JP3004677U - カーテンの吊下装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カーテンの外面上縁部に対する芯地テープの
取付け姿勢を正立・倒立を選択することにより、吊下部
材が室内側から目視できるようにした上側位置と、吊下
部材を室内側から目視できないようにした下側位置とを
自由に設定する。 【構成】 カーテン１１の外面上縁部１１ａに沿って取
付けられる芯地テープ１２の外面に設けられる帯状の止
め部材１３は、その幅寸法Ｗ１を前記芯地テープ１２の
幅寸法Ｗ２よりも小さく設定して該芯地テープ１２の幅
方向の一方に偏位して設けられている。そして、前記芯
地テープ１２の取付け姿勢を正逆選択することにより、
前記帯状の止め部材１３の偏位量ｈの２倍に相当する移
動量Ｈでカーテン１１の吊下位置を上下に変動できるよ
うに構成している。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、カーテンの吊下装置に係り、特に、使用者の要望に応じてカーテン の吊下位置を上下に変動させて、吊設部材を目視あるいは隠蔽するなどカーテン を好みの位置に調節できるようにしたカーテンの吊下装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、カーテンの吊設装置は、カーテンレール、ランナおよびフックなど のカーテンの吊下部材をカーテンの上縁部より上位に露出させて、吊下部材が室 内側から目視できるようにした上側位置と、前記カーテンの吊下部材をカーテン の上縁より下位に隠蔽させて、吊下部材を室内側から目視できないようにした下 側位置に大別され、これらの吊設位置は使用者の要望に応じて選択される。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

このように、使用者の要望に応じて上側位置と下側位置を選択できるカーテン の吊下装置として、従来より図５（ａ），（ｂ）に示すものが知られている。こ の種従来の吊下装置は、カーテン１の外面上縁部１Ａに沿って取付けられる芯地 テープ２と、この芯地テープ２に長手方向に所定の間隔を有して複数個形成され た下向き開口のポケット２Ａと、金属線を折曲して形成した２種のフック３、４ によって構成され、第１フック３は、ポケット２Ａの挿入深さに略相当する長さ を有する基部３Ａと、基部３Ａに連続して設けられたフック部３Ｂを有し、フッ ク部３Ｂにおける上端掛止部３ｂの位置を基部３Ａの上端近傍に設定した構造に なっている。そして、第２フック４は、ポケット２Ａの挿入深さに略相当する長 さを有する基部４Ａと、基部４Ａに連続して設けられたフック部４Ｂを有し、フ ック部４Ｂにおける上端掛止部４ｂの位置を基部４Ａの中央部近傍に設定した構 造になっている。

【０００４】 したがって、所定位置に保持されているカーテンレールに対して、該カーテン レールに進退移動可能に組込まれたランナと、このランナに掛合吊下された吊輪 ５を介して、カーテン１を吊下した場合、第１フック３を使用した場合と第２フ ック４を使用した場合では、カーテン１の上端位置が異なる。つまり、第１フッ ク３を使用することにより、カーテンレール、ランナおよび吊輪５などのカーテ ンの吊下部材をカーテン１の上縁部より下位に隠蔽させて、吊下部材を室内側か ら目視できないようにした下側位置にカーテン１が吊設され、第２フック４を使 用することにより、カーテンの吊下部材をカーテン１の上縁部より上位に露出さ せて、吊下部材を室内側から目視できるように吊設される。 その結果、使用者側では、第１フック３もしくは第２フック４を選択して使用す ることで、カーテン１の吊下位置を上下に変動させて、好みの位置に調節してい た。

