JP3881170B2 - 旋回作業機のボンネット構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、旋回台前部に作業部を備えた旋回作業機のボンネット構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、後方小旋回型の旋回作業機においては、旋回台上の中央の若干左寄りに運転席を、運転席の下又は後方にエンジンを、運転席の右側に作動油タンク及び制御弁ユニットをそれぞれ配置し、エンジン及びエアークリーナ、マフラ等の車両機器は後部ボンネットで、作動油タンク及び制御弁ユニット等の車両機器は側部ボンネットでそれぞれ覆っており、前記後部ボンネットの側部は側部ボンネットの後部と隣接している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術においては、前記後部ボンネットと側部ボンネットとを表面が略面一になるように配置しているが、両ボンネットの隣接縁部が略直線的な突き合わせ状態に近接しており、取り付け公差等により両ボンネットの表面を面一に近づけることが困難であり、また、少しの食い違いでも表面不一致が明確に現れ、組立仕上げが面倒になったり、デザイン上も好ましいものにするのが困難になっており、隙間を生じて音漏れが生じ易くなっている。
【0004】
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした旋回作業機のボンネット構造を提供することを目的とする。
本発明は、一方のボンネットの隣接縁部に表面から段差部を介して内方へ凹んだ内縁部を形成し、他方のボンネットの隣接縁部に前記内縁部と近接する当接縁部を形成して、両ボンネットの隣接縁部の表面間に間溝を形成することにより、両ボンネットの表面を面一により近づけることができ、また、音漏れ隙間を生じ難くした旋回作業機のボンネット構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明における課題解決のための第1の具体的手段は、旋回台3上のエンジン14及び車両機器を包囲すべく、互いに隣接する後部ボンネット15Bと側部ボンネットとを設けた旋回作業機のボンネット構造において、
後部ボンネット15Bと側部ボンネットの一方の隣接縁部44aに表面44bから段差部44cを介して内方へ凹んだ内縁部44dを形成し、他方の隣接縁部15aに表面15bから屈曲して前記内縁部44dと近接する当接縁部15cを形成し、両ボンネットの隣接縁部15a,44aの表面15b、44b間に間溝60を形成していることである。
【0006】
これによって、両ボンネットの表面15b、44bが面一状態により近づき、表面15b、44bに食い違いが生じても明確になり難く、組立仕上げが容易になりかつ製品価値が向上し、両隣接縁部間に音漏れ等を発生する隙間が生じ難くなる。
本発明における課題解決のための第2の具体的手段は、第1の具体的手段に加えて、後部ボンネット15Bと側部ボンネットの一方の隣接縁部44の段差部44cと他方の当接縁部15cとを、各表面15b、44bから内方へ傾斜した傾斜面に形成して、前記間溝60を断面略V字形状に形成していることである。
【0007】
これによって、両ボンネットの表面の食い違いが生じても、より不明確になり、組立仕上げが容易になりかつ製品価値を向上する。
本発明における課題解決のための第3の具体的手段は、第1又は2の具体的手段に加えて、前記後部ボンネット15Bの隣接縁部15aを上下方向中途部から下側を側部ボンネット側へ膨出させ、それに対応して側部ボンネット側を凹ませており、前記膨出部61は下広がり形状であることである。
これによって、組立仕上げがより容易になりかつ製品価値が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図5、6において、1は旋回作業機として例示する後方小旋回型のバックホーであり、このバックホー1はクローラ走行装置2と、旋回台3を有する上部体5と、掘削装置4とから主構成されている。
クローラ走行装置2は、トラックフレーム6の左右サイドフレーム7の前後部に駆動輪8、従動輪9及び複数個の転輪10を回転自在に支持し、これらにゴム製又は鉄製のクローラ11を巻き付け、前記駆動輪8を油圧モータ等の走行駆動源で駆動するように構成されている。
【0009】
前記トラックフレーム6はその上部に旋回ベアリング12を介して旋回台3を旋回軸Xを中心に旋回自在に搭載しており、前部にはドーザ13を昇降自在に装着している。
旋回台3は、基本となるベースプレート3A上にフレーム、縦壁、支持台等を溶着して形成されており、エンジン14、主ボンネット15、側部ボンネット16、運転席17、操縦装置18等が搭載され、これらによって上部体5が形成されている。操縦装置18は、運転席17の左右に配置された右手操縦手段18R及び左手操縦手段18Lを備えている。
