JP2003024187A - シートカバー取付構造 - Google Patents

シートカバー取付構造

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JP2003024187A
JP2003024187A JP2001212276A JP2001212276A JP2003024187A JP 2003024187 A JP2003024187 A JP 2003024187A JP 2001212276 A JP2001212276 A JP 2001212276A JP 2001212276 A JP2001212276 A JP 2001212276A JP 2003024187 A JP2003024187 A JP 2003024187A
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秀樹 河邉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートカバーの一部に形成する引込み線の形
状をしっかりかつ安定したものにし、取付の手間も減少
させる。 【解決手段】 シートカバー15の一部に形成する引込
み線15a,15bから内側に所定距離をおいてフレー
ム10またはパッド材14に吊りワイヤ12,32を取
り付け、閉じ側端部からスライダ20cにより順次分離
可能に連結された1対の帯状の半部よりなるジッパファ
スナ20の一方の半部20aの外側縁をシートカバーの
引込み線の裏側となる部分に沿って取り付け、他方の半
部20bの外側縁は吊りワイヤに取り付ける。他方の半
部の外側縁には吊りワイヤと離脱可能に係止されるフッ
ク21を設けるのがよい。引込み線は、シートバックカ
バーの背裏段落し部19の凹隅部に形成される後側引込
み線15aまたは、シートバックカバーの前側引込み線
15bである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートなど
におけるシートカバーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用シートのシートバックは、例えば
図13〜図15に示すように、シートバックフレーム1
0およびそれにかぶせたパッド材14をシートバックカ
バー1により覆ったものである。これらの図に示す従来
技術のシートバックカバー1は、前側中央の天板部2
と、後側中央の背裏部4と、左右両側のかまち部3を、
下側だけが開放された袋状となるように縫合連結したも
のである。背裏部4の内側には、折り曲げ可能な程度の
適度の剛性がある上下の背裏プレート5a、5bの両側
縁がかまち部3とともに縫い付けられている。また、背
裏部4の上下方向中間部には上部背裏プレート5aの下
縁とともに吊り布6aが縫い付けられ、背裏部4の外側
に縫い付けられたポケット7の上縁は、背裏部4の背面
中間部に露出する吊り布6aの縫い目を隠す位置まで上
方に延びている。
【0003】このシートバックカバー1は、先ず背裏部
4の上縁部より下の部分を裏返して上方にめくりあげた
状態でその上部をパッド材14の上部にかぶせ、(図3
参照)、背裏部4の上縁部に縫い付けた袋状の吊り布6
に通したワイヤを複数のCリング25によりシートバッ
クフレーム10の上部に溶接した横吊りワイヤ11にホ
グリング止めする。次いでめくり上げていたシートバッ
クカバー1を背裏部4の中間部までパッド材14にかぶ
さるように下ろした状態で背裏部4の中間部に縫い付け
た吊り布6aに通したワイヤをシートバックフレーム1
0の上下方向中間部に溶接した横吊りワイヤ11aにC
リングにてホグリング止めし、また前側の天板部2の上
下方向中間の縫合部に縫い付けた吊り布2aに通したワ
イヤを、背裏部4の場合と同様、パッド材14のインサ
ートワイヤにホグリング止めする(図示省略)。
【0004】そしてシートバックカバー1をさらに下ろ
してパッド材14の下部までかぶせてから、天板部2の
下後縁部に形成した袋縫い部と背裏部4の下縁部に縫い
付けた吊り布6bにそれぞれに通したワイヤをCリング
にてホグリング止めして取り付けている。なお天板部2
