JPH0642539Y2 - カーテン装置 - Google Patents

カーテン装置

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JPH0642539Y2
JPH0642539Y2 JP12690490U JP12690490U JPH0642539Y2 JP H0642539 Y2 JPH0642539 Y2 JP H0642539Y2 JP 12690490 U JP12690490 U JP 12690490U JP 12690490 U JP12690490 U JP 12690490U JP H0642539 Y2 JPH0642539 Y2 JP H0642539Y2
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JP
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curtain
hook
hem
curtain cloth
cloth
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JP12690490U
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JPH0481583U (ja
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隆子 松浦
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隆子 松浦
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、室内の窓枠などに設置されるカーテン装置
に係るもので、詳しくはカーテンレールに懸装されたカ
ーテン布の裾部を、美しいドレープが得られるように簡
易に捲し上げるようにしたカーテンレール装置に関した
ものである。
[従来の技術] 従来、この種の引き上げ式カーテンとしては、実開昭64
-1587号や実開昭64-54879号公報などに見られるよう
に、カーテン布の裏面に適宜間隔を置いて引紐を固着
し、この引紐の上端をリール又はドラムに軸装して、該
リール又はドラムを手動又は電動で回転させ、引紐のリ
ール又はドラムへの捲き込みによってカーテン布の裾部
を引き上げるようにすることが知られている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、従来のものにおいては、引紐のカーテン布へ
の固着作業、リール又はドラムの設置作業や電動機等の
電気設備等を必要とし、工事業者でないと設置が困難
で、一般家庭に簡便に設置できず、しかも引き上げ(捲
し上げ)個所が固定されており任意の裾部を引き上げ
(捲し上げ)ることができないという問題点を有してい
た。
本考案は従来技術における上述した問題点に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、簡便な手作業によ
りカーテン布の任意位置の裾部を任意高さに捲し上げで
きるカーテン装置を提供せんとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案のカーテン装置は、窓枠の室内側上端に横架した
カーテンレールにランナーフックなどのカーテン取付具
を介してカーテン布を懸装するとともに、下部にフック
部を有する自在鈎を上記カーテン布の室外側に配設され
るよう上記カーテンレールに係止せしめ、該自在鈎のフ
ック部にカーテン布の裾部を担持させることによって、
任意高さの捲し上げ裾部が形成されるようにしたもので
ある(請求項1)。
このような本考案では、自在鈎をカーテンレールに滑動
可能に係止させ、カーテン布のスライド開閉に応じて移
動させる構成にしてもよく(請求項2)、 自在鈎を鎖紐で形成してカーテンレールに直接巻き付け
る構成にしてもよい(請求項3)。
また、このような本考案では、カーテン布を捲し上げた
自在鈎のフック部が室内より露見するので、その部分に
カーテン布に合わせたリボンや房、あるいは装飾具を取
り付ければ、室内装飾具としての価値を高めることもで
き頗る有益である(請求項4)。
[作用] 本考案によれば、自在鈎のフック部の位置を任意の高さ
に調整してから、フック部にカーテン布の裾部を担持さ
せるだけで、カーテン布の下端に美しいドレープを形成
して捲し上げ裾部を形成できるので、カーテンに装飾的
価値を与えるだけでなく、必要な箇所のみをカーテン布
で目隠しさせることによって部分的な採光や通気を簡易
に得ることが出来る。
[実施例] 以下に、添付図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すもので、1
は窓枠でその室内側上端にカーテンレールAを横架し、
該カーテンレールAにはランナーフック2が複数個滑動
自在に装着されている。
Bは上縁に適宜間隔を置いてフックピン3を複数個取り
付けた布材からなるカーテン布で、該フックピン3を上
記ランナーフック2に各々取り付けてカーテンレールA
に該カーテン布Bを懸装するようになっている。
Cはフック部4を有する昇降棹5を昇降自在に変位でき
るようにした自在鈎で、第3図示のように該昇降棹5は
中空管を傘の柄形状に折曲げてフック部4を形成し、そ
の直管部6の上端面を開口し、上端縁近くには緊締ネジ
7を螺装し、複数の係止段部8を有する吊杆9に該直管
部6を嵌挿させることによって緊締ネジ7の締付けによ
り昇降棹5と吊杆9を連結する構成となっている。
該吊杆9の上端にはカーテンレールAに係止され滑動で
きる大きさの係止フック10が形成され、該係止フック10
を上記カーテン布Bを懸装したカーテンレールAの任意
位置に係止して該カーテン布Bの室外側に自在鈎Cが位
置するようにしてカーテン装置が構成されている。
上記構成の実施例では、自在鈎Cのフック部4の高さを
昇降棹5を昇降させて所要の高さに固定し、カーテン布
Bの裾部bを持ち上げ該フック部4に裾部bを担持させ
れば、該自在鈎Cのフック部4を中心にして裾部bが山
形状に捲し上げられて美しいドレープが形成され、カー
テン布Bの裾部が部分的に捲し上げられて所要高さの採
光部や通気部Sが得られる。
また、上記実施例では自在鈎Cは吊杆9の係止フック10
をカーテンレールAに直接係止する構成を示したが、カ
ーテンレールA内にランナーフック2を余分に装着して
おき、自在鈎Cを配設する所要位置に相当するランナー
フックに自在鈎の係止片10を係止して、カーテン布Bの
左右方向への開閉移動と同時に自在鈎Cも移動するよう
にしてもよい。
更に、カーテンレールAに2本のレール材a1,a2を平行
配列して構成した第7図や第8図に示したようなもので
は、自在鈎Cは、これらの図に示したようなローラ51,5
1を設けた支持部52を2本のレール材a1,a2上にスライド
可能に載置させ、支持部52の下方より下部にフック部4
を形成した垂下部材53を2本のレール材a1,a2の間に形
成された溝部a3より突出させた構造にしてもよい。
また、このような自在鈎Cを構成する場合、カーテンレ
ールAを形成する2本のレール材a1,a2間に形成された
溝a3に、第9図に示したようなフック部4を下方に形成
し、支持枠56を直径方向に貫通させ、この支持枠56に垂
下棒54を下方に突出して取り付けた球状ローラ55を移動
可能に嵌合係止させる構造としてもよい。
更に、上記実施例では自在鈎Cを1個用いたものを示し
たが、複数個の自在鈎を所要間隔を置いて配設し、カー
テン布Bの裾部に複数の山形状の捲し上げ裾部(ドレー
プ)が連続して形成されるようにしてもよく、横幅の長
いカーテン装置の場合には複数個の自在鈎を配設して、
各自在鈎のフック部の高さを異ならしめることにより、
カーテン布の裾部に複数の高さの異なる美しいドレープ
を形成せしめることができ、インテリアデザインとして
も雅趣に富み、簡易な方法で採光部や通気部を形成する
こともできる。
第4図及び第5図は自在鈎Cの他の実施例を示すもの
で、第4図示のものは、フック部4を有する昇降棹5の
上端にフック部4と反対向きの係止片11を設け、上端に
係止片10を有する吊杆9に複数個の係合孔12を設けて、
昇降棹5の係止片11を任意の係合孔12に係合し昇降棹5
と吊杆9とを連続して自在鈎Cを構成するようにしたも
ので、この場合は緊締ネジは不要である。
第5図示のものは鎖紐9′の任意のリング片13に、フッ
ク部4を有する昇降棹5の係止片11を着脱自在に係合し
て、鎖紐9′とフック部4とを連結し自在鈎Cを構成す
るようにしたもので、この場合は鎖紐9′をカーテンレ
ールAの一部などにループ状に捲き付けて、該鎖紐9′
の一端に付設した係止片14をリング片13に係止して自在
鈎CをカーテンレールAに係止させるようにしたもので
ある。
本考案の自在鈎Cはカーテン布Bの裏面即ち室外に配設
された側からは、自在鈎の存在が見えるので、カーテン
布と同じ布で構成したリボンや房、装飾紐を自在鈎の吊
杆部分に結び付けて外観上見苦しくないように工夫した
り、又第6図示のように昇降棹5のフック部4に折返片
4′を形成することによりカーテン布Bの裾部に滑らか
で美しいドレープを形成させて雅趣に富んだ捲し上げ裾
部を形成するようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案は上述した如く構成され、請求項1に記載した構
成を有するカーテン装置においては、自在鈎を任意の位
置に移動できると共にフック部の高さを自由に調節でき
るので、カーテン布の捲し上げ位置及びその捲し上げ高
さを自由に選択し任意高さの捲し上げ裾部を得ることに
よって、部分的な採光や通気が簡易に得られる。
また、請求項2に記載した構成を有するカーテン装置に
おいては、カーテン布をスライド開閉式と引上げ式の両
方に兼用でき、四季の変化や住人や必要性に応じてカー
テン布をスライドさせて開閉するか、裾を捲し上げて部
分的な採光や通気を簡単に得ることができ、生活環境に
潤いをもたせる効果も有する。
請求項3に記載されたカーテン装置によれば、鎖紐を用
いた簡易な構成でカーテン布の端部を任意高さに捲しあ
げできる。
また、請求項4に記載されたカーテン装置によれば、カ
ーテン布の裾部を捲し上げて形成されたドレープの基端
に美しい装飾具がインテリア用の装飾具としても使用で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案は一実施例を示すもので、第
1図はカーテン装置の正面図、第2図は要部の拡大側面
図、第3図は自在鈎の斜視図、第4図及び第5図は自在
鈎の異なる実施例を示す斜視図、第6図はフック部に折
返片を設けた自在鈎を用いたカーテン布の裾部の捲し上
げ状態を示す断面図、第7図〜第9図は本考案のカーテ
ン装置の更に別の実施例図である。 (符号の説明) A……カーテンレール 2……ランナーフック B……カーテン布 b……裾部 3……フックピン C……自在鈎 4……フック部 5……昇降棹 9……吊杆 9′……鎖紐

