少なくて済み、装置コストが低減する効果が得
られる。また、用紙反転部材が排出口の外部に設けられ
るため、装置の構造自体が簡単となって紙詰まり等の発
生率を低減させ得るとともに、装置全体を小形化するこ
とができ、装置の設置スペースが小さくて済む利点が得
られる。その上、通常は排出トレイを収納位置にしてお
けば排出トレイが邪魔になることがなく、スペースの有
効利用を図ることができる。
も1つとされるため、紙送り装置を1つ設ければよく、
また、搬送経路切換装置等を設ける必要がないため、部
品点数が少なくて済み、装置コストが低減する効果が得
られる。また、用紙反転部材が排出口の外部に設けられ
るため、装置の構造自体が簡単となって紙詰まり等の発
生率を低減させ得るとともに、装置全体を小形化するこ
とができ、装置の設置スペースが小さくて済む利点が得
られる。その上、通常は排出トレイを収納位置にしてお
けば排出トレイが邪魔になることがなく、スペースの有
効利用を図ることができる。
また、排出トレイは使用時には反転用紙受け位置と非
反転用紙受け位置とに選択的に移動させることができ、
この移動に連動して用紙反転部材が連動装置により反転
位置と非反転位置に移動させられる。用紙反転装置のみ
を反転位置と非反転位置とに移動させて、用紙が反転さ
せられ、あるいは反転させられないようにすることも可
能であるが、この両方について位置固定の1つの排出ト
レイに用紙を受けさせようとすれば用紙の移動に無理が
生じ易い。そこで、用紙反転部材のみならず排出トレイ
も移動させることが望ましいのであるが、両者を別個独
立に移動させることは面倒であるばかりでなく、一方の
移動が忘れられ、用紙が適正に排出されたり、受けられ
たりしなくなる可能性がある。それに対して、本発明に
係る排紙装置においては用紙反転部材が排出トレイの移
動に連動して所定の位置に移動させられるため、反転用
紙も非反転用紙も同じ排出トレイに受けつつ、用紙の移
動に無理が生じることも一方の部材の移動忘れが生じる
ことも回避することができる。
反転用紙受け位置とに選択的に移動させることができ、
この移動に連動して用紙反転部材が連動装置により反転
位置と非反転位置に移動させられる。用紙反転装置のみ
を反転位置と非反転位置とに移動させて、用紙が反転さ
せられ、あるいは反転させられないようにすることも可
能であるが、この両方について位置固定の1つの排出ト
レイに用紙を受けさせようとすれば用紙の移動に無理が
生じ易い。そこで、用紙反転部材のみならず排出トレイ
も移動させることが望ましいのであるが、両者を別個独
立に移動させることは面倒であるばかりでなく、一方の
移動が忘れられ、用紙が適正に排出されたり、受けられ
たりしなくなる可能性がある。それに対して、本発明に
係る排紙装置においては用紙反転部材が排出トレイの移
動に連動して所定の位置に移動させられるため、反転用
紙も非反転用紙も同じ排出トレイに受けつつ、用紙の移
動に無理が生じることも一方の部材の移動忘れが生じる
ことも回避することができる。
また、排出トレイは少なくとも装置本体に対する相対
回動を伴って移動させられるため、簡単な構造で大きな
移動量を確保することができ、また、反転用紙を受ける
場合と非反転用紙を受ける場合とで排出トレイの傾斜を
変更することが望ましい場合に、その用紙に答えること
ができる。
回動を伴って移動させられるため、簡単な構造で大きな
移動量を確保することができ、また、反転用紙を受ける
場合と非反転用紙を受ける場合とで排出トレイの傾斜を
変更することが望ましい場合に、その用紙に答えること
ができる。
実施例 以下、本発明をレーザプリンタに適用した場合の一実
施例を図面に基づいて詳細に説明する。
施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図において二点鎖線で示すのはレーザプリンタの
ハウジング10である。ハウジング10内には、感光ベルト
12,クリーナ13,コロナ帯電器14,レーザ露光器16,現像器
18,転写器20および一対のローラ22を備えた圧力定着器2
4等が配設されている。感光ベルト12は一対のローラ26
によりエンドレスに巻き掛けられており、また、感光ベ
ルト12の下方には用紙28を収容する用紙カセット30が設
けられ、その近傍にピックアップローラ32および一対の
案内ローラ34が配設されている。
ハウジング10である。ハウジング10内には、感光ベルト
12,クリーナ13,コロナ帯電器14,レーザ露光器16,現像器
18,転写器20および一対のローラ22を備えた圧力定着器2
4等が配設されている。感光ベルト12は一対のローラ26
