JP2670025B2 - バックホウ - Google Patents

バックホウ

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JP2670025B2
JP2670025B2 JP7103600A JP10360095A JP2670025B2 JP 2670025 B2 JP2670025 B2 JP 2670025B2 JP 7103600 A JP7103600 A JP 7103600A JP 10360095 A JP10360095 A JP 10360095A JP 2670025 B2 JP2670025 B2 JP 2670025B2
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JP
Japan
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swivel
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hydraulic pump
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泰義 小谷
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Kubota Corp
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、走行機台に対して上下
軸芯周りで回動自在な旋回台を備え、その旋回台の前部
にバックホウ装置を設け、旋回台の後部に原動部を備え
たバックホウに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のバックホウとしては、図
5に示すように、原動部2に配設されるエンジンEを、
そのクランクシャフト回転軸芯Sが機体前後方向に対し
て直交する状態となる横向きに配設し、エンジンEの横
一端側にエンジン冷却用ラジエータ9を、かつ反対側に
油圧ポンプP1〜P3を配置し、固定ボンネット7と上
下揺動自在な可動ボンネット8で原動部を覆っていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この種のバックホウで
は、狭い場所でも作業性良く、かつ安全に使用できるよ
うにするために、旋回台4の旋回半径の縮小化が図られ
ている。しかしながら、旋回台上には、バックホウ装置
の他に、運転者が位置する操縦部と、動力源であるエン
ジン等を内装するボンネット部とを設置する必要があ
り、そのうえ、バックホウ装置との重量バランスをとる
ために前記エンジンが旋回中心を挟んで相対向する側
に、しかも旋回中心から離れた位置に配置されなければ
ならないものであるため、重量バランスの良さと旋回台
の旋回半径の縮小化とを共に達成することは困難であっ
た。つまり、旋回台上で必要最小限の大きさの操縦部空
間を確保し、その操縦部の後方側にさらに必要最小限の
前後方向寸法のボンネット部を設けるだけでは、旋回台
の旋回半径の縮小化の目的は達成できたとしても、エン
ジン部分の重量が旋回台の中心部に寄りすぎる傾向とな
るため、重量バランスの悪化を避け得ない。そこで、ボ
ンネット部を充分に旋回台の旋回中心から離してバック
ホウ装置と対向する側の慣性モーメントを高めた場合に
は、前記重量バランスは改善されるものの、旋回台の旋
回半径の増大化を避け得ない。本発明の目的は、エンジ
ンボンネットおよびエンジンの配置構成を工夫して、旋
回台の重量バランスの悪化を避けながら旋回台の旋回半
径を極力小さくすることにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の技術手段は、走行機台に対して上下方
向の旋回中心線周りで旋回作動自在に装着された旋回台
を備え、この旋回台の前部にバックホウ装置を設け、旋
回台の後部にエンジンを、クランクシャフト回転軸芯が
旋回台横方向に延びる状態で搭載し、前記エンジンを固
定ボンネットと開閉自在な可動ボンネットで覆い、前記
エンジンのクランクシャフト回転軸芯方向の一端側にエ
ンジン冷却用ラジエータを配置し、かつ、他端側に油圧
ポンプを取付けたバックホウにおいて、前記エンジン
を、平面視で、そのクランクシャフト回転軸芯が、前記
エンジン冷却用ラジエータ側よりも、前記油圧ポンプ側
ほど後方に位置する傾斜姿勢で配置してあることであ
る。 【0005】 【作用】上記技術手段を採用したことによる作用は次の
通りである。つまり、エンジン冷却用ラジエータに比べ
て油圧ポンプは、その重量は比較的重いものであるが、
前後方向での寸法はかなり小さくなるので、この前後方
向寸法が相当小さいことを有効利用して、上述のように
油圧ポンプ側ほど可動ボンネットの後壁に近づくように
エンジンを適当な角度で傾斜させることができる。その
結果、エンジンは、その冷却用ラジエータを備えた側が
前方に位置し、油圧ポンプを備えた側が、より旋回台後
方側に位置することになる。この状態では、ラジエータ
に比べては重量物である油圧ポンプが、より旋回台の後
方寄りに位置して、旋回中心から遠い側に前記油圧ポン
プ重量を含んでのエンジン重量を有効に作用させること
ができる。したがって、旋回台前部に配置されているバ
ックホウ装置との、旋回台前後方向での重量バランスの
崩れを抑制するために有効に役立つことになる。また、
このように前記エンジンの油圧ポンプ側を旋回台の後方
側となるように傾斜姿勢での配置としたことにより、こ
の油圧ポンプ側が極力旋回台の後方側より位置に配置さ
れるので、旋回台外部からの保守点検作業などを行い易
い状態となる。 【0006】 【発明の効果】その結果、旋回台の前後方向寸法を極力
小となるように設定して、狭い場所での作業性と安全性
に優れた旋回半径の小なるバックホウを得ることができ
た。そのうえ、旋回半径の小さい旋回台でありながら、
旋回台前後方向での重量バランスの崩れを、前記エンジ
ンや油圧ポンプ等の配置構成を利用して避けるように工
夫したものであるから、大きなバランスウエイトの付加
を避けながら作業性の良いバックホウを得ることができ
る。しかも、そのようなボンネット内の配置構成は、エ
ンジンボンネット内の油圧系部品の脱着や組付け、ある
いは保守点検面を行い易くする上でも優れた利点があ
る。 【0007】 【実施例】次に実施例を示す。図1に示すように、バッ
クホウ装置1、原動部2、搭乗運転部3を備えた旋回台
4を、走行機台としてのドーザ装置5付のタイヤ式走行
装置6に取付け、バックホウ装置1の基端側ブラケット
1aを左右角度変更自在に旋回台4に取付け、排土作業
や側溝掘りが可能なバックホウを形成してある。 【0008】旋回台4の後部に配置した原動部2におい
て、旋回台4に固定した支柱支持フレーム兼用の固定ボ
ンネット7と、上下揺動で開閉自在に固定ボンネット7
に取付けた可動ボンネット8によって、エンジンEや油
圧装置などを覆ってある。図2及び図3に示すように、
旋回台4の横方向に延びるエンジンEのクランクシャフ
ト回転軸芯S方向一端側に、エンジン冷却用のラジエー
タ9とファン10を配置し、かつ、他端側に走行装置駆
動用HSTのポンプ部分11、バックホウ装置1及びド
ーザ装置5などを駆動する3個の油圧ポンプP1,P2
,P3をクランクシャフト回転軸芯S方向に並べて一
体的に取付け、ポンプ部分11に変速操作用油圧シリン
ダ12を付設してある。 【0009】前記エンジンEは、固定ボンネット7の前
壁部分7aに対してクランクシャフト回転軸芯Sが油圧
ポンプP1〜P3側ほど離れるように、つまり、平面視
で、そのクランクシャフト回転軸芯Sが、前記エンジン
冷却用ラジエータ9側よりも、前記油圧ポンプP1〜P
3側ほど後方に位置する傾斜姿勢で配置してある。これ
によって、エンジンボンネット7,8の前後寸法lを小
にしながら前壁部分7aと油圧ポンプP1〜P3の隙間
を大きくし、その隙間にオイルフィルター、ホース、コ
ネクターなどの油圧系部品13、燃料フィルター、ホー
スなどの燃料系部品14、電装品15などを配置してあ
る。先端の油圧ポンプP1は旋回フレーム4aに対して
接近配置されると共に上下方向においてラップしてお
り、油圧ポンプP1を組付け及び分解のためにクランク
シャフト回転軸芯S方向に移動させるに際して旋回フレ
ーム4aがじゃまにならないように、旋回フレーム4a
の一部分4bをヒンジ16で揺動自在に取付け、また、
そのフレーム部分4bを閉じ姿勢で固定するロックピン
17を設けてある。さらに説明すると、エンジンEの傾
斜配置で油圧ポンプP1の組付け及び分解に対して固定
ボンネット7が障害にならないように構成し、例えば固
定ボンネット7に揺動部分を設ける場合のように固定ボ
ンネット7の強度低下を生じないようにし、固定ボンネ
ット7に支柱支持用フレームとして十分な強度を備えら
れるようにしてある。 【0010】〔別実施例〕 次に別実施例を説明する。油圧ポンプP1〜P3の設置
数は不問であり、また、クローラ式走行装置を有するバ
ックホウの場合にはHSTのポンプ部分11を無くして
もよい。固定ボンネット7と油圧ポンプP1〜P3の間
に配置する部品は適当に選定できる。固定ボンネット7
や可動ボンネット8や旋回フレーム1aなどの具体構造
や取付構造は適当に変更でき、例えば、可動ボンネット
8の開閉方向や開閉構造を適当に変えたり、旋回フレー
ム4aの開閉部分4bを、図4に示すように着脱自在に
ボルト18で取付けたり、あるいは、省略してもよい。
バックホウの型式は不問である。 【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】 【図1】バックホウの側面図 【図2】原動部の概念的平面図 【図3】原動部の概念的断面図 【図4】本発明の別実施例を示す要部断面図 【図5】従来例の概念的平面図 【符号の説明】 1 バックホウ装置 4 旋回台 7 固定ボンネット 8 可動ボンネット 9 ラジエータ E エンジン P1〜P3 油圧ポンプ S クランクシャフト回転軸芯

