JP2003003519A - 建設機械のクーリングパッケージのカバー構造 - Google Patents

建設機械のクーリングパッケージのカバー構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械のクーリングパッケージのカバー構
造に関し、ラジエータやオイルクーラ等の冷却器の一部
がエンジンとは別置きに配置され、且つ別置きされた冷
却器にスクリーンが設けられている場合に、別置きされ
た冷却器の前方が他の機器によって塞がれているような
場合でもこれらの機器に邪魔されることなくスクリーン
を着脱できるようにする。 【解決手段】 建設機械の側面に設けられ第1冷却器1
5及び第2冷却器16の前方を蓋うサイドドア21A,
21Bや、建設機械の上面に設けられエンジン及び第1
冷却器15の上方を蓋うエンジンフード22とは独立し
て、スクリーン19の上方を蓋うリッド30を建設機械
の上面に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
建設機械のクーリングパッケージ、特に、ラジエータや
オイルクーラ等の冷却器の一部がエンジンとは別置きに
配置され、且つ別置きされた冷却器にスクリーンが設け
られている構造のクーリングパッケージのカバー構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】今日、油圧ショベル等の走行式の建設機
械やクレーン等の定置式の建設機械等、種々の建設機械
が建設現場,港湾,工場内等の様々な分野において用い
られている。建設機械は、ダム,トンネル,河川,道路
等における岩石の掘削やビル,建築物の取り壊し等、一
般に厳しい環境下で使用されるが、このような環境下で
はエンジンや油圧ポンプ等の機器類に加わる負荷が高
く、エンジン温度の上昇や作動油の油温の上昇を招きや
すい。このため、これら建設機械では、比較的大容量の
ラジエータやオイルクーラ(以下、総称して冷却器とい
う)を備え、これら冷却器によってエンジン冷却水や作
動油を冷却している。
【0003】従来、これら冷却器はエンジンの前方に直
列に配置され、エンジンのファンによって生成される冷
却風によって冷却されていた。しかしながら、このよう
に複数の冷却器を冷却風の流路に配置すると冷却風の流
れを阻害して冷却効率を低下させてしまう。特に近年で
はラジエータやオイルクーラの他、アフタクーラやエア
コンコンデンサ等の他の冷却器やエアクリーナ等の冷却
器以外の他の機器も冷却風の流路内に配置されるように
なっており、冷却効率の低下がますます懸念されてい
た。
【0004】そこで近年では、図10に示すような建設
機械のクーリングパッケージが提案されている。図10
に示すクーリングパッケージは油圧ショベルのものであ
るが、油圧ショベルは下部走行体1、下部走行体1の上
側に旋回可能に配設された上部旋回体2、上部旋回体2
に設けられ種々の作業を行う作業装置3から構成されて
いる。上部旋回体2の前端部に設けられたオペレータ室
4と後端部に設けられたカウンタウェイト5との間の空
間には、油圧ポンプ11が接続されたエンジン10が横
置きに配置されている。
【0005】そして、このクーリングパッケージにおい
ては、エンジン10により駆動される第1ファン13の
前方にラジエータ15が配置され、これらエンジン1
0,ファン13,ラジエータ15が配置された空間とオ
ペレータ室4との間にモータ12により駆動される第2
ファン14とオイルクーラ16とが配置されている。こ
のような構造によって、ラジエータ15はラジエータ1
5の前方上方に形成された吸気口17から第1ファン1
3に向けて流れる冷却風により、オイルクーラ16はオ
イルクーラ16の前方上方に形成された吸気口18から
第2ファン14に向けて流れる冷却風により、それぞれ
別個に冷却される。このようにラジエータ15とオイル
クーラ16とを別置きにすることによって、それぞれの
冷却効率の向上が図られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、建設機械は
上記のような環境下で用いられるために、冷却風ととも
に土埃等の異物が内部に流れ込むことは避けられない。
これらの異物は冷却器のコアに引っ掛かって付着堆積
し、冷却器を目詰まりさせて冷却器の冷却能力を低下さ
せてしまう。そこで、冷却器の前方にスクリーン(フィ
ルタ)を配置し、このスクリーンによって冷却器への異
