JP3254364B2 - バックホーのタンク取り付け構造 - Google Patents

バックホーのタンク取り付け構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木、建築、農業
等で使用されるバックホーのタンク取り付け構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】バックホーは、走行装置上に旋回機体を
旋回軸心廻りに回動自在に支持し、この旋回機体の前部
に操縦ボックスとブームの左右揺動用支軸とを配置し、
旋回機体の後部にカウンタウエイトを設け、旋回機体上
にエンジン、燃料タンク、作動油タンク等を配置し、エ
ンジンの上方をボンネットで覆って構成されている。
【0003】このようなバックホーにおいては、タンク
はエンジンからの熱風にさらされるのを防ぐため、また
安定的に配置するためにその周囲を周囲壁で囲ってお
り、タンクの取り付けは、旋回機体上のタンク取り付け
台に複数のネジ孔を形成しておいて、タンクから張り出
した取り付け部をボルトを介して固定している(実開平
5−73049号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術で
は、タンクの取り付け部及びボルト等の部品及び加工を
多数必要とし、ボルトを締結するためにタンクと周囲壁
との間に空間を必要とし、製作費が高価になると共に、
コンパクト配置にならないために、旋回機体を小型化す
るのが困難になっている。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑み、周囲壁でタンクの前後左右の内の3方向の位置を
規制し、位置規制手段でタンクの前後左右の残りの1方
向の位置及び上方向の位置を規制することにより、簡単
かつ安価に製作でき、かつコンパクトに構成できるよう
にしたバックホーのタンク取り付け構造を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、走行装置2上に旋回機体
3を旋回軸心A廻りに回動自在に支持し、この旋回機体
3のタンク取り付け台44の周囲に周囲壁45を設け、
この周囲壁45にタンク19の1辺と当接する第1壁4
5Aと、この第1壁45Aに対して傾斜していてタンク
19を押圧することによりタンク19を第1壁側に押動
可能な第2壁45Bとを形成し、かつ前記周囲壁45に
タンク19を第1壁45A及び第2壁45Bに押圧した
位置で保持すると共にタンク19の上方向の位置を規制
する位置規制手段47を設けていることである。
【0007】これによって、第1壁45A及び第2壁4
5Bでタンク19の前後左右の内の3方向の位置を設定
し、残りの1方向及び上方向のを位置規制手段47で設
定する。本発明における課題解決のための第2の具体的
手段は、第1の具体的手段に加えて、前記位置規制手段
47は、第2壁45Bの下部に形成された切欠48及び
タンク19の下部に形成されていて切欠48に係合する
膨出部19Aと、タンク19の膨出部形成側と反対側で
タンク19を第1壁45A及び第2壁45Bに押圧する
と共に下向きに押圧する固定部材46とを有することで
ある。
【0008】これによって、タンク19の膨出部形成側
をボルト等の締結具がなくとも位置設定され、固定部材
46の着脱だけでタンク19は固定される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図5〜7において、1は小型バッ
クホーを示しており、この小型バックホー1は走行装置
2と旋回機体3と掘削装置4とから主構成されている。
なお、以下、図5に矢示Bで示すバックホー1の走行方
向を前後方向といい、この前後方向に直交する矢示Cで
示す横方向を左右方向という。
【0010】走行装置2は、ゴム製履帯を有するクロー
ラ走行体5を左右一対備えると共に、これら走行体5を
油圧モータM1で駆動するようにしたクローラ式走行装
置が採用されている。この走行装置2は、各クローラ走