【０００５】 しかし、前記従来のカーテンの吊下装置では、吊下部材が室内側から目視でき るようにした上側位置と、吊下部材を室内側から目視できないようにした下側位 置とを設定するについて、第１フック３もしくは第２フック４を選択して使用さ れるものであり、少なくともフックを２種類用意しなければ、前記選択をするこ とができないものであった。 また、第１フック３もしくは第２フック４のカーテンへの取付は、前記図５（ ａ），（ｂ）に示す如く芯地テープ２のポケット２Ａにフック３,４の基部３Ａ 、基部４Ａを下方から挿入して取り付けられているため、たとえばカーテンの洗 濯時に、先ず、各フック３,４を吊下部材のライナから抜脱することによりカー テンを取り外し、その後に、多数本のフック３，４をカーテン１から取り外して 洗濯する必要があった。さらに洗濯後、前記取り外した全てのフック３，４をカ ーテン１に取り付ける面倒な手間も要した。 しかも、その取り外して取り付けるまでの過程においてフック３，４を紛失する などの欠点があった。 そこで本考案は、吊下部材のフックに関係なく、カーテンの外面上縁部に対す る芯地テープの取付け姿勢を正逆選択することにより、吊下部材が室内側から目 視できるようにした上側位置と、吊下部材を室内側から目視できないようにした 下側位置とを自由に設定することができ、かつ、カーテンへのフックの取り付け 取り外しが容易に行えるカーテンの吊下装置を提供することを目的とするもので ある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記した目的を達成するために、請求項１のカーテンの吊下装置は 、カーテンの外面上縁部に沿って取り付けられる芯地テープと、この芯地テープ の外面に設けられる帯状の止め部材と、カーテン吊下部材の下部に設けられて前 記帯状の止め部材に係脱可能に係着するフック側の止め部材とを具備し、前記帯 状の止め部材がその幅寸法を前記芯地テープの幅寸法よりも小さく設定した該芯 地テープの幅方向の一方に偏位して設けられ、前記カーテンの外面上縁部に対す る前記芯地テープの取付け姿勢の正立・倒立を選択することにより、前記帯状の 止め部材の偏位量の２倍に相当する移動量でカーテンの吊下位置を上下に変動で きるように構成したことを特徴とする。

【０００７】 また、本考案の請求項２のカーテンの吊下装置は、前記帯状の止め部材が接着 布であることを特徴とする。

【０００８】

【作用】

請求項１のカーテンの吊下装置によれば、カーテンの外面上縁部に対する芯地 テープの取付け姿勢の正立・倒立を選択し、帯状の止め部材の偏位量の２倍に相 当する移動量でカーテンの吊下位置を上下に変動できることから、カーテン吊下 部材の上下方向寸法よりも帯状の帯状の止め部材の偏位量の２倍に相当する移動 量を大きい値に設定するか、或いはカーテン吊下部材の上下方向寸法よりも芯地 テープの幅寸法を大きい値に設定しておくことにより、カーテンの外面上縁部に 対する芯地テープを正立姿勢あるいは倒立姿勢で取付けることで、カーテンレー ル、ランナおよびフックなどのカーテン吊下部材をカーテンの上縁部より上位に 露出させて、カーテン吊下部材が室内側から目視できるようにした上側位置と、 前記カーテン吊下部材をカーテンの上縁より下位に隠蔽させて、カーテン吊下部 材を室内側から目視できないようにした下側位置とを自由に設定することができ る。 また、芯地テープの外面に設けられる帯状の止め部材は、フック側の止め部材 に対し係脱可能に係着する構成としているため、カーテンへのフックの取り付け 取り外しが容易に行うことができるとともに、たとえば洗濯時に、フックをカー テンレール側に残してカーテンのみを取り外すことができる。

【０００９】 また、請求項２のカーテン吊下装置によれば、前記帯状の止め部材が接着布で あることから、帯状の止め部材を芯地テープと一体に編成して製作することがで きるとともに、カーテンを洗濯するときなど極めて容易に洗濯することができる 。