【0010】
旋回台3の運転席17の前側はステップ28となっており、ベースプレート3Aの前部には、ブラケット19を介して掘削装置4が縦軸回り揺動自在に装着されている。
この旋回台3は、左右側部は前後方向と略平行に形成され、前部が前後方向と略直角に形成され、後部及び左右側部と前部との間のコーナ部が略円弧に形成され、それらは旋回軸Xを曲率中心とする略円弧であって、その旋回範囲内に左右側部及び前部の外面が位置する形状である。
【0011】
掘削装置4は、前記ブラケット19に縦軸を介して支持された揺動ブラケット20にブーム21とブームシリンダ22の各基端部を枢支し、ブーム21の先端にアーム23を枢支してアームシリンダ24で揺動可能にし、アーム23の先端にバケット25を枢支してバケットシリンダ26で掬い及びダンプ動作可能にしている。
図3〜6において、前記揺動ブラケット20を揺動するスイングシリンダ27は、旋回台3のベースプレート3Aの右側に配置されていて、その基部がベースプレート3Aに枢支されている。
【0012】
前記旋回台3の後部にウエイト(カウンタウェイト)30を設け、このウエイト30の前側にエンジン14を搭載し、このエンジン14を配置したエンジンルーム31を包囲するように主ボンネット15を設け、この主ボンネット15の前側に運転席17を取り付け台及びサスペンション装置32を介して設けている。前記エンジンルーム31において、掘削装置4を前側として、エンジン14は横向き(クランク軸が左右方向)に配置され、その左側に多連式の油圧ポンプ33が装備され、右側にラジエータ34が配置されている。
【0013】
前記エンジン14及び油圧ポンプ33を跨ぐようにパイプ材等で形成された支持フレーム(図示せず)が設けられ、この支持フレームにマフラ29、エアーフィルタ及びその他の車両機器が装着され、エンジン14の前側には仕切り板35が設けられている。また、運転席17の後側に日除け装置36(又はロプス)が立設されている。
ラジエータ34のラジエータファンは吸い込み式で、主ボンネット15の右側部及び主ボンネット15の右前部と内部が連通した側部ボンネット16の空気孔16Aから空気を吸引して、主ボンネット15の左側から外方へ熱風を吐出するようになっている。
【0014】
前記旋回台3の左前側にはバッテリ37が配置され、左横には燃料タンク38が配置され、旋回台3の右側にはラジエータ34の前方に作動油タンク41及び制御弁ユニット42等が配置されており、これらは側部ボンネット16によって覆われている。
前記主ボンネット15は、エンジンルーム31の前側に位置するボンネット前部15Aと、エンジンルーム31内点検のために後側に位置する開閉自在な後部ボンネット15Bとを有し、前記ボンネット前部15Aと後部ボンネット15Bとの右側で隣接して側部ボンネット16が配置され、それぞれは合成樹脂(又は板金)で形成されている。
【0015】
ボンネット前部15Aは旋回台3及び支持フレームに固定され、仕切り板35の前側で立ち上がってエンジン14の前上方を覆い、左側部は運転席17の左側方に突出して燃料タンク38の上方を覆っている。
後部ボンネット15Bは前上部が支持フレームに蝶番を介して開閉自在に枢支されており、エンジン14、油圧ポンプ33及びラジエータ34の後半分を覆い、開放することにより、これらのメンテナンスができるようになっている。
側部ボンネット16は、作動油タンク41の左側面(運転席17側の面)に取り付けられた側板カバー43と、作動油タンク41等を開閉自在に包囲する側部ボンネットカバー44とを有している。
【0016】
前記側部ボンネットカバー44は、作動油タンク41及び制御弁ユニット42を覆うだけでなくラジエータ34も覆っており、前下部を蝶番を介して枢支してもよいが、左側上部で側板カバー43の上部に蝶番を介して開閉自在に枢支していて、前記蝶番は軸芯方向に移動することにより着脱自在になっており、側部ボンネットカバー44を開放することにより又は離脱することにより、旋回台3の右側部を露出して、内部機器を一度にメンテナンスできるようにしている。
この側部ボンネットカバー44は、後上部を蝶番を介して支持フレームに枢支し、前開き開閉自在にしてもよく、また、その前部に空気取り入れ口を形成しておいて、前側から吸引した空気を、作動油タンク41及び制御弁ユニット42を経てラジエータ34に流すようにしてもよい。
【0017】
前記側部ボンネットカバー44の後部は、主ボンネット15の後部ボンネット15Bの右前部と隣接しており、この側部ボンネットカバー44の後部の隣接縁部44aには表面44bから段差部44cを介して内方へ凹んだ内縁部44dを形成しており、後部ボンネット15Bの右前部の隣接縁部15aに表面15bから屈曲して前記内縁部44dと近接する当接縁部15cを形成しており、両ボンネット15、16の隣接縁部15a、44aの表面15b、44b間に間溝60を形成している。
【0018】