物の侵入を防止するようにしたクーリングパッケージが
提案され、実用化されている。
【0007】スクリーンを備えたクーリングパッケージ
の場合、異物はスクリーンに付着堆積するためスクリー
ンの定期的な清掃や交換が必要になる。その際、冷却器
からスクリーンを取り外し、再び取り付ける着脱作業を
行うことになるが、例えば油圧ショベルの場合、通常、
このスクリーンの着脱は機体側面のサイドドアを開けて
行われる。ところが、近年、配置スペースの制約によっ
て冷却風の流路内にエアクリーナ等の機器が配置される
場合があり、このように冷却器の前方が機器によって塞
がれている場合には、サイドドアを開けてそこからスク
リーンを着脱することは非常に難しくなっている。
【0008】上述のラジエータ15とオイルクーラ16
とが別置き形式の油圧ショベルの場合には、図10,図
11に示すサイドドア21Aを開くことにより、その開
口部からラジエータ15を臨むことができる。しかしな
がら、図10に示すエアクリーナ20のようにラジエー
タ15の前方に障害物が存在する場合には、サイドドア
21Aを開けた開口部からラジエータ15のスクリーン
を着脱することは難しい。そこで、この場合は、エンジ
ンフード22を開けてそこからスクリーンの着脱を行う
ことになる。エンジンフード22はエンジン10のメン
テナンスのために設けられているが、図10,図11に
示すようにエンジンフード22のカバー範囲をラジエー
タ15の上方まで延ばすことで、エンジンフード22を
開けたときの開口部からラジエータ15のスクリーンを
着脱することが可能になる。
【0009】一方、オイルクーラ16は、サイドドア2
1Bを開くことによりその開口部から臨むことができる
ものの、ラジエータ15の場合と同様、オイルクーラ1
6の前方に障害物が存在する場合には、サイドドア21
Bを開けた開口部からオイルクーラ16のスクリーンを
着脱することは難しい。また、エンジンフード22もオ
イルクーラ16までもカバーするようには設けられてい
ないので、エンジンフード22を開けたときの開口部か
らオイルクーラ16のスクリーンを着脱することは不可
能である。
【0010】本発明はこのような課題に鑑み創案された
もので、ラジエータやオイルクーラ等の冷却器の一部が
エンジンとは別置きに配置され、且つ別置きされた冷却
器にスクリーンが設けられている場合に、別置きされた
冷却器の前方が他の機器によって塞がれているような場
合でもこれらの機器に邪魔されることなくスクリーンを
着脱できるようにした、建設機械のクーリングパッケー
ジのカバー構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前後方向の前
端部に設けられたオペレータ室と後端部に設けられたカ
ウンタウェイトとの間にエンジンが横置きに配置された
建設機械において、特に、エンジンの前方にエンジンに
冷却風が向かうように第1冷却風流路が設けられ、第1
冷却風流路とオペレータ室との間に第1冷却風流路と並
んで第2冷却風流路が設けられ、第1冷却風流路に第1
冷却器が、第2冷却風流路に第2冷却器がそれぞれ配置
されるとともに、少なくとも第2冷却器の前方に異物の
侵入を防ぐスクリーンが配置されているクーリングパッ
ケージを備えたものに適用されるものである。
【0012】各冷却風流路は機体表面に形成された冷却
風の取り入れ口からファンに至る経路であり、それぞれ
の冷却風流路は仕切り等によって隔てられたものでもよ
く、或いは同一の空間内にあってもよい。各冷却風流路
において冷却風の流れを生成するファンは電動モータや
油圧モータ或いはエンジンによって駆動することができ
る。また、冷却器としては、エンジンの冷却水用のラジ
エータ、作動油用のオイルクーラ、エンジンの過給器の
アフタクーラ、エアコンのコンデンサ等が挙げられ、こ
のうち少なくとも一つの冷却器を第2冷却風流路に配置
すればよい。この第2冷却風流路に配置された冷却器が
第2冷却器となる。好ましくは、ラジエータ及びオイル
クーラの何れかを第2冷却風流路に配置して第2冷却器
とする。なお、スクリーンは第2冷却器のみならず第1
冷却器の前方にも配置してもよい。
【0013】そして、本発明はこのような構成のクーリ
ングパッケージに適用されるカバー構造であって、建設
機械の側面に設けられ第1冷却器及び第2冷却器の前方
を蓋うサイドドアと、建設機械の上面に設けられエンジ
ン及び第1冷却器の上方を蓋うエンジンフードとは独立
して、スクリーンの上方を蓋うリッドを建設機械の上面
