JP2003073601A - 印刷インキ用バインダー及びそれを含有してなる印刷インキ組成物 - Google Patents

印刷インキ用バインダー及びそれを含有してなる印刷インキ組成物

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JP2003073601A JP2001263433A JP2001263433A JP2003073601A JP 2003073601 A JP2003073601 A JP 2003073601A JP 2001263433 A JP2001263433 A JP 2001263433A JP 2001263433 A JP2001263433 A JP 2001263433A JP 2003073601 A JP2003073601 A JP 2003073601A
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Hideyuki Kishi
秀之 岸
Takuya Miho
卓也 三保
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Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被印刷物としてポリエステル、ナイロン、ポ
リオレフィンなどの各種プラスチックフィルムに対する
優れた接着性を有する、非芳香族系溶剤型印刷インキに
特に適した印刷インキ用バインダーおよび当該印刷イン
キ用バインダーを含有してなる印刷インキ組成物を提供
すること 【解決手段】 高分子ジオール、ジイソシアネート化合
物およびアミン系鎖伸長剤を反応せしめて得られるポリ
ウレタンを主成分としてなり、該高分子ジオールが、
2,2−ジアルキル−1,3−プロパンジオール(A)
と二塩基酸成分(B)及びラクトン類(C)からなるポ
リエステルジオールを50重量%以上含有することを特
徴とする印刷インキ用バインダー、およびそれを含有す
る印刷インキ組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷インキ用バイン
ダーおよびそれを含有してなる印刷インキ組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、被包装物の多様化、包装技術の高
度化に伴ない、包装材料として各種のプラスチックフィ
ルムが開発され、被包装物に適したものが適宜選択して
使用されるようになってきている。ところで、プラスチ
ックフィルムを包装材料に使用するにあたってはプラス
チックフィルムの装飾または表面保護のために印刷が施
されるが、かかる印刷のための印刷インキには、これら
種々のプラスチックフィルムに対する接着性が良好であ
るなどの高度な性能が要求されるようになってきてい
る。
【0003】従来からかかる印刷インキに用いられる印
刷インキ用バインダーとして、ポリウレタンが多く用い
られている。一般に、ポリウレタンをバインダーとする
印刷インキは、ポリエステルフィルム及びナイロンフィ
ルムに対しては単独で優れた接着力を有するが、汎用フ
ィルムであるポリエチレン及びポリプロピレンなどのポ
リオレフィンフィルムに対する接着力は不充分であるた
め、ポリオレフィンフィルムに印刷する場合には、接着
力を補うためにポリウレタンに塩素化ポリプロピレン系
樹脂を配合せしめたトルエン型印刷インキが使用されて
きた。
【0004】しかしながら、最近では環境に配慮したイ
ンキが望まれるようになってきており、印刷インキ中の
トルエン等の芳香族系溶剤使用量を低減すること、又、
トルエン等の芳香族系溶剤を使用しないインキが要望さ
れている。低濃度芳香族系溶剤型又は非芳香族系溶剤型
印刷インキ(一般にノントルエン型印刷インキと呼ばれ
る)においては、溶剤としてメチルエチルケトンや酢酸
エチル等の非芳香族系溶剤を主溶剤に使用するため、塩
素化ポリプロピレン系樹脂がインキ中に溶解しにくく、
ポリオレフィンフィルムに対して十分な接着性が得られ
ないなどの問題があった。これらの問題を解決した印刷
インキの出現が切望されている。