行体5を左右方向に移動自在に連結支持すると共に、油
圧シリンダで左右に移動可能とすることで、左右クロー
ラ走行体5の間隔を調節できるよう構成されている。ま
た、この走行装置2の前部にはドーザ6が設けられてい
る。
【0011】旋回機体3は、走行装置2の左右クローラ
走行体5間の中央部に設けられた軸受体7に、上下方向
の旋回軸心A廻りに回動自在に支持された本体部8を備
え、この本体部8の後部には前部に取付けられる掘削装
置4等との重量バランスを図るカウンタウェイト9が装
着されている。前記旋回機体3の後面側は、略旋回軸心
Aを曲率中心とする円弧状に形成されると共に、旋回し
たときにこの機体後面が描く旋回軌跡円は、左右クロー
ラ走行体5の左右幅を最も大きく採ったときの、走行装
置2の左右幅内に収められている。
【0012】また、旋回機体3の左右幅は後面が描く旋
回軌跡円の直径より幅狭に形成されており、左右クロー
ラ走行体5の左右幅を最も狭くしたときには、クローラ
走行体5の左右外端縁が旋回機体3の左右側面と略一致
する位置となるように構成されている。旋回機体3後部
の、本体部8とウェイト9との間は上方に開口状とさ
れ、この開口部10はボンネット11により閉塞状とさ
れ、また本体部8の内部は機器類が収容可能なように中
空状とされている。
【0013】旋回機体3上の前部左側には操縦ボックス
12が設けられ、この操縦ボックス12に走行装置2、
旋回機体3、掘削装置4等に備えられた油圧機器操作用
のレバー、ペダル等が備えられている。この操縦ボック
ス12下方の旋回機体3内には各油圧機器を制御する制
御弁13が配置されている。また、操縦ボックス12後
方のボンネット11上には運転席14が設けられ、この
ボンネット11上面の運転席14が設けられるところ
は、安定感をだすために、上方から凹設された凹部15
とされている。さらに、操縦ボックス12とボンネット
11とは間隔をおいて配置されていて、操縦ボックス1
2とボンネット11との間に通路空間Sが形成されてい
る。
【0014】すなわち、ボンネット11で旋回機体3の
上部の略後半を覆い、このボンネット11の前面と操縦
ボックス12との間から旋回機体3の左右両側端に至る
まで略直線歩行可能な通路空間Sを形成し、操縦ボック
ス12から適正距離のボンネット11上に運転席14を
配置しており、ボンネット11の右部は運転席14の横
に突出しない形状となっている。
【0015】前記ボンネット11内には、エンジン1
6、ラジエータ17、前記エンジン16により駆動され
る油圧ポンプ18、エンジン16用の燃料タンク19、
各油圧機器用の作動油タンク20等が収容されている。
エンジン16は旋回機体3の左右方向中央部で、旋回軸
心A後側近傍にかつ旋回機体3の左右方向に略沿った姿
勢で配置されていて、クランク軸心Dが旋回機体3の左
右方向に略一致され、エンジン16の重心は左右方向の
略中心に位置している。
【0016】前記エンジン16の右側方にラジエータ1
7が配置され、エンジン16の左側に油圧ポンプ18が
配置されて取付固定されており、この油圧ポンプ18が
エンジン16の出力軸によって駆動されるようになって
いる。油圧ポンプ18の上方にはマフラ21が前後方向
に配置され、このマフラ21から後右方でかつ下向き傾
斜状に尾管パイプ42が突出され、この尾管パイプ42
の先端は断面長円状又は断面円形状に絞られている。
【0017】前記油圧ポンプ18の下方には前後方向に
長く形成された燃料タンク19が配置され、エンジン1
6の後方下部側には作動油タンク20が配置されてい
る。前記作動油タンク20はエンジン16と旋回機体3
の後部との間に配置され、カウンタウエイト9をエンジ
ン16側に突出させてその内部に形成され、ウェイト9
を上方から凹設することにより一体形成されており、左
右方向横長に形成され、この作動油タンク20の上端開
口を閉塞する蓋体20aの左側には、補助タンク22が
設けられている。また、この補助タンク22の左側には
バッテリ23が配置固定されている。なお、作動油タン
