JP2003205871A - 旋回作業機 - Google Patents

旋回作業機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバー内の機器の点検等を容易に行えるよう
にする。 【解決手段】 走行装置3上に旋回機体4を縦軸心X回
りに旋回自在に備え、前記旋回機体4上の一側部に、該
機体4に搭載した機器23,24,25を覆う側部カバ
ー28を備え、該カバー28は、前記機器23,24,
25の内側面を覆う内壁28Aと、該内壁28Aとは別
体とされていて前記機器23,24,25の外側面を覆
う外壁28Bとを有し、この外壁28Bを前記内壁28
Aとは別に旋回機体4から取り外し可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の旋
回作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】旋回作業機としてのバックホーは、走行
装置上に旋回機体を縦軸心回り旋回自在に設け、前記旋
回機体の左右一側部に運転席や操縦レバー等を備えた運
転操縦部を設け、左右他側部に作動油タンク、燃料タン
ク等を設け、旋回機体の後部にエンジンを設けたものと
なっており、前記タンク等やエンジンはカバーによって
覆われている。このカバーは、大別して、エンジンを配
置したエンジンルームを覆う揺動開閉自在なカバーと、
タンク類を配置したタンクルームを覆うカバーとを有
し、エンジンルームカバーとタンクルームカバーとは平
面視で略L字状に配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、エ
ンジンルーム内のメンテナンス等は、後部カバーを大き
く開放することによって行うことができるが、タンクル
ーム内のメンテナンス等はタンクルームカバーの全体を
旋回機体から取り外すようになっていたため、この取り
外し作業等が大がかりで非常に手間がかかっていた。ま
た、タンクルームカバーの全体をヒンジを介して開閉自
在にしたもの知られているが、開いた状態でもカバーが
旋回機体側に残るため、当該カバーが邪魔となって点検
し難い部分がどうしても生じていた。
【0004】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、カバー内の機器の点検等を容
易に行えるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次の技術的手段を講じた。すなわち、本発
明にかかる旋回作業機は、走行装置上に旋回機体を縦軸
心回りに旋回自在に備え、前記旋回機体上の一側部に、
該機体に搭載した機器を覆うカバーを備え、該カバー
は、前記機器の内側面を覆う内壁と、該内壁とは別体と
されていて前記機器の外側面を覆う外壁とを有し、この
外壁を前記内壁とは別に旋回機体から取り外し可能に構
成していることを特徴としている。
【0006】これによって、カバーの全体を取り外さな
くとも外壁のみを旋回機体から容易に取り外すことが可
能となり、開放された外側方から内部の機器を好適に点
検することができる。また、前記内壁についても旋回機
体から取り外し可能に設けることが好ましく、これによ
って内部の機器を内外両側に開放してより一層点検を容
易にすることができる。上記において、前記カバーの上
部に開口を設け、該開口を塞ぐ蓋体を内壁に対して開閉
自在に支持していることが推奨される。これによって、
蓋体を内壁側に残したまま外壁のみを取り外すことが可
能となる。
【0007】また、前記開口の周縁は、前記機器の上部
を外側方に露出するように外壁に対して形成されている
ことが好ましく、これによって蓋体を開くだけで機器の
上部側を外側方に露出でき、当該機器が燃料タンクや作
動油タンクである場合には、その給油等のメンテナンス
が容易に行えるようになる。前記旋回機体の後部には、
エンジンを覆う開閉自在な後部カバーを前記外壁と隣接
して設けていることが推奨される。これによって、外壁
を旋回機体から取り外し且つ後部カバーを開くことによ
り、旋回機体の一側部から後部にかけて広い範囲で内部
の機器をカバー内を露出することが可能となり、点検が
