JP3274329B2 - 作業機 - Google Patents

作業機

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JP3274329B2
JP3274329B2 JP25414795A JP25414795A JP3274329B2 JP 3274329 B2 JP3274329 B2 JP 3274329B2 JP 25414795 A JP25414795 A JP 25414795A JP 25414795 A JP25414795 A JP 25414795A JP 3274329 B2 JP3274329 B2 JP 3274329B2
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徳三 最田
隆文 和田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の作
業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バックホーとして、特開平5−1
26003号公報に記載のものがある。このバックホー
にあっては、クローラ式走行装置上に旋回機体が上下方
向の旋回軸心廻りに回動自在に支持され、この旋回機体
の後部に設けたボンネットの右側壁に形成した排風口に
コアの一側面が対向するようにラジエータが配置される
と共に、このラジエータのコアの他側面側にラジエータ
に冷却風を送るファンを備えたエンジンが配置されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、冷却風の取入れ口はボンネットの左側に設けられ
ているので、冷却風はボンネット内の他の機器を通過し
た後、ラジエータのコアを通過することとなり、ラジエ
ータの冷却効率が悪いものであった。本発明は、前記問
題点に鑑みて、ラジエータの冷却効率の向上を企図した
作業機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、走行装置2上に旋回機
体3を上下方向の旋回軸心A廻りに回動自在に支持し、
この旋回機体3の後部に設けたボンネット11の左右一
側壁に形成した排風口27にコアの一側面が対向するよ
うにラジエータ17を配置すると共に、このラジエータ
17のコアの他側面側にラジエータ17に冷却風を送る
ファン26を備えたエンジン16を配置し、このエンジ
ン16の上方に運転席14を配置し、前記ラジエータ1
7の下方側の旋回機体3の下面を開口状として冷却空気
の取入れ口28とした点にある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図3は小型バックホー1を示して
おり、この小型バックホー1は走行装置2と旋回機体3
と掘削装置4とから主構成されている。なお、以下、図
4に矢示Bで示すバックホー1の走行方向を前後方向と
いい、この前後方向に直交する矢示Cで示す方向を左右
方向という。走行装置2は、図4にも示すように、ゴム
製履帯を有するクローラ走行体5を左右一対備えると共
に、これら走行体5を油圧モータM1で駆動するように
したクローラ式走行装置が採用されている。この走行装
置2の前部にはドーザ6が設けられている。
【0006】旋回機体3は、走行装置2の左右クローラ
走行体5間の中央部に設けられた軸受体7に、上下方向
の旋回軸心A廻りに回動自在に支持された本体部8を備
え、この本体部8の後部には該本体部8前部に取付けら
れる掘削装置4等との重量バランスを図るカウンタウェ
イト9が装着されている。この旋回機体3の後面側は、
図1および図4に示すように、略旋回軸心Aを中心とす
る円弧状に形成されると共に、旋回したときにこの機体
後面が描く旋回軌跡円は走行装置2の左右幅内に収めら
れている。また、旋回機体3の左右幅は前記機体後面が
描く旋回軌跡円の直径より幅狭に形成されている。
【0007】図1および図2に示すように、旋回機体3
後部の、本体部8とウェイト9との間は上方に開口状と
され、この開口部10はボンネット11により閉塞状と
され、また本体部8の内部は機器類が収容可能なように
中空状とされている。旋回機体3上の前部左側には、走
行装置2、旋回機体3、掘削装置4に備えられた油圧機
器操作用のレバー、ペダル等を備えた操縦装置12が設
けられ、この操縦装置12下方の旋回機体3内には各油
圧機器を制御する制御弁13が配置されている。また、
操縦装置12後方のボンネット11上には運転席14が
設けられ、このボンネット11上面の運転席14が設け
られるところは、安定感をだすために、上方から凹設さ
れた凹部15とされている。さらに、操縦装置12とボ
ンネット11との間は、左右どちらからでも乗降できる
と共に左右方向に通過可能な通路状に形成されている。
【0008】ボンネット11内には、エンジン16、ラ
ジエータ17、前記エンジン16により駆動される油圧
ポンプ18、エンジン16用の燃料タンク19、各油圧
機器用の作動油タンク20等が収容されている。前記エ
ンジン16は旋回機体3の左右方向中央部に横置き配置
されていて、エンジン16のクランク軸心Dが旋回機体
3の左右方向に略一致されている。このエンジン16の
右側方にラジエータ17が配置され、エンジン16の左
側に油圧ポンプ18が配置されて取付固定されている。
油圧ポンプ18の上方にはマフラ21が前後方向に配置
され、油圧ポンプ18の下方には前後方向に長く形成さ
れた燃料タンク19が配置され、エンジン16の後方下
部側には作動油タンク20が配置されている。
【0009】前記作動油タンク20はウェイト9に上方
から凹設することにより一体形成されており、左右方向
横長に形成され、この作動油タンク20の上端開口を閉
塞する蓋体20aの左側には、補助タンク22が設けら
れている。また、この補助タンク22の左側にはバッテ
リ23が配置固定されている。また、エンジン16の上