によりエンドレスに巻き掛けられており、また、感光ベ
ルト12の下方には用紙28を収容する用紙カセット30が設
けられ、その近傍にピックアップローラ32および一対の
案内ローラ34が配設されている。
印刷が開始されれば感光ベルト12が回動させられ、コ
ロナ帯電器14により一様帯電させられた後、レーザ露光
器16により露光が行われ、感光ベルト12に潜像が形成さ
れる。次に、現像器18により現像が行われて潜像がトナ
ー38により顕像化された後、転写器20によってトナー像
が用紙28に転写される。用紙28は、ピックアップローラ
32により用紙カセット30から取り出された後、案内ロー
ラ34により図に破線で示す経路に沿って転写器20へ案内
される。転写が終了すれば、用紙28は圧力定着器24へ送
られ、画像が定着される。一方、転写終了後の感光ベル
ト12は、クリーナ13により残留したトナー38が除去され
た後、次の印刷に先立って再びコロナ帯電器14により一
様帯電させられる。
ロナ帯電器14により一様帯電させられた後、レーザ露光
器16により露光が行われ、感光ベルト12に潜像が形成さ
れる。次に、現像器18により現像が行われて潜像がトナ
ー38により顕像化された後、転写器20によってトナー像
が用紙28に転写される。用紙28は、ピックアップローラ
32により用紙カセット30から取り出された後、案内ロー
ラ34により図に破線で示す経路に沿って転写器20へ案内
される。転写が終了すれば、用紙28は圧力定着器24へ送
られ、画像が定着される。一方、転写終了後の感光ベル
ト12は、クリーナ13により残留したトナー38が除去され
た後、次の印刷に先立って再びコロナ帯電器14により一
様帯電させられる。
圧力定着器22の下流側(第1図において左側)には、
一対の紙送りローラ40が配設されており、画像対着後の
用紙28は、それら紙送りローラ40間から印刷された面を
上向きにして、つまり表向きに排出される。すなわち、
本実施例においては、一対の紙送りローラ40が紙送り装
置を構成しており、ローラ40間の隙間が排出口44とされ
ているのである。
一対の紙送りローラ40が配設されており、画像対着後の
用紙28は、それら紙送りローラ40間から印刷された面を
上向きにして、つまり表向きに排出される。すなわち、
本実施例においては、一対の紙送りローラ40が紙送り装
置を構成しており、ローラ40間の隙間が排出口44とされ
ているのである。
排出口44の下流側の下方には、排出トレイ46が設けら
れている。排出トレイ46は用紙28を受ける用紙受け部48
を備え、その基端部の両側面から一対の回転軸50が互い
に反対側へ突出させられており、回転軸50と用紙受け部
48とが一体的に移動および回動するようになっている。
各回転軸50の先端近傍部の直径方向に隔たった2箇所に
は、断面形状が矩形で軸心に直角な方向に延びる溝が1
本ずつ形成され、その結果、この部分が小判形の断面形
状を有する係合部52(第4図および第5図に一方のみ図
示)とされている。一方、ハウジング10内には、第5図
に二点鎖線で示す一対の案内部材54が互いに平行に配設
されており、これら案内部材54には、回転軸50の係合部
52と係合可能な1本ずつの案内溝56が形成されている。
したがって、回転軸50の各係合部52がそれぞれ案内溝56
に係合させられることによって、排出トレイ46が案内部
材54を介してハウジング10に取り付けられる。
れている。排出トレイ46は用紙28を受ける用紙受け部48
を備え、その基端部の両側面から一対の回転軸50が互い
に反対側へ突出させられており、回転軸50と用紙受け部
48とが一体的に移動および回動するようになっている。
各回転軸50の先端近傍部の直径方向に隔たった2箇所に
は、断面形状が矩形で軸心に直角な方向に延びる溝が1
本ずつ形成され、その結果、この部分が小判形の断面形
状を有する係合部52(第4図および第5図に一方のみ図
示)とされている。一方、ハウジング10内には、第5図
に二点鎖線で示す一対の案内部材54が互いに平行に配設
されており、これら案内部材54には、回転軸50の係合部
52と係合可能な1本ずつの案内溝56が形成されている。
したがって、回転軸50の各係合部52がそれぞれ案内溝56
に係合させられることによって、排出トレイ46が案内部
材54を介してハウジング10に取り付けられる。
案内溝56には、第6図に示すように、下方から上方に
向かって第一ストッパ部60,第一ガイド部62,第二ストッ
パ部64および第二ガイド部66が形成されている。第一ス
トッパ部60および第二ストッパ部64はそれぞれ、係合部
