JP3148636B2 - 旋回作業機 - Google Patents

旋回作業機

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JP3148636B2 JP12186896A JP12186896A JP3148636B2 JP 3148636 B2 JP3148636 B2 JP 3148636B2 JP 12186896 A JP12186896 A JP 12186896A JP 12186896 A JP12186896 A JP 12186896A JP 3148636 B2 JP3148636 B2 JP 3148636B2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0858Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
    • E02F9/0891Lids or bonnets or doors or details thereof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の旋
回作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バックホー等の旋回作業機にあっては、
走行装置上に旋回台を備え、該旋回台のフレームをカバ
ー体で覆ったものがあるが、従来では旋回台の外側部
に、走行装置2上を通って旋回台7上に乗降するための
ステップが、設けられているが、該ステップは前記カバ
ー体のみで構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ステップとなるカバー
体の外側部を分厚く構成する等して剛性を高める必要が
あるが、やはり乗降の際にステップがガタ付いたりする
恐れがあり、ステップ部分の剛性が十分でなく、またカ
バー体の製造が面倒で製造費用も高く付くという問題が
あった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑み、ステップ部
分の剛性高めると共に、カバー体を薄く形成できて、カ
バー体の製造が容易で製造費用も安上がりになるように
したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた第一の技術的手段は、走行装置2上に
旋回台7を備え、該旋回台7のフレーム12がカバー体
6で覆われた旋回作業機において、旋回機体3のフレー
ム12に、外側方に突出した補強板55が設けられ、該
補強板55上が前記カバー体6で覆われ、前記補強板5
5に対応するカバー体6上が、旋回台7上に乗降するた
めのステップ57とされていることを特徴とする。
【0006】第二の技術的手段は、前記補強板55に、
前記旋回台7を旋回可能に支持するための軸受体8や旋
回軸心Cに設けたスイベルジョイント68にグリースを
供給するための注入口58が設けられていることを特徴
とする。従って、補強板55によって、カバー体6の外
側部を分厚く構成することなくステップ部分の剛性を高
めることができ、乗降の際にステップがガタ付いたりす
ることがなくなる。また、旋回軸心C近傍の軸受体8や
スイベルジョイント68にグリースを簡単確実に供給で
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図8は小型バックホー1を示して
おり、このバックホー1は走行装置2と旋回機体3と掘
削装置4とから主構成されている。なお、以下、図9に
矢示Aで示すバックホー1の走行方向を前後方向とい
い、この前後方向に直交する矢示Bで示す横方向を左右
方向という。
【0008】走行装置2は、図8および図9に示すよう
に、ゴム製履帯を有するクローラ走行体5を左右一対備
えると共に、これら走行体5を走行モータM1で駆動す
るようにしたクローラ式走行装置が採用されている。走
行装置2は、各クローラ走行体5を左右方向に移動自在
に連結支持すると共に、油圧シリンダで左右に移動可能
とすることで、左右クローラ走行体5の間隔を調節でき
るよう構成されている。また、この走行装置2の前部に
はドーザ15が設けられている。
【0009】旋回機体3は、板材からなる枠材を組み合
わせて構成された図2乃至図7に示すフレーム12を外
郭となるカバー体6で覆ってなる旋回台7を備え、この