【0005】特開平9−3385号公報は、3,3,5
−トリメチル−1,6−ヘキサンジオールまたは3,
5,5−トリメチル−1,6−ヘキサンジオールを含有
する分子量500〜5,000のポリエステルグリコー
ルを50重量%以上含有する高分子ポリオールとジイソ
シアネート化合物とを反応させて得られたポリウレタン
樹脂をバインダーとして含有する、被印刷物としてのポ
リプロピレン、ポリエステル及びポリアミドフィルムの
いずれのフィルムに対しても優れた密着性を有する印刷
インキ用組成物に関する発明を記載している。特開平5
−222333号公報は、高分子ジオール、ジイソシア
ネート化合物及び鎖伸長剤を反応せしめて得られるポリ
ウレタンを主として含有してなる印刷インキ用バインダ
ーにおいて、ポリウレタンの構成成分として、2−エチ
ル−2−アルキル−1,3−プロパンジオールを使用す
る印刷インキ用バインダーの発明を記載している。特開
2000−26782号公報は、高分子ジオール、ジイ
ソシアネート化合物及びアミン系鎖伸長剤を反応せしめ
て得られるポリウレタンを主として含有してなる印刷イ
ンキ用バインダーにおいて、該高分子ジオールの構成成
分として、2,4−ジアルキル−1,5−ペンタンジオ
ールを含有する印刷インキ用バインダー、並びに、該バ
インダーを含有する印刷インキ組成物を記載している。
また、特公平1−16248号公報には、有機ジイソシ
アネートと分子内に2個以上の活性水素を有する化合物
とを反応させてポリウレタンを製造するにあたり、上記
活性水素を有する化合物として、ネオペンチルグリコー
ルとアジピン酸の脱水エステル化反応によって合成され
たポリエステルポリオールとε−カプロラクトンとのエ
ステル交換反応により得られた、平均分子量500〜
5,000で、ε−カプロラクトン含量が40〜95重
量%のポリカプロラクトンポリエステルポリオールを用
いる弾性回復性の優れたポリウレタンの製造方法が記載
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
課題を解決し、被印刷物としてポリエステル、ナイロ
ン、ポリオレフィンなどの各種プラスチックフィルムに
対する優れた接着性を有する、非芳香族系溶剤型印刷イ
ンキに特に適した印刷インキ用バインダーおよび当該印
刷インキ用バインダーを含有してなる印刷インキ組成物
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記の課題を
解決し得る印刷インキ組成物を提供すべく、鋭意検討を
重ねた結果、特定のジオールを構成成分とするポリウレ
タン樹脂を印刷インキ用バインダーとして用いた場合
に、かかる課題を解決し得ることを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0008】すなわち本発明は、高分子ジオール、ジイ
ソシアネート化合物およびアミン系鎖伸長剤を反応せし
めて得られるポリウレタンを主成分としてなる印刷イン
キ用バインダーにおいて、該高分子ジオールが、2,2
−ジアルキル−1,3−プロパンジオール(A)と二塩
基酸成分(B)及びラクトン類(C)からなるポリエス
テルジオールを50重量%以上含有する印刷インキ用バ
インダーを提供する。前記発明において、ポリエステル
ジオールがラクトン類(C)を5〜80重量%含有する
印刷インキ用バインダーを提供する。ポリエステルジオ
ールの数平均分子量が500〜5,000である前記発
明の印刷インキ用バインダーを提供する。ポリウレタン
の数平均分子量が5,000〜100,000である前
記発明の印刷インキ用バインダーを提供する。非芳香族
系溶剤型印刷インキ用バインダーである前記発明の印刷
インキ用バインダーを提供する。前記発明の印刷インキ
用バインダーを含有してなる印刷インキ組成物を提供す
る。非芳香族系溶剤を用いる前記発明の印刷インキ組成
物を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
本発明の印刷インキ用バインダーは、高分子ジオール、
ジイソシアネート化合物およびアミン系鎖伸長剤を反応
させて得られるポリウレタンを主成分として含んでい
