JP2003007279A - 非水系二次電池用セパレータ及び非水系二次電池 - Google Patents
非水系二次電池用セパレータ及び非水系二次電池Info
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Abstract
た非水系二次電池用セパレータを提供する。 【解決手段】 非水系二次電池用セパレータにおいて、
該セパレータが不織布状シート(A)と多孔性無機フィ
ラー(B)を含む、電解液に膨潤しこれを保持すること
ができる有機高分子(C)からなる多孔膜であり、該多
孔膜の平均膜厚が10〜35μmで目付量が10〜25
g/m2であることを特徴とする非水系二次電池用セパ
レータ、および該セパレータを用いた非水系二次電池。
Description
にドープ・脱ドープ可能な正極・負極を用いた非水系二
次電池に関するものである。特に、非水系二次電池のセ
パレータに用いるゲル状電解質膜の補強技術に関するも
のである。
電力を得る非水系二次電池は高エネルギー密度を有する
という特徴から、近年の携帯電子機器の普及に伴い、幅
広く活用されている。そして、携帯電子機器の小型化、
軽量化、薄型化が要求されているため、これに用いる非
水系二次電池においても、電池形状の自由度、製造コス
ト削減の観点から、電池の外装を金属缶からアルミラミ
ネートフィルムへ変更する試みがなされている。最近こ
のアルミラミネートフィルム外装非水系二次電池は実用
化されていて、特に薄型化への要求がある携帯電話やP
DAが主要な用途となっている。
電池は金属缶外装非水系二次電池に比べ外装が簡易なた
め液漏れの危険性が高くなりがちで、そのためセパレー
タには十分な電解液保持性が要求される。このため、金
属缶外装非水系二次電池に用いられていたような表面張
力でのみ電解液を保持するポリオレフィン微多孔膜で
は、電解液保持性が十分とはいえず、このような微多孔
膜はアルミラミネートフィルム外装非水系二次電池に適
しているとは言い難い。
水系二次電池では、ポリエチレンオキサイド(PE
O)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリメチルメ
タクリレート(PMMA)、ポリフッ化ビニリデン(P
VdF)等の電解液に膨潤し、これを保持する有機高分
子からなる多孔膜をセパレータに用いることが提案され
ている。この中でも、特に、耐酸化還元性や製膜性の観
点からPVdFを主体とする有機高分子が好適に用いら
れている。
現状の非水系二次電池用セパレータの膜厚まで薄くする
と機械物性的に問題があり、生産性の観点や短絡を防止
するという観点からは、必ずしも十分なものが得られて
いない。このような背景から、上記のような多孔膜を補
強する技術が重要であり、今までに不織布や無機フィラ
ーによる補強等が提案されている。
24号公報等で提案されている。不織布による補強は十
分な機械物性が得られ、電解液保持性においても十分な
ものが得られるという利点がある。しかし、不織布の目
開きのため短絡防止の観点から十分なものを得ることは
困難である。そのため、不織布補強による捲回型の非水
系二次電池は実用化されていない。
0−195492号公報等で提案されている。無機フィ
ラー添加による補強は短絡防止には有効に機能するが、
添加により機械物性の低下を招くという問題もある。そ
のため、セパレータとして十分にハンドリング可能な機
械物性を有する無機フィラー補強によるセパレータは見
出されていない。
現状の非水系二次電池用セパレータ程度の膜厚であり、
十分な電解液保持性、短絡防止性、機械物性を満足する
ような電解液に膨潤しこれを保持する有機高分子からな
るセパレータは得られていないのが現状である。このよ
うな問題もあり、ハンドリング性の点も加えフィルム外
装非水系二次電池の生産性は上がらず、コストの高いも
のとなっている。
く、十分な電解液保持性、短絡防止性、機械物性を満足
したセパレータを提供することを目的とする。
するために本発明は、非水系二次電池用セパレータにお
いて、該セパレータが不織布状シート(A)と多孔性無
機フィラー(B)を含み、電解液に膨潤しこれを保持す
ることができる有機高分子(C)からなる多孔膜であ
り、該多孔膜の平均膜厚が10〜35μmで目付量が1
0〜25g/m2であることを特徴とする非水系二次電
池用セパレータを提供する。
記発明が含まれる。 1. 該不織布状シート(A)が、平均膜厚10〜30
μm、目付量6〜20g/m2、耐力点強度1.5×1
02N/m以上、マクミラン数10以下で、かつマクミ
ラン数×平均膜厚(μm)が200μm以下であること
を特徴とする非水系二次電池用セパレータ。 2. 該多孔性無機フィラー(B)が、気孔率75%以
上、比表面積300m2/g以上でかつ平均粒子径0.