に設けたことを特徴としている。
【0014】このような構成により、第2冷却器の前方
が他の機器によって塞がれている場合でも、リッドを開
けてその開口部からスクリーンを着脱することが可能に
なる。なお、第1冷却器の前方にもスクリーンが配置さ
れている場合には、このスクリーンについてはエンジン
フードが第1冷却器の上方まで延設されているので、エ
ンジンフードを開けてその開口部から着脱することがで
きる。
【0015】上記のカバー構造において、リッドには第
2冷却風流路への冷却風の取り入れ口が形成されている
のが好ましい。これにより、第2冷却風流路へ冷却風を
効率よく取り入れる事が可能になる。この場合、より好
ましくはグレーチングで形成されたリッドを用いるよう
にする。これにより、冷却風を取り入れるための十分な
開口面積を確保することができ、高い冷却性能を得るこ
とが可能となる。また、エンジンフードとオペレータ室
との間は作業者が歩行する部分であるので、作業者の歩
行に耐えうる強度を確保することは重要であるが、この
点、グレーチングであれば十分な強度を確保でき、さら
にその上に軽量であるので開閉作業に困難をきたす事も
ない。
【0016】リッドはヒンジを用いて建設機械の上面の
静止部材(第1静止部材)に取り付けられているのが好
ましい。このようにヒンジを用いることでリッドを楽に
開閉することができ、また、リッドの紛失や締結ボルト
等の紛失も防ぐことができる。この場合のリッドの開閉
方向は、ヒンジを中心にしてサイドドア側に回転して開
くようにするのが好ましい。すなわち、上記の第1静止
部材をリッドとサイドドアとの間に配置する。リッドの
開閉方向をこのように設定することで、作業者が建設機
械の上に乗った状態でのスクリーンの着脱作業が容易に
なる。特に、この場合は、リッド,第1静止部材ともに
グレーチングで形成し、グレーチング同士をヒンジを介
して溶接するようにする。これにより第2冷却風流路に
冷却風を取り入れるための開口面積をさらに確保するこ
とができるとともに、強度もさらに確保することができ
るようになる。なお、ヒンジによるリッドの開き角は1
20〜140度の範囲が好ましい。より好ましくは13
0度に設定する。これにより、リッドの開閉作業をさら
に楽にすることができる。
【0017】また、リッドの閉位置は建設機械の上面に
第1静止部材に対してリッドを挟むようにして設けられ
た第2静止部材によって規定されるようにし、リッドの
閉状態においては、連結部材によってリッドと第2静止
部材とが連結されるようにするのが好ましい。これによ
りリッドは閉状態において両端部を第1静止部材と第2
静止部材とに結合されることになり、リッドが設けられ
た部分の強度を十分に確保することが可能になる。
【0018】リッドとエンジンフードとの建設機械の上
面における位置関係については、リッドの配置位置とエ
ンジンフードの配置位置とが一部重なり、閉状態にある
リッドの一部に掛かるようにエンジンフードが建設機械
の上面に取り付けられるのが好ましい。このような位置
関係であれば、リッドを開けるためにはエンジンフード
(通常は鍵付き)を開けることが条件となるので、リッ
ドに鍵を設けることなくバンダリズム(いたずら防止)
機能を具備することができる。特に、この場合、リッド
に開閉操作用の取っ手を設けておき、リッドの閉状態に
おいてエンジンフードの内側に取っ手が収容されるよう
にしておけば、バンダリズム機能を確保しながらリッド
の開閉操作をさらに容易にすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。図1〜図8は本発明の一実施
形態について示すものである。ここでは一例として図1
0,図11を用いて説明した従来の油圧ショベルに本発
明を適用した場合について説明する。なお、図中、図1
0,図11で示した従来の構造と同一の部位については
同一の符号を用いるものとする。
【0020】まず、図1を用いて本実施形態にかかるカ
バー構造の概要について説明する。図1に示すように、
本実施形態では、従来同様、上部旋回体2の側面に観音
開きのサイドドア21A,21Bが設けられ、これらサ
イドドア21A,21Bを開けることによって、その開
口部からラジエータ(第1冷却器)15やオイルクーラ
(第2冷却器)16を臨むことができるようになってい
る。一方のサイドドア21Aはその一端部をフロア面2
aのカウンタウェイト5側に立設されたサポート板23
にヒンジを介して取り付けられ、他方のサイドドア21