る。高分子ジオールの構成成分としては、2,2−ジア
ルキル−1,3−プロパンジオール(A)と二塩基酸成
分(B)及びラクトン類(C)からなるポリエステルジ
オールを50重量%以上含有する。このポリエステルジ
オールは、各種公知の方法により縮合して得ることがで
きる。
【0010】本発明に用いられるポリエステルジオール
(以下、「ジオール」と略称することもある。)の構成
成分の一つである2,2−ジアルキル−1,3−プロパ
ンジオール(A)(以下、「プロパンジオール(A)」
と略称することもある。)としては、炭素数1〜5のア
ルキル基を有する1,3−プロパンジオール誘導体であ
ればよい。具体的には、2,2−ジエチル−1,3−プ
ロパンジオール、2−n−ブチル−2−エチル−1,3
−プロパンジオールなどが好ましく用いられる。プロパ
ンジオール(A)は単独で用いることが望ましいが、プ
ロパンジオール(A)を主成分とした場合は、それ以外
の各種公知のジオールを併用することも出来る。例えば
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタ
ンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチル
グリコール、2−メチル−1,3プロパンジオール、3
−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,8−ノナン
ジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等が挙げら
れる。なお、これらのジオールはポリエステルジオール
の40重量%以下の範囲で含まれていてもよい。
【0011】また、本発明では前記のプロパンジオール
(A)の他にn−ブチルグリシジルエーテル、2−エチ
ルヘキシルグリシジルエーテールなどのアルキルグリシ
ジルエーテル類、バーサティック酸グリシジルエステル
などのモノカルボン酸グリシジルエステル類もポリエス
テルジオールの40重量%以下の範囲で使用することが
できる。
【0012】本発明に用いられるポリエステルジオール
の構成成分の一つである二塩基酸成分(B)としては以
下の様な一般にポリエステルの酸成分として知られてい
るものを使用することができる。例えば、アジピン酸、
マレイン酸、フマル酸、無水フタル酸、イソフタル酸、
テレフタル酸、コハク酸、マロン酸、グルタル酸、アゼ
ライン酸、セバシン酸、スベリン酸などの二塩基酸もし
くはこれらに対応する酸無水物やダイマー酸などが挙げ
られる。これらの中でアジピン酸、アゼライン酸等が好
ましく用いられる。
【0013】また、本発明に用いられるポリエステルジ
オールの構成成分の一つであるラクトン類(C)として
はγ−ブチロラクトン、ε−カプロラクトン、δ−バレ
ロラクトン、モノメチル−ε−カプロラクトン、トリメ
チル−ε−カプロラクトン等のメチル化ε−カプロラク
トン等が挙げられる。これらの中でもε−カプロラクト
ンが好ましい。本発明のポリエステルジオールを構成す
るラクトン類(C)の含有量は、好ましくはポリエステ
ルジオールの5〜80重量%であるが、更に好ましくは
10〜70重量%とするのがよい。ラクトン類(C)の
含有量が5重量%以下であると接着力及び耐ブロッキン
グ性が低下することがある。又、80重量%以上になる
と溶解性の低下にともない印刷適性が劣る傾向にある。
【0014】本発明の前記2,2−ジアルキル−1,3
プロパンジオール(A)を含むジオールと二塩基酸成分
(B)及びラクトン類(C)からなるポリエステルジオ
ールの数平均分子量は、得られるポリウレタンの溶解
性、乾燥性、耐ブロッキング性等を考慮して適宜決定さ
れ、好ましくは下限が500、更に好ましくは700、
上限が好ましくは5000、更に好ましくは4000の
範囲内がよい。該数平均分子量が500未満であれば溶
解性の低下にともない印刷適性が劣る傾向があり、他方
5000を超えると乾燥性および耐ブロッキング性が低
下する傾向がある。
【0015】ポリエステルジオールの製造方法は、2,
2−ジアルキル−1,3−プロパンジオール(A)n+
1モル、二塩基酸成分(B)nモルに対してラクトン類