より一層容易に行えるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1及び図2において、後方小旋
回型のバックホーとして例示する旋回作業機1は、左右
一対のクローラ走行体2,2を有する走行装置3と、こ
の走行装置3上に旋回自在に設けられた旋回機体4と、
この旋回機体4に装着された掘削装置5とを有して主構
成されている。走行装置3は、トラックフレーム7の左
右両側に駆動輪、従動輪等を設け、これらにゴムや金属
製の無端状クローラを巻回することによりクローラ走行
体2,2を構成している。このクローラ走行体2,2は
油圧モータの駆動によって無端状クローラを循環回走す
るようになっている。
【0009】トラックフレーム7の上面中央部には、旋
回ベアリング8を介して前記旋回機体4が搭載されてい
る。この旋回機体4は、その内部に配置された旋回モー
タ11によって縦軸心である旋回軸心Xを中心に旋回自
在となっている。また旋回軸心X上の旋回機体4と走行
装置3との間にはスイベルジョイント12が配設されて
いる。トラックフレーム7の前端部にはドーザ13が枢
着されており、このドーザ13は油圧シリンダよりなる
ドーザシリンダ14によって昇降動作する。
【0010】旋回機体4は、図3にも示すように、機体
フレーム16の後部に掘削装置5との重量バランスを図
るウエイト17を設け、左右両側部及び前部にカバー体
18を設けることによって主構成されている。また、ウ
エイト17及びカバー体18によって囲まれた機体フレ
ーム16の内側には、エンジン20、ラジエータ21、
油圧ポンプ22、燃料タンク23、作動油タンク24、
バッテリ25等が搭載され、これら機器はカバー26,
27,28にて覆われている。
【0011】具体的には、旋回軸心Xより後側の旋回機
体4の後部には、エンジン20、ラジエータ21及び油
圧ポンプ22が配置され、旋回軸心Xの右側方の旋回機
体4の左右一側部(右側部)には燃料タンク23及び作
動油タンク24等のタンク類の他、バッテリ、バルブ等
の車両機器(実施形態ではバッテリ25)が搭載されて
いる。また、旋回機体4の左右他側部(左側部)には運
転操縦部30が設けられ、この運転操縦部30は、運転
席31、ステップ部32、操縦レバー33等を有してい
る。運転席31は、旋回軸心Xに重複する位置で、タン
ク類の左側でかつエンジン20の前上方に配置され、運
転席31後部がエンジン20と前後にオーバーラップし
ている。運転席31の中心は旋回軸心Xの左側に偏位し
ている。
【0012】また、運転席31の上方は図2に示す如く
日除け装置35によって覆われ、前方には、手摺りを兼
ねたガード部材36が立設されている。運転席31の前
部側はシート台37上に設けられている。なお、本実施
形態における旋回作業機は後方小旋回型と呼ばれるもの
であり、旋回機体の後端(ウエイト側)の旋回半径が、
旋回軸心Xから走行装置3の左右外端までの距離と略対
応し、当該後端が走行装置3の左右幅内に収まるか又は
ほとんどはみ出さないようになっている。また、旋回機
体の左右側面は、掘削装置を前方に向けた状態で走行装
置3の長手方向(前後方向)に略沿った前後方向の立直
面に形成されている。
【0013】掘削装置5は、旋回機体4の前面から前方
に突出した支持ブラケット40に上下軸心回りに揺動自
在(縦軸心回りスイング自在)に装着されたスイングブ
ラケット41と、このスイングブラケット41に左右軸
心回りに揺動自在に枢支連結されたブーム42と、この
ブーム42に左右軸心回りに揺動自在に枢支連結された
アーム43と、このアーム43に左右軸心回りに揺動自
在に枢支連結されたバケット44とを有する。前記スイ
ングブラケット41は、旋回機体4内に装備されたスイ
ングシリンダ45(図1参照)によってスイング揺動駆
動され、ブーム42は、このブーム42の下部前側に沿
って配設されたブームシリンダ46によって上下揺動駆
動され、アーム43は、前記ブーム42の上部上側に沿
って配設されたアームシリンダ47によって前後揺動駆
動され、前記バケット44は、アーム43の前側(上
側)に沿って配設されたバケットシリンダ48によって
掬い・ダンプ駆動されるようになっている。
【0014】前記エンジン20は横向き(クランク軸を