の下半部と各かまち部3の間に形成される前側引込み線
1bの裏側に縫い付けた吊り布8にはラバーストラップ
9を通し、このラバーストラップ9の上端部は吊り布2
aをホグリング止めするインサートワイヤに取り付け、
下端部はシートバックフレーム10の下部に取り付け
て、その張力により前側引込み線1bを内向きに引っ張
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術によるシ
ートカバーの取付構造では、上下の各背裏プレート5
a,5bは、シートバックカバー1の取付の際に折り曲
げる必要があるので、その剛性を大きくすることはでき
ない。従って、背裏部4の両側縁と各かまち部3の間に
形成される背裏段落し部の凹隅部となる後側引込み線1
a(図15および図13参照)は、上部および中央部の
吊り布6,6aを設けた部分では、しっかりと内向きに
引っ張られているが、それ以外の部分では背裏プレート
5a,5bの曲げ弾性により内向きに引かれているに過
ぎないので、後側引込み線1aの引き込みが甘くだれた
形状となりやすく、特にかまち部3からの引張り力を受
けると後側に浮き上がるという問題がある。また、背裏
部4を上中下の3箇所でホグリング止めしているので、
シートバックカバーの取付に手間がかかるという問題が
ある。さらに、背裏部4の中間部の背面中間部に吊り布
6aの縫い目が露出するので、ポケット7を設けないも
のでは見栄えが低下するという問題もある。
【0006】本発明はこのような問題を解決して、シー
トカバーの一部に形成する引込み線の形状をしっかりか
つ安定したものにするとともに取付の手間を減少させ、
また背裏部にポケットを設けない仕様のものでも見栄え
が低下することがないようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるシートカバ
ー取付構造は、フレームおよびそれにかぶせたパッド材
をシートカバーにより覆うとともに、シートカバーの一
部に引込み線を形成してなるシートにおいて、引込み線
から内側に所定距離をおいてフレームまたはパッド材に
取り付けた吊りワイヤと、閉じ側端部からスライダによ
り順次分離可能に連結された1対の帯状の半部を有し閉
じ側端部がシートカバーの奥側となるように一方の半部
の外側縁を同シートカバーの引込み線の裏側となる部分
に沿って取り付け他方の半部の外側縁は吊りワイヤに取
り付けたジッパファスナよりなることを特徴とするもの
である。
【0008】この発明のシートカバーは、ジッパファス
ナの閉じ側端部となる位置まで裏返してめくりあげた状
態でパッド材の先端部にかぶせ、開いたジッパファスナ
の他方の半部を吊りワイヤに取り付けるとともにスライ
ダに紐を連結しておき、パッド材全部をシートカバーに
より覆ってから紐を引いてジッパファスナを閉じること
により取り付けられる。このようにジッパファスナを閉
じた状態では、シートカバーに形成される引込み線は、
その全長においてしっかりと内向きに引っ張られる。
【0009】本発明によるシートカバー取付構造は、ジ
ッパファスナの他方の半部の外側縁に沿って取り付けら
れて吊りワイヤと離脱可能に係止されるフックをさらに
備えたものとすることが好ましい。
【0010】本発明によるシートカバー取付構造のシー
トカバーは、前側の横幅方向中央に位置する天板部と、
後側の横幅方向中央に位置して上縁が天板部に連結され
た背裏部と、天板部および背裏部の両側縁部を連結する
左右のかまち部よりなるシートバックカバーとし、引込
み線は背裏部と各かまち部の間に形成される背裏段落し
部の凹隅部に形成することが好ましい。
【0011】また本発明によるシートカバー取付構造
は、シートバックカバーの背裏部と各かまち部は互いに
対応する各縁部に取り付けられた第1および第2係合部
材を介して離脱可能に互いに連結されるものとし、ジッ
パファスナの一方の半部の外側縁は背裏部またはかまち
部の係合部材が取り付けられる縁部に取り付けることが
好ましい。
【0012】さらに本発明によるシートカバー取付構造
のシートカバーは、横幅方向中央に位置する天板部と、
この天板部の両側縁部に連結された左右のかまち部より
