JP2576900Y2 - テント - Google Patents

テント

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JP2576900Y2
JP2576900Y2 JP1993063519U JP6351993U JP2576900Y2 JP 2576900 Y2 JP2576900 Y2 JP 2576900Y2 JP 1993063519 U JP1993063519 U JP 1993063519U JP 6351993 U JP6351993 U JP 6351993U JP 2576900 Y2 JP2576900 Y2 JP 2576900Y2
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JP
Japan
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tent
locking member
bone
sheet
connecting band
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993063519U
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English (en)
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JPH0732129U (ja
Inventor
昌俊 高林
一久 青枝
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Yutaka Giken Co Ltd
Original Assignee
Yutaka Giken Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海浜、川辺などで風通
しのよい日除けとして使用したり、冬期スポーツの観戦
時に風除けに使用するテントに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のテントには、多種多様の形式の
ものがあるが、骨部とシートの係脱を容易にするため
に、前後左右の4面が一体に接続されたシートの稜部
に、環状の吊り部を設けて骨部材を挿通するもの、又は
実開昭62−2747号公報に見られるように、該稜部
に開閉できる係止部材を設け、該係止部材を骨部に巻き
掛けてシートを吊り下げるものなどが一般的である。
【0003】このように、シートの4面が一体に接続さ
れているテントにおいては、任意の面だけを選択的に開
放することはできない場合が多く、かつ開放した面のシ
ート部が他の面のシート部と一体であるため、外した部
分がテント内又はテント外に垂れ下がって使用時に邪魔
になる不便がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、シートの必
要とする面のみを骨部に取付け、他の面を骨部から完全
に分離できるようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案における前記課題
を解決するための手段の第1は、請求項1に記載したと
おり、十字状に組合わされるアーチ形の骨部と該骨部に
係止されるシートとを備えるテントにおいて、骨部に取
付けられ、該骨部に沿う係止部材を両側にもつ係止帯
と、骨部間の側面に適合する外形をもち、骨部の前記係
止部材に係脱する係止部材を外縁にもつ4枚の側面シー
トと、を備えることを特徴とする。
【0006】また第2の手段は、請求項2に記載したと
おり、請求項1において、隣り合う骨部の下端と下端に
張設した連結帯と、該連結帯と前記側面シートの下辺と
に設けた係脱自在の係止体と、を備えることを特徴とす
る。
【0007】次に第3の手段は、請求項3に記載したと
おり、請求項1又は2において隣り合う骨部と骨部の下
端を連結する連結帯と、該連結帯で囲まれる部分に敷く
底シートと、該連結帯と底シートとに設けた係脱自在の
係止体と、を備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1のテントにおいては、各側面シートの
外縁の係止部材を係止帯の係止部材に係脱することによ
り、各側面シートが独立して骨部材に着脱される。また
請求項2のテントにおいては側面シートの下縁も連結帯
に着脱自在に連結されるため、側面シートの張設が確実
になり、請求項3のテントにおいては、脚部に連結帯を
介して底シートが分離可能に取付けられ、該底シートで
居住性が高まり、脚部間の間隔保持作用も高まる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。
【0010】図1において1は骨部であり、該骨部1
は、1本のパイプ又は細い棒材で作られてもよいし、複
数本のパイプ又は棒材を分離自在に接続したものでもよ
い。そして、使用時に弾性変形させてアーチ形にする
か、あらかじめ成形してアーチ形にしてあってもよい。
【0011】骨部1は、図1に示すように頂部1aで十
字形に組合わされ、隣り合う骨部1、1間に形成される
四つの側面2に後記する一枚ずつの側面シート10が取
付けられる。該側面シート10を取付けるための手段と
して、各骨部1には図2〜4に示す係止帯3が取付けら
れる。
【0012】係止帯3は、布製で図3に示すように、略
4角形の天布4の隅部に4本の袋部5を十文字に接続し
たもので、二つの袋部5の接続部の間は凹曲縁4aとさ
れている。そして、一方の袋部5の側部から前記凹曲面
4aを経て隣の袋部5の側部に連続して伸びる係止部材
6が縫着されており、該係止部材6は各袋部5の両側に
縫着されている。この係止部材6は、袋物、衣類などの
開閉部に用いられるスライドファスナの片側部分であ
る。
【0013】袋部5の下端側を骨部1に固定するため
に、袋部5には鳩目穴を設け、骨部1にも小孔を設けて
図4のようにロープ7を通して結び着ける。この固定手
段は、ロープ7によることなく、ボルトナットによって
もよいし、ピンを挿通するものでもよく、その他適宜の
手段が用いられる。
【0014】2本の骨部1は、図2に示すように対角線
状にロープ8を張ってアーチ状にされ、骨部1、1間に
形成される側面2には、これに適合する略三角形の側面
シート10(図5)が張設される。該側面シート10
は、頂点が前記天布4の凹曲縁4aと一致する凸曲縁1
0aとされ、一側縁から凸曲縁10aを経て他側縁に至
る一連の係止部材11が縫着される。該係止部材11
は、前記係止部材6と係脱できるファスナの他側部分で
ある。
【0015】なお、係止部材6は、天布4に設けず袋部
5のみに設けてよく、この場合は係止部材11も凸曲縁
10aの部分には設けず側縁のみに設けられる。
【0016】また、図8に示すように下部に連結帯15
をもつ係止帯3に使用できるように、側面シート10の
下縁にも下縁固定用の係止部材12を縫着する。
【0017】前記側面シート10は係止部材6、11を
係合させることにより図6、図7のように任意の側面2
に張設することができ、このうち図6は1側面のみに張
設した日除け用であり、図7は3側面に張設した風除け
用で、冬期のスキー、スケート等の観戦、魚釣りなどに
便利である。
【0018】図8は、係止帯3の下端近くに連結帯15
を連結したもので、該連結帯15によって骨部1の下端
の位置ずれを防止すると共に、これに設けた係止部材に
よって側面シート10の下縁の係止部材12及び後記の
底シートを着脱自在に取付けることができる。連結帯1
5は、縦布16と横布17からなる断面L字形に折曲げ
た布で、各端縁に係止部材18、19が縫着される。そ
して、縦布16の係止部材18は、側面シート10の係
止部材12と係合して側面シート10の取付け強度を増
す。
【0019】底シート20は、図9に示すように方形
で、4辺に係止部材21が縫着され、該係止部材21が
前記横布16の係止部材19に係止されて地面を覆い、
居住性を良好にする。
【0020】この連結帯15を有するものにあっても、
側面シート10の取付け数は任意であり、底シート20
の使用不使用も任意である。図10では3側面に側面シ
ート10が取付けられ、底面に底シート20が取付けら
れて冬期スポーツ観戦型とされている。図11は側面シ
ート10が1面だけに取付けられ、底シート10が使用
されず海浜での日除け型とされたものである。図12は
図10の開放面を、開閉口10bをもつ側面シート10
で閉じたもので、4側面と底面が閉ざされ、睡眠用又は
着換用に使用される。
【0021】骨部1の十字状の交差角は、図3に示す直
角のものに限らず、図13に示すように斜めにすれば長
方形の底面をもつテントが得られる。また、係止帯3
は、交差部に天布4を用いることなく、長い袋部5、5
を用いて中央部を重ね合わせ、その重なり面側を縫着し
て一体としたものであってもよく、別体の袋部5、5を
用いて両袋部5、5をホックで結合したり、鳩目穴を設
けて紐で結合してもよい。また、骨部1の片脚側が挿入
される長さの4本の袋部を、ホック、紐等の結合部材で
分離可能に直接結合してもよいし、天布を介して分離可
能に結合するようにしてもよい。
【0022】更に、袋部5は、骨部1の全体を囲むもの
ではなくてもよく、内面側又は外面側の一方を、ベルト
通し状の、間隔をあけた複数本のバンドを縫着したもの
としてもよい。
【0023】なお、前記実施例においては係止部材とし
てムシが係合する形式のスライドファスナを用いている
が、このようなファスナに限らず、面接合する形式のベ
ルベットファスナや、ホック型のファスナを用いること
ができる。
【0024】
【考案の効果】以上の手段を備えるから、請求項1の発
明によれば、骨部間の四つの側面の任意の面に側面シー
トを取付けることができるから、夏季は風通しのよい日
除けとして使用でき、冬期は一側面を開放した風除けテ
ントとして、冬期スポーツの観戦、氷上の魚釣りなどに
使用できて便利である。
【0025】この際、取外す側面シートは、テントから
完全に分離できるから、邪魔にならず、垂れ下がった側
面シートを踏んでテントを撓ませたり動かしたりするよ
うなこともない利点をもつ。
【0026】請求項2の考案によれば、連結帯により骨
部下端の位置ずれが防止され、かつ側面シートの下縁を
連結できるので、閉鎖性が向上する利点を有する。また
請求項3の考案によれば、底シートを取付けることによ
り、人体が地面に接触しないため居住性が向上し、かつ
骨部下端のずれをロープを用いることなく防止できる利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 骨部の斜視図
【図2】 骨部に係止帯を取付けた一実施例の斜視図
【図3】 係止帯の平面図
【図4】 係止帯の断面図
【図5】 側面シートの正面図
【図6】 2面に側面シートを取付けたテントの斜視図
【図7】 3面に側面シートを取付けたテントの斜視図
【図8】 骨部に係止帯を取付けた他の実施例の斜視図
【図9】 底シートの平面図
【図10】 4面にシートを取付けたテントの斜視図
【図11】 1面にシートを取付けたテントの斜視図
【図12】 5面にシートを取付けたテントの斜視図
【図13】 係止帯の他の実施例を示す平面図
【符号の説明】
1 骨部 3 係止帯 4 天布 5 袋部 6、11、12、18、19、2
1 係止部材 10 側面シート 15 連結帯 20 底
シート

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 十字状に組合わされるアーチ形の骨部と
    該骨部に係止されるシートとを備えるテントにおいて、 骨部(1)に取付けられ、該骨部(1)に沿う係止部材
    (6)を両側にもつ係止帯(3)と、 骨部間の側面(2)に適合する外形をもち、骨部(1)
    の前記係止部材(6)に係脱する係止部材(11)を外
    縁にもつ4枚の側面シート(10)と、を備えることを
    特徴とするテント。
  2. 【請求項2】 隣り合う骨部の下端と下端に張設した連
    結帯(15)と、該連結帯(15)と前記側面シート
    (10)の下辺とに設けた係脱自在の係止部材(18)
    (12)と、を備えることを特徴とする、請求項1のテ
    ント。
  3. 【請求項3】 隣り合う骨部と骨部の下端を連結する連
    結帯(15)と、該連結帯(15)で囲まれる部分に敷
    く底シート(20)と、該連結帯(15)と底シート
    (20)とに設けた係脱自在の係止部材(19)(2
    1)と、を備えることを特徴とする、請求項1又は2の
    テント。
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JPH0732129U (ja) 1995-06-16

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