JP2538975Y2 - 飾り幕 - Google Patents

飾り幕

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JP2538975Y2
JP2538975Y2 JP1990021449U JP2144990U JP2538975Y2 JP 2538975 Y2 JP2538975 Y2 JP 2538975Y2 JP 1990021449 U JP1990021449 U JP 1990021449U JP 2144990 U JP2144990 U JP 2144990U JP 2538975 Y2 JP2538975 Y2 JP 2538975Y2
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curtain
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decorative
curtains
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JP1990021449U
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Inventor
勇吉 久世
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日本シコ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、例えば結婚披露宴会場やその他の祝賀会場
等において、特にステージ側に設置される飾り幕の改良
に関するものである。
「従来の技術のその課題」 結婚披露宴会場等においては、通常、第4図に示す如
く、新郎新婦の主席側に、袖幕Aを初め、バトン(図示
せず)に吊り下げられた大小の飾り幕B1・B2・B3等が設
置されている。
然し乍ら、従来にあっては、その大きさに拘らず、こ
れらの飾り幕B1・B2・B3を、全て一枚のものとして製作
しているので、各飾り幕B1・B2・B3は、いずれも各自の
大きさがその製作時に既に決定されることとなる。
この為、従来の飾り幕B1・B2・B3は、会場の規模等に
拘らず、融通性をもって兼用することができないので、
通常は、各会場の規模等を考慮して、大きさの異なる飾
り幕B1・B2・B3を別々に用意しなければならず、頗る不
経済となることは否めなかった。
又、各飾り幕B1・B2・B3が、一枚ものとして製作され
ていることは、クリーニングが極めて大変となるばかり
か、その大きさによっては、クリーニングすること自体
が困難となるので、この場合には、飾り幕を使い捨てと
する以外方法がなかった。
従って、従来において使用されている飾り幕は、この
点からも、経済上の問題点を有していた。
尚、結婚披露宴会場以外のその他祝賀会場等において
使用される各種の飾り幕についても、同様な問題点を有
していることは言うまでもない。
そこで、当該分野においては、上記種々の問題点を有
効に解消できる飾り幕の出現が大いに望まれている。
「課題を解決するための手段」 而して、本考案は、斯る要請に応えることのできる飾
り幕を提供するために開発されたもので、横方向にのみ
接続される任意数のユニット幕体から成り、該各ユニッ
ト幕体の両側縁に係脱可能な連結手段を設けて、対応す
る連結手段同士の連結により、各ユニット幕体を所望の
大きさに連続して接続できるように構成する一方、各ユ
ニット幕体の背面上部に滑車を取り付け、同背面上下方
向に案内リングを取り付けると共に、先端部が各ユニッ
ト幕体の下部側に止着されたロープを案内リングを経て
上記滑車に掛け渡して、当該ロープの引き上げと引き下
げにより、連結手段を介して横方向に連続された各ユニ
ット幕体の高さ寸法をも調整できる構成を採用した。
「作用」 依って、本考案にあっては、各ユニット幕体の両側縁
に設けられた連結手段同士を順次連結して、所望数のユ
ニット幕体を連続して接続するだけで、設置される会場
等を適した大きさの飾り幕を自在に得ることが可能とな
るので、極めて融通性に富んだ経済的な飾り幕を初めて
提供できることとなる。
又、連結手段同士の連結を解けば、所望大に接続され
た飾り幕を各ユニット幕体毎に分離することが可能とな
るので、これにより、如何なる大きさの飾り幕であって
も、クリーニングが容易となって、従来の如く、使い捨
てする必要も全くなくなる。
「実施例」 以下、本考案を図示する一実施例に基づいて詳述すれ
ば、該実施例に係る飾り幕は、従来の如く、初めから一
枚のものとして製作されるものではなく、予め巾寸法と
高さ寸法が規格化されて所望の装飾形態が適宜旋されて
