JP3311970B2 - 旋回作業機 - Google Patents

旋回作業機

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JP3311970B2 JP24001597A JP24001597A JP3311970B2 JP 3311970 B2 JP3311970 B2 JP 3311970B2 JP 24001597 A JP24001597 A JP 24001597A JP 24001597 A JP24001597 A JP 24001597A JP 3311970 B2 JP3311970 B2 JP 3311970B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばバックホー
等の旋回作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の旋回作業機では、一般に、走行
装置上に旋回台が上下方向の軸心回りに回動自在に設け
られ、この旋回台上に、作業者が搭乗するための座席
と、燃料タンク及び作動油タンクが設けられている。一
方、旋回台の後側面が走行装置の車幅からはみ出ない小
旋回の旋回作業機では、旋回台の後側面を車幅を直径と
する円内に収める必要があるため、旋回台の後部にはエ
ンジン及びこれに直列に配置すべきラジエータや油圧ポ
ンプを配置するのが精一杯である。
【0003】このため、従来の小旋回の旋回作業機で
は、前記燃料タンク及び作動油タンクを、ともに、座席
とは反対側の旋回台の左右方向他側よりに配置するよう
にしている(例えば、特開平8−246489号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の旋回作業機では、燃料タンクを作動油タンクととも
に旋回台の左右方向他側よりの狭い範囲に配置している
ので、燃料タンクの容量を余り大きく取ることができ
ず、給油回数が増大して作業効率が低下するという不都
合がある。また、燃料タンクを作動油タンクとともに旋
回台の左右方向一端側よりに配置すると、給油量によっ
ては旋回台の一端側の方が重くなって同旋回台の重量バ
ランスが悪くなる場合がある。
【0005】一方、作動油タンクは専ら高温になりやす
く、これを座席に余り近づけると夏場の作業が暑くなり
すぎて居住性が悪くなるので、この点で作動油タンクの
座席に対する位置関係には自ずから制約がある。本発明
は、このような実情に鑑み、後方小旋回のような旋回台
上の配置スペースが限られている旋回作業機であって
も、夏場の居住性を阻害させることなく、燃料タンクの
容量を十分に確保しかつ旋回台の重量バランスを確保で
きるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本発明
、走行装置上に旋回台が上下方向の軸心回りに回動自
在に設けられ、同旋回台の左右方向一端側よりに作動油
タンクが設けられ、同旋回台の左右方向他端側よりに作
業者が搭乗するための座席が設けられ、同旋回台上の左
右方向他端側よりでかつ前記座席の下方に燃料タンクが
配置され、同旋回台の後部にエンジンと同エンジンの左
右方向他側のラジエータとが配置され、同エンジンとラ
ジエータとがボンネットで覆われ、ボンネットの左右方
向他側よりにラジエータが外気を吸い込むための外気取
り入れ口が形成されているものである。
【0007】この場合、作動油タンクとは逆の旋回台の
左右方向他端側よりに燃料タンクを配置しているので、
燃料タンクの容量が大きく確保されるとともに、両タン
ク同士の重量が相殺されて旋回台の左右方向の重量バラ
ンスも確保される。また、燃料タンクは作動油タンクほ
ど高温になることがないので、かかる燃料タンクを座席
の下方に配置しても、夏場の作業が暑くなりすぎて居住
性が悪くなる恐れが極力防止できる。一方、上記のよう
に燃料タンクを座席の下方に設けると、座席が邪魔にな
って同タンクへの給油作業が面倒になる恐れがある。
【0008】そこで、本発明は、燃料タンクに、ラジエ
ータの上方に配置された座席から離れたところまで延長
された延長部を形成し、この延長部に給油口を形成する
ことを推奨する。この場合、燃料タンクの給油口が座席
およびラジエータから離れたところに位置するので、給
油しやすくなるとともに、同給油口が旋回台の後部に位
置するので、例えばラジエータの給水口等との集中配置