52が回転軸50の軸心Oのまわりに所定角度回転させられ
る際に描く軌跡に相当する形状を有し、第一ガイド部62
はその幅W1が係合部52の厚さT1より僅かに広い直線的な
溝である。第一ストッパ部60はストッパ面68,70,72およ
び74を、第二ストッパ部64はストッパ面75,76,77,78を
備えており、係合部52の第一ストッパ部60および第二ス
トッパ部64内における回転角度を規定する。すなわち、
第一ストッパ部60においては、係合部52が反時計方向に
回転すれば係合部52の各側面80,82がそれぞれストッパ
面68,74に当接して第一回転位置に保持され、時計方向
に回転すれば側面80,82がストッパ面70,72に当接して第
二回転位置に保持されるのであり、第二ストッパ部64に
おいては、係合部52が時計方向に回転すればストッパ面
76,77に当接して第三回転位置に保持され、反時計方向
に回転すればストッパ面75,78に当接して第四回転位置
に保持されるのである。また、前述のように、第一ガイ
ド部62の幅W1は係合部52の厚さT1よりやや大きくされて
いるため、係合部52が、側面80,82が第一ガイド部62の
両ガイド面84,86と平行となる中間回転位置(第二スト
ッパ部64における第三回転位置と同じであり、以下、第
三回転位置と称する)に位置させられれば、第一ガイド
部62に進入可能となり、ガイド面84,86によって上下方
向の移動を案内される。第二ストッパ部64のストッパ面
76,77はそれぞれ第一ガイド部62のガイド面84,86と同一
平面にある。
向かって第一ストッパ部60,第一ガイド部62,第二ストッ
パ部64および第二ガイド部66が形成されている。第一ス
トッパ部60および第二ストッパ部64はそれぞれ、係合部
52が回転軸50の軸心Oのまわりに所定角度回転させられ
る際に描く軌跡に相当する形状を有し、第一ガイド部62
はその幅W1が係合部52の厚さT1より僅かに広い直線的な
溝である。第一ストッパ部60はストッパ面68,70,72およ
び74を、第二ストッパ部64はストッパ面75,76,77,78を
備えており、係合部52の第一ストッパ部60および第二ス
トッパ部64内における回転角度を規定する。すなわち、
第一ストッパ部60においては、係合部52が反時計方向に
回転すれば係合部52の各側面80,82がそれぞれストッパ
面68,74に当接して第一回転位置に保持され、時計方向
に回転すれば側面80,82がストッパ面70,72に当接して第
二回転位置に保持されるのであり、第二ストッパ部64に
おいては、係合部52が時計方向に回転すればストッパ面
76,77に当接して第三回転位置に保持され、反時計方向
に回転すればストッパ面75,78に当接して第四回転位置
に保持されるのである。また、前述のように、第一ガイ
ド部62の幅W1は係合部52の厚さT1よりやや大きくされて
いるため、係合部52が、側面80,82が第一ガイド部62の
両ガイド面84,86と平行となる中間回転位置(第二スト
ッパ部64における第三回転位置と同じであり、以下、第
三回転位置と称する)に位置させられれば、第一ガイド
部62に進入可能となり、ガイド面84,86によって上下方
向の移動を案内される。第二ストッパ部64のストッパ面
76,77はそれぞれ第一ガイド部62のガイド面84,86と同一
平面にある。
上記係合部52の回転に伴って、排出トレイ46の用紙受
け部48の角度が変わる。係合部52が第一ストッパ部60に
おいて第一回転位置に保持されるときには、排出トレイ
46は第6図に実線で示すように垂直面から約60度反時計
方向に回動した第一状態となり、第二回転位置に保持さ
れるときは、一点鎖線で示すように垂直方向に延びる第
二状態となる。また、係合部52が第三回転位置にあると
きには、排出トレイ46は破線で示す第三状態となり、係
合部52の第一ガイド部62内の移動に伴って上昇させら
れ、係合部52が第二ストッパ部64において第四回転位置
に保持されるときは、二点鎖線で示すように垂直面から
約70度反時計方向に回動した第四状態となる。なお、本
実施例においては、回転軸50の回転および移動は、用紙
受け部48を作業者が操作することにより行われる。
け部48の角度が変わる。係合部52が第一ストッパ部60に
おいて第一回転位置に保持されるときには、排出トレイ
46は第6図に実線で示すように垂直面から約60度反時計
方向に回動した第一状態となり、第二回転位置に保持さ
れるときは、一点鎖線で示すように垂直方向に延びる第
二状態となる。また、係合部52が第三回転位置にあると
