JP3861175B2 - 旋回作業車の上部体構造 - Google Patents

旋回作業車の上部体構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3861175B2
JP3861175B2 JP2000132263A JP2000132263A JP3861175B2 JP 3861175 B2 JP3861175 B2 JP 3861175B2 JP 2000132263 A JP2000132263 A JP 2000132263A JP 2000132263 A JP2000132263 A JP 2000132263A JP 3861175 B2 JP3861175 B2 JP 3861175B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disposed
bonnet
engine
reservoir tank
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000132263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001315535A (ja
Inventor
哲博 大橋
保幸 小山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP2000132263A priority Critical patent/JP3861175B2/ja
Priority to PCT/JP2001/003787 priority patent/WO2001083895A1/ja
Priority to EP01926109A priority patent/EP1306490B1/en
Publication of JP2001315535A publication Critical patent/JP2001315535A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3861175B2 publication Critical patent/JP3861175B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0858Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
    • E02F9/0891Lids or bonnets or doors or details thereof
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0858Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
    • E02F9/0866Engine compartment, e.g. heat exchangers, exhaust filters, cooling devices, silencers, mufflers, position of hydraulic pumps in the engine compartment
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0858Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
    • E02F9/0883Tanks, e.g. oil tank, urea tank, fuel tank

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、旋回半径を縮小した小旋回式作業車などの上部旋回体の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、掘削型旋回作業車において、上部旋回体をコンパクトに構成する試みは行われている。たとえば、特開平11−303139号公報に示されるものである。これは小旋回式油圧ショベル等の小型油圧ショベルで、上部旋回体後部にエンジン等を配置する際、旋回体フレームに配設される縦板によりその配置位置に制約を受けていたものを、前記上部旋回体は、上部旋回体前後方向に立設された左右一対の前部強度部材と、一対の縦板とを直交させ、前記縦板の後端に接続されて立設された中間強度部材と、前記横板の前端を接続し、前後方向に立設された左右一対の後部強度部材と、前記中間強度部材と、前記後部強度部材とを接続するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
旋回作業車の旋回体内部には、エンジン及び油圧ポンプ、油圧機器用の作動油タンク、ラジエータ、燃料タンクおよびバッテリなど、各種の機器が配設されており、これらをエンジンよりの熱の影響を考慮し、旋回体を小型化すべく、コンパクトに配設することは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決すべく、本発明は次のような手段を用いる。
【0005】
請求項1においては、旋回可能に構成した旋回体2のフレーム17へ回動可能に取り付けられたブームと、該ブームへ回動自在に取り付けられたアームと、該アームへ回動自在 に取り付けられた作業用アタッチメントとを有した作業機を備え、旋回体2の上方にはエンジン等を被覆するボンネット14が配設され、該ボンネット14の上方にシート16を取り付け、該シート16の前方にはステップ20を配置し、該旋回体2のフレーム17後部のボンネット14内に、エンジン34及び油圧機器用の作動油のリザーバタンク43を配設した旋回作業車の上部体構造において、該フレーム17の上面一側端部に、前後方向にリザーバタンク43を配設し、該リザーバタンク43の後部上面に、ラジエータ38を配設し、該リザーバタンク43の前部の上方に、前記ステップ20を配置したものである。