が可能になり、メンテナンスの容易化を図れるようにな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図面は旋回作業機として例示する
小旋回バックホー1を示しており、図1において、この
バックホー1は走行装置2と旋回体3と掘削装置4とか
ら主構成されている。なお、以下、バックホー1の走行
方向(図1の左右方向)を前後方向といい、この前後方
向に直交する横方向(図1の紙面貫通方向)を左右方向
という。
【0010】図1に示すように、走行装置2は、ゴム製
履帯を有するクローラ走行体5を左右一対備え、これら
の走行体5を走行モータMで駆動するようにしたクロー
ラ式走行装置が採用されている。この走行装置2の前部
にはドーザ6が設けられている。旋回体3は、走行装置
2の左右クローラ走行体5間の中央部に設けた軸受体8
に上下方向の旋回軸心回りに回動自在に支持された旋回
台7と、この旋回台7に搭載された各種機器を覆うボン
ネット20と、このボンネット20上に設けた座席41
やその前の操縦部を覆うキャビン42とを備えている。
【0011】旋回台7は、前部および中途部が板材から
なる枠材を組み合わせて構成されたフレームをカバー部
材で覆うことで構成され、この旋回台7の後部は、前記
フレームに固定されかつ旋回台7の前部の掘削装置4等
との重量バランスを図るカウンタウェイト9によって構
成されている。また、この旋回台7は、当該旋回台7の
フレームに支持された旋回モータ10(図2参照)によ
って旋回軸心X回りに回動されるようになっている。こ
のバックホー1はいわゆる後方小旋回タイプのもので、
旋回体3の後側面が走行装置2の車幅からはみ出ないよ
うに円弧状に形成されている。すなわち、旋回体3が旋
回したとき、この旋回体3の後面が描く旋回軌跡が左右
クローラ走行体5の左右幅内に収まるようになってい
る。
【0012】図2に示すように、旋回体3の左右側面
は、旋回体3が前方を向いた状態で前後方向に沿う平面
に形成されていて、この左右側面間同士の間隔は旋回体
3後面が描く旋回軌跡円の直径より幅狭に形成されてい
る。更に、同状態において、旋回体3の前面は、左右方
向に沿う平面に形成され、左側は右側よりも前方にやや
突出されている。図1に示すように、旋回台7の前面右
側には、掘削装置4を支持する上下一対の支持部材11
が突出されている。この支持部材11には支軸を介して
スイングブラケット12が上下軸回りに左右揺動自在に
枢着され、このスイングブラケット12は旋回台7の内
部に設けたスイングシリンダ13(図4及び図5参照)
によって揺動される。
【0013】前記掘削装置4は、基部がスイングブラケ
ット12に左右軸回りに揺動自在に枢着されたブーム1
4と、このブーム14の先端側に左右軸回りに揺動自在
に枢着されたアーム15と、アーム15の先端側にスク
イ・ダンプ自在に取付けられたバケット16とを備えて
なる。ブーム14は、スイングブラケット12とブーム
14の中途部との間に設けたブームシリンダ17によっ
て揺動され、アーム15は、ブーム14の中途部とアー
ム15の基部との間に設けたアームシリンダ18によっ
て揺動され、バケット16は、アーム15の基部とバケ
ット16の取付リンクとの間に設けたバケットシリンダ
19によってスクイ・ダンプされる。
【0014】旋回台7の後部上面および右側上面は開放
状とされ、これらの開放部分は旋回台7の上面から上方
に突出した丸みを帯びたボンネット20で覆われてい
る。このボンネット20の内部には、エンジン21と、
各種油圧機器を駆動するための油圧ポンプ23、作動油
タンク24及びコントロールバルブ25よりなる油圧関
係機材と、ラジエータ26等が収納され、これらは旋回
台7に搭載されている。また、旋回台7の左側上面はフ
ロアシートで覆われており、この部分にエンジン21用
の燃料タンク22とバッテリー27が収納されている。
【0015】図2及び図5に示すように、エンジン21
はその駆動軸心が左右方向を向くように旋回台7の後部
に横向きに配置されている。このエンジン21の右側下
部に油圧ポンプ23が直結され、同エンジン21の左側
上部にラジエータファン28が連結されている。油圧ポ
ンプ23を駆動する下部軸とラジエータファン28を駆
動する上部軸は、ファンベルト29及びプーリよりなる
ベルト伝動機構により連動連結されている。なお、エン
ジン21の右側上部にはサイレンサ30が連結され、エ
ンジン21の後方にはラジエータ26の冷却水のリザー