Bはその一端部を図示しないオペレータ室側に立設され
たサポート板24にヒンジを介して取り付けられてお
り、フロア面2aの中央部に立設されたサポート板25
にそれぞれの他端部が固定できるようになっている。
【0021】各サポート板23〜25は、冷却風の流路
を規定するための隔壁としても機能している。すなわ
ち、ここでは、サポート板23,25によりラジエータ
15に流れる冷却風の流路(第1冷却風流路)7が規定
され、サポート板24,25によりオイルクーラ16に
流れる冷却風の流路(第2冷却風流路)8が規定されて
いる。また、各サポート板23〜25は、上部旋回体2
の上面に配置された固定カバー26,27を支持するた
めの支持部材としても機能している。固定カバー26,
27としては、ここではグレーチングが用いられ(以
下、固定カバーを固定グレーチングという)、一方の固
定グレーチング26はサポート板23,25に、他方の
固定グレーチング27はサポート板24,25に、それ
ぞれ長手方向(建設機械の前後方向)の両端部をボルト
締めによって締結されている。各固定グレーチング2
6,27は、広い開口面積を有する構造により、各冷却
風流路7,8内に冷却風を取り込むための吸気口17,
18としてそれぞれ機能している。
【0022】また、従来同様、上部旋回体2の上面には
エンジンフード22が設けられ、このエンジンフード2
2を開けることによってその開口部から図示しないエン
ジンとラジエータ15を臨むことができるようになって
いる。エンジンフード22は、その一端部をカウンタウ
ェイト5に回転自在に取り付けられており、オペレータ
室側からカウンタウェイト5側に回転して開くようにな
っている。ラジエータ15の前面にスクリーンが配置さ
れている場合には、このエンジンフード22を開けたと
きの開口部から上方へ引き出すことによって外部に取り
出すことができる。なお、エンジンフード22とサイド
ドア21A,21Bには、それぞれ図示しないラッチが
備えられ、必要に応じて施錠できるようになっている。
【0023】さらに、本実施形態では、オイルクーラ1
6の前面に着脱自在なスクリーン19が配置されるとと
もに、このスクリーン19の上方に開閉自在なリッド3
0が設けられている。スクリーン19は両端を図示しな
いガイド溝に嵌め込まれてオイルクーラ16の前面に位
置決めされている。そして、リッド30を開けてガイド
溝に沿って上方に引き上げることにより、リッド30を
開けたときの開口部から外部へ取り出すことができるよ
うになっている。
【0024】以下、さらに図2〜図4を用いてリッド3
0とその周囲の構造について詳述する。図2に示すよう
に、リッド30は、四方を囲む枠板30a,30b,3
0c,30dの中に、長辺となる枠板30a,30bに
平行に2枚の平板30e,30fを配置し、短辺となる
枠板30c,30dに平行に4枚の平板30g,30h
30i,30jを配置し、それらを互いに溶接すること
によって形成された格子状のグレーチングとして構成さ
れ、その横方向(長手方向)を建設機械の前後方向に向
けて配置されている(図1参照)。リッド30の長辺の
長さは、リッド30を開けたときの開口部から図1に示
したスクリーン19を引き出せるように、スクリーン1
9の幅よりも余裕を持った長さに設定されている。一
方、短辺の長さは、作業者がリッド30を開けたときの
開口部から中に手を入れてスクリーン19を引き出すの
に支障がない程度に設定されている。
【0025】リッド30は、そのサイドドア側を固定グ
レーチング(第1静止部材)27により支持され、機体
中央側をベースプレート(第2静止部材)40により支
持されている。固定グレーチング27は、前述のように
その長手方向(建設機械の前後方向)の両端部をボルト
29によってサポート板24,25(図3,図4ではサ
ポート板25のみ図示)に締結されている。リッド30
は、そのサイドドア側の枠板30aの側面をこの固定グ
レーチングに3個のヒンジ31を介して回転自在に取り
付けられている。リッド30とヒンジ31、及びヒンジ
31と固定グレーチング27とはともに溶接によって接
合されている。リッド30は、その広い開口面積を有す
る構造により、固定グレーチング27とともに第2冷却
風流路8内に冷却風を取り込むための吸気口18として
機能する。なお、ヒンジ31は、図3に示すようにリッ
ド30の閉状態においてリッド30の上面と固定グレー
チング27の上面とが略フラットになるように取り付け