【0006】
請求項2においては、請求項1記載の旋回作業車の上部体構造において、前記ボンネット14内のフレーム17において、リザーバタンク43の反対側に遮蔽板50を配設し、該遮蔽板50はボンネット14内の端部において、機体前後方向にフレーム17から立設され、前記エンジン34との間を仕切る構成とし、該遮蔽板50によりエンジン34と隔離された部位に、前部に燃料タンク45を、後部にバッテリ55を配設すると共に、該バッテリ55の後部に電装品を固定するためのブラケット59を配設したものである。
【0007】
請求項3においては、請求項2記載の旋回作業車の上部体構造において、該燃料タンク45を側面視L字形に形成して、該燃料タンク45の前部上面をステップ20の下方に延出し、該燃料タンク45の後部前面をボンネット開放端側の立ち上り部に沿わせて配設したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。
図1は旋回作業車の全体側面図、図2は同じく平面図、図3は同じく正面図、図4は同じく後面図、図5はボンネット回動構成を示す側面図、図6は旋回体内部構成を示す平面図、図7は同じく後面図、図8は同じく左側面図、図9はファンの駆動構成を示すエンジンの左側面図、図10は旋回体内部構成を示す右側面一部断面図、図11は遮蔽板の配置構成を示す右側面一部断面図、図12は旋回体左後部の構成を示す平面図、図13は同じく左側面一部断面図、図14は旋回体右後部の構成を示す平面図、図15は同じく右側面一部断面図である。
【0009】
本発明の旋回作業車の構成について説明する。図1乃至図4を用いて説明する。
旋回作業車は、クローラ式走行装置1の上部中央に旋回体2を左右旋回可能に支持しており、該クローラ式走行装置1の前後一端部には、ブレード3を上下回動自在に配設している。旋回体2の上方にはエンジン等を被覆するボンネット14が配設され、該ボンネット14の上方にシート16が取り付けられている。該シート16の前方には、フロントコラム19に運転操作等を行うためのレバー類を配設して構成した運転操作部15が設けられている。該運転操作部15のフロントコラム19とボンネット14との間にはステップ20が配置されている。
【0014】
旋回体2の前端部にはブームブラケット12が左右回動自在に取り付けられ、該ブームブラケット12にはブーム6の下端部が上下回動自在に支持されている。
ブーム6は途中部で前方に屈曲しており、側面視において屈曲部6dを有する略「く」字状に形成されている。該ブーム6の上端部にはアーム5が回動自在に支持され、該アーム5の先端部には作業用アタッチメントとしてのバケット4が回動自在に支持されている。これらのブーム6、アーム5、及びバケット4等により作業機7が構成されている。
【0015】
そして、前記ブーム6はブームシリンダ11により回動動作され、アーム5はアームシリンダ10により回動動作され、バケット4はバケットシリンダ9により回動動作されている。該ブームシリンダ11、アームシリンダ10、及びバケットシリンダ9は油圧シリンダに構成され、各シリンダ9・10・11は旋回台2のボンネット14内に配設される油圧ポンプから油圧ホースを通じて圧油を供給することにより伸縮駆動されている。
また、ブームシリンダ11はブームブラケット12のシリンダ支持部12bとブーム6の途中部前面に設けられたブームシリンダブラケット36との間に介装され、アームシリンダ10はブーム6の途中部背面に設けられるアームシリンダボトムブラケット31とアーム5基端部に設けられるバケットシリンダブラケット30との間に介装され、バケットシリンダ9は該バケットシリンダブラケット30とバケット4に連結されるバケットブラケット29との間に介装されている。
【0016】
旋回体2下部には、開口部31が設けられており、該開口部31よりスイングシリンダ32のシリンダロッドが突出している。該スイングシリンダ32の後端は、旋回体2のフレーム17に回動自在に枢支されている。そして、スイングシリンダ32のシリンダロッドの先端はブームブラケット12に接続されており、スイングシリンダ32により、ブームブラケット12を旋回体2に対して左右に回動するものである。
【0017】
フレーム17は旋回体2後部のカウンタウェイトと一体的に構成されている。フレーム17は前部において、ブームブラケット12を枢支するとともに、後部においてはカウンタウェイトを構成するものである。ブームブラケット12はフレーム17前部において回動自在に枢支されているものである。フレーム17の中央部は旋回体2の下部を構成するとともに、後部のカウンタウェイト部分を接続するものである。
【0018】
旋回体2には側部に側面開口部14bが設けられており、後部には後開口部52および下開口部53が設けられている。側面開口部14bは、ボンネット14の左側部に設けられている。該側面開口部14bの内側には、ラジエータが配設されており、側面開口部14bより吸入した空気により冷却されるものである。後開口部52は、フレーム17の後部上方に設けられており、下開口部53はフレーム17の後下部に設けられている。前記側面開口部14bより導入された空気は、後開口部52および下開口部53より、旋回体2の外に排出されるものである。
【0019】
旋回体2に配設されたボンネット14は、図5に示すごとく、後方に回動可能に構成されている。ボンネット14は、後下部において、フレーム17の後上部に回動自在に接続されている。ボンネット14は閉じた状態において、該ボンネット14の下端がステップ20に当接する位置において、係止具等により係止され、閉じた状態に保持される構成になっている。