1〜5μmであることを特徴とする上記発明または1に
記載の非水系二次電池用セパレータ。 3. 該有機高分子(C)の単位面積当たりの重量をW
p(g/m2)としたとき、該多孔性無機フィラーの単
位面積当たりの含有量が0.1Wp〜0.4Wp(g/
m2)であることを特徴とする上記発明、1および2の
いずれかに記載の非水系二次電池用セパレータ。 4. 該有機高分子(C)がポリフッ化ビニリデン(P
VdF)を主体とすることを特徴とする上記発明、およ
び1〜3のいずれかに記載の非水系二次電池用セパレー
タ。 5. リチウムを可逆的にドープ・脱ドープ可能な正極
及び負極とセパレータを備え、非水系電解液を用いた非
水系二次電池において、該セパレータとして上記発明、
および1〜4のいずれかに記載の非水系二次電池用セパ
レータを用いることを特徴とする非水系二次電池。 6. アルミラミネートフィルム外装を有することを特
徴とする5記載の非水系二次電池。
本発明の非水系二次電池用セパレータは、平均膜厚10
〜35μmで目付量10〜25g/m2の多孔膜であ
り、不織布状シート(A)と多孔性無機フィラー(B)
を含み、電解液に膨潤しこれを保持することができる有
機高分子(C)からなる多孔膜である。ここで、不織布
状シート(A)は機械物性を補強する効果を、多孔性無
機フィラー(B)は短絡を防止する効果を、該有機高分
子(C)は電解液を保持する効果を有し、これら3つを
複合することで、製造時におけるハンドリングが容易で
十分な機械物性、短絡防止能力、電解液保持性を実現で
きる。
m、目付量は10〜25g/m2であり、平均膜厚10
〜30μm、目付量10〜20g/m2が好ましく、な
かでも平均膜厚10〜25μm、目付量10〜20g/
m2が好ましい。平均膜厚が10μmより薄くなり目付
量が10g/m2より小さくなると、本発明のように補
強しても、十分な短絡防止性及び機械物性を得ることは
困難となる。また、多孔性無機フィラーがセパレータ表
面の顕著に露出してしまうことで表面が極めて粗くなっ
てしまい好ましくない。平均膜厚が35μmより厚くな
り目付量が25g/m2を超えると、電池のエネルギー
密度的に実用的なものでなくなるとともに特性の低下に
もつながる。
不織布状シート(A)は、平均膜厚10〜30μm、目
付6〜20g/m2、耐力点強度1.5×102N/m以
上、マクミラン数10以下でかつマクミラン数×平均膜
厚(μm)が200μm以下であることが好ましい。
該不織布状シート(A)の耐力点強度は2.5×102
N/m以上が好ましく、3.0×102N/m以上がさ
らに好ましい。耐力点強度は、弾性限界の強度であっ
て、どの程度の張力でハンドリングできるかの指標を与
えるものであり、この数値が高いほどハンドリングが容
易で、生産性が高いことを意味する。
められる。本発明においては、該不織布状シートを1c
m×3cmの短冊形に切り出し、テンシロンにより引張
速度20mm/分で引張試験を行って得られた応力−伸
度曲線から耐力点強度を算出した。
(A)のマクミラン数は10以下で、マクミラン数×平
均膜厚(μm)は200μm以下であるのが好適であ
る。より好ましくは、マクミラン数×平均膜厚(μm)
は150μm以下である。ここでマクミラン数はイオン
伝導度を示す指標であり、不織布状シート(A)に電解
液を含浸させたときのインピーダンスと電解液のみのイ
ンピーダンスとの比である。本発明においては、25℃
における伝導度の比をマクミラン数とした。
は10〜30μm、目付量は6〜20g/m2であるの
が好適である。平均膜厚が10μmより薄く、目付量が
6g/m2より小さいと、耐力点強度1.5×102N/