(C)5〜80重量%を例えば、特開昭58−5921
2号公報に記載の方法に準じて製造することができる。
すなわち、前記ジオール(A)、二塩基酸成分(B)及
びラクトン類(C)、例えばε−カプロラクトンを混合
加熱し、脱水エステル化反応と開環反応、エステル交換
反応とによって製造できる(ワンポット法)、あるい
は、ジオール(A)と二塩基酸成分(B)の脱水エステ
ル化反応によって得られるポリエステルジオールと、別
に多価アルコールにε−カプロラクトンを開環反応させ
て合成したポリカプロラクトンポリオール、通常はポリ
カプロラクトンジオールとを混合した後、両者のエステ
ル交換反応によって製造することもできる。更には、分
子量の小さいポリエステルポリオールにε−カプロラク
トンを開環重合させることによっても製造できる。これ
らの中では、ワンポット法が簡便であり、好ましい。こ
れらの反応は、着色を防ぐ観点から、及びε−カプロラ
クトンの解重合反応を防ぐ観点から130〜240℃、
好ましくは140〜230℃で行うことが好ましい。こ
れらの反応には、通常、触媒を全モノマーに対し0.0
5〜1000重量ppm、好ましくは0.1〜100重
量ppm用いる。触媒としては、テトラブチルチタネー
ト、テトラプロピルチタネート等の有機チタン化合物、
ジブチルスズラウレート、オクチル酸スズ、ジブチルス
ズオキシド、塩化第1スズ、臭化第1スズ、ヨウ化第1
スズ等のスズ化合物を用いることができる。反応は窒素
等の不活性ガスを通じながら行うことが、得られる目的
物の着色防止等の点から好ましい。
【0016】また、数平均分子量500未満の低分子の
ジオールも本発明のポリウレタンの性能を逸脱しない範
囲であれば併用できる。具体的には、本発明のポリエス
テルジオールに使用されるジオールの項で述べた2,2
−ジアルキル−1,3−プロパンジオールおよびこれ以
外の各種ジオールが挙げられる。なお、低分子のジオー
ルの使用量は、前記高分子ジオール100重量部に対し
て、通常10重量部未満である。10重量部以上の場
合、溶解性の低下により印刷適性が低下したり、ナイロ
ンフィルムに対する接着性が低下したりする傾向があ
る。
【0017】本発明ではジイソシアネート化合物とし
て、芳香族、脂肪族または脂環族の各種公知のジイソシ
アネート類を使用することができる。たとえば、1,5
−ナフチレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニル
メタンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルジメチ
ルメタンジイソシアネート、4,4’−ジベンジルイソ
シアネート、ジアルキルジフェニルメタンジイソシアネ
ート、テトラアルキルジフェニルメタンジイソシアネー
ト、1,3−フェニレンジイソシアネート、1,4−フ
ェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネー
ト、ブタン−1,4−ジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメ
チレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキ
サメチレンジイソシアネート、シクロヘキサン−1,4
−ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、
ジシクロヘキシルメタン−4,4−ジイソシアネート、
1,3−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサ
ン、メチルシクロヘキサンジイソシアネート、m−テト
ラメチルキシリレンジイソシアネートやダイマー酸のカ
ルボキシル基をイソシアネート基に転化したダイマージ
イソシアネート等がその代表例として挙げられる。
【0018】本発明では、特にナイロンフィルムに対す
る接着性を考慮して、アミン系鎖伸長剤を使用する。ア
ミン系鎖伸長剤としては、具体的には芳香族、脂肪族ま
たは脂環族の各種公知のジアミン類が挙げられ、例えば
フェニレンジアミン、ナフタレンジアミン、エチレンジ
アミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミ
ン、イソホロンジアミン、ジシクロヘキシルメタン−
4,4’−ジアミンなどが挙げられる。その他、2−ヒ
ドロキシエチルエチレンジアミン、2−ヒドロキシエチ
ルプロピレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシエチルエチ
レンジアミン、ジ−2−ヒドロキシエチルプロピレンジ
アミン、2−ヒドロキシプロピルエチレンジアミン、ジ
−2−ヒドロキシプロピルエチレンジアミン等の分子内
に水酸基を有するジアミン類やダイマー酸のカルボキシ
ル基をアミノ基に転化したダイマージアミン等もアミン
系鎖伸長剤として挙げられる。
【0019】本発明においては、必要に応じて鎖長停止
剤を用いることもできる。鎖長停止剤としては、アミン
系や低級アルコール系等の各種公知のものが挙げられる
が、アミン系鎖長停止剤が分子量を制御しやすい点で好
ましい。アミン系鎖長停止剤としては、たとえば、ジ−
n−ブチルアミン等のアルキルモノアミン類やジエタノ
ールアミン等のヒドロキシルモノアミン類が挙げられ
る。また、低級アルコール系鎖長停止剤としては、メタ
ノール、エタノールなどが挙げられる。
【0020】本発明に用いられるポリウレタンを製造す
る方法については特に制限はされず、例えば高分子ジオ
ールとジイソシアネート化合物とをイソシアネート基過
剰の条件で反応させ、高分子ジオールの両末端にイソシ
アネート基を有するプレポリマー(好ましくはイソシア
ネート基含量0.5〜10%)を調製し、次いでこれを
適当な溶媒中でアミン系鎖伸長剤、および必要に応じて
鎖長停止剤と反応させる二段法、並びに、高分子ジオー
ル、ジイソシアネート化合物、アミン系鎖伸長剤および
必要に応じて鎖長停止剤を適当な溶媒中で一度に反応さ
せる一段法のいずれの方法をも採用できるが、均一なポ
リマー溶液が得られやすいという点で二段法を採用する
ことが好ましい。なお、これらポリウレタンの製造の際
には、オクチル酸第一スズなどのスズ系触媒などの各種
公知の触媒を添加しうる。
【0021】本発明に用いられるポリウレタンを二段法
で製造する場合、高分子ジオールとジイソシアネート化
合物とを反応させる際の条件はイソシアネート基が過剰
になるようにするほかは特に限定はされないが、水酸基
/イソシアネート基が当量比で1/1.5〜1/3.5
の範囲になるように反応させることが好ましい。
【0022】本発明の印刷インキ用バインダーを製造す
る際において、使用される溶剤としては通常、印刷イン
キ用の溶剤としてよく知られているベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族系溶剤;メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、n−ブタノール等のアルコール
系溶剤;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン等のケトン系溶剤;酢酸エチル、酢酸ブチル
等のエステル系溶剤が挙げられ、これらを単独または2
種以上の混合物で用いることができる。なお、本発明の
印刷インキ用バインダーを用いて非芳香族系溶剤型印刷
インキを得る場合には、印刷インキ用バインダーを製造
する際においても非芳香族系溶剤を使用することが好ま
しい。
【0023】このようにして得られる本発明に用いられ
るポリウレタンの数平均分子量は、好ましくは5,00
0〜100,000、更に好ましくは50,000以下
の範囲とすることがよい。数平均分子量が5,000に
満たない場合には、これをビヒクルとして用いた印刷イ
ンキの乾燥性、耐ブロッキング性、皮膜強度、耐油性等
が低下しやすくなり、一方、100,000を超える場
合には当該ポリウレタン樹脂溶液である印刷インキ用バ
インダーの粘度が上昇したり、印刷インキの光沢が低下
しやすくなる。また、ポリウレタン樹脂溶液の樹脂固形
分濃度は特に制限はされないが、印刷時の作業性等を考
慮して適宜決定すればよく、通常は15〜60重量%、
粘度は50〜100,000cP/25℃の範囲に調整