【００１０】

【実施例】

以下、本考案の好適な実施例について図面を参照しながら詳述する。 図１は、本考案に係るカーテンの吊下装置の斜視図を示し、図２（ａ）（ｂ） はカーテン側の吊下装置の左側面図を示す。 これらの図において、１０はカーテンの吊下装置を示し、このカーテンの吊下 装置１０は、カーテン１１に設けられる芯地テープ１２と、この芯地テープ１２ に設けられる帯状の止め部材１３と、カーテン吊下部材１４の下部に設けられて 前記帯状の止め部材１３に係脱可能に係着するフック１５側の止め部材１５Ａと より構成されている。 前記カーテン１１に設けられる芯地テープ１２は、カーテン１１の外面上縁部 １１ａに沿ってその裏面をカーテン１１の外面に重合させ縫着して設けられてい る。この芯地テープ１２の外面には、前記帯状の止め部材１３がその幅寸法Ｗ１ を前記芯地テープ１２の幅寸法Ｗ２よりも小さく設定した該芯地テープ１２の幅 方向の一方に偏位して設けられている。この実施例においては、芯地テープ１２ の外面に芯地テープ１２の幅寸法Ｗ２のほぼ半分の幅を有する帯状の止め部材１ ３が設けられている。

【００１１】 前記帯状の止め部材１３は、図２に明示するように、例えば一般にマジックテ ープと称せられる接着布からなる。この接着布からなる帯状の止め部材１３は、 芯地テープ１２を編成して製作する際、同時に編成して製作されるものである。 この帯状の止め部材１３が設けられている芯地テープ１２を、図１の左方に示 すように帯状の止め部材１３を上方に位置させるか、或いは図１の右方に示すよ うに帯状の止め部材１３を下方に位置させて、カーテン１１の外面上縁部１１ａ に沿ってその裏面をカーテン１１の外面に重合させ縫着して設けられている。 すなわち、帯状の止め部材１３が設けられた単一の芯地テープ１２の取付け姿勢 を正立・倒立を選択することにより、カーテン吊下部材１４が室内側から目視で きるようにしたカーテン１１Ａと、カーテン吊下部材１４を室内側から目視でき ないようにしたカーテン１１Ｂとを自由に設定することができる。

【００１２】 一方、これらカーテン１１Ａ，１１Ｂを吊り下げるカーテン吊下部材１４は、 図１に示すように、たとえば、カーテンレール１６にライナー１７が進退移動自 在に取り付けられ、このライナ１７の下部に設けられた吊輪１８にフック１５が 掛け止めされた構成になっている。 前記フック１５は、下部の止め部材１５Ａと上部の掛止部１５Ｂとが合成樹脂 により一体形成されている。また、前記止め部材１５Ａは、図２に明示するよう に、前記接着布からなる帯状の止め部材１３に係脱自在に係着する凸状の接着構 造になっており、合成樹脂の成形により製作される。

【００１３】 また、図２に示す如く、帯状の止め部材１３はその幅寸法Ｗ１を前記芯地テー プ１２の幅寸法Ｗ２よりも小さく設定して該芯地テープ１２の幅方向の一方に偏 位して設けられている。そして、前記芯地テープ１２の取付け姿勢を正逆選択す ることにより、前記帯状の止め部材１３の偏位量ｈの２倍に相当する移動量Ｈで カーテン１１の吊下位置を上下に変動できるように構成している。この帯状の止 め部材１３の偏位量ｈは、前記芯地テープ１２の幅方向のセンターＣ０から偏位 した帯状の止め部材１３の幅方向のセンターＣ１までの距離である。