旋回台7のフレーム12は、走行装置2の左右クローラ
走行体5間の中央部に設けられた軸受体8に、上下方向
の旋回軸心C廻りに回動自在に支持されており、旋回台
7のフレーム12に支持された旋回モータM2によって
旋回軸心C廻りに回動されるように構成されている。ま
た、この旋回台7のフレーム12の後部には、旋回台7
の前部に取付けられた掘削装置4等との重量バランスを
図るカウンタウェイト9が装着され、旋回台7の前部左
側には、走行装置2、旋回機体3、掘削装置4等に備え
られた油圧機器操作用のレバー、表示パネル等を備えた
操縦ボックス10が設けられている。
【0010】この旋回機体3の後面側は、図1および図
9に示すように、略旋回軸心Cを中心とする円弧状に形
成されると共に、旋回したときにこの機体後面が描く旋
回軌跡円は、左右クローラ走行体5の左右幅を最も大き
く採ったときの、走行装置2の左右幅内に収められてい
る。また、旋回機体3の左右幅は前記機体後面が描く旋
回軌跡円の直径より幅狭に形成されており、左右クロー
ラ走行体5の左右幅を最も狭くしたときには、クローラ
走行体5の左右外端縁が旋回機体3の左右側面と略一致
する位置となるように構成されている。
【0011】図1及び図8〜図11に示すように、カバ
ー体6は、樹脂によって形成されると共に、フロアを構
成する上壁部6aと、この上壁部6aの前縁から下方に
一体的に延出された前壁部6bと、上壁部6aの左右方
向外端縁から下方に一体的に延出された側壁部6cとか
ら主構成されている。このカバー体6の前部左側には、
上壁部6aから上方に突出された平面視略矩形状の膨出
部11が設けられ、この膨出部11の上壁11aには、
前記操縦ボックス10内の支持枠を突出させるために、
操縦ボックス10の下端外周形状に対応する開口が形成
され、その操縦ボックス10内の支持枠のベース部10
Aは、旋回台7内のフレーム側に固定されていて、膨出
部11で覆われている。
【0012】前記カバー体6は、膨出部11の左右方向
中央部で左右に分割され、この左右のカバー構成体6
L,6Rは分割部分で左右方向外方から突合わせ状に接
合されて、それぞれ旋回台7のフレームに設けた取付部
にボルトを介して着脱自在に取付固定されている。な
お、左右のカバー構成体6L,6Rの接合部分は、上面
側では上下にラップし、前面側では前後にラップするよ
うに構成されている。
【0013】カバー体6上壁部6aの後縁部と、ウェイ
ト9との間は上方に開口状とされ、この開口部13およ
びウェイト9上方はボンネット14により閉塞状とさ
れ、このボンネット14は後端下部がウェイト9にヒン
ジを介して左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて
開閉自在とされている。また、カバー体6の前壁部6b
の右方には、開口16が形成されると共に、この開口1
6からは、旋回台7のフレームに支持あるいは該フレー
ムの一部を構成する上下一対の支持ブラケット17の前
端側が突出されている。この支持ブラケット17の前端
部には支軸18を介して揺動ブラケット19が上下軸廻
りに左右揺動自在に枢着されている。
【0014】前記カバー体6の前面右側は左右方向中央
部から外方に向かうにしたがって後方に大きく傾斜して
おり、前記支軸18は、旋回台7の前端より後方側で且
つ操縦ボックス10の後端より前方側に位置していてい
る。これによって、掘削時に安定性が確保されると共
に、操縦ボックス10とボンネット11との間に形成さ
れた通路空間が、左右どちらからでも乗降でき且つ左右
方向に通過可能とされている。
【0015】前記揺動ブラケット19の右側部には、旋
回台7内の右端側に配置されたスイングシリンダ20の
ピストンロッド20aが上下軸廻りに回動自在に枢着さ
れており、該スイングシリンダ20のピストンロッド2
0aの出退によって揺動ブラケット19が支軸18廻り
に左右に揺動される。前記掘削装置4は、基部が揺動ブ
ラケット19に左右軸廻りに揺動自在に枢着されたブー
ム21と、このブーム21の先端側に左右軸廻りに揺動
自在に枢着されたアーム22と、アーム22の先端側に
スクイ・ダンプ自在に取付けられたバケット23とを備
えてなる。
【0016】ブーム21は、揺動ブラケット19とブー
ム21の中途部との間に設けられたブームシリンダ24
によって揺動動作され、アーム22は、ブーム21の中
途部とアーム22の基部との間に設けられたアームシリ