前記両隣接縁部15a、44aは、内縁部44dに当接縁部15cが当接(又は近接)するので、ボンネット内外を十分に仕切り、エアー漏れ、音漏れを少なくすることができ、両部の表面15b、44bを可及的に面一にすることができる。しかも、両部の表面15b、44bは間溝60の幅だけ隔てられることになり、ボンネット内外方向に段違いになっても、その段違いが見え難くなっている。即ち、ライン合わせをする必要がなくなる。
前記隣接縁部44aの段差部44cと隣接縁部15aの当接縁部15cとは、各表面15b、44bから内方へ傾斜した傾斜面に形成されていて、前記間溝60を断面略V字形状(略台形状を含む)に形成している。
【0019】
この間溝60は断面四角溝状に形成することもできるが、断面略V字形状に形成する方が、溝は浅く感じられ、引っ掛かりも生じ難く、両部の表面15b、44bがあたかも連続しているかの感が得られる。
図5から明らかなように、前記両隣接縁部15a、44aは、旋回台3の後部の円弧形状の範囲内に位置しており、両部の表面15b、44bはそれぞれ円弧形状であるので、表面15b、44bの段違いはさらに見え難くなっており、完全な面一が要求されなく、組立仕上げ作業が簡便になる。
【0020】
また、後部ボンネット15Bの隣接縁部15aは、上下方向中途部から下側が側部ボンネットカバー44側へ膨出されて膨出部61が形成されており、それに対応して側部ボンネットカバー44の上下方向中途部から下側が凹まされており、隣接縁部15aの前記膨出部61は下広がり形状になっている。
このように、隣接縁部15aに膨出部61を形成することにより、後部ボンネット15Bの下半分は上半分より開口面積が広くなり、防虫網の清掃等で頻繁にメンテナンスが必要なラジエータ34の前面下部近傍を開放することができ、側部ボンネットカバー44を開放しなくともメンテナンスが可能になる。
【0021】
また、両隣接縁部15a、44aに膨出部61及びそれに対応する凹部を形成することにより、間溝60は直線状部から円弧状部に連続しかつ屈曲された線状となり、直線状間溝60を形成する後部ボンネット15Bの上半分を側部ボンネットカバー44と同色に塗装してツートンカラーカバー部材にし、かつ円弧状間溝60を形成する後部ボンネット15Bの下半分を側部ボンネットカバー44等と異色に塗装しておくと、側部ボンネットカバー44が膨出部61を有するツートンカラーカバー部材の如くになり、量感、質感を与えることができるようになる。
【0022】
なお、ボンネット前部15Aの左側部は運転席17の左前方に突出しており、左側の側部ボンネットカバーの役目をしており、この部分の後部と後部ボンネット15Bの左前部との間にも、前記構成の隣接縁部15a、44aが形成されている。
また、後部ボンネット15Bは側部ボンネットカバー44よりも開閉頻度が多いので、後部ボンネット15Bを開放してから側部ボンネットカバー44を開放するように構成する方が好ましいが、後部ボンネット15Bの右前部の隣接縁部15aに表面から段差部を介して内方へ凹んだ内縁部を形成し、側部ボンネットカバー44の後部の隣接縁部44aに表面から屈曲して前記内縁部と近接する当接縁部を形成するようにしてもよい。
【0023】
前記側部ボンネット16内において、ベースプレート3A上にはスイングシリンダ27に跨る状態に、載置台46がボルト固定されている。この載置台46は、脚部46Aで制御弁ユニット42を載置する載置板46Bを固定し、この載置板46Bに前後支柱台46Cを立設して作動油タンク41を取り付けている。
前記スイングシリンダ27、制御弁ユニット42及び作動油タンク41を上下3段式に配列することにより、上下スペースを有効に利用した立体配置となり、平面的なスペースを可及的に小さくできるようになり、これら3つの熱発生源が一箇所にまとめられ、運転席17から確実に離隔して、運転環境への熱影響を少なくしている。
【0024】
この作動油タンク41の運転席17側の側面に複数個(図では4個)のステー47を固着し、このステー47及び止めネジ52を介して側板カバー43を取り付けており、作動油タンク41と側板カバー43との間には、スイングシリンダ27、制御弁ユニット42及び作動油タンク41からの熱で側板カバー43を加熱しないように、断熱するに十分な空気層を確保するための間隙が形成されている。53は作動油タンク41の後部に接続したサクションホース、54は注入口キャップをそれぞれ示している。
【0025】
前記作動油タンク41の底部にはくの字状のドレンパイプ48が取り付けられ、可撓性のホース49を介してベースプレート3A側に取り付けたドレンプラグ50と連結されている。
図7において、マフラ29は吸入管部29Aをエンジン14に装着されたエキゾーストマニホールド65に接続し、排出管部29Bをマフラパイプ66と接続している。