左右方向)として配置され、このエンジン20の左側に
は油圧ポンプ22が直結され、右側にはエンジン20に
より駆動するラジエータファン21Aが設けられ、その
右側にラジエータ21が配設されている。このラジエー
タ21の前側であって機体フレーム16の右側部には、
燃料タンク23、作動油タンク24がこの順で前後に並
べて配設され、燃料タンク23の上側にはバッテリ25
が配設されている。前記エンジン20等が配置されたエ
ンジンルームの上方及び前側は主カバー26で覆われ、
エンジンルームの後方は後部カバー27で覆われ、燃料
タンク23、作動油タンク24、バッテリ25等が配置
されたタンクルームは周囲が側部カバー28で包囲され
ており、側部カバー28は前後に長く形成されるととも
に、その上部に前後に長い開口51が形成され、該開口
51は開閉自在な蓋体52によって閉鎖されている。
【0015】前記エンジンルームとタンクルームとはカ
バー内部で繋がって平面視で略L字状となっており、前
記カバー26,27,28も全体として平面視略L字状
の配置とされている。なお、前記カバーの内、主カバー
26及び蓋体29は合成樹脂で形成され、それ以外のカ
バーは板金で形成している。一般的に、合成樹脂は板金
に比べて熱伝導率が低いが製作コストが高い。そこで、
運転席31上の運転者から近いカバー部分を合成樹脂で
形成し、運転者から遠いカバー部分を板金で形成してお
り、運転者に不快感を与えずにコストを可及的に低下で
きるようにしている。
【0016】前記主カバー26及び蓋体29は両方を合
成樹脂で形成しているが、どちらか一方のより手が触れ
易いカバーのみを合成樹脂で形成してもよい。図5〜図
7に示すように、機体フレーム16の後部には、エンジ
ン20を囲うように枠体54が立設されており、該枠体
54は、左右方向に長い板材よりなり主カバー26の上
部壁下側に配設された上部枠54Aと、該上部枠54A
の左右両端及び中途部から前又は後下方に伸びる3本の
脚部54Bとを有し、該脚部54Bの下端部が機体フレ
ーム16に取付固定されている。
【0017】この枠体54の上部枠54Aには、日除け
装置35(図2参照)の支柱の基部が取り付けられると
ともに、前記後部カバー27がヒンジ部材を介して開閉
自在に支持されるようになっている。図4及び図5に示
すように、前記作動油タンク24の上部、バッテリ25
の上部及び燃料タンク23の上部はその順位で後側から
前側へ次第に低く配置されており、作動油タンク24は
容量を確保するために最も丈が高くなっており、上部の
給油口24Bは高位置になるが、作動油を給油すること
は少ないので余り支障はない。24Cは作動油タンク2
4の側面に設けた液面計を示している。
【0018】前記燃料タンク23は作動油タンク24の
前側に位置し、その本体部分は低位置に配置されるが、
その前上部が上方に突出してタンク容量を増大してお
り、さらに、この突出部分23Bに注入口23Aを形成
することにより頻繁に行われる燃料供給を最良の高さで
行えるようにしている。バッテリ25は通常、燃料タン
ク23等と同じ設置面に配置されることが多いが、ここ
では作動油タンク24の前側で燃料タンク23の上に配
置し、作動油タンク24の給油口24Bより低くし、燃
料タンク23の注入口23Aより高くして、バッテリ液
の水準を見易くしている。
【0019】エンジン20、油圧ポンプ22、ラジエー
タファン21Aの上方、場合によってはラジエータ21
を含むエンジンルームの前方及び左側方を覆う主カバー
26は、旋回機体4に対して固定されており、それらの
後方を覆う後部カバー27は主カバー26の後上部で開
閉自在になっている。図1及び図7〜図9に示すよう
に、ラジエータ21の右側、燃料タンク23、作動油タ
ンク24及びバッテリ25の周囲を覆う側部カバー28
は、旋回機体4に対して固定されており、この側部カバ
ー28は、タンクルームに配設された機器(作動油タン
ク24、燃料タンク23、バッテリ25)の左右方向内
側面(旋回軸心X側;運転操縦部30側)を覆う内壁2
8Aと、外側面(旋回機体4の外方に面する部分)を覆
う外壁28Bとを有しており、この内壁28A及び外壁
28Bはそれぞれ別体(別部材)として構成され、分離
可能となっている。
【0020】内壁28Aは、前後方向に配設された略平
