JPH1181378A - 旋回作業機 - Google Patents

旋回作業機

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JPH1181378A
JPH1181378A JP24001797A JP24001797A JPH1181378A JP H1181378 A JPH1181378 A JP H1181378A JP 24001797 A JP24001797 A JP 24001797A JP 24001797 A JP24001797 A JP 24001797A JP H1181378 A JPH1181378 A JP H1181378A
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JP
Japan
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support frame
swivel
bonnet
air cleaner
work machine
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Application number
JP24001797A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoo Nasu
仁雄 那須
Noritoshi Sato
文紀 佐藤
Takeshi Kajimoto
武志 梶本
Kazuhiko Ikeuchi
和彦 池内
Toshihiko Takemura
俊彦 竹村
Kazuomi Sugiyama
和臣 杉山
Hiroo Nakada
裕雄 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持フレームをエアクリーナの吸気管として
兼用するようにして、部品点数を少なくして材料コスト
及び組立コストを低減するとともに、旋回台の後部のコ
ンパクト化に寄与できるようにする。 【解決手段】 走行装置2上に旋回台7が上下方向の軸
心回りに回動自在に設けられ、旋回台7に立設した支持
フレーム44にボンネット20が取り付けられ、このボ
ンネット20内に、エンジン21及びこのエンジン21
に洗浄風を送り込むためのエアクリーナ45が設けられ
ている旋回作業機において、支持フレーム44は、内部
が中空でかつその一端部が前記ボンネット20の吸気部
まで延設されている横梁46を備えたものとし、エアク
リーナ45の吸気口をその横梁46に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばバックホー
等の旋回作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の旋回作業機として、走行装置上
に旋回台が上下方向の軸心回りに回動自在に設けられ、
旋回台に立設した支持フレームにボンネットが取り付け
られ、このボンネット内に、エンジン及びこのエンジン
に洗浄風を送り込むためのエアクリーナが設けられてい
るものがある。
【0003】従来では、上記エアクリーナは、エンジン
の左側においてブラケットを介して支持フレームに取り
付けられ、このエアクリーナに、ボンネットの右側に形
成した吸気部にまで延びる吸気管が接続されている(特
開平8−302736号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の旋回作業機
では、エアクリーナの吸気管が支持フレームとは別個独
立に設けられているので、その分だけ部品点数が多くな
り、材料コスト及び組立コストが高くなっている。ま
た、旋回台の後側面が走行装置の車幅からはみ出ない小
旋回の旋回作業機では、旋回台の後部スペースには自ず
から制約があるが、エアクリーナの吸気管を支持フレー
ムとは別個独立に設けると、旋回台の後部のコンパクト
化の妨げにもなる。
【0005】本発明は、このような実情に鑑み、支持フ
レームをエアクリーナの吸気管として兼用するようにし
て、部品点数を少なくして材料コスト及び組立コストを
低減するとともに、旋回台の後部のコンパクト化に寄与
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本発明
は、走行装置上に旋回台が上下方向の軸心回りに回動自
在に設けられ、前記旋回台に立設した支持フレームにボ
ンネットが取り付けられ、このボンネット内に、エンジ
ン及びこのエンジンに洗浄風を送り込むためのエアクリ
ーナが設けられている旋回作業機において、前記支持フ
レームは、内部が中空でかつその一端部が前記ボンネッ
