JPH09287169A - 旋回作業機 - Google Patents

旋回作業機

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Publication number
JPH09287169A
JPH09287169A JP10279196A JP10279196A JPH09287169A JP H09287169 A JPH09287169 A JP H09287169A JP 10279196 A JP10279196 A JP 10279196A JP 10279196 A JP10279196 A JP 10279196A JP H09287169 A JPH09287169 A JP H09287169A
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JP
Japan
Prior art keywords
swivel
turn table
traveling device
oil tank
traveling
Prior art date
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Pending
Application number
JP10279196A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Adachi
忠夫 足立
Kazuhiko Tsuji
和彦 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回台上のスペースを広くして、旋回台上の
エンジンルームを広く取れるようにすると共に、作業機
の操作性を良くし、また旋回台上での視界も広くなるよ
うにする。 【解決手段】 走行装置5上に旋回台4を備え、該旋回
台4上に運転者用の座席部9が設けられた旋回作業機に
おいて、走行装置5にオイルタンク71が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の旋
回作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のバックホー等の旋回作業機には、
走行装置上に旋回台を備え、該旋回台上に運転者用の座
席部が設けられたものがあるが、この種の従来の旋回作
業機ではオイルタンクを旋回台上に設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来ではオイ
ルタンクによって旋回台上のスペースが狭くなり、この
ため旋回台上に配置されるエンジンの搭載場所が限定さ
れる。また、作業機の操作部やステップ部が狭く操作性
が悪くなった。さらに、オイルタンクで視界が限定され
るという問題があった。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑み、旋回台上
のスペースを広くして、旋回台上のエンジンルームを広
く取れるようにすると共に、作業機の操作性を良くし、
また旋回台上での視界も広くなるようにしたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の第一の技術的手段は、走行装置5上に旋回台
4を備え、該旋回台4上に運転者用の座席部9が設けら
れた旋回作業機において、走行装置5にオイルタンク7
1が設けられている点にある。
【0006】本発明の第二の技術的手段は、スイベルジ
ョイント77が、前記走行装置5と旋回台4との間に、
旋回台4の旋回中心Zに一致するように設けられ、前記
オイルタンク71と旋回台4側の油圧機器とが前記スイ
ベルジョイント77を介して連結されている点にある。
従って、旋回台4上のスペースが広くなる。また、走行
装置5側にオイルタンク71と旋回台4側の油圧機器と
の間に作動油をスムーズに流通させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図面は本発明の一実施の形態を示
し、図4〜6に示す全体図において、旋回作業機(バッ
クホー)1は走行装置5上に旋回台4を支持し、該旋回
台4の前部に掘削装置3を備えて構成されている。旋回
台4は走行装置5上で図2に示す縦軸方向の旋回中心Z
廻りに旋回可能となっており、その上部には、座席部
9、操作部8等よりなる運転部7を備え、該座席部9の
上方には支柱10を介して日除け部11が備えられてい
る。また、走行装置5の前部には、ドーザ装置6を備え
ている。
【0008】前記掘削装置3は、旋回台4の前部に左右
揺動自在に取り付けた揺動ブラケット26と、ブームシ
リンダ28の伸縮動作によって上下揺動可能に前記ブラ
ケット26に取り付けたブーム27と、アームシリンダ
30の伸縮動作によって前後揺動可能にブーム27の先
端部に取り付けたアーム29と、バケットシリンダ32
の伸縮動作によって掻き込み揺動可能にアーム29の先
端部に取り付けたバケット31等よりなる。
【0009】図6に示すように、旋回台4の後部にはエ
ンジン19、ラジエーター20、エンジン19によって