位置を調整されている。また、ヒンジ31は、図4に示
すようにリッド30の開状態においてその最大開き角が
130度に制限されるようなものが採用されている。
【0026】一方、ベースプレート40は、そのサイド
ドア側端に形成されたフランジ部40aをオイルクーラ
16用のサポート部材41の上面にボルト42によって
締結されている。フランジ部40aとサポート部材41
とは幅方向(機体前後方向)にわたって面で接触してお
り、これによりベースプレート40とサポート部材41
との間からの空気の戻りが防止されている。
【0027】リッド30の閉位置はベースプレート40
のフランジ部40aによって規定され、リッド30の閉
状態においては、図3に示すようにフランジ部40aの
上面によってリッド30の機体中央側の枠板30bを受
けるようになっている。フランジ部40aのリッド30
との接触面にはゴム(弾性部材)43が貼られており、
金属同士の接触によるリッド30を閉めたときの衝撃や
閉状態での振動の抑制が図られている。フランジ部40
aは、このゴム43上にリッド30が載った状態でリッ
ド30の上面とベースプレート40の上面とが略フラッ
トになるように、その高さが設定されている。なお、リ
ッド30の機体中央側枠部30bには、フランジ部40
aをサポート部材41に締結しているボルト42との干
渉を避けるために、ボルト42の位置に合わせて切り欠
き30k(後述の図7参照)が形成されている。
【0028】リッド30のベースプレート40への固定
は、丸落とし棒(連結部材)35を用いてリッド30を
ベースプレート40に連結することにより行う。リッド
30の枠板30b及び枠板30bに平行な中央の2枚の
平板30e,30fには、それぞれ対応する位置に図示
しない貫通穴が形成されている。丸落とし棒35はこれ
ら貫通穴に通されており、貫通穴に沿ってリッド30の
縦方向にスライドできるようになっている。一方、ベー
スプレート40側にも丸落とし棒35のスライド方向に
対応して貫通穴40bが形成されている。そして、丸落
とし棒35がベースプレート40の貫通穴40bに嵌ま
り込むことにより、丸落とし棒35を介してリッド30
とベースプレート40とが連結され、リッド30の開動
作が拘束されることになる。なお、ベースプレート40
の貫通穴40bの奥側には、丸落とし棒35を受けるた
めの受部材44が設けられている。この受部材44に
は、高強度且つ耐摩耗性の厚板が採用されている。ま
た、丸落とし棒35は、錆による固着を防止するために
その材質としてステンレス鋼が用いられている。
【0029】丸落とし棒35は、リッド30の縦方向に
配置された平板30g,30iに近接して2個所に設け
られている。また、丸落とし棒35が設けられた位置
は、ボルト42によるフランジ部40aのサポート部材
41への締結位置の近傍でもある。このように丸落とし
棒35による連結位置とボルト42による締結位置とが
接近することにより、リッド30が閉状態において上方
へ引っ張られた場合における強度が確保されている。
【0030】各丸落とし棒35には、丸落とし棒35の
軸と垂直にロックハンドル35aが突設されている。ま
た、各丸落とし棒35の近傍には枠板30bとその隣の
平板30eとの間に掛板36が渡されて溶接されてい
る。この掛板36には、リッド30の上面側に開いたロ
ック溝36aが形成されている。丸落とし棒35をベー
スプレート40の貫通穴40bに嵌め込んだ後、ロック
ハンドル35aをこのロック溝36aに引っ掛けること
により、丸落とし棒35のスライドがロックされ貫通穴
40bからの抜けが防止されるようになっている。ま
た、ロックハンドル35aは掛板36と平板30g或い
は平板30iに挟まれた限定された範囲を動くので、操
作上ロックハンドル35aが下向きとなって操作が困難
となるような不具合はない。
【0031】リッド30の上面の一部、具体的にはエン
ジンフード22側の端部には、枠板30b,30cと平
板30f,30gで囲まれた領域を蓋うように薄い鉄板
32が貼られている。図2中に二点鎖線で示すように、
本実施形態ではリッド30の一部にエンジンフード22
が掛かるようにリッド30の配置位置が設定されてい
る。エンジンフード22にはゴム枠22aが装着されて
いるため、直接グレーチングの上にエンジンフード22
を置くとゴム枠22aが切れてしまう虞がある。そこ
で、エンジンフード22と干渉する部位に鉄板32を貼
り、ゴム枠22aの損傷を防止しているのである。