トの吸気部まで延設されている横梁を備え、前記エアク
リーナの吸気口が前記横梁に接続されているものであ
る。
【0007】この場合、支持フレームの横梁がエアクリ
ーナの吸気管としての機能を併有するので、その分だけ
部品点数が低減されるとともに、旋回台の後部のコンパ
クト化をより推進することができる。上記の本発明にお
いて、支持フレームは横梁の左右両端部に支柱部材を備
え、この支柱部材のうちの少なくとも一方が前後に二股
に分かれた支柱フレームより構成することが好ましい。
【0008】この場合、支柱部材が前後に二股に分かれ
た支柱フレームよりなり、支持フレームが前後方向に変
形し難いものになっているので、支持フレームに連結さ
れるボンネットやキャビンがエンジンや油圧ポンプ等の
振動に呼応して共振するのが阻止ないし抑制される。ま
た、上記支柱フレームの後部をボンネットの後側面に沿
うように左右方向内側に屈曲しておけば、旋回台の後側
面が走行装置の車幅からはみ出ないように旋回台の後部
スペースに制約のある旋回作業機であっても、支柱フレ
ームの二股間の前後間隔をできるだけ広くとれ、その前
後方向の変形をより有効に防止できるようになる。
【0009】更に、上記支柱フレームをボンネット内に
設けた熱交換器を上から覆うように配置すれば、支柱フ
レームが熱交換器のプロテクタとして機能し、ボンネッ
トに障害物が衝突した場合にその熱交換器を有効に保護
できるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図面は旋回作業機として例示する
小旋回バックホー1を示しており、図1において、この
バックホー1は走行装置2と旋回体3と掘削装置4とか
ら主構成されている。
【0011】なお、以下、バックホー1の走行方向(図
1の左右方向)を前後方向といい、この前後方向に直交
する横方向(図1の紙面貫通方向)を左右方向という。
図1に示すように、走行装置2は、ゴム製履帯を有する
クローラ走行体5を左右一対備え、これらの走行体5を
走行モータMで駆動するようにしたクローラ式走行装置
が採用されている。この走行装置2の前部にはドーザ6
が設けられている。
【0012】旋回体3は、走行装置2の左右クローラ走
行体5間の中央部に設けた軸受体8に上下方向の旋回軸
心回りに回動自在に支持された旋回台7と、この旋回台
7に搭載された各種機器を覆うボンネット20と、この
ボンネット20上に設けた座席41やその前の操縦部を
覆うキャビン42とを備えている。旋回台7は、前部お
よび中途部が板材からなる枠材を組み合わせて構成され
たフレームをカバー部材で覆うことで構成され、この旋
回台7の後部は、前記フレームに固定されかつ旋回台7
の前部の掘削装置4等との重量バランスを図るカウンタ
ウェイト9によって構成されている。
【0013】また、この旋回台7は、当該旋回台7のフ
レームに支持された旋回モータ10(図2参照)によっ
て旋回軸心X回りに回動されるようになっている。この
バックホー1はいわゆる後方小旋回タイプのもので、旋
回体3の後側面が走行装置2の車幅からはみ出ないよう
に円弧状に形成されている。すなわち、旋回体3が旋回
したとき、この旋回体3の後面が描く旋回軌跡が左右ク
ローラ走行体5の左右幅内に収まるようになっている。
【0014】図2に示すように、旋回体3の左右側面
は、旋回体3が前方を向いた状態で前後方向に沿う平面
に形成されていて、この左右側面間同士の間隔は旋回体
3後面が描く旋回軌跡円の直径より幅狭に形成されてい
る。更に、同状態において、旋回体3の前面は、左右方
向に沿う平面に形成され、左側は右側よりも前方にやや
突出されている。
【0015】図1に示すように、旋回台7の前面右側に
は、掘削装置4を支持する上下一対の支持部材11が突
出されている。この支持部材11には支軸を介してスイ
ングブラケット12が上下軸回りに左右揺動自在に枢着
され、このスイングブラケット12は旋回台7の内部に
設けたスイングシリンダ13(図4及び図5参照)によ
って揺動される。
【0016】前記掘削装置4は、基部がスイングブラケ
ット12に左右軸回りに揺動自在に枢着されたブーム1
4と、このブーム14の先端側に左右軸回りに揺動自在
に枢着されたアーム15と、アーム15の先端側にスク
イ・ダンプ自在に取付けられたバケット16とを備えて
なる。ブーム14は、スイングブラケット12とブーム
14の中途部との間に設けたブームシリンダ17によっ
て揺動され、アーム15は、ブーム14の中途部とアー
ム15の基部との間に設けたアームシリンダ18によっ
て揺動され、バケット16は、アーム15の基部とバケ
ット16の取付リンクとの間に設けたバケットシリンダ
19によってスクイ・ダンプされる。