することが実用上好適である。
【0024】また、本発明の印刷インキ用バインダーで
は、必要に応じて本発明の主成分であるポリウレタンの
他に以下に示すような樹脂を副成分としてバインダーと
して併用しうる。例えば、本発明以外のポリウレタン、
ポリアミド、ニトロセルロース、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸ビニルのコポリ
マー、ロジン系樹脂、ケトンレジン等が挙げられる。
【0025】本発明の印刷インキ用バインダーに着色
剤、溶剤、さらに必要に応じてインキ流動性およびイン
キ表面皮膜を改良するための界面活性剤、ワックス、そ
の他添加剤を適宜配合しボールミル、アトライター、サ
ンドミル等の通常のインキ製造装置を用いて混練するこ
とにより本発明の印刷インキ組成物を製造することがで
きる。溶剤としては、前記印刷インキ用バインダーの製
造において説明したものと同様のものを使用することが
できる。なお、本発明の印刷インキ組成物を非芳香族系
溶剤型印刷インキとする場合は、前記印刷インキ用バイ
ンダーの製造時に非芳香族系溶剤を使用し、かつ、印刷
インキ組成物の製造時にも非芳香族系溶剤を用いる。該
印刷インキ組成物中のバインダーの配合量はその樹脂固
形分が3〜20重量%であることが好ましい。
【0026】
【実施例】以下、製造例、実施例および比較例を挙げて
本発明をさらに説明するが、本発明はこれら各例に限定
されるものではない。なお、各例中、部および%はそれ
ぞれ重量部および重量%を示す。 (合成例1)撹拌機、温度計及び窒素ガス導入管を備え
た四つ口フラスコに、アジピン酸346部と2−n−ブ
チル−2−エチル−1,3−プロパンジオール539
部、ε−カプロラクトン1200部及びテトラブチルチ
タネート触媒0.04部を仕込み、窒素雰囲気下で温度
220℃に保持し、脱水しながら18時間反応した。O
H価55.2KOHmg/g、酸価0.11KOHmg
/gのラクトン含有量60%のポリエステルジオールを
得た。 (合成例2)合成例1と同様の反応装置を用い、アジピ
ン酸237部と2−n−ブチル−2−エチル−1,3−
プロパンジオール421部、ε−カプロラクトン140
0部及びテトラブチルチタネート0.04部を仕込み、
窒素雰囲気下で温度220℃に保持し、脱水しながら1
5時間反応した。OH価55.2KOHmg/g、酸価
0.12KOHmg/gのラクトン含有量70%のポリ
エステルジオールを得た。 (合成例3)合成例1と同様の反応装置を用い、アジピ
ン酸454部と2−n−ブチル−2−エチル−1,3−
プロパンジオール658部、ε−カプロラクトン100
0部及びテトラブチルチタネート0.04部を仕込み、
窒素雰囲気下で温度220℃に保持し、脱水しながら2
2時間反応した。OH価55.9KOHmg/g、酸価
0.10KOHmg/gのラクトン含有量50%のポリ
エステルジオールを得た。 (合成例4)合成例1と同様の反応装置を用い、アジピ
ン酸454部と2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジ
オール658部、ε−カプロラクトン1000部及びテ
トラブチルチタネート0.04部を仕込み、窒素雰囲気
下で温度220℃に保持し、脱水しながら23時間反応
した。OH価55.6KOHmg/g、酸価0.05K
OHmg/gのラクトン含有量50%のポリエステルジ
オールを得た。 (合成例5)合成例1と同様の反応装置を用い、セバシ
ン酸628部と3−メチル−1,5−ペンタンジオール
484部、ε−カプロラクトン1000部及びテトラブ
チルチタネート0.04部を仕込み、窒素雰囲気下で温
度220℃に保持し、脱水しながら24時間反応した。
OH価55.4KOHmg/g、酸価0.08KOHm
g/gのラクトン含有量50%のポリエステルジオール
を得た。 (合成例6)合成例1と同様の反応装置を用い、アジピ
ン酸995部と2−n−ブチル−2−エチル−1,3−
プロパンジオール1250部及びテトラブチルチタネー
ト0.04部を仕込み、窒素雰囲気下で温度220℃に
保持し、脱水しながら26時間反応した。OH価58.