面状であり、運転操縦部30とタンクルームとを仕切る
仕切壁にもなっている。外壁28Bは、旋回機体の外形
に略沿うように前後中途部が直線上で前後端部が円弧状
に弯曲しており、タンクルームの左右方向外側方だけで
なく前方や後部上方(ラジエータ21の上方)をも覆う
部分を一体に有している。ただし、この前方を覆う部分
及び/又は後部上方を覆う部分は外壁28Bと別体とし
て構成してもよく、内壁28Aと一体に構成してもよ
い。
【0021】前記内壁28Aは、旋回機体4や主カバー
26等に対してボルト等の締結具によって着脱自在に取
り付けられ、外壁28Bは、旋回機体4や主カバー2
6、内壁28Aに対してボルト等の締結具によって着脱
自在に取り付けられている。そして、前記外壁28A
は、内壁28Bと分離して旋回機体4から取り外し可能
であり、内壁28Aについても旋回機体4から取り外し
可能となっている。そのため、側部カバー28のうち、
外壁28Bのみを取り外すことによってタンクルームの
外側方(右側方、前側方)が露出して内部を点検可能で
あり、内壁28Aを含む側部カバー28全体を取り外す
場合に比べて取外作業が簡単に行えるようになってい
る。また、内壁28Aが旋回機体4側に残っていたとし
ても、燃料タンク23や作動油タンク24、バッテリ2
5に対する点検、メンテナンスは外側方から障害無く行
えるようになっている。
【0022】さらに側部カバー28の外壁28Bは、そ
の後部側が開閉自在な後部カバー27と隣接した配置と
なっており、外壁28Bを取り外し且つ後部カバー27
を開くことによって、エンジンルーム及びタンクルーム
の外側面全体が略L字状に露出され、内部の機器全体を
広範に見渡して点検することが可能である。なお、後部
カバー27は、開閉するだけでなく旋回機体4(詳細に
は枠体54)から取り外し可能に構成してもよい。ま
た、内壁28Aについても旋回機体4から取り外すこと
によってタンクルームの内側方(左側方)を運転操縦部
30側に露出することが可能である。
【0023】図3,図8及び図9に示すように、開口5
1は、作動油タンク24,バッテリ25,燃料タンク2
3の上方範囲を同時に開放するような大開口とされ、蓋
体52は、側部カバー28の内壁28Aの上部に、前後
一対の枢支具52Aを介して略前後軸心Y回り開閉自在
に支持され、側部カバー28の外壁28B上部との間に
設けた施錠具53を介して施錠可能になっている。前記
外壁28Bに形成された前記開口51の周縁部51A
は、後側から前側へ次第に低くなるように形成されてお
り、側面視において、同じく後側から前側へ次第に低く
配置された作動油タンク24の上部、バッテリ25の上
部及び燃料タンク23の上部を周縁部51Aから外側方
に略露出できるようになっている。
【0024】従って、蓋体52を開放すると、作動油タ
ンク24の給油口24B、バッテリ25の液面及び燃料
タンク23の注入口23Aが外側方から一目瞭然とな
り、メンテナンスが容易にできる。蓋体52の開閉軸心
Yは前側が低くなるように傾斜されており、このため、
開いたときに蓋体52が閉鎖位置よりも前側に移行し、
タンクルーム内の点検を一層容易にしている。前記蓋体
52の上面は、開口周縁51Aに略対応するように、後
側から前側へ次第に低く形成され、後部より前部が低位
置に位置し、側面視略円弧形状になっている。即ち、側
部カバー28と蓋体52で形成されるタンクカバーの側
面視形状は、前下がりで所謂スラントノーズ形状であ
り、運転席31から前側方の視界性を良好にしている。
【0025】また、蓋体52が作動油タンク24の上
部、バッテリ25の上部及び燃料タンク23の上部の階
段状配置関係に対応することにより、両者の間の無駄な
空間が少なくなり、旋回機体4の右上部を前後方向にも
上下方向にもコンパクト化することができる。また、蓋
体52は、側部カバー28の内壁28Aに対して取り付
けられているので、外壁28Bを旋回機体4から取り外
したとしても内壁28A側に残ることとなり、外壁28
Bの取り外しが一層容易に行え、外壁28Bを取り外し
且つ蓋体52を上方へ開くことで、タンクルームの外側
方及び上方が広く開放されるようになっている。
【0026】図7及び図8に示すように、側部カバー2