前記吸入管部29Aとエキゾーストマニホールド65との接続は、従来においては、エキゾーストマニホールド65の接続端部65Aにフランジ部を形成し、これにパッキンを介在してフランジ部を有する継手管をボルト締結し、この継手管と吸入管部29Aとを嵌合してバンドで締め付けるように構成しており、排出管部29Bとマフラパイプ66のバンド接続と同様にしていた。
【0026】
ここでは、継手管によるフランジ継手を省略し、エキゾーストマニホールド65の接続端部65Aを小径に機械加工して吸入管部29Aに直接嵌合し、バンド67で締め付けるようにしている。
これによって、、排ガスの洩れる可能性のある箇所が減少でき、製作コストも安価にできる。この場合、主ボンネット15内でエアークリーナ等を支持している支持フレームにマフラ29を取り付け支持させておくことが好ましい。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形することができる。例えば、バックホー1としては、標準旋回型、超小旋回型等であってもよく、日除け装置36の代わりに旋回台3に運転席17を包囲するキャビンを搭載したものでもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、両ボンネットの表面15b、44bが面一状態により近づき、表面15b、44bに食い違いが生じても明確になり難く、組立仕上げが容易になりかつ製品価値が向上し、両隣接縁部15a,44a間に音漏れ等を発生する隙間が生じ難くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す上部体の背面図である。
【図2】同ボンネット隣接縁部の断面斜視図である。
【図3】同上部体の右側面図である。
【図4】同上部体の断面側面図である。
【図5】同上部体の平面図である。
【図6】バックホーの全体側面図である。
【図7】マフラ接続構造の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 バックホー(旋回作業機)
3 旋回台
5 上部体
14 エンジン
15 主ボンネット
15A ボンネット前部
15B 後部ボンネット
15a 隣接縁部
15b 表面
15c 当接縁部
16 側部ボンネット
17 運転席
43 側部カバー
44 側部ボンネットカバー
44a 隣接縁部
44b 表面
44c 段差部
44d 内縁部
60 間溝
61 膨出部

Claims (3)

  1. 旋回台上にエンジンルームを包囲する主ボンネットと側部の車両機器を開閉自在に覆う側部ボンネットとを備え、前記主ボンネットはエンジンルームの前側に位置するボンネット前部と後側に位置する後部ボンネットとを有し、この後部ボンネットは前上部が枢支されて開閉自在になっていてその側部が前記側部ボンネットカバーの後部と隣接した旋回作業機のボンネット構造において、
    前記側部ボンネットカバーの後部の隣接縁部に表面から段差部を介して内方へ凹んだ内縁部を形成し、前記後部ボンネットの側部の隣接縁部に表面から屈曲して前記内縁部と当接又は近接する当接縁部を形成し、後部ボンネットの側部の隣接縁部と側部ボンネットカバーの隣接縁部の表面間に間溝を形成しており、
    前記側部ボンネットカバーの隣接縁部の段差部と後部ボンネットの当接縁部とを、各表面から内方へ傾斜した傾斜面に形成して、前記間溝を断面略V字形状に形成していることを特徴とする旋回作業機のボンネット構造。
  2. 旋回台上後部のエンジンルームを包囲する主ボンネットと右側部の車両機器を覆う側部ボンネットとを備え、前記主ボンネットはエンジンルームの前側に位置するボンネット前部と後側に位置する後部ボンネットとを有し、この後部ボンネットは前上部が枢支されて開閉自在になっており、前記側部ボンネットカバーは左側上部又は前下部が枢支されて開閉自在になっており、前記後部ボンネットの右側部と側部ボンネットカバーの後部とを互いに隣接した旋回作業機のボンネット構造において、
    前記側部ボンネットカバーの後部の隣接縁部に表面から段差部を介して内方へ凹んだ内縁部を形成し、前記後部ボンネットの右側部の隣接縁部に表面から屈曲して前記内縁部と当接又は近接する当接縁部を形成し、後部ボンネットの右側部の隣接縁部と側部ボンネットカバーの後部の隣接縁部の表面間に間溝を形成しており、
    前記側部ボンネットカバーの隣接縁部の段差部と後部ボンネットの当接縁部とを、各表面から内方へ傾斜した傾斜面に形成して、前記間溝を断面略V字形状に形成していることを特徴とする旋回作業機のボンネット構造。
  3. 前記後部ボンネットの隣接縁部を上下方向中途部から下側を側部ボンネット側へ膨出させて膨出部を形成し、それに対応して側部ボンネット側を凹ませており、前記膨出部は下広がり形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の旋回作業機のボンネット構造。
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