ブタンク31が設けられている。また、旋回台7の旋回
中心部にはスイベルジョイント32が設けられ、同ジョ
イント32の前方やや左寄りには前記旋回モータ10が
配置され、これらの部材は、コントロールバルブ25に
それぞれ油圧配管33で接続されている。
【0016】ラジエータファン28の左側には、各種の
熱交換器、すなわち、前記ラジエータ26、オイルクー
ラ34、エアコンのコンデンサ35が同左側から順に配
置されている。このうち、オイルクーラ34はコントロ
ールバルブ25からの戻り油を冷却して作動油タンク2
4に戻すものであり、コンデンサ35はキャビン42内
の空調装置(エアコン)の室外器である。これらの熱交
換器に対応するボンネット20の左側面には外気取り入
れ口36(図1参照)が形成され、かつ、同ボンネット
20の右側面には排気口(図示せず)が形成されてい
る。しかして、本実施形態のバックホー1では、外気取
り入れ口36のすぐ内側にラジエータ26とラジエータ
ファン28を配置した吸い込みタイプを採用している。
【0017】前記作動油タンク24及びコントロールバ
ルブ25は、旋回台7の右側(油圧ポンプ23と同じ
側)でかつ油圧ポンプ23の前方に配置されている。す
なわち、作動油タンク24及びコントロールバルブ25
は油圧ポンプ23とともに旋回台7の右側に集中的に配
置されていて、これにより、これら油圧駆動に必要な主
要機材(油圧関係機材)を互いに繋ぐための油圧配管を
できるだけ短くし、かつ、かかる主要機材を集中的に保
守点検できるようにしている。図2、図4及び図5に示
すように、コントロールバルブ25は作動油タンク24
の前側面に縦向きの状態で直結されており、コントロー
ルバルブ25の前端面25Aがなるべく後方へ寄った状
態となるようにして、旋回台7の前部に形成されるウォ
ークスルー37をできるだけ広く取るようにしている。
【0018】また、コントロールバルブ25を作動油タ
ンク24の前側面に配置した場合、そのバルブ25が前
記スイベルジョイント32や旋回モータ10にも比較的
近くなるので、これらに対する配管も短くできる。な
お、図例では、コントロールバルブ25を作動油タンク
24の前側面に取り付けているが、同バルブ25は、作
動油タンク24と油圧ポンプ23との間、作動油タンク
24の更に右側、或いは作動油タンク24の上方に設け
ることができる。これらの位置であれば、コントロール
バルブ25の保守点検に作動油タンク24が邪魔になる
ことがないので好適である。
【0019】また、作動油タンク24には、作動油フィ
ルタ38、アンロードバルブ39及び燃料フィルタ40
が吊り下げ状態で取り付けられており(図4参照)、こ
れにより、それらの部材の保守点検も集中的に行え、か
つ、それらの部材の組み立て工数を低減できるようにし
てある。図2及び図3に示すように、旋回台7の後部に
は、前記エンジン21を左右方向に大きく跨ぐように正
面視ほぼ門形に形成された支持フレーム44が立設され
ており、この支持フレーム44に、ボンネット20の下
面及びキャビン42の後支柱が固定されているととも
に、エンジン21に洗浄風を送るためのエアクリーナ4
5が取り付けられている。
【0020】この支持フレーム44は、内部が中空の横
梁46と、この横梁46の左右両端を支持する左右一対
の支柱部材47,48とからなり、横梁46の左端部
は、ボンネット20の左側面にある前記外気取り入れ口
36の近傍に至るまで延設されている。他方、エアクリ
ーナ45は、横梁46の右側よりにブラケット49を介
してや斜めに取り付けられている。このエアクリーナ4
5の排気口は出側管50を介してエンジン21の前面側
に接続され、同エアクリーナ45の吸気口はくの字状に
屈曲した曲がり管51を介して横梁46に接続されてい
る。
【0021】従って、外気取り入れ口36から流入した
新鮮な外気は、その一部が横梁46の左端から同右端側
へ至り、曲がり管51を経てエアクリーナ45に供給さ
れることになる。このように、支持フレーム44の横梁
46はエアクリーナ45の吸気管としての機能を併有し
ているので、その分だけ部品点数が低減されるととも
に、旋回台7の後部のコンパクト化に寄与することがで
きる。支持フレーム44の左右の支柱部材47,48の
うち、右側の支柱部材47は、側面視においてほぼ逆L
字状の支柱部材よりなり、左側の支柱部材48は、図3
に示すように、側面視においてほぼ逆U字状に形成され
た支柱フレーム52よりなる。すなわち、この支柱フレ