部右側後方には、エアクリーナ24が左右方向に配置さ
れ、このエアクリーナ24の吸気ホース25は、該エア
クリーナ24からエンジン16上部の左側を迂回してエ
ンジン16の前方側に延設されると共に、エンジン16
上部前方を右方に向けて延設され、ラジエータ17の前
側で下方に向けて該ラジエータ17の下方側まで延設さ
れている。
【0010】前記ラジエータ17は、図6に示すよう
に、ボンネット11の右側側面に形成された、多数の小
孔から構成される排風口27に対面して配置され、ま
た、エンジン16の右側には、該エンジン16によって
回転駆動されるファン26が取付けられ、このファン2
6によって起風される冷却風は、右方すなわちラジエー
タ17に向けて送風され、ラジエータ17のコアを通っ
て排風口27から排出されるようになっている。また、
ラジエータ17の下方側の、旋回機体3の下面は開口状
とされていて、冷却空気の取入れ口28とされており、
この取入れ口28からエアクリーナ24への吸気も行わ
れる。
【0011】なお、ラジエータ17のコアを通った冷却
風がラジエータ17の左方にもどらないように、ラジエ
ータ17の上面および前後面とボンネット11内面との
間、ラジエータ17の右側下端縁と開口部10の右側縁
部との間はシール材によって閉塞状とされる。また、前
記ボンネット11は後下部がウェイト9に左右軸廻りに
回動自在に枢着されていて、図3に仮想線で示すよう
に、後方側に回動させてボンネット11内を点検できる
ようになっている。
【0012】エンジン16の右側前方の旋回機体3内に
は、該旋回機体3旋回用の油圧モータM2が配置されて
いる。図1および図5に示すように、旋回機体3内の右
側前部には上下一対の支持ブラケット29が配置されて
旋回機体3に固定され、この支持ブラケット29の前端
部は旋回機体3前面に形成された開口30から突出され
ると共に、この前端部に支軸31を介して揺動ブラケッ
ト32が上下軸廻りに回動自在に枢着されている。この
揺動ブラケット32の右部には、ラジエータ17下方の
旋回機体3内に配置されたスイングシリンダ33のピス
トンロッド33aが上下軸廻りに回動自在に枢着されて
おり、該スイングシリンダ33のピストンロッド33a
の出退によって揺動ブラケット32が支軸31廻りに左
右に揺動される。
【0013】前記掘削装置4は、基部が揺動ブラケット
32に左右軸廻りに揺動自在に枢着されたブーム34
と、このブーム34の先端側に左右軸廻りに揺動自在に
枢着されたアーム35と、アーム35の先端側にスクイ
・ダンプ自在に取付けられたバケット36とを備えてな
る。ブーム34は、揺動ブラケット32とブーム34の
中途部との間に設けられたブームシリンダ37によって
揺動動作され、アーム35は、ブーム32の中途部とア
ーム35の基部との間に設けられたアームシリンダ38
によって揺動動作され、バケット36は、アーム35の
基部とバケット36の取付部との間に設けられたバケッ
トシリンダ39によってスクイ・ダンプ動作される。
【0014】前記バックホー1にはキャノピ40が着脱
自在に装着され、このキャノピ40の支柱はウェイト9
の左右側部に取付固定される。なお、前記実施の形態で
は、掘削装置4が旋回機体3の右側前部に取付けられ、
燃料タンク19が旋回機体3の後部左側に配置され、作
動油タンク20が旋回機体3の後部に左右方向に亘って
配置されているので、前後の重量バランスがよい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、走行装置2上に旋回機
体3を上下方向の旋回軸心A廻りに回動自在に支持し、
この旋回機体3の後部に設けたボンネット11の左右一
側壁に形成した排風口27にコアの一側面が対向するよ
うにラジエータ17を配置すると共に、このラジエータ
17のコアの他側面側にラジエータ17に冷却風を送る
ファン26を備えたエンジン16を配置した作業機にお
いて、前記ラジエータ17の下方側の旋回機体3の下面
を開口状として冷却空気の取入れ口28として、ラジエ
ータ17の下方から取入れた冷却風をラジエータ17に
通すので、冷却効率の向上が図れるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】旋回機体の平面図である。
【図2】旋回機体の左側面図である。
【図3】バックホーの全体側面図である。
【図4】バックホーの平面図である。
【図5】旋回機体の右側面図である。
【図6】旋回機体の全体右側面図である。
【符号の説明】
2 走行装置 3 旋回機体 11 ボンネット 16 エンジン 17 ラジエータ 26 ファン 27 排風口 28 取入れ口 A 旋回軸心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−81367(JP,A) 実開 平4−49768(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/00 F01P 11/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置(2)上に旋回機体(3)を上
    下方向の旋回軸心(A)廻りに回動自在に支持し、この
    旋回機体(3)の後部に設けたボンネット(11)の左
    右一側壁に形成した排風口(27)にコアの一側面が対
    向するようにラジエータ(17)を配置すると共に、こ
    のラジエータ(17)のコアの他側面側にラジエータ
    (17)に冷却風を送るファン(26)を備えたエンジ
    ン(16)を配置し、このエンジン(16)の上方に運
    転席(14)を配置し、前記ラジエータ(17)の下方
    側の旋回機体(3)の下面を開口状として冷却空気の取
    入れ口(28)としたことを特徴とする作業機。
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