ンダ25によって揺動動作され、バケット23は、アー
ム22の基部とバケット23の取付部との間に設けられ
たバケットシリンダ26によってスクイ・ダンプ動作さ
れる。
【0017】操縦ボックス10下方の旋回台7内には各
油圧機器を制御する制御弁B1〜10が配置されてい
る。操縦ボックス10後方のボンネット14上には運転
席28が設けられ、ボンネット14内には、エンジン2
9、ラジエータ30、前記エンジン29により駆動され
る2連の油圧ポンプ31、エンジン29用の燃料タンク
32、各油圧機器用の作動油タンク33等が収容されて
いる。
【0018】エンジン29の動力がクラッチ27を介し
て2連の油圧ポンプ31に伝達されるようになってい
る。従って、低温でのエンジン29の始動時に油圧ポン
プ31に負圧が掛かり、始動性と回転立ち上がりが悪く
なる恐れがあるが、クラッチ27により、油圧ポンプ3
1の軸回転を断続させることが可能になるため、油圧ポ
ンプ31の容量を大にすることなく、容易に始動するこ
とができるようになり、これによってバックホー1の作
業性が良くなると共に、アイドリング時の油温上昇を抑
えることもできるようになる。
【0019】前記エンジン29は旋回台7の左右方向中
央部に横置き配置されていて、エンジン29のクランク
軸心が旋回台7の左右方向に略一致されている。このエ
ンジン29の右側方にラジエータ30が配置され、エン
ジン29の左側に油圧ポンプ31が配置されて取付固定
されており、該油圧ポンプ31がエンジン29の出力軸
によって駆動されるようになっている。油圧ポンプ31
の上方にはマフラ34が前後方向に配置され、油圧ポン
プ31の下方には前後方向に長く形成された燃料タンク
32が配置され、エンジン29の後方下部側には作動油
タンク33が配置されている。
【0020】前記作動油タンク33はウェイト9に、上
方から凹設することにより一体形成されており、左右方
向横長に形成され、この作動油タンク33の上端開口を
閉塞する蓋体33aの左側には、補助タンク35が設け
られている。また、この補助タンク35の左側にはバッ
テリ36が配置固定されている。また、エンジン29の
上部右側後方には、エアクリーナ37が左右方向に配置
され、このエアクリーナ37の吸気ホース38は、該エ
アクリーナ37からエンジン29上部の左側を迂回して
エンジン29の前方側に延設されると共に、エンジン2
9上部前方を右方に向けて延設され、ラジエータ30の
前側右方で下方に向けて該ラジエータ30の下方側まで
延設されている。
【0021】なお、ボンネット14の右側面には、多数
の孔から構成される排風口が形成され、エンジン29に
よって回転駆動されるファン39によって起風される冷
却風は、ラジエータ30のコアを通って前記排風口から
排出されるようになっている。また、ラジエータ30の
下方側の、旋回台7の下面は開口状とされていて、冷却
空気の取入れ口とされている。さらに、このバックホー
1にはキャノピ40が着脱自在に装着され、このキャノ
ピ40の支柱はウェイト9の左右側部に取付固定され
る。
【0022】図12及び図13に示すように、ボンネッ
ト14の右側壁内面と、これに対向するラジエータ30
の右側面との間には、ラジエータ30のコアを通過した
冷却風をラジエータ30側から排風口27へと案内する
風案内壁41が設けられており、この風案内壁41によ
って、ラジエータ30のコアを通過した冷却風の流れが
整流され、冷却効果が高められると共に、ラジエータ3
0から遠い所のエンジン29廻りの温度上昇をおさえる
効果が得られる。
【0023】この風案内壁41は、スポンジ等のような
柔軟材から形成されていて、ラジエータ30のコアの周
縁全周に亘って設けられてラジエータ30側からボンネ
ット14右側壁に向かって突出されており、ラジエータ
30の右側面に配置されて該ラジエータ30に着脱自在
に取付けられる取付板42に固定されされている。この
取付板42には、ラジエータ30のコアに対応する開口
が形成され、この開口周縁に前記風案内壁41が設けら
れている。
【0024】また、風案内壁41の下部は、カバー体6
の右側側壁部6c上端に設けた押圧壁44によって、ラ
ジエータ30に向けて押え付けられている。また、カバ
ー体6の側壁部6cの後端縁部45は、ウエイト9の前
端縁部46に係合され、これによりカバー体6の側壁部
6cの後端側が外側方へ移動するのが規制されている。
【0025】図2〜図7に示すように、前記旋回機体3