【0032】また、カウンタウェイト側の枠板30cの
側面には、リッド30を開閉操作するための操作用ロッ
ド(取っ手)33がカウンタウェイト側に向けて取り付
けられている。上述のようにリッド30の一部はエンジ
ンフード22に覆われており、この操作用ロッド33も
リッド30の閉状態においてはエンジンフード22の下
に隠れるようになっている。
【0033】以上が本実施形態にかかるカバー構造の構
成であるが、次に、本実施形態におけるスクリーン19
の清掃手順を図5〜図8により示しながら、上記のカバ
ー構造の利点について説明する。まず、図5は、エンジ
ンフード22とリッド30がともに閉じた状態でのリッ
ド30の周辺の様子を機体の斜め上方から見たときの斜
視図である。この状態では、エンジンフード22がリッ
ド30の一部を押さえているので、仮に丸落とし棒35
をスライドさせてベースプレート40とリッド30との
ロックを解除し、さらにリッド30を上方に引っ張った
としても、リッド30を開けることは不可能である。し
たがって、イタズラにより勝手にリッド30が開けられ
てしまうようなことはない。つまり、バンダリズム機能
が十分に確保されている。
【0034】スクリーン19はオイルクーラ16への異
物の侵入を防止するが、スクリーン19に汚れが付着す
るとオイルクーラ16の冷却効率を低下させてしまう。
したがって、スクリーン19の汚れ具合を日頃からチェ
ックしてある程度汚れが付着したら清掃する必要があ
る。スクリーン19の汚れ具合は目視での確認が可能で
あるが、上記のカバー構造によれば、リッド30が開口
面積の大きいグレーチングで構成されているため、機体
の上面からでも容易に汚れ具を確認することができる。
このとき作業者がリッド30の上に乗ったとしても、リ
ッド30自体が十分な強度を有するグレーチングで構成
されるとともに、3つのヒンジ31によりリッド30と
固定グレーチング27との連結部における荷重を分散さ
せているので、作業者の体重にかかわらず壊れたり変形
したりすることはない。また、固定グレーチング27の
みならずリッド30にも上記のように大きい開口面積が
確保されていることから、多量の冷却風を内部に取り込
むことができ、高い冷却性能を得ることができるという
利点もある。
【0035】スクリーン19を清掃する場合には、機体
上面に上がりエンジンフード22のラッチの鍵を開け、
エンジンフード22を開く。エンジンフード22を開く
ことにより、図6に示すようにリッド30の側面に開閉
操作用の操作用ロッド33が現れる。続いて、丸落とし
棒35を機体外側(サイドドア側)にスライドさせ、ベ
ースプレート40とリッド30とのロックを解除する。
【0036】次に、図7に示すようにヒンジ31を中心
にして機体外側にリッド30を回転させて開状態にす
る。リッド30はグレーチングで構成されているので強
度のわりに軽量であり容易に開けることができる。この
とき、操作用ロッド33を持ってリッド30を持ち上げ
回転させることによって、指を挟んだりすることなく楽
に開けることができる。また、ヒンジ31によりリッド
30の開き角が130度で制限されるので、リッド30
と固定グレーチング27との間に指を挟んでしまうよう
なこともない。
【0037】リッド30を開けた後は、図8に示すよう
にスクリーン19を上方に引き上げて外部に取り出す。
そして、取り出したスクリーン19を高圧空気等により
清掃した後、再びリッド30を開けた開口部からスクリ
ーン19を中に入れてオイルクーラ16の前面に取り付
ける。このとき、リッド30は機体外側に開いているの
で、ベースプレート40側に立っている作業者の手足が
リッド30に当たることなく、容易にスクリーン19を
着脱することができる。
【0038】スクリーン19を収納した後は、リッド3
0を閉め、続いて丸落とし棒35をベースプレート40
側にスライドさせてベースプレート40とリッド30と
をロックする。そして、エンジンフード22を閉め、エ
ンジンフード22の図示しないラッチの鍵を閉める。こ
れにより、スクリーン19の一連の清掃作業が終了す
る。このように本カバー構造によれば、作業者は何ら道
具を用いることなく、すなわちツールレスでスクリーン
19の着脱を行うことができる。
【0039】なお、図5〜図8ではサイドドア21A,
21Bが開いた状態を示しているが、本実施形態におけ
るスクリーン19の清掃手順にサイドドア21A,21
Bの開閉状態は何ら関係しないので、サイドドア21