ク20は独立形成して、カウンタウエイト9の凹部内に
挿入する形式でもよい。
【0018】前記カウンタウエイト9、エンジン16、
作動油タンク20及び補助タンク22等は、旋回機体3
の左右方向中心に対して略対称に配置されており、左右
方向の機体バランスを良好にしており、これらの部材を
考慮せずに残余部材の重量のみを考慮すればよいので、
機体バランスを採るのが容易になる。また、エンジン1
6が旋回軸心Aの後側近傍に位置するので、エンジン振
動は抑えられ、旋回軸心Aから離れている場合よりも、
振動を低減できる。
【0019】エンジン16の後上方には、エアクリーナ
24が左右方向に配置され、このエアクリーナ24の吸
気ホース25は、このエアクリーナ24からエンジン1
6上部の左側を迂回してエンジン16の前方側に延設さ
れると共に、エンジン16上部前方を右方に向けて延設
され、ラジエータ17の前側で下方に向けてこのラジエ
ータ17の下方側まで延設されている。
【0020】前記ラジエータ17は、ボンネット11の
右側側面に形成された多数の小孔から構成される排風口
に対面して配置され、また、エンジン16の右側には、
ラジエータ用のファン26が取付けられ、このファン2
6によって起風される冷却風は、右方すなわちラジエー
タ17に向けて送風され、排風口から排出されるように
なっている。
【0021】また、前記ボンネット11は後下部がウェ
イト9に左右軸廻りに回動自在に枢着されていて、図7
に仮想線で示すように、後方側に回動させてボンネット
11内を点検できるようになっている。エンジン16の
右側前方の旋回機体3内には、この旋回機体3旋回用の
油圧モータM2が配置されている。
【0022】図1、5に示すように、旋回機体3内の右
側前部には支持ブラケット29が旋回機体3に固定さ
れ、この支持ブラケット29の前端部は旋回機体3前面
に形成された開口から前方突出されると共に、この前端
部に支軸31を介して揺動ブラケット32が上下軸廻り
に左右揺動自在に枢着されている。前記旋回機体3の平
面形状は略長円形であるが、その前面右側は左右方向中
央部から外側方に向かうにしたがって後方に傾斜してお
り、前記支軸31及び支持ブラケット29の前端部は、
旋回機体3の左側の最前端と略一致、又は若干後方側で
かつ操作ボックス12の後端より前方側で、操作ボック
ス12の略真横に位置していている。これによって、前
記操縦ボックス12とボンネット11との間の通路空間
Sが、旋回機体3の左右両端部にまで至るように形成さ
れ、左右どちらからでも乗降できると共に左右方向に略
直線歩行可能とされている。
【0023】前記操縦ボックス12の前面及び支持ブラ
ケット29の前端部は旋回機体3の左側最先端に略一致
しており、前記運転席14の後端はカウンタウエイト9
の背面(旋回機体3の背面)近傍に位置しており、操縦
ボックス12と運転席14とは運転に適正な間隔に設定
されており、従って、旋回機体3及びその上部構造体の
前後寸法は、バックホーとして達成可能な最小寸法とな
っている。
【0024】前記揺動ブラケット32の右側部には、ラ
ジエータ17下方の旋回機体3内に配置されたスイング
シリンダ33のピストンロッド33aが上下軸廻りに回
動自在に枢着されており、このスイングシリンダ33の
ピストンロッド33aの出退によって揺動ブラケット3
2が支軸31廻りに左右に揺動される。前記掘削装置4
は、基部が揺動ブラケット32の下部に左右軸廻りに揺
動自在に枢着されたブーム34と、このブーム34の先
端側に左右軸廻りに揺動自在に枢着されたアーム35
と、アーム35の先端側にスクイ・ダンプ自在に取付け
られたバケット36とを備えてなる。
【0025】ブーム34は、揺動ブラケット32の上部
とブーム34の中途部との間に設けられたブームシリン
ダ37によって揺動動作され、バケット36は、アーム
35の基部とバケット36の取付部との間に設けられた
バケットシリンダ39によってスクイ・ダンプ動作され
る。ブームシリンダ37はブーム34より旋回機体3側