ーム52は、逆U字状とすることにより前後に二股に別
れて形成されており、単なる棒状の支柱に比べて前後方
向に変形し難いものになっている。
【0022】このため、エンジン21やラジエータファ
ン28又は油圧ポンプ23等からの振動が旋回台7を通
じて支柱フレーム52に伝達されても、その上端部に固
定される横梁46が前後に共振するのが防止され、ひい
ては、その横梁46に取り付けられているボンネット2
0やキャビン42の振動も可及的に低く抑えることがで
きる。図2に示すように、支柱フレーム52は、その後
部53がボンネット20の後側面に沿うように平面視に
おいてほぼくの字状に屈曲されており、これにより、小
旋回であるため後側面の位置が制限されているボンネッ
ト20内においても、当該支柱フレーム52の二股間の
間隔をできるだけ広く取るようにしている。
【0023】また、図2に示すように、支柱フレーム5
2は、前記ラジエータ26、オイルクーラ34及びコン
デンサ35を上から覆うように配置されており、これら
の熱交換器を保護するプロテクタとしても機能してい
る。なお、この場合、旋回台7にキャビン42ではなく
キャノピを搭載した場合にはエアコンが不要となるの
で、コンデンサ35は省略される。また、図例では左右
の支柱部材47,48のうち左側だけに支柱フレーム5
2を採用した場合を例示しているが、右側の支柱部材4
7だけに支柱フレーム52を採用することもでき、左右
両方の支柱部材47,48に支柱フレーム52を採用す
ることもできる。
【0024】ボンネット20は樹脂製又は薄板鋼板製
で、コントロールバルブ25、作動油タンク24及び油
圧ポンプ23等を覆う右カバー部54と、エンジン19
の後半部分を覆う後カバー部55と、ラジエータ26等
の熱交換器の部分を覆う左カバー部56とから構成され
ている。これら各カバー部のうち、後カバー部55はヒ
ンジを介して支持フレーム44の横梁46に上下回動自
在に支持されており、この後カバー部26を開放させる
ことでエンジン18及びその周囲の保守点検が可能とな
っている。
【0025】本実施形態では、油圧ポンプ23、作動油
タンク24及びコントロールバルブ25よりなる油圧関
係機材をすべて旋回台7の右端側に集中的に配置したこ
とから、図2に示すように、座席41を旋回台7の左側
よりに配置するとともに、燃料タンク22及びバッテリ
27を旋回台7の左端側に配置している。すなわち、燃
料タンク22は旋回台7の左側よりでかつ座席41の下
方に比較的広い範囲に横たわった状態で配置されてお
り、ボンネット20の平面範囲から外れるメインタンク
部57を備えている。このように、燃料タンク22を作
動油タンク24とは反対側の広い範囲に配置することに
より、同タンク22の容量を大きく確保しつつ、旋回台
7の左右方向の重量バランスを有効に確保するようにし
ている。
【0026】また、メインタンク部57の後端部には、
旋回台7の後部でかつ座席41から離れたところまで延
びる延長部58が一体に連結され、この延長部58に給
油口59が形成されている。このため、給油口59から
の給油に際して座席41が邪魔になることがなく、給油
作業が行い易くなっている。図2及び図3に示すよう
に、座席41は、ボンネット20の前面上部に形成した
凹部60に収納され、ラジエータ26及びラジエータフ
ァン28の上方に位置するように旋回台7の左側よりに
配置されていて、これにより、外気取り入れ口36から
の冷気が座席41の下方に常に流通するようにしてい
る。このため、エンジン21からの発熱が直接座席に放
熱されることが防止され、夏場の居住性が悪くなるのが
防止される。
【0027】また、ラジエータ26は、その中心Rがフ
ァン中心Fよりも下側になるようにラジエータファン2
8に対して下方に偏心して設けられており、ラジエータ
26がこのように偏心した分だけボンネット20の凹部
60を従来より深く形成してある。従って、座席41を
ラジエータ26の上方に配置したにも係わらず、座席4
1をできるだけ低く設置でき、それが高くなることによ
る旋回台7の重量バランスが悪くなるのを防止してい
る。
【0028】ラジエータ26のアッパータンク61に
は、ボンネット20の後カバー部55まで延びる延長管
62が接続されており、この延長管62の先端に給水口
63が設けられている。従って、開閉自在な後カバー部
55を開放して給水口63からの給水を行うことがで
き、ラジエータ26への給水に当たり座席41が邪魔に