【００１４】 したがって、前記カーテン１１Ａ，１１Ｂの取付状態の要部を示した図３（ａ ）（ｂ）において、カーテン１１の外面上縁部１１ａに対する芯地テープ１２の 取付け姿勢の正立・倒立を選択し、帯状の止め部材１３の偏位量ｈの２倍に相当 する移動量Ｈでカーテン１１の吊下位置を上下に変動できることから、カーテン 吊下部材１４の上下方向寸法よりも帯状の止め部材１３の偏位量ｈの２倍に相当 する移動量Ｈを大きい値に設定するか、或いはカーテン吊下部材１４の上下方向 寸法よりも芯地テープ１２の幅寸法Ｗ２を大きい値に設定しておくことにより、 帯状の止め部材１３を上方に位置させて芯地テープ１２をカーテン１１に取り付 けたカーテン１１Ａは、図３（ａ）に示すように、カーテン１１の上縁に沿った 帯状の止め部材１３をフック１５における下部の止着部１５Ａに係着することに で、フック１５の上部の掛止部１５Ｂがカーテン１１の上縁から上方に突出した 取付形態で取り付けられる。このことから、カーテン吊下部材１４、たとえば、 フック１５の上部の掛止部１５Ｂおよびカーテンレール１６、ライナー１７、吊 輪１８などをカーテン１１の上方に露出させるものである。 一方、帯状の止め部材１３を下方に位置させて芯地テープ１２をカーテン１１ に取り付けたカーテン１１Ｂは、図３（ｂ）に示すように、カーテン１１の上縁 よりも下方に位置する帯状の止め部材１３をフック１５の止着部１５Ａに係着す ることにより、フック１５の上部の掛止部１５Ｂ、およびカーテンレール１６、 ライナー１７、吊輪１８などがカーテン１１の上縁よりも下方に位置させた取付 形態で取り付けられる。このことから、フック１５の上部の掛止部１５Ｂおよび カーテンレール１６、ライナー１７、吊輪１８などをカーテン１１により隠蔽す ることができる。 なお、前記カーテン１１により露出され、または隠蔽されるカーテン吊下部材 １４は、前記フック１５の上部の掛止部１５Ｂ、およびカーテンレール１６、ラ イナー１７、吊輪１８などすべてを露出または隠蔽されてもよいし、あるいはそ の一部を露出または隠蔽されてもよい。 そして、カーテンレール１６などを露出するカーテン１１Ｂは、主として装飾 型カーテンレールや和室用のカーテンなどに使用され、また、カーテンレール１ ６などを隠蔽するカーテン１１Ａは、主として洋室用のカーテンなどに使用され る。

【００１５】 上記の如く、カーテン１１Ａ，１１Ｂを、同一の止め部材１３が固着された同 一の芯地テープ１２を兼用して製作できるとともに、フック１５も両タイプに対 し同一のものを用いることができ、しかも、フック１５を、止着部１５Ａを含む 全体を合成樹脂で一体成形して製作できるため、コストダウンを達成できる。さ らに、カーテン１１Ａ，１１Ｂのフック１５に対する取り付けおよび取り外しを 、帯状の止め部材１３をフック１５の止着部１５Ａに対し係脱することにより行 うので、金属の線材を屈曲してなるフックを介して取り付ける従来のカーテンと は異なり、洗濯時に、フック１５をカーテンレール１６側に残してカーテン１１ Ａ，１１Ｂのみを容易に取り外すことができる。 また、帯状の止め部材１３が接着布で形成されているため、カーテン１１Ａ， １１Ｂを帯状の止め部材１３が取り付いた状態で洗濯がより容易に行うことがで きる。そのため、従来のフックの取りつけおよび取り外しの煩雑な作業が不要と なる。

【００１６】 なお、本考案は前記実施例にのみ限定されるものではなく、請求の範囲を逸脱 しない限り種々の変形例をも包含し得る。例えば、フック１５の止着部１５Ａの 形状は、前記実施例の矩形状に限らず、種々の形状とすることができる。

【００１７】 また、前記実施例では、芯地テープ１２の外面に芯地テープ１２の幅寸法Ｗ２ のほぼ半分の幅を有する幅寸法Ｗ１の帯状の止め部材１３を設けているが、図４ に示す如く、帯状の止め部材１３の幅寸法Ｗ１を芯地テープ１２の幅寸法Ｗ２の ほぼ４分の１の幅を有する帯状の止め部材１３であっても、前記実施例と同様の 効果を有する。