きには、排出トレイ46は破線で示す第三状態となり、係
合部52の第一ガイド部62内の移動に伴って上昇させら
れ、係合部52が第二ストッパ部64において第四回転位置
に保持されるときは、二点鎖線で示すように垂直面から
約70度反時計方向に回動した第四状態となる。なお、本
実施例においては、回転軸50の回転および移動は、用紙
受け部48を作業者が操作することにより行われる。
回転軸50の上方には、第5図に示すようにスライド部
材90が配設されている。スライド部材90は断面形状がH
形を成し、中央部に、幅(案内部材54の厚さ方向の寸
法)W3が係合部52の幅W2と同じで厚さT2が係合部52の厚
さT1より薄い係合部92が形成され、係合部52と共に案内
部材54の案内溝56に係合させられている。スライド部材
90の下端部には回転軸50の外周面に沿って円弧状の切欠
91が形成されており、回転軸50の係合部52を挟んだ2個
所に係合して回転軸50に安定して支持されるようになっ
ている。また、係合部52が第一ストッパ部60に位置する
とき、係合部92の大半が、第6図に二点鎖線で示すよう
に第一ガイド部62内に位置するとともにその上端部が第
二ガイド部66に嵌入しており、係合部52が第一ガイド部
62内を移動すればそれに伴って移動させられる。第二ガ
イド部66の幅W4は係合部92のみが嵌入し得る大きさとさ
れており、係合部52は第二ストッパ部64の内周面94,96
により上昇限度を規定される。なお、係合部92が第一ガ
イド部62内に位置する状態では、係合部92の両側面と第
一ガイド部62の両ガイド面84,86との間に相当な隙間が
生じることとなるが、係合部92が第一ガイド部62内でが
たつくことは、前記切欠91の回転軸50との係合および係
合部92の第二ガイド部66への嵌入によって防止される。
また、スライド部材90の幅W5は第一ガイド部62の幅W1よ
り大きくされており、スライド部材90が第一ガイド部62
から離脱することはない。
材90が配設されている。スライド部材90は断面形状がH
形を成し、中央部に、幅(案内部材54の厚さ方向の寸
法)W3が係合部52の幅W2と同じで厚さT2が係合部52の厚
さT1より薄い係合部92が形成され、係合部52と共に案内
部材54の案内溝56に係合させられている。スライド部材
90の下端部には回転軸50の外周面に沿って円弧状の切欠
91が形成されており、回転軸50の係合部52を挟んだ2個
所に係合して回転軸50に安定して支持されるようになっ
ている。また、係合部52が第一ストッパ部60に位置する
とき、係合部92の大半が、第6図に二点鎖線で示すよう
に第一ガイド部62内に位置するとともにその上端部が第
二ガイド部66に嵌入しており、係合部52が第一ガイド部
62内を移動すればそれに伴って移動させられる。第二ガ
イド部66の幅W4は係合部92のみが嵌入し得る大きさとさ
れており、係合部52は第二ストッパ部64の内周面94,96
により上昇限度を規定される。なお、係合部92が第一ガ
イド部62内に位置する状態では、係合部92の両側面と第
一ガイド部62の両ガイド面84,86との間に相当な隙間が
生じることとなるが、係合部92が第一ガイド部62内でが
たつくことは、前記切欠91の回転軸50との係合および係
合部92の第二ガイド部66への嵌入によって防止される。
また、スライド部材90の幅W5は第一ガイド部62の幅W1よ
り大きくされており、スライド部材90が第一ガイド部62
から離脱することはない。
排出トレイ46の上方には用紙反転部材100が配設され
ている。用紙反転部材100は、案内溝56の上端および紙
送りローラ40の近傍において、ピン102により案内部材5
4に回動可能に取り付けられている。用紙反転部材100の
紙送りローラ40と対向する側の面の中央部は円弧状に切
り欠かれており、用紙案内面104が形成されている。ま
た、用紙反転部材100と案内部材54との間にはスプリン
グ106が配設されており、スプリング106の自由状態にお
いては、第2図に示すように、用紙反転部材100が垂直
面に対して約60度時計方向に回動した用紙反転位置に保
持されるが、第1図に示すように、排出トレイ46が垂直
な第二状態にあるときには、排出トレイ46の用紙受け部
48により、スプリング106の付勢力に抗して排出口44側
の収納位置へ回動させられる。排出トレイ46は、図示し
ないラッチ装置によりこの第二状態に保たれ、ハウジン
グ10の開口を閉塞する。一方、第3図に示すように、排
出トレイ46と共にスライド部材90が上昇して、その上端
が用紙反転部材100に当接させられれば、用紙反転位置