なり、引込み線は天板部と各かまち部の間に形成するこ
とが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】先ず図1〜図4により、本発明に
よるシートカバー取付構造の第1の実施の形態の説明を
する。この実施の形態は、本発明を車両用シートのシー
トバックに適用したものであり、このシートバックの外
観形状は、図13に示す従来技術によるシートバックの
ものと実質的に相違はない。
【0014】図13のA−A断面図およびB−B断面図
である図1および図2に示すように、このシートバック
SBは、シートバックフレーム(フレーム)10および
それにかぶせたパッド材14をシートバックカバー(シ
ートカバー)15により覆ったものである。シートバッ
クフレーム10は、左右のサイドプレート10aを上部
パイプ10bおよび下部パイプ10cにより一体的に溶
接連結したものである。シートバックカバー15は、前
側の横幅方向中央に位置して上縁部および下縁部がそれ
ぞれシートバックSBの上部および下部から多少後側ま
で回り込んだ天板部16と、後側の横幅方向中央に位置
して上縁が天板部16上部の後側に回り込んだ部分に縫
合連結された背裏部18と、天板部16および背裏部1
8の両側縁部に縫合連結された左右のかまち部17より
なり、全体として下側だけが開放された袋状に形成され
ている。シートバックフレーム10およびパッド材14
に取り付けた状態では、シートバックカバー15の背裏
部18と各かまち部17の間に形成される背裏段落し部
19の凹隅部には後側引込み線(引込み線)15aが形
成され、天板部16と各かまち部17の間には前側引込
み線(引込み線)15bが形成されている。
【0015】ジッパファスナ20は、常に連結されてい
る一端側である閉じ側端部からスライダ20cにより順
次分離可能に連結される1対の帯状の半部20a,20
bよりなるものである。このジッパファスナ20は、閉
じ側端部がシートバックカバー15の奥側となるよう
に、一方の半部20aの外側縁が、左右の後側引込み線
15aの裏側に沿って縫い付けられている。ジッパファ
スナ20の他方の半部20bの外側縁には、細長い合成
樹脂板の一側縁を鈎状に屈曲させたフック21の他側縁
が、長手方向に沿って縫い付けられている。このフック
21は全長にわたり一体成形したものでもよいし、複数
に分割したものでもよい。また背裏部18上縁の天板部
16との縫合部と下縁部の内側には、先に述べた従来技
術と同様、それぞれ袋状の吊り布18a,18bが縫い
付けられている。また前側の天板部16の上下方向中間
の縫合部には吊り布16bが縫い付けられており、天板
部16の下後縁部には袋縫い部が形成されている。なお
この第1の実施の形態では、前側引込み線15bとなる
天板部16の下半部と各かまち部17の間の縫合部の裏
側に沿って、左右1対の袋状の吊り布8が縫い付けら
れ、パッド材14のこれと対応する位置には引込み溝1
4aが形成されている。
【0016】シートバックフレーム10の上部パイプ1
0bは倒立U字状であり、両端がこの上部パイプ10b
の両脚に溶接された上部の横吊りワイヤ11は、シート
バックフレーム10およびパッド材14にかぶせられた
シートバックカバー15の天板部16と背裏部18の間
の縫合線と平行でそれより所定距離をおいて内側(前
側)に位置している。また、上部および下部パイプ10
b,10cの両端部に上下端が溶接された左右1対の縦
吊りワイヤ12は、パッド材14にかぶせられたシート
バックカバー15の背裏段落し部19の凹隅部に形成さ
れる後側引込み線15aと平行でそれより所定距離をお
いて内側(前側)に位置している。
【0017】次にこの第1の実施の形態のシートバック
カバー15の取り付け手順の説明をする。先ず図3に示
すように、ジッパファスナ20を閉じ側端部まで開き、
背裏部18の上縁部より下の部分を裏返して上方にめく
りあげたシートバックカバー15をシートバックフレー
ム10およびパッド材14の上部にかぶせ、背裏部18
上縁の吊り布18aに通したワイヤ25aをその長手方
向複数箇所でCリング25によりシートバックフレーム