【0017】旋回台7の後部上面および右側上面は開放
状とされ、これらの開放部分は旋回台7の上面から上方
に突出した丸みを帯びたボンネット20で覆われてい
る。このボンネット20の内部には、エンジン21と、
各種油圧機器を駆動するための油圧ポンプ23、作動油
タンク24及びコントロールバルブ25よりなる油圧関
係機材と、ラジエータ26等が収納され、これらは旋回
台7に搭載されている。また、旋回台7の左側上面はフ
ロアシートで覆われており、この部分にエンジン21用
の燃料タンク22とバッテリー27が収納されている。
【0018】図2及び図5に示すように、エンジン21
はその駆動軸心が左右方向を向くように旋回台7の後部
に横向きに配置されている。このエンジン21の右側下
部に油圧ポンプ23が直結され、同エンジン21の左側
上部にラジエータファン28が連結されている。油圧ポ
ンプ23を駆動する下部軸とラジエータファン28を駆
動する上部軸は、ファンベルト29及びプーリよりなる
ベルト伝動機構により連動連結されている。
【0019】なお、エンジン21の右側上部にはサイレ
ンサ30が連結され、エンジン21の後方にはラジエー
タ26の冷却水のリザーブタンク31が設けられてい
る。また、旋回台7の旋回中心部にはスイベルジョイン
ト32が設けられ、同ジョイント32の前方やや左寄り
には前記旋回モータ10が配置され、これらの部材は、
コントロールバルブ25にそれぞれ油圧配管33で接続
されている。
【0020】ラジエータファン28の左側には、各種の
熱交換器、すなわち、前記ラジエータ26、オイルクー
ラ34、エアコンのコンデンサ35が同左側から順に配
置されている。このうち、オイルクーラ34はコントロ
ールバルブ25からの戻り油を冷却して作動油タンク2
4に戻すものであり、コンデンサ35はキャビン42内
の空調装置(エアコン)の室外器である。
【0021】これらの熱交換器に対応するボンネット2
0の左側面には外気取り入れ口36(図1参照)が形成
され、かつ、同ボンネット20の右側面には排気口(図
示せず)が形成されている。しかして、本実施形態のバ
ックホー1では、外気取り入れ口36のすぐ内側にラジ
エータ26とラジエータファン28を配置した吸い込み
タイプを採用している。
【0022】前記作動油タンク24及びコントロールバ
ルブ25は、旋回台7の右側(油圧ポンプ23と同じ
側)でかつ油圧ポンプ23の前方に配置されている。す
なわち、作動油タンク24及びコントロールバルブ25
は油圧ポンプ23とともに旋回台7の右側に集中的に配
置されていて、これにより、これら油圧駆動に必要な主
要機材(油圧関係機材)を互いに繋ぐための油圧配管を
できるだけ短くし、かつ、かかる主要機材を集中的に保
守点検できるようにしている。
【0023】図2、図4及び図5に示すように、コント
ロールバルブ25は作動油タンク24の前側面に縦向き
の状態で直結されており、コントロールバルブ25の前
端面25Aがなるべく後方へ寄った状態となるようにし
て、旋回台7の前部に形成されるウォークスルー37を
できるだけ広く取るようにしている。また、コントロー
ルバルブ25を作動油タンク24の前側面に配置した場
合、そのバルブ25が前記スイベルジョイント32や旋
回モータ10にも比較的近くなるので、これらに対する
配管も短くできる。
【0024】なお、図例では、コントロールバルブ25
を作動油タンク24の前側面に取り付けているが、同バ
ルブ25は、作動油タンク24と油圧ポンプ23との
間、作動油タンク24の更に右側、或いは作動油タンク
24の上方に設けることができる。これらの位置であれ
ば、コントロールバルブ25の保守点検に作動油タンク
24が邪魔になることがないので好適である。
【0025】また、作動油タンク24には、作動油フィ
ルタ38、アンロードバルブ39及び燃料フィルタ40
が吊り下げ状態で取り付けられており(図4参照)、こ
れにより、それらの部材の保守点検も集中的に行え、か
つ、それらの部材の組み立て工数を低減できるようにし
てある。図2及び図3に示すように、旋回台7の後部に
は、前記エンジン21を左右方向に大きく跨ぐように正
面視ほぼ門形に形成された支持フレーム44が立設され
ており、この支持フレーム44に、ボンネット20の下
面及びキャビン42の後支柱が固定されているととも
に、エンジン21に洗浄風を送るためのエアクリーナ4
5が取り付けられている。
【0026】この支持フレーム44は、内部が中空の横
梁46と、この横梁46の左右両端を支持する左右一対
の支柱部材47,48とからなり、横梁46の左端部
は、ボンネット20の左側面にある前記外気取り入れ口
36の近傍に至るまで延設されている。他方、エアクリ