そして、エンジンなどの整備を行う際には、前記係止具等を解除し、ボンネット14後方に回動するものである。
【0020】
次に、旋回体2内部の構成について、図6乃至図11を用いて説明する。
旋回体2には、中央部にスイベルジョイント36が接続されており、該スイベルジョイント36の近傍には旋回モータ37が配設されている。旋回モータ37はフレーム17に固設されているものである。フレーム17上には、エンジン34、油圧ポンプ35、スイングシリンダ32、およびリザーバタンク43が配設されている。さらに、リザーバタンク43の前方には作動油のオイルフィルタ44が配設されており、該リザーバタンク43の上にはラジエータ38が配設されている。また、スイングシリンダ32の上方には燃料タンク45が配設されており、燃料タンク45の後方にはバッテリ55が配設されている。
【0021】
旋回体2内部に配設された、エンジン34はラバーマウントもしくは防振具積層ゴム等を介してフレーム17上に配設されている。そして、エンジン34の側部に、油圧ポンプ35が接続され、該エンジン34により油圧ポンプ35が駆動されるものである。なお、エンジン34の排気ガスは、エンジン34の後方に配設したマフラ40を介して旋回体2の外に排出されるものである。マフラ40は楕円柱状に構成されており、排気ガスを上より導入して下方に排出するものである。
【0022】
旋回体2内において、エンジン34はクランク軸を旋回体2の左右方向になるように配設しており、該エンジン34のクランク軸芯上に油圧ポンプ35が接続されている。油圧ポンプ35は油圧ホースやフロントコラム19内のコントロールバルブ等を介して、スイングシリンダ32、旋回モータ37、スイベルジョイント36、作業機7のシリンダ等に接続されている。
そして、油圧ポンプ35より吐出される作業油により、スイベルジョイント36を介して前記走行装置1や、旋回モータ37、スイングシリンダ32、作業機7、ブレード3を駆動するものである。
【0023】
エンジン34の油圧ポンプ35を接続した側部と反対側には、ラジエータ38が配設されており、エンジン34とラジエータ38の間には、ファン39が配置されている。ファン39は、図9に示すプーリ61に固設されており、該プーリ61はベルト64を介してエンジン34の駆動力の一部を伝達するプーリ63に接続されている。プーリ61はエンジン34の上側部に配設されており、該プーリ61を駆動することにより、ファン39を駆動し、冷却風をエンジン34の上部に導入することができる。エンジン34の上部にはシリンダおよび排気ポートが設けられており、ファン39により導入される冷却風によりエンジン34を効果的に冷却することができる。
【0024】
ラジエータ38は、ファン39の側方に配設されており、側面視ラジエータ38の配置位置がファン39の配置位置に重なるように配置されるものである。すなわち、ラジエータ38はファン39の直前に配設されており、ラジエータ38からエンジン34までの距離を短く構成できる。
【0025】
ラジエータ38には、ホース等を介してエンジン34のウォータジャケット内の冷却水が導入される。そして、ラジエータ38に導入され冷却された冷却水は、再びエンジン34のウォータジャケット内に戻されるものである。ラジエータ38は旋回体2の側面内側において、外側に向けて配設されており、ファン39によりボンネット14内に外気を取り込み、ラジエータ38を冷却するものである。そして、ボンネット14側部より内側に導入された外気は、ラジエータ38を冷却した後に、エンジン34の上部シリンダヘッドを冷却するものである。ファン39の側方に配設されており、側面視ラジエータ38の配置位置がファン39の配置位置に重なるように配置され、ラジエータ38はファン39の直前に配設される。これにより、ラジエータ38からエンジン34までの距離を短く構成できる。
【0026】
エンジン34の後部にはマフラ40が配設されており、該マフラ40はエンジン34後部の排気ポートに接続されているものである。マフラ40は旋回体2内において、上下方向に配設されている。エンジン34上部の排気ポートより排出される排気ガスはマフラ40上部より導入され、マフラ40の下部より排出される。該マフラ40の排気ガス排出部はフレーム17の後下部に設けた下開口部53に一致しており、エンジン34の排気ガスはマフラ40を介して、旋回体2の下開口部53より旋回体2の外に排出されるものである。マフラ40の上方には、エアクリナ41が配設されており、該エアクリナ41の吸気口42は旋回体2内において、ラジエータ38の配設位置とは、反対側に配置されている。なお、吸気口42よりエアクリナ41に導入された空気は、エンジン34の吸気ポートに導入される。
【0027】
旋回体2のラジエータ38配設側には、リザーバタンク43が旋回体2の前後方向に配設されている。該リザーバタンク43は、前記油圧ポンプ35の作動油を蓄えており、油圧配管により油圧ポンプ35に接続されている。リザーバタンク43はフレーム17上に固設されており、該リザーバタンク43の後部上面にはラジエータ38が配設されるものである。リザーバタンク43の前部の上方にはステップ20が構成されている。該ステップ20の下方かつリザーバタンク43の前方にはオイルフィルタ44が配設されている。オイルフィルタ44はリザーバタンク43およびフロントコラム19内のコントロールバルブに接続されており、コントロールバルブを介してリザーバタンク43に戻る作動油は該オイルフィルタ44を経由してリザーバタンク43に戻るものである。
【0028】