10上部の横吊りワイヤ11にホグリング止めし、左右
のジッパファスナ20の他方の半部20bに取り付けた
フック21を各縦吊りワイヤ12に係止し、左右の各ス
ライダ20cのつまみに紐26先端のフック部26aを
引っ掛けて連結しておく。次いでめくり上げていたシー
トバックカバー15を天板部16上下方向中間までパッ
ド材14にかぶさるように下ろして、従来技術と同様、
天板部16の吊り布16bに通したワイヤをパッド材1
4のインサートワイヤにホグリング止めする(詳細図示
は省略)。
【0018】そして図4に示すように、シートバックカ
バー15をさらに下ろしてパッド材14の下部までかぶ
せてから、シートバックカバー15から下側に延びてい
る各紐26を引いてジッパファスナ20を閉じる。これ
によりシートバックカバー15に形成される背裏段落し
部19の凹隅部に形成される後側引込み線15aは、そ
の全長において閉じたジッパファスナ20を介して縦吊
りワイヤ12に連結されるので、しっかりと内向きに引
っ張られる。そして各紐26を外し、最後に天板部16
の下後縁部に形成した袋縫い部に通したワイヤ16aと
背裏部18の下縁部に縫い付けた吊り布18bに通した
ワイヤ25aを複数箇所でCリング25によりホグリン
グ止めすれば、シートバックフレーム10およびパッド
材14に対するシートバックカバー15の取付は完了す
る。なお天板部16の下半部と各かまち部17の間に形
成される前側引込み線15bの裏側に縫い付けた吊り布
8には、先に述べた従来技術と同様、ラバーストラップ
9を通し、このラバーストラップ9の上端部は吊り布1
6bをホグリング止めするインサートワイヤに取り付
け、下端部はシートバックフレーム10の下部に取り付
けて、その張力により前側引込み線15bを内向きに引
っ張っている。
【0019】上述のように、この第1の実施の形態によ
れば、シートバックカバー15に形成される背裏段落し
部19の凹隅部に形成される後側引込み線15aは、そ
の全長においてしっかりと内向きに引っ張られているの
で、後側引込み線15aの形状は引き込みが甘くなった
りだれたりすることがないしっかりかつ安定したものに
なり、かまち部17側から引張り力を受けても背裏段落
し部19の後側引込み線15aが浮き上がったりするこ
とはない。またこの実施の形態によれば、前述した従来
技術のように、背裏部18の上下方向中間部でシートバ
ックカバー15をかぶせるのを中断してこの中間部をシ
ートバックフレーム10などに設けたワイヤなどにホグ
リング止めする必要はないので、シートバックカバー1
5の取付の手間を減少させることができ、また背裏部1
8の中間部の背面に縫い目が露出することもないので、
背裏部18にポケットを設けないものに使用しても見栄
えが低下することはない。
【0020】この第1の実施の形態では、ジッパファス
ナ20の他方の半部20bの外側縁に沿ってフック21
を取り付けており、このようにすれば縦吊りワイヤ12
に対するジッパファスナ20の他方の半部20bの取付
がワンタッチでできるので、シートカバーの取付の手間
を減少させることができる。しかし本発明はこれに限ら
ず、ホグリングなどにより他方の半部20bを縦吊りワ
イヤ12に取り付けるようにして実施してもよく、その
場合でも、背裏段落し部15aの形状はしっかりかつ安
定したものになって浮き上がったりすることはない。
【0021】次に図5〜図7に示す第2の実施の形態の
説明をする。この第2の実施の形態は、背裏部18の両
側縁とこれに対応する各かまち部17の側縁がそれぞれ
の縁部に取り付けられた第1および第2係合部材22,
23を介して離脱可能に互いに連結されている点が、前
述した第1の実施の形態と相違している。各係合部材2
2,23は、図6に最もよく示すように、細長い合成樹
脂板の一側縁を鈎状に屈曲させた形状で、背裏部18の
左右両側縁に沿って第1係合部材22の他側縁が縫い付
けられ、各かまち部17の側縁に沿って第2係合部材2
3が縫い付けられている。図に示すように各係合部材2
2,23はそれぞれの鉤部が互いに係合する向きに縫い
付けられ、第1係合部材22の鉤部の入り口には係合し
た第2係合部材23およびかまち部17の縁部を抜けに