ーナ45は、横梁46の右側よりにブラケット49を介
してや斜めに取り付けられている。このエアクリーナ4
5の排気口は出側管50を介してエンジン21の前面側
に接続され、同エアクリーナ45の吸気口はくの字状に
屈曲した曲がり管51を介して横梁46に接続されてい
る。
【0027】従って、外気取り入れ口36から流入した
新鮮な外気は、その一部が横梁46の左端から同右端側
へ至り、曲がり管51を経てエアクリーナ45に供給さ
れることになる。このように、支持フレーム44の横梁
46はエアクリーナ45の吸気管としての機能を併有し
ているので、その分だけ部品点数が低減されるととも
に、旋回台7の後部のコンパクト化に寄与することがで
きる。
【0028】支持フレーム44の左右の支柱部材47,
48のうち、右側の支柱部材47は、側面視においてほ
ぼ逆L字状の支柱部材よりなり、左側の支柱部材48
は、図3に示すように、側面視においてほぼ逆U字状に
形成された支柱フレーム52よりなる。すなわち、この
支柱フレーム52は、逆U字状とすることにより前後に
二股に別れて形成されており、単なる棒状の支柱に比べ
て前後方向に変形し難いものになっている。
【0029】このため、エンジン21やラジエータファ
ン28又は油圧ポンプ23等からの振動が旋回台7を通
じて支柱フレーム52に伝達されても、その上端部に固
定される横梁45が前後に共振するのが防止され、ひい
ては、その横梁45に取り付けられているボンネット2
0やキャビン42の振動も可及的に低く抑えることがで
きる。
【0030】図2に示すように、支柱フレーム52は、
その後部53がボンネット20の後側面に沿うように平
面視においてほぼくの字状に屈曲されており、これによ
り、小旋回であるため後側面の位置が制限されているボ
ンネット20内においても、当該支柱フレーム52の二
股間の間隔をできるだけ広く取るようにしている。ま
た、図2に示すように、支柱フレーム52は、前記ラジ
エータ26、オイルクーラ34及びコンデンサ35を上
から覆うように配置されており、これらの熱交換器を保
護するプロテクタとしても機能している。なお、この場
合、旋回台7にキャビン42ではなくキャノピを搭載し
た場合にはエアコンが不要となるので、コンデンサ35
は省略される。
【0031】また、図例では左右の支柱部材47,48
のうち左側だけに支柱フレーム52を採用した場合を例
示しているが、右側の支柱部材47だけに支柱フレーム
52を採用することもでき、左右両方の支柱部材47,
48に支柱フレーム52を採用することもできる。ボン
ネット18は樹脂製又は薄板鋼板製で、コントロールバ
ルブ25、作動油タンク24及び油圧ポンプ23等を覆
う右カバー部54と、エンジン19の後半部分を覆う後
カバー部55と、ラジエータ26等の熱交換器の部分を
覆う左カバー部56とから構成されている。これら各カ
バー部のうち、後カバー部55はヒンジを介して支持フ
レーム44の横梁46に上下回動自在に支持されてお
り、この後カバー部26を開放させることでエンジン1
8及びその周囲の保守点検が可能となっている。
【0032】本実施形態では、油圧ポンプ23、作動油
タンク24及びコントロールバルブ25よりなる油圧関
係機材をすべて旋回台7の右端側に集中的に配置したこ
とから、図2に示すように、座席41を旋回台7の左側
よりに配置するとともに、燃料タンク22及びバッテリ
27を旋回台7の左端側に配置している。すなわち、燃
料タンク22は旋回台7の左側よりでかつ座席41の下
方に比較的広い範囲に横たわった状態で配置されてお
り、ボンネット20の平面範囲から外れるメインタンク
部57を備えている。このように、燃料タンク22を作
動油タンク24とは反対側の広い範囲に配置することに
より、同タンク22の容量を大きく確保しつつ、旋回台
7の左右方向の重量バランスを有効に確保するようにし
ている。
【0033】また、メインタンク部57の後端部には、
旋回台7の後部でかつ座席41から離れたところまで延
びる延長部58が一体に連結され、この延長部58に給
油口59が形成されている。このため、給油口59から
の給油に際して座席41が邪魔になることがなく、給油
作業が行い易くなっている。図2及び図3に示すよう
に、座席41は、ボンネット20の前面上部に形成した
凹部60に収納され、ラジエータ26及びラジエータフ
ァン28の上方に位置するように旋回台7の左側よりに
配置されていて、これにより、外気取り入れ口36から
の冷気が座席41の下方に常に流通するようにしてい
る。このため、エンジン21からの発熱が直接座席に放
熱されるが防止され、夏場の居住性が悪くなるのが防止
される。