なることがない。なお、本実施形態では後方小旋回のバ
ックホー1に本発明を採用した場合を例示したが、本発
明は、掘削装置4の最上昇時に同装置4が走行装置2の
車幅からはみ出ない超小旋回のバックホー1にも採用す
ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
旋回台の配置スペースが限られている小旋回の旋回作業
機であっても、夏場の居住性を阻害させることなく、燃
料タンクの容量を十分に確保しかつ旋回台の重量バラン
スを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】小旋回バックホー(旋回作業機)の全体側面図
である。
【図2】旋回体の内部機構を示す平面図である。
【図3】旋回体の内部機構を示す左側面図である。
【図4】旋回体の内部機構を示す右側面図である。
【図5】旋回体の内部機構を示す正面図である。
【符号の説明】
1 小旋回バックホー(旋回作業機) 2 走行装置 7 旋回台 22 燃料タンク 24 作動油タンク 41 座席 58 延長部 59 給油口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池内 和彦 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 竹村 俊彦 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 杉山 和臣 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 中田 裕雄 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平7−186742(JP,A) 特開 平9−184167(JP,A) 特開 平9−100551(JP,A) 実開 平5−49852(JP,U) 実開 昭61−84764(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置(2)上に旋回台(7)が上下
    方向の軸心回りに回動自在に設けられ、同旋回台(7)
    の左右方向一端側よりに作動油タンク(24)が設けら
    れ、同旋回台(7)の左右方向他端側よりに作業者が搭
    乗するための座席(41)が設けられ、同旋回台(7)
    上の左右方向他端側よりでかつ前記座席(41)の下方
    燃料タンク(22)が配置され、同旋回台(7)の後
    部にエンジン(21)と同エンジン(21)の左右方向
    他側のラジエータ(26)とが配置され、同エンジン
    (21)とラジエータ(26)とがボンネット(20)
    で覆われ、ボンネット(20)の左右方向他側よりにラ
    ジエータ(26)が外気を吸い込むための外気取り入れ
    口(36)が形成され、前記燃料タンク(22)は、ラ
    ジエータ(26)の上方に配置された座席(41)から
    離れたところまで延長された延長部(58)を備え、こ
    の延長部(58)に給油口(59)が形成されているこ
    とを特徴とする旋回作業機。
  2. 【請求項2】 走行装置(2)上に旋回台(7)が上下
    方向の軸心回りに回動自在に設けられ、同旋回台(7)
    の右端側よりに作動油タンク(24)が設けられ、同旋
    回台(7)の左端側よりに作業者が搭乗するための座席
    (41)が設けられ、同旋回台(7)上の左端側よりで
    かつ前記座席(41)の下方に燃料タンク(22)が配
    置され、同旋回台(7)の後部にエンジン(21)と同
    エンジン(21)の左側のラジエータ(26)とが配置
    され、同エンジン(21)とラジエータ(26)とがボ
    ンネット(20)で覆われ、ボンネット(20)の左側
    よりにラジエータ(26)が外気を吸い込むための外気
    取り入れ口(36)が形成され、同外気取り入れ口(3
    6)からの冷気が座席(41)の下方に流通可能になっ
    ており、前記燃料タンク(22)は、ラジエータ(2
    6)の上方に配置された座席(41)から離れたところ
    まで延長された延長部(58)を備え、この延長部(5
    8)に給油口(59)が形成されていることを特徴とす
    旋回作業機。
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