のフレーム12は、フレーム基板51と、フレーム基板
51上面に設けられた左右の上補強材52と、フレーム
基板51下面に設けられた下補強材53と、前記上下一
対の支持ブラケット17と、枠材54とを備える。上支
持ブラケット17に、右側外側方に突出した補強板55
が設けられ、補強板55上を前記カバー体6の上壁部6
aを覆っており、この補強板55に対応するカバー体6
の上壁部6aが、旋回台7上に乗降するためのステップ
57とされている。従って、旋回台7上に右側から乗降
するには、右側の右クローラ走行体5上に乗ってここを
第一ステップとして乗った後、ステップ57を利用し
て、旋回台7上に乗ればよく、右クローラ走行体5及び
ステップ57を利用して、旋回台7上に簡単に乗降する
ことができる。ステップ57は、外側方に突出した補強
板55が設けられ、該補強板55上が前記カバー体6で
覆われてなるため、カバー体6が分厚く形成されていな
くても十分に剛性を高めることができ、乗降の際にステ
ップ57がガタ付いたりする恐れもなくなる。
【0026】前記補強板55の下面前側には、二個のグ
リースの注入口58が設けられ、この注入口58は後述
する軸受体8又はスイベルジョイント68に図示省略の
連結ホース等を介して連結されている。また、図14に
示すようにカバー体6の前壁部6bに前記注入口58に
対応して開口窓59が設けられており、グリース注入具
をこの開口窓59から注入口58に挿入して、該グリー
ス注入具によって注入口58から軸受体8又はスイベル
ジョイント68の摺動部にグリスを簡単に供給できるよ
うになっている。
【0027】前記右側の補強材52の後端部に、前記ス
イングシリンダ20の後端部を枢支する枢着部60が設
けられている。また、前記フレーム基板51には、モー
タ取付孔61と、旋回軸心Cを中心とする旋回孔62と
が設けられている。図15に示すように、旋回機体3を
旋回軸心C廻りに回動自在に支持する前記軸受体8は、
走行装置2のフレーム67に固定された円筒形の支持台
66に固定されたアウタレース8aと、このアウタレー
ス8aの内周側にボールを介して旋回軸心C廻りに回動
自在に支持されていて旋回機体3の底部が固定されるイ
ンナレース8bとからなり、前記支持台66および軸受
体8の中心部には、スイベルジョイント68が配設され
ている。
【0028】このスイベルジョイント68は、走行装置
2側の油圧機器に接続される継手部を備えると共に走行
装置2のフレーム基板51に固定された外筒体68a
と、この外筒体68aに旋回軸心C廻りに回動自在に挿
嵌されて旋回機体3と一体回動するように係合されると
共に油圧ポンプ31側に接続される継手部を備えた軸体
68とから構成されている。
【0029】前記軸体68b上部の外周面には、図16
に示すように比較的多量の流量を必要とするものの継手
部、すなわち、左側又は右側の走行モータM1の前進用
と後進用のバルブに圧油を供給するための継手部69,
70,71,72,左右のクローラ走行体5を左右移動
させる油圧シリンダの切換バルブに圧油を供給するため
の継手部73,74が設けられ、軸体68bの上面に
は、比較的流量の少ないものの継手部、すなわち、走行
モータM1のドレン用の継手部75,走行装置2の速度
切換信号用の継手部76、その他ドーザ15を駆動させ
る油圧シリンダ用の継手部等が設けられている。
【0030】スイベルジョイント68の継手部を前記の
ように構成することによって、該スイベルジョイント6
8の極小化に伴う、配管構造の複雑化を防止でき、継手
および配管ホースの取付けがスッキリとする。図15に
示すように、前記旋回モータM2は、前記フレーム基板
51のモータ取付孔61に挿通配置されて、モータ取付
孔61の周囲に形成した取付孔79に挿通された図示省
略のボルト等を介してフレーム基板51に固定されてい
る。そして、前記支持台66に固定されたアウタレース
8aの外周に前記旋回軸心Cを中心とする従動ギヤ81
が設けられ、この従動ギヤ81に旋回モータM2の駆動
ギヤ82が噛合されることによって、旋回モータM2の
駆動で走行装置2乃至支持台66に対して旋回台7乃至
旋回機体3が旋回軸心C廻りに旋回されるようになって
いる。
【0031】前記掘削装置4のバケット23は、図17
及び図18に示すように、中央板部85と左右一対の側
板部86とを備え、中央板部85の開口縁部に掘削爪8
7が溶接されると共に、一方の側板部86の開口縁部に