【0034】また、ラジエータ26は、その中心Rがフ
ァン中心Fよりも下側になるようにラジエータファン2
8に対して下方に偏心して設けられており、ラジエータ
26がこのように偏心した分だけボンネット20の凹部
60を従来より深く形成してある。従って、座席41を
ラジエータ26の上方に配置したにも係わらず、座席4
1をできるだけ低く設置でき、それが高くなることによ
る旋回台7の重量バランスが悪くなるのを防止してい
る。
【0035】ラジエータ26のアッパータンク61に
は、ボンネット20の後カバー部55まで延びる延長管
62が接続されており、この延長管62の先端に給水口
63が設けられている。従って、開閉自在な後カバー部
55を開放して給水口63からの給水を行うことがで
き、ラジエータ26への給水に当たり座席41が邪魔に
なることがない。
【0036】なお、本実施形態では後方小旋回のバック
ホー1に本発明を採用した場合を例示したが、本発明
は、掘削装置4の最上昇時に同装置4が走行装置2の車
幅からはみ出ない超小旋回のバックホー1にも採用する
ことができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
支持フレームをエアクリーナの吸気管として兼用するよ
うにしたので、部品点数が少なく済み材料コスト及び組
立コストを低減できるとともに、エアクリーナの吸気管
が不要となった分だけ旋回台の後部のコンパクト化に寄
与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】小旋回バックホー(旋回作業機)の全体側面図
である。
【図2】旋回体の内部機構を示す平面図である。
【図3】旋回体の内部機構を示す左側面図である。
【図4】旋回体の内部機構を示す右側面図である。
【図5】旋回体の内部機構を示す正面図である。
【符号の説明】
1 小旋回バックホー(旋回作業機) 2 走行装置 7 旋回台 20 ボンネット 21 エンジン 26 熱交換器(ラジエータ) 34 熱交換器(オイルクーラ) 35 熱交換器(コンデンサ) 44 支持フレーム 45 エアクリーナ 46 横梁 47 支柱部材(右側) 48 支柱部材(左側) 52 支柱フレーム 53 後部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池内 和彦 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 竹村 俊彦 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 杉山 和臣 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 中田 裕雄 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置(2)上に旋回台(7)が上下
    方向の軸心回りに回動自在に設けられ、前記旋回台
    (7)に立設した支持フレーム(44)にボンネット
    (20)が取り付けられ、このボンネット(20)内
    に、エンジン(21)及びこのエンジン(21)に洗浄
    風を送り込むためのエアクリーナ(45)が設けられて
    いる旋回作業機において、 前記支持フレーム(44)は、内部が中空でかつその一
    端部が前記ボンネット(20)の吸気部まで延設されて
    いる横梁(46)を備え、前記エアクリーナ(45)の
    吸気口が前記横梁(46)に接続されていることを特徴
    とする旋回作業機。
  2. 【請求項2】 支持フレーム(44)は横梁(46)の
    左右両端部に支柱部材(47)(48)を備え、この支
    柱部材(47)(48)のうちの少なくとも一方が前後
    に二股に分かれた支柱フレーム(52)よりなる請求項
    1に記載の旋回作業機。
  3. 【請求項3】 支柱フレーム(52)の後部(53)が
    ボンネット(20)の後側面に沿うように左右方向内側
    に屈曲されている請求項2に記載の旋回作業機。
  4. 【請求項4】 支柱フレーム(52)はボンネット(2
    0)内に設けた熱交換器(26)(34)(35)を上
    から覆うように配置されている請求項2又は3に記載の
    旋回作業機。
JP24001797A 1997-09-04 1997-09-04 旋回作業機 Pending JPH1181378A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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