駆動される油圧ポンプ21等を配置してその後上方及び
後方が開閉可能な後部カバー13により覆われている。
また、旋回台4には燃料タンク22が配置され、該燃料
タンク22は保護カバー23により覆われている。前記
後部カバー13は、旋回台4の左右方向の幅に渡って略
門型に形成された固定フレームにヒンジ16等を介して
支持されており、該固定フレームの上方及び左右側方は
該固定カバー15により覆われている。
【0010】前記座席部9は、旋回台4の左右方向に関
して若干左側に偏心して配置されており、前記固定カバ
ー15及び後部カバー13の上面に形成した凹陥部18
に嵌め込まれるように搭載されている。前記旋回台4
は、その下部に図2に示す平板状の基板35を備え、該
基板35の外周が下カバー37、ウエイト38により囲
繞され、該下カバー37及びウエイト38の上部に前記
後部カバー13及び固定カバー15等を設けることでそ
の外形を成すようにしており、その外形は、旋回台4の
左右側部及び前部を平面状とし、後部円弧状に形成して
いる。
【0011】図1及び図2に示すように、基板35上に
は前部に掘削装置3を枢支する枢支部39を備え、該枢
支部39より後方へ左右二股状に延設された支持フレー
ム40が設けられ、基板35の略中央には旋回台4の旋
回中心Zを中心とする取付孔41が穿設され、該取付孔
41の近傍には油圧モーター42を配置している。走行
装置5は、図1〜図3に示すように、旋回台4を旋回可
能に支持する支持台51を有する走行機体52と、該走
行機体52に左右方向に位置変更自在に備えた左右走行
体53とを有している。
【0012】前記左右の走行体53は、夫々車輪フレー
ム55を備え、該車輪フレーム55の前部には従動輪5
6が設けられ、後部には油圧モーターにより回転駆動可
能となる駆動輪57が設けられ、下部には複数の転動輪
が設けられている。そして、前記従動輪56、駆動輪5
7及び転動輪に無端状の履帯58を巻回してクローラ走
行体を形成している。
【0013】前記走行機体52は、下板61及び上板6
2と、これら下板61及び上板62との間に設けられた
前板63、一対の側板64、後板65とを箱形に備え、
下板61の左右両端部が左右の車輪フレーム55の下部
に夫々連結され、上板62の左右両端が連結板66を介
して左右の車輪フレーム55の上部に連結されている。
上板62に前記支持台51が固設され、支持台51に基
板35を介して旋回台4が図2に示す縦軸方向の旋回中
心Z廻りに旋回可能に支持されている。
【0014】支持台51には前記旋回中心Zを中心とす
る内歯ギヤ67が設けられ、この内歯ギヤ67に油圧モ
ーター42のギヤが噛合されており、油圧モーター42
の駆動によって走行機体52乃至支持台51に対して旋
回台4が旋回中心Z廻りに旋回されるようになってい
る。走行機体52の前部にブラケット68が設けられ、
ブラケット68に前記ドーザ装置6を上下揺動させるた
めのドーザシリンダ69が取り付けられている。
【0015】走行機体52の後方にオイルタンク71が
設けられている。このオイルタンク71は旋回台4の下
方に位置するように走行機体52に取り付けられてい
る。オイルタンク71の給油口72はタンク上面の後部
右端部に設けられており、通常は給油口72の上方が旋
回台4によって覆われており、旋回台4が掘削装置3が
後方を向くように180°近く旋回台4が旋回したと
き、給油口72に対して旋回台4が外れて外部に露出す
るようになっている。
【0016】前記走行機体52の下板61及び上板62
に夫々開口部73,74が設けられ、これら開口部7
3,74を上下に貫通するようにスイベルジョイント7
7が設けられている。このスイベルジョイント77は、
旋回台4側の油圧原動力を走行装置5側に伝達するため
のもので、図7及び図8に示すように外筒体79と、こ
の外筒体79内に回動自在に挿通された内筒体80とを
備え、外筒体79は取付板81を介して旋回台4の基板
35に固着され、内筒体80は取付部材82を介して走
行機体52の下板61に固着されている。
【0017】図7及び図8に示すように、内筒体80に
は、旋回台4側に設けた油圧ポンプ21への吸い込み用
の油路85と、ドレン用の油路86と、ドーザ上げ用の
油路87と、ドーザ下げ用の油路88と、左走行体53
後進用の油路89と、右走行体53後進用の油路90
と、左走行体53前進用の油路91と、右走行体53後
進用の油路92と、増速用の油路93とが設けられてい
る。
【0018】吸い込み用の油路85の上端は旋回台4側
の油圧ポンプ21に接続され、吸い込み用の油路85の
下端は走行装置5側のオイルタンク71に接続されてお
り、オイルタンク71内の作動油をサクションフィルタ
95を介して吸い込んで吸い込み用の油路85を通して
旋回台4側の油圧ポンプ21に供給するようになってい
る。ドレン用の油路86の上端は旋回台4側の油圧機器
に接続され、ドレン用の油路86の下端は走行装置5側
のオイルタンク71に接続されており、旋回台4側の油
圧機器からの作動油をドレン用の油路86を通してリタ
ーンフィルタ96を介してオイルタンク71内に戻すよ