リザーバタンク43の上面には、上方に延出された給油口43bが設けられており、該給油口43bより作動油の補充を行うことが可能となっている。リザーバタンク43の給油口43bは、旋回体2において、ステップ20の後方かつボンネット14立ち上がり部近傍に配設されるものである。すなわち、リザーバタンク43の前部上面はステップ20の下面に沿った形状となっており、給油口43bはボンネット14の前部分に構成された立ち上がり部の内側形状に沿って構成されている。リザーバタンク43の給油口43bは、配置高さにおいて、ボンネット14の中央部付近に位置している。これにより、ステップ20上の塵埃が給油口43b内に侵入することがない。また、作動油の補充を行う際に、作業者の労力を軽減できる。
【0029】
旋回体2内において、エンジン34前後長内にリザーバタンク43、ラジエータ38、燃料タンク45、バッテリ55を収めたものである。これにより、旋回体2内部構成をコンパクトに構成でき、旋回体2の後部において、マスの集中化を行うことができる。そして、リザーバタンク43の前部をステップ20の下方に延出することにより、リザーバタンク43の容量を増大できるとともに、リザーバタンク43とフロントコラム19内に配設されるコントロールバルブ間の距離を短くすることができる。
同様に、燃料タンク45の前部をステップ20の下方に延出することにより、燃料タンク45容量を増大できるとともに、燃料をエンジン34より離れた場所いおいて貯蔵できる。
さらに、エンジン34、リザーバタンク43、ラジエータ38、燃料タンク45、バッテリ55がボンネット内に配設され、リザーバタンク43、ラジエータ38、燃料タンク45、バッテリ55が旋回体2の側部に位置するので、整備性が向上する。
【0030】
次に、旋回体2における燃料タンク45とスイングシリンダ32の配置構成について説明する。
燃料タンク45は、旋回体2において、リザーバタンク43の反対側に配設されている。燃料タンク45は、図10に示すごとく、側面視L字状に構成されている。燃料タンク45は前部上面がステップ20に沿った形状になっており、後部前面がボンネット14の立ち上がり部に沿った形状に構成されている。燃料タンク45の給油口は燃料タンク45上面に配設されている。燃料タンク45上部がボンネット14の開放側に配設されており、ボンネット14は後方に回動し開く構成になっているため、ボンネット14を開けた際に、燃料タンク45の給油口上方に障害物がなく、給油作業を容易に行うことができる。
【0031】
ボンネット14内において、燃料タンク45の旋回体内側の側方には遮蔽板50が配設されている。遮蔽板50は燃料タンク45の上部左側面および下部後面に沿った形状に構成されている。これにより、該遮蔽板50がエンジン34と燃料タンク45を隔離するものである。また、遮蔽板50は油圧ポンプ35の右端部上方において、機体前後方向にボンネット14内を仕切る構成になっている。遮蔽板50はフレーム17にボルト等により固設されている。
【0032】
燃料タンク45はステーなどによりフレーム17に固設されており、該燃料タンク45の下方には、スイングシリンダ32が配設されている。スイングシリンダ32の後端には、枢軸46が挿嵌されており、該スイングシリンダ32は枢軸46を中心として回動可能に構成されている。枢軸46の下端および上端はフレーム17設けた孔に挿嵌固定されているものである。スイングシリンダ32のシリンダロッド先端はブームブラケット12に接続されており、スイングシリンダ32により、ブームブラケット12を左右方向に回動するものである。
【0033】
旋回体2の内部構成において、エンジン34の左右の一方にラジエータ38が配設され、他方に燃料タンク45が配設されるものである。そして、ラジエータ38の下方にはリザーバタンク43が配設され、燃料タンク45の下方にはスイングシリンダ32が配設されるものである。リザーバタンク43の前部および燃料タンク45の前部は、ステップ20の下方に配置されるものである。さらに、燃料タンク45の後部もしくは上部はボンネット14の立ち上がり部の内側に沿った構成となっている。
【0034】
次に、電装品の配置構成について、図12乃至図15を用いて説明する。
旋回体2内の配置構成において、電装品は左右後上部に配設されるものである。旋回体2の左後部には、ラジエータマウント38bに固設したステー51が配設されており、該ステー51に、電装品を固定することができるものである。ラジエータマウント38bは後部において、旋回体2の内側に曲げられており、該ラジエータマウント38bの後部外側には熱気が入り込まない構造になっている。さらに、ステー51の下方および外側側方にはフレーム17が配設された構成になっているため、該ステー51の下部び側部が熱気にさらされることがない。
【0035】
ファン39により旋回体2内に導入された空気は、エンジン34を冷却した後に、マフラ40もしくはエアクリナ41を冷却した後に、後開口部52もしくは下開口部53より旋回体2の外に排出される。該ラジエータマウント38bはダクトを兼ねた構成になっており、ラジエータ38を介した冷却風をエンジン34に供給する構成になっている。このため、ラジエータマウント38bの後部外側には、ラジエータ38を介した風が流れ込まない。そして、ラジエータマウント38bの外側にステー51と取り付け、該ステー51に電装品を配設することにより、熱気にさらされない空間に電装品を配設することが可能となる。
【0036】
旋回体2の右後部は、図14および図15に示すごとく、遮蔽板50によりエンジン34と隔離されており、該遮蔽板50により、ラジエータ38およびエンジン34を介した冷却風が遮断される。これにより、遮蔽板50のエンジン34配設位置反対側は、エンジンの熱の影響を受けない構成になっている。遮蔽板50の外側には、バッテリ55および電装品が配設される。遮蔽板50の外側側面にブラケットを配設し、電装品を配設することにより、電装品を熱の影響を受けない場所に配設することができる。