m以上という十分な機械物性を得ることが困難となりが
ちとなる。また平均膜厚が30μmより厚く、目付量が
20g/m2より大きいと、マクミラン数10以下でか
つマクミラン数×平均膜厚(μm)が200μm以下と
いう特性を得ることが困難となることもあり、さらに本
発明の多孔膜(セパレータ)の平均膜厚を35μm以下
にすることが困難となる。
上記のような条件を満足しているものが好ましく、非水
系二次電池に用いるのに十分な耐酸化性及び耐還元性、
耐電解液性を有していれば特に限定されるものではな
い。例えば、ポリオレフィン、ポリエステル、芳香族ポ
リアミド、ポリフェニレンスルフィド等が好適に用いら
れる。
の不織布の製造法により製造可能である。例えば、乾式
法、スパンボンド法、ウォーターニードル法、スパンレ
ース法、湿式抄造法、メルトブロー法等を挙げることが
できる。これらの製造法のうちでは、均一で薄葉の不織
布を得やすい湿式抄造法が特に好適である。
性であることが重要であり、気孔率75%以上、比表面
積300m2/g以上が好適である。このような多孔性
無機フィラー(B)は多孔性であるため電解液を含浸し
イオン伝導性をもつことから、短絡を十分に防ぐだけの
量を添加しても、セパレータのイオン伝導度を低下させ
ることはなく、電池特性の観点から好適である。また、
このような多孔性無機フィラー(B)は多孔度が高いた
め、通常の無機フィラーに比べ同体積で考えると軽いと
いう特徴も有し、電池の重量エネルギー密度的な観点か
らも有利である。ここで、気孔率(ε)はかさ密度
(d)と真密度(D)から計算できる。すなわち、ε=
[1−(d/D)]×100である。また、比表面積はB
ET法により測定される。
子径が0.1〜5μmの粒子であるのが好適である。
0.1μmより小さいと仮に添加しても十分な短絡防止
効果を得ることが困難になる場合がある。また、5μm
より大きいと、セパレータの平均膜厚を35μm以下に
することが困難になるばかりか、セパレータの表面に多
孔性無機フィラー(B)の粒子が剥き出しになったと
き、セパレータの表面が極めて粗くなることがあり好ま
しくない。
機高分子(C)の単位面積当たりの重量をWp(g/m
2)としたとき、多孔性無機フィラー(B)の単位面積
当たりの含有量が0.1Wp〜0.4Wp(g/m2)
となるように添加するのが好適である。多孔性無機フィ
ラー(B)の添加量が0.1Wp(g/m2)より少な
いと短絡を防止する効果が十分得られない。また、0.
4Wp(g/m2)より多いと、表面が極めて粗くなる
ことがあり好ましくないばかりか、有機高分子(C)で
多孔性無機フィラー(B)を十分に結着すること困難で
膜が脆くなり、多孔性無機フィラー(B)が剥がれ落ち
る等の問題からハンドリング性が悪くなることがある。
性に悪影響を与えないものであれば特に限定されない。
このようなものとして、シリカやアルミナを挙げること
ができる。
潤しこれを保持することができるものであれば特に限定
はない。例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、
PVdF共重合体、ポリアクリロニトリル(PAN)、
ポリエチレンオキサイド(PEO)、ポリメチルメタク
リレート(PMMA)等を挙げることができ、これらを
混合して用いることも可能である。この中でも特に、P
VdFを主体とした有機高分子が製膜性、耐酸化還元性
の観点から好適である。PVdFを主体とした有機高分
子としては、ヘキサフロロプロピレン(HFP)、クロ
ロトリフロロエチレン(CTFE)、パーフロロアルキ
ルビニルエーテル(PFMV)等の共重合体を挙げるこ