からさらに時計方向に回動させられ、水平面とほぼ平行
な非反転位置に保たれる。
ている。用紙反転部材100は、案内溝56の上端および紙
送りローラ40の近傍において、ピン102により案内部材5
4に回動可能に取り付けられている。用紙反転部材100の
紙送りローラ40と対向する側の面の中央部は円弧状に切
り欠かれており、用紙案内面104が形成されている。ま
た、用紙反転部材100と案内部材54との間にはスプリン
グ106が配設されており、スプリング106の自由状態にお
いては、第2図に示すように、用紙反転部材100が垂直
面に対して約60度時計方向に回動した用紙反転位置に保
持されるが、第1図に示すように、排出トレイ46が垂直
な第二状態にあるときには、排出トレイ46の用紙受け部
48により、スプリング106の付勢力に抗して排出口44側
の収納位置へ回動させられる。排出トレイ46は、図示し
ないラッチ装置によりこの第二状態に保たれ、ハウジン
グ10の開口を閉塞する。一方、第3図に示すように、排
出トレイ46と共にスライド部材90が上昇して、その上端
が用紙反転部材100に当接させられれば、用紙反転位置
からさらに時計方向に回動させられ、水平面とほぼ平行
な非反転位置に保たれる。
以上のように構成されたレーザプリンタにおいて、用
紙28の排紙は次のように行われる。
紙28の排紙は次のように行われる。
印刷が行われない場合には、作業者により排紙トレイ
46が時計方向に回動させられ、ラッチ装置によって垂直
な第二状態に保たれる。この状態においては、用紙反転
部材100が前述のように排出トレイ46により垂直な収納
位置に保たれるが、スライド部材90は案内溝56の下半部
に位置し、用紙反転部材100とは干渉しない。
46が時計方向に回動させられ、ラッチ装置によって垂直
な第二状態に保たれる。この状態においては、用紙反転
部材100が前述のように排出トレイ46により垂直な収納
位置に保たれるが、スライド部材90は案内溝56の下半部
に位置し、用紙反転部材100とは干渉しない。
印刷時に用紙28を裏向きに排出トレイ46に受けさせる
ことを希望する場合には、作業者が第2図に示すように
排出トレイ46を第一状態とする。それに伴って、用紙反
転部材100が用紙反転位置へ回動し、用紙反転部材100と
排出トレイ46の用紙受け部48との成す角度が約70度前後
となる。したがって、用紙28が紙送りローラ40によって
排出口44から送り出されれば、用紙28の先端が用紙案内
面104に接触し、表面を外向きにして湾曲しながら用紙
受け部48へ落下する。用紙反転部材100と排出トレイ46
との間には十分な落差があるため、用紙28が用紙案内面
104の円弧に沿って完全に反転し得るともに、用紙28が
落下したときの用紙28の先端部表面と用紙受け部48の上
面との接触角度が鋭角となり、用紙28は確実に裏向きに
用紙受け部48に受けられる。なお、このときにも、スラ
イド部材90は用紙反転部材100と干渉しない。
ことを希望する場合には、作業者が第2図に示すように
排出トレイ46を第一状態とする。それに伴って、用紙反
転部材100が用紙反転位置へ回動し、用紙反転部材100と
排出トレイ46の用紙受け部48との成す角度が約70度前後
となる。したがって、用紙28が紙送りローラ40によって
排出口44から送り出されれば、用紙28の先端が用紙案内
面104に接触し、表面を外向きにして湾曲しながら用紙
受け部48へ落下する。用紙反転部材100と排出トレイ46
との間には十分な落差があるため、用紙28が用紙案内面
104の円弧に沿って完全に反転し得るともに、用紙28が
落下したときの用紙28の先端部表面と用紙受け部48の上
面との接触角度が鋭角となり、用紙28は確実に裏向きに
用紙受け部48に受けられる。なお、このときにも、スラ
イド部材90は用紙反転部材100と干渉しない。
一方、用紙28を表向きのまま排出トレイ46に受けさせ
ることを希望する場合には、作業者は排出トレイ46を第
三状態へ回動させ、上方へ引き上げる。これに伴って、
回転軸50が反時計方向へ回転させられて係合部52が第三
回転位置に位置させられ、係合部52が第一ストッパ部60
から第一ガイド部62を経て第二ストッパ部64へ上昇させ
られ、第二ストッパ部64の内周面94,96に当接する。こ
のとき、作業者が排出トレイ46を第3図に示すように第
四状態に回動させれば、係合部52の回転がストッパ面7
5,78によって阻止され、排出トレイ46は第四状態に保持
される。また、回転軸50の上昇に伴ってスライド部材90
が押し上げられ、用紙反転部材100がスライド部材90に