【0037】
バッテリ55はバッテリ台55cに載置されており、該バッテリ台55cは遮蔽板50およびステー55bに接続されている。なお、ステー55bの一端はフレーム17に固設されるものである。遮蔽板50の外側面後部には、電装品を固定するためのブラケット59が固設されている。該ブラケット59にはヒューズボックスやカレントリミッタを固定するものである。すなわち、バッテリ55および電装品を旋回体2の右後部に配設することにより、電装品をよびバッテリ55を遮蔽板50、ボンネット14およびフレーム17により囲み、保護することが可能である。このため、バッテリ55および電装品を格納する部材を省略することができ、旋回体2内部の構成をコンパクトにできる。
旋回体2の右上後部において、フレーム17の内側に電装品およびバッテリ55を配設することにより、該電装品およびバッテリ55をエンジンの熱気より保護でき、旋回体2内の空間を有効に利用することができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するものである。
請求項1に記載のごとく、旋回可能に構成した旋回体2のフレーム17へ回動可能に取り付けられたブームと、該ブームへ回動自在に取り付けられたアームと、該アームへ回動自在に取り付けられた作業用アタッチメントとを有した作業機を備え、旋回体2の上方にはエンジン等を被覆するボンネット14が配設され、該ボンネット14の上方にシート16を取り付け、該シート16の前方にはステップ20を配置し、該旋回体2のフレーム17後部のボンネット14内に、エンジン34及び油圧機器用の作動油のリザーバタンク43を配設した旋回作業車の上部体構造において、該フレーム17の上面一側端部に、前後方向にリザーバタンク43を配設し、該リザーバタンク43の後部上面に、ラジエータ38を配設し、該リザーバタンク43の前部の上方に、前記ステップ20を配置したので、リザーバタンクの左右幅を短く構成でき、旋回体内部の空間を有効に利用することができる。また、フロントコラム内に配設されるコントロールバルブとリザーバタンク間の距離を短く構成でき、作動油の流動抵抗を軽減できる。また、旋回体の左右中央位置にエンジンを配設することが可能である。
【0039】
また、旋回可能に構成した旋回体へ回動可能に取り付けられたブームと該ブームへ回動自在に取り付けられたアームと該アームへ回動自在に取り付けられた作業用アタッチメントとを有した作業機を備え、旋回体後部のボンネット内にエンジン及び油圧機器用の作動油のリザーバタンクを配設した旋回作業車の上部体構造において、フレーム上面一側端部に、前後方向にリザーバタンクを配置するとともに、該リザーバタンク上面にラジエータを配置したので、リザーバタンクがラジエータ配置台を兼ねるため、省スペースでラジエータを配置でき、容易な構成によりラジエータをエンジンの上部の高さ位置に配設でき、冷却効率を向上できる。
【0040】
また、フレーム上面一側端部に、前後方向にリザーバタンクを配設し、該リザーバタンクの一部をステップの下方に配設したので、旋回体内部構成をコンパクトにでき、旋回体の前後長を利用してリザーバタンクの容量を増大できる。すなわち、旋回体の幅を小さくできる。
【0041】
請求項2に記載のごとく、前記ボンネット14内のフレーム17において、リザーバタンク43の反対側に遮蔽板50を配設し、該遮蔽板50はボンネット14内の端部において、機体前後方向にフレーム17から立設され、前記エンジン34との間を仕切る構成とし、該遮蔽板50によりエンジン34と隔離された部位に、前部に燃料タンク45を、後部にバッテリ55を配設すると共に、該バッテリ55の後部に電装品を固定するためのブラケット59を配設したので、旋回体の前後長さを有効に利用することができる。さらに、旋回体内部の空間を有効に利用することができる。そして、バッテリおよび電装品機器を熱より保護することができる。
【0042】
請求項3に記載のごとく、該燃料タンク45を側面視L字形に形成して、該燃料タンク45の前部上面をステップ20の下方に延出し、該燃料タンク45の後部前面をボンネット開放端側の立ち上り部に沿わせて配設したので、旋回体の前後長さを有効に利用することができる。さらに、旋回体内部、特にステップ下方の空間を有効に利用することができ、エンジンを左右中央位置に配設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 旋回作業車の全体側面図。
【図2】 同じく平面図。
【図3】 同じく正面図。
【図4】 同じく後面図。
【図5】 ボンネット回動構成を示す側面図。
【図6】 旋回体内部構成を示す平面図。
【図7】 同じく後面図。
【図8】 同じく左側面図。
【図9】 ファンの駆動構成を示すエンジンの左側面図。
【図10】 旋回体内部構成を示す右側面一部断面図。
【図11】 遮蔽板の配置構成を示す右側面一部断面図。
【図12】 旋回体左後部の構成を示す平面図。
【図13】 同じく左側面一部断面図。
【図14】 旋回体右後部の構成を示す平面図。
【図15】 同じく右側面一部断面図。
【符号の説明】
2 旋回体
14 ボンネット
17 フレーム
19 フロントコラム
32 スイングシリンダ
34 エンジン
35 油圧ポンプ
36 スイベルジョイント
37 旋回モータ
38 ラジエータ
38b ラジエータマウント
39 ファン
40 マフラ
43 リザーバタンク
44 オイルフィルタ
45 燃料タンク
50 遮蔽板
55 バッテリ