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓枠の室内側上端に横架したカーテンレー
    ルにランナーフックなどのカーテン取付具を介してカー
    テン布を懸装するとともに、下部にフック部を有する自
    在鈎を上記カーテン布の室外側に配設されるよう上記カ
    ーテンレールに係止せしめ、該自在鈎のフック部にカー
    テン布の裾部を担持させることによって、カーテン布に
    任意高さの捲し上げ裾部を形成するようにしたカーテン
    装置。
  2. 【請求項2】上記自在鈎は、上記カーテンレールに滑動
    可能に係止され、カーテン布のスライド開閉操作に連れ
    て上記自在鈎も移動するようにした請求項1記載のカー
    テン装置。
  3. 【請求項3】上記自在鈎は、カーテンレールに巻き付け
    られる鎖紐の下端に、カーテン布の裾部を担持させるフ
    ック部を取り付けた構成とした請求の項1または2記載
    のカーテン装置。
  4. 【請求項4】上記自在鈎のカーテン布の裾部を捲し上げ
    るフック部には、リボンや房あるいは装飾具を付加させ
    た構成とした請求項1または2または3記載のカーテン
    装置。
JP12690490U 1990-11-28 1990-11-28 カーテン装置 Expired - Lifetime JPH0642539Y2 (ja)

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JP12690490U JPH0642539Y2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 カーテン装置

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JPH0481583U JPH0481583U (ja) 1992-07-15
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