くくする引掛け爪22aが形成されている。フック21
と同様、各係合部材22,23は全長にわたり一体成形
したものでもよいし、複数に分割したものでもよい。ジ
ッパファスナ20は、一方の半部20aの外側縁がかま
ち部17の側縁に沿って第2係合部材23とともに縫い
付けられ、他方の半部20bの外側縁には、第1の実施
の形態と同様、フック21の他側縁が縫い付けられてい
る。その他の構成は第1の実施の形態と同様であるので
詳細な説明は省略する。
【0022】次にこの第2の実施の形態のシートバック
カバー15の取り付け手順の説明をする。先ず図7(a)
に示すように、両係合部材22,23を離脱させジッパ
ファスナ20を閉じ側端部まで開いたシートバックカバ
ー15をシートバックフレーム10およびパッド材14
にかぶせ、背裏部18を上方にめくりあげた状態で、第
1の実施の形態と同様、背裏部18上縁の吊り布18a
を横吊りワイヤ11にホグリング止めし、天板部16の
吊り布16bをパッド材14のインサートワイヤにホグ
リング止めする。そして各ジッパファスナ20の他方の
半部20bに取り付けたフック21を各縦吊りワイヤ1
2に係止し、左右の各スライダ20cのつまみに紐26
先端のフック部26aを引っ掛けて連結しておく。
【0023】そして図7(b) に示すように、背裏部18
を下ろし左右の各係合部材22,23を、図8の矢印に
示すように互いに係合させて背裏部18の両側縁と対応
する各かまち部17の側縁を連結し、シートバックカバ
ー15から下側に延びている各紐26を引いてジッパフ
ァスナ20を閉じる。これによりシートバックカバー1
5に形成される背裏段落し部19の凹隅部に形成される
後側引込み線15aは、その全長において閉じたジッパ
ファスナ20を介して縦吊りワイヤ12に連結されるの
で、しっかりと内向きに引っ張られる。そして各紐26
を外し、第1の実施の形態と同様、最後に天板部16の
下後縁部に形成した袋縫い部に通したワイヤ16aと背
裏部18の下縁部に縫い付けた吊り布18bに通したワ
イヤ25aを複数箇所でCリング25によりホグリング
止めすれば、シートバックフレーム10およびパッド材
14に対するシートバックカバー15の取付は完了す
る。天板部16の下半部両側の前側引込み線15bの裏
側に縫い付けた吊り布8は、第1の実施の形態と同様、
ラバーストラップ9の張力により内向きに引っ張られて
いる。
【0024】この第2の実施の形態でも、係合部材2
2,23の係合によりシートバックカバー15の背裏段
落し部19の凹隅部に形成される後側引込み線15a
は、その全長において閉じたジッパファスナ20により
しっかりと内向きに引っ張られているので、後側引込み
線15aの形状は引き込みが甘くなったりだれたりする
ことがないしっかりかつ安定したものになり、かまち部
17側から引張り力を受けても背裏段落し部19の後側
引込み線15aが浮き上がったりすることはない。また
縦吊りワイヤ12に対するジッパファスナ20の他方の
半部20bの取付がワンタッチでできるのでシートカバ
ーの取付の手間を減少させることができ、背裏部18の
上下方向中間部に吊り布を設ける必要はないのでシート
バックカバー15の取付の手間を減少させることがで
き、ポケットを設けないものに使用しても見栄えが低下
することはないという各効果も得られる。
【0025】なお天板部16とかまち部17の間の前側
引込み線15bをしっかりかつ安定したものとするため
には、上述のようなゴム紐9による代わりにこの部分の
吊り布8をパッド材14のインサートワイヤにホグリン
グ止めすることが好ましいが、この第2の実施の形態で
は、背裏部18と各かまち部17の縁部の連結を外した
状態でシートバックカバー15をかぶせることができる
ので、そのようなホグリング止めを行う場合でもそれら
の作業が容易となる。
【0026】図8〜図11は、それぞれ第2の実施の形
態における係合部材22,23の変形例を示している。
図8に示す第1の変形例は、背裏部18側の第1係合部
材22は第2の実施の形態とほゞ同じとし、かまち部1
7側の第2係合部材23は第1係合部材22の引掛け爪
22aと係合して確実に抜け止めされる引掛け爪23a