とができる。この共重合体の分子量としては重量平均分
子量(Mw)で100,000〜1,000,000が
好適である。共重合体の中では、共重合体組成が VdF/HFP(a)/CTFE(b) (a)=2〜8重量% (b)=1〜6重量% であるものが、電極との接着性がよく、アルミラミネー
トフィルム外装非水系二次電池に適用する場合は特に好
ましい。このような組成のPVdF共重合体を用いる
と、アルミラミネートフィルム外装非水系二次電池を熱
処理やカレンダーという煩雑な工程を含まずに製造する
ことも可能である。
知の方法で製造可能である。多孔膜の場合は、例えば以
下の方法がある。
孔性無機フィラー(B)を低沸点溶媒に添加してポリマ
ーを溶解し、得られたドープを不織布状シート(A)に
塗布含浸後低沸点溶媒を乾燥除去し、可塑剤入りのフィ
ルムを作製後、可塑剤を溶剤で抽出する方法。
の相分離剤(開孔剤)とを所定の割合で配合溶解して得
られたドープをTダイ等のスリットノズルから吐出して
不織布状シート(A)に含浸塗布した後、凝固浴中で膜
の凝固を行ない、水洗・乾燥する方法。ここで、生産プ
ロセスを考えると湿式製膜法が好適に用いられる。ただ
し、本発明の非水系二次電池用セパレータは上記のよう
な製造法に限定されるものではない。
池は前述した本発明のセパレータを用いることが特徴で
あり、電極及び電解液等は公知のものを用いることがで
き、公知の製造法により製造可能である。
物質を結着し電解液を保持するバインダーポリマー、集
電体から構成される。また、電極の電導度の向上を目的
に導電助剤を添加することも可能である。
物質にはLiCoO2、LiMn2O 4及びLiNiO2と
いったリチウム含有遷移金属酸化物が好適に用いられ
る。また、負極活物質には、ポリアクリロニトリル、フ
ェノール樹脂、フェノールノボラック樹脂、セルロース
などの有機高分子化合物を焼結したもの、コークス、ピ
ッチを焼結したものや人造黒鉛、天然黒鉛に代表される
炭素材料が好適に用いられる。
ビニリデン(PVdF)、PVdFとヘキサフロロプロ
ピレン(HFP)やパーフロロメチルビニルエーテル
(PFMV)及びテトラフロロエチレンとの共重合体な
どのPVdF共重合体樹脂、ポリテトラフロロエチレ
ン、フッ素ゴムなどのフッ素樹脂やスチレン−ブタジエ
ン共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体など
の炭化水素系ポリマーや、カルボキシメチルセルロー
ス、ポリイミド樹脂などを用いることができるがこれに
限定されるものではない。また、これらは単独で用いて
も、2種類以上を混合しても用いても構わない。
た材料が用いられ、負極は耐還元性に優れた材料が用い
られる。具体的には、正極集電体としてアルミニウム、
ステンレススチールなどを挙げることができ、負極集電
体としては銅、ニッケル、ステンレススチールを挙げる
ことができる。また、形状については箔状、メッシュ状
のものを用いることができる。特に、正極集電体として
はアルミニウム箔、負極集電体としては銅箔が好適に用
いられる。
セチレンブラック)が好適に用いられるが、これに限定
するものではない。
配合比は、活物質100重量部に対してバインダーポリ
マーは3〜30重量部の範囲が好ましく、導電助剤は0
〜10重量部の範囲が好ましい。
るものではなく、公知の方法を採用することができる。
一般的な非水系二次電池に用いる非水系溶媒にリチウム
塩を溶解したものを用いられる。具体的な非水溶媒とし
ては、プロピレンカーボネート(PC)、エチレンカー
ボネート(EC)、ブチレンカーボネート(BC)、ビ
ニレンカーボネート(VC)、ジメチルカーボネート