いるユニット幕体を横方向にのみ順次接続することによ
り、その都度、所望の大きさに製作できるように構成し
たことを特徴とするものである。
そこで、以下において、第4図に示す会場ステージ側
に配置される飾り幕のうち、最も大きな飾り幕B1に実施
応用した場合について説明すると、該飾り幕用のユニッ
ト幕体1は、第1図A・Bに示す如く、その両側縁上下
方向に連結手段たるスライドファスナー2a・2bを夫々設
け、一方のユニット幕体1のスライドファスナー2aと他
方のユニット幕体1の対応するスライドファスナー2b同
士を連結することにより、各ユニット幕体1を連続して
接続する構成となしている。尚、このスライドファスナ
ー2a・2b同士の連結部については、ユニット幕体1の両
側縁表裏側に覆い布片3・4を夫々縫着して、スライド
ファスナー2a・2bの連結部を隠蔽するものとする。
又、ユニット幕体1の背面一側縁に対しては、図示す
る如く、上部側に取り付けられた滑車5に掛け渡される
ロープ6をガイドする複数の案内リング7を一定の間隔
をおいて取り付けると共に、その上端部に後述する幕張
り体のロック部に係止する係止リング8を取り付ける一
方、ユニット幕体1の上側内部にゴム紐9を設けて、巾
方向に対する伸縮性を付与すると共に、上側縁中央部に
バトン用の吊り下げ紐10を取り付けるものとする。
尚、上記ロープ6に関しては、図示する如く、その先
端部を各ユニット幕体1の下部側に止着し、基端部を滑
車5に掛け渡したままの自由状態に置くものとする。
依って、本実施例の飾り幕にあっては、各ユニット幕
体1の両側縁に設けられているスライドファスナー2a・
2b同士を順次連結していけば、第2図に示す如く、各ユ
ニット幕体1が所望の大きさに連続して接続されるの
で、会場の規模に応じた最適な飾り幕B1が簡単に得られ
ることとなる。尚、この場合に、両端に接続されるユニ
ット幕体1′については、外側縁にスライドファスナー
2a又は2bを設けずに、種々の縁飾り1aを設けることも実
施に応じ任意であると共に、必要に応じて、係止リング
8を他側縁側にも取り付けるものとする。
そして、実際の使用に際しては、既述したバトン用の
吊り下げ紐10を利用して、所望大に接続された飾り幕B1
を通常のバトンに縛り付ければ、従前通りの使用に供す
ることができることは言うまでもないが、例えば、第3
図A・Bに示す移動可能な幕張り体11を使用すれば、飾
り幕B1の設置等に関してはより最適なものとなる。
これを具体的に説明すると、上記幕張り体11は、図示
する如く、左右両側にキャスター13を有するH字状の基
台12と、該基台12の両側に伸縮可能に立設される一対の
支柱14・14と、該一対の支柱14・14の上端部に分解可能
に架設されるハンガーロッド15と、一対の支柱14・14の
任意個所に分解可能に架設される複数のガードロッド16
とから成り、上記ハンガーロッド15の上面側には、既述
したユニット幕体1の係止リング8を引っ掛けるロック
部17が一定の間隔をおいて設けられている。
依って、斯る幕張り体11に上記ユニット幕体1の接続
により構成された飾り幕B1を吊り下げる場合には、具体
的には図示しないが、会場ステージの所定位置に幕張り
体11を移動してきて、各ユニット幕体1の係止リング8
をハンガーロッド15の対応するロック部17に個々のに引
っ掛けるだけで、所望大の飾り幕B1を簡単に会場ステー
ジの背面側に設置することが可能となる。
しかも、この場合にあって、幕張り体11の各支柱14を
構成する外柱14aと内柱14bの係止位置関係を調整すれ
ば、飾り幕B1の吊り下げ位置を自在に変更できるばかり
か、必要に応じて、各ユニット幕体1に設けられている
ロープ6を束ねて、引き上げたり引き下げたりすれば、
飾り幕B1自体の高さ寸法をも直接的に調整することが可
能となる。
又、通常のバトンに代えて、上記の如き幕張り体11を
使用すれば、飾り幕B1の設置場所も自在に選択すること
が可能となるので、会場の設営等にも融通性が得られる
こととなる。
そして、斯る幕張り体11に吊り下げられた飾り幕B1
は、スライドファスナー2a・2b同士の連結を解けば、接
続された各ユニット幕体1毎に簡単に分離することが可
能となるので、如何なる大きさの飾り幕B1であっても、
クリーニングが頗る容易となって、使い捨てする必要も
全くなくなる。
尚、上記の実施例は、第4図に示す会場ステージ側に
配置される飾り幕B1・B2・B3のうち、最も大きな飾り幕
B1に実施応用したものであるが、本考案はこれに限定さ
れるものではなく、ステージの上方部に一文字状に配さ
れる小さな飾り幕B2・B3に対しても実施応用できること
は言うまでもないが、本考案の精神に反しない限り、こ