うになっている。
【0019】ドーザ上げ用の油路87の上端は旋回台4
側の油圧ポンプ21に接続され、ドーザ上げ用の油路8
7の下端は走行装置5側のドーザシリンダ69に接続さ
れる。ドーザ下げ用の油路88の上端は旋回台4側の油
圧ポンプ21に接続され、ドーザ下げ用の油路88の下
端は走行装置5側のドーザシリンダ69に接続される。
左走行体53後進用の油路89の上端は旋回台4側の油
圧ポンプ21に接続され、左走行体53後進用の油路8
9の下端は走行装置5側の左車輪フレーム55の駆動輪
57を回転駆動する油圧モーターに接続される。右走行
体53後進用の油路90の上端は旋回台4側の油圧ポン
プ21に接続され、右走行体53後進用の油路90の下
端は走行装置5側の右車輪フレーム55の駆動輪57を
回転駆動する油圧モーターに接続される。左走行体53
前進用の油路91の上端は旋回台4側の油圧ポンプ21
に接続され、左走行体53前進用の油路91の下端は走
行装置5側の左車輪フレーム55の駆動輪57を回転駆
動する油圧モーターに接続される。右走行体53後進用
の油路92の上端は旋回台4側の油圧ポンプ21に接続
され、右走行体53後進用の油路92の下端は走行装置
5側の右車輪フレーム55の駆動輪57を回転駆動する
油圧モーターに接続される。増速用の油路93の上端は
旋回台4側の油圧ポンプ21に接続され、増速用の油路
93の下端は走行装置5側の左右車輪フレーム55の駆
動輪57を回転駆動する油圧モーターに接続される。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、走行装置5にオイルタ
ンク71が設けられているので、旋回台4上のスペース
が広くなり、このため旋回台4上のエンジンルームを広
く取ることができる。また、作業機の操作部やステップ
部が広くなり、旋回台4上での作業機の操作性も良くな
るし、旋回台4上での視界も広くなる。
【0021】また、スイベルジョイント77が、走行装
置5と旋回台4との間に、旋回台4の旋回中心Zに一致
するように設けられ、前記オイルタンク71と旋回台4
側の油圧機器とが前記スイベルジョイント77を介して
連結されているので、旋回台4が走行装置5に対して旋
回されるにも拘らず、走行装置5側にオイルタンク71
と旋回台4側の油圧機器との間で作動油をスムーズに流
通させることができ、作業上の不都合もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す平面図である。
【図2】同側面断面図である。
【図3】同背面図である。
【図4】同旋回作業機の全体側面図である。
【図5】同旋回作業機の全体背面図である。
【図6】同旋回作業機の全体平面図である。
【図7】同スイベルジョイントの側面断面図である。
【図8】同スイベルジョイントの平面図である。
【符号の説明】
1 旋回作業機 4 旋回台 5 走行装置 9 座席部 71 オイルタンク 77 スイベルジョイント

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置(5)上に旋回台(4)を備
    え、該旋回台(4)上に運転者用の座席部(9)が設け
    られた旋回作業機において、 走行装置(5)にオイルタンク(71)が設けられてい
    ることを特徴とする旋回作業機。
  2. 【請求項2】 スイベルジョイント(77)が、前記走
    行装置(5)と旋回台(4)との間に、旋回台(4)の
    旋回中心Zに一致するように設けられ、前記オイルタン
    ク(71)と旋回台(4)側の油圧機器とが前記スイベ
    ルジョイント(77)を介して連結されていることを特
    徴とする請求項1に記載の旋回作業機。
JP10279196A 1996-04-24 1996-04-24 旋回作業機 Pending JPH09287169A (ja)

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JP10279196A JPH09287169A (ja) 1996-04-24 1996-04-24 旋回作業機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4177404A1 (en) * 2021-11-03 2023-05-10 J.C. Bamford Excavators Limited A working machine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4177404A1 (en) * 2021-11-03 2023-05-10 J.C. Bamford Excavators Limited A working machine
GB2616818A (en) * 2021-11-03 2023-09-27 Bamford Excavators Ltd A working machine

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