を有する矢尻状断面形状の細長い合成樹脂板としたもの
である。図9に示す第2の変形例は、背裏部18側の第
1係合部材22は細長い合成樹脂板の一側縁を屈曲させ
た鈎状部の対向する内面に長手方向に沿って断続的に複
数の引掛け爪22bを形成したものとし、かまち部17
側の第2係合部材23は引掛け爪22bと係合する複数
の係合穴23bを有する細長い合成樹脂板としたもので
ある。図10に示す第3の変形例は、第1係合部材22
は先端に抜止め鈎部22dを設けた複数の突起22cを
長手方向に沿って形成した細長い合成樹脂板とし、第2
係合部材23は突起22cと係合する複数の係合穴23
cを有する細長い合成樹脂板としたものである。
【0027】第2の実施の形態および第1〜第3の変形
例は、ジッパファスナ20の一方の半部20aが何れも
背裏部18の側縁に取り付けられているのに対し、図1
1に示す第4の変形例は、ジッパファスナ20の一方の
半部20aの外側縁はかまち部17の側縁に取り付けら
れている点が相違している。この第4の変形例では、背
裏部18の両側縁には第2の実施の形態の第2係合部材
23と同じ形状の第1係合部材22が縫い付けられ、こ
れと対応する各かまち部17の側縁には第2の実施の形
態の第1係合部材22と同じ形状の第2係合部材23が
ジッパファスナ20の一方の半部20aとともに縫い付
けられている。この変形例の取り付け手順は第2の実施
の形態と同じである。
【0028】次に図12に示す第3の実施の形態の説明
をする。上述した2つの実施の形態は何れも、シートバ
ックSBの後側である背裏段落し部19の凹隅部に形成
される後側引込み線15aに本発明を適用したものであ
るが、この第3の実施の形態は、シートバックSBの前
側に形成される前側引込み線15bに適用したものであ
る。この第3の実施の形態では、前側引込み線15bと
なる天板部16の下半部と各かまち部17の間の縫合部
の裏側に沿って、ジッパファスナ30の一方の半部30
aの外側縁が縫い付けられ、他方の半部30bの外側縁
に沿って吊り布31が縫い付けられている。またパッド
材14には上述した各実施の形態よりも深い引込み溝1
4aが形成され、この引込み溝14aの底部近くには、
前側引込み線15bから所定距離内側(後側)となる位
置に沿ってインサートワイヤ(吊りワイヤ)32が設け
られている。その他の構成は上述した第1または第2の
実施の形態と同じであるので詳細な説明は省略する。
【0029】この第3の実施の形態のシートバックカバ
ー15の取り付け手順は、前側引込み線15bの部分を
除いては上述した第1または第2の実施の形態と同じで
あるので、前側引込み線15bの部分についてのみ説明
する。先ずジッパファスナ30を閉じ側端部まで開き、
背裏部18の上縁部より下の部分を裏返して上方にめく
りあげたシートバックカバー15をシートバックフレー
ム10およびパッド材14の上部にかぶせ、上記した各
実施の形態と同様、左右の各ジッパファスナ30のスラ
イダ30cのつまみに紐26先端のフック部26a(何
れも図示省略)を引っ掛けて連結し、シートバックカバ
ー15を下ろしながら吊り布31に通した柔軟なワイヤ
31aをその長手方向複数箇所でCリング25によりイ
ンサートワイヤ32にホグリング止めする。そしてシー
トバックカバー15をさらに下ろしてパッド材14の下
部までかぶせてから、シートバックカバー15から下側
に延びている各紐26を引いてジッパファスナ30を閉
じる。これによりシートバックカバー15に形成される
前側引込み線15bは、その全長において閉じたジッパ
ファスナ30を介してインサートワイヤ32に連結され
るので、しっかりと内向きに引っ張られる。そして各紐
26を外し、前述と同様、最後に天板部16の下後縁部
と背裏部18の下縁部をホグリング止めすれば、シート
バックフレーム10およびパッド材14に対するシート
バックカバー15の取付は完了する。
【0030】この第3の実施の形態によれば、シートバ
ックカバー15に形成される前側引込み線15bは、そ
の全長においてしっかりと内向きに引っ張られているの
で、前側引込み線15bの形状は引き込みが甘くなった
りだれたりすることがないしっかりかつ安定したものに