れら以外の各種飾り幕に対しても、実施応用できるもの
である。この場合にあっては、各ユニット幕体1の両側
縁にスライドファスナー2a・2bを設けることは勿論であ
るが、ユニット幕体1の高さ寸法を調整する必要がない
ような場合には、ロープ6を含めて滑車5や案内リング
7は取り付ける必要がない。
更に、上記の実施例にあっては、係脱可能な連結手段
にスライドファスナー2a・2bを使用したものであるが、
同様に、本考案はこれに限定されるものではなく、商品
名マジックテープとして販売されている面ファスナーや
フックボタン等を使用することも十分に可能であるが、
スライドファスナー2a・2bを連結手段とした方が、作業
性と接続性の見地から最も好ましい。
「考案の効果」 以上の如く、本考案に係る飾り幕は、任意数のユニッ
ト幕体から構成されて、該各ユニット幕体の両側縁に係
脱可能な連結手段を設け、対応する連結手段同士の連結
により、各ユニット幕体を所望の大きさに連続して接続
することを特徴とするものであるから、各ユニット幕体
の両側縁に設けられた連結手段同士を順次連結して、所
望数のユニット幕体を連続して接続するだけで、設置さ
れる会場等に適した大きさの飾り幕を自在に得ることが
可能となるので、従来と比較すると、極めて融通性に富
んだ経済的な飾り幕を初めて提供できることとなった。
又、連結手段同士の連結を解けば、所望大に接続され
た飾り幕を各ユニット幕体毎に分離することが可能とな
るので、これにより、如何なる大きさの飾り幕であって
も、クリーニングが容易となって、従来の如く、使い捨
てする必要も全くなくなった。更に、本考案に係る飾り
幕は、各ユニット幕体の背面上部に滑車を取り付け、同
背面上下方向に案内リングを取り付けると共に、先端部
が各ユニット幕体の下部側に止着されたロープを案内リ
ングを経て上記滑車に掛け渡して、当該ロープの引き上
げと引き下げにより、連結手段を介して接続された各ユ
ニット幕体の高さ寸法を調整することも特徴とするもの
であるから、上記した連結巾寸法の融通性に加えて、そ
の高さ寸法の融通性も併せて提供できることとなるの
で、従来のものと比較すると、使用範囲が頗る拡大され
て、現今の合理化の要請に大いに対応することが可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図A・Bは本考案の飾り幕を構成するユニット幕体
を表裏側から示す斜視図、第2図はユニット幕体の接続
により構成された飾り幕の一例を示す正面図、第3図A
・Bは同飾り幕を吊り下げる幕張り体を示す正面図及び
側面図、第4図は結婚披露宴会場の一例を示す説明図で
ある。 1……ユニット幕体、2a・2b……スライドファスナー
(連結手段)、3・4……覆い布片、5……滑車、6…
…ロープ、7……案内リング、8……係止リング、10…
…吊り下げ紐、11……幕張り体、17……ロック部、B1・
B2・B3……飾り幕。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】横方向にのみ接続される任意数のユニット
    幕体から成り、該各ユニット幕体の両側縁に係脱可能な
    連結手段を設けて、対応する連結手段同士の連結によ
    り、各ユニット幕体を所望の大きさに連続して接続でき
    るように構成する一方、各ユニット幕体の背面上部に滑
    車を取り付け、同背面上下方向に案内リングを取り付け
    ると共に、先端部が各ユニット幕体の下部側に止着され
    たロープを案内リングを経て上記滑車に掛け渡して、当
    該ロープの引き上げと引き下げにより、連結手段を介し
    て横方向に連続された各ユニット幕体の高さ寸法をも調
    整できるように構成したことを特徴とする飾り幕。
JP1990021449U 1990-03-05 1990-03-05 飾り幕 Expired - Lifetime JP2538975Y2 (ja)

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JPH03114300U JPH03114300U (ja) 1991-11-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6173290U (ja) * 1984-10-19 1986-05-17
JPS642155Y2 (ja) * 1986-08-28 1989-01-18
JP2515998B2 (ja) * 1986-12-27 1996-07-10 ミサワホーム株式会社 組合せカ―テン

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