より非反転位置へ回動させられる。したがって、排出口
44から排出された用紙28は用紙反転部材100に接触せず
に落下し、用紙受け部48に受けられる。図に示すよう
に、排出トレイ46が排出口44の近傍に位置させられ、か
つ、用紙反転部材100と用紙受け部48とほぼ平行な状態
とされるため、万一、用紙28が用紙反転部材100に接触
した場合にも、用紙28が落下したときの用紙28の先端部
表面と用紙受け部48との接触角度が鈍角となり、用紙28
は反転することなく表向きに受けられる。
ることを希望する場合には、作業者は排出トレイ46を第
三状態へ回動させ、上方へ引き上げる。これに伴って、
回転軸50が反時計方向へ回転させられて係合部52が第三
回転位置に位置させられ、係合部52が第一ストッパ部60
から第一ガイド部62を経て第二ストッパ部64へ上昇させ
られ、第二ストッパ部64の内周面94,96に当接する。こ
のとき、作業者が排出トレイ46を第3図に示すように第
四状態に回動させれば、係合部52の回転がストッパ面7
5,78によって阻止され、排出トレイ46は第四状態に保持
される。また、回転軸50の上昇に伴ってスライド部材90
が押し上げられ、用紙反転部材100がスライド部材90に
より非反転位置へ回動させられる。したがって、排出口
44から排出された用紙28は用紙反転部材100に接触せず
に落下し、用紙受け部48に受けられる。図に示すよう
に、排出トレイ46が排出口44の近傍に位置させられ、か
つ、用紙反転部材100と用紙受け部48とほぼ平行な状態
とされるため、万一、用紙28が用紙反転部材100に接触
した場合にも、用紙28が落下したときの用紙28の先端部
表面と用紙受け部48との接触角度が鈍角となり、用紙28
は反転することなく表向きに受けられる。
本実施例においては、用紙反転部材100が、排出トレ
イ46,スプリング106およびスライド部材90によって用紙
反転位置と非反転位置とに自動的に移動させられるよう
になっているため、作業者がその都度移動させる場合に
比較して、作業能率が向上する利点がある。また、用紙
28を反転させる場合と反転させない場合とで排出トレイ
46の高さおよび角度が変更されるようになっているた
め、用紙28を確実に表向きあるいは裏向きに位置させる
ことができる。
イ46,スプリング106およびスライド部材90によって用紙
反転位置と非反転位置とに自動的に移動させられるよう
になっているため、作業者がその都度移動させる場合に
比較して、作業能率が向上する利点がある。また、用紙
28を反転させる場合と反転させない場合とで排出トレイ
46の高さおよび角度が変更されるようになっているた
め、用紙28を確実に表向きあるいは裏向きに位置させる
ことができる。
また、本実施例においては、印刷が行われない場合に
は、ハウジング10の開口が排出トレイ46によって閉塞さ
れるようになっているため、レーザプリンタ内に塵が侵
入したり、汚れたりすることが防止される。
は、ハウジング10の開口が排出トレイ46によって閉塞さ
れるようになっているため、レーザプリンタ内に塵が侵
入したり、汚れたりすることが防止される。
さらに、排出トレイ46がハウジング10の開口を閉塞す
る状態では、排出トレイ46がレーザプリンタ内に収納さ
れることとなるため、印刷を行わない場合には、装置全
体をコンパクト化することができる。
る状態では、排出トレイ46がレーザプリンタ内に収納さ
れることとなるため、印刷を行わない場合には、装置全
体をコンパクト化することができる。
以上の説明から明らかなように、本実施例において
は、排出トレイ46の第1図に示す第二状態が収納位置で
あり、第2図に示す第一状態が反転用紙受け位置であ
り、第3図に実線で示す第四状態が非反転用紙受け位置
である。また、回転軸50,案内溝56およびスライド部材9
0が連動装置を構成している。
は、排出トレイ46の第1図に示す第二状態が収納位置で
あり、第2図に示す第一状態が反転用紙受け位置であ
り、第3図に実線で示す第四状態が非反転用紙受け位置
である。また、回転軸50,案内溝56およびスライド部材9
0が連動装置を構成している。
以上、本発明の一実施例を詳細に説明したが、これは
文字通り例示であり、この他にも、本発明を複写機等別
の装置に適用する等、当業者の知識に基づいて種々の変
形,改良を施した態様で、本発明を実施することができ
る。
文字通り例示であり、この他にも、本発明を複写機等別
の装置に適用する等、当業者の知識に基づいて種々の変
形,改良を施した態様で、本発明を実施することができ
る。