(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、メチル
エチルカーボネート(MEC)、1,2-ジメトキシエタン
(DME)、1,2-ジエトキシエタン(DEE)、γーブ
チロラクトン(γ−BL)、スルフォラン、アセトニト
リル等を挙げることが出来る。前記非水溶媒は、単独で
用いても、2種類以上を混合して用いてもよい。特に、
PC、EC、γ−BL、DMC、DEC、MECおよび
DMEから選ばれる少なくとも1種以上の溶媒が好適に
用いられる。
は、過塩素酸リチウム(LiClO 4)、六弗化リン酸
リチウム(LiPF6)、ホウ四弗化リチウム(LiB
F4)、六弗化砒素リチウム(LiAsF6)、トリフロ
ロスルフォン酸リチウム(CF3SO3Li)、リチウム
パーフロロメチルスルフォニルイミド[LiN(CF 3
SO2)2]およびリチウムパーフロロエチルスルフォニ
ルイミド[LiN(C2F5SO2)2]等が挙げられる
が、これに限定されるものではない。また、これらを混
合して用いても構わない。溶解するリチウム塩の濃度と
しては、0.2〜2M(モル/L)の範囲が好適に用い
られる。
明の非水系二次電池用セパレータの特徴からアルミラミ
ネートフィルム外装非水系二次電池において好適に実施
される。しかし、本発明はアルミラミネートフィルム外
装非水系二次電池に限定されるものではなく、円筒型、
角型、ボタン型といった金属缶外装非水系二次電池にお
いても実施可能である。
法は特に限定はなく、公知な非水系二次電池の製造法が
採用できる。具体的には、セパレータを介して正負極を
接合させた接合体を外装に入れ、電解液を注入した後、
封じることで製造する方法が一般的である。ここで、電
解液の注入は真空注入法が好適に用いられるが、特にこ
れに限定しない。また、外装に入れる前でこの接合体に
電解液を含浸しても構わない。当然ではあるが、セパレ
ータとして電解液担持ポリマー膜を用いたときは電解液
の注入の必要性はない。
パックであるような、いわゆるフィルム外装電池では、
電極とセパレータが接着し一体化していることが好まし
い。この接着には熱圧着法等を採用することができる。
また、セパレータと電極の接着性が良好な場合は、熱圧
着などの煩雑な工程は必要ない。
る。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。
以下に示す。 「マクミラン数測定」電池特性を反映するセパレータの
特性値としてマクミラン数を用いた。マクミラン数は電
解液に対するセパレータに電解液を含浸させたときのイ
ンピーダンスの比である。本実施例では、2枚の20m
mφのSUS電極に電解液を含浸したセパレータを挟
み、交流法にてインピーダンスを測定し、これを伝導度
計において測定した電解液のイオン伝導度から計算され
る電解液のインピーダンスで除することでマクミラン数
を求めた。電解液には1M LiBF4 EC/PC
(1/1重量比)を用いた。
を指標として評価した。耐力点強度は通常の引張試験に
よって求めることができる。本実施例では、セパレータ
を1cm×3cmの短冊に切り出し、テンシロンにより
引張速度20mm/分で引張試験を行って得られた応力
−伸度曲線から耐力点強度を算出した。
には、以下のように測定される曲げ絶縁破壊電圧測定を
採用した。電解液を含まない正極・負極・セパレータを
用い、捲回型電池の曲げ部分を想定した冶具(図1)の
凹凸間にこれら正極/セパレータ/負極と重ねて挟み、
固定して絶縁破壊電圧を測定する。
パンドメタル(サンク株式会社製、メッシュ長目方向中
心距離:1.0mm、メッシュ短目方向中心距離:0.
