JP2005213933A - 旋回作業機のグリスガン配置構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】走行装置上に旋回台が旋回軸心廻りに旋回自在に設けられ、旋回台の前端部に作業装置が設けられ、旋回台の後端部に作業装置との重量バランスを取るためのカウンタウエイト24が設けられ、旋回台の後部側にエンジンが搭載され、旋回台の後部に、カウンタウエイト24との間でエンジンを覆って内部にエンジンルーム49を形成するように、ボンネットがカウンタウエイト24の前側に設けられた旋回作業機において、
グリスガンを保持するガンホルダ72が、旋回台後部のカウンタウエイト24の前側に、グリスガンを縦向きに収納するように配置されている。
【選択図】図13
Description
しかし、盗難の多発により、ロック(施錠)構造内に収納することが必要になった。また、グリスガンを運転席の近傍に収納すると、運転席廻りにグリスが付着したり、グリスの臭いが作業者に不快感を与える等の問題がある。さらに、グリスガンをエンジンルームに収納するようにすると、グリスが溶け出してしまうという問題がある。
グリスガンを保持するガンホルダが、旋回台後部のカウンタウエイトの前側に、グリスガンを縦向きに収納するように配置されている点にある。
ボンネット内の仕切部材よりもラジエータ側にガンホルダ及びグリスガンが収納されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記カウンタウエイトが、縦リブ及び横リブを有する鋳物で形成されている点にある。
図1〜図3に示すように、本発明の実施形態にかかる旋回作業機1は、左右一対のクローラ走行体2を有する走行装置3の上部に、旋回ベアリングを介して上下方向の旋回軸心X回りに回動自在に旋回台4を搭載したものとなっており、この旋回台4の前端部には作業装置5が設けられている。
作業装置5は、旋回台4の前端部に左右揺動自在に取り付けられたスイングブラケット12と、このスイングブラケット12に上下揺動自在に連結されたブーム6と、このブーム6の先端に上下揺動自在に連結されたアーム7と、このアーム7の先端に上下回動自在に連結されたバケット8とを有する掘削作業装置とされており、上記スイングブラケット12,ブーム6、アーム7およびバケット8は、それぞれ油圧シリンダ9,10,11等によって作動するようになっている。なお、この作業装置5は、上記バケット8に代えてブレーカ等の他の機器を取り付けたものとしても良い。
図1〜図5に示すように、旋回台4の底部には板状のベースフレーム23が設けられ、このベースフレーム23の後端部にカウンタウエイト24が設けられ、ベースフレーム23の左右側部及び前部は、カバー体26により覆われている。カウンタウエイト24の左右両側に、旋回台4の後端左右隅部を保護するサイドプロテクタ25が配設されている。
ベースフレーム23の前端部には、作業装置5を装着するための装着ブラケット34が前方突出状に設けられ、この装着ブラケット34からは左右一対の縦リブ35L,35Rが後方広がり状(略ハの字状)に延設されている。ベースフレーム23の前後中途部には、左右方向に延びる区画壁36が立設され、この区画壁36の後側に前記エンジン27、ラジエータ30等が配設されている。
前記ボンネット15は、主としてエンジン27、ラジエータ30等の外方を覆うものであり、図1〜図4に示すように、ボンネット15は、前部カバー45と、後部カバー46と、左側部カバー47と、右側部カバー48とから構成され、ボンネット15内にエンジンルーム49が形成されている。エンジンルーム49の前方及び前上方は、前部カバー45によって覆われている。燃料タンク、作動油タンク、バッテリ等が配置されたタンクルームの周囲が側部カバー47,48によって覆われ、エンジンルーム49の後部側は後部カバー46によって覆われている。
キャビン21の後部下端は、ボンネット15の前部カバー45上面に搭載されるようになっている。具体的には、前部カバー45上面の裏側には支持板54が設けられ、この支持板54にマウントゴム等を介してキャビン21の後部が連結されるようになっている。