第1図は本発明をレーザプリンタに適用した場合の一実
施例を示す正面断面図である。第2図および第3図は上
記装置の第1図とはそれぞれ別の作動状態を示す一部正
面断面図であり、第4図は上記装置の一部を示す拡大正
面断面図である。第5図は同じく上記装置の一部を示す
拡大斜視図であり、第6図は同じく拡大正面断面図であ
る。 10:ハウジング、28:用紙 40:紙送りローラ、44:排出口 46:排出トレイ、50:回転軸 90:スライド部材、100:用紙反転部材 106:スプリング
施例を示す正面断面図である。第2図および第3図は上
記装置の第1図とはそれぞれ別の作動状態を示す一部正
面断面図であり、第4図は上記装置の一部を示す拡大正
面断面図である。第5図は同じく上記装置の一部を示す
拡大斜視図であり、第6図は同じく拡大正面断面図であ
る。 10:ハウジング、28:用紙 40:紙送りローラ、44:排出口 46:排出トレイ、50:回転軸 90:スライド部材、100:用紙反転部材 106:スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 誠 愛知県名古屋市瑞穂区堀田通9丁目35番地 ブラザー工業株式会社内 (72)発明者 都築 俊弘 愛知県名古屋市瑞穂区堀田通9丁目35番地 ブラザー工業株式会社内 (72)発明者 武藤 清 愛知県名古屋市瑞穂区堀田通9丁目35番地 ブラザー工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−123760(JP,A) 実開 昭62−116062(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】一箇所に設けられた排出口から用紙を送り
出す紙送り装置と、その排出口から送り出された用紙を
受ける排出トレイとを備えた排紙装置において、 前記排出トレイを当該排紙装置の装置本体に、少なくと
も排出トレイの下端部を中心とする回動により、前記排
出口から送り出された用紙を表裏反転した状態で受ける
反転用紙受け位置と、表裏反転しない状態で受ける非反
転用紙受け位置と、前記装置本体の側面に沿って立つ収
納位置とに移動可能に取り付けるとともに、その排出ト
レイが少なくとも前記反転用紙受け位置および非反転用
紙受け位置にある状態においてはその排出トレイの上方
に排出トレイから離れて位置する状態で用紙反転部材を
配設し、かつ、それら排出トレイと用紙反転部材との間
に、排出トレイの前記反転用紙受け位置と前記非反転用
紙受け位置への移動に連動して用紙反転部材を、前記排
出口から送り出される用紙を案内して表裏反転させる反
転位置と表裏反転させない非反転位置とにそれぞれ移動
させる連動装置を設けたことを特徴とする排紙装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1237559A JPH085580B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 排紙装置 |
US07/579,967 US5082269A (en) | 1989-09-13 | 1990-09-10 | Paper ejecting device having sheet reversing and non-reversing positions |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1237559A JPH085580B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 排紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0398947A JPH0398947A (ja) | 1991-04-24 |
JPH085580B2 true JPH085580B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=17017114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1237559A Expired - Lifetime JPH085580B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 排紙装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5082269A (ja) |