Claims (3)

  1. 旋回可能に構成した旋回体2のフレーム17へ回動可能に取り付けられたブームと、該ブームへ回動自在に取り付けられたアームと、該アームへ回動自在に取り付けられた作業用アタッチメントとを有した作業機を備え、旋回体2の上方にはエンジン等を被覆するボンネット14が配設され、該ボンネット14の上方にシート16を取り付け、該シート16の前方にはステップ20を配置し、
    該旋回体2のフレーム17後部のボンネット14内に、エンジン34及び油圧機器用の作動油のリザーバタンク43を配設した旋回作業車の上部体構造において、
    該フレーム17の上面一側端部に、前後方向にリザーバタンク43を配設し、該リザーバタンク43の後部上面に、ラジエータ38を配設し、該リザーバタンク43の前部の上方に、前記ステップ20を配置したことを特徴とする旋回作業車の上部体構造。
  2. 請求項1記載の旋回作業車の上部体構造において、前記ボンネット14内のフレーム17において、リザーバタンク43の反対側に遮蔽板50を配設し、該遮蔽板50はボンネット14内の端部において、機体前後方向にフレーム17から立設され、前記エンジン34との間を仕切る構成とし、該遮蔽板50によりエンジン34と隔離された部位に、前部に燃料タンク45を、後部にバッテリ55を配設すると共に、該バッテリ55の後部に電装品を固定するためのブラケット59を配設したことを特徴とする旋回作業車の上部体構造。
  3. 請求項2記載の旋回作業車の上部体構造において、該燃料タンク45を側面視L字形に形成して、該燃料タンク45の前部上面をステップ20の下方に延出し、該燃料タンク45の後部前面をボンネット開放端側の立ち上り部に沿わせて配設したことを特徴とする旋回作業車の上部体構造。
JP2000132263A 2000-05-01 2000-05-01 旋回作業車の上部体構造 Expired - Lifetime JP3861175B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000132263A JP3861175B2 (ja) 2000-05-01 2000-05-01 旋回作業車の上部体構造
PCT/JP2001/003787 WO2001083895A1 (fr) 2000-05-01 2001-05-01 Engin pivotant
EP01926109A EP1306490B1 (en) 2000-05-01 2001-05-01 Swing operation vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000132263A JP3861175B2 (ja) 2000-05-01 2000-05-01 旋回作業車の上部体構造