後部カバー46の左右方向中央部の下部に施錠具55が設けられ、作業機のエンジンキー等を使用することにより、施錠具55で、後部カバー46を閉じた状態に施錠することができるようになっている。また、後部カバー46の上部に突っ張り杆56が左右軸廻りに揺動自在に取り付けられ、突っ張り杆56の遊端側が、支持フレーム51に設けた案内板59の案内溝60に摺動自在に挿通されており、この突っ張り杆56によって、後部カバー46を開いた状態に保持できるようになっている。
冷却ファン29とラジエータ30との間に、仕切部材61が設けられ、仕切部材61は、ボンネット15内を、エンジン27及び冷却ファン29のあるエンジンルーム49(エンジン27側)と、ラジエータ30等を収納する収納室62(ラジエータ30側)とに仕切っている。
図19〜図30に示すように、前記カウンタウエイト24は、外観デザインを保ちつつ適度な質量と強度を有するウエイトを実現するため、鋳物製とされている。即ち、カウンタウエイトを板金で構成した場合は、形状をシンプルにする必要があり、デザイン面で制約があった。また、大型プレスを必要とするので、製造も面倒になっていた。また、カウンタウエイトを樹脂製にすると、強度不足となるという問題があるし、質量が極端に小さくなるため、ベースフレーム23の前端部の作業装置5との重量バランスが損なわれることとなる。そこで、カウンタウエイト24を鋳物製として、適度な質量と強度を具備させて、作業装置5との重量バランスがとれるようにすると共に、板金ウエイトに比べて複雑な形状乃至構造になし得るようにして、外観デザインを向上させたのである。
そして、従来はカウンタウエイトを部分的に12mm程度の板厚を有する厚手の板金を使用して構成していたのに対して、このカウンタウエイト24の板厚は全体的に8mm程度に設定され、3箇所の取付ボルト用のボルト孔82(取付凹部81)を、基準として、左右方向及び上下方向に格子状の縦リブ85及び横リブ86を一体に設けて、強度を確保するようにしている。なお、サイドプロテクテクタ25を旋回により当てた場合の力がカウンタウエイト24に伝わりカウンタウエイト24が破損する場合は、サイドプロテクタ取付用のインサート螺子83の周辺にも、縦リブ及び横リブを設けるようにしてもよい。
2 クローラ走行体
3 走行装置
4 旋回台
5 作業装置
15 ボンネット
24 カウンターウエイト
29 冷却ファン
30 ラジエータ
46 後部カバー
49 エンジンルーム
55 施錠具
61 仕切部材
62 収納室
71 グリスガン
72 ガンホルダ
85 縦リブ
86 横リブ
Claims (3)
- 走行装置(3)上に旋回台(4)が旋回軸心(X)廻りに旋回自在に設けられ、旋回台(4)の前端部に作業装置(5)が設けられ、旋回台(4)の後端部に作業装置(5)との重量バランスを取るためのカウンタウエイト(24)が設けられ、旋回台(4)の後部側にエンジン(27)が搭載され、旋回台(4)の後部に、カウンタウエイト(24)との間でエンジン(27)を覆って内部にエンジンルーム(49)を形成するように、ボンネット(15)がカウンタウエイト(24)の前側に設けられた旋回作業機において、
グリスガン(71)を保持するガンホルダ(72)が、旋回台(4)後部のカウンタウエイト(24)の前側に、グリスガン(71)を縦向きに収納するように配置されていることを特徴とする旋回作業機のグリスガン配置構造。 - エンジン(27)の側方に、ラジエータ(30)が設けられ、ラジエータ(30)側からエンジン(27)側に向けて外部から冷却空気を吸い込むように、エンジン(27)とラジエータ(30)との間に冷却ファン(29)が設けられ、ボンネット(15)内をエンジン(27)及び冷却ファン(29)側とラジエータ(30)側とに仕切るように、冷却ファン(29)とラジエータ(30)との間に、仕切部材(61)が設けられ、
ボンネット(15)内の仕切部材(61)よりもラジエータ(30)側にガンホルダ(72)及びグリスガン(71)が収納されていることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機のグリスガン配置構造。 - 前記カウンタウエイト(24)が、縦リブ(85)及び横リブ(86)を有する鋳物で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機のグリスガン配置構造。
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