A,21Bが閉じていたとしても問題はない。以上、本
発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の
実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲内で種々変形して実施することができる。
【0040】例えば、上述の実施形態ではグレーチング
で構成されたリッドを用いているが、図9に示すように
鉄板製のリッド50を用いてもよい。ただし、鉄板はグ
レーチングに比較して強度が低いので、リッド50の裏
面を補強材によって補強しておくのが好ましい。また、
その表面に複数の吸気穴50aを形成しておき、固定グ
レーチング27とともに冷却風流路内に冷却風を取り込
めるようにしておくのが好ましい。なお、図9では、リ
ッド50を固定グレーチング27にヒンジ51を介して
回転自在に取り付ける一方、リッド50とベースプレー
ト40とはボルト52により締結するようにしている。
【0041】また、本発明は、前端部に設けられたオペ
レータ室と後端部に設けられたカウンタウェイトとの間
にエンジンが横置きに配置され、エンジンの前方にエン
ジンに冷却風が向かうように第1冷却風流路が設けら
れ、第1冷却風流路とオペレータ室との間に第1冷却風
流路と並んで第2冷却風流路が設けられ、第1冷却風流
路に第1冷却器が配置され、第2冷却風流路に第2冷却
器が配置されるとともに第2冷却器の前方に異物の侵入
を防ぐスクリーンが配置されたクーリングパッケージを
備えた建設機械であれば、上述の実施形態のような油圧
ショベルだけでなく走行式,定置式問わず種々の建設機
械に適用することができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の建設機械
のクーリングパッケージのカバー構造によれば、第2冷
却器の前方が他の機器によって塞がれている場合でも、
リッドを開けてその開口部からスクリーンを着脱するこ
とができるので、スクリーンの清掃が極めて容易になる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるカバー構造の全体
構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示すカバー構造の要部を示す平面図であ
る。
【図3】図2のIII−III方向矢視断面図である。
【図4】図3においてリッドが開状態にあるときの断面
図である。
【図5】スクリーンの清掃手順を説明するための説明図
であり、図1のカバー構造の要部を示す斜視図である。
【図6】スクリーンの清掃手順を説明するための説明図
であり、図1のカバー構造の要部を示す斜視図である。
【図7】スクリーンの清掃手順を説明するための説明図
であり、図1のカバー構造の要部を示す斜視図である。
【図8】スクリーンの清掃手順を説明するための説明図
であり、図1のカバー構造の要部を示す斜視図である。
【図9】本発明の別実施形態を示す平面図である。
【図10】従来の油圧ショベルの構成を示す概略平面図
である。
【図11】図11の油圧ショベルのカバー構造を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部揺動体 3 作業装置 4 オペレータ室 5 カウンタウェイト 7 第1冷却通路 8 第2冷却通路 10 エンジン 15 ラジエータ(第1冷却器) 16 オイルクーラ(第2冷却器) 17,18 吸気口 19 スクリーン 20 エアクリーナ 21A,21B サイドドア 22 エンジンフード 22a ゴム枠 23〜25 サポート板 26 固定グレーチング 27 固定グレーチング(第1静止部材) 29,42,52 ボルト 30,50 リッド 31,51 ヒンジ 32 鉄板 33 操作用ロッド(取っ手) 35 丸落とし棒(連結部材) 35a ロックハンドル 36a ロック溝 40 ベースプレート(第2静止部材) 40a フランジ 40b 貫通穴 41 サポート部材 42 ボルト 43 ゴム 44 受部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 明利 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 土居 毅 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 ▲高▼野 和昭 