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003388391A Division JP3955908B2 (ja) 2003-11-18 2003-11-18 旋回作業車
JP2003388390A Division JP3950974B2 (ja) 2003-11-18 2003-11-18 旋回作業車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001315535A JP2001315535A (ja) 2001-11-13
JP3861175B2 true JP3861175B2 (ja) 2006-12-20

Family

ID=18641003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000132263A Expired - Lifetime JP3861175B2 (ja) 2000-05-01 2000-05-01 旋回作業車の上部体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3861175B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4576601B2 (ja) * 2004-03-22 2010-11-10 ヤンマー建機株式会社 バックホー
JP5765817B2 (ja) * 2012-03-13 2015-08-19 ヤンマー株式会社 田植機
US9902292B2 (en) 2015-08-03 2018-02-27 Kubota Corporation Work vehicle
JP6555971B2 (ja) * 2015-08-03 2019-08-07 株式会社クボタ 作業車
JP6591356B2 (ja) * 2016-06-21 2019-10-16 株式会社クボタ 作業機
JP6919463B2 (ja) * 2017-09-27 2021-08-18 コベルコ建機株式会社 作業機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001315535A (ja) 2001-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090230710A1 (en) Rear accessible service hatch
JP3861175B2 (ja) 旋回作業車の上部体構造
EP1306490B1 (en) Swing operation vehicle
JP3840528B2 (ja) 旋回作業車
JP3950974B2 (ja) 旋回作業車
JP3955908B2 (ja) 旋回作業車
JP3903146B2 (ja) 旋回作業車
JP4576593B2 (ja) ボンネットのロック構造
JP3402305B2 (ja) 小型建設機械のガードカバー開閉構造
JPH0715857U (ja) 建設機械の上部旋回体
JP3897895B2 (ja) 超小旋回型作業車
JPH08333772A (ja) 旋回作業機の上部構造
JP3155463B2 (ja) 作業機の支持フレーム構造
JP3693480B2 (ja) 油圧ショベルの上部旋回体
JP3972085B2 (ja) 旋回作業車のボンネット内構造
JP7507664B2 (ja) 建設機械
JP3974252B2 (ja) 超小旋回型作業車
JP3046271B2 (ja) 走行作業機におけるエンジン等の配置機構
JPH1181378A (ja) 旋回作業機
JP2000073401A (ja) ホイルローダのボンネットフード
JP3238310B2 (ja) 小型バックホーのボンネット内の配置構造
JP3311971B2 (ja) 旋回作業機
JP2001311182A (ja) 旋回作業車
JP3547239B2 (ja) 旋回作業機
JP2023005326A (ja) 作業機械

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060808

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060831

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3861175

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131006

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131006

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131006

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term