に位置し、ブーム34によって障害物との衝突に対して
保護されるようになっている。
【0026】前記バックホー1にはキャノピ40が着脱
自在に装着され、このキャノピ40の支柱はウェイト9
の左右側部に取付固定される。キャノピ40の屋根の後
端はカウンタウエイト9の背面と一致している。図1〜
3において、旋回機枠3の本体部8は、油圧モータを取
り付ける基板51、基板51の上面に固定のハの字状補
強板52、基板51の前部に固定の前枠53、基板51
の後部に固定の支持台54、基板51の側部に固定のタ
ンク取り付け台44、エンジン16を支持する複数の支
持ブラケット55等を有している。
【0027】前記タンク取り付け台44は基板51の左
側部に位置して燃料タンク19を載置しており、外側壁
(第1壁)45A、前傾斜壁(第2壁)45B、立ち上
がり壁54A等で囲まれており、これらの壁が周囲壁4
5を形成している。なお、燃料タンク19は旋回機体3
の内部のメンテナンスを容易にするために、着脱自在と
なっている。
【0028】外側壁45Aは燃料タンク19の外側の1
辺と当接可能であり、前傾斜壁45Bは平面視くの字状
に折曲されていて、中途部から後部にかけて外側壁45
Aに対して後広がり状に傾斜しており、立ち上がり壁5
4Aは支持台54の前部を上向きに折り曲げて又は別部
材を固着して形成されている。燃料タンク19は前面か
らハの字状補強板52側にかけて前傾斜壁45Bと略平
行に形成された傾斜面19Bを有し、この傾斜面19B
の下部が外方に突出した膨出部19Aとなっている。前
傾斜壁45Bは平板をタンク取り付け台44から上方に
離して設けることにより形成されており、この平板とタ
ンク取り付け台44との間には切欠48が形成されるこ
とになり、この切欠48に前記燃料タンク19の膨出部
19Aが係合して、平板の下縁と膨出部19Aの上部と
が当接可能になっている。
【0029】したがって、燃料タンク19を前方向に移
動すると、傾斜面19Bが前傾斜壁45Bに当接し、こ
れによって燃料タンク19が左方向に移動して外面が外
側壁45Aに押圧され、燃料タンク19の左右方向及び
前方向の3方向の位置が規制される。このとき切欠48
に膨出部19Aが係合されることになり、燃料タンク1
9の前部が前傾斜壁45Bによって上方向の位置が規制
されることとなる。
【0030】前記立ち上がり壁54Aには取り付けブラ
ケット56が設けられていて、この取り付けブラケット
56に固定部材46がボルト固定されている。固定部材
46は平板部46Aと、この平板部46Aの一側を下向
きに折曲した下向き部46Bと、下面に板を溶着して形
成した押し板部46Cとを有し、燃料タンク19の後上
部(膨出部19Aを形成した側と反対側)の上面に平板
部46Aを当接した状態で、後上部の背面に押し板部4
6Cを当接することにより、燃料タンク19の後方向の
位置規制と、後部の上方向の位置規制とを行う。
【0031】固定部材46は取り付けブラケット56に
対して前後位置調整可能であり、燃料タンク19を前方
へ押しながら、また下方へ押しつけながらボルト固定さ
れる。なお、固定部材46の下向き部46Bで、燃料タ
ンク19が外側壁45Aから離れるのを規制するように
してもよい。前記燃料タンク19の膨出部19A及び前
傾斜壁45Bの切欠48、固定部材46等によって位置
規制手段47が構成されており、固定部材46を外した
状態から、燃料タンク19をタンク取り付け台44に載
置し、前方へ移動して傾斜面19Bを前傾斜壁45Bに
当接しかつ膨出部19Aを切欠48に係合する。この状
態で、燃料タンク19は偏位移動して外側壁45Aに当
接し、左右及び前方向の位置規制並びに前部の上方向の
位置規制がなさる。
【0032】そして、取り付けブラケット56に固定部
材46をボルト固定すると、燃料タンク19の後部が平
板部46Aによって押圧されて上方向位置規制され、か
つ押し板部46Cによって押圧されて後方向位置規制が
なされ、燃料タンク19は旋回機体3に強固に固定され
る。図4は位置規制手段47の前側部分の変形例を示し