0KOHmg/g、酸価0.20KOHmg/gのポリ
エステルジオールを得た。
【0027】(実施例1)撹拌機、温度計及び窒素ガス
導入管を備えた四つ口フラスコに、合成例1で得られた
ラクトン含有量60%のポリエステルジオール325部
とイソホロンジイソシアネート54.9部を仕込み、窒
素気流下に120℃で6時間反応させプレポリマーを製
造したのち、メチルエチルケトン573部を加えてウレ
タンプレポリマーの均一溶液953部を得た。次いで、
イソホロンジアミン12.92部、モノエタノールアミ
ン0.49部及びイソプロピルアルコール345部から
なる混合物を前記ウレタンプレポリマー溶液に添加し、
50℃で3時間反応させた。こうして得られたポリウレ
タン樹脂溶液Aは、樹脂固形分濃度が30.2%、粘度
が826cp/25℃であった。
【0028】(実施例2)実施例1と同様の反応装置を
用い、合成例2で得られたラクトン含有量70%のポリ
エステルジオール325部とイソホロンジイソシアネー
ト54.9部を仕込み、窒素気流下に120℃で6時間
反応させプレポリマーを製造したのち、メチルエチルケ
トン574部を加えてウレタンプレポリマーの均一溶液
954部を得た。ついでイソホロンジアミン12.9
部、モノエタノールアミン0.48部及びイソプロピル
アルコール345部からなる混合物を添加し、50℃で
3時間反応させた。こうして得られたポリウレタン樹脂
溶液Bは、樹脂固形分濃度が30.2%、粘度が199
2cp/25℃であった。
【0029】(実施例3)実施例1と同様の反応装置を
用い、合成例3で得られたラクトン含有量50%のポリ
エステルジオール321部とイソホロンジイソシアネー
ト54.9部を仕込み、窒素気流下に120℃で6時間
反応させプレポリマーを製造したのち、メチルエチルケ
トン568部を加えてウレタンプレポリマーの均一溶液
943部を得た。イソホロンジアミン12.92部、モ
ノエタノールアミン0.49部、及びイソプロピルアル
コール341部からなる混合物を添加し、次いで50℃
で3時間反応させた。こうして得られたポリウレタン樹
脂溶液Cは、樹脂固形分濃度が30.8%、粘度が11
75cp/25℃であった。
【0030】(比較例1)実施例1と同様の反応装置を
用い、クラレ(株)製のクラポールP2010(平均分
子量2000のアジピン酸と3−メチルペンタンジオー
ルとのポリエステルジオール、OH価57.1)314
部とイソホロンジイソシアネート54.9部を仕込み、
窒素気流下に120℃で6時間反応させプレポリマーを
製造したのち、メチルエチルケトン558部を加えてウ
レタンプレポリマーの均一溶液927部を得た。イソホ
ロンジアミン12.93部、モノエタノールアミン0.
5部、及びイソプロピルアルコール335部からなる混
合物を添加し、次いで50℃で3時間反応させた。こう
して得られたポリウレタン樹脂溶液Dは、樹脂固形分濃
度が30.1%、粘度が2048cp/25℃であっ
た。
【0031】(比較例2)実施例1と同様の反応装置を
用い、合成例4で得られたラクトン含有量50%のポリ
エステルジオール323部とイソホロンジイソシアネー
ト54.9部を仕込み、窒素気流下に120℃で6時間
反応させプレポリマーを製造したのち、メチルエチルケ
トン570部を加えてウレタンプレポリマーの均一溶液
947部を得た。イソホロンジアミン12.9部、モノ
エタノールアミン0.47部及びイソプロピルアルコー
ル342部からなる混合物を添加し、次いで50℃で3
時間反応させた。こうして得られたポリウレタン樹脂溶
液Eは、樹脂固形分濃度が30.7%、粘度が1843
cp/25℃であった。
【0032】(比較例3)実施例1と同様の反応装置を
用い、合成例5で得られたラクトン含有量50%のポリ
エステルジオール324部とイソホロンジイソシアネー
ト54.9部を仕込み、窒素気流下に120℃で6時間
反応させプレポリマーを製造したのち、メチルエチルケ
トン572部を加えてウレタンプレポリマーの均一溶液
950部を得た。イソホロンジアミン12.9部、モノ
エタノールアミン0.47部及びイソプロピルアルコー
ル343部からなる混合物を添加し、次いで50℃で3
時間反応させた。こうして得られたポリウレタン樹脂溶
液Fは、樹脂固形分濃度が30.4%、粘度が8786
cp/25℃であった。
【0033】(比較例4)実施例1と同様の反応装置を
用い、合成例6で得られたポリエステルジオール310
部とイソホロンジイソシアネート54.9部を仕込み、
窒素気流下に120℃で6時間反応させプレポリマーを
製造したのち、メチルエチルケトン551部を加えてウ
レタンプレポリマーの均一溶液916部を得た。イソホ
ロンジアミン12.9部、モノエタノールアミン0.4
9部及びイソプロピルアルコール331部からなる混合