5mm、刻み幅0.1mm、膜厚:50μm、開孔率6
0%)上にコバルト酸リチウム(日本化学工業製:平均
粒子径10μm):ポリフッ化ビニリデン:アセチレン
ブラック=85:10:5である正極活物質層を担持し
た膜厚90μmの正極を用い、また銅エキスパンドメタ
ル(サンク株式会社製、メッシュ長目方向中心距離:
1.0mm、メッシュ短目方向中心距離:0.5mm、
刻み幅0.1mm、膜厚:50μm、開孔率60%)上
に黒鉛化メソフェーズカーボンマイクロビーズ(大阪瓦
斯化学製:平均粒子径6μm):ポリフッ化ビニリデン
=90:10である負極活物質層を担持した膜厚90μ
mの負極を用いた。15mmφに打ち抜いた上記の正負
極を2.5cm×5cmに切ったセパレータの中央部で
セパレータを介して挟んだ。この正極/セパレータ/負
極積層体を冶具の突起部分が電極の中心を通るように配
置して冶具で挟み、1kgの荷重をかけて絶縁破壊電圧
を測定した。
壊電圧を測定したとき(n=30)絶縁破壊電圧が20
0V以下になる確率で耐短絡性を評価した。
繊維径約5.5μm)の配向結晶化させたポリエチレン
テレフタレート(PET)短繊維に繊度0.22dte
x(平均繊維径4.5μm)のバインダー用PET短繊
維を6/4の重量比でブレンドし、湿式抄造法により1
0g/m2で製膜して、200℃でカレンダーロール掛
けして、不織布状シートを得た。得られたシートの特性
は以下の通りであった。
02N/m、マクミラン数6.7(マクミラン数×平均
膜厚=93.8)。
4.4:3.4(重量比)、重量平均分子量Mw=41
万であるPVdF共重合体を、N,N−ジメチルアセト
アミド(DMAc)と平均分子量400のポリプロピレ
ングリコール(PPG−400)の6/4(重量比)混
合溶媒に60℃で共重合体濃度12重量%になるように
溶解し、気孔率90%、比表面積450m2/g、平均
粒子径1.2μmの多孔性シリカ(鈴木油脂工業株式会
社製:商品名ゴットボール)をポリマー重量の0.2倍
分散させた製膜用ドープを調整した。得られたドープを
上記不織布状シートに含浸塗布後、得られた膜を溶媒濃
度40重量%の水溶液に浸漬して凝固させ、次いで水
洗、乾燥を行ってセパレータを得た。得られたセパレー
タの特性を表1に示す。
用ドープを用いたこと以外は実施例1と同様の方法でセ
パレータを製膜した。得られたセパレータの特性を表1
に示す。
繊維径約3.5μm)の配向結晶化させたPET短繊維
に繊度1.22dtex(平均繊維径約11μm)のバ
インダー用PET繊維を6/4の重量比でブレンドし、
湿式抄造法により目付12g/m2で製膜して、130
℃でカレンダーロール掛けして、不織布状シートを得
た。得られたシートの特性は以下の通りであった。
02N/m、マクミラン数4.9(マクミラン数×平均
膜厚=118μm)。
6.9:4.4(重量比)、重量平均分子量46万であ
るPVdF共重合体を、N,N−ジメチルアセトアミド
(DMAc)と平均分子量400のポリプロピレングリ
コール(PPG−400)の6/4(重量比)混合溶媒
に60℃で共重合体濃度12重量%になるように溶解
し、気孔率90%、比表面積450m2/g、平均粒子
径1.2μmの多孔性シリカ(鈴木油脂工業株式会社
製:商品名ゴットボール)をポリマー重量の0.3倍分
散させた製膜用ドープを調整した。得られたドープを上
記不織布状シートに含浸塗布後、得られた膜を溶媒濃度
40重量%の水溶液に浸漬して凝固させ、次いで水洗、
乾燥を行ってセパレータを得た。得られたセパレータの
特性を表1に示す。
多孔性シリカを含まない製膜用ドープを用いたこと以外
は実施例2と同様にセパレータを製膜した。得られたセ
パレータの特性を表1に示す。
を用い、DMAcとPPG−400の6/4(重量比)
混合溶媒に60℃で該共重合体濃度12重量%になるよ
うに溶解し、気孔率90%、比表面積450m2/g、
平均粒子径1.2μmの多孔性シリカ(鈴木油脂工業株
式会社製:商品名ゴットボール)をポリマーの重量の
0.5倍分散させて製膜用ドープを作製した。得られた
ドープを、離型処理を施したPETフィルム上に塗布
後、次いでそれを溶媒濃度40重量%水溶液に浸漬し膜
の凝固を行った。次いで水洗・乾燥を行い、セパレータ
を得た。得られたセパレータの特性を表1に示す。
子径2μmのガラス粒子(非多孔性シリカ)を得た。実
施例1のPVdF共重合体を用い、DMAcとPPG−
400の6/4(重量比)混合溶媒に60℃で該共重合
体濃度12重量%になるように溶解し、該ガラス粒子を
ポリマーの重量の5倍分散させて製膜用ドープを作製し
た。得られたドープを、離型処理を施したPETフィル
ム上に塗布後、次いでそれを溶媒濃度40重量%水溶液
に浸漬し膜の凝固を行った。次いで水洗・乾燥を行い、
セパレータを得た。得られたセパレータの特性を表1に
示す。
者を複合した電解液に膨潤しこれを保持する有機高分子
からなる多孔膜は、電気特性を低下させることなく、機
械物性及び耐短絡特性を向上させていることが分かる。
表中、○印は本発明のシート/フィラードあることを、
−印はないことを示している。
(LiCoO2、日本化学工業株式会社製)粉末89.