なり、浮き上がったりすることはない。
【0031】この第3の実施の形態では、ジッパファス
ナ30の他方の半部30bには吊り布31を設けてイン
サートワイヤ32にホグリング止めしているが、上記各
実施の形態のフック21と同様のフックを他方の半部3
0bの外側縁に縫い付け、このフックによりインサート
ワイヤ32に係止するようにしてもよく、そのようにす
ればインサートワイヤ32に対するジッパファスナ30
の他方の半部30bの取付がワンタッチでできるので、
シートカバーの取付の手間を減少させることができる。
なおインサートワイヤ32は前側引込み線15bに沿っ
て湾曲した形状をしているので、複数に分割して1個の
長さは短くしておくものとする。また他方の半部30b
の係止先はパッド材14に設けたインサートワイヤ32
の代わりに、縦吊りワイヤ12と同様にしてシートバッ
クフレーム10に設けた縦吊りワイヤとしてもよい。
【0032】またこの第3の実施の形態は、シートバッ
クに限らず、天板部の両側と左右のかまち部の間に引込
み線が形成されるシートクッションに適用することもで
きる。
【0033】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、シート
カバーに形成される引込み線は、その全長においてしっ
かりと内向きに引っ張られているので、引込み線の形状
は引き込みが甘くなったりだれたりすることがないしっ
かりかつ安定したものになり、周囲から引張り力を受け
ても引込み線が浮き上がったりすることはない。
【0034】ジッパファスナの他方の半部の外側縁に沿
って取り付けられて吊りワイヤと離脱可能に係止される
フックをさらに備えたものによれば、吊りワイヤに対す
るジッパファスナの他方の半部の取付がワンタッチでで
きるので、シートカバーの取付の手間を減少させること
ができる。
【0035】シートカバーを、天板部と背裏部と左右の
かまち部よりなるシートバックカバーとし、引込み線は
背裏部と各かまち部の間に形成される背裏段落し部の凹
隅部に形成したものによれば、前各項で述べた各効果に
加えて、背裏部の中間部をフレームなどに設けた横吊り
ワイヤなどにホグリングなどにより取り付ける必要はな
いので、その分だけシートバックカバーの取付の手間を
減少させることができ、また背裏部の中間部の背面に吊
り布の縫い目が露出することがないので、ポケットを設
けないものに使用しても見栄えが低下することはない。
【0036】また背裏部と各かまち部の互いに対応する
縁部をそれぞれの縁部に取り付けられた第1および第2
係合部材を介して離脱可能に連結し、ジッパファスナの
一方の半部は背裏部の縁部に取り付けたものによれば、
背裏部と各かまち部の縁部の連結を外した状態でシート
バックカバーをかぶせることができるので、天板部とか
まち部の間の引込み線をしっかりかつ安定したものとす
るためのホグリングなどを行う場合でもそれらの作業が
容易となる。
【0037】さらにシートカバーを天板部と左右のかま
ち部よりなるものとし、引込み線は天板部と各かまち部
の間に形成するようにしたものによれば、天板部と各か
まち部の間の引込み線の形状も引き込みが甘くなったり
だれたりすることがないしっかりかつ安定したものにな
り、周囲から引張り力を受けても引込み線が浮いたりす
ることはなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をシートバックに適用した第1の実施
形態の縦断面図である。
【図2】 第1の実施形態の要部を示す部分水平断面図
である。
【図3】 第1の実施形態の組立途中における斜視図で
ある。
【図4】 第1の実施形態の組立終了直前における斜視
図である。
【図5】 本発明をシートバックに適用した第2の実施
形態の図2に相当する部分水平断面図である。
【図6】 第2の実施形態の背裏部とかまち部の連結部
の構造を説明する部分拡大断面図である。
【図7】 第2の実施形態の組立手順を説明する斜視図
である。
【図8】 第2の実施形態の背裏部とかまち部の連結部
の第1の変形例を示す図6に相当する部分拡大断面図で
ある。
【図9】 第2の実施形態の背裏部とかまち部の連結部