8における内壁28Aの後部及び外壁28Bの後部は、
枠体54の上部枠54Aに対してボルト等の締結具55
により固定されており、この締結具55は、蓋体52の
後端から延設した被覆部52B(図1参照)によって覆
われている。このため、外観が良好になるとともに、蓋
体52を開くことで締結具55の締結や離脱が可能とな
る。本発明は前記実施の形態に限定されるものではな
く、種々変形することができる。例えば、旋回機体4の
後部が旋回しても走行装置3から大きく突出しない後方
小旋回型のバックホーの代わりに、旋回機体4の後部が
旋回すると走行装置3から大きく突出する標準型のバッ
クホー、ブーム枢支部が旋回機体4の旋回軸心X近傍に
位置する超小旋回型のバックホー等として構成すること
が可能である。
【0027】運転席31の中心を旋回軸心Xの右側に配
置し、タンクルームを旋回機体4の左側に配置してもよ
い。側部カバー28に形成した開口51を覆う蓋体52
は、外壁28Bに対して支持することも可能であり、ま
た、上記開口51は内部の機器の上方略全体に渡る大開
口に形成しているが、複数の開口を分散して形成しても
よい。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、カバー内
の機器の点検等を容易に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図2】旋回作業機の全体側面図である。
【図3】旋回機体の右側面図である。
【図4】タンクルームの正面図である。
【図5】タンクルームの右側面図である。
【図6】旋回機体の背面図である。
【図7】カバーの平面図である。
【図8】側部カバー及び蓋体の側面図である。
【図9】側部カバー及び蓋体の断面正面図である。
【符号の説明】
1 旋回作業機 4 旋回機体 23 燃料タンク 24 作動油タンク 25 バッテリ 27 後部カバー 28 側部カバー 28A 内壁 28B 外壁 51 開口 51A 開口周縁 52 蓋体 X 旋回軸心
フロントページの続き (72)発明者 中村 法身 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2D015 CA00 3D004 AA13 BA04 CA06 DA02 DA07 DA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置(3)上に旋回機体(4)を縦
    軸心(X)回りに旋回自在に備え、前記旋回機体(4)
    上の一側部に、該機体(4)に搭載した機器(23,2
    4,25)を覆うカバー(28)を備え、該カバー(2
    8)は、前記機器(23,24,25)の内側面を覆う
    内壁(28A)と、該内壁(28A)とは別体とされて
    いて前記機器(23,24,25)の外側面を覆う外壁
    (28B)とを有し、この外壁(28B)を前記内壁
    (28A)とは別に旋回機体(4)から取り外し可能に
    設けていることを特徴とする旋回作業機。
  2. 【請求項2】 前記内壁(28A)を旋回機体(4)か
    ら取り外し可能に設けていることを特徴とする請求項1
    に記載の旋回作業機。
  3. 【請求項3】 前記カバー(28)の上部に開口(5
    1)を設け、該開口(51)を塞ぐ蓋体(52)を内壁
    (28A)に対して開閉自在に支持していることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の旋回作業機。
  4. 【請求項4】 前記開口(51)の周縁(51A)を、
    前記機器(23,24,25)の上部を外側方に露出す
    るように前記外壁(28B)に形成していることを特徴
    とする請求項3に記載の旋回作業機。
  5. 【請求項5】 前記旋回機体(4)の後部に、エンジン
    (20)を覆う開閉自在な後部カバー(27)が前記外
    壁(28B)と隣接して設けられていることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の旋回作業機。
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