ており、燃料タンク19に膨出部19Aを形成する代わ
りに、前傾斜壁45Bに燃料タンク19の前上角部と当
接する当て板58を設けている。この当て板58は燃料
タンク19が前移動してきたときに当接して、燃料タン
ク19をタンク取り付け台44に押さえつけ、上方向の
位置を規制(燃料タンク19の浮き上がり、ガタ付きを
防止)する。
【0033】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、種々変形することができる。例えば、
位置規制手段47は燃料タンク19の傾斜面19B及び
周囲壁45の傾斜壁45Bを後側又は左右側に配置し、
固定部材46をその反対側に配置したり、燃料タンク1
9の代わりに作動油タンク20又は補助タンク22を配
置したり、タンク取り付け台44の位置を旋回機体3の
後側又は右側としたりしてもよい。また、位置規制手段
47は、燃料タンク19の前部の上方向位置を規制する
構成を設けることが好ましいが、固定部材46のみで燃
料タンク19全体の上方向位置規制をさせることも可能
である。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、タンク1
9を周囲壁45の傾斜状第2壁45Bに押圧していく
と、タンク19は第1壁45Aにも当接され、前後左右
の内の3方向の位置が規制でき、位置規制手段47で前
後左右の内の残りの1方向の位置及び上方の位置が規制
でき、タンク19に取り付け部を設ける必要がなく、多
数本のボルト等の部品を減少でき、しかもボルト締結空
間を必要としないのでタンク19と周囲壁45とを密接
でき、極めてコンパクトな配置ができる。
【0035】また、タンク19の上方向の位置規制を確
実にでき、かつ固定部材46の着脱だけでタンク19を
簡単に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図2】同断面左側面図である。
【図3】図1のX−X線断面図である。
【図4】位置規制手段の前部の変形例を示す断面図であ
る。
【図5】バックホ−上部構造を示す平面図である。
【図6】バックホ−上部構造を示す右側面図である。
【図7】バックホ−全体の側面図である。
【符号の説明】
2 走行装置 3 旋回機体 19 タンク 19A 膨張部 44 タンク取り付け台 45 周囲壁 45A 第1壁(外側壁) 45B 第2壁(前傾斜壁) 46 固定部材 47 位置規制手段 48 切欠

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置(2)上に旋回機体(3)を旋
    回軸心(A)廻りに回動自在に支持し、この旋回機体
    (3)のタンク取り付け台(44)の周囲に周囲壁(4
    5)を設け、この周囲壁(45)にタンク(19)の1
    辺と当接する第1壁(45A)と、この第1壁(45
    A)に対して傾斜していてタンク(19)を押圧するこ
    とによりタンク(19)を第1壁側に押動可能な第2壁
    (45B)とを形成し、かつ前記周囲壁(45)にタン
    ク(19)を第1壁(45A)及び第2壁(45B)に
    押圧した位置で保持すると共にタンク(19)の上方向
    の位置を規制する位置規制手段(47)を設けているこ
    とを特徴とするバックホーのタンク取り付け構造。
  2. 【請求項2】 前記位置規制手段(47)は、第2壁
    (45B)の下部に形成された切欠(48)及びタンク
    (19)の下部に形成されていて切欠(48)に係合す
    る膨出部(19A)と、タンク(19)の膨出部形成側
    と反対側でタンク(19)を第1壁(45A)及び第2
    壁(45B)に押圧すると共に下向きに押圧する固定部
    材(46)とを有することを特徴とする請求項1に記載
    のバックホーのタンク取り付け構造。
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