サイドカッター爪88が溶接されている。サイドカッタ
ー爪88は、一方の側板部86の中央板部85の開口縁
部に近接した位置に溶接されている。従って、図17に
鎖線で示す如くサイドカッター爪88を中央板部85の
開口縁部から離した位置に溶接した場合に比べて、サイ
ドカッター爪88により、バケット23の側板部86と
中央板部85との間の溶接部分Aの溶接磨耗を防ぐこと
ができ、掘削による切損がなくなる。また、サイドカッ
ター爪88が掘削爪87に近くなり、掘削時に掘り易く
なった。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、旋回機体3のフレーム
12に、外側方に突出した補強板55が設けられ、該補
強板55上が前記カバー体6で覆われ、前記補強板55
に対応するカバー体6上が、旋回台7上に乗降するため
のステップ57とされているので、ステップとなるカバ
ー体の外側部を分厚く構成することなくステップ部分の
剛性を高めることができ、乗降の際にステップがガタ付
いたりするがなくなる。しかも、カバー体を薄く形成で
きて、カバー体の製造が容易で製造費用も安上がりにな
る。
【0033】また、前記補強板55に、前記旋回台7を
旋回可能に支持するための軸受体8や旋回軸心Cに設け
たスイベルジョイント68にグリースを供給するための
注入口58が設けられているので、旋回軸心C近傍の軸
受体8やスイベルジョイント68にグリースを簡単確実
に供給でき、その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】旋回機体の平面図である。
【図2】フレームの平面図である。
【図3】フレームの底面図である。
【図4】フレームの正面図である。
【図5】図2のJ矢視図である。
【図6】図2のH−H線断面図である。
【図7】図2のG−G線断面図である。
【図8】バックホーの全体側面図である。
【図9】バックホーの平面図である。
【図10】旋回台のカバー体の正面図である。
【図11】旋回台のカバー体の平面図である。
【図12】ボンネットの右側部の背面断面図である。
【図13】ラジエータ部分の斜視図である。
【図14】カバー体前部の斜視図である。
【図15】旋回台の支持部分の側面断面図である。
【図16】スイベルジョイントの平面図である。
【図17】バッケトの側面図である。
【図18】バケットの斜視図である。
【符号の説明】
2 走行装置 6 カバー体 7 旋回台 37 フレーム 55 補強板 57 ステップ 58 注入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/08 B62D 25/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置(2)上に旋回台(7)を備
    え、該旋回台(7)のフレーム(12)がカバー体
    (6)で覆われた旋回作業機において、 旋回機体(3)のフレーム(12)に、外側方に突出し
    た補強板(55)が設けられ、該補強板(55)上が前
    記カバー体(6)で覆われ、前記補強板(55)に対応
    するカバー体(6)上が、旋回台(7)上に乗降するた
    めのステップ(57)とされていることを特徴とする旋
    回作業機。
  2. 【請求項2】 前記補強板(55)に、前記旋回台
    (7)を旋回可能に支持するための軸受体(8)や旋回
    軸心Cに設けたスイベルジョイント(68)にグリース
    を供給するための注入口(58)が設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の旋回作業機。
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US6297867B1 (en) 1997-11-12 2001-10-02 Nec Corporation Wide view angle LCD operable in IPS mode which uses a pixel electrode as a shield to prevent disturbances in the electric field of a display pixel portion of the LCD
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