JP (1) | JPH085580B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4153184B2 (ja) * | 2001-09-17 | 2008-09-17 | 株式会社リコー | プリンタ |
JP2005280913A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
TWI250083B (en) * | 2005-01-24 | 2006-03-01 | Benq Corp | Business machine and retractable feeding apparatus thereof |
US20060244208A1 (en) * | 2005-04-27 | 2006-11-02 | Nisca Corporation | Sheet discharge tray and a multiple bin sorter equipped with the same |
KR100662919B1 (ko) * | 2005-06-27 | 2007-01-02 | 삼성전자주식회사 | 사무자동화기기의 다목적 급지장치 |
US7431279B2 (en) * | 2005-06-30 | 2008-10-07 | Budelsky Stephen A | Media support for an imaging apparatus |
TWI291416B (en) * | 2005-07-19 | 2007-12-21 | Benq Corp | Business equipment |
JP5282651B2 (ja) * | 2009-05-12 | 2013-09-04 | 株式会社リコー | シート材排出装置、及び画像形成装置 |
JP5545470B2 (ja) * | 2009-07-28 | 2014-07-09 | 株式会社リコー | シート排出装置及び画像形成装置 |
MY183368A (en) * | 2010-01-29 | 2021-02-18 | Lai Tung Kwong | Systems and methods for facilitating participation in card games |
JP6772555B2 (ja) * | 2016-05-27 | 2020-10-21 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
JP7439503B2 (ja) * | 2019-12-26 | 2024-02-28 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体搬送装置及び処理装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4220323A (en) * | 1979-08-08 | 1980-09-02 | Eastman Kodak Company | Sheet receiving and stacking apparatus |
US4657238A (en) * | 1984-03-06 | 1987-04-14 | Olympus Optical Co., Ltd. | Sheet turn over apparatus |
JPS6178159U (ja) * | 1984-10-29 | 1986-05-26 | ||
JPH0662237B2 (ja) * | 1985-04-12 | 1994-08-17 | ゼロツクス コーポレーシヨン | シートスタツク装置 |
JPS62116062U (ja) * | 1986-01-16 | 1987-07-23 | ||
JPS63123760A (ja) * | 1986-11-12 | 1988-05-27 | Canon Inc | 画像形成装置の排紙トレイ |
-
1989
- 1989-09-13 JP JP1237559A patent/JPH085580B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-09-10 US US07/579,967 patent/US5082269A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0398947A (ja) | 1991-04-24 |
US5082269A (en) | 1992-01-21 |
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