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 竹本 祐己 大阪市北区中ノ島2丁目3番18号新朝日ビ ル トランスコスモス株式会社内 (72)発明者 竹内 重美 兵庫県神戸市兵庫区和田宮通七丁目1番14 号 西菱エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 飯笹 稔晴 兵庫県神戸市兵庫区和田宮通七丁目1番14 号 西菱エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2D015 CA02 CA03 3D038 AA05 AB09 AC01 AC11 AC19

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械の前後方向の前端部に設けられ
    たオペレータ室と上記建設機械の後端部に設けられたカ
    ウンタウェイトとの間にエンジンが横置きに配置され、
    上記エンジンの前方に上記エンジンに冷却風が向かうよ
    うに第1冷却風流路が設けられ、上記第1冷却風流路と
    上記オペレータ室との間に上記第1冷却風流路と並んで
    第2冷却風流路が設けられ、上記第1冷却風流路に第1
    冷却器が配置され、上記第2冷却風流路に第2冷却器が
    配置されるとともに上記第2冷却器の前方に異物の侵入
    を防ぐスクリーンが配置されたクーリングパッケージの
    カバー構造であって、 上記建設機械の側面に設けられ上記第1冷却器及び上記
    第2冷却器の前方を蓋うサイドドアと、 上記建設機械の上面に設けられ上記エンジン及び上記第
    1冷却器の上方を蓋うエンジンフードと、 上記建設機械の上面に設けられ上記スクリーンの上方を
    蓋うリッドとを備えたことを特徴とする、建設機械のク
    ーリングパッケージのカバー構造。
  2. 【請求項2】 上記リッドに第2冷却風流路への冷却風
    の取り入れ口が形成されていることを特徴とする、請求
    項1記載の建設機械のクーリングパッケージのカバー構
    造。
  3. 【請求項3】 上記リッドはグレーチングで形成されて
    いることを特徴とする、請求項2記載の建設機械のクー
    リングパッケージのカバー構造。
  4. 【請求項4】 上記リッドはヒンジを用いて上記建設機
    械の上面の第1静止部材に取り付けられていることを特
    徴とする、請求項2〜3の何れかの項に記載の建設機械
    のクーリングパッケージのカバー構造。
  5. 【請求項5】 上記第1静止部材が上記リッドと上記サ
    イドドアとの間に配置されることにより、上記リッドは
    上記ヒンジを中心にして上記サイドドア側に回転して開
    くように構成されていることを特徴とする、請求項4記
    載の建設機械のクーリングパッケージのカバー構造。
  6. 【請求項6】 上記ヒンジによる上記リッドの開き角が
    120〜140度の範囲に設定されていることを特徴と
    する、請求項4又は5に記載の建設機械のクーリングパ
    ッケージのカバー構造。
  7. 【請求項7】 上記建設機械の上面に上記第1静止部材
    に対して上記リッドを挟むようにして第2静止部材が設
    けられ、上記リッドは上記第2静止部材に係止すること
    によって閉位置を規定されるとともに、上記リッドの閉
    状態において上記リッドと上記第2静止部材とを連結す
    る連結部材が設けられていることを特徴とする、請求項
    4〜6の何れかの項に記載の建設機械のクーリングパッ
    ケージのカバー構造。
  8. 【請求項8】 上記建設機械の上面における上記リッド
    の配置位置と上記エンジンフードの配置位置とが一部重
    なり、閉状態にある上記リッドの一部を覆うように上記
    エンジンフードが上記建設機械の上面に取り付けられる
    ことを特徴とする、請求項4〜7の何れかの項に記載の
    建設機械のクーリングパッケージのカバー構造。
  9. 【請求項9】 上記リッドに開閉操作用の取っ手が設け
    られ、上記リッドの閉状態において上記取っ手は上記エ
    ンジンフードの内側に収容されることを特徴とする、請
    求項8記載の建設機械のクーリングパッケージのカバー
    構造。
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