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】走行機台(6)に対して上下方向の旋回中心線周りで旋
    回作動自在に装着された旋回台(4)を備え、この 旋回
    台(4)の前部にバックホウ装置(1)を設け、旋回台
    (4)の後部にエンジン(E)を、クランクシャフト回
    転軸芯(S)が旋回台横方向に延びる状態で搭載し、 前記エンジン(E)を固定ボンネット(7)と開閉自在
    な可動ボンネット(8)で覆い、前記エンジン(E)の
    クランクシャフト回転軸芯(S)方向の一端側にエンジ
    ン冷却用ラジエータ(9)を配置し、かつ、他端側に油
    圧ポンプ(P1)〜(P3)を取付けたバックホウにお
    いて、 前記エンジン(E)を、平面視で、そのクランクシャフ
    ト回転軸芯(S)が、前記エンジン冷却用ラジエータ
    (9)側よりも、前記油圧ポンプ(P1)〜(P3)側
    ほど後方に位置する傾斜姿勢で配置してあるバックホ
    ウ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213639B2 (ja) * 1972-09-20 1977-04-15
JPS50138716U (ja) * 1974-05-01 1975-11-14
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JPS5849459A (ja) * 1982-07-05 1983-03-23 Dasukin:Kk 基体に複数色のフロツキングを貼着する装置
JPS59156954U (ja) * 1983-04-01 1984-10-22 株式会社クボタ 旋回式作業車の作動油タンク構造

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