物を添加し、次いで50℃で3時間反応させた。こうし
て得られたポリウレタン樹脂溶液Gは、樹脂固形分濃度
が29.4%、粘度が1500cp/25℃であった。
【0034】実施例1〜3および比較例1〜4で得られ
たポリウレタン樹脂A〜Gを用いて、下記の評価を行っ
た。その結果を表−1に示す。 (インキの再溶解性試験)ポリウレタン樹脂100部に
対してチタン白(ルチル型)90部、メチルエチルケト
ン40部、酢酸エチル40部、イソプロピルアルコール
30部をペイントシェイカーで混練した。得られた白色
印刷インキをガラス板にバーコーター(100μm)で
塗布し、30秒間室温(約25℃)に放置後、メチルエ
チルケトン/イソプロピルアルコール/酢酸エチルの重
量比が1:1:1の溶剤に浸し、インキが溶けて流れ出
す迄の時間を計測した。 (接着性試験・ピール剥離)得られたポリウレタン樹脂
溶液(インキ配合なし)を、各種プラスチックフィルム
の片面にバーコーター(No.4)を使用して塗布し、
自然乾燥(約25℃)した後、80℃で1時間乾燥し、
フィルムを内側に折り、その上からガラス版を載せて更
に80℃で1時間乾燥して、ラミネートフィルムを得
た。そして、そのラミネートフィルムを25mm幅、短冊
状にした後に、引張試験機によって剥離強度を求めた。
【0035】
【表1】
【0036】OPPフィルム:厚さ50μm、表面処理
面側利用 PETフィルム:厚さ50μm NY(6−ナイロン)フィルム:厚さ15μm、表面処
理面側利用、三菱MFG製
【0037】
【発明の効果】本発明の印刷インキ用バインダーおよび
それを含む印刷インキ組成物は、非芳香族系溶剤型印刷
インキとした場合も、被印刷物であるポリエステル、ナ
イロンフィルム、ポリエチレン、ポリプロピレン等の各
種プラスチックフィルムに対して優れた接着性を呈する
という効果を奏する。また、本発明のポリエステルジオ
ールに代えて類似する他のポリエステルジオールを高分
子ジオールとして用いた場合に比べ、本発明の印刷イン
キ用バインダーおよび印刷インキ組成物は、非芳香族系
溶剤型印刷インキにしたときの再溶解性が良好である。
このため、本発明の印刷インキ用バインダーおよび印刷
インキ組成物は、従来のポリウレタンに塩素化ポリプロ
ピレン系樹脂を配合せしめたトルエン型印刷インキ用バ
インダーおよび印刷インキ組成物に代替することがで
き、環境への影響の点においても好ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J034 BA08 CA15 CC03 CC12 CC13 DA01 DF16 DF20 DF22 DF24 HA07 HC03 HC09 HC12 HC13 HC17 HC22 HC46 HC64 HC67 HC71 HC73 RA07 4J039 AE04 BC02 BE12 CA07 EA43 EA45 FA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子ジオール、ジイソシアネート化合
    物およびアミン系鎖伸長剤を反応せしめて得られるポリ
    ウレタンを主成分としてなる印刷インキ用バインダーに
    おいて、該高分子ジオールが、2,2−ジアルキル−
    1,3−プロパンジオール(A)と二塩基酸成分(B)
    及びラクトン類(C)からなるポリエステルジオールを
    50重量%以上含有することを特徴とする印刷インキ用
    バインダー。
  2. 【請求項2】 ポリエステルジオールがラクトン類
    (C)を5〜80重量%含有することを特徴とする請求
    項1記載の印刷インキ用バインダー。
  3. 【請求項3】 ポリエステルジオールの数平均分子量が
    500〜5,000であることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の印刷インキ用バインダー。
  4. 【請求項4】 ポリウレタンの数平均分子量が5,00
    0〜100,000であることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の印刷インキ用バインダー。
  5. 【請求項5】 非芳香族系溶剤型印刷インキ用バインダ
    ーである請求項1〜4のいずれかに記載の印刷インキ用
    バインダー。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5記載の印刷インキ用バイン
    ダーを含有してなる印刷インキ組成物。
  7. 【請求項7】 非芳香族系溶剤を用いることを特徴とす
    る請求項6記載の印刷インキ組成物。
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