【００１８】

【考案の効果】

以上のように本考案の請求項１のカーテンの吊下装置によれば、カーテンの外 面上縁部に沿って取り付けられる芯地テープと、この芯地テープの外面に設けら れる帯状の止め部材と、カーテン吊下部材の下部に設けられて前記帯状の止め部 材に係脱可能に係着するフック側の止め部材とを具備し、前記帯状の止め部材が その幅寸法を前記芯地テープの幅寸法よりも小さく設定した該芯地テープの幅方 向の一方に偏位して設けられ、前記カーテンの外面上縁部に対する前記芯地テー プの取付け姿勢の正立・倒立を選択することにより、前記帯状の止め部材の偏位 量の２倍に相当する移動量でカーテンの吊下位置を上下に変動できカーテンレー ル、ランナおよびフックなどのカーテン吊下部材をカーテンの上縁部より上位に 露出させて、該カーテン吊下部材が室内側から目視できるようにした上側位置と 、前記カーテン吊下部材をカーテンの上縁より下位に隠蔽させて、該カーテン吊 下部材を室内側から目視できないようにした下側位置とを自由に設定することが できる。 したがって、カーテンレールを装飾用のカーテンレールを使用しているか、通 常のカーテンレールを使用しているかによって、或いはカーテンを使用する部屋 が洋間であるか和室であるかなどによって、カーテンレールを室内側から目視で きるようにするか、或いは前記カーテン吊下部材をカーテンの上縁より下位に隠 蔽させて、室内側から目視できないようにするかを、カーテンの外面上縁部に対 する芯地テープの取付け姿勢を正逆選択することにより極めて容易に設定するこ とができるとともに、フックも両タイプのカーテンに対し同一のものを用いるこ とができる。

【００１９】 また、芯地テープの外面に設けられる帯状の止め部材は、フック側の止め部材 に対し係脱可能に係着する構成としているため、カーテンへのフックの取り付け 取り外しが容易に行うことができるとともに、たとえば洗濯時に、フックをカー テンレール側に残してカーテンのみを取り外すことができ、帯状の止め部材を含 むカーテン全体をそのまま洗濯することができる。そのため、従来の洗濯時にフ ックをカーテンに対し取り外しおよび取り付ける煩雑な作業が不要となる。

【００２０】 また、請求項２のカーテン吊下装置によれば、前記帯状の止め部材が接着布で あることから、帯状の止め部材を芯地テープと一体に編成して製作することがで きるとともに、帯状の止め部材を含むカーテン全体をそのまま洗濯することがで き、帯状の止め部材を形成した芯地テープを安価に製作でき、かつカーテンを洗 濯するときなど極めて容易に洗濯することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例の斜視図である。

【図２】（ａ）（ｂ）はカーテン側の吊下装置の左側面
図である。

【図３】（ａ）（ｂ）はカーテンの取付形態を示す左側
面図である。

【図４】（ａ）（ｂ）は帯状の止め部材の幅寸法を短く
した図２の他の実施例左側面図である。

【図５】（ａ）（ｂ）はそれぞれ従来のカーテンの取付
形態を一部断面で示す左側面図である。

【符号の説明】

１１、１１Ａ，１１Ｂ カーテン １１ａ 外面上縁部 １２ 芯地テープ １３ 止め部材 １４ カーテン吊下部材 １５ フック １５Ａ フックの止め部材 Ｗ１ 帯状の止め部材の幅寸法 Ｗ２ 芯地テープの幅寸法 ｈ 帯状の止め部材の偏位量 Ｈ 帯状の止め部材の偏位量の２倍に相当する移動量

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 カーテンの外面上縁部に沿って取り付け
   られる芯地テープと、この芯地テープの外面に設けられ
   る帯状の止め部材と、カーテン吊下部材の下部に設けら
   れて前記帯状の止め部材に係脱可能に係着するフック側
   の止め部材とを具備し、前記帯状の止め部材がその幅寸
   法を前記芯地テープの幅寸法よりも小さく設定した該芯
   地テープの幅方向の一方に偏位して設けられ、前記カー
   テンの外面上縁部に対する前記芯地テープの取付け姿勢
   の正立・倒立を選択することにより、前記帯状の止め部
   材の偏位量の２倍に相当する移動量でカーテンの吊下位
   置を上下に変動できるように構成したことを特徴とする
   カーテンの吊下装置。
2. 【請求項２】前記帯状の止め部材が接着布であることを
   特徴とする請求項１記載のカーテンの吊下装置。