の第2の変形例を示す図6に相当する部分拡大断面図で
ある。
【図10】 第2の実施形態の背裏部とかまち部の連結
部の第3の変形例を示す図6に相当する部分拡大断面図
である。
【図11】 第2の実施形態の背裏部とかまち部の連結
部の第4の変形例を示す図6に相当する部分拡大断面図
である。
【図12】 本発明によるシートカバー取付構造の第3
の実施形態の要部を示す図2の前半部と対応する部分水
平断面図である。
【図13】 本発明を適用するシートバックの斜視図で
ある。
【図14】 従来技術によるシートバックの図1に相当
する縦断面図である。
【図15】 図14に示す従来技術の図2に相当する部
分水平断面図である。
【符号の説明】
10…フレーム(シートバックフレーム)、12…吊り
ワイヤ(縦吊りワイヤ)、14…パッド材、15…シー
トカバー(シートバックカバー)、15a…引込み線
(後側引込み線)、15b…引込み線(前側引込み
線)、16…天板部、17…かまち部、18…背裏部、
19…背裏段落し部、20,30…ジッパファスナ、2
0a,30a…一方の半部、30b,30b…他方の半
部、20c,30c…スライダ、21…フック、22…
第1係合部材、23…第2係合部材、32…吊りワイヤ
(インサートワイヤ)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームおよびそれにかぶせたパッド材
    をシートカバーにより覆うとともに、同シートカバーの
    一部に引込み線を形成してなるシートにおいて、前記引
    込み線から内側に所定距離をおいて前記フレームまたは
    パッド材に取り付けた吊りワイヤと、閉じ側端部からス
    ライダにより順次分離可能に連結された1対の帯状の半
    部を有し前記閉じ側端部が前記シートカバーの奥側とな
    るように一方の前記半部の外側縁を同シートカバーの前
    記引込み線の裏側となる部分に沿って取り付け他方の前
    記半部の外側縁は前記吊りワイヤに取り付けたジッパフ
    ァスナよりなることを特徴とするシートカバー取付構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシートカバー取付構造
    において、他方の前記半部の外側縁に沿って取り付けら
    れて前記吊りワイヤと離脱可能に係止されるフックをさ
    らに備えたことを特徴とするシートカバー取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のシート
    カバー取付構造において、前記シートカバーは、前側の
    横幅方向中央に位置する天板部と、後側の横幅方向中央
    に位置して上縁が前記天板部に連結された背裏部と、前
    記天板部および背裏部の両側縁部を連結する左右のかま
    ち部よりなるシートバックカバーであり、前記引込み線
    は前記背裏部と各かまち部の間に形成される背裏段落し
    部の凹隅部に形成されていることを特徴とするシートカ
    バー取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のシートカバー取付構造
    において、前記背裏部と各かまち部は互いに対応する各
    縁部に取り付けられた第1および第2係合部材を介して
    離脱可能に互いに連結され、前記ジッパファスナの前記
    一方の半部の外側縁は前記背裏部または各かまち部の前
    記係合部材が取り付けられる縁部に取り付けたことを特
    徴とするシートカバー取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載のシート
    カバー取付構造において、前記シートカバーは、横幅方
    向中央に位置する天板部と、この天板部の両側縁部に連
    結された左右のかまち部よりなり、前記引込み線は前記
    天板部と各かまち部の間に形成されていることを特徴と
    するシートカバー取付構造。
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