5重量部とアセチレンブラック4.5重量部及びPVd
Fの乾燥重量が6重量部となるように、6重量%のPV
dFのN−メチルピロリドン(NMP)溶液を用い、正
極剤ペーストを作製した。得られたペーストを厚さ20
μmのアルミ箔上に塗布乾燥後プレスして厚さ97μm
の正極を得た。
ーボンマイクロビーズ(MCMB、大阪瓦斯化学株式会
社製)粉末87重量部とアセチレンブラック3重量部及
びPVdFの乾燥重量が10重量部となるように、6重
量%のPVdFのNMP溶液を用い、負極剤ペーストを
作製した。得られたペーストを厚さ18μmの銅箔上に
塗布乾燥後プレスして、厚さ90μmの負極を作製し
た。
次電池」上記の正極と実施例1で作製したセパレータと
上記の負極を順次重ね合わせ、正極/セパレータ/負極
からなる電池エレメントを成型した。この電池エレメン
トをアルミラミネートフィルムパックに入れ、減圧下で
電解液を注入しアルミラミネートフィルムパックを封止
した。ここで電解液には1M LiPF6 EC/MEC(1/
1重量比)を用いた。
C、4.2Vの定電流・定電圧充電、放電電流0.2C、
2.75Vカットオフの定電流放電により確認したとこ
ろ、640mAhであった。また、初回充放電効率は8
9%であった。さらに、同様の充放電条件でサイクルを
重ねたところ、100サイクル経過後も初回充放電の8
5%の容量が得られた。また、放電電流2Cで放電した
ところ、0.2Cにおける放電容量の95%の放電容量
が得られた。
水系二次電池に良好に用いることが可能と判断される。
導度の低下を招くことなくゲル電解質膜を補強し、電池
製造に十分な機械物性を満足させ、電池を製造した際に
短絡を併発することのないセパレータを提供することが
可能となる。
た冶具を示す。図中における数字の単位はmmである。
Claims (7)
- 【請求項1】 非水系二次電池用セパレータにおいて、
該セパレータが不織布状シート(A)と多孔性無機フィ
ラー(B)を含み、電解液に膨潤しこれを保持すること
ができる有機高分子(C)からなる多孔膜であり、該多
孔膜の平均膜厚が10〜35μmで目付量が10〜25
g/m2であることを特徴とする非水系二次電池用セパ
レータ。 - 【請求項2】 該不織布状シート(A)が、平均膜厚1
0〜30μm、目付量6〜20g/m2、耐力点強度
1.5×102N/m以上、マクミラン数10以下で、
かつマクミラン数×平均膜厚(μm)が200μm以下
であることを特徴とする請求項1記載の非水系二次電池
用セパレータ。 - 【請求項3】 該多孔性無機フィラー(B)が、気孔率
75%以上、比表面積300m2/g以上でかつ平均粒
子径0.1〜5μmであることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の非水系二次電池用セパレータ。 - 【請求項4】 該有機高分子(C)の単位面積当たりの
重量をWp(g/m 2)としたとき、該多孔性無機フィ
ラーの単位面積当たりの含有量が0.1Wp〜0.4W
p(g/m2)であることを特徴とする請求項1〜3の
いずれかに記載の非水系二次電池用セパレータ。 - 【請求項5】 該有機高分子(C)がポリフッ化ビニリ
デン(PVdF)を主体とすることを特徴とする請求項
1〜4のいずれかに記載の非水系二次電池用セパレー
タ。 - 【請求項6】 リチウムを可逆的にドープ・脱ドープ可
能な正極及び負極とセパレータを備え、非水系電解液を
用いた非水系二次電池において、該セパレータとして請
求項1〜5のいずれかに記載の非水系二次電池用セパレ
ータを用いることを特徴とする非水系二次電池。 - 【請求項7】 アルミラミネートフィルム外装を有する
ことを特徴